JP2009207127A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の筐体と第2の筐体との回動に伴って生じる負荷による筐体の破損を抑制する携帯電子機器を提供する。
【解決手段】ヒンジ部103によって連結され、相対的に回動可能に構成された第1筐体101と第2筐体102において、第1筐体101のフロントケース22には携帯端末100が開状態となったときに、第1筐体101の嵌合部40に形成されたストッパ42が第2筐体102の突起部50に形成されたストッパ52と当接して、更なる開方向への力を受け止める。
【選択図】図6

Description

本発明は、第1筐体と第2筐体とが連結部を介して連結されて構成される携帯電子機器に関する。
近年の携帯電子機器には、第1筐体と、第2筐体と、第1筐体と第2筐体とを連結する連結部と、を備えたものがある。かかる構成においては、連結部に連結された第1筐体及び第2筐体が、開状態と閉状態の間を相対的に回動する(特許文献1参照)。
特開2006−67525号公報
ところで、第1の筐体と第2の筐体との相対的な回動に伴って、連結部へ負荷が生じる実。そして、この負荷が大きい場合には、筐体の破損を招く恐れがある。
本発明は、上述した課題を解決するために、第1の筐体と第2の筐体との回動に伴って生じる負荷による筐体の破損を抑制する携帯電子機器を提供することを目的とする。
上述した不利益を解消するために、第1の発明の携帯電子機器は、第1の筐体と、第2の筐体と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが、閉状態と開状態の間を相対的に回動するように、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを連結する連結部と、を有し、前記第1の筐体は、第1のケース部材と、第2のケース部材と、前記第1のケース部材と前記第2のケース部材とを嵌合させる嵌合部と、を有し、前記嵌合部は、前記開状態の前記第1の筐体及び前記第2の筐体が開方向へ更に回動することを規制する規制部を有する。
好適には、前記嵌合部は、金属部を有し、前記金属部は、基準電位部に電気的に接続される。
好適には、前記第1の筐体内には、電子部品が配設され、前記電子部品は、前記金属部に支持される。
好適には、前記第1の筐体と前記第2の筐体の少なくともいずれか一方には、アンテナが配設され、前記嵌合部は、第1の金属部を有し、前記第2の筐体には、前記開状態において前記第1の金属部と容量結合される第2の金属部が配設される。
好適には、前記嵌合部の近傍に前記第1のケース部材と前記第2のケース部材の少なくとも一方に嵌合される第3のケース部材を有する。
好適には、前記第3のケース部材は、前記嵌合部に嵌合される。
好適には、前記第1のケース部材には、第1の凸部または第1の凹部が形成され、前記第2のケース部材には、第1の凸部また前記第1の凹部に嵌合される第2の凹部または第2の凸部が形成され、前記嵌合部は、前記第1の凸部または前記第1の凹部及び前記第2の凹部または前記第2の凸部を有して構成される。
好適には、前記嵌合部内の前記第1の凸部または第1の凹部、或いは前記第2の凹部または第2の凸部に対応する部位には、前記金属部が屈曲された屈曲部が配設される。
本発明によれば、第1の筐体と第2の筐体との回動に伴って生じる負荷による筐体の破損を抑制する携帯電子機器を提供することができる。
本発明の実施形態の携帯端末の外観を示した図である。 本発明の実施形態の携帯端末の第1筐体側の内部構造を示す分解斜視図である。 第1筐体と第2筐体とのヒンジ部による結合の様子を示した図である。 第1筐体及び第2筐体が最大限に開かれた状態において、携帯端末の開方向への力がさらにかかった場合に、ヒンジ部付近にかかる力について説明するための図である。 嵌合部に配設されたストッパについて説明するための図である。 ヒンジ部を通る携帯端末の長さ方向に沿った断面図である。 フロントケースと板金部材とを示した図である。 第1筐体と第2筐体との容量結合について説明するための図である。
以下、本発明の実施形態の携帯端末100について説明する。
本実施形態の携帯端末100は、折り畳み型の携帯電話機を想定している。
図1は、本実施形態の携帯端末100の外観を示した図である。
図1に示すように、携帯端末100は表示装置10及びレシーバ11が設けられた第1筐体101(本発明の第1の筐体に対応)と、操作部12及びマイク13が設けられた第2筐体102(本発明の第2の筐体に対応)とを有する。
第1筐体101と第2筐体102とは、ヒンジ機構を内包するヒンジ部103(本発明の連結部に対応)によって連結される。
ヒンジ機構を内包するヒンジ部103は、携帯端末100を図1(a)に示す開状態と図1(b)に示す閉状態の2種類の状態に遷移させるように、第1筐体101と第2筐体102とを相対的に回動させることができる。
図2は、携帯端末100の第1筐体101側の内部構造を示す分解斜視図である。
図2においては、符号20が付された側が第1筐体101の表示装置10側、すなわち携帯端末100を折り畳んだとき(閉状態)に内側になる側であり、符号25が付された側が閉状態において外側に露出される側である。
第1筐体101は、LCD用プレート20、LCDモジュール21、フロントケース22(本発明の第1のケース部材に対応)、回路基板23、サブLCDモジュール24、リアケース25(本発明の第2のケース部材に対応)を有して構成される。そして、第1筐体101には、ヒンジ部103の構成要素であるヒンジアセンブリ31(図3参照)が結合されている。そして、ヒンジ部103を構成するヒンジアセンブリ31をヒンジカバー33(本発明の第3のケース部材に対応、図6参照)が覆うように、リアケース25に嵌合して結合される構成となっている。
LCD用プレート20は、LCD(液晶ディスプレイ)のためのプレートであり、例えば硬質ガラスや樹脂プレートにより形成され、LCDモジュール21を保護する。
LCDモジュール21は、携帯端末100のメイン表示デバイスであるLCDのモジュール部であり、携帯端末100が開状態であるときに露出する表示装置10を構成するものである。
フロントケース22は、後述するリアケース25と嵌合され第1筐体101を構成するケース部材である。フロントケース22は導電性を有する金属で構成された板金部材60(本発明の金属部に対応)と一体に構成されている。板金部材60の詳細については後述する。
回路基板23は、携帯端末100の第1筐体101の機能を実現するための電子部品を実装した回路基板であり、例えばLCDモジュール21やサブLCDモジュール24を駆動させ表示を行わせるための制御回路等が実装されている。また、回路基板23は、基準電位に電気的に接続された基準電位部231を有する。
サブLCDモジュール24は、携帯端末100の閉状態においても外部に露出される図示しない副表示部を構成する小型の液晶ディスプレイモジュールである。
なお、第1筐体101を構成する上述した各構成要素は一例であり、本発明は上述した例には限定されない。例えば、サブLCDモジュール24はなくてもよい。
リアケース25は、フロントケース22と嵌合され第1筐体101を構成するケース部材である。
すなわち、携帯端末100は、外見上、第1筐体101のケース(リアケース25、閉状態において外側に露出する側のケース)が上述したフロントケース22、リアケース25及びヒンジカバー33の3つのパーツにより構成されているように見える。また、ヒンジカバー33の色を変化させたり、素材を異ならせたりすることによって、リアケース25を小さく見せたり、ケースのデザインの自由度を高くすることが可能になる。
図3は、第1筐体101と第2筐体102とのヒンジ部103による結合の様子を示した図である。
図3は、第1筐体101と第2筐体102とを分離して示した図である。
図3に示すように、第1筐体101には嵌合部40(本発明の嵌合部に対応)が形成されており、第1筐体101は第2筐体に形成された突起部50と嵌合する。その結果、ヒンジ部103により第1筐体101と第2筐体102とが連結される。ヒンジ部103のヒンジアセンブリ31は、嵌合部40の開口部41及び突起部50の開口部51に嵌入されて第1筐体101と第2筐体102とを結合する。
ヒンジ部103を介して結合された第1筐体101と第2筐体102(図4参照)とは、嵌合部40及び突起部50の構造上、所定の角度以上には開かれることが無いように構成される。これは、所定の角度以上に第1筐体101及び第2筐体102を開こうとした場合、ヒンジ部103付近に多大な負荷がかかり、ヒンジ部103や、第1筐体101及び第2筐体のヒンジ部103周辺の構造が破損してしまったり、上述したヒンジカバー33が第1筐体101から外れてしまったり、という事態が生じるからである。
図4は、第1筐体101及び第2筐体102が最大限に開かれた状態において、携帯端末100の開方向への力がさらにかかった場合に、ヒンジ部103付近にかかる力について説明するための図である。
図4では、第1筐体101及び第2筐体102が最大限に開かれた状態において、第1筐体101のレシーバ11付近にさらに第1筐体101と第2筐体102とを開く方向の負荷がかかった場合(例えば、ユーザが開状態の携帯端末100を耳に当て、通話を開始しようとした場合)を示している。
第1筐体101及び第2筐体102が最大限に開かれた状態において、第1筐体101のレシーバ11付近にさらに負荷がかかった場合、ヒンジ部103を中心として、図4の矢印Aの方向の負荷が第1筐体101に、特にリアケース25及びヒンジカバー33にかかることになる。なお、本実施形態では、ヒンジカバー33はリアケース25の嵌合部40近傍に係合されている(図6参照)。なお、ヒンジカバー33は、嵌合部40(例えばフロントケース22)に直接嵌合されるように構成してもよい。
上記の負荷がレシーバ付近にかかっても、筐体の破損やヒンジカバー33の外れ等の事態を生じさせないために、本実施形態の携帯端末100では、第1筐体101の嵌合部40にストッパ42(本発明の規制部に対応)を配設し、図4に示す矢印A方向の負荷を吸収している。
図5は、嵌合部40に配設されたストッパ42について説明するための図である。
図5は、第1筐体101と第2筐体102とが最大限に開かれた状態における、嵌合部40と突起部50とが結合される部位の拡大断面図である。
図5に示すように、嵌合部40には、断面が例えばほぼ三角形状のストッパ42が配設される。ストッパ42は、第1筐体101及び第2筐体102が最大限に開かれた状態において、第2筐体102側の突起部50に形成されたストッパ52と当接するように構成されている。第1筐体101及び第2筐体102が最大限に開かれた状態において、図4に示したようにさらに開方向への負荷がかかると、図5において矢印Bの方向に負荷がかかることになる。図5における矢印Bの方向は、図4における矢印Aの方向と一致している。ストッパ42は、ストッパ52に接することにより、図5に示す矢印Bの方向の負荷を受け、携帯端末100の他の部位、すなわち第1筐体101のフロントケース22、リアケース25、ヒンジ部103のヒンジアセンブリ31、ヒンジカバー33、第2筐体102のケース部材等に負荷がかかり、これらの構成が破損したり、外れてしまったりする事態を回避する役割を果たす。
なお、図5において説明したように、ストッパ42は負荷を受け止める必要があり、これを実現するために、強度的に強い構成とする必要がある。
以下、ストッパ42の強度を向上させるための構成について説明する。
図6は、ヒンジ部103を通る携帯端末100の長さ方向に沿った断面図である。具体的には、図6は、図1に示す線C−C’に沿った断面図である。
図6に示すように、矢印D方向の負荷を、第2筐体102のストッパ52と接したストッパ42が受ける構成となっている。図6における矢印Dの方向は、図4における矢印A及び図5における矢印Bの方向と一致している。
ここで、嵌合部40は、図6に示すように、フロントケース22の嵌合部40に対応する位置に形成された凸部であるリブ43(本発明の第1の凸部に対応)と、リアケース25の嵌合部40に対応する位置に形成されたリブ受け部44(本発明の第2の凹部に対応)とにより構成されている。すなわち、リブ43がリブ受け部44内に嵌入されることにより、嵌合部40が構成され、フロントケース22とリアケース25とが嵌合される。
ここで、上述したように、フロントケース22は、板金部材60と一体に構成されている。
図7に、フロントケース22と板金部材60について示す。
図7(a)は、フロントケース22と板金部材60を示した図である。
図7(a)に示すように、フロントケース22と板金部材60とは一体に構成されている。
図7(b)にフロントケース22を、図7(c)に板金部材60を分けて示す。
実際には、図7(b)に示すような板金部材60をフロントケース22の金型に入れ、樹脂等を射出成型することにより、図7(a)に示すような板金部材60と一体となったフロントケース22が構成される。
図7(d)は、フロントケース22のリブ43付近の拡大断面図である。
図7(d)に示すように、板金部材60はフロントケース22のリブ43に対応する部位において、屈曲部61を有する。すなわち、フロントケース22のリブ43内には、第1筐体101の長さ方向から厚さ方向へと屈曲した、板金部材60の屈曲部61が配設されている。これにより、リブ43の強度が向上し、ひいてはフロントケース22のリブ43がリアケース25のリブ受け部44に嵌入して構成される嵌合部40の強度も向上する。従って、図6に示す矢印D方向の力を受けて携帯端末100の他の部位に負荷がかかることにより、負荷の加わる部位が破損したり、外れてしまったりする事態を回避することができる。
以下、板金部材60をフロントケース22と一体に配設したことにより得られる効果について説明する。
図2に示すように、板金部材60と一体に構成されたフロントケース22は、回路基板23と隣接して配設される。すなわち、回路基板23上に配設された各電子部品は、第1筐体101内において板金部材60に覆われることになる。これにより、回路基板23上に配設された各電子部品は、板金部材60により物理的に保護される。
また、回路基板23の基準電位部231と板金部材60とは、少なくとも1点において当接するように構成される。すなわち、板金部材60は基準電位部231と電気的に接続され、基準電位となる。これにより、回路基板23上に配設された各電子部品から放射される電気的・磁気的ノイズによる他の部品への影響を抑えることができるとともに、第1筐体101外部からの電気的・磁気的ノイズの影響から回路基板23上の電子部品を保護することができる。
また、携帯端末100は、第1筐体101内或いは第2筐体102内の少なくとも1方に、図示しないアンテナを有する。図2には、第1筐体101内にアンテナ70を設けた例を示している。
本実施形態の携帯端末100のように、第1筐体と第2筐体とがヒンジ部により物理的に結合される構成では、第1筐体と第2筐体とがヒンジ部により電気的に遮断されてしまい、アンテナのアンテナ特性が悪化してしまう、という事態が生じることがある。
しかし、本実施形態の携帯端末100では、第1筐体101と第2筐体102とを容量結合させることによりこの事態を回避することができる。
図8は、本実施形態の携帯端末100における第1筐体101と第2筐体102との容量結合について説明するための図である。
第2筐体102の突起部50は、その内部に金属蒸着部53を有する。
図8に示した携帯端末100の開状態において、第1筐体101側の板金部材60(本発明の第1の金属部に対応)と、第2筐体102側の金属蒸着部53(本発明の第2の金属部に対応)とは、距離が近くなるように構成されている。
2つの金属部材が近くにあることで、これら2つの金属部材は容量結合により電気的に接続された状態になることが知られている。従って、本実施形態の携帯端末100においては、第1筐体101側の板金部材60(屈曲部61)と第2筐体102側の金属蒸着部53とが携帯端末100の開状態において近くなるように構成されているため、板金部材60と金属蒸着部53とが容量結合により電気的に結合され、ひいては第1筐体101と第2筐体102とが電気的に接続されるため、アンテナ70のアンテナ特性を悪化させないようにすることができる。
なお、本実施形態では、第1筐体101内にアンテナ70が配設した例を示したが、第1筐体101と第2筐体102の両方にそれぞれアンテナが配設される場合でも、板金部材60と金属蒸着部53が容量結合されることによりアンテナ特性が維持される効果が生じる。すなわち、本発明は第1筐体と第2筐体の少なくとも1方にアンテナが配設されている携帯端末に対して適用が可能である。また、金属蒸着部53の代わりに第1筐体102の内部に配設された金属部を有する電子部品と、第1筐体101側の板金部材60とを容量結合するように構成してもよい。
以上説明したように、本実施形態の携帯端末100によれば、ヒンジ部103によって連結され、相対的に回動可能に構成された第1筐体101と第2筐体102において、第1筐体101のフロントケース22には携帯端末100が開状態となったときに、第1筐体101の嵌合部40に形成されたストッパ42が第2筐体102の突起部50に形成されたストッパ52と当接して、更なる開方向への力を受け止める。このため、携帯端末100の開状態において更なる開方向への力がかかったときに、携帯端末100の他の部位、すなわち第1筐体101のフロントケース22、リアケース25、ヒンジ部103のヒンジアセンブリ31、ヒンジカバー33、第2筐体102のケース部材等に負荷がかかる。この結果、負荷が作用する部位が破損したり、外れてしまったりする事態を回避することができる。
また、本実施形態の携帯端末100によれば、ストッパ42が形成された嵌合部40は、フロントケース22のリブ43が、リアケース25のリブ受け部44に嵌入されて構成されている。そして、フロントケース22は板金部材60と一体に構成され、リブ43内には板金部材60が第1筐体101の厚さ方向に屈曲された屈曲部61が配設されているため、リブ43の物理的強度が向上し、ひいては嵌合部40の物理的強度が向上する。これにより、ストッパ42にかかる負荷を受け止めることが可能になっている。
また、本実施形態の携帯端末100によれば、フロントケース22と一体に構成された板金部材60が、第1筐体101内の回路基板23を覆う構成となっているため、回路基板23上に配設された電子部品類が板金部材60により物理的に保護される。
さらに、板金部材60は回路基板23の基準電位部231と当接し電気的に接続されているため、板金部材60も基準電位となり、覆っている回路基板23の各電子部品を、電気的・磁気的にも保護し、電子部品からの電気的・磁気的ノイズ、外部から電子部品へのノイズを除去することができる。
また、本実施形態の携帯端末100によれば、ヒンジ部103を覆う構成であるヒンジカバー33が、嵌合部40においてリアケース25と嵌合される。このため、第1筐体101が小さく見えやすい等の外観上の利点が生じるとともに、上述したストッパ42によりヒンジカバー33付近の部位における強度が保たれているため、筐体構造の簡素化及び部品点数の削減を図ることができる。
また、本実施形態の携帯端末100によれば、第1筐体101或いは第2筐体102内にアンテナ70が配設されるが、携帯端末100の開状態において、第1筐体101内の板金部材60(屈曲部61)と第2筐体102の突起部50内に形成された金属蒸着部53とが物理的に近い距離となるため、容量結合が促進され、第1筐体101と第2筐体102とが電気的に接続されるので、アンテナ70のアンテナ特性を悪化させないことが可能となる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、本発明の実施に際しては、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
上述した実施形態では、携帯端末100の開状態において、第1筐体側のストッパ42と当接するストッパ52が形成されていたが、ストッパ52はなくてもよい。この場合、ストッパ42が第2筐体102の突起部50に直接当接するように構成されればよい。
また、上述した実施形態では、フロントケース22と板金部材60とが一体に構成され、板金部材60により回路基板23上の各電子部品が物理的・電気的・磁気的に保護されていたが、本発明はこれには限定されず、板金部材60とは別に回路基板23の電子部品を保護するシールド部材を用意してもよい。この場合、シールド部材は導電性を有する金属部材で形成され、基準電位部231と電気的に接続されることが好ましい。
また、上述した実施形態では、第1筐体101のフロントケース22にリブ43(凸部)が、リアケース25にリブ受け部44(凹部)が形成され、リブ受け部44にリブ43が嵌入されることにより嵌合部40が構成されていたが、本発明はこれには限定されない。すなわち、フロントケース22側にリブ受け部(本発明の第2の凹部に対応)が、リアケース25側にリブ(本発明の第2の凸部に対応)が形成される構成としてもよい。また、本実施形態においては、フロントケース22と板金部材60とが1体に構成され、リブ43に対応する部位に屈曲部61が形成されることにより嵌合部40の強度が向上されるように構成されていたが、本発明はこれには限定されず、例えばリアケース25が板金部材と一体に構成され、リアケース25側のリブ受け部44或いはリブに対応する部位に屈曲部が形成されるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、板金部材60は回路基板23の基準電位部231と電気的に接続されるとしたが、本発明はこれには限定されず、他の基準電位と接続されてもよい。
100…携帯端末、101…第1筐体、102…第2筐体、103…ヒンジ部、10…表示装置、11…レシーバ、12…操作部、13…マイク、20…LCD用プレート、21…LCDモジュール、22…フロントケース、23…回路基板、231…基準電位部、24…サブLCDモジュール、25…リアケース、26…リアケース、31…ヒンジアセンブリ、32…ダミーヒンジホルダ、33…ヒンジカバー、40…嵌合部、41…開口部、42…ストッパ、43…リブ、44…リブ受け部、50…突起部、51…開口部、52…ストッパ、53…金属蒸着部、60…板金部材、61…屈曲部、70…アンテナ

Claims (8)

  1. 第1の筐体と、
    第2の筐体と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが、閉状態と開状態の間を相対的に回動するように、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを連結する連結部と、
    を有し、
    前記第1の筐体は、第1のケース部材と、第2のケース部材と、前記第1のケース部材と前記第2のケース部材とを嵌合させる嵌合部と、を有し、
    前記嵌合部は、前記開状態の前記第1の筐体及び前記第2の筐体が開方向へ更に回動することを規制する規制部を有する
    ことを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記嵌合部は、金属部を有し、
    前記金属部は、基準電位部に電気的に接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記第1の筐体内には、電子部品が配設され、
    前記電子部品は、前記金属部に支持される
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記第1の筐体と前記第2の筐体の少なくともいずれか一方には、アンテナが配設され、
    前記嵌合部は、第1の金属部を有し、
    前記第2の筐体には、前記開状態において前記第1の金属部と容量結合される第2の金属部が配設される
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  5. 前記第1の筐体は、前記嵌合部の近傍に前記第1のケース部材と前記第2のケース部材の少なくとも一方に嵌合される第3のケース部材を有する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
  6. 前記第3のケース部材は、前記嵌合部に嵌合される
    ことを特徴とする請求項5に記載の携帯電子機器。
  7. 前記第1のケース部材には、第1の凸部または第1の凹部が形成され、
    前記第2のケース部材には、第1の凸部また前記第1の凹部に嵌合される第2の凹部または第2の凸部が形成され、
    前記嵌合部は、前記第1の凸部または前記第1の凹部及び前記第2の凹部または前記第2の凸部を有して構成される
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
  8. 前記嵌合部内の前記第1の凸部または第1の凹部、或いは前記第2の凹部または第2の凸部に対応する部位には、前記金属部が屈曲された屈曲部が配設される
    ことを特徴とする請求項7に記載の携帯電子機器。
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