JP2009211526A - 相乗り支援装置、および、相乗り支援装置用のプログラム - Google Patents

相乗り支援装置、および、相乗り支援装置用のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車両のドライバ側の相乗り者に対する希望を従来よりも良く反映する相乗り支援技術を提供する。
【解決手段】情報センター6が、車両2に搭載された車両用ナビゲーション装置1から、当該車両2に相乗りする者の属性が満たすべき相乗り受け入れ条件の情報を受信して蓄積すると共に、相乗り利用者8の個人属性の情報を受信して蓄積する。また、情報センター6は、相乗り利用者8が有する携帯通信端末7から、相乗りを希望する旨の相乗り希望通知を受信したことに基づいて、その相乗り希望者8の属性の情報が、当該相乗り受け入れ条件に適合し、かつ、相乗り希望者8の目的地と各車両の目的地とが適合するか否かを判定し、適合する車両については、車両2に当該相乗り希望者8が同乗できるように、車両用ナビゲーション装置1および携帯通信端末7に情報を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、相乗り支援装置、および、相乗り支援装置用のプログラムに関するものである。
環境問題への関心が高まり、CO2排出量削減が求められるという近年の社会的背景の中、車両の相乗りを支援する技術が種々提案されている。例えば、引用文献1〜3においては、携帯端末を有するユーザが、相乗り希望の通知を携帯端末を用いてセンターに送信すると、センターは、その通知内に含まれた目的地等の情報に合致する車両を検索し、ヒットした車両の車載通信機に対して相乗り許否の問い合わせを行う。そして、車両のドライバが相乗り許可の返答を車載通信機に送信させると、車両に当該ユーザを同乗させるための通知が為される。
特開2005−182146号公報 特開2002−140399号公報 特開2001−291192号公報
しかし、上記のような技術では、例えば、若い男性は乗せたくない等の、同乗者の属性に対する希望を、車両のドライバが持っていたとしても、そのような希望とは無関係にセンターから相乗り希望者についての問い合わせが来てしまう。その結果、ドライバとしては同乗させたくないような属性の相手についても、いちいち問い合わせを受けてしまう可能性が高くなり、ドライバにとって煩わしい。
本発明は上記点に鑑み、車両のドライバ側の相乗り者に対する希望を従来よりも良く反映する相乗り支援技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、相乗り支援装置が、車両(2)に搭載された車載通信装置(1)から、当該車両(2)に相乗りする者の属性が満たすべき相乗り受け入れ条件の情報を受信して蓄積すると共に、相乗り利用者(8)の所有する携帯通信端末(7)から、当該相乗り利用者(8)の属性の情報を受信して蓄積する。
また、相乗り支援装置は、当該相乗り利用者(8)が有する携帯通信端末(7)から、相乗りを希望する旨の相乗り希望通知を受信したことに基づいて、当該相乗り利用者(8)の属性の情報が、当該相乗り受け入れ条件に適合するか否かを判定し、その判定結果が肯定的であることに基づいて、車両(2)に当該相乗り利用者(8)が同乗できるように、車載通信装置(1)および携帯通信端末(7)に情報を送信する。
このように、相乗り支援装置が、相乗り利用者(8)からの相乗り希望通知を受けたときに、車両(2)のドライバ側からの相乗り受け入れ条件を用いて、当該相乗り利用者(8)の同乗可否を判定する。そして、相乗り受け入れ条件は、相乗り利用者(8)の属性が満たすべき条件となっている。したがって、お年寄りは乗せてもかまわないが、若い男性は乗せたくないといったような、相乗り希望者(8)の属性に対するドライバの希望をより反映した相乗り支援を実現することができる。
また、請求項2に記載のように、相乗り支援装置は、相乗り受け入れ条件に含まれる複数の条件のそれぞれに重み値を付与し、それら複数の条件のうち、当該相乗り利用者(8)の属性の情報が合致する条件の重み値の総和が、基準値を超えていることに基づいて、当該相乗り利用者(8)の属性の情報が、当該相乗り受け入れ条件に適合すると判定するようになっていてもよい。このようになっていることで、各種条件に応じた柔軟な相乗り可・不可の判定を行うことができる。
また、請求項3に記載のように、相乗り支援装置は、車載通信装置から車両の目的地の情報を受信し、かつ、他の車載通信装置から、他の車載通信装置が搭載される他車両の目的地の情報を受信するようになっていてもよい。更に、相乗り希望通知には、相乗り利用者(8)の目的地の情報が含まれていてもよい。
この場合、相乗り支援装置は、当該相乗り利用者(8)が有する携帯通信端末(7)から、当該相乗り希望通知を受信したことに基づいて、当該相乗り利用者(8)の目的地が、車両の目的地と一致し、かつ、相乗り利用者(8)の属性の情報が、当該相乗り受け入れ条件に適合するか否かを判定することで、相乗りの可否を判定するようになっていてもよい。
更に、相乗り支援装置は、その判定結果が否定的であった場合、相乗り利用者(8)の目的地が施設であり、かつ、当該他車両の目的地が当該施設と類似の施設であることに基づいて、当該他車両に当該相乗り利用者(8)が同乗できるように、当該他の車載通信装置および携帯通信端末(7)に情報を送信するようになっていてもよい。
このように、本来の目的地へは相乗りできない場合でも、代替施設への相乗りを支援することで、より相乗り成立の可能性が高くなり、ひいては、相乗り支援を利用するユーザの期待度が増す。
また、上記目的を達成するための請求項4に記載の発明は、相乗り支援装置が、車両(2)に搭載された車載通信装置(1)から、当該車両(2)への相乗りを募集する旨の募集通知を受信し、また、募集通知を受信したことに基づいて、携帯通信端末(7)に、募集元の車両(2)に相乗りするか否かを問い合わせる。
そして相乗り支援装置は、その問い合わせに対する応答が相乗りする旨のものであったことに基づいて、当該車両(2)に携帯通信端末(7)を有する者(8)が同乗できるように、車載通信装置(1)に情報を送信するようになっている。
このように、従来とは逆に車両側から相乗り希望者を募ることで、相乗り支援装置は、車両のドライバ側の相乗り者に対する希望を従来よりも良く反映することができる。
また、請求項5、6に記載のように、請求項1、4に記載の発明の特徴は、プログラムとしても捉えることができる。
なお、上記および特許請求の範囲における括弧内の符号は、特許請求の範囲に記載された用語と後述の実施形態に記載される当該用語を例示する具体物等との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係る相乗り支援システムの構成例を模式的に示す。この例においては、車両用ナビゲーション装置1が搭載された車両2が、車両用ナビゲーション装置1によって算出された誘導経路3に沿って走行している。このとき車両用ナビゲーション装置1は、無線基地局4および通信ネットワーク(例えば、インターネット等の広域ネットワーク)5を介して情報センター(相乗り支援装置の一例に相当する)6と通信することで、自車両の予定経路、目的地、現在位置等の運行データを、情報センター6に送信する。
なお、図示しないが、車両用ナビゲーション装置1以外にも、車両用ナビゲーション装置1と同様の構成を有する装置が複数の車両にそれぞれ搭載され、それぞれについての運行データを、情報センター6に送信するようになっている。
また、携帯通信端末(例えば、携帯電話機、PDA)7を携行する者8は、携帯通信端末7を操作することで、適切な車両に相乗りを希望する旨の通知を、無線基地局9、通信ネットワーク5を介して情報センター6に送信させる。この通知には、相乗り希望者8の識別情報、目的地情報、現在位置情報等が含まれている。
情報センター6は、この相乗り希望通知を受信すると、この相乗り希望者8の相乗り先として適切な車両をフィルタリングして選び出し、選び出した車両側(例えば、車両2の車両用ナビゲーション装置1)に対して相乗りを打診する通知を行い、その応答として相乗り可能の通知を受けると、相乗り希望者8と当該車両(例えば車両2)とが落ち合えるための情報を携帯通信端末7および車両中の装置(例えば車両用ナビゲーション装置1)に送信する。すなわち、情報センター6は、相乗り希望者8と車両との仲介のほか、仲介にあたり車両側の応答作業を低減するためのフィルタリング処理を行う。
フィルタリングにおいて情報センター6は、相乗り希望者8の相乗り先として適切な車両を選び出すために、車両用ナビゲーション装置1および他の同等の装置から受けた運行データと、相乗り希望者8の目的地、現在位置とを照らし合わせる。
それに加えて情報センター6は、相乗り希望者8の個人的な属性等が、各車両の相乗り受け入れ条件に適合するか否かを判定する。この判定のために、車両用ナビゲーション装置1および同等の他の装置は、あらかじめ情報センター6に対して、相乗り受け入れ条件の情報等を送信して登録するようになっており、携帯通信端末7は、あらかじめ情報センター6に対して、相乗り希望者8の個人的属性の情報を送信して登録するようになっている。
以下、このような相乗り支援システムの構成および作動について詳述する。図1に示すように、この相乗り支援システムは、車両2に搭載された車両用ナビゲーション装置1、情報センター6、および相乗り希望者8携帯通信端末7を含んでいる。
図2に、車両用ナビゲーション装置1のハードウェア構成を示す。車両用ナビゲーション装置1は、位置検出器11、画像表示装置12、操作部13、スピーカ14、無線通信部15、地図データ取得部16、車側制御回路17を有している。
位置検出器11は、いずれも周知の図示しない加速度センサ、地磁気センサ、ジャイロセンサ、車速センサ、およびGPS受信機等のセンサを有しており、これらセンサの各々の性質に基づいた、車両の現在位置、向き、および速度を特定するための情報を制御回路17に出力する。
画像表示装置12は、制御回路17から出力された映像信号に基づいた映像をユーザに表示する。操作部13は、車両2内のドライバによる入力装置への操作に基づいた信号を制御回路17に出力する。
無線通信部15は、近隣の無線基地局4と無線接続し、それによって通信ネットワーク5を介して情報センター6と通信を行うための、変調、復調、増幅、周波数変換等の処理を行う装置である。
地図データ取得部16は、DVD、CD、HDD等の不揮発性の記憶媒体およびそれら記憶媒体に対してデータの読み出し(および可能ならば書き込み)を行う装置から成る。当該記憶媒体は、制御回路17が実行するプログラム、経路案内用の地図データ等を記憶している。
制御回路(コンピュータに相当する)17は、CPU、RAM、ROM、I/O等を有するマイコンである。CPUは、ROMまたは地図データ取得部16から読み出した車両用ナビゲーション装置1の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROM、および地図データ取得部16から情報を読み出し、RAMおよび(可能であれば)地図データ取得部16の記憶媒体に対して情報の書き込みを行い、位置検出器11、画像表示装置12、操作部13、スピーカ14、および無線通信部15と信号の授受を行う。
制御回路17がプログラムを実行することによって行う具体的な処理としては、現在位置特定処理、地図表示処理、誘導経路算出処理、経路案内処理等がある。現在位置特定処理は、位置検出器11からの信号に基づいて、周知のマップマッチング等の技術を用いて車両の現在位置や向きを特定する処理である。地図表示処理は、車両の現在位置の周辺等の特定の領域の地図を、画像表示装置12に表示させる処理である。この際、地図表示のために用いる情報は、地図データから取得する。
誘導経路算出処理は、操作部13からユーザによる目的地の入力を受け付け、現在位置から当該目的地までの最適な誘導経路を算出する処理である。経路案内処理は、誘導経路上の右左折交差点等の案内ポイントの手前に自車両が到達したときに、右折、左折等を指示する案内音声をスピーカ14に出力させ、当該案内ポイントの拡大図を画像表示装置12に表示させることで、誘導経路に沿った車両の運転を案内する処理である。制御回路17による相乗り支援のための処理内容については後述する。
図3に、情報センター6のハードウェア構成を示す。情報センター6は、通信インターフェース61、記憶媒体62、およびセンター側制御回路63を有している。通信インターフェース61は、通信ネットワーク5を介して車両用ナビゲーション装置1、携帯通信端末7等と通信を行うためのインターフェース回路である。
記憶媒体62は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等の、センター側制御回路63の処理のための各種データを記録する不揮発性書き込み可能メモリである。記憶媒体62に記録されるデータとしては、相乗り者登録データ62a、車両登録データ62b、車両運行データ62c等がある。これらのデータについては後述する。
制御回路63は、CPU、RAM、ROM、I/O等を有するマイコンである。CPUは、ROMから読み出したプログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROM、および記憶媒体62から情報を読み出し、RAMおよび記憶媒体62に対して情報の書き込みを行い、通信インターフェース61を介して通信を行う。制御回路63の具体的な処理内容については後述する。
図4に、携帯通信端末7のハードウェア構成を示す。携帯通信端末7は、無線通信部71、操作部72、GPS受信機73、表示部74、および携帯機側制御回路75を有している。
無線通信部71は、近隣の無線基地局9と無線接続し、それによって通信ネットワーク5を介して通信を行うための、変調、復調、増幅、周波数変換等の処理を行う装置である。この無線通信部71を介して、図示しないマイク、スピーカを用いた電話通話、情報センター6とのデータ通信等を行うことができる。
操作部72は、相乗り希望者8による入力装置への操作に基づいた信号を御回路75に出力する装置である。GPS受信機73は、GPS衛星からの信号に基づいて現在位置を特定し、特定結果を側制御回路75に出力する装置である。表示部74は、制御回路75から出力された映像信号に基づいた映像を相乗り希望者8に表示する。
制御回路75、CPU、RAM、ROM、I/O等を有するマイコンである。CPUは、ROMから読み出したプログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROMから情報を読み出し、RAMに対して情報の書き込みを行い、操作部72、GPS受信機73、表示部74と情報をやり取りし、無線通信部71を介して通信を行う。制御回路75による相乗り支援のための処理内容については後述する。
以下、これら車両用ナビゲーション装置1、情報センター6、携帯通信端末7の、相乗り支援のための作動内容について、図5〜図7を用いて説明する。まず、携帯機側制御回路75は、所有者8の操作部72に対する操作に基づいて、所有者8の登録情報を情報センター6に送信する(ステップ100)。センター側制御回路63は、このようなユーザ情報を受信すると、記憶媒体62中の相乗り者登録データ62aの一部として記録する(ステップ101)。
図5に示すように、このユーザ情報は、ユーザID、個人属性情報、個人情報の保護条件、および相乗り提示条件を含んでいる。
ユーザIDは、携帯通信端末7または所有者8を一意に特定するための情報である。ユーザIDとしては、例えば、携帯通信端末7の機体番号であってもよいし、所有者8の識別番号であってもよい。
個人属性情報は、所有者8の個人的属性の情報である。個人属性情報としては、例えば、所有者8の名前、年齢、性別、職業、住所、乳児を連れているか否か、障害を有しているか否か、等がある。
個人情報の保護条件は、個人属性情報のそれぞれについて、どのような相手に開示してどのような相手には開示しないかを示す情報である。個人情報の保護条件の例としては、個人属性情報のうち、住所および職業は特定の車両ID以外の相手には開示しないが、その他については全員に開示する、という条件がある。
相乗り提示条件は、相乗りに対する所有者8側の条件である。相乗り提示条件としては、例えば、自分の目的地の途中まででもよいから同乗したい旨の条件、自分の目的地に到達しなければ同乗したくない旨の条件、等がある。
また、車側制御回路17は、車両2のドライバの操作部13に対する操作に基づいて、車両情報を情報センター6に送信する(ステップ102)。センター側制御回路63は、このような車両情報を受信すると、記憶媒体62中の車両登録データ62bの一部として記録する(ステップ103)。
図5に示すように、この車両情報は、車両ID、車両属性情報、情報保護条件、および相乗り受け入れ条件を含んでいる。
車両IDは、車両2を一意に特定するための情報である。ユーザIDとしては、例えば車両2の車体番号であってもよいし、車両用ナビゲーション装置1の機体番号であってもよい。
車両属性情報は、車両2の属性の情報である。車両属性情報としては、例えば、車種、車両の色、車両の型番、ナンバープレート情報等がある。これらの情報は、相乗り希望者8と車両2とが落ち合うときに相乗り希望者8が車両2を見つけ易いよう、落ち合う前に車両2に送信されるようになっている。
情報保護条件は、車両属性情報のそれぞれについて、どのような相手に開示してどのような相手には開示しないかを示す情報である。情報の保護条件の例としては、車両属性情報のうち、ナンバープレート情報は特定のユーザID以外の相手には開示しないが、その他については全員に開示する、という条件がある。
相乗り受け入れ条件は、相乗りに際して車両側から相乗り希望者を選別するための条件である。相乗り受け入れ条件は、複数の条件を含んでいてもよい。そして、それらの複数条件には、ウエイト(重み値)があらかじめ設定されていてもよい。ここで、ウエイトは、対応する条件の重要度の指標である。
例えば、相乗り受け入れ条件中の複数の条件が、強い拒否条件、弱い拒否条件、弱い歓迎条件、強い歓迎条件の4つにグループ分けされていてもよい。そして、それぞれのグループに、特定のウエイトを割り当てるようになっていてもよい。
例えば、「若い男性は乗せるのはかなり嫌だ」、「近所の人以外はなるべく乗せたくない」、「乳児連れの人は歓迎だ」、「高齢者は是非とも乗せたい」等の要望に対応する相乗り受け入れ条件としては、強い拒否条件(例えば重み+30)として、「若い(例えば25歳以下の)男性である」という条件が設定されており、また、弱い拒否条件(例えば重み+10)として、「車両の所有者の自宅(あらかじめ登録されている)の周囲(例えば自宅から半径1キロメートル以内)の人以外である」という条件が設定されており、弱い歓迎条件(例えば、重み−10)として、「乳児連れである」という条件が設定されており、強い歓迎条件として(例えば、重み−50)として「高齢者(例えば60歳以上の者)である」という条件が設定されていてもよい。
これらの相乗り受け入れ条件のうち、強い拒否条件、弱い拒否条件は、車両2に相乗りする者の属性が、満たすべきでない拒否条件であり、強い歓迎条件、弱い歓迎条件は、車両2に相乗りする者の属性が満たせばより好ましい歓迎条件である。
また、相乗り受け入れ条件には、車両が相乗りのために誘導経路から外れることを許すか否か、および、許すなら、誘導経路からどのくらいの距離だけ離れることを許すかの情報が含まれている。
相乗り受け入れ条件にウエイトが割り振られている場合は、相乗り受け入れ条件に判定基準値が含められていてもよい。この判定基準値とウエイトとの関係については後述する。
なお、携帯通信端末7のみならず、他の者が有する携帯通信端末も、情報センター6に上述のようなユーザ情報を送信し、センター側制御回路63は、送信されたユーザ情報を受信して相乗り者登録データ62aに記録するようになっていてもよい。すなわち、センター側制御回路63は、複数の相乗り登録者の携帯通信端末のそれぞれから、対応する相乗り登録者のユーザ情報を受信して記録する。
また、車両用ナビゲーション装置1のみならず、車両用ナビゲーション装置1と同等の他の車載通信機も、情報センター6に上述のような車両情報を送信し、センター側制御回路63は、送信された車両情報を受信して車両登録データ62bに記録するようになっていてもよい。すなわち、センター側制御回路63は、車両用ナビゲーション装置1を含む複数の車載通信装置のそれぞれから、対応する車両の車両情報を受信して記録する。
このように、全くつながりのない人物を相乗りさせるリスクを回避するために相乗り希望者および車両とも事前に情報センター6に登録し、IDを設定しておく。
次に、上述のような登録を済ませた後、携帯通信端末7の所有者8が相乗りを希望する場合の相乗り支援システムの作動について、図6を用いて説明する。なお、以下の説明では、車両用ナビゲーション装置1の作動について説明しているが、情報センター6に車両情報を送信して登録させた他の車載通信機も、車両用ナビゲーション装置1と同じ作動を行うようになっている。
まず、車側制御回路17は、上述の誘導経路算出処理によって目的地までの誘導経路が決まっており、当該誘導経路について経路案内処理を行っている間は、現在位置特定処理によって特定した自車両2の車両ID、現在位置、誘導経路、および目的地を含む運行データを、定期的に(例えば1分毎に)くり返し情報センター6に送信する(ステップ130)。
そして、センター側制御回路63は、それら運行データを受信し、受信した運行データを、記憶媒体62の車両運行データ62cに蓄積することで、情報センター6に登録された各車両の運行データを逐次更新する(ステップ112)。
このような状況において相乗り希望者8が、携帯通信端末7の操作部72に対して相乗り希望の旨の操作および目的地の入力操作を行うと、携帯機側制御回路75は、その入力情報を受け付け(ステップ110)、GPS受信機73からの信号に基づいて現在位置を特定し、現在位置、目的地、および相乗り希望者8のユーザIDの情報を含む相乗り希望通知を送信する(ステップ120)。
するとセンター側制御回路63は、この相乗り希望通知を受信し(ステップ121)、この相乗り希望通知中の情報、相乗り者登録データ62a、車両登録データ62b、車両運行データ62cを用いて、フィルタリング処理を行う。(ステップ122)。このフィルタリング処理において、センター側制御回路63は、相乗り希望者8に適合する車両を、車両運行データ62c中に記録された車両から探し出す。このフィルタリング処理の詳細については後述する。
続いてセンター側制御回路63は、フィルタリング処理の結果、相乗り希望者8に適合する車両が見つかったか否かを判定し(ステップ123)、見つからなかった場合は相乗り不成立の通知を携帯通信端末7に返送する(ステップ124)。この相乗り不成立の通知を受信した携帯機側制御回路75は、相乗り不成立の旨を表示部74に表示させる(ステップ114)。
ここで、相乗り希望者8に適合する車両として、車両2が見つかったとする。その場合、センター側制御回路63は、当該車両2の車両用ナビゲーション装置1に対して相乗り希望者通知を送信する(ステップ125)。この相乗り希望者通知には、相乗り希望者8に関して相乗り者登録データ62aに記録されている個人属性情報を含める。ただし、個人属性情報のうち、当該相乗り希望者8の個人情報保護条件に従えば車両用ナビゲーション装置1に開示できない情報は、相乗り希望者通知に含める対象からは除外する。
車側制御回路17は、送信された当該相乗り希望者通知を受信し、画像表示装置12に、相乗り希望者がいる旨、および、受信した相乗り希望者8の個人属性情報を表示させる(ステップ131)。
続いて車側制御回路17は、相乗り希望者8の相乗りを許可するか否かを画像表示装置12を用いてドライバに問い合わせ、その応答としての操作部13に対する操作を待ち、その応答結果が「相乗り許可」を示しているか否かを判定する(ステップ133)。
相乗り許可の応答があった場合、続いて、相乗り許可を示す許可メッセージを情報センター6に送信し(ステップ135)、さらに相乗り希望者8の現在位置への経路案内を行う(ステップ137)。なお、この許可メッセージには、車両2が現在の自車位置から出発して相乗り希望者8の現在位置に到達する予想時刻、および、車両2の車両IDを含める。
センター側制御回路63は、許可メッセージを車両用ナビゲーション装置1から受けるとそれを携帯通信端末7に転送する(ステップ127)。ただしその際、許可メッセージ中の車両IDに基づいて、車両2の車両属性情報を車両登録データ62bから読み出し、読み出した車両属性情報を許可メッセージ中に含める。ただし、車両属性情報のうち、当該車両2の情報保護条件に従えば相乗り希望者8に開示できない情報は、許可メッセージに含める対象からは除外する。
そして携帯機側制御回路75は、この許可メッセージを受信し、その許可メッセージの内容に従って、相乗り許可の旨、相乗り希望者8の現在位置へ車両2が到着する時刻、および、車両2の属性情報を、表示部74に表示させる(ステップ116)。
このように、相乗り希望者8に適合する車両2を情報センター6が選び出し、選び出した車両2と相乗り希望者8とが同乗できるように、車両用ナビゲーション装置1には相乗り希望者8の個人属性情報および相乗りの打診の通知等を送信し、その打診に対して許可の回答があった場合に、携帯通信端末7にその旨の情報および車両2の車両属性情報等を送信する。これによって、車両2と相乗り希望者8の両者はスムースに合流することができる。
また、ステップ133の判定結果が否定的なものである場合、車側制御回路17は、相乗り不許可の旨の通知を情報センター6に送信する(ステップ139)。その相乗り不許可の旨の通知を受信したセンター側制御回路63は、相乗り不成立の通知を携帯通信端末7に送信する(ステップ129)。この相乗り不成立の通知(すなわち、相乗りができない旨の通知)を受信した携帯機側制御回路75は、相乗り不成立の旨を表示部74に表示させる(ステップ118)。
ここで、センター側制御回路63によるステップ122のフィルタリング処理について詳述する。センター側制御回路63は、フィルタリング処理において、図7に示すプログラム200の実行を開始し、まずステップ202で、受信した相乗り希望通知中の相乗り希望者8のユーザIDを特定し、相乗り者登録データ62a中から当該ユーザIDに対応するユーザ情報(以下、対象ユーザ情報という)を読み出す。
続いてステップ206で、車両運行データ62cにおいて運行データが逐次更新されている車両(以下、運行中車両という)に対応する車両情報を車両登録データ62b中から1件ずつ読み出し、読み出した車両情報(以下、対象車両情報という)等と対象ユーザ情報とを比較する。比較の内容は、具体的には、(1)対象ユーザ情報中の個人属性情報と対象車両情報中の相乗り受け入れ条件との比較、および(2)相乗り希望通知中の相乗り希望者8の目的地の情報と、車両運行データ62c中の対象車両の目的地の情報との比較である。
より具体的には、(1)の比較においては、当該相乗り受け入れ条件中のすべての個人属性情報に関する条件中において、「拒否条件のいずれも当該個人属性が満たしておらず、かつ、歓迎条件のすべてを当該個人属性が満たしている」か否か(すなわち、当該条件が当該個人属性情報に完全に適合するか否か)についての比較を行う。ただし、相乗り希望者8の個人情報保護条件に従えば対象車両に対して開示できない個人属性情報については、比較を行わない。
また、(2)の比較においては、相乗り希望者8の目的地と対象車両の目的地とが一致するか否かについての比較を行う。ただし、対象ユーザ情報中の相乗り提示条件が、「自分の目的地の途中まででもよいから同乗したい」という旨の条件を含んでいる場合は、相乗り希望者8の現在位置から目的地までの間の位置のいずれかと、対象車両の目的地とが、一致するか否かについての比較を行う。
続いてステップ210では、比較の結果相乗り希望者8に完全合致する車両があるか否かを判定する。具体的には、(1)の比較の結果が肯定的であり、かつ、(2)の比較の結果か肯定的となる車両が1つでもあれば、相乗り希望者8に完全合致する車両があると判定する。
ただし、(1)の比較においては、対象車両の相乗り受け入れ条件中にはある個人属性情報についての条件が含まれていたものの、相乗り希望者8の個人情報保護条件に従ってその条件についての比較をしなかった場合は、(1)の比較の結果は、合致しなかった旨(すなわち否定的結果)となる。
ステップ210の判定結果が肯定的な場合、続いてステップ215を実行し、否定的な場合続いてステップ220を実行する。ステップ220では、運行中車両に対応する車両情報を車両登録データ62b中から1件ずつ読み出し、読み出した対象車両情報中の相乗り受け入れ情報のウエイトを、相乗り希望者8の個人属性情報に適用することで、当該対象車両についての総スコアを算出する。
例えば、ある車両についての相乗り受け入れ情報が、個人属性情報に関する条件として、ウエイトW1の条件A1、ウエイトW2の条件A2、ウエイトW3の条件A3のみを有している場合、総スコアXは、
X=F1・W1・A1+F2・W2・A2+F3・W3・A3
という式によって算出される。ただし、値F1、F2、F3はそれぞれ、相乗り希望者8の個人属性情報が条件A1、A2、A3を満たしていれば1となり、満たしていなければゼロとなるフラグである。したがって、相乗り受け入れ情報中の個人属性についての条件に対する相乗り希望者8の個人属性情報の適合度が高いほど、総スコアは低くなる。
ただし、対象車両の相乗り受け入れ条件中にはある個人属性情報についての条件が含まれていたものの、相乗り希望者8の個人情報保護条件に従えばその個人属性情報を対象車両に開示できない場合には、総スコアの値は、最大値(すなわち、続くステップ225で肯定的判定がなされることがないような値)とする。
続いてステップ225では、各運行中車両について個々に算出した総スコアXと、判定基準値とを比較し、総スコアの方が小さい車両があるか否かを判定し、あれば続いてステップ215を実行し、なければ続いてステップ230で、相乗り希望者8に適合する車両がない旨を判定し、フィルタリング処理を終了する。なお、判定基準値は、所定の値(例えば50)であってもよいし、各車両の車両情報中に記録されている判定基準値を用いてもよい。
このステップ210、220、225の処理によって、相乗り希望者8の個人属性情報に関する相乗り受け入れ条件に含まれる複数の条件のそれぞれにウエイトを付与し、それら複数の条件のうち、当該相乗り利用者(8)の属性の情報が満たす条件の重み値の総和(ステップ220参照)が、基準値を下回っていることに基づいて(ステップ225参照)、当該相乗り利用者8の属性の情報が、相乗り受け入れ条件に適合すると判定するようになっている。このようになっていることで、各種条件に応じた柔軟な相乗り可・不可の判定を行うことができる。ただし、それら複数の条件がすべて満たされる場合は、ウエイトを計算するまでもなく、当該相乗り利用者8の属性の情報が、相乗り受け入れ条件に適合すると判定する(ステップ210→YES参照)ことで、不必要なウエイト計算の処理を省くことができる。
以下、ステップ210またはステップ225の判定により、相乗り希望者8の属性の情報が、相乗り受け入れ条件に適合すると判定された車両を、候補車両という。
ステップ215では、相乗り希望通知に含まれる相乗り希望者8の現在位置および目的地、ならびに、車両運行データ62cに含まれる候補車両の誘導経路に基づいて、相乗り希望者8は候補車両の誘導経路上にいるか否かを判定し、いると判定した場合は続いてステップ235を実行し、いないと判定した場合は続いてステップ240を実行する。
ステップ240では、車両登録データ62b中の候補車両の相乗り受け入れ条件の情報に基づいて、候補車両は経路を変更することが可能であり、かつその変更範囲内に相乗り希望者8の現在位置があるか否かを判定し、判定結果が肯定的ならば続いてステップ235を実行し、否定的ならばステップ230で、相乗り希望者8に適合する車両がない旨を判定する。
ステップ235では、相乗り希望者8に適合する車両がある旨判定し、また、候補車両を、相乗り希望者8に適合する車両として特定し、その後、フィルタリング処理を終了する。
以上説明した通り、情報センター6が、車両2に搭載された車両用ナビゲーション装置1から、当該車両2に相乗りする者の属性が満たすべき相乗り受け入れ条件の情報を受信して蓄積する(ステップ103参照)と共に、相乗り利用者8の個人属性の情報を受信して蓄積する(ステップ102参照)。
また、情報センター6は、当該相乗り利用者8が有する携帯通信端末7から、相乗りを希望する旨の相乗り希望通知を受信したことに基づいて(ステップ120参照)、その相乗り希望者8の属性の情報が、当該相乗り受け入れ条件に適合し、かつ、相乗り希望者8の目的地と各車両の目的地とが一致するか否かを判定し(ステップ122、123参照)、適合および一致する車両については、車両2に当該相乗り希望者8が同乗できるように、車両用ナビゲーション装置1および携帯通信端末7に情報を送信し(ステップ125、127参照)、また、適合する車両がない場合には、当該相乗り希望者8の相乗りは成立しない旨を、携帯通信端末7に送信する(ステップ129参照)。
このように、情報センター6が、相乗り希望者8からの相乗り希望通知を受けたときに、車両2のドライバ側からの相乗り受け入れ条件を用いて、当該相乗り利用者8の同乗可否を判定する。そして、相乗り受け入れ条件は、相乗り希望者8の属性が満たすべき条件となっている。したがって、お年寄りは乗せてもかまわないが、若い男性は乗せたくないといったような、相乗り希望者8の属性に対するドライバの希望をより反映した相乗り支援を実現することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態が第1実施形態と異なるのは、図6のステップ123の判定結果が否定的な場合にセンター側制御回路63が実行する処理の内容、および、センター側制御回路63の当該処理に対応するための携帯機側制御回路75の処理の内容である。図8に、センター側制御回路63と携帯機側制御回路75の作動内容を示す。
センター側制御回路63は、図6のステップ123の判定結果が否定的な場合に、図6のステップ124の処理に代えて、図8のステップ310で、相乗り希望者8の現在位置周辺の公共交通機関を検索する。
この処理のために、本実施形態の記憶媒体62には、地図データが記録されており、この地図データを用いて検索が行われる。地図データには、鉄道、バス等の公共交通機関の路線の経路、駅、停留所の位置等の情報が記録されている。
続いてステップ311では、ステップ310の検索の結果、相乗り希望者8の近く(例えば相乗り希望者8から500メートル以内)に公共交通機関の搭乗ポイント(駅、停留所等)があるか否かを判定し、ある場合は続いてステップ312を実行し、ない場合は続いてステップ314を実行する。
ステップ312では、相乗り希望者8の近くにある搭乗ポイントから公共交通機関に乗って目的地に向った場合の経路を算出し、その経路が、相乗り希望者8の目的地へ行くために適切な経路であるか否かを判定する。例えば、当該経路が、相乗り希望者8の現在位置から目的地までの直線距離よりも5倍未満の場合には、適切な経路であると判定し、5倍以上の場合には、適切な経路でないと判定してもよい。適切な経路であると判定した場合続いてステップ316を実行し、適切な経路でないと判定した場合続いてステップ314を実行する。ステップ314では、相乗り不成立通知を携帯通信端末7に送信する。
携帯機側制御回路75は、ステップ321でこの相乗り不成立通知を受信すると、続いてステップ322で、相乗りが成り立たない旨の通知を表示部74に表示させると共に、タクシーを呼ぶか否かの問い合わせメッセージを表示部74に表示させる。
続いて携帯機側制御回路75は、ステップ324で、その問い合わせメッセージの応答の操作が操作部72に対して行われるのを待ち、当該操作があると、その操作内容に応じてタクシーを呼ぶか否かを判定する。タクシーを呼ぶ場合は、続いてステップ326で、無線通信部71を用いて、通信ネットワーク5経由で、タクシー会社へ携帯通信端末7の現在位置の情報を送信することで、タクシーを手配する。タクシーを呼ばない場合は、処理を終了する。
またセンター側制御回路63は、ステップ316では、当該公共交通機関の情報を取得する。取得する情報としては、例えば、公共交通機関の搭乗ポイント周辺の地図、当該公共交通機関の時刻表等がある。なお、この処理のために、記憶媒体62中の地図データは、各公共交通機関の時刻表データを含んでいてもよい。
センター側制御回路63は続いてステップ319で、取得した情報を携帯通信端末7に送信する。携帯機側制御回路75は、この通知をステップ327で受信し、続いてステップ328で、相乗り不成立の旨を画像表示装置12に表示させ、受信した通知に含まれる公共交通機関の情報を画像表示装置12に表示させる。
このように、センター側制御回路63は、相乗りが不成立の場合であっても、相乗り希望者8近辺の公共交通機関を調べ(ステップ310参照)、相乗り希望者8から近くに公共交通機関の搭乗ポイントがあり(ステップ311参照)、かつ、当該公共交通機関が相乗り希望者8の目的地に向かうために適切であれば(ステップ312参照)、当該公共交通機関の情報を取得して(ステップ316参照)相乗り希望者8に通知する(ステップ319参照)。そして携帯機側制御回路75は、受信した情報を相乗り希望者8に提示することで(ステップ328参照)。このようになっていることで、相乗りが不成立の場合であっても、相乗り希望者8が適切な公共交通機関を使用して目的地に向うことができる可能性が高くなる。
また、携帯機側制御回路75は、相乗り不成立通知を受けたとき(ステップ321参照)、タクシーを呼ぶか否かの選択を相乗り希望者8に促し(ステップ322、324参照)、呼ぶ場合は自動的にタクシー会社に配車を依頼する(ステップ326)。このようになっているので、相乗りが不成立の場合であっても、相乗り希望者8がスムースにタクシーを利用することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態が第1実施形態と異なるのは、図6のステップ123の判定結果が否定的な場合にセンター側制御回路63が実行する処理の内容、および、センター側制御回路63の当該処理に対応するための携帯機側制御回路75の処理の内容である。図9に、センター側制御回路63、携帯機側制御回路75、および車側制御回路17の作動内容を示す。
センター側制御回路63は、図6のステップ123の判定結果が否定的な場合に、図6のステップ124の処理に代えて、図9のステップ405で、相乗り希望者8の目的地は施設に該当するか否かを判定し、該当しなければ続いてステップ410を実行し、該当すれば続いてステップ415を実行する。
この処理のために、本実施形態の記憶媒体62には、地図データが記録されており、この地図データを用いて判定が行われる。この地図データには、複数の施設のそれぞれについて、当該施設の名称、種別(例えば、デパート、食料品店、コンビニエンスストア、遊園地等の別)、所在位置等の情報が含まれている。
ステップ410では、相乗り不成立通知を携帯通信端末7に送信する。携帯機側制御回路75は、ステップ610でこの相乗り不成立通知を受信し、相乗りが成り立たない旨の通知を表示部74に表示させる。
センター側制御回路63は、ステップ415では、相乗り希望者8の目的地の施設に類似する施設を、地図データから検索する。ここで、相乗り希望者8の目的地の施設に類似する施設としては、相乗り希望者8の目的地の施設と同じ種別の施設を採用する。
続いてステップ420では、検索の結果類似施設が見つかったか否かを判定し、見つからなかった場合は続いてステップ410で相乗り不成立通知を携帯通信端末7に送信し、見つかった場合は続いてステップ425を実行する。
ステップ425では、相乗り希望者8の目的地を、ステップ415で見つけた類似施設の1つに変更した上で、図7に示したフィルタリング処理を再度行い、それによって、この類似施設まで相乗り可能な車両を検索する。
続いてステップ430では、ステップ425の検索の結果、図6のステップ123と同様に、相乗り希望者8に適合する車両が見つかったか否かを判定し、見つかっている場合続いてステップ435を実行し、見つかっていない場合ステップ410で相乗り不成立通知を携帯通信端末7に送信する。
ステップ435では、類似施設を目的地とするなら相乗り可能である旨の通知を携帯通信端末7に送信する。このとき、当該通知には、当該類似施設の具体的な位置や名称を含める。
携帯機側制御回路75は、ステップ615でこの通知を受信すると共に、受信した情報を表示部74に表示させる。そして続いてステップ620で、目的地を当該類似施設に変更して相乗りを希望するか否かを問い合わせるメッセージを表示部74に表示させ、その応答の操作が操作部72にあるまで待ち、当該応答操作があると、その操作内容に基づいて、目的地を当該類似施設に変更して相乗りを希望するか否かを判定し、変更しない場合は処理を終了し、変更する場合は続いてステップ625を実行する。
ステップ625では、携帯機側制御回路75は、当該類似施設を目的地とする相乗り打診の通知を、情報センター6に送信する。センター側制御回路63は、ステップ440でこの相乗り打診の通知を受けると、それを、ステップ425で探し出した車両の車載装置に転送する。ここでは、当該車載装置が車両2の車両用ナビゲーション装置1であったとする。
なお、センター側制御回路63は、転送の際に、この相乗り打診の通知に、相乗り希望者8に関して相乗り者登録データ62aに記録されている個人属性情報を含める。ただし、個人属性情報のうち、当該相乗り希望者8の個人情報保護条件に従えば車両用ナビゲーション装置1に開示できない情報は、相乗り希望者通知に含める対象からは除外する。
車両用ナビゲーション装置1の車側制御回路17は、ステップ630で、図6のステップ131と同様に、このような相乗り打診の通知を受信し、画像表示装置12に、相乗り希望者がいる旨、および、受信した相乗り希望者8の個人属性情報を表示させる。
ステップ630以降の車側制御回路17、センター側制御回路63、携帯機側制御回路75の作動内容は、図6のステップ133以降、ステップ127以降、ステップ116以降の処理と同じである。
以上のように、本実施形態の情報センター6は、相乗り希望者8の当初の目的地および個人属性情報等が適合する車両がなかったことに基づいて(図6のステップ123参照)、相乗り希望者8の目的地が施設であり(ステップ405参照)、かつ、車両2(他車両の一例に相当する)の目的地が当該施設と類似の施設であること等に基づいて(ステップ420、425)、当該車両2に当該相乗り希望者8が同乗できるように、携帯通信端末7(他の車載通信装置の一例に相当する)および携帯通信端末7に情報を送信する(ステップ435、440参照)。
このように、本来の目的地へは相乗りできない場合でも、代替の類似施設への相乗りを支援することで、より相乗り成立の可能性が高くなり、ひいては、相乗り支援を利用するユーザの期待度が増す。
(第4実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態の相乗り支援システムにおいては、車両用ナビゲーション装置1、情報センター6、携帯通信端末7の構成は第1実施形態と同じである。第1実施形態では、相乗り希望通知を携帯通信端末7が発信することで、当該携帯通信端末7の所有者であるユーザ8に適合する車両を検索するようになっているが、本実施形態においては、相乗り募集通知を車両用ナビゲーション装置1が発信することで、車両用ナビゲーション装置1が搭載された車両2に適合する相乗り利用者を検索するようになっていることである。
以下、本実施形態における相乗り支援システムの作動について、第1実施形態と異なる部分について説明する。本実施形態においても、第1実施形態と同様、車両用ナビゲーション装置1および同等の車載通信装置は、自己の車両情報を情報センター6に登録し、また、複数の携帯通信端末のそれぞれは、所有者のユーザ情報を情報センター6に登録する(図5参照)。
また、本実施形態の相乗り支援システムは、図6に代えて、図10に例示すような作動を実行する。図10の作動例は、車両用ナビゲーション装置1を搭載する車両2のオーナーが、ある目的地に車両2で行きたいが、自分が運転できない理由(例えば飲酒直後であるという事実)があり、代行運転者を募りたいという場面に対応する作動例である。
なお、図10に示す作動に先立って、相乗り者登録データ62aに登録されている携帯通信端末7の携帯機側制御回路75のすべてまたは一部は、定期的に(例えば10分毎に)、自機の現在位置をGPS受信機73から取得し、取得した現在位置の情報を情報センター6に送信するようになっている。そして情報センター6のセンター側制御回路63は、これらの情報に基づいて各携帯通信端末7の現在位置を逐次更新して保持するようになっている。
図10の作動において、車両用ナビゲーション装置1の車側制御回路17は、まずステップ530で、操作部13に対する車両オーナーの目的地設定操作に基づいて目的地を決定し、さらに現在位置特定処理によって自車両2の現在位置を特定し、さらに、操作部13に対する車両オーナーの代行運転希望の旨を示す操作に基づいて、相乗り募集通知を情報センター6に送信する。この相乗り募集通知には、当該目的地、当該現在位置、車両2の車両ID、および代行運転者を募っている旨の情報を含める。
情報センター6のセンター側制御回路63は、ステップ520でこの相乗り募集通知を受信すると、続いてステップ521で、相乗り募集通知中の目的地(すなわち車両2の目的地)の近辺(例えば当該目的地から1キロメートル以内)に住所があるユーザ(以下、近隣ユーザという)が、相乗り者登録データ62a中の個人属性データ中にいるか否かを判定し、いる場合は続いてステップ523を実行し、いない場合は続いてステップ522を実行する。
ステップ522では、相乗り者登録データ62a中の近隣ユーザのうち、相乗り募集通知中の現在位置(すなわち車両2の現在位置)の近傍(例えば当該目的地から1キロメートル以内)に現在所在するユーザ(以下、候補ユーザという)がいるか否かを判定し、いる場合続いてステップ524を実行し、いない場合続いてステップ523を実行する。
ステップ524では、当該候補ユーザのすべてに対し、運転代行打診通知を送信する。この運転代行打診通知には、車両2の現在位置、車両2の目的地、車両登録データ62b中の車両2の車両属性情報、および運転代行者を募っている旨の情報を含める。
各候補ユーザの携帯通信端末7の携帯機側制御回路75は、この運転代行打診通知をステップ510で受信すると共にその受信した運転代行打診通知の内容を表示部74に表示させる。
さらに携帯機側制御回路75は、ステップ513で代行運転に応じるか否かの問い合わせメッセージを表示部74に表示させると共に、当該メッセージの応答操作が操作部13にあるまで待つ。なおこの際、代行運転に応じる場合は、車両2の現在位置へユーザが到着する予想時刻のユーザ入力を受け付ける。
続いてステップ515では、ステップ513において受け付けたユーザ操作の内容に基づいて、情報センター6に応答を送信する。この応答は、ユーザのユーザID、代行運転に応じるか否か、および、代行運転に応じる場合には、車両2の現在位置への到着予想時刻の情報を含める。
センター側制御回路63は、運転代行打診通知を送信した後、続いてステップ527で、送信先の携帯通信端末7のすべてから応答があるか、あるいは運転代行打診通知の送信から所定時間(例えば10分)が経過するまで待ち、その後、受けた応答の内容に基づいて、代行運転に応じる候補ユーザがいるか否かを判定し、いる場合続いてステップ529を実行し、いない場合続いてステップ523を実行する。
ステップ523では、相乗り不成立の通知を車両用ナビゲーション装置1に返送する。車側制御回路17は、ステップ531でこの相乗り不成立の通知を受信し、相乗り不成立の旨を画像表示装置12に表示させる。
ステップ529では、相乗り成立通知を車両用ナビゲーション装置1に送信する。この相乗り成立通知には、代行運転に応じる候補ユーザのうち1名(以下、選択ユーザという)のユーザID、車両2への到着時刻、および個人属性情報を含める。車側制御回路17は、ステップ533でこの相乗り成立の通知を受信し、相乗り成立の旨および相乗り成立の通知に含まれる情報を画像表示装置12に表示させる。なお、相乗り成立通知は、選択ユーザの携帯通信端末7にも送信するようになっていてもよい。
以上のように、情報センター6は、車両2に搭載された車両用ナビゲーション装置1から、当該車両2への相乗り(具体的には代行運転)を募集する旨の募集通知を受信し(ステップ520参照)、また、募集通知を受信したことに基づいて、車両2の目的地の近隣を住所とし(ステップ521参照)、かつ車両2の現在位置近くにいる(ステップ522参照)1つまたは複数のユーザの携帯通信端末7に、募集元の車両2に相乗りするか否かを打診する(ステップ524参照)。
そして情報センター6は、その問い合わせに対して応答のうち少なくとも1つが相乗りする旨のものであったことに基づいて(ステップ527参照)、その相乗りする旨の応答の発信元のユーザが車両2に同乗できるように、車両用ナビゲーション装置1および当該発信元の携帯通信端末7に情報を送信する(ステップ529参照)。
このようになっていることで、従来とは逆に車両側から相乗り希望者を募ることで、相乗り支援装置は、車両のドライバ側の相乗り者に対する希望を従来よりも良く反映することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、第1〜第3実施形態において、携帯機側制御回路75は、図6のステップ112で相乗り希望通知を送信した後、所定時間(例えば10分)が経過しても情報センター6から応答を受けない場合は、相乗りが不成立であると判定し、その旨を表示部74に表示させるようになっていてもよい。
また例えば、第4実施形態において、車側制御回路17は、図10のステップ530で相乗り募集通知を送信した後、所定時間(例えば10分)が経過しても情報センター6から応答を受けない場合は、相乗りが不成立であると判定し、その旨を画像表示装置12に表示させるようになっていてもよい。
また例えば、第4実施形態においては、車両2側から相乗り希望を募る例として、車両2の車両オーナーが代行運転を望んでいる場合を例示した。しかし、車両2側から相乗り希望を募る場合としては、代行運転に限らず、何らかの理由で車両2の車両オーナーが他人を自車両2に同乗させたい場合もあり得る。そのような理由としては、例えば、ある地域を車両で通行する際には、車両に所定人数(例えば3名)以上乗っていなければ課金されてしまうというものがある。
すなわち、情報センター6は、車両に搭載された車載通信装置から、当該車両への相乗りを募集する旨の募集通知を受信し、また、募集通知を受信したことに基づいて、携帯通信端末7に、募集元の車両2に相乗りするか否かを問い合わせ、そして、その問い合わせに対する応答が相乗りする旨のものであったことに基づいて、当該車両2に当該携帯通信端末7を有する者8が同乗できるように、車載通信装置1に情報を送信するようになっていれば足りる。
車両用ナビゲーション装置1と携帯通信端末7とは、電話通話、データ通信(例えばメール)によって、情報センター6を介さず通信し合えるようになっていてもよい。このようになっていることで、何かあったときに相乗り受け入れ車両のドライバと相乗り希望者とが連絡が取れるようになる。
また、上記の実施形態において、制御回路17、63、75がプログラムを実行することで実現している各機能は、それらの機能を有するハードウェア(例えば回路構成をプログラムすることが可能なFPGA)を用いて実現するようになっていてもよい。
本発明の実施形態に係る相乗り支援システムの構成例の模式図である。 車両用ナビゲーション装置1のハードウェア構成図である。 情報センター6のハードウェア構成図である。 携帯通信端末7のハードウェア構成図である。 登録されるユーザIDおよび車両IDの内容を示す図である。 相乗り支援のためのシステムの作動内容を示すシーケンス図である。 センター側制御回路63が実行するフィルタリング処理のフローチャートである。 第2実施形態における別手段案内の作動内容を示すシーケンス図である。 第3実施形態における類似施設案内の内容を示すフローチャートである。 第4実施形態における相乗り呼びかけの作動の内容を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 車両用ナビゲーション装置
2 車両
3 誘導経路
6 情報センター
7 携帯通信端末
8 相乗り希望者
62a 相乗り者登録データ
62b 車両登録データ
62c 車両運行データ

Claims (6)

  1. 車両(2)に搭載された車載通信装置(1)から、前記車両(2)に相乗りする者の属性が満たすべき相乗り受け入れ条件の情報を受信して蓄積すると共に、相乗り利用者(8)の所有する携帯通信端末(7)から、前記相乗り利用者(8)の属性の情報を受信して蓄積する登録手段(101、103)と、
    前記携帯通信端末(7)から、相乗りを希望する旨の相乗り希望通知を受信したことに基づいて、前記相乗り利用者(8)の前記属性の情報が、前記相乗り受け入れ条件に適合するか否かを判定する適合判定手段(210、220、225)と、
    前記適合判定手段(210、220、225)の判定結果が肯定的であることに基づいて、前記車両(2)に前記相乗り利用者(8)が同乗できるように、前記車載通信装置(1)および前記携帯通信端末(7)に情報を送信する送信手段(127、129、314、319、410、435、440)と、を備えた相乗り支援装置。
  2. 前記適合判定手段は、前記相乗り受け入れ条件に含まれる複数の条件のそれぞれに重み値を付与し、前記複数の条件のうち、前記相乗り利用者(8)の前記属性の情報が合致する条件の重み値の総和が、基準値を超えていることに基づいて、前記相乗り利用者(8)の前記属性の情報が、前記相乗り受け入れ条件に適合すると判定することを特徴とする請求項1に記載の相乗り支援装置。
  3. 前記車載通信装置から、前記車両の目的地の情報を受信し、かつ、他の車載通信装置から、前記他の車載通信装置が搭載される他車両の目的地の情報を受信する目的地受信手段(120)を備え、
    前記相乗り希望通知には、前記相乗り利用者(8)の目的地の情報が含まれており、
    前記適合判定手段(210、220、225)は、前記相乗り利用者(8)が有する携帯通信端末(7)から、前記相乗り希望通知を受信したことに基づいて、前記相乗り利用者(8)の目的地が、前記車両の目的地と一致し、かつ、前記相乗り利用者(8)の前記属性の情報が、前記相乗り受け入れ条件に適合するか否かを判定し、
    前記送信手段(127、129、314、319、410、435、440)は、前記適合判定手段(210、220、225)の判定結果が否定的であった場合、前記相乗り利用者(8)の目的地が施設であり、かつ、前記他車両の目的地が前記施設と類似の施設であることに基づいて、前記他車両に前記相乗り利用者(8)が同乗できるように、前記他の車載通信装置および前記携帯通信端末(7)に情報を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の相乗り支援装置。
  4. 車両(2)に搭載された車載通信装置(1)から、前記車両(2)への相乗りを募集する旨の募集通知を受信する募集通知受信手段(520)と、
    前記募集通知手段(520)が前記募集通知を受信したことに基づいて、携帯通信端末(7)に、前記車両(2)に相乗りするか否かを問い合わせる問い合わせ手段(524)と、
    前記問い合わせ手段(524)による問い合わせに対する応答が相乗りする旨のものであったことに基づいて、前記車両(2)に前記携帯通信端末(7)を有する者(8)が同乗できるように、前記車載通信装置(1)に情報を送信する送信手段(529)と、を備えた相乗り支援装置。
  5. 車両(2)に搭載された車載通信装置(1)から、前記車両(2)に相乗りする者の属性が満たすべき相乗り受け入れ条件の情報を受信して蓄積すると共に、相乗り利用者(8)の所有する携帯通信端末(7)から、前記相乗り利用者(8)の属性の情報を受信して蓄積する登録手段(101、103)、
    前記携帯通信端末(7)から、相乗りを希望する旨の相乗り希望通知を受信したことに基づいて、前記相乗り利用者(8)の前記属性の情報が、前記相乗り受け入れ条件に適合するか否かを判定する適合判定手段(210、220、225)、および
    前記適合判定手段(210、220、225)の判定結果が肯定的であることに基づいて、前記車両(2)に前記相乗り利用者(8)が同乗できるように、前記車載通信装置(1)および前記携帯通信端末(7)に情報を送信する送信手段(127、129、314、319、410、435、440)として、コンピュータを機能させるプログラム。
  6. 車両(2)に搭載された車載通信装置(1)から、前記車両(2)の相乗り利用者を募集する旨の募集通知を受信する募集通知受信手段(520)、
    前記募集通知手段(520)が前記募集通知を受信したことに基づいて、携帯通信端末(7)に、前記車両(2)に相乗りするか否かを問い合わせる問い合わせ手段(524)、および
    前記問い合わせ手段(524)による問い合わせに対する応答が相乗りする旨のものであったことに基づいて、前記車両(2)に前記携帯通信端末(7)を有する者(8)が同乗できるように、前記車載通信装置(1)に情報を送信する送信手段(529)として、コンピュータを機能させるプログラム。
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