JP2009208687A - ラックアンドピニオン式ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ラックアンドピニオン式ステアリング装置において、ラックバーおよびラックガイド間のガタに起因する騒音を防止する。
【解決手段】 ラックバー29に形成したラック30とピニオン28との噛合部に作用する操舵トルクは、ラックバー29をピニオン28から離反させるように作用するが、ハウジング21のガイド孔21aに摺動自在に嵌合するラックガイド31をスプリング33で付勢してラックバー29に背面に当接させることで、ラック30およびピニオン28の噛合状態を適切に維持することができる。このとき、ラックガイド31の第2摺動面31aの両先端部a側の外周面に肉厚を減少させるための切欠き31bを形成したので、スプリング33の付勢力でラックガイド31を容易に弾性変形させて第1、第2摺動面29a,31aを確実に面接触させ、第1、第2摺動面29a,31aの偏摩耗を抑制してガタによる騒音の発生を防止することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ステアリングホイールの操作を車輪に伝達するステアリングギヤボックスが、前記ステアリングホイールに接続されるピニオンと、前記ピニオンに噛合するラックを有して前記車輪に接続されるラックバーと、前記ラックバーを摺動自在に支持するハウジングと、前記ハウジングに形成したガイド孔に摺動自在に嵌合するラックガイドと、前記ラックガイドを付勢し、前記ラックバーの背面に形成した円弧状断面の第1摺動面に、前記ラックガイドの先端に形成した円弧状断面の第2摺動面を当接させる弾発部材とを備えるラックアンドピニオン式ステアリング装置に関する。
かかるラックアンドピニオン式ステアリング装置は、下記特許文献1により公知である。
特開2005−247079号公報
図10は、かかる従来のラックアンドピニオン式ステアリング装置の、ラックバー29の第1摺動面29aとラックガイド31の第2摺動面31aとの接触状態を示すものである。ラックバー29の第1摺動面29aはO1を中心とする半径R1の単一の円弧面で構成され、かつラックガイド31の第2摺動面31aはO2,O2を中心とする前記半径R1よりも大きい半径R2を有する二つの円弧面で構成されており、第1摺動面29aおよび第2摺動面31aは2カ所で線接触するようになっている。従って、長期の使用に伴って前記線接触する部分が偏摩耗すると、ラックバー29およびラックガイド31間にガタが発生して騒音の原因となる問題合あった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ラックアンドピニオン式ステアリング装置において、ラックバーおよびラックガイド間のガタに起因する騒音を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、ステアリングホイールの操作を車輪に伝達するステアリングギヤボックスが、前記ステアリングホイールに接続されるピニオンと、前記ピニオンに噛合するラックを有して前記車輪に接続されるラックバーと、前記ラックバーを摺動自在に支持するハウジングと、前記ハウジングに形成したガイド孔に摺動自在に嵌合するラックガイドと、前記ラックガイドを付勢し、前記ラックバーの背面に形成した円弧状断面の第1摺動面に、前記ラックガイドの先端に形成した円弧状断面の第2摺動面を当接させる弾発部材とを備えるラックアンドピニオン式ステアリング装置において、前記ラックガイドの前記第2摺動面の両先端部側の外周面に、肉厚を減少させるための切欠きを形成したことを特徴とするラックアンドピニオン式ステアリング装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、ステアリングホイールの操作を車輪に伝達するステアリングギヤボックスが、前記ステアリングホイールに接続されるピニオンと、前記ピニオンに噛合するラックを有して前記車輪に接続されるラックバーと、前記ラックバーを摺動自在に支持するハウジングと、前記ハウジングに形成したガイド孔に摺動自在に嵌合するラックガイドと、前記ラックガイドを付勢し、前記ラックバーの背面に形成した円弧状断面の第1摺動面に、前記ラックガイドの先端に形成した円弧状断面の第2摺動面を当接させる弾発部材とを備えるラックアンドピニオン式ステアリング装置において、前記ラックガイドの前記第2摺動面の両先端部側の外周面に臨む前記ガイド孔に内周面に、前記第2摺動面の両先端部を逃がすために切欠きを形成したことを特徴とするラックアンドピニオン式ステアリング装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記ラックガイドの先端に形成されて前記第1摺動面に当接する第2摺動面は該第1摺動面の半径と同一の半径を有するとともに、前記第2摺動面は両先端部が相互に接近するように中間部において屈曲しており、前記ラックガイドの弾性変形により前記第1、第2摺動面が面接触することを特徴とするラックアンドピニオン式ステアリング装置が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記ラックガイドの先端に形成されて前記第1摺動面に当接する第2摺動面は該第1摺動面の半径よりも僅かに小さい半径を有しており、前記ラックガイドの弾性変形により前記第1、第2摺動面が面接触することを特徴とするラックアンドピニオン式ステアリング装置が提案される。
尚、実施の形態の下部ハウジング21は本発明のハウジングに対応し、実施の形態のスプリング33は本発明の弾発部材に対応し、実施の形態の接点cは本発明の第2摺動面の中間部に対応する。
請求項1の構成によれば、ラックバーに形成したラックとピニオンとの噛合部に作用する操舵トルクは、ラックバーをピニオンから離反させるように作用するが、ハウジングのガイド孔に摺動自在に嵌合するラックガイドを弾発部材で付勢してラックバーに背面に当接させることで、ラックおよびピニオンの噛合状態を適切に維持することができる。このとき、ラックガイドの第2摺動面の両先端部側の外周面に肉厚を減少させるための切欠きを形成したので、弾発部材の付勢力でラックガイドを容易に弾性変形させて第1、第2摺動面を確実に面接触させ、その摺動面の偏摩耗を抑制してガタによる騒音の発生を防止することができる。
また請求項2の構成によれば、ラックバーに形成したラックとピニオンとの噛合部に作用する操舵トルクは、ラックバーをピニオンから離反させるように作用するが、ハウジングのガイド孔に摺動自在に嵌合するラックガイドを弾発部材で付勢してラックバーに背面に当接させることで、ラックおよびピニオンの噛合状態を適切に維持することができる。このとき、ラックガイドの第2摺動面の両先端部側の外周面に臨むガイド孔に内周面に、第2摺動面の両先端部を逃がすために切欠きを形成したので、弾発部材の付勢力でラックガイドを容易に弾性変形させて第1、第2摺動面を確実に面接触させ、その摺動面の偏摩耗を抑制してガタによる騒音の発生を防止することができる。
また請求項3の構成によれば、ラックガイドの先端に形成されてラックバーの第1摺動面に当接する第2摺動面が該第1摺動面の半径と同一の半径を有するとともに、第2摺動面は両先端部が相互に接近するように中間部において屈曲しているため、弾発部材の付勢力でラックガイドが弾性変形して第1、第2摺動面が面接触することで、それらの摺動面の偏摩耗を抑制してガタによる騒音の発生を防止することができる。
また請求項4の構成によれば、ラックガイドの先端に形成されてラックバーの第1摺動面に当接する第2摺動面が該第1摺動面の半径よりも僅かに小さい半径を有しているため、弾発部材の付勢力でラックガイドが弾性変形して第1、第2摺動面が面接触することで、それらの摺動面の偏摩耗を抑制してガタによる騒音の発生を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の第1の実施の形態を示すもので、図1は電動パワーステアリング装置の全体斜視図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3部拡大図、図4はラックバーおよびラックガイドの自由状態での形状を示す図である。
図1に示すように、ステアリングホイール11と一体に回転する上部ステアリングシャフト12は、上部ユニバーサルジョイント13、下部ステアリングシャフト14および下部ユニバーサルジョイント15を介して、減速機16から上方に突出するピニオンシャフト17に接続される。減速機16の下端に接続されたステアリングギヤボックス18の左右両端から突出するタイロッド19,19が、左右の車輪WL,WRの図示せぬナックルに接続される。減速機16にはアシストモータMが支持されており、このアシストモータMの作動が、減速機16の内部に収納した操舵トルク検出手段Stからの信号が入力される電子制御ユニットUにより制御される。
図2に示すように、減速機16はステアリングギヤボックス18と一体の下部ハウジング21と、その上面にボルト22…で結合された中間ハウジング23と、その上面にボルト24…で結合された上部ハウジング25とを備えており、下部ハウジング21および上部ハウジング25にボールベアリング26,27で前記ピニオンシャフト17が回転自在に支持される。ピニオンシャフト17の下端に設けられたピニオン28が、ステアリングギヤボックス18の内部を左右に移動するラックバー29に設けられらラック30に噛合する。
ステアリングギヤボックス18の一部を構成する下部ハウジング21に形成した円形断面のガイド孔21aに概略円柱状のラックガイド31が摺動自在に収納される。ラックガイド31の先端に形成した円弧状断面の第2摺動面31aを、ガイド孔21aを閉塞するナット部材32との間に配置したスプリング33でラックバー29の背面の円弧状断面の第1摺動面29aに向けて付勢することで、ラックバー29の撓みを抑制してラック30をピニオン28に正しく噛合させることができる。
減速機16の内部に延びるアシストモータMの回転軸34に設けられたウオーム35は、ピニオンシャフト17に固定されたウオームホイール36に噛合する。従って、アシストモータMが駆動されると、その回転軸34に設けたウオーム35に噛合するウオームホイール36を介して減速機16のピニオンシャフト17が回転し、ピニオン28に噛合するラック30が駆動されることで、ドライバーがステアリングホイール11に加える操舵トルクがアシストモータMによってアシストされる。
図4に示すように、スプリング33の荷重Fが作用していない自由状態において、O2を中心とするラックガイド31の第2摺動面31aの半径R2は、O1を中心とするラックバー29の第1摺動面29aの半径R1よりも僅かに小さく設定されている。よって、ラックバー29の中心O1とラックガイド31の中心O2とは一致せず、第1摺動面29aおよび第2摺動面31aは、第2摺動面31aの両先端部a,a…において線接触するのみで、面接触することはない。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
運転者がステアリングホイール11を操作すると、操舵トルクは上部ステアリングシャフト12、上部ユニバーサルジョイント13、下部ステアリングシャフト14、下部ユニバーサルジョイント15、ピニオンシャフト17およびピニオン28を介してラック30に伝達され、ステアリングギヤボックス18の内部でラックバー29を左右方向に駆動する。このとき、アシストモータMが作動すると、そのアシストトルクがウオーム34、ウオームホイール36を介してピニオンシャフト17に伝達され、運転者のステアリング操作がアシストされる。
さて、図3に示すように、実際にはラックガイド31はスプリング33の荷重Fによってラックバー29に向けて付勢されるため、ラックガイド31の先端部a,aはラックバー29の第1摺動面29aに案内されて相互に離反する方向(矢印b参照)に弾性変形し、ラックバー29の第1摺動面29aの中心O1はラックガイド31の第2摺動面31aの中心O2に一致し、かつラックガイド31の第2摺動面31aの半径R2は拡大してラックバー29の第1摺動面29aの半径R1に一致し、第1、第2摺動面29a,31aは相互に密着するように面接触する。
このとき、第2摺動面31aの両先端部a,aの外周部に形成した段付きの切欠き31b,31bにより、ラックガイド31の上下の両先端部a,aの近傍の肉厚が小さくなり、ラックガイド31の両先端部a,aの近傍を矢印b方向に容易に弾性変形させることが可能になるだけでなく、ラックガイド31の両先端部a,aが上下方向に弾性変形したとき、下部ハウジング21のガイド孔21aの内面と干渉するのを避けることができる。
このように、本実施の形態によれば、ラックバー29の第1摺動面29aおよびラックガイド31の第2摺動面31aが確実に面接触することで、第1、第2摺動面29a,31aが偏摩耗することがなくなり、第1、第2摺動面29a,31aのガタによる騒音の発生を防止することができる。
次に、図5に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、第2摺動面31aの両先端部a,aの上下方向への拡開が下部ハウジング21によって阻害されないように、両先端部a,aの外周部に段付きの切欠き31b,31bを形成しているが、第2の実施の形態では、前記切欠き31b,31bを形成する代わりに、前記両先端部a,aに対向する下部ハウジング21側に凹部21b,21bを形成したものである。本実施の形態のラックガイド31および下部ハウジング21の干渉を回避する効果は、第1の実施の形態と同じである。
次に、図6に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
第3の実施の形態は第1の実施の形態の変形であり、第1の実施の形態のラックガイド31の切欠き31a,31aが段付き形状であるのに対し、第3の実施の形態のラックガイド31の切欠き31a,31aはテーパー形状である点でのみ異なっているが、その作用効果は同じである。
次に、図7に基づいて本発明の第4の実施の形態を説明する。
第4の実施の形態はラックガイド31の形状に特徴があり、その他の構造は第3の実施の形態と同一である。即ち、第3の実施の形態は、ラックガイド31の第2摺動面31aが共通の中心O2を有する単一の円弧面で構成されているのに対し、第4の実施の形態のラックガイド31の第2摺動面31aは、軸線Lを挟んで上側部分と下側部分とが異なる中心O2,O2を有している。より具体的には、軸線Lの上側の第2摺動面31aの中心O2は軸線Lの下側に僅かに偏倚し、かつ軸線Lの下側の第2摺動面31aの中心O2は軸線Lの上側に僅かに偏倚しており、二つの第2摺動面31aは軸線L上の仮想的な接点cで折れ曲がり状態で接続している。そしてラックバー29の第1摺動面29aの半径Rと、ラックガイド31の第2摺動面31aの半径Rとは同一に設定される。
よって、図7に示す自由状態(スプリング33の弾発力Fが作用しない状態)では、第2摺動面31aの先端部a,aが第1摺動面29aに線接触することになる。しかしながら、スプリング33の弾発力Fが作用する使用状態では、接点cを中心として二つの第2摺動面31aの先端部a,aが相互に離反する方向に弾性変形して拡開することで、第1、第2摺動面29a,31aを相互に面接触させて偏摩耗の発生を防止することができる。
次に、図8に基づいて本発明の第5の実施の形態を説明する。
第5の実施の形態は第1の実施の形態の変形であって、ラックガイド31の第2摺動面31aの先端部a,aの径方向外側に2個の切欠き31b,31bが形成される。この切欠き31b,31bの作用は、図3で説明した第1の実施の形態の切欠き31b,31bと同じである。
ラックガイド31は下部ハウジング21に形成したガイド孔21aに摺動自在に案内されるため、ラックガイド31がガイド孔21aに案内される長さが、前記切欠き31b,31bを形成した分だけ減少して本来のL1からL2になってしまい、ラックガイド31のスムーズな摺動が阻害される可能性がある。
そこで本実施の形態では、ラックガイド31の外周に嵌合させたパイプ37を下部ハウジング21のガイド孔21aに摺動自在に案内させることで、その案内長さを本来のL1に増加させてラックガイド31のスムーズな摺動を可能にしている。
次に、図9に基づいて本発明の第6の実施の形態を説明する。
第6の実施の形態は第5の実施の形態の変形であって、第5の実施の形態ではラックガイド31と別体のパイプ部材37を用いているが、第6の実施の形態では前記パイプ部材37をラックガイド31と一体に形成している。この構成により、パイプ部材37の分だけ部品点数を削減することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではシャフト式ステアリング装置を例示したが、本発明はケーブル式ステアリング装置やステア・バイ・ワイヤ式ステアリング装置に対して適用することができる。勿論、アシストモータMを持つ電動ステアリング装置に限らず、アシストモータMを持たないマニュアルステアリング装置であっても良い。
第1の実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の全体斜視図 図1の2−2線拡大断面図 図2の3部拡大図 ラックバーおよびラックガイドの自由状態での形状を示す図 第2の実施の形態に係る、前記図3および図4に対応する図 第3の実施の形態に係る、前記図4に対応する図 第4の実施の形態に係る、前記図4に対応する図 第5の実施の形態に係る、前記図4に対応する図 第6の実施の形態に係る、前記図4に対応する図 従来例に係る、前記図3に対応する図
符号の説明
11 ステアリングホイール
18 ステアリングギヤボックス
21 下部ハウジング(ハウジング)
21a ガイド孔
21b 切欠き
28 ピニオン
29 ラックバー
29a 第1摺動面
30 ラック
31 ラックガイド
31a 第2摺動面
31b 切欠き
33 スプリング(弾発部材)
a 第2摺動面の先端部
c 接点(第2摺動面の中間部)
R 第1、第2摺動面の半径
R1 第1摺動面の半径
R2 第2摺動面の半径
WL 車輪
WR 車輪

Claims (4)

  1. ステアリングホイール(11)の操作を車輪(WL,WR)に伝達するステアリングギヤボックス(18)が、前記ステアリングホイール(11)に接続されるピニオン(28)と、前記ピニオン(28)に噛合するラック(30)を有して前記車輪(WL,WR)に接続されるラックバー(29)と、前記ラックバー(29)を摺動自在に支持するハウジング(21)と、前記ハウジング(21)に形成したガイド孔(21a)に摺動自在に嵌合するラックガイド(31)と、前記ラックガイド(31)を付勢し、前記ラックバー(29)の背面に形成した円弧状断面の第1摺動面(29a)に、前記ラックガイド(31)の先端に形成した円弧状断面の第2摺動面(31a)を当接させる弾発部材(33)とを備えるラックアンドピニオン式ステアリング装置において、
    前記ラックガイド(31)の前記第2摺動面(31a)の両先端部(a)側の外周面に、肉厚を減少させるための切欠き(31b)を形成したことを特徴とするラックアンドピニオン式ステアリング装置。
  2. ステアリングホイール(11)の操作を車輪(WL,WR)に伝達するステアリングギヤボックス(18)が、前記ステアリングホイール(11)に接続されるピニオン(28)と、前記ピニオン(28)に噛合するラック(30)を有して前記車輪(WL,WR)に接続されるラックバー(29)と、前記ラックバー(29)を摺動自在に支持するハウジング(21)と、前記ハウジング(21)に形成したガイド孔(21a)に摺動自在に嵌合するラックガイド(31)と、前記ラックガイド(31)を付勢し、前記ラックバー(29)の背面に形成した円弧状断面の第1摺動面(29a)に、前記ラックガイド(31)の先端に形成した円弧状断面の第2摺動面(31a)を当接させる弾発部材(33)とを備えるラックアンドピニオン式ステアリング装置において、
    前記ラックガイド(31)の前記第2摺動面(31a)の両先端部(a)側の外周面に臨む前記ガイド孔(21a)に内周面に、前記第2摺動面(31a)の両先端部(a)を逃がすために切欠き(21b)を形成したことを特徴とするラックアンドピニオン式ステアリング装置。
  3. 前記ラックガイド(31)の先端に形成されて前記第1摺動面(29a)に当接する第2摺動面(31a)は該第1摺動面(29a)の半径(R)と同一の半径(R)を有するとともに、前記第2摺動面(31a)は両先端部(a)が相互に接近するように中間部(c)において屈曲しており、前記ラックガイド(31)の弾性変形により前記第1、第2摺動面(29a,31a)が面接触することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のラックアンドピニオン式ステアリング装置。
  4. 前記ラックガイド(31)の先端に形成されて前記第1摺動面(29a)に当接する第2摺動面(31a)は該第1摺動面(29a)の半径(R1)よりも僅かに小さい半径(R2)を有しており、前記ラックガイド(31)の弾性変形により前記第1、第2摺動面(29a,31a)が面接触することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のラックアンドピニオン式ステアリング装置。
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