JP2009217641A - 香りサービス提供システム、香りサービス管理装置、香り発生装置、香り発生制御装置、香りサービス提供方法、及びプログラム - Google Patents

香りサービス提供システム、香りサービス管理装置、香り発生装置、香り発生制御装置、香りサービス提供方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末に配信された情報に基づき、店舗等に設置された香り発生装置から香りを発生させる。
【解決手段】香りサービス管理装置と香り発生装置とが接続されたシステムにおいて、前記香りサービス管理装置は、端末装置から、香り発生装置識別情報と、香りサービス名とを含む香りサービス提供要求を受信し、前記香りサービス提供要求に対応するサービス識別情報を前記端末装置に送信し、前記サービス識別情報と当該サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報とを含む情報を、香り発生装置に送信し、前記香り発生装置は、前記香りサービス管理装置から受信した前記サービス識別情報と前記香りコンテンツ情報とを設定情報格納手段に格納し、前記端末装置から、前記サービス識別情報を受信し、前記サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報を前記設定情報格納手段から取得し、当該香りコンテンツ情報に対応した香りを発生させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザの携帯電話機等に配信された配信情報に基づき、リアル空間にある店舗や商業施設等に設置された香り発生装置から香り等のコンテンツを出力させる香りサービスに関するものである。
近年、携帯電話機の多機能化、高機能化に伴い、携帯電話機のメール機能やブラウザ機能、カメラ機能、テレビ受信機能などを活用したダイレクトマーケティングが盛んに行われるようになってきている。そのようなダイレクトマーケティングの手法として、例えばQRコードを用いた手法がある。この手法では、例えば広告チラシ等の媒体上にQRコードをプリントし、ユーザ(顧客)が携帯電話機を用いてQRコードを読み取ることにより、ユーザを企業サイトに誘引したりする。
他方、マーケティングの世界では、ビジュアル(視覚)情報や音声情報とともに香り(嗅覚)情報を組み合わせて顧客の五感(感性)に訴えるブランディングやセールスプロモーションの手法に期待が集まり、様々な試みがなされている。そのような試みの一つとして、音や映像とともに香りを発生させる香るデジタルサイネージ等がある。
その背景には、最近の脳神経科学の進歩により、ヒトの嗅覚情報認知経路が、視聴覚情報とは異なり、感覚器官(嗅細胞)から情動や記憶を司る大脳辺縁系に、大脳皮質を経由せず直接届くことがわかり、企業ブランドや商品のイメージを楽しい体験とともに消費者に記憶してもらうツールとして「香り」が有効であることが科学的に解明されつつあるという事実がある。
なお、本願に関連する先行技術文献として、特許文献1がある。
特開2006−201995号公報
上記のような背景がある一方、携帯電話機に内蔵されている液晶ディスプレイやスピーカーに比べて、香りのディスプレイ(香り発生装置)はまだほとんど普及していないため、携帯電話機を活用したマーケティングの一環として、「香り」を多数の顧客に提示することは事実上不可能であるのが現状である。
そのため、今後の新しい五感マーケティングの有力な手法として、リアル空間にある店舗や商業施設等に香り発生装置を備えたディスプレイを設置しておき、ユーザの携帯電話機に配信された配信情報に基づき、そのディスプレイから特定の香りが映像や音楽とともに提示されるような仕組みが求められてくると考えられる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザの携帯端末に配信された配信情報に基づき、店舗等に設置された香り発生装置から香りを発生させる技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、香りサービス管理装置と香り発生装置とが通信ネットワークを介して接続された香りサービス提供システムであって、前記香りサービス管理装置は、前記通信ネットワークを介して前記香りサービス管理装置に接続された端末装置から、前記香り発生装置を識別するための香り発生装置識別情報と、香りサービスの内容を指定する情報とを含む香りサービス提供要求を受信する香りサービス提供要求受信手段と、前記香りサービス提供要求に対応するサービス識別情報を、前記端末装置に送信するサービス識別情報送信手段と、前記サービス識別情報と、当該サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報とを含む情報を、前記香り発生装置識別情報に対応する前記香り発生装置に送信する香りコンテンツ情報送信手段と、を備え、前記香り発生装置は、前記香りサービス管理装置から受信した前記サービス識別情報と前記香りコンテンツ情報とを設定情報格納手段に格納する香りコンテンツ情報設定手段と、前記端末装置から、前記サービス識別情報を含む香りコンテンツ再生要求を受信する香りコンテンツ再生要求受信手段と、前記香りコンテンツ再生要求に含まれる前記サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報を、前記設定情報格納手段から取得し、当該香りコンテンツ情報に対応した香りを発生させる香りコンテンツ再生手段と、を備えたことを特徴とする香りサービス提供システムとして構成される。
前記香りサービス提供要求は、前記端末装置を識別するための端末装置識別情報を更に含み、前記香りサービス管理装置は、前記香り発生装置識別情報と、前記端末装置識別情報と、前記サービス識別情報とを対応付けて格納する登録情報格納手段を更に備え、前記香り発生装置は、前記香りコンテンツ再生手段により香りを発生させた後に、前記サービス識別情報を含む香りサービス提供完了通知を前記香りサービス管理装置に送信し、当該香りサービス管理装置は、前記サービス識別情報に基づき、香りサービスの提供が済んだことを示す情報を前記端末装置識別情報に対応付けて前記登録情報格納手段に記録することとしてもよい。
また、前記香りコンテンツ情報は、香りを発生させるための香り指示情報に加えて、映像コンテンツ又は音声コンテンツを含み、前記香りコンテンツ再生手段は、香りに加えて、映像又は音声を発生することとしてもよい。
また、本発明は、前記香りサービス管理装置、前記香り発生装置として構成することもできる。
また、本発明は、香りサービス管理装置と香り発生制御装置とが通信ネットワークを介して接続された香りサービス提供システムにおいて使用される前記香り発生制御装置であって、前記香りサービス管理装置から、サービス識別情報と、当該サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報とを含む情報を受信する設定情報受信手段と、前記香りサービス管理装置から受信した前記サービス識別情報と前記香りコンテンツ情報とを格納する設定情報格納手段と、端末装置から、前記サービス識別情報を含む香りコンテンツ再生要求を受信する香りコンテンツ再生要求受信手段と、前記香りコンテンツ再生要求に含まれる前記サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報を、前記設定情報格納手段から取得し、当該香りコンテンツ情報を、前記香り発生制御装置に接続された香りコンテンツ再生手段に送信する香りコンテンツ情報送信手段と、を備えたことを特徴とする香り発生制御装置として構成してもよい。
更に本発明は、コンピュータを香りサービス管理装置として機能させるプログラム、及びコンピュータを香り発生制御装置として機能させるプログラムとして構成することもできる。
本発明によれば、ユーザの携帯端末に配信された配信情報に基づき、店舗等に設置された香り発生装置から香りを発生させる技術を提供でき、今後の新しいマーケティングの有力な手法を提供できる。
また、香り発生装置が香りサービス提供完了通知を香りサービス管理装置に送信することにより、当該香りサービス管理装置が、香りサービスの提供が済んだことを示す情報を端末装置識別情報に対応付けて記録する機能を設けた場合には、ユーザが実際に店舗に来店してサービスを受けたかどうかを示すログを残すことができる。そのログは、例えばユーザ情報とともに用いることにより、マーケティングに活用できる。
また、香りコンテンツ情報に、香りを発生させるための香り指示情報に加えて、映像コンテンツ又は音声コンテンツ、もしくはその両方を含ませ、香りコンテンツ再生手段は、香りに加えて、映像又は音声、もしくはその両方を発生することとした場合には、香りのみの場合よりもユーザに対してより大きなメッセージを伝えることができ、より効果的なセールスプロモーション等を実現できる。
<第1の実施の形態>
まず、本発明の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。
(システム構成)
図1は、第1の実施の形態における香りサービス提供システムの全体構成を示す図である。図1に示すように、本実施の形態における香りサービス提供システムは、香りサービス管理装置1、香り発生装置2、及び携帯端末3を備え、それらがインターネット等の通信ネットワーク4に接続されている。通信ネットワーク4は、携帯電話網等の無線ネットワークを含み、携帯端末3は、当該無線ネットワークに接続されている。
香りサービス管理装置1は、本香りサービス提供システムに係る香りサービスの運営者側に設置されるサーバ装置である。香り発生装置2は、本実施の形態では例えばカラオケ店やレストラン等の店舗に設置される装置である。また、携帯端末3は、香りサービスの提供を受けるユーザが保持する携帯電話機等の通信機能を有する端末である。本システムの動作の概要は次のとおりである。
この香りサービス提供システムでは、まず、ユーザにより携帯端末3から香りサービス管理装置1に対して、どの店舗のどの香りサービスをいつ受けるか(提供予定時期)の登録がなされる(ステップ1)。そして、携帯端末3は、確認応答として香りサービス管理装置1から、ユーザが受けることを希望した香りサービスに対応するサービスIDを受信し、それを携帯端末3内の記憶手段に格納しておく(ステップ2)。
一方、香りサービスの登録を行った香りサービス管理装置1は、例えば当該香りサービスの提供予定時期から予め定めた時間だけ前の時刻になったときに、登録された香りサービスを提供するための香りコンテンツ情報(第1の実施の形態では香り指示情報である)を香り発生装置2に送信し、香り発生装置2はその情報を設定情報として記憶手段に格納する(ステップ3)。
そして、携帯端末3のユーザが、香り発生装置2が設置してある店舗を訪れ、香り発生装置2に対して携帯端末3から香りコンテンツ再生要求(サービスIDを含む)を送信する(ステップ4)。香り発生装置2は、受信した香りコンテンツ再生要求に基づき、ステップ3で格納しておいた香り指示情報を記憶手段から読み出し、その香り指示情報に対応した香りを発生させる(ステップ5)。香り発生は、例えば予め定めた時間長だけ行われる。もしくは、その発生時間長をサービスの指定とともにユーザが指定できるようにしてもよい。
香り発生装置2は、香り発生を終了すると、香りサービス提供完了通知(サービスIDを含む)を香りサービス管理装置1に送信する(ステップ6)。香りサービス提供完了通知を受信した香りサービス管理装置1は、携帯端末3のユーザに対する香りサービスの提供が完了したことを把握し、その旨を記録(ログ)に残す。また、必要に応じてそのユーザに対する香りサービス提供に係る課金を行う。
(装置構成)
次に、図1に示す香りサービス提供システムを構成する各装置の装置構成について説明する。
図2は、香りサービス管理装置1の機能構成図である。図2に示すとおり、香りサービス管理装置1は、ネットワーク通信部11、サービス提示部12、サービス登録部13、サービス設定部14、ログ記録部15、及びデータ格納部16を有する。
ネットワーク通信部11は、通信ネットワーク4を介して他の装置と通信を行うための機能部である。サービス提示部12は、携帯端末3からサービス提示要求を受信し、提供可能な香りサービスの内容(例えば香りサービスの名前、香りのイメージの説明等、以下、香りサービス名とする)を示す画面情報を携帯端末3に送信する機能部である。サービス登録部13は、携帯端末3に表示される香りサービスの情報の中からユーザが選択した香りサービスに関する情報(店舗ID、香りサービス名等)と、携帯端末3の端末IDを受信し、データ格納部16における香りサービス登録テーブルに格納する機能部である。また、サービス登録部13は、サービスIDを発行し、携帯端末3に送信するとともに、サービスIDと香りコンテンツ情報をサービス登録テーブルに格納する機能も有する。
サービス設定部14は、香りサービスのサービス提供予定時期の予め定めた時間だけ前になると、その香りサービス提供のための香りコンテンツ情報等を、その香りサービスが提供される店舗の香り発生装置14に送信する機能部である。
ログ記録部15は、香り発生装置2から香りサービス提供完了通知を受信し、当該香りサービスが提供済みであることをデータ格納部16に記録する機能部である。また、ログ記録部15はユーザに対する課金機能を備えることとしてもよい。
データ格納部16は、処理に用いる種々のデータを格納するとともに、香りサービス情報テーブル、香りサービス登録テーブル、ユーザ情報テーブルを格納する機能部である。
図3に、データ格納部16が格納する香りサービス情報テーブルの構成例を示す。図3に示すように、香りサービス情報テーブルは、店舗ID、サービス名、香りコンテンツ情報、提供期間を対応付けて格納するテーブルである。店舗IDは、香り発生装置2が設置された店舗を識別するためのIDである。
なお、店舗に1台づつ香り発生装置が設置される場合、店舗に複数の香り発生装置が設置される場合、店舗に1つの香り発生制御装置が置かれ、店舗内で香り発生制御装置に複数の香り発生装置が接続される場合等があるが、本実施の形態では、特に断らない限り、店舗に1つの香り発生装置が設置され、店舗IDにより香り発生装置を一意に識別できるものとする。つまり、店舗IDは、香り発生装置の識別情報でもある。
なお、1店舗の中に香り発生装置を複数台設置する場合には、店舗IDに代えて、香り発生装置を一意に識別するための香り発生装置IDを用いればよい。
香りコンテンツ情報は、サービス名に対応付けられる情報であり、本実施の形態では、香り指示情報である。香り指示情報とは、香りの種類を識別するための情報(例えば香りレシピを識別する情報)であり、香り発生装置2は香り指示情報を受信することにより、その香り指示情報に対応した香りを発生することができるものとする。
また、提供期間は、対応する香りを当該店舗において提供できる期間である。例えば、各店舗において、香り発生装置2における香り発生の基となる香料カートリッジ(複数の香料容器を含むカートリッジ)の種類を季節の変わり目等に交換することが考えられる。従って、サービスとして提供しようとする香りがいつまで提供可能かをユーザに提示するために提供期間の情報を設けている。ユーザはこの提供期間を見て、香りサービスの選択や、店舗を訪れる時期の決定を行うことができる。
香りサービス情報テーブルのデータは、本システムに係る香り提供サービスを利用する店舗から登録されるデータである。例えば、店舗において香料カートリッジを交換するタイミングで新たな香りサービスの情報を登録することが考えられる。
図4に、携帯端末3からの香りサービス登録要求に基づき設定される香りサービス登録テーブルの構成例を示す。図4に示すように、香りサービス登録テーブルは、端末ID、店舗ID、サービスID、香りコンテンツ情報、来店予定時期、提供済フラグを対応付けて保持するテーブルである。端末IDは、ユーザの携帯端末3を識別するための情報であり、例えば携帯電話番号やユーザIDである。サービスIDは、ユーザが希望した香りサービスを識別するためのIDである。来店予定時期は、ユーザの携帯端末3から香りサービスの登録がなされるときに、ユーザから指定される来店予定時期である。この来店予定時期は、時間単位に細かく指定してもよいし、日単位で指定することとしてもよい。
提供済フラグの欄は、対応する携帯端末3を所持するユーザが店舗に来店し、香りサービスの提供が完了し、香りサービス管理装置1が香りサービス提供完了通知を受信した場合に、香りサービス提供済みであることを示す情報("済")が記録される欄である。
図5に、ユーザ情報テーブルの例を示す。図5に示すように、ユーザ情報テーブルは、端末IDに対応付けてユーザ情報が記録される。ユーザ情報は、ユーザのアカウント情報、課金情報等である。
香りサービス管理装置1は、CPU、記憶装置、通信用装置等を備えるコンピュータに、本実施の形態における処理を実行するためのプログラムを実行させることにより実現できる。当該プログラムは、可搬メモリ等の記憶媒体に格納することができ、当該記憶媒体からコンピュータにプログラムをインストールすることにより香りサービス管理装置1を構成できる。また、当該プログラムは通信ネットワーク上のサーバからダウンロードすることとしてもよい。
また、香りサービス管理装置1は、通信ネットワークを介して香りサービス管理装置1に接続された端末装置から、香り発生装置を識別するための香り発生装置識別情報と、香りサービスの内容を指定する情報とを含む香りサービス提供要求を受信する香りサービス提供要求受信手段と、前記香りサービス提供要求に対応するサービス識別情報を、前記端末装置に送信するサービス識別情報送信手段と、前記サービス識別情報と、当該サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報とを含む情報を、前記香り発生装置識別情報に対応する前記香り発生装置に送信する香りコンテンツ情報送信手段とを備える装置として構成することもできる。
次に、各店舗に設置される香り発生装置2の機能構成の例を図6に示す。図6に示すように、香り発生装置2は、香りコンテンツ情報に基づき実際に香りを発生させる香り発生部21と、外部との通信を行うことにより香り発生を制御する香り発生制御部22とを有する。香り発生部21は、複数種類の香料を保持し、外部から受信する香り指示情報に対応した香り(複数種類の香りが配合された香り)を発生する機能部である。
香り発生制御部22は、ネットワーク通信部23、端末通信部24、香りサービス設定部25、提供判定部26、香り発生指示部27、完了通知部28、データ格納部29を有する。ネットワーク通信部23は、通信ネットワーク4を介して香りサービス管理装置1と通信を行うための機能部である。端末通信部24は、赤外線やBluetooth等の無線、非接触型インタフェース、接触型インタフェース等により携帯端末3と通信を行うための機能部である。
香りサービス設定部25は、香りサービス管理装置1から受信する香りサービス設定要求に係る香りサービス情報をデータ格納部29における香りサービス設定情報テーブルに格納する機能部である。提供判定部26は、携帯端末3から受信する香りコンテンツ再生要求に基づきデータ格納部29に格納されたデータを検索し、要求に係るサービスを提供するか否かを判定し、提供すると判定した場合に、要求に対応する香り指示情報をデータ格納部29から取得し、それを香り発生指示部27に送信する機能部である。
香り発生指示部27は、提供判定部26から受信した香り指示情報を香り発生部21に送信することにより、香り発生を指示する機能部である。また、完了通知部28は、香りサービスの提供が完了した後に、香りサービス提供完了通知を香りサービス管理装置1に送信する機能部である。
データ格納部29は、処理における種々のデータを格納するとともに、香りサービス設定情報テーブルを格納する。図7に、香りサービス設定情報テーブルの構成例を示す。図7に示すように、香りサービス設定情報テーブルは、端末ID、サービスID、香りコンテンツ情報(香り指示情報)を対応付けて保持する。
香り発生装置2における香り発生制御部22は、CPU、記憶装置、通信用装置等を備えるコンピュータに、本実施の形態における処理を実行するためのプログラムを実行させることにより実現できる。当該プログラムは、可搬メモリ等の記憶媒体に格納することができ、当該記憶媒体からコンピュータにプログラムをインストールすることにより香り発生制御部22を構成できる。また、当該プログラムは通信ネットワーク上のサーバからダウンロードすることとしてもよい。
また、香り発生制御部22は、香りサービス管理装置1から、サービス識別情報と、当該サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報とを含む情報を受信する設定情報受信手段と、香りサービス管理装置1から受信した前記サービス識別情報と前記香りコンテンツ情報とを格納する設定情報格納手段と、端末装置から、前記サービス識別情報を含む香りコンテンツ再生要求を受信する香りコンテンツ再生要求受信手段と、前記香りコンテンツ再生要求に含まれる前記サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報を、前記設定情報格納手段から取得し、当該香りコンテンツ情報を、前記香り発生制御装置に接続された香りコンテンツ再生手段に送信する香りコンテンツ情報送信手段とを備えた装置として構成することもできる。
図6において、香り発生部21と、香り発生制御部22が離れていて、店舗内LAN等に接続されていてもよい。この場合でも、香り発生部21と、香り発生制御部22とを有する構成を香り発生装置2と呼ぶことにする。また、図8に示すように、1つの店舗内において、香り発生制御部22を1つのコンピュータで構成し、複数の香り発生部21を店舗内LAN等で香り発生制御部22に接続するようにしてもよい。この場合のコンピュータとしては、POS用のコンピュータ等の既存のコンピュータを使用することが可能である。また、この場合、香り発生制御部22を識別する店舗IDとともに、香り発生部21を識別するための個別IDが用いられ、香り発生制御部22は、香りサービス管理装置1から香りコンテンツ情報を受信するときに個別IDも受信し、設定情報として保持し、個別IDにより、香り発生を指示する先の香り発生部21を識別することになる。
携帯端末3は、少なくとも通信ネットワークを介して香りサービス管理装置1と通信を行う機能、香り発生装置2と無線等で通信を行う機能を備えたコンピュータ端末である。携帯端末3として、例えば携帯電話機を使用することができる。
(システムの動作)
次に、図1に示したシステムの動作を、図9に示すシーケンスチャートを参照して詳細に説明する。
まず、携帯端末3が香りサービス管理装置1にアクセスする(ステップ11)。香りサービス管理装置1のサービス提示部12は、香りサービス情報テーブルを参照することにより、店舗(店舗ID)毎の提供可能なサービス名と提供期間を取得し、これらの情報を含むWebページを携帯端末3に提供する(ステップ12)。
携帯端末3上に表示されたWebページを見たユーザが、希望の店舗における希望のサービスを選択し、来店予定時期を入力することにより、携帯端末3は、端末ID、選択された店舗の店舗ID(香り発生装置を識別する情報)、選択されたサービス名、及び来店予定時期を含む香りサービス登録要求を香りサービス管理装置1に送信する。(ステップ13)。
香りサービス登録要求を受信した香りサービス管理装置1のサービス登録部13は、この香りサービス登録要求に対応するサービスIDを発行するとともに、端末ID、店舗ID、サービスID、香りコンテンツ情報(本実施形態では香り指示情報)、及び来店予定時期を香りサービス登録テーブルに格納することによりサービス登録を行う(ステップ14)。なお、香りコンテンツ情報は、香りサービス登録要求に含まれるサービス名を用いて、香りサービス情報テーブルから取得できる。
そして、サービス登録部13は、香りサービス登録要求に対する応答として、サービスIDを携帯端末3に送信する(ステップ15)。携帯端末3はそのサービスIDを記憶手段(メモリ等)に格納しておく。
その後、香りサービス管理装置1のサービス設定部14は、香りサービス登録テーブルを参照することにより、例えばユーザの来店予定時期の前に、そのユーザに提供する香りサービスに関する香りサービス設定要求を、店舗IDに対応する店舗の香り発生装置2に送信する(ステップ16)。なお、香りサービス管理装置1は、店舗IDに対応する香り発生装置2のアドレスを保持しているものとする。この香りサービス設定要求には、端末ID、サービスID、香りコンテンツ情報が含まれる。
香りサービス設定要求を受信した香り発生装置2の香り発生制御部22では、香りサービス設定部25が香りサービス設定情報テーブルに端末ID、サービスID、香りコンテンツ情報を対応付けて格納する(ステップ17)。
その後、携帯端末3のユーザが、店舗を訪れたものとする。店舗に設置された香り発生装置2の近くにおいて、ユーザが携帯端末3に対して情報出力操作を行うことにより、端末IDとサービスIDを含む香りコンテンツ再生要求が香り発生装置3に送信される(ステップ18)。香り発生装置2における香り発生制御部22において、提供判定部26が、携帯端末3から受信した端末IDとサービスIDを用いて、香りサービス設定情報テーブルを検索することにより、当該端末IDとサービスIDが香りサービス設定情報テーブルに存在するかどうかを判定する(ステップ19)。これらが存在すれば、提供判定部26は、サービス提供可であると判定し、携帯端末3から受信した端末IDとサービスIDに対応する香りコンテンツ情報(香り指示情報)を香りサービス設定情報テーブルから取得し、それを香り発生指示部27に送信し、香り発生指示部27は香り指示情報を香り発生部21に送信する。なお、香りサービス設定情報テーブルに端末IDとサービスIDのうちのいずれかが存在しなければ、例えば香り発生制御部22は、サービス提供ができないことを示す情報を出力する。
香り指示情報を受信した香り発生部21は、香り指示情報に対応する香りを例えば予め定めた時間だけ発生させる(ステップ20)。
香り発生制御部22の完了通知部28は、香り指示情報が香り発生指示部27に送信されてから、香りサービス提供時間に対応する一定時間が経過した後に、端末IDとサービスIDとを含む香りサービス提供完了通知を香りサービス管理装置1に送信する(ステップ21)。
香りサービス提供完了通知を受信した香りサービス管理装置1のログ記録部15は、香りサービス登録テーブルにおいて、香りサービス提供完了通知に含まれる端末IDとサービスIDに対応する提供済フラグを"済"にする(ステップ22)。
上記の例では、香りサービス管理装置1から香り発生装置2に予め香りコンテンツ情報を送信し、香り発生装置2においてそれを保持しておくこととしているが、このような事前の設定を行わずに、店舗において携帯端末3から香り発生装置2に香りコンテンツ再生要求が送信される都度、香り発生装置2が香りサービス管理装置1に端末IDとサービスIDを送信し、香りサービス管理装置1がサービス提供可否を判定し、サービス提供可であれば、要求に対応する香り指示情報を香り発生装置2に送信することとしてもよい。
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、香りコンテンツ情報として香り指示情報を用いる例を説明した。第2の実施の形態では、香りコンテンツ情報として、映像データ、音声データ、香り指示情報、及び制御情報を含む複合コンテンツ情報を用いている。
ここでは、映像データ、音声データ(楽曲データ等)、香り指示情報を組み合わせた複合コンテンツにおける素材となるコンテンツを素材コンテンツと呼ぶ。また、複数の素材コンテンツを組み合わせたデータを複合コンテンツと呼び、複合コンテンツと制御情報(再生時間を指定するための制御情報等)とを含むデータを複合コンテンツ情報と呼ぶことにする。
複合コンテンツ情報のデータ構造の例を図10に示す。図10に示す複合コンテンツ情報の中の制御情報は、再生時間を指定するための制御情報等である。複合コンテンツ情報における"タイトル"は、複合コンテンツのタイトルであり、"説明"は、複合コンテンツがどのような意図で作成されたかを説明した説明である。また、映像素材名、音声素材名、香りの素材名はそれぞれ、映像データの名前、音声データの名前、香り指示情報の名前である。
この複合コンテンツ情報は、例えばコンピュータの記憶装置に格納される形式のファイルとして作成されるものである。例えば、複合コンテンツ情報は、香りサービス提供システムの運営者側において、様々な素材コンテンツの中からいくつかの素材コンテンツを選択し、それらを結合するとともに、更に、制御情報を作成し、その制御情報も結合することにより作成される。また、携帯端末3から素材コンテンツを選択し、制御情報を入力することにより、複合コンテンツ情報を作成することとしてもよい。
本実施の形態では、各店舗に、香り発生装置2に代えて複合コンテンツ再生装置5(なお、複合コンテンツ再生装置5も香りを発生させるものであるから、香り発生装置と称してもよい)が設置される。ここで、本実施の形態における複合コンテンツ再生装置5の機能構成について図11を参照して説明する。
図11に示すように、本実施の形態における複合コンテンツ再生装置5は、映像データに基づき映像を再生して映像を表示する映像出力部53と、音声データに基づき音を再生して音を出力する音出力部54と、香り指示情報に基づき香りを発生させる香り発生部51と、外部との通信を行うことにより複合コンテンツ再生を制御する複合コンテンツ再生制御部52とを有する。
複合コンテンツ再生制御部52(香り発生制御部でもある)は、ネットワーク通信部61、端末通信部62、香りサービス設定部63、提供判定部64、複合コンテンツ再生指示部65、完了通知部66、データ格納部67を有する。ネットワーク通信部61、端末通信部62、香りサービス設定部63、完了通知部66は第1の実施の形態において同一名称の機能部と同様の機能を有する。
提供判定部64は、携帯端末3から受信する香りコンテンツ再生要求に基づき、データ格納部67に格納された香りサービス設定情報テーブルのデータを検索し、要求に係る香りサービスを提供するか否かを判定し、提供すると判定した場合に、要求に係る複合コンテンツ情報を香りサービス設定情報テーブルから取得し、それを複合コンテンツ再生指示部65に送信する機能部である。複合コンテンツ再生指示部65は、提供判定部64から受信した複合コンテンツ情報に含まれる制御情報に従って、複合コンテンツ情報の中の映像データを映像出力部53に送信し、複合コンテンツ情報の中の音声データを音出力部54に送信し、複合コンテンツ情報の中の香り指示情報を香り発生部51に送信する。例えば、制御情報が"各コンテンツデータを同時に10分間再生"を示す情報である場合には、映像データ、音声データ、香り指示情報がそれぞれ同時に映像出力部53、音出力部54、香り発生部51に出力され、映像表示、音出力、香り発生が10分間行われることになる。
本実施の形態では、香りサービス管理装置1の構成、及び処理のシーケンスは第1の実施の形態と同様である。ただし、本実施の形態では、各装置の各テーブルにおいて、香りコンテンツ情報として複合コンテンツ情報が格納される。以下、図9に示したシーケンスを参照して、主に第1の実施の形態と異なる部分について説明する。
図9におけるステップ11〜13の部分に関し、本実施の形態では、Webページにサービス名として複合コンテンツ情報のタイトルが表示される。そして、ユーザが、あるタイトルの複合コンテンツの内容をより詳しく知りたいと考えた場合に、Webページ上の当該タイトルを選択(クリック)することにより、香りサービス管理装置1は、そのタイトルに対応する複合コンテンツ情報を参照し、例えば、図12に示す画面を携帯端末3に表示する。この画面には複合コンテンツに含まれる映像データの内容、音声データの内容、香り指示情報の内容、及び、複合コンテンツが再生されるタイミング、時間長(制御情報)、複合コンテンツの説明が示されている。
このような画面を適宜見ることにより、ユーザは所望の香りサービス(複合コンテンツ)を選択する。その後、ステップ14〜17の処理を経て香りコンテンツ情報の設定が複合コンテンツ再生制御部52において行われる。
そして、携帯端末3のユーザが、店舗を訪れたものとする。店舗に設置された複合コンテンツ再生装置5の近くにおいて、ユーザが携帯端末3に対して情報出力操作を行うことにより、端末IDとサービスIDを含む香りコンテンツ再生要求が複合コンテンツ再生装置5に送信される(ステップ18)。
端末IDとサービスIDを受信した複合コンテンツ再生装置5における複合コンテンツ再生制御部52において、提供判定部64が、携帯端末3から受信した端末IDとサービスIDを用いて香りサービス設定情報テーブルを検索することにより、香りサービス提供可否を判定し(ステップ19)、提供可であれば、提供判定部64は、携帯端末3から受信した端末IDとサービスIDに対応する香りコンテンツ情報(複合コンテンツ情報)を香りサービス設定情報テーブルから取得し、それを複合コンテンツ再生指示部65に送信する。複合コンテンツ再生指示部65は、制御情報に従って、各コンテンツデータを、それに対応する再生機能部に送信する。そして複合コンテンツの再生が行われる(ステップ20)。
上記では、制御情報の例として、映像、音、香りを同時に発生させる例を示したが、図13に示すような再生を行うように制御情報を構成してもよい。図13に示す例では、再生を開始した時刻(複合コンテンツ再生指示部65が複合コンテンツ情報を提供判定部64から受信した時刻でよい)からある時間長Tが経過した時点で、時間長Mだけ香りを発生させることとしている。この場合、音と映像を再生する時間長X、時間長T、時間長Mが制御情報に含まれる。
また、図14のように、1つの複合コンテンツ情報の中に複数の香り指示情報を含め、それぞれの香りを発生させるために必要な時間情報(時間長C〜F)を制御情報に含めてもよい。また、再生開始時刻を制御情報の中に含め、ユーザがステップ18において香りコンテンツ再生要求を行った後、複合コンテンツ情報を受信した複合コンテンツ再生指示部52が、制御情報に含まれる再生開始時刻になったことを検知してから各コンテンツデータを対応する各再生機能部に送信することとしてもよい。
なお、第1、第2の実施の形態における図9のステップ13で、携帯端末3が、サービスIDとともに映像データと音声データを含む複合コンテンツ情報を香りサービス管理装置1から受信してもよい。そして、店舗において、ユーザにより携帯端末3に対して香りコンテンツ再生要求送信の操作がなされたときに、携帯端末3が、香りコンテンツ再生要求を香り発生装置2(複合コンテンツ再生装置5)に送信するとともに、複合コンテンツ情報に含まれる映像と音を再生することとしてもよい。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
本発明の第1の実施の形態における香りサービス提供システムの全体構成を示す図である。 香りサービス管理装置1の機能構成図である。 香りサービス情報テーブルの例である。 香りサービス登録テーブルの例である。 ユーザ情報テーブルの例である。 香り発生装置2の機能構成図である。 香りサービス設定情報テーブルの例である。 香り発生装置の他の構成の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るシーケンスチャートである。 複合コンテンツ情報のデータ構造の例を示す図である。 複合コンテンツ再生装置5の機能構成図である。 第2の実施の形態において携帯端末3に表示される画面の例を示す図である。 制御情報の例を説明するための図である。 制御情報の他の例を説明するための図である。
符号の説明
1 香りサービス管理装置
2 香り発生装置
3 携帯端末
4 通信ネットワーク
5 複合コンテンツ再生装置
11 ネットワーク通信部
12 サービス提示部
13 サービス登録部
14 サービス設定部
15 ログ記録部
16 データ格納部
21 香り発生部
22 香り発生制御部
23 ネットワーク通信部
24 端末通信部
25 香りサービス設定部
26 提供判定部
27 香り発生指示部
28 完了通知部
29 データ格納部
51 香り発生部
52 複合コンテンツ再生制御部
53 映像出力部
54 音出力部
61 ネットワーク通信部
62 端末通信部
63 香りサービス設定部
64 提供判定部
65 複合コンテンツ再生指示部
66 完了通知部
67 データ格納部

Claims (9)

  1. 香りサービス管理装置と香り発生装置とが通信ネットワークを介して接続された香りサービス提供システムであって、
    前記香りサービス管理装置は、
    前記通信ネットワークを介して前記香りサービス管理装置に接続された端末装置から、前記香り発生装置を識別するための香り発生装置識別情報と、香りサービスの内容を指定する情報とを含む香りサービス提供要求を受信する香りサービス提供要求受信手段と、
    前記香りサービス提供要求に対応するサービス識別情報を、前記端末装置に送信するサービス識別情報送信手段と、
    前記サービス識別情報と、当該サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報とを含む情報を、前記香り発生装置識別情報に対応する前記香り発生装置に送信する香りコンテンツ情報送信手段と、を備え、
    前記香り発生装置は、
    前記香りサービス管理装置から受信した前記サービス識別情報と前記香りコンテンツ情報とを設定情報格納手段に格納する香りコンテンツ情報設定手段と、
    前記端末装置から、前記サービス識別情報を含む香りコンテンツ再生要求を受信する香りコンテンツ再生要求受信手段と、
    前記香りコンテンツ再生要求に含まれる前記サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報を、前記設定情報格納手段から取得し、当該香りコンテンツ情報に対応した香りを発生させる香りコンテンツ再生手段と、を備えたことを特徴とする香りサービス提供システム。
  2. 前記香りサービス提供要求は、前記端末装置を識別するための端末装置識別情報を更に含み、
    前記香りサービス管理装置は、前記香り発生装置識別情報と、前記端末装置識別情報と、前記サービス識別情報とを対応付けて格納する登録情報格納手段を更に備え、
    前記香り発生装置は、前記香りコンテンツ再生手段により香りを発生させた後に、前記サービス識別情報を含む香りサービス提供完了通知を前記香りサービス管理装置に送信し、当該香りサービス管理装置は、前記サービス識別情報に基づき、香りサービスの提供が済んだことを示す情報を前記端末装置識別情報に対応付けて前記登録情報格納手段に記録することを特徴とする請求項1に記載の香りサービス提供システム。
  3. 前記香りコンテンツ情報は、香りを発生させるための香り指示情報に加えて、映像コンテンツ又は音声コンテンツを含み、前記香りコンテンツ再生手段は、香りに加えて、映像又は音声を発生することを特徴とする請求項1又は2に記載の香りサービス提供システム。
  4. 香りサービス管理装置と香り発生装置とが通信ネットワークを介して接続された香りサービス提供システムにおいて使用される前記香りサービス管理装置であって、
    前記通信ネットワークを介して前記香りサービス管理装置に接続された端末装置から、前記香り発生装置を識別するための香り発生装置識別情報と、香りサービスの内容を指定する情報とを含む香りサービス提供要求を受信する香りサービス提供要求受信手段と、
    前記香りサービス提供要求に対応するサービス識別情報を、前記端末装置に送信するサービス識別情報送信手段と、
    前記サービス識別情報と、当該サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報とを含む情報を、前記香り発生装置識別情報に対応する前記香り発生装置に送信する香りコンテンツ情報送信手段と、
    を備えたことを特徴とする香りサービス管理装置。
  5. 香りサービス管理装置と香り発生装置とが通信ネットワークを介して接続された香りサービス提供システムにおいて使用される前記香り発生装置であって、
    前記香りサービス管理装置から、サービス識別情報と、当該サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報とを含む情報を受信する設定情報受信手段と、
    前記香りサービス管理装置から受信した前記サービス識別情報と前記香りコンテンツ情報とを格納する設定情報格納手段と、
    端末装置から、前記サービス識別情報を含む香りコンテンツ再生要求を受信する香りコンテンツ再生要求受信手段と、
    前記香りコンテンツ再生要求に含まれる前記サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報を、前記設定情報格納手段から取得し、当該香りコンテンツ情報に対応した香りを発生させる香りコンテンツ再生手段と、
    を備えたことを特徴とする香り発生装置。
  6. 香りサービス管理装置と香り発生制御装置とが通信ネットワークを介して接続された香りサービス提供システムにおいて使用される前記香り発生制御装置であって、
    前記香りサービス管理装置から、サービス識別情報と、当該サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報とを含む情報を受信する設定情報受信手段と、
    前記香りサービス管理装置から受信した前記サービス識別情報と前記香りコンテンツ情報とを格納する設定情報格納手段と、
    端末装置から、前記サービス識別情報を含む香りコンテンツ再生要求を受信する香りコンテンツ再生要求受信手段と、
    前記香りコンテンツ再生要求に含まれる前記サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報を、前記設定情報格納手段から取得し、当該香りコンテンツ情報を、前記香り発生制御装置に接続された香りコンテンツ再生手段に送信する香りコンテンツ情報送信手段と、
    を備えたことを特徴とする香り発生制御装置。
  7. 香りサービス管理装置と香り発生装置とが通信ネットワークを介して接続された香りサービス提供システムにおいて実行される香りサービス提供方法であって、
    前記香りサービス管理装置が、前記通信ネットワークを介して前記香りサービス管理装置に接続された端末装置から、前記香り発生装置を識別するための香り発生装置識別情報と、香りサービスの内容を指定する情報とを含む香りサービス提供要求を受信する香りサービス提供要求受信ステップと、
    前記香りサービス管理装置が、前記香りサービス提供要求に対応するサービス識別情報を、前記端末装置に送信するサービス識別情報送信ステップと、
    前記香りサービス管理装置が、前記サービス識別情報と、当該サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報とを含む情報を、前記香り発生装置識別情報に対応する前記香り発生装置に送信する香りコンテンツ情報送信ステップと、
    前記香り発生装置が、前記香りサービス管理装置から受信した前記サービス識別情報と前記香りコンテンツ情報とを設定情報格納手段に格納する香りコンテンツ情報設定ステップと、
    前記香り発生装置が、前記端末装置から、前記サービス識別情報を含む香りコンテンツ再生要求を受信する香りコンテンツ再生要求受信ステップと、
    前記香り発生装置が、前記香りコンテンツ再生要求に含まれる前記サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報を、前記設定情報格納手段から取得し、当該香りコンテンツ情報に対応した香りを発生させる香りコンテンツ再生ステップと、
    を有することを特徴とする香りサービス提供方法。
  8. コンピュータを、香りサービス管理装置と香り発生装置とが通信ネットワークを介して接続された香りサービス提供システムにおいて使用される前記香りサービス管理装置として機能させるプログラムであって、コンピュータを、
    前記通信ネットワークを介して前記香りサービス管理装置に接続された端末装置から、前記香り発生装置を識別するための香り発生装置識別情報と、香りサービスの内容を指定する情報とを含む香りサービス提供要求を受信する香りサービス提供要求受信手段、
    前記香りサービス提供要求に対応するサービス識別情報を、前記端末装置に送信するサービス識別情報送信手段、
    前記サービス識別情報と、当該サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報とを含む情報を、前記香り発生装置識別情報に対応する前記香り発生装置に送信する香りコンテンツ情報送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
  9. コンピュータを、香りサービス管理装置と香り発生制御装置とが通信ネットワークを介して接続された香りサービス提供システムにおいて使用される前記香り発生制御装置として機能させるプログラムであって、コンピュータを、
    前記香りサービス管理装置から、サービス識別情報と、当該サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報とを含む情報を受信する設定情報受信手段、
    前記香りサービス管理装置から受信した前記サービス識別情報と前記香りコンテンツ情報とを前記コンピュータの設定情報格納手段に格納する手段、
    端末装置から、前記サービス識別情報を含む香りコンテンツ再生要求を受信する香りコンテンツ再生要求受信手段、
    前記香りコンテンツ再生要求に含まれる前記サービス識別情報に対応する香りコンテンツ情報を、前記設定情報格納手段から取得し、当該香りコンテンツ情報を、前記コンピュータに接続された香りコンテンツ再生手段に送信する香りコンテンツ情報送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
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