JP2009213803A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動検知手段から出力する水槽の前部における3つの方向の振動成分から、少なくとも前2方向、後1方向の振幅を検知し、前、後のアンバランスをより簡単かつ迅速に検知して、前、後のアンバランス異常の判定に供せるようにする。
【解決手段】回転ドラム2を水平または背部に向け下向き傾斜で、弾性支持した水槽3内に設置しモータ5で駆動し、水槽中央位置に対し水槽ユニット7の重心G、水槽支持位置Qが回転軸の直交方向の部側、支持位置Qが前後方向で重心Gの前方近傍の条件で、振動検知手段40から出力する水槽3の前3方向のうち複数方向の振動成分と、これらの後3方向の少なくとも1方向の振動成分との相関性から、前、後アンバランスの判定、前、後アンバランス異常の判定に供することにより上記の目的を達成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、有底円筒形に形成された回転ドラムを、開口する正面側から底部となる背面側に向けて回転軸方向が水平または水平方向から下向き傾斜となるようにして、弾性支持した水槽内に設置し、水槽の背部に固定したモータで駆動するようにしたドラム式洗濯機に関するものである。
このようなドラム式洗濯機は、本発明の実施の形態を示す図1を参照して、筐体6内にサスペンション構造としての防振ダンパ70によって弾性支持された水槽3内に、多数の孔が形成された回転ドラム2が開口する正面側から底部となる背面側に向けて回転軸方向が水平または水平方向から下向き傾斜となるようにして配設され、回転ドラム2は水槽3の背部に固定したモータ5によって回転駆動するようにした水槽ユニット7をなし、筐体1の正面側出し入れ口に開閉自在に設けられた扉9を開くことにより水槽3の正面開口部及び回転ドラム2の正面開口部を通して洗濯物を回転ドラム2内から出し入れできるように構成されている。水槽3の開口部と、水槽ユニット7を収容した筐体6の出し入れ口に設けた扉9との間に、双方間をシールするゴムなどの弾性シール部材41を介した圧接部がある。
このようなドラム式洗濯機は、回転ドラムが前記のように水平または傾斜しているため、回転ドラム内に洗濯物を収納して回転させると、洗濯物や水が下方に偏りがちになるため振動が発生しやすくなる。特に、回転ドラムを高速回転させて洗濯物の脱水を行う脱水工程を実施するとき、洗濯またはすすぎ行程の終了後は、水を含んだ洗濯物が回転ドラム内に収納されており、洗濯物の種類や生地あるいは形状によっては脱水工程の回転時に回転ドラムの偏った位置に集まりやすい状態がある。洗濯物に偏りが生じると回転ドラムを収容する水槽に大きな振動が生じ、洗濯機に異常振動や異常騒音を発生させる。
特許文献1は、この種のドラム式洗濯機において、脱水工程で回転ドラムの回転数が低速から高速までの広い回転数の範囲にわたって運転さ、その際に回転軸に沿った前後方向に洗濯物のアンバランスがあると、回転数によっては回転ドラムに大きな振れ回りが生じて、水槽に衝突して騒音を発生するなどの不具合が生じることがあるとし、特に、回転軸に沿って前側に大きなアンバランスがあると、後側にアンバランスがある場合よりも振れ回りが生じやすいとしている。これに対応する技術として特許文献1は、水槽の複数方向の振動成分を検知可能な振動検知手段が出力する複数方向の振動成分の出力信号に基づいて、洗濯物のアンバランス位置を検知し前側のアンバランス異常に対応できるようにしている。
特開2006−311884号公報
ところで、特許文献1が開示しているような回転ドラムの振動源に対し、水槽は共振対象となる。このため、水槽が第1、第2共振点で共振すると、既述した水槽ユニット全体の異常振動の原因となり、異常騒音を発生する。これには、特許文献1に記載の技術のように前アンバランスを優先判定して、対応するだけでは問題が残り、後アンバランスにも限界があるので対応することが重要となる。また、筐体6と水槽ユニット7との弾性シール部材41による圧接部は、洗濯、すすぎ、脱水中の水や飛沫を通さないだけの十分なシール圧を確保するため、比較的硬目の弾性シール部材41を用いるので、防振ダンパ70による弾性支持構造に比して高い振動伝達部ともなるので、水槽3の振動は筐体6にも伝
達されやすく筐体6が共振対象にもなる。
特に、アンバランス時の回転ドラムの振動挙動は、アンバランスの前後の別に関係なく、特許文献1が開示しているように背部よりは前部が振れ回るいわゆる擂粉木運動になり、特許文献1に開示の技術視点から見ると、回転ドラムの背部側の振れは小さく、水槽と接触するような心配はないが、モータを固定した重量側の振動源であり、水槽の前部側を大きく振動させるのはもとより、水槽との前アンバランスとは異なる共振原因になったり、水槽との振動挙動や振動負荷の違いに因る相互の結合部でのダメージとなったりすることがある。
そこで、本出願人は、水槽ユニット7の後部での振動を好適に抑制すべく、水槽3の回転軸と直交方向の中央位置に対し、水槽ユニット7の重G心および水3の支持位置が前記回転軸と直交方向で見て背部側に位置し、かつ、前後方向で見て前記防振ダンパ70による支持位置Qが前記重心Gの前方近傍に位置する条件を満足するドラム式洗濯機を開発し先に提案している。
この開発機種において、本発明者は、水槽3の背部、つまり後部の振動が水槽3の前部の振動に信頼性の高い相関性を有していることを知見した。
本発明の目的は、上記新たな知見に基づき、振動検知手段から出力する水槽の前部における3つの方向の振動成分から、少なくとも前2方向、後1方向の振幅を検知し、前、後のアンバランスをより簡単かつ迅速に検知して、前、後のアンバランス異常の判定に供せるドラム式洗濯機を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明に係るドラム式洗濯機は、有底円筒形に形成された回転ドラムを、開口する正面側から底部となる背面側に向けて回転軸方向が水平または水平方向から下向き傾斜となるようにして、弾性支持した水槽内に設置し、水槽の背部に固定したモータで駆動するようにした水槽ユニットを持ったドラム式洗濯機において、前記水槽の回転軸と直交方向の中央位置に対し、水槽ユニットの重心および水槽の支持位置が前記回転軸と直交方向で見て背部側に位置し、かつ、前記支持位置が前後方向で見て前記重心の前方近傍に位置する条件を持ち、モータの回転を制御する制御手段と、前記水槽の前部に複数方向の振動成分を検知する振動検知手段とを備え、前記制御手段は、洗濯、すすぎ工程後の脱水動作における必要回転数時点またはおよび必要回転数域で、前記振動検知手段から出力する水槽の前3方向のうち複数方向の振動成分と、これらの後3方向の少なくとも1方向の振動成分との相関性から、前、後アンバランスの判定、前、後アンバランス異常の判定に供することを特徴としている。
このような構成では、振動検知手段は水槽の前部にあって水槽の前左右方向、前前後方向、前上下方向の3方向に係る振動に対応した信号を出力するが、これら検出される3方向の振動成分は、水槽の前記条件設定での擂粉木運動が主因となった後左右方向、後前後方向、後上下方向の振動成分の影響を受けて、これら後左右方向、後前後方向、後上下方向の振動成分と種々な関係で相関性を有している。これによって、前後アンバランスの判定、前後アンバランス異常の判定に必要な少なくとも前2方向の直接検知できる振動成分に加え、これら前3方向の振動成分との後1方向の振動成分の相関性から前、後アンバランスの判定、前後アンバランス異常の判定に供し、前後アンバランス異常に対応できる。
ここに、前記前3方向は、前左右方向と、前前後方向と、前上下方向とであり、後2方向は後左右方向と、後前後方向または後上下方向とであることを特徴とすることができる。
また、前、後アンバランス異常は、それぞれに直接または間接に対応した方向での出力信号の振幅につき判定すればよいが、その判定をそれぞれに対応した所定の閾値以上かどうかで行うことにより、前、後バランス異常の特性の違い、例えば、前アンバランスは後アンバランスよりも許容度を高められるといった違いにも応じた適正な判定ができる。
さらに、前記水槽の開口部と、前記水槽ユニットを収容した洗濯機筐体の出し入れ口に設けた扉との間に、双方間をシールする弾性シール部材を介した圧接部がある条件では、水槽ユニットの振動は洗濯機筐体にも伝達されやすいが、洗濯機筐体の異常振動を前記前、後アンバランス異常の判定に対応した異常対応動作で確実に抑えられる。
本発明のそれ以上の目的および特徴は、以下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発明の特徴はそれ単独で、あるいは可能な範囲で複合して採用することができる。
本発明によれば、振動検知手段が水槽の前部で検出する水槽の前左右方向、前前後方向、前上下方向の3方向に係る振動に対応した信号は、水槽ユニットの特定の構成条件での擂粉木運動が主因となった水槽高部での後左右方向、後前後方向、後上下方向の振動成分の影響を受けて、これら後左右方向、後前後方向、後上下方向の振動成分と種々な関係で相関しているのを利用して、前後アンバランスの判定、前後アンバランス異常の判定に必要な少なくとも前2方向の直接検知できる振動成分に加え、前3方向の振動成分との相関性から後1方向の振動成分を簡単かつ迅速に検知して、前、後アンバランスの判定、前後アンバランス異常の判定に供し、前後アンバランス異常に対応できる。
以下本発明の実施の形態に係るドラム式洗濯機につき図1〜図7を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の説明は本発明の具体例であって、特許請求の範囲の記載の内容を限定するものではない。
図1に示す本実施の形態に係るドラム式洗濯機1は、洗濯機筐体6内に水槽ユニット7を収容している。水槽ユニット7は水槽3内に回転ドラム2を収容し、回転ドラム2の回転軸2aは水槽3の背面に設けられた軸受68で支持すると共に回転軸2aにドラム駆動用のモータ5を軸受68上で連結している。回転ドラム2は水槽3と共に、開口する正面側から底部となる背面側に向けて回転軸2aの方向が水平または水平方向から下向き傾斜となるようにして配置している。水槽ユニット7はその背面側に軸受68やモータ5などの重量の大きな構成要素が取り付けられているため、重心Gの位置は背面寄りになって不安定な状態になる。そこで、水槽ユニット7は防振ダンパ70により重心Gの位置より正面側寄りの下方で支持した上で、槽3の上部に固定された上部支持金具75と洗濯機筐体6の上面との間に架設した第1のコイルバネ71により水槽ユニット7を正面側に向けて付勢し、更に防振ダンパ70による支持高さ位置より下方の背面と、洗濯機筐体6の背面との間に第2のコイルバネ72を架設することにより、重心Gの位置より正面側寄りで防振ダンパ70により支持された水槽ユニット7が背面側に倒れる状態になることを補正し、制振効果の高い支持構造に構成されている。特に、水槽3の回転軸2aと直交する方向の中央位置Sに対し、防振ダンパー70による支持位置Qおよび重心G共に後部側にあり、しかも、中央位置Sと支持位置Qとの間の距離L1が中央位置Sと重心Gとの距離L2よりも大きく、重力方向で見て支持位置Qが重心Gの後方でないにしろ、前方近くに位置する条件を持って水槽ユニット7の背部側、後部側の振動を抑えやすくしている。
本実施の形態のドラム式洗濯機1は、図示を省略しているが回転ドラム2内に温風を送
風する送風ファンや温風を生成するヒータなどを設けた乾燥機能を備えたドラム式洗濯乾燥機をなし、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥にわたる一連の運転動作を使用者からの指示入力と各部の動作状態監視に基づいて制御するため、図2に示すような制御手段20が設けられている。
制御手段20は、交流電力31を整流器32により整流し、チョークコイル33及び平滑コンデンサ34からなる平滑回路により平滑化された直流電力を駆動電力として、インバータ回路26によりモータ5を回転駆動すると共に、入力設定手段21から入力される運転指示及び各検知手段により検知される運転状態の監視情報に基づいてドラム駆動モータ5の回転を制御し、負荷駆動手段37により給水弁14、排水弁13、送風ファン17、ヒータ18、19などの必要負荷の動作を制御する。
モータ5は、3相巻線5a、5b、5cを有するステータと、2極の永久磁石を有するロータとを備え、3つの位置検出素子24a、24b、24cを設けた直流ブラシレスモータとして構成され、スイッチング素子26a〜26fにより構成されたPWM制御インバータ回路26により回転制御される。位置検出素子24a、24b、24cが検出するロータ位置検出信号は制御手段20に入力され、このロータ位置検出信号に基づいて駆動回路25によりスイッチング素子26a〜26fのオン、オフ状態をPWM制御することにより、ステータの3相巻線5a、5b、5cに対する通電を制御してロータを所要回転数で回転させる。なお、制御手段20は、3つの位置検出手段24a、24b、24cのいずれかの信号の状態が変わるたびにその周期を検出し、その周期よりロータの回転数を内部機能としての回転速度検知手段24によって算出する。
ところで、上記のように弾性支持された水槽ユニット7の回転ドラム2は、既述したように、回転軸2aの方向が水平か傾斜していて、洗濯物を収納して回転するとき洗濯物や水が下方に偏りがちになるため振動が発生しやすく、回転ドラム2を図3に示す目標回転数1000〜1600rpmといった高速で回転させて洗濯物の脱水を行う脱水工程では、特に、洗濯またはすすぎ行程の終了後で水を含んだ洗濯物が、その種類や生地あるいは形状によっては回転ドラム2の偏った位置に集まりやすい。洗濯物に偏りが生じると回転ドラムを収容する水槽3に大きな振動が生じ、洗濯機に異常振動や異常騒音を発生させる。また、筐体6と水槽ユニット7との弾性シール部材41による圧接部は、洗濯、すすぎ、脱水中の水や飛沫を通さないだけの十分なシール圧を確保するため、比較的硬目の弾性シール部材41を用いるので、防振ダンパ70による弾性支持構造に比して高い振動伝達部ともなるので、水槽3の振動は筐体6にも伝達されやすく筐体6が共振対象にもなる。
これを、特許文献1が開示しているように回転ドラム2の前部の振れが特に大きく、水槽3の接触する不具合につき解消するだけでは、水槽3が回転ドラム2からの共振対象となって、120rpm付近での第1共振点、250rp付近での第2共振点、さらに1000rpm以上での共振点などで共振すると、水槽ユニット7全体の異常振動の原因となり、異常騒音を発生することに対応できないし、異常騒音の面では、前アンバランスのほか、後アンバランスにも限界があって双方に対応する必要がある。また、アンバランス時の回転ドラム2の振動挙動は、アンバランスの前後の別に関係なく、水槽3との前アンバランスとは異なる共振原因になったり、水槽3との振動挙動や振動負荷の違いに因る相互の結合部でのダメージとなったりすることにも対応できない。
そこで、本実施の形態では、水槽3の回転軸2a方向の中央位置Sに対し、水槽ユニット7の重心Gおよび水槽3の支持位置Qが回転軸2aと直交する方向で見てL2、L1分背部側に位置し、かつ、支持位置Qが前後方向で見て重心Gの前方近傍に位置する条件を満足して水槽ユニット7の背部側、後部側の振動を抑えやすくした上で、この条件下で、水槽3の背部、つまり後部の振動が水槽3の前部の振動に信頼性の高い相関性を有してい
るのを利用して、制御手段20は、洗濯、すすぎ工程後の脱水動作における必要回転数時点またはおよび必要回転数域で、水槽3の前部に設けた3D加速度センサ等である振動検知手段40から出力する水槽の前3方向の複数方向の振動成分と、これらと後3方向の少なくとも1方向の振動成分の相関性から、前、後アンバランスの判定、前、後アンバランス異常の判定に供する。
振動検知手段40が出力する回転ドラム2の非異常回転時、つまり定常回転時の、前3方向の振動成分は、前左右方向の信号FLRと、前前後方向の信号FFRと、前上下方向FUDの信号とであり、実験例から、水槽3の前側に洗濯物のアンバランス(前500g)がある前アンバランスの場合図4(a)に示すような相互関係になり、水槽3の後部に洗濯物のアンバランス(後500g)がある後アンバランスの場合図4(b)に示すような相互関係になり、水槽3の中央部に洗濯物のアンバランス(中500g)がある中アンバランスの場合図4(c)に示すような相互関係になる。
ここに、水槽3の前部で振動検知手段40が検出する前左右方向の信号FLR、前前後方向の信号FFR、前上下方向FUDの信号の前前後方向の信号FFR以外の振幅は、前アンバランス時よりも後アンバランス時が共に低く、中アンバランス時の振幅は、前アンバランス時と後バランス時との間の大きさとなっている。前前後方向の信号FFRの振幅は、前アンバランス時よりも後アンバランス時が共に低く、中アンバランス時の振幅は、前アンバランス時と後バランス時より小さい大きさとなっている。このことは、水槽3の前部で振動検知手段40が検出する前左右方向の信号FLR、前前後方向の信号FFR、前上下方向FUDの信号が持つそれぞれの振幅は、前アンバランス状態はもとより、中アンバランス状態、後アンバランス状態とも相関性を持っていることを示している。この相関性は、図4(a)〜(c)に見られるように、同じ振動成分どうしの振幅の大小、3方向の振動成分どうしの振幅の大きさ順位、振幅の上昇率ないしは傾斜角の大小、振幅の周期の大小、振幅の位相差の違いなどとして現れている。
このように、振動検知手段40は水槽3の前部にあって水槽3の前左右方向、前前後方向、前上下方向の3方向に係る振動に対応した信号FLR、FFR、FUDを出力するが、こら検出される3方向の振動成分は、水槽3の前記条件設定での擂粉木運動が主因となった後左右方向(RLR)、後前後方向(RFR)、後上下方向(RUD)の振動成分の影響を受けて、これら後左右方向、後前後方向、後上下方向の振動成分と種々な関係で相関性を有している。これによって、前後アンバランスの判定、前後アンバランス異常の判定に必要な少なくとも前2方向の直接検知できる振動成分に加え、前3方向の振動成分との相関性から後1方向の振動成分を検知して、前、後アンバランスの判定、前後アンバランス異常の判定に供し、前後アンバランス異常に対応できる。
前、後アンバランス異常は、それぞれに直接または間接に対応した方向での出力信号の振幅につき判定すればよいが、その判定をそれぞれに対応した所定の閾値以上かどうかで行うことにより、前、後バランス異常の特性の違い、例えば、前アンバランスは後アンバランスよりも許容度を高められるといった違いにも応じた適正な判定ができる。
以下に、前前後方向の振動成分の出力信号FFRと、前左右方向の振動成分の出力信号FLRとによる後アンバランスとの相関性を利用して前後アンバランスの判定、前後アンバランス異常の判定と対応を行なう場合の具体例につき説明する。水槽3の前部に複数方向の振動成分を検知する振動検知手段40を備え、制御手段20は、洗濯、すすぎ工程後の脱水動作における図3に示すような回転の上昇過程で、振動検知手段20が出力する例えば、図4に示すような前前後方向(FFR)、前左右方向(FLR)、前上下方向(FUD)に係る複数方向の振動成分の出力信号FFR、FLR、FUDに基づき、先行発生する前左右方向の振動成分に係る出力信号FLRの振幅が前アンバランス異常とする図5
に示すように第1の閾値A1未満である所定の第1の基準値b1以上となる時点Pから所定時間tの間の、当該出力信号FLRに後行して発生する前前後方向の振動成分に係る出力信号FFRの振幅B2の上昇幅ΔBが図5(a)に示すように所定の第2の基準値B2以上であれば前アンバランスと判定し、図5(b)に示すように所定の第2の基準値B2未満であれば後アンバランスと判定することを1回行い、前、後のアンバランス異常の1回または複数回の判定と前、後のアンバランス異常への対応に供するようにする。
このように、振動検知手段40は水槽3上にあって水槽3の前左右方向、前前後方向を含む複数の方向に係る振動に対応した信号FFR、FLR、FUDを出力するが、前左右方向の振動成分に係る出力信号FLRが、前前後方向の振動成分に係る出力信号FFRよりも位相が先行するので、前左右方向の振動成分に係る出力信号FLRが第1の基準値B1以上かどうか他に先んじて検知できる。この第1の基準値以上が検知された時点Pから所定時間tの間の、後アンバランス方向の振動成分FFRに係る出力信号の上昇幅ΔBないしは上昇率ΔB/tが第2の基準値以上かどうかが、後アンバランスかどうかに相関することを利用して後アンバランスか、あるいは前アンバランスかの判定ができる。
後アンバランスの判定以降は、検出される後アンバランス方向の振動成分の出力信号FFRの振幅が、後アンバランス異常かどうかに対応する図5に示すように、例えば、後アンバランス時の相関により設定されるA3を減じた第2の閾値A2以上かどうかによる後アンバランス異常の1回または複数回の判定に供し、異常の場合の対応に供することができる。また、前アンバランス異常は、前アンバランスの判定なしにも他に先んじて検知される前左右方向の振動成分の出力信号FLRの振幅が、前アンバランス異常かどうかに相関する図5に示す第1の閾値A1以上かどうかによる前アンバランス異常の1回または複数回の判定に供し、異常の場合の対応に供することができる。しかも、前、後アンバランス異常の判定は、少なくとも第1の基準値B1を超えるまでは省略することができるし、後アンバランス異常への対応を優先して後アンバランス判定後にも省略することができる。
このような手法によれば、振動検知手段40が出力する2つの出力信号FLR、FFRの関係を巧みに利用して、前前後方向の振動成分に係る出力信号FFRよりも先行する前左右方向の振動成分に係る出力信号FLRが、第1の基準値B1以上との検知時点Pから所定時間tの間の、前者の出力信号FFRの上昇幅ΔBないしは上昇率ΔB/tが第2の基準値B2以上かどうかで、後アンバランスを判定することにより、以降、検出される後アンバランス方向の振動成分に係る出力信号FFRをその振幅が第2の閾値BA2以上かどうかによる後アンバランス異常の1回または複数回の判定に供し、また、他に先んじて検知される前左右方向の振動成分の出力信号FLRはその振幅が第1の閾値A1以上かどうかのみによるさらに単純な前アンバランス異常の1回または複数回の判定に供することが、簡単かつ迅速に達成できるし、それらの異常の対応に供することができる。しかも、前、後アンバランス異常の判定は、少なくとも第1の基準値A1を超えるまでは省略することができる。
なお、図6に、洗濯物の後アンバランスによる前左右振幅、前前後振幅、後左右振幅の時間的変化の違いと、ピーク値の違いを示しているが、前前後振幅と後左右振幅とが時間的にほぼ対応し合い、これらに対し前左右振幅は時間的に早くピーク値も各段に高く、擂粉木運動をよく表しているし、前左右振幅と前前後振幅との関係から後左右振幅について評価できることが分かる。
また、振動検知手段40を水槽3の前部寄りに設けていることにより、水槽3の前左右方向の振動成分および前前後方向の振動成分が振動検知手段40の出力信号に反映しやすいといえる。
ここで、1つの実施例を示すと、第1の基準値B1は15mm以上、所定の時間tは2秒、第2の基準値B2は1mm以上として有効であり、第1の閾値A1は25mm、第2の閾値A2は後アンバランス20mmとして有効である。しかし、これに限られることはない。ここに、A1>A2の関係は、後アンバランス異常時の振動の影響が前アンバランス異常の場合に増して前アンバランス異常、水槽ユニット7自体や周りへの影響が大きく問題となることに対応して、前、後アンバランス異常の各判定値を異ならせたもので、後アンバアンス異常の判定閾値A2を前アンバランス異常の判定閾値A1よりも厳しくしてある。
具体的には、このような第1、第2の閾値A1、A2を用いるのに、前アンバランス異常は、対応する出力信号FLRの振幅が予め記憶した第1の閾値A1以上であることにより判定し、後アンバランス異常は、対応する出力信号FFRの振幅が第1の閾値A1よりも所定幅A3だけ低い値A1−A3を第2の閾値A2に代用してそれ以上であることにより判定する。このように、前アンバランス異常と判定すべき対応する出力信号FLRの最大振幅値は、後アンバランス異常と判定すべき対応する出力信号FFRの最大振幅値よりも許容できる関係を反映して、後アンバランス異常の判定の閾値を、前アンバランス異常を判定する対応する出力信号の最大振幅値である第1の閾値よりも所定幅低い値で代用することにより、第1の閾値A1のみを予め記憶して用いるだけで第1の前、後のアンバランス異常をそれらの性質、影響の違いに対応して判定し、対応することができる。なお、後アンバランス異常は、対応する出力信号FFRの検出振幅値を、所定幅加算して、第1の閾値A1以上であるかどうで判定しても、第1の閾値A1よりも所定幅A3だけ低い値A1−A3を第2の閾値A2に代用するのと等価であり、おなじ効果が得られる。
ところで、上記とは別に、前アンバランスに係る出力信号FLRの振幅が第1の基準値B1未満の場合は、前アンバランスと判定することができる。これにより、前アンバランス異常に対応する出力信号FLRに先んじて検知されるのを利用して、前アンバランス異常に対応する出力信号FLRの振幅が第1の基準値B1未満の場合、前、後アンバランス異常の判定を省略し前アンバランス異常と判定することにより、前アンバランスとして対応する。このとき前アンバランスに係る出力信号の振幅が第1の基準値B1未満の場合は、例え後アンバランス異常の状態があっても、異常振動にはならない。
また、上記とは別に、洗濯物が所定量以下で、前アンバランスに係る出力信号の振幅が第1の基準値B1以上の場合は、後アンバランスと判定することもできる。このように、洗濯物の量、つまり布量は、回転ドラム2の回転負荷に相関するので、回転ドラム2を所定回転数で立ち上げるときにモータ5が受ける負荷状態に応じて図2に示すインバータ回路26に流れる電流が変化するのを、電流回路と直列に接続された抵抗器28の両端電圧から電流検知回路29により検知し、検出される電流量から制御手段20の内部機能としての布量検知手段30により検出することができる。しかし、これに限られることはない。そこで、洗濯物が所定量以下であると回転ドラム2の背部側に偏って集まる傾向があることと、後アンバランス異常に対応する出力信号FFRに先んじて検知されることとを利用して、洗濯物が所定量以下の場合前アンバランス異常に対応する出力信号FLRの振幅が第1の基準値以上の場合、前アンバランス異常の判定を省略し後アンバランス異常と判定することにより、洗濯物が回転ドラム2の背部側に偏って発生している後アンバランス異常を早期に判定して対応することができる。
また、アンバランス異常を複数回判定するのに、特に、前アンバランスに係る出力信号FLRの振幅が予め記憶した第1の閾値A1以上になるか、後アンバランスと最初に判定したとき以降、後アンバランスに係る出力信号FFRの振幅が第1の閾値A1より所定幅A3低い値A1−A3以上となるまで、回転ドラム2の回転を目標回転数に向け上げてい
き、前アンバランス異常またはおよび後アンバランス異常のとき、回転ドラム2の回転が所定の回転数未満であれば、回転数を一旦下げ、あるいは停止し、または洗濯物を左右一方に持ち上げて他方に落とす弧回転を正逆繰り返す正逆弧回転駆動をするアンバランス解消動作の後、再度目標回転数に向け回転を上げていき、所定の回転数以上であれば、以降その回転数を維持する制御も行なえる。
このような制御手法では、アンバランス異常を複数回判定するのに、前アンバランスに係る出力信号FLRの振幅が予め記憶した第1の閾値A1以上になるか、後アンバランスと最初に判定したとき以降、後アンバランスに係る出力信号FFRの振幅が第1の閾値A1より所定幅A3低い値A1−A3以上となるまで、回転ドラム2の回転を目標回転数に向け上げていくことで、前、後のアンバランス異常が判定されるまで目標回転速度に近づけることができる。前アンバランス異常またはおよび後アンバランス異常のとき、回転ドラム2の回転が洗濯物の貼り付きを解消できる所定の回転数未満であれば、回転数を一旦下げ、あるいは停止し、または洗濯物を左右一方に持ち上げて他方に落とす弧回転を正逆繰り返す正逆弧回転駆動をするアンバランス解消動作をして、アンバランス原因を解消してから再度目標回転数に向け回転を上げていって、前、後のアンバランス異常を招かずに目標回転速度にさらに近づけることができ、所定の回転数以上であれば、以降その回転数を維持することで、異常判定時を上回る前、後アンバランス異常を招かずに脱水動作を完了することができる。これには、前、後アンバランス異常の判定値を実害が出始める値未満に設定し、また、目標回転数に対し前記維持する回転数が低い程度に応じて脱水工程の時間を延長するのが好適である。また、1つの実施例を示すと、前記所定の回転数は、880〜900rpm程度として有効である。
したがって、前アンバランスに係る出力信号FLRの振幅が予め記憶した第1の閾値A1以上になるか、後アンバランスと最初に判定したとき以降、後アンバランスに係る出力信号FFRの振幅が第1の閾値A1より所定幅A3低い値A1−A3以上となるまで、回転ドラム2の回転を目標回転数に向け上げることにより、第1の閾値A1のみを記憶して用いるさらに単純な前、後のアンバランス異常の判定操作で問題なく目標回転速度に近づけられるし、前アンバランス異常またはおよび後アンバランス異常のとき、回転ドラム2が所定の回転数未満であればアンバランス解消の回転制御を経て再度目標回転数に向け回転を上げて前、後のアンバランス異常を招かずに目標回転速度にさらに近づけられる。
ここで、回転ドラム2の回転を挙げながら前、後方向アンバランスの判定、前、後アンバランス異常の判定を伴い、前後バランス異常があるとそれに対応しながら脱水制御を行う場合の一例を、図7に示すフローチャートを参照しながら具体的に説明する。
ステップ100にて脱水行程がスタートすると、ステップ101にて水槽3内の洗濯水を排水する排水動作を行う。その後、ステップ102にてデータの初期化(N=1)を行った後、偏った衣類などの洗濯物をほぐすために回転ドラム2を第3の所定回転速度(例えば約40rpm)で正転、反転動作(ほぐし工程)を行う。次に、ステップ103にて洗濯物が回転ドラム2の内面に貼り付く程度の第4の所定回転速度(約70rpm)まで緩やかに上昇させる。この後、回転ドラム2の回転速度をさらに上昇させ、ステップ104にて回転ドラム2を1次共振回転速度より低い第1の所定回転速度(例えば約80rpm)にて所定時間維持する制御を行う。このとき、回転むら、つまり初期アンバランスの有無を検出するが、以降の高速化でアンバランス異常の原因になる程度以上のアンバランスを検出して対応できればよく、アンバランス度が高く後アンバランスも反映している前左右アンバランスで代表してアンバランス状態を判定すれば十分である。また、その判定閾値A1−Iは2次共振回転速度
近傍に設定する閾値A1よりも大きくA1+αと設定するのが一般的で40mmとしてある。なお、前記検出回転数検出手段(位置検出手段24a、24b、24c24からの信
号(回転ムラ)が所定間隔で出力されないこと(回転ムラが大きい)によっても判定できる。
ここで、所定以上のアンバランスがあると、回転ムラ2が大きくバランス状態が悪いと判定し、ステップ105でN=4になったかどうか判定する。N=4でなければ、次のステップ106で回転ドラム2を一旦停止した後、ステップ107にて現時点のNに1を加算しステップ102に戻る。このステップ102から107の動作を所定回数繰り返すと、すなわち、ステップ105にてN=4になると、ステップ102でのほぐし工程では洗濯物の偏りが解消されなかったものと見做しステップ108に移行する。ステップ108ではNが10未満であればステップ110に移行し、回転ドラム2内に注水し洗濯物の偏りを修正する工程をおこない、ステップ101に戻る。この動作はNが10であれば洗濯物の偏りが解消できなかったものと見做しステップ109に移行し、アンバランス異常を表示し、運転を停止する。
ステップ104を通過し、回転ドラム2がステップ111にて区間「1」:120〜140rpm(1次共振回転速度近傍)での水槽ユニット7の前、後アンバランス、前、後アンバランス異常を振動検知手段40からの出力信号にて判定し、前またはおよび後アンバランス異常の場合は、ステップ105に進んで布偏り修正動作、つまり、回転ドラム2の回転数を一旦下げ、あるいは停止し、または洗濯物を左右一方に持ち上げて他方に落とす弧回転を正逆繰り返す正逆弧回転駆動をするアンバランス解消の回転制御を行って後、前または後アンバランス異常が発生せず正常の場合は、ステップ112に移行する。なお、ここでの前、後アンバランスの判定は、前上下振幅/前前後振幅<1のとき後アンバランス、前上下振幅/前前後振幅>1のとき前アンバランスと、簡単かつ早期に判定することもできる。また、一般的に水槽ユニット7の1次共振回転速度近傍は2次共振回転速度近傍よりも前左右方向で大きいことから閾値A1-IIは、既述の2次共振回転速度近傍の閾値A1の25mmより大き
い40mmを設定している。後アンバランス異常の閾値A2-IIは、水槽
3の回転軸2a方向の中央位置Sに対し、水槽ユニット7の重心Gおよび水槽3の支持位置Qが回転軸2aと直行する方向で見てL2、L1分背部側に位置し、かつ、支持位置Qが前後方向で見て重心Gの前方近傍に位置にある為、240mmより低くして有効である。
ステップ111を通過し、ステップ112では、区間「2」:141〜330r/min(2次共振回転速度近傍)における水槽ユニット7の前、後アンバランス、前、後アンバランス異常を振動検知手段40からの出力信号にて判定し、前またはおよび後アンバランス異常の場合は、ステップ105に進んで布偏り修正動作、つまり、回転ドラム2の回転数を一旦下げ、あるいは停止し、または洗濯物を左右一方に持ち上げて他方に落とす弧回転を正逆繰り返す正逆弧回転駆動をするアンバランス解消の回転制御を行って後、前または後アンバランス異常が発生せず正常の場合は、ステップ113に移行する。なお、ここでの前後アンバランスの判定は既述の第1、第2基準値B1、B2により判定し、前またはおよび後アンバランス異常が発生せず正常の場合は、この回転域での前左右アンバランス異常の閾値A1-IIIは25mm程度と低く設定
して有効である。後アンバランス異常の閾値A2-IIIは、水槽3の回転軸
2a方向の中央位置Sに対し、水槽ユニット7の重心Gおよび水槽3の支持位置Qが回転軸2aと直行する方向で見てL2、L1分背部側に位置し、かつ、支持位置Qが前後方向で見て重心Gの前方近傍に位置にある為、20mmとして有効である。
ステップ112を通過し、ステップ113では、回転ドラム2への洗濯物の貼り付きを解消しにくくなる回転域の手前、例えば880〜900rpmにおいて、水槽ユニット7の前、後アンバランス、前、後アンバランス異常を振動検知手段40からの出力信号にて
判定し、前またはおよび後アンバランス異常の場合は、ステップ105に進んで布偏り修正動作、つまり、回転ドラム2の回転数を一旦下げ、あるいは停止し、または洗濯物を左右一方に持ち上げて他方に落とす弧回転を正逆繰り返す正逆弧回転駆動をするアンバランス解消の回転制御を行って後、ステップ114に移行し、前または後アンバランス異常が発生せず正常の場合は、ステップ115で、回転ドラム2を最高回転数に向け回転上昇させ、ステップ114に戻し判定する。前または後アンバランス異常が発生せず正常の場合は、ステップ115に移行し、正常の場合、最高回転数まで到達し、所定時間運転した後、ステップ117で運転を停止し、ステップ118の次工程に進む。一方、ステップ115において振動信号値が各回転数における閾値より大きくなった場合、即ち、NGとなった場合は、ステップ116に移行し、その場の回転数を維持し、所定時間運転後、ステップ117で運転を停止し、ステップ118の次工程に進む。なお、ここでは前前後振幅≦前左右振幅のとき前アンバランス、前前後振幅>前左右振幅とのき後アンバランスと簡単かつ早期に判定でき、前またはおよび後アンバランス異常が発生せず正常の場合は、この回転域での前左右アンバランス異常の閾値A1-IV
は高速回転領域となっている為、水槽ユニット7の強度から12mm程度から回転数が上がるにつれ徐々に低く設定して有効である。後アンバランス異常の閾値A2-IVは、図4及び水槽3の回転軸2a方向の中央位置Sに対し、
水槽ユニット7の重心Gおよび水槽3の支持位置Qが回転軸2aと直行する方向で見てL2、L1分背部側に位置し、かつ、支持位置Qが前後方向で見て重心Gの前方近傍に位置にある為、約2mm小さく設定し10mmより徐々に低くなる設定として有効である。
なお、ステップ105での布偏り修正動作を、回転ドラム2の正逆弧回転によって行う場合、回転ドラム2の回転数は40rpm以上とすることにより、正逆を反転させるための急制動時に回転ドラム2に貼り付いた洗濯物に強い慣性力を与えて、回転ドラム2から剥がし、洗濯物が持ち上がった側と左右反対方向に落下させられるので、洗濯物の貼り付きを効果的に剥がせる。また、剥がした洗濯物は以降の正逆弧回転によって左右に入れ替えながらほぐし、かつ回転ドラム2内に前後、左右に均等に分布させられる利点がある。このような洗濯物の左右入れ替わりは、洗濯物をより高く持ち上げる必要があることから、回転ドラム2の正逆弧回転を例えば90°を超え180°未満の角度で実行するのが好適である。
回転ドラムを水平方向または傾斜して設置したドラム式洗濯機での脱水に実用して、洗濯物の偏りによる前、後アンバランスの判定、前、後アンバランス異常の判定が、水槽の少なくとも前2方向の振動情報から簡単かつ迅速に行い、異常に的確に対応できる。
本発明の実施の形態に係るドラム式洗濯機の要部構成を示す断面図。 図1のドラム式洗濯機の制御回路のブロック図。 脱水工程での回転ドラムの回転数変化を示すアンバランス判定、アンバランス異常判定の説明用グラフである。 図1のドラム式洗濯機の水槽の振動検知手段が検知する前左右、前前後、前上下各方向の振動成分に対応する出力信号の、定常な前アンバランス時、後アンバランス時、中アンバランス時の波形図である。 図4に示す前左右方向の振動成分と前前後方向の振動成分との関係から前、後アンバランスの判定、前、後アンバランス異常の判定を行なう手順を示す説明図である。 図4に示す3つの方向の振動成分での各振幅特性を比較して示すグラフである。 図3に示す脱水工程での回転ドラムの回転数の上昇にともなう前、後アンバランスの判定、前、後アンバランス異常の判定、異常時の対応を含む制御例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ドラム式洗濯機
2 回転ドラム
2a 回転軸
3 水槽
5 モータ
6 洗濯機筐体
7 水槽ユニット
9 扉
20 制御手段
24 回転数検知手段
30 布量検知手段
40 振動検知手段
70 防振ダンパ

Claims (4)

  1. 有底円筒形に形成された回転ドラムを、開口する正面側から底部となる背面側に向けて回転軸方向が水平または水平方向から下向き傾斜となるようにして、弾性支持した水槽内に設置し、水槽の背部に固定したモータで駆動するようにした水槽ユニットを持ったドラム式洗濯機において、
    前記水槽の回転軸と直交方向の中央位置に対し、水槽ユニットの重心および水槽の支持位置が前記回転軸と直交方向で見て背部側に位置し、かつ、前記支持位置が前後方向で見て前記重心の前方近傍に位置する条件を持ち、
    モータの回転を制御する制御手段と、前記水槽の前部に複数方向の振動成分を検知する振動検知手段とを備え、前記制御手段は、洗濯、すすぎ工程後の脱水動作における必要回転数時点またはおよび必要回転数域で、前記振動検知手段から出力する水槽の前3方向のうち複数方向の振動成分と、これらの後3方向の少なくとも1方向の振動成分との相関性から、前、後アンバランスの判定、前、後アンバランス異常の判定に供することを特徴とするドラム式洗濯機の振動検知装置。
  2. 前記前3方向は、前左右方向と、前前後方向と、前上下方向とであり、後2方向は後左右方向と、後前後方向または後上下方向とであることを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  3. 前、後アンバランス異常は、それぞれに直接または間接に対応した方向での出力信号の振幅が、それぞれに対応した所定の閾値以上かどうかで判定することを特徴とする請求項2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 前記水槽の開口部と、前記水槽ユニットを収容した洗濯機筐体の出し入れ口に設けた扉との間に、双方間をシールする弾性シール部材を介した圧接部があることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のドラム式洗濯機。
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