JP2009213114A - 撮像装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体の動きを考慮した撮影制御を行う。
【解決手段】被写体を撮像して被写体画像を順次生成する撮像装置100であって、被写体画像を複数のエリアに分割する処理と、複数のエリアの各々について、その画素値を評価して当該各エリアの評価値を算出する処理と、順次生成された複数の被写体画像間における評価値の相関度を各エリアについて算出する処理と、各エリアの相関度に基づいて、被写体画像の記録を制御する処理を行うCPU21を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置及びプログラムに関する。
従来より、撮像装置においては、被写体のブレの無い画像を撮影し得るようにするため、様々な技術が考えられている。
例えば、スルー表示状態において画角の変化を検知することで手ブレを判断し、画角変化が無くなった時点で撮影を行なう技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−174105号公報
しかしながら、特許文献1においても、撮影者の手ブレに起因する撮影画像のブレを防止することは可能であるものの、被写体の細かな動きまでも考慮した撮影制御は不可能であった。
そこで、本発明の課題は、被写体の動きを考慮した撮影制御を行うことができる撮像装置及びプログラムを提供することである。
請求項1に記載の発明は、被写体を撮像して被写体画像を順次生成する撮像手段と、前記撮像手段により順次生成される被写体画像を複数の画像領域に分割する画像分割手段と、前記画像分割手段によって分割された前記複数の画像領域の各々について、その画素値を評価して当該各画像領域の評価値を算出する評価値算出手段と、前記評価値算出手段によって算出された各画像領域の評価値に基づいて、前記撮像手段によって順次生成された複数の被写体画像間における当該各画像領域の相関度を算出する相関度算出手段と、前記相関度算出手段によって算出された各画像領域の相関度に基づいて、前記被写体画像の記録を制御する相関度記録制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記相関度記録制御手段は、前記相関度算出手段によって算出された各画像領域の相関度と所定の比較値とを比較し、所定数の画像領域について前記相関度が前記所定の比較値を上回った場合に、前記被写体画像を記録するように制御することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記被写体画像の所定範囲以外の画像の画素について、前記複数の被写体画像間における移動量を取得する移動量取得手段と、前記移動量取得手段によって取得された移動量に基づいて、前記被写体画像の記録を制御する移動量記録制御手段と、を更に備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記相関度記録制御手段は、前記相関度算出手段によって算出された各画像領域の相関度と所定の比較値とを比較し、所定数の画像領域について前記相関度が前記所定の比較値を下回った場合に、前記被写体画像を記録するように制御することを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の何れか一項に記載の発明において、前記比較値を任意に入力して設定する比較値設定手段を更に備えることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜5の何れか一項に記載の発明において、前記撮像手段の撮影感度を取得する撮影感度取得手段と、前記撮影感度取得手段によって取得された撮影感度に応じて前記比較値を変更する比較値変更手段と、を更に備えることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明において、前記画像分割手段によって分割された各画像領域の全画素の評価値を算出する画素評価値算出手段を更に備え、前記評価値算出手段は、前記各画像領域の評価値として、前記画素評価値算出手段によって算出された全画素の評価値の平均値を算出することを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記画素評価値算出手段は、前記各画像領域の画素の輝度成分及び色差成分に基づいて、その画素の評価値を算出することを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の何れか一項に記載の発明において、前記画像分割手段は、前記撮像手段により順次生成される被写体画像の所定範囲の画像を複数の画像領域に分割することを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記画像分割手段によって分割される前記所定範囲の位置及び面積のうち、少なくとも何れか一方を指定する所定範囲指定手段を更に備えることを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、被写体を撮像して被写体画像を順次生成する撮像装置が具備するコンピュータを、順次生成される被写体画像を複数の画像領域に分割する画像分割手段、前記画像分割手段によって分割された前記複数の画像領域の各々について、その画素値を評価して当該各画像領域の評価値を算出する評価値算出手段、前記評価値算出手段によって算出された各画像領域の評価値に基づいて、前記順次生成された複数の被写体画像間における当該各画像領域の相関度を算出する相関度算出手段、前記相関度算出手段によって算出された各画像領域の相関度に基づいて、前記被写体画像の記録を制御する相関度記録制御手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、被写体の動きを考慮した撮影制御を行うことができる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[実施形態1]
図1は、本発明を適用した実施形態1の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
実施形態1の撮像装置100は、被写体画像G1を分割した複数のエリアi、…の複数のブロックB、…の各々について、その画素値を評価して平均値を算出した後、複数の被写体画像G1の各エリアiの評価値に基づいて当該被写体画像G1間の各エリアiの相関度を算出して、当該各エリアiの相関度に基づいて、被写体の停止状態を判定して被写体画像G1の記録を制御する。
具体的には、図1に示すように、撮像装置100は、画像データ生成部1と、データ処理部2と、ユーザインターフェース部3を備えている。
画像データ生成部1は、撮像手段を構成し、CPU21の制御下にて駆動して、被写体を連続して撮像して被写体画像G1に係る複数の画像フレームを生成する。具体的には、画像データ生成部1は、光学レンズ部11と、電子撮像部12を備えている。
光学レンズ部11は、被写体の光学像を結像する複数の撮像レンズ等を備えて構成されている。また、光学レンズ部11は、被写体の撮像の際に、CPU21の制御下にて駆動してフォーカシング動作やズーミング動作を行う。
なお、図示は省略するが、光学レンズ部11は、例えば、焦点調整、露出調整、ホワイトバランス調整等に係る各種の制御回路を備えている。
電子撮像部12は、光学レンズ部11により結像された被写体の光学像を二次元の画像信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等から構成されている。また、電子撮像部12の撮像領域に蓄積された画像信号(画像フレーム)は、CPU21の制御下にて、所定のフレームレートで読み出される。
なお、画像データ生成部1は、プレビュー画像用の低解像度画像撮影と、記録画像(本画像)用の高解像度画像撮影を行うことができる。
低解像度画像撮影は、例えば、画像の解像度がVGA(640×480ピクセル)程度の撮影であり、解像度は低いが、30fps(フレーム/秒)の速さでの動画撮影と画像読み出しを行う。
高解像度画像撮影は、例えば、電子撮像部12の撮像領域の撮像に有効な全ての画素を用いた画像撮影を行う。
データ処理部2は、CPU21と、メモリ22と、ビデオ出力部23と、画像処理部24と、プログラムメモリ25を備えている。
CPU21は、プログラムメモリ25に記憶された撮像装置100用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行うものである。
メモリ22は、画像データ生成部1により生成された画像データを一時的に記憶する。また、メモリ22は、画像処理用の各種データや各種フラグ等を記憶する。
プログラムメモリ25は、CPU21の動作に必要な各種プログラムやデータを記憶するものである。具体的には、プログラムメモリ25は、図2に示すように、画像分割プログラム25a、評価値算出プログラム25b、相関度算出プログラム25c、撮影感度取得プログラム25d、閾値設定プログラム25e、第1記録制御プログラム25f、移動量取得プログラム25g、第2記録制御プログラム25h等を記憶している。
画像分割プログラム25aは、CPU21を画像分割手段として機能させるものである。即ち、画像分割プログラム25aは、画像データ生成部1により順次生成される被写体画像G1の画像データに基づいて、当該被写体画像G1を複数のエリア(画像領域)iに分割する画像分割処理に係る機能をCPU21に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU21が画像分割プログラム25aを実行することで、画像データ生成部1により順次生成されてメモリ22に一時記憶される複数の連続する被写体画像G1に係る画像フレームのうち、一の画像フレーム(画像データ)の所定の評価範囲A1内の画像をm(横)×n(縦)の複数のエリアi、…に分割する(図3(a)及び図3(b)参照)。
なお、図3(b)にあっては、評価範囲A1の分割数として、m(横)を4とし、且つ、n(縦)を4とする16個を例示したが、評価範囲A1の分割数は一例であって、これに限られるものではない。ここで、分割数は、シャッターボタンの半押し操作の際の評価範囲A1外の画像の移動量に基づいて適宜設定するようにしても良い。
ここで、評価範囲A1の面積は、例えば、被写体画像G1全体に対して25%程度に設定されている。また、評価範囲A1の位置は、例えば、被写体画像G1の略中央部を中心として上下方向及び左右方向に対して略対象となるように設定されている。
評価値算出プログラム25bは、CPU21を評価値算出手段として機能させるものである。即ち、評価値算出プログラム25bは、画像分割処理にて分割された複数のエリアi、…の各々について、その画素値を評価して当該各エリアiの評価値を算出する評価値算出処理に係る機能をCPU21に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU21が評価値算出プログラム25bを実行することで、複数のエリアi、…の各々をv(横)×u(縦)の複数のブロックB、…に分割した後、各ブロックB(x(横)画素×y(縦)画素)の画素値の平均値を下記式(1)に基づいて算出する。即ち、CPU21は、画素評価値算出手段として、複数のブロックB、…の各々について、各画素の輝度信号及び色差信号に基づいて当該ブロックBの全ての画素の画素値p(f,i,j,k)を算出する。そして、CPU21は、算出されたブロックBの全画素の画像値p(f,i,j,k)を平均して平均値b(f,i,j)を算出して、各エリアi内の複数のブロックB、…の画素値の平均値b(f,i,j)を当該エリアiの評価値とする。
Figure 2009213114
ここで、fは画像フレームの番号であり、iは各画像フレームにおけるエリア番号であり、jは各エリアiにおけるブロック番号であり、kは各ブロックBにおける画素番号である。
なお、図3(b)にあっては、エリアiの分割数として、v(横)を3とし、且つ、u(縦)を3とする9個を例示したが、エリアiの分割数は一例であって、これに限られるものではない。また、各ブロックBは、図3(c)に示すように、x(横)が12画素とされ、且つ、y(縦)が10画素とされているが、ブロックBの画素数は一例であって、これに限られるものではない。
相関度算出プログラム25cは、CPU21を相関度算出手段として機能させるものである。即ち、相関度算出プログラム25cは、評価値算出処理にて算出された各エリアiの評価値(複数のブロックB、…の平均値b)に基づいて、画像データ生成部1によって順次生成された複数の被写体画像G1間における当該各エリアiの相関度を算出する相関度算出処理に係る機能をCPU21に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU21が相関度算出プログラム25cを実行することで、連続する画像フレーム(例えば、前回の画像フレームf−1、今回の画像フレームf)間における複数のエリアi、…の各々の相関度a(f,i)を下記式(2)に基づいて算出する。即ち、CPU21は、図4(a)及び図4(b)に示すように、評価値算出処理にて算出された前回の画像フレームf−1における所定エリアiの各ブロックBの平均値b(f−1,i,j)と、今回の画像フレームfにおける所定エリアiの各ブロックBの平均値b(f,i,j)を用いて、所定エリアiの相関度a(f,i)を算出する。
Figure 2009213114
ここで、相関度a(f,i)は、1.0に近付くほど前回の画像フレームと今回の画像
フレームのエリアiにおける動きが少なくなる。
撮影感度取得プログラム25dは、CPU21を撮影感度取得手段として機能させるものである。即ち、撮影感度取得プログラム25dは、画像データ生成部1による被写体画像G1の撮影感度を取得する撮影感度処理に係る機能をCPU21に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU21が撮影感度取得プログラム25dを実行することで、自動感度調整モードに設定された状態にて、画像データ生成部1により生成された画像フレームの明るさに基づいて、被写体画像G1の撮影感度(ISO感度)を取得する。
閾値設定プログラム25eは、CPU21を比較値変更手段として機能させるものである。即ち、閾値設定プログラム25eは、撮影感度処理にて取得された撮影感度に応じて閾値Thを設定する閾値設定処理に係る機能をCPU21に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU21が閾値設定プログラム25eを実行することで、閾値設定用テーブルT(図5参照)を参照して、撮影感度処理にて取得された撮影感度が所定の第1の値未満であるLowの場合、閾値Thを0.98に設定し、撮影感度が第1の値以上第2の値未満であるNormalの場合、閾値Thを0.96に設定し、撮影感度が第2の値以上であるHighの場合、閾値Thを0.94に設定する。
第1記録制御プログラム25fは、CPU21を相関度記録制御手段として機能させるものである。即ち、第1記録制御プログラム25fは、相関度算出処理にて算出された各エリアiの相関度a(f,i)に基づいて、画像データ生成部1により撮像される被写体画像G1(本画像)の記録タイミングを制御する処理に係る機能をCPU21に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU21が第1記録制御プログラム25fを実行することで、相関度算出処理にて算出された各エリアiの相関度a(f,i)と閾値設定処理にて設定された所定の閾値Thとを比較し、全てのエリアiに係る相関度a(f,i)が所定の閾値Thを上回った場合、即ち、全てのエリアiにてほぼ一致した場合に、被写体が停止状態であると判定して画像データ生成部1により被写体画像G1(本画像)を取得(記録)するように制御する。
移動量取得プログラム25gは、CPU21を移動量取得手段として機能させるものである。即ち、移動量取得プログラム25gは、被写体画像G1の評価範囲A1以外の画像の画素について、複数の連続する被写体画像G1間における移動量を取得する移動量取得処理に係る機能をCPU21に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU21が移動量取得プログラム25gを実行することで、連続する画像フレーム(例えば、前回の画像フレームf−1、今回の画像フレームf)のうち、一の画像フレーム(例えば、前回の画像フレームf−1)から評価範囲A1以外の画像の比較対象部分(例えば、特徴点等)を他の画像フレーム(例えば、今回の画像フレームf)で探索して、連続する画像フレームにおける比較対象部分の動きベクトルを移動量として算出(取得)する。
第2記録制御プログラム25hは、CPU21を移動量記録制御手段として機能させるものである。即ち、第2記録制御プログラム25hは、移動量取得処理にて取得された比較対象部分の動きベクトル(移動量)に基づいて、画像データ生成部1により撮像される被写体画像G1(本画像)の記録タイミングを制御する処理に係る機能をCPU21に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU21が第2記録制御プログラム25hを実行することで、移動量取得処理にて算出された比較対象部分の動きベクトルと所定値とを比較し、この比較結果に基づいて、連続する画像フレーム間で被写体に動きがあるか否か、即ち、被写体が停止状態であるか否かを判定して、被写体が停止状態である(動きベクトルが所定値以下である)と判定された場合に、画像データ生成部1により被写体画像G1を取得(記録)するように制御する。
また、プログラムメモリ25には、CPU21による閾値設定処理に用いられる閾値設定用テーブルT(図5参照)が記憶されている。
閾値設定用テーブルTは、撮影感度と閾値を対応付けて記憶するものである。具体的には、撮影感度Low(所定の第1の値未満)と閾値Th0.98(画像フレーム間の一致度98%)が対応付けられ、撮影感度Normal(第1の値以上第2の値未満)と閾値Th0.96(画像フレーム間の一致度96%)が対応付けられ、撮影感度High(第2の値以上)と閾値Th0.94(画像フレーム間の一致度94%)が対応付けられている。
画像処理部24は、画像データ生成部1により生成された画像データに対して所定の画像処理を施すものである。
ビデオ出力部23は、メモリ22の所定領域に一時記憶された画像データを読み出して、当該画像データに基づいてRGB信号を生成する。そして、ビデオ出力部23は、RGB信号をユーザインターフェース部3の表示部31に出力する。
ユーザインターフェース部3は、表示部31と、操作部32と、外部インターフェース部33と、外部記憶部34を備えている。
表示部31は、ビデオ出力部23から出力された画像データに基づいて被写体画像G1を表示する。具体的には、表示部31は、画像データ生成部1により生成された複数の画像フレームに基づいてプレビュー画像(スルー画像)を表示したり、外部記憶部34に記憶される本画像であるREC画像を表示する。
なお、表示部31は、ビデオ出力部23から適宜出力される表示用の画像データを一時的に保存するビデオメモリ(図示略)を備えるようにしても良い。
操作部32は、当該撮像装置100の所定操作を行うためのものであり、所定操作に応じた操作信号をCPU21に出力する。具体的には、操作部32は、図示は省略するが、シャッターボタン、選択決定用ボタン等を備えている。
シャッターボタンは、画像データ生成部1による被写体の撮像を指示する。また、シャッターボタンは、例えば、半押し操作及び全押し操作の2段階の押圧操作が可能に構成され、各操作段階に応じた所定の操作信号を出力する。具体的には、シャッターボタンは、ユーザにより半押し操作された場合に、自動合焦処理(AF)や自動露出処理(AE)等の実行指示を出力し、ユーザにより全押し操作された場合に、画像データ生成部1による被写体画像G1(本画像)の記録(保存)の実行指示を出力する。
選択決定用ボタンは、各種項目の選択を行う上下左右のカーソルボタン(図示略)と、これらカーソルボタンの操作に基づいて選択された項目の決定ボタン(図示略)等を備えている。
外部インターフェース部33は、PC、テレビ、プロジェクタ等の外部機器との接続用の端子であり、所定の通信ケーブル(図示略)等を介してデータの送受信を行う。
外部記憶部34は、画像データ生成部1により撮像された被写体画像G1の画像データを複数記憶する。外部記憶部34は、例えば、カード型の不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)やハードディスク等により構成されている。
次に、実施形態1の撮像装置100による自動撮像処理について図6及び図7を参照して説明する。
図6及び図7は、自動撮像処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
なお、以下に説明する自動撮像処理にあっては、予め自動感度調整モードに設定されているものとする。
図6に示すように、画像データ生成部1による被写体の撮像が開始されると、ビデオ出力部23は、画像データ生成部1により撮像され生成された画像データに基づいてRGB信号を生成してユーザインターフェース部3の表示部31に出力して、表示部31にスルー画像を表示させる(ステップS1)。
次に、CPU21は、ユーザによりシャッターボタンが半押し操作されたか否かを判定する(ステップS2)。ここで、シャッターボタンが半押し操作されたと判定されると(ステップS2;YES)、CPU21は、プログラムメモリ25内の撮影感度取得プログラム25dを実行して、画像データ生成部1により生成された一の画像フレームの明るさに基づいて、被写体画像G1の撮影感度(ISO感度)を取得する(ステップS3)。
続けて、CPU21は、プログラムメモリ25内の閾値設定プログラム25eを実行して、撮影感度処理にて取得された撮影感度に基づいて、閾値設定用テーブルT(図5参照)を参照して所定の閾値Thを設定する(ステップS4)。
なお、ステップS2にて、シャッターボタンが半押し操作されていないと判定されると(ステップS2;NO)、ステップS1に戻る。
次に、CPU21は、ユーザによりシャッターボタンが全押し操作されたか否かを判定する(ステップS5)。ここで、シャッターボタンが全押し操作されたと判定されると(ステップS5;YES)、CPU21は、画像データ生成部1により生成された一の画像フレームの評価範囲A1内の画像及び評価範囲A1外の画像を取得する(ステップS6)。
なお、ステップS5にて、シャッターボタンが全押し操作されていないと判定されると(ステップS5;NO)、ステップS2に戻る。
次に、CPU21は、プログラムメモリ25内の画像分割プログラム25aを実行して、評価範囲A1内の画像をm(横)×n(縦)の複数のエリアi、…に分割する(ステップS7;図3(a)及び図3(b)参照)。続けて、CPU21は、プログラムメモリ25内の評価値算出プログラム25bを実行して、複数のエリアi、…の各々をv(横)×u(縦)の複数のブロックB、…に分割した後、式(1)に基づいて、複数のブロックB、…の各々について、全ての画素の画素値p(f,i,j,k)を算出した後、当該全画素の画像値p(f,i,j,k)を平均して平均値b(f,i,j)を算出する(ステップS8)。
Figure 2009213114
次に、CPU21は、ステップS8にて各ブロックBの平均値b(f,i,j)を算出した画像フレームが最初の画像フレームであるか否かを判定する(ステップS9)。
ここで、最初の画像フレームであると判定されると(ステップS9;YES)、図7に示すように、CPU21は、各ブロックBの平均値b(f,i,j)を平均値b(f−1,i,j)としてメモリ22に一時的に保存した後(ステップS10)、次の一の画像フレームの画像を取得すべくステップS6に移行する。
一方、ステップS9にて、最初の画像フレームではないと判定されると(ステップS9;NO)、図7に示すように、CPU21は、プログラムメモリ25内の相関度算出プログラム25cを実行して、評価値算出処理にて算出された前回の画像フレームf−1における所定エリアiの各ブロックBの平均値b(f−1,i,j)と、今回の画像フレームfにおける所定エリアiの各ブロックBの平均値b(f,i,j)を用いて、当該所定のエリアiの連続する画像フレーム間における相関度a(f,i)を式(2)に基づいて算出する(ステップS11)。
Figure 2009213114
続けて、CPU21は、プログラムメモリ25内の第1記録制御プログラム25fを実行して、相関度算出処理にて算出された所定エリアiの相関度a(f,i)と閾値設定処理にて設定された所定の閾値Thとを比較して、相関度a(f,i)が所定の閾値Th以上であるか否かを判定する(ステップS12)。ここで、相関度a(f,i)が所定の閾値Th以上であると判定されると(ステップS12;YES)、CPU21は、評価範囲A1内の画像の全てのエリアiの相関度a(f,i)の判断が終了したか否かを判定する(ステップS13)。
ここで、全てのエリアiの相関度a(f,i)の判断が終了していないと判定されると(ステップS13;NO)、CPU21は、相関度a(f,i)の判断に係るエリアiの番号をi=i+1として(ステップS14)、ステップS11に移行して、次のエリアi(i+1)について相関度a(f,i+1)の算出を行う。
一方、ステップS13にて、全てのエリアiの相関度a(f,i)の判断が終了していると判定されると(ステップS13;YES)、CPU21は、全てのエリアiの相関度a(f,i)が所定の閾値Th以上、即ち、全てのエリアiにてほぼ一致した状態となって、被写体が停止状態であると判断して、画像データ生成部1により撮像される被写体画像G1の記録を開始させる(ステップS15)。
なお、ステップS15にて記録される被写体画像G1は、一枚若しくは連写した複数枚の静止画像であっても良いし、動画像であっても良い。
また、ステップS12にて、相関度a(f,i)が所定の閾値Th以上ではないと判定されると(ステップS12;NO)、CPU21は、評価範囲A1外の画像の動きベクトルが所定値以下であるか否かを判定する(ステップS16)。具体的には、CPU21は、プログラムメモリ25内の移動量取得プログラム25gを実行して、連続する画像フレームのうち、例えば、前回の画像フレームf−1の評価範囲A1以外の画像の比較対象部分を今回の画像フレームfで探索して、連続する画像フレームにおける比較対象部分の動きベクトルを移動量として算出する。続けて、CPU21は、プログラムメモリ25内の第2記録制御プログラム25hを実行して、比較対象部分の動きベクトルと所定値とを比較し、この比較結果に基づいて、連続する画像フレーム間で被写体に動きがあるか否か、即ち、被写体が停止状態であるか否かを判定する。
そして、ステップS16にて、動きベクトルが所定値以下である(被写体が停止状態である)と判定されると(ステップS16;YES)、CPU21は、ステップS15に移行して、画像データ生成部1により撮像される被写体画像G1の記録を開始させる。
なお、ステップS16にて、動きベクトルが所定値以下ではない(被写体が停止状態ではない)と判定されると(ステップS16;NO)、ステップS10に移行する。
以上のように、実施形態1の撮像装置100によれば、被写体画像G1の評価範囲A1を分割した複数のエリアi、…の評価値として、当該エリアiの複数のブロックB、…の各々の全画素の輝度成分及び色差成分に基づいて算出された画素値を評価して平均値b(f,i,j)を算出する。そして、複数の被写体画像G1の各ブロックBの画素値の平均値b(f,i,j)に基づいて当該被写体画像G1間の各エリアiの相関度a(f,i)を算出して、当該各エリアiの相関度a(f,i)に基づいて、被写体の停止状態を判定して被写体画像G1の記録を制御するので、被写体の微細な動き(変動)の影響を排除して当該被写体が停止状態であるか否かの判定を適正に行うことができる。即ち、図3(a)に示すように、腕を振っている人物など特定部分が往復運動しているものを被写体として自動撮影する場合、複数の画像フレーム間の差分量から停止状態を判定しようとしても、時系列で差がでにくく往復運動しているにもかかわらず停止状態であると判定されてしまう問題がある。しかしながら、被写体画像G1の評価範囲A1の各エリアiの相関度a(f,i)に基づいて、被写体の停止状態を判定することで、特定部分の往復運動といった被写体の微細な動きの影響を排除して、当該被写体が停止状態であるか否かの判定を適正に行うことができる。また、被写体の動きのある変動部分が評価範囲A1に対して小さくなっても、評価範囲A1を複数のエリアi、…に分割することで、変動部分の検出を適正に行うことができる。
従って、自動撮像処理にて、被写体の動きを考慮した撮影制御を行うことができる。
また、被写体画像G1の評価範囲A1以外の画像の比較対象部分については、複数の被写体画像G1間における動きベクトルを取得し、当該比較対象部分の動きベクトルに基づいて、被写体の停止状態を判定して被写体画像G1の記録を制御するので、被写体画像G1間の評価範囲A1内の各エリアiの相関度a(f,i)だけでなく、評価範囲A1外の画像の画素の動きベクトルに基づいて被写体の停止状態の判定をより適正に行うことができる。
さらに、各エリアiの相関度a(f,i)と所定の閾値Thとを比較して、全てのエリアiについて相関度a(f,i)が所定の閾値Thを上回った場合に、被写体が停止状態であると判定するので、停止状態の判定を適正に行うことができる。
このとき、撮影感度処理にて取得された画像データ生成部1による被写体画像G1の撮影感度に応じて閾値Thを設定することができるので、撮影感度に応じて被写体が停止状態であるか否かの判定を厳しくしたり緩くすることができることとなって、停止状態の判定をより適正に行うことができる。
なお、上記実施形態1にあっては、評価範囲A1の面積を被写体画像G1全体に対する25%程度に設定したが、これに限られるものではなく、評価範囲A1の面積は適宜任意に変更することができる。即ち、ユーザによる操作部32の所定操作に基づいて、評価範囲A1の面積を入力して、CPU21が、入力された面積を設定するようにしても良い。ここで、操作部32及びCPU21は、所定の評価範囲A1の面積を指定する所定範囲指定手段を構成している。
ここで、評価範囲A1を広くすればするほど、被写体の停止状態の判定をより正確に行うことができるが、演算量が増加するため、処理速度の低下を招いてしまうといった問題がある。このため、被写体の停止状態の判定の正確性や処理速度の向上の観点等を考慮して、適宜任意に変更するのが望ましい。
また、評価範囲A1の位置を被写体画像G1の略中央部を中心として上下方向及び左右方向に対して略対象となるように設定したが、これに限られるものではなく、評価範囲A1の位置は適宜任意に変更することができる。即ち、ユーザによる操作部32の所定操作に基づいて、評価範囲A1の位置を入力して、CPU21が、入力された位置を設定するようにしても良い。ここで、操作部32及びCPU21は、所定の評価範囲A1の位置を指定する所定範囲指定手段を構成している。
加えて、被写体の停止状態の判定を、被写体画像G1の評価範囲A1内の画像の相関度a(f,i)だけでなく、評価範囲A1外の画像の画素の移動量に基づいて行うようにしたが、これに限られるものではなく、評価範囲A1外の画像の画素の移動量に基づいて被写体の停止状態を判定するか否かは適宜任意に変更することができる。
さらに、全てのエリアiの相関度a(f,i)が所定の閾値Thを上回った場合に、画像データ生成部1により撮像される被写体画像G1の記録を開始させるようにしたが、これに限られるものではなく、被写体が停止状態であるか否かの判断を適正に行うことができれば、被写体画像G1の記録開始に際して必ずしも全てのエリアiの相関度a(f,i)が所定の閾値Thを上回る必要はない。即ち、複数のエリアiのうち、所定数のエリアiの相関度a(f,i)が所定の閾値Thを上回った場合に、画像データ生成部1により撮像される被写体画像G1の記録を開始させるようにしても良い。
また、上記実施形態1にあっては、評価範囲A1内の画像の相関度の判定を被写体が停止状態となった際に自動的に撮影を行う撮像装置100に適用するようにしたが、これに限られるものではなく、手持ち撮影の際の手ブレの判定を行うものに適用するようにしても良い。この場合にあっては、各エリアiの相関度a(f,i)と所定の閾値Thとを比較して、相関度a(f,i)が所定の閾値Thを下回った場合には、ユーザに対して手ぶれが生じていることを報知するようにしても良い。
[実施形態2]
以下に、実施形態2の撮像装置200について図8〜図11を参照して説明する。
図8は、本発明を適用した実施形態2の撮像装置200のプログラムメモリ25の構成を模式的に示す図である。図9は、撮像装置200による自動撮像処理を説明するための図である。
実施形態2の撮像装置200は、各エリアiの相関度a(f,i)に基づいて、特定の被写体、例えば、自動車等(図9参照)が被写体画像G2内の予め設定された任意の判定領域A2に入ってきた瞬間を判定して、被写体画像G2の記録を制御するものである。
なお、実施形態2の撮像装置200は、被写体画像G2の記録制御に係る構成以外の点では上記実施形態1と略同様であるので、同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図8に示すように、プログラムメモリ25には、上記実施形態1における画像分割プログラム25a、評価値算出プログラム25b、相関度算出プログラム25c、撮影感度取得プログラム25d、閾値設定プログラム25e、移動量取得プログラム25gに加えて、第3記録制御プログラム25iが記憶されている。
第3記録制御プログラム25iは、CPU21を相関度記録制御手段として機能させるものである。即ち、第3記録制御プログラム25iは、相関度算出処理にて算出された自動撮影に係る判定領域A2内の複数のエリアi、…の各々の相関度a(f,i)に基づいて、画像データ生成部1により撮像される被写体画像(本画像)G2の記録タイミングを制御する処理に係る機能をCPU21に実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU21が第3記録制御プログラム25iを実行することで、判定領域A2内の複数のエリアi、…の各々の相関度a(f,i)と閾値設定処理にて設定された所定の閾値Thとを比較し、何れか一のエリアiに係る相関度a(f,i)が所定の閾値Thを下回った場合に、特定被写体が判定領域A2に入ってきて被写体が停止状態から変動状態に遷移したと判定して画像データ生成部1により被写体画像G2を取得(記録)するように制御する。
ここで、判定領域A2の位置や面積は適宜任意に変更することができる。即ち、ユーザによる操作部32の所定操作に基づいて、判定領域A2の位置や面積を入力して、CPU21が、入力された位置や面積を設定するようにしても良い。ここで、操作部32及びCPU21は、所定の判定領域A2の位置及び面積のうち、少なくとも何れか一方を指定する所定範囲指定手段を構成している。
次に、実施形態2の撮像装置200による自動撮像処理について図10及び図11を参照して説明する。
図10及び図11は、自動撮像処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
なお、以下に説明する自動撮像処理は、実施形態1の撮像装置100による自動撮像処理の一部を変形したものであり、同一の処理についての説明は省略する。
図10及び図11に示すように、画像データ生成部1による被写体の撮像が開始されると、ビデオ出力部23は、画像データ生成部1により撮像され生成された画像データに基づいてRGB信号を生成して表示部31にスルー画像を表示させる(ステップS1)。
そして、ユーザによる操作部32の所定操作に基づいて判定領域A2の位置や面積が入力されると、CPU21は、入力された判定領域A2の位置や面積を設定する(ステップS21)。
その後、上記実施形態1と同様にステップS2〜S4の処理を行い、ステップ5にて、シャッターボタンが全押し操作されたと判定されると(ステップS5;YES)、CPU21は、画像データ生成部1により生成された一の画像フレーム(画像データ)の判定領域A2内の画像及び判定領域A2外の画像を取得する(ステップS22)。なお、ステップS5にて、シャッターボタンが全押し操作されていないと判定されると(ステップS5;NO)、ステップS2に戻る。
続けて、CPU21は、プログラムメモリ25内の画像分割プログラム25aを実行して、判定領域A2の面積や位置に基づいて分割数を設定した後(ステップS23)、判定領域A2内の画像をm(横)×n(縦)の複数のエリアi、…に分割する(ステップS24)。
その後、ステップS11にて、判定領域A2内の所定のエリアiの連続する画像フレーム間における相関度a(f,i)が算出された後(ステップS11)、CPU21は、プログラムメモリ25内の第3記録制御プログラム25iを実行して、相関度算出処理にて算出された所定エリアiの相関度a(f,i)と閾値設定処理にて設定された所定の閾値Thとを比較して、相関度a(f,i)が所定の閾値Th以下であるか否かを判定する(ステップS25)。ここで、相関度a(f,i)が所定の閾値Th以下であると判定されると(ステップS25;YES)、CPU21は、相関度a(f,i)が所定の閾値Th以下、即ち、特定被写体が判定領域A2に入ってきて被写体が停止状態から変動状態に遷移したと判断して、画像データ生成部1により撮像される被写体画像G2の記録を開始させる(ステップS15)。
一方、ステップS25にて、相関度a(f,i)が所定の閾値Th以下ではないと判定されると(ステップS25;NO)、CPU21は、判定領域A2内の画像の全てのエリアiの相関度a(f,i)の判断が終了したか否かを判定する(ステップS13)。
ここで、全てのエリアiの相関度a(f,i)の判断が終了していないと判定されると(ステップS13;NO)、ステップS14に移行する。
一方、ステップS13にて、全てのエリアiの相関度a(f,i)の判断が終了していると判定されると(ステップS13;YES)、ステップS10に移行する。
以上のように、実施形態2の撮像装置200によれば、複数の被写体画像G2の判定領域A2の複数のエリアi、…の複数のブロックB、…の各々の画素値の平均値に基づいて当該被写体画像G2間の各エリアiの相関度a(f,i)を算出して、当該各エリアiの相関度に基づいて、特定被写体が被写体画像G2内の任意の判定領域A2に入ってきた瞬間を判断して、被写体が停止状態から変動状態に遷移したか否かの判断を適正に行うことができる。
また、判定領域A2に対して小さい特定被写体が当該判定領域A2の一部分を通過した場合であっても、判定領域A2を複数のエリアi、…に分割することで、特定被写体の検出を適正に行うことができる。
従って、自動撮像処理にて、被写体の動きを考慮した撮影制御を行うことができる。
なお、上記実施形態2にあっては、複数のエリアiのうち、何れか一のエリアiの相関度a(f,i)が所定の閾値Thを下回った場合に、画像データ生成部1により撮像される被写体画像G2の記録を開始させるようにしたが、これに限られるものではない。即ち、被写体が停止状態から変動状態に遷移したか否かの判断を適正に行う上では、複数のエリアiのうち、二つ以上の所定数のエリアiの相関度a(f,i)が所定の閾値Thを下回った場合に、画像データ生成部1により撮像される被写体画像G2の記録を開始させるようにしても良い。
[実施形態3]
以下に、実施形態3の撮像装置について説明する。
実施形態3の撮像装置は、上記実施形態1、2における評価値算出処理にて、式(1)に代えて下記式(3)を用いるとともに、相関度算出処理にて、式(2)に代えて下記式(4)を用いるものである。
なお、実施形態3の撮像装置は、評価値算出処理及び相関度算出処理に係る数式以外の点では上記実施形態1、2と略同様であるので、その説明を省略する。
即ち、プログラムメモリ25には、上記実施形態1、2と同様に、評価値算出プログラム25b、相関度算出プログラム25cが記憶されている。
そして、CPU21が評価値算出プログラム25bを実行することで、評価範囲A1(判定領域A2)の複数のエリアi、…の各々をv(横)×u(縦)の複数のブロックB、…に分割した後、各ブロックB(x(横)画素×y(縦)画素)の画素値の平均値を下記式(3)に基づいて算出する。即ち、CPU21は、画素評価値算出手段として、複数のブロックB、…の各々について、各画素の輝度信号及び色差信号に基づいて当該ブロックBの全ての画素の画素値p(f,i,j,k)を算出する。さらに、CPU21は、算出されたブロックBの全画素の画像値p(f,i,j,k)を平均して平均値b(f,i,j)を算出して、各エリアi内の複数のブロックB、…の画素値の平均値b(f,i,j)を当該エリアiの評価値とする。
Figure 2009213114
ここで、fは画像フレームの番号であり、iは各画像フレームにおけるエリア番号であり、jは各エリアiにおけるブロック番号であり、kは各ブロックBにおける画素番号である。
このように、評価値算出プログラム25bは、上記式(3)を用いることで、画像分割処理にて分割された複数のエリアi、…の各々について、その画素値を評価して当該各エリアiの評価値を算出する評価値算出処理に係る機能をCPU21に実現させることができる。
また、CPU21が相関度算出プログラム25cを実行することで、連続する画像フレーム(例えば、前回の画像フレームf−1、今回の画像フレームf)間における複数のエリアi、…の各々の相関度a(f,i)を下記式(4)に基づいて算出する。即ち、CPU21は、評価値算出処理にて算出された前回の画像フレームf−1における所定エリアiの各ブロックBの平均値b(f−1,i,j)と、今回の画像フレームfにおける所定エリアiの各ブロックBの平均値b(f,i,j)を用いて、所定エリアiの相関度a(f,i)を算出する。
Figure 2009213114
ここで、相関度a(f,i)は、1.0に近付くほど前回の画像フレームと今回の画像
フレームのエリアiにおける動きが少なくなる。
このように、相関度算出プログラム25cは、上記式(4)を用いることで、評価値算出処理にて算出された各エリアiの評価値(複数のブロックB、…の平均値b)に基づいて、画像データ生成部1によって順次生成された複数の被写体画像G1間における当該各エリアiの相関度を算出する相関度算出処理に係る機能をCPU21に実現させることができる。
以上のような構成であっても、実施形態3の撮像装置によれば、上記式(3)に基づいて、実施形態1、2と同様に、被写体画像G1の評価範囲A1(被写体画像G2の判定領域A2)を分割した複数のエリアi、…の評価値として、当該エリアiの複数のブロックB、…の各々の全画素の輝度成分及び色差成分に基づいて算出された画素値を評価して平均値b(f,i,j)を算出することができる。即ち、評価値算出処理にて、上記式(3)を用いるか、或いは、実施形態1、2に係る式(1)を用いるかは適宜任意に変更することができ、これらのうち、何れの式を用いても、各エリアiの評価値の算出を適正に行うことができる。
また、上記式(4)に基づいて、実施形態1、2と同様に、複数の被写体画像G1(被写体画像G2)の各ブロックBの画素値の平均値b(f,i,j)に基づいて当該被写体画像G1(被写体画像G2)間の各エリアiの相関度a(f,i)を算出することができる。即ち、相関度算出処理にて、上記式(4)を用いるか、或いは、実施形態1、2に係る式(2)を用いるかは適宜任意に変更することができ、これらのうち、何れの式を用いても、複数の被写体画像G1(被写体画像G2)間における当該各エリアiの相関度の算出を適正に行うことができる。
従って、上記式(3)、(4)を用いても、上記実施形態1、2と同様に、自動撮像処理にて、被写体の動きを考慮した撮影制御を行うことができる。
また、本発明は、上記実施形態1〜3に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態1〜3にあっては、自動設定された撮影感度に基づいて相関度a(f,i)の判定用の閾値Thを設定するようにしたが、これに限られるものではなく、ユーザが任意の閾値Thを設定するようにしても良い。即ち、ユーザによる操作部32の所定操作に基づいて、所定の閾値Thを任意に入力し、CPU21は、入力された閾値を設定するようにしても良い。ここで、操作部32及びCPU21は、閾値(比較値)Thを任意に入力して設定する比較値設定手段を構成している。
さらに、上記実施形態1〜3にあっては、相関度a(f,i)の判定用の閾値Thを撮影感度に基づいて設定するようにしたが、これに限られるものではなく、撮影感度に代えてシャッター速度に基づいて設定するようにしても良い。即ち、シャッターボタンの半押し操作に基づいて設定されたシャッター速度に従って手ブレが発生しない程度で閾値Thを設定するようにしても良い。
加えて、実施形態2にあっては、特定被写体が存しない状態で撮影された複数の被写体画像G2に係る画像フレームの変動量に基づいて閾値Thを設定するようにしても良い。
さらに、上記実施形態1〜3にあっては、評価範囲A1や判定領域A2内の各エリアiの各ブロックBの全画素の画素値を算出して、当該全画素の画素値の平均値b(f,i,j)を各エリアiの評価値としたが、これに限られるものではなく、必ずしも評価範囲A1や判定領域A2内の各エリアiの各ブロックBの全画素の画素値の平均値b(f,i,j)を算出する必要はない。例えば、評価範囲A1や判定領域A2内の各エリアiの各ブロックBの全画素のうち、所定割合の画素の画素値を算出してその平均値を各エリアiの評価値としても良い。
また、上記実施形態1〜3にあっては、各エリアiの画素の画素値は、各画素の輝度成分及び色差成分に基づいて算出されるようにしたが、これに限られるものではなく、輝度成分や色差成分以外の成分に基づいて算出されるようにしても良い。
さらに、上記実施形態1〜3にあっては、複数のエリアi、…の相関度a(f,i)の判定を、被写体画像G1、G2の所定範囲の画像、即ち、評価範囲A1内や判定領域A2内の画像を用いるようにしたが、これに限られるものではなく、被写体画像G1、G2全体を用いるようにしても良い。
また、撮像装置100、200の構成は、上記実施形態1〜3に例示したものは一例であり、これに限られるものではない。
加えて、上記実施形態1〜3にあっては、画像分割手段、評価値算出手段、相関度算出手段、相関度記録制御手段、比較値設定手段、撮影感度取得手段、比較値変更手段、画素評価値算出手段、所定範囲指定手段、移動量取得手段、移動量記録制御手段としての機能を、CPU21によって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、例えば、各種機能を実現するためのロジック回路等から構成しても良い。
本発明を適用した実施形態1の撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置のプログラムメモリの構成を模式的に示す図である。 図1の撮像装置による評価値算出処理を説明するための図である。 図3の評価値算出処理に係る前回の画像フレームのエリアと今回の画像フレームのエリアを模式的に示すブロック図である。 図2のプログラムメモリに記憶されている閾値設定用テーブルを模式的に示す図である。 図1の撮像装置による自動撮像処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図6の自動撮像処理の続きを示すフローチャートである。 本発明を適用した実施形態2の撮像装置のプログラムメモリの構成を模式的に示す図である。 図8の撮像装置による自動撮像処理を説明するための図である。 図9の自動撮像処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図10の自動撮像処理の続きを示すフローチャートである。
符号の説明
100、200 撮像装置
1 画像データ生成部
21 CPU
32 操作部
G1、G2 被写体画像
A1 評価範囲
A2 判定領域

Claims (11)

  1. 被写体を撮像して被写体画像を順次生成する撮像手段と、
    前記撮像手段により順次生成される被写体画像を複数の画像領域に分割する画像分割手段と、
    前記画像分割手段によって分割された前記複数の画像領域の各々について、その画素値を評価して当該各画像領域の評価値を算出する評価値算出手段と、
    前記評価値算出手段によって算出された各画像領域の評価値に基づいて、前記撮像手段によって順次生成された複数の被写体画像間における当該各画像領域の相関度を算出する相関度算出手段と、
    前記相関度算出手段によって算出された各画像領域の相関度に基づいて、前記被写体画像の記録を制御する相関度記録制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記相関度記録制御手段は、前記相関度算出手段によって算出された各画像領域の相関度と所定の比較値とを比較し、所定数の画像領域について前記相関度が前記所定の比較値を上回った場合に、前記被写体画像を記録するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記被写体画像の所定範囲以外の画像の画素について、前記複数の被写体画像間における移動量を取得する移動量取得手段と、
    前記移動量取得手段によって取得された移動量に基づいて、前記被写体画像の記録を制御する移動量記録制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記相関度記録制御手段は、前記相関度算出手段によって算出された各画像領域の相関度と所定の比較値とを比較し、所定数の画像領域について前記相関度が前記所定の比較値を下回った場合に、前記被写体画像を記録するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記比較値を任意に入力して設定する比較値設定手段を更に備えることを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像手段の撮影感度を取得する撮影感度取得手段と、
    前記撮影感度取得手段によって取得された撮影感度に応じて前記比較値を変更する比較値変更手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項2〜5の何れか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記画像分割手段によって分割された各画像領域の全画素の評価値を算出する画素評価値算出手段を更に備え、
    前記評価値算出手段は、前記各画像領域の評価値として、前記画素評価値算出手段によって算出された全画素の評価値の平均値を算出することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の撮像装置。
  8. 前記画素評価値算出手段は、前記各画像領域の画素の輝度成分及び色差成分に基づいて、その画素の評価値を算出することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記画像分割手段は、前記撮像手段により順次生成される被写体画像の所定範囲の画像を複数の画像領域に分割することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の撮像装置。
  10. 前記画像分割手段によって分割される前記所定範囲の位置及び面積のうち、少なくとも何れか一方を指定する所定範囲指定手段を更に備えることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 被写体を撮像して被写体画像を順次生成する撮像装置が具備するコンピュータを、
    順次生成される被写体画像を複数の画像領域に分割する画像分割手段、
    前記画像分割手段によって分割された前記複数の画像領域の各々について、その画素値を評価して当該各画像領域の評価値を算出する評価値算出手段、
    前記評価値算出手段によって算出された各画像領域の評価値に基づいて、前記順次生成された複数の被写体画像間における当該各画像領域の相関度を算出する相関度算出手段、
    前記相関度算出手段によって算出された各画像領域の相関度に基づいて、前記被写体画像の記録を制御する相関度記録制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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