JP2009204675A - 表示具 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線・配管材に対して取り外れることなく簡単に取着できる表示具を提供する。
【解決手段】鞘管(配線・配管材)P1の外周面に取付けられて、配線・配管先、用途等の諸事項を表示するための表示溝部(表示部)を備えた表示具E1であって、前記鞘管P1の外径に対応する内径を有する横断面が円弧状の本体部1と、当該本体部1の軸方向にずれていて、しかも斜方向に対向する周方向端面部に、周方向に沿って互いに逆の方向に延設されて、前記鞘管P1を抱きかかえるような形態で当該鞘管P1に対して全体を取着可能にするための一対の弾性取着片2とを備え、前記一対の弾性取着片2の間には、全体を鞘管P1の軸方向に対して交差配置させて当該鞘管P1の一部を挿入した状態で、軸方向を合致させるようにして全体を廻すことにより、鞘管P1に対して全体を取着可能にするための管挿入開口3が形成された構成とする。
【選択図】図4−A

Description

本発明は、配線・配管材の外面に取り外れることなく簡単に取付けられて、配線・配管先、用途等の緒事項を表示するための表示具に関するものである。
例えば、建物内において給水管、給湯管を異なる複数の部分(洗面所、ユニットバス、洗濯機、台所、トイレ等)に配管するには、親管である1本の給水管、及び同様の給湯管を「ヘッダー」と称される金属製の分岐具を用いて複数本の分岐管である給水管、及び給湯管に分岐させており、分岐部においては分岐管が複数存在するために、それらの配管先を表示するために、表示具が用いられる。
配線・配管材の外側に取付けられる従来の表示具としては、特許文献1に開示のものが知られている。この表示具は、全体形状が断面略C字形に形成されて、開口先端部が内外方向に弾性変形可能な構造であって、配線・配管材の外側に押し込むと、開口先端部が拡開された後に弾性により原形状に復元することにより、配線・配管材の外側に取付けられる。表示具が取付けられる配線・配管材としては、給水管、又は給湯管自体である可撓性を有する架橋ポリエチレン管や、当該架橋ポリエチレン管を挿入して保護する鞘管や、電力ケーブル等があり、これらの配線・配管材の外側に特許文献1に開示の表示具を取付けた場合には、取着と取外しとを同一側で行う構成であるため外れ易く、配線・配管材がわん曲している部分では、特に外れ易いという問題があった。
特開平9−269734号公報
本発明は、配線・配管材に対して取り外れることなく簡単に取着できる表示具の提供を課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、配線・配管材の外周面に取付けられて、配線・配管材先、用途等の諸事項を表示するための表示部を備えた表示具であって、前記配線・配管材の外径に対応する内径を有する横断面が円弧状の本体部と、当該本体部の軸方向にずれていて、しかも斜方向に対向する周方向端面部に、周方向に沿って互いに逆の方向に延設されて、前記配線・配管材を抱きかかえるような形態で当該配線・配管材に対して全体を取着可能にするための一対の弾性取着片とを備え、前記一対の弾性取着片の間には、全体を配線・配管材の軸方向に対して交差配置させて当該配線・配管材の一部を挿入した状態で、軸方向を合致させるようにして全体を廻すことにより、配線・配管材に対して全体を取着可能にするための配線・配管材挿入開口が形成されていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、表示具を配線・配管材の軸方向と交差する方向に配置して、一対の弾性取着片の間の配線・配管材挿入開口に配線・配管材の一部を部分的に挿入した状態で、配線・配管材と表示具との各軸心が合致するまで当該表示具を廻すと、一対の弾性取着片が外方に弾性変形された後に、原形状に復元して配線・配管材の外周面に密着することにより、当該配線・配管材の外側に表示具が取着される。このようにして、配線・配管材の外側に、請求項1の発明に係る表示具を嵌め込んで取着させると、断面円弧状をした本体部に設けられた一対の弾性取着片が配線・配管材を抱きかかえるようにして、当該配線・配管材に対して表示具が取着されるので、取着時と逆の操作を行って、配線・配管材に対して表示具を捻り廻すような力を加えない限り、表示具を取り外すことができないので、配線・配管材に一旦取着された表示具は容易には取り外れない。
また、請求項1の発明に係る表示具は、配線・配管材が可撓性を有していて、当初からわん曲している部分に対しても取り外れることなく取着できると共に、取着後においてわん曲されても、簡単には取り外れない。また、配線・配管材に対して表示具を取着した状態において、当該表示具は、配線・配管材の周方向に自由に廻せられるので、表示部が周方向の目的位置に配置されていない場合(例えば、表示部が配線・配管材の裏面側、側面側に配置されている場合)には、当該表示具を配線・配管材に対して目的の位置まで廻すことにより、配線・配管材から表示具を取り外すことなく、取着されたままで表示部を目的位置に容易に配置変更できる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記配線・配管材に対して全体が取着された状態で、前記本体部及び前記一対の弾性取着片の周方向の各配置部を合成すると、当該配線・配管材のほぼ全周に亘って連続配置されていることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、配線・配管材の外周面に表示具を取着した状態において、当該配線・配管材の全周に亘って、表示具を構成する本体部又は一対の弾性取着片のいずれかの部分が存在しているので、配線・配管材に対する取着状態が一層確実となって、表示具は配線・配管材から一層外れにくくなる。
本発明によれば、断面円弧状をした本体部に設けられた一対の弾性取着片が配線・配管材を抱きかかえるようにして、当該配線・配管材に対して表示具が取着されるので、取着時と逆の操作を行って、配線・配管材に対して表示具を「捻り廻すような力」を加えない限り、表示具を取り外すことができないので、配線・配管材に一旦取着された表示具は容易には取り外れない。
また、当初からわん曲している部分に対しても取り外れることなく取着できると共に、取着後においてわん曲されても、簡単には取り外れない。更に、配線・配管材のわん曲している部分に対しても取着可能であると共に、配線・配管材に対して表示具を取着した状態において、当該表示具は、配線・配管材の周方向に自由に廻せられるので、表示部が隠れてしまう場合には、当該表示具を廻して表示部を視認可能な位置に配置できる。
以下、最良の実施例を挙げて本発明について更に詳細に説明する。
図1(a),(b)は、それぞれ180°回転させる前後の表示具E1 の斜視図であり、図2(a),(b)は、それぞれ手前側に90°回転させる前後の表示具E1 の平面図であり、同(c)は、同(b)のX−X線断面図であり、図3(a),(b),(c)は、それぞれ図2(b)のY1 −Y1 線、Y2 −Y2 線、及びY3 −Y3 線の各断面図であり、図4−A(a),(b)及び図4−B(c),(d)は、内部に給水管(給湯管)P11を収容する鞘管P1 の外側に表示具E1 を取着する順序を示す斜視図である。
最初に、図1〜図4を参照して、表示具E1 について説明する。表示具E1 は、合成樹脂により成形されて、図1〜図3に示されるように、内径D0 が鞘管P1 の外径D1 と同一か、又は僅かに小さくなっていて、横断面が円弧状をした半円筒状の本体部1と、当該本体部1の周方向の各端面1aにおける軸方向に互いに反対側の端部であって、斜方向に沿って対向する部分に、周方向に沿って互いに反対の側に延設されたわん曲片状の一対の弾性取着片2とで構成される。弾性取着片2は、半円筒状の本体部1に連結された基端部を支点として弾性変形可能である。このため、一対の弾性取着片2の間には、鞘管P1 に対して表示具E1 を取着する際に、表示具E1 の軸心C0 を鞘管P1 の軸心C1 とほぼ直交させて配置した状態〔図4−A(a)参照〕で、当該鞘管P1 の一部を挿入するための管挿入開口3が形成される。管挿入開口3の幅W〔図2(c)参照〕は、鞘管P1 の外径D1 よりも僅かに大きくなっている。
また、図4−A(a)に示されるように、表示具E1 を鞘管P1 とほぼ直交配置して、表示具E1 の管挿入開口3に鞘管P1 の一部を挿入した状態で、鞘管P1 に対して表示具E1 を、各弾性取着片2の自由端部が鞘管P1 の外周面に乗り上がる方向にほぼ90°だけ廻して、鞘管P1 に表示具E1 を取着する際に、本体部1の管収容空間1bに鞘管P1 の軸心C1 に沿った方向の一部がスムーズに収容されるように、半円筒状をした本体部1における各弾性取着片2と対向する部分を含めて軸心C0 に沿ってほぼ半分の部分は、端面1aと平行であって、しかも軸心C0 と直交する方向から見て凹弧状となるように欠落されて、取着案内空間1cとなっている〔図2(a),(c)参照〕。このため、本体部1の周方向の各端面1aの内端は、取着案内空間1cを形成している凹弧状の端面1dと接続している。
また、管挿入開口3に鞘管P1 の軸方向の一部が挿入されて、鞘管P1 に対して表示具E1 がほぼ直交配置された状態で、鞘管P1 に対して表示具E1 を上記の方向にほぼ90°だけ廻して、鞘管P1 に対して表示具E1 を取着する際に、鞘管P1 の外周面と大きく干渉することなく、鞘管P1 の外周面に対して各弾性取着片2が乗り上げられるようにするために、わん曲片状をした各弾性取着片2の自由端部の内方の角部は、大きく面取りされている〔図4−A(b)参照〕。図1及び図2において、2aは、弾性取着片2の自由端部の面取りされた部分(面取り部)である。
また、半円筒状をした表示具E1 の本体部1における軸心C0 と直交する両端面1eが存在している部分には、軸心C0 の方向に長くなった矩形凹状をした表示溝部4が形成されている。表示溝部4は、表示具E1 が外側に取着される鞘管P1 内に収容される鞘管P1 の配管先を表示する表示シート5が貼り付けられたり、或いは手書きにより配管先が表示される部分であって、一対の取着片部2の反対側(周方向に沿ってほぼ180°位相の異なる側)に配置されている。
図5及び図6は、それぞれ分岐金具J1 (J2 )に接続される給水管(給湯管)P11が水平配管、及び立上り配管される場合を示している。建物内において給水管(給湯管)P11を異なる複数の部分(洗面所、ユニットバス、洗濯機、台所、トイレ等)に配管するには、図5及び図6に示されるように、親管である1本の給水管(給湯管)P12を、「ヘッダー」と称される金属製の分岐金具J1 (J2 )を用いて複数本の分岐管である給水管(給湯管)P11に分岐させており、分岐部においては分岐管として複数の給水管(給湯管)P11が並列状態となって分岐金具J1 (J2 )に接続されていて配管先の混同を生じ易いので、複数の給水管(給湯管)P11における分岐金具J1 (J2 )に対する接続部分には、各給水管(給湯管)P11を内部に収容した鞘管P1 の外側に、配管先を表示するための表示具E1 が取着される。なお、図5において、P2 は、親管である給水管(給湯管)P12を収容する鞘管を示す。
そして、各給水管(給湯管)P11を内部に収容した各鞘管P1 の外側に、配管先を表示するための表示具E1 を取着するには、以下のようにして行う。まず、図4−A(a)に示されるように、鞘管P1 に対して表示具E1 をほぼ直交配置させて、当該表示具E1 の管挿入開口3に鞘管P1 の軸心C1 に沿った方向の一部を挿入する。この状態では、鞘管P1 の軸心C1 に沿った方向の一部が管挿入開口3に挿入されて、本体部1の一対の端面1aが保持された状態となる。この状態で、表示具E1 の各弾性取着片2の自由端部が鞘管P1 に近接する方向にほぼ90°廻すと、図4−A(b)に示されるように、鞘管P1 の軸心C1 と表示具E1 の軸心C0 との交差角が小さくなることにより、本体部1の軸心C0 の方向に沿った両端部に、周方向に沿っD互いに反対側を向いて延設された各弾性取着片2が鞘管P1 の外周面に当接した後に、わん曲径が大きくなるように外方に弾性変形されると共に、本体部1に対する鞘管P1 の支持部位が直線状の一対の端面1aから凹弧状の一対の端面1dに徐々に移行して、表示具E1 の軸心C0 と鞘管P1 の軸心C1 とが一致した状態となると、図4−B(c)に示されるように、鞘管P1 の横断面視のほぼ半分が本体部1の管収容空間1bに収容されると共に、わん曲径が大きくなるように外方に弾性変形されていた一対の弾性取着片2は、原形状である円弧状に復元して、鞘管P1 の外周面に密着される。最後に、図4−B(d)に示されるように、裏面側に配置されている表示溝部4(表示シート5)を表面側に配置すべく、表示具E1 をほぼ180°廻す。鞘管P1 の外側に表示具E1 が取着された状態では、取着途中において弾性変形されていた左右一対の弾性取着片2は、原形状に復元して殆ど弾性変形されていないほぼ自然状態で鞘管P1 の外周面に密着しているので、容易に廻すことができる。なお、本体部1は、半円筒状であるため、取着時において殆ど変形されない。
これにより、本体部1の軸心C0 に沿った方向の両端部の斜方向に沿って対向する部分に周方向に沿って互いに逆方向に延設された一対の弾性取着片2が鞘管P1 の軸心C1 に沿って異なる部分を抱きかかえるような形態となって、鞘管P1 に対して表示具E1 が取着される。この状態では、表示具E1 の本体部1及び一対の弾性取着片2の周方向に沿った各配置部を合成すると、一対の弾性取着片2の部分が所定の中心角分だけ周方向に重複して〔図3(a)に、一対の弾性取着片2の重複中心角がθで示されている〕、全周に亘って各配置部が連続している。なお、図3において、2bは、弾性取着片2の先端面を示す。
各表示具E1 の表示溝部4には、それぞれ異なる配管先が印刷された表示シート5が貼り付けられているので、分岐金具J1 ,J2 に対する各給水管(給湯管)P11の接続部分において、各給水管(給湯管)P11が近接して集合されていても、各給水管(給湯管)P11を収容している鞘管P1 の外側に取着された表示具E1 の表示溝部4に貼り付けられた表示シート5に表示された配管先により、接続状態が誤りなく認識できる。
上記のようにして、鞘管P1 の外側に取着された表示具E1 は、鞘管P1 に対して表示具E1 を「捻り廻すような力」が作用しない限り外れることはなく、配管状態において表示具E1 に上記のような力が作用することは、殆どあり得ない。従って、一旦取着した表示具E1 が取り外されることは殆どない。また、鞘管P1 に表示具E1 を取着した状態で、表示溝部4が鞘管P1 の裏面側又は側面側に配置されていて、表示溝部4内の表示シート5が判読しづらい場合には、表示具E1 を手で持って、表示溝部4が手前側に配置される位置まで廻せばよい。表示具E1 を構成する半円筒状の本体部1及び円弧状の弾性取着片2の内径は、鞘管P1 の外径D1 と同一か、又は僅かに小さくなっているので、手で簡単に廻すことが可能である。
また、鞘管P1 に対する表示具E1 の上記した取着方法では、表示具E1 の管挿入開口3が上方を向いた状態にして、当該管挿入開口3に鞘管P1 の一部を挿入する取着方法であるため、鞘管P1 に対して表示具E1 が取着された後に、表示溝部4を正面側に配置すべく鞘管P1 に対して表示具E1 をほぼ180°廻している。しかし、表示溝部4を手前側に配置することにより、管挿入開口3を奥側に配置した状態で、表示具E1 の奥側において管挿入開口3に鞘管P1 の一部を挿入した状態で、上記と同様にして、表示具E1 の軸心C0 が鞘管P1 の軸心C1 と一致するまで、鞘管P1 に対して表示具E1 をほぼ90°廻すことにより、一対の弾性取着片2を弾性変形させた後に原形状に復元させて、鞘管P1 に対して表示具E1 を取着すると、表示具E1 は鞘管P1 に取着された状態において、表示溝部4が正面側を向いているので、取着後に表示具E1 を廻す必要がなくなる。
また、本発明に係る表示具E2 は、図7に示されるような電力ケーブルGの用途を表示する場合にも使用可能である。即ち、表示具E2 の内径は電力ケーブルGの外径に対応していて、上記した鞘管P1 に対して表示具E1 を取着する場合と全く同様にして取着すればよい。表示具E2 の表示溝部4には、用途(動力,電灯)を表示した表示シート5が貼り付けられている。図示の例では、電力ケーブルGが僅かにわん曲している部分に表示具E2 が取着されており、本発明に係る表示具E2 は、電力ケーブルGのわん曲した部分にも取着可能であり、しかも表示具E2 が取着された状態で電力ケーブルGを引き廻しても、容易には外れない。
更に、本発明に係る表示具の取着対象である配線・配管材としては、上記実施例の給水管(給湯管)を収容して保護する鞘管、電力ケーブルの他に、給水管(給湯管)の露出配管部において当該給水管(給湯管)を構成する架橋ポリエチレン管の外側に直接に取着することも可能である。この結果、取着対象の配線・配管材材の外径に対応した表示具を数種類製作して用意しておくことにより、種々の配線・配管材の外側に本発明に係る表示具を取着して、配線・配管材先、用途等の諸事項を表示することができる。
また、上記実施例では、表示具E1 ,E2 を構成する一対の弾性取着片2は、配線・配管材に対して表示具が取着された状態で、周方向に沿って重複して配置される長さを有しているため、配線・配管材に対する表示具の取着状態がしっかりする利点があるが、配線・配管材に対して表示具が取着されることを条件として、一対の弾性取着片の自由端部が周方向に沿ってほぼ同一位置に配置されて、互いに重複しない構成にすることも可能である。更に、一対の弾性取着片は、配線・配管材の外側に抱きかかえるようにして保持できる限り、本体部と合成された周方向の各配置部が全周に亘っていない状態、即ち、一対の弾性取着片の長さを短くして、当該一対の弾性取着片の先端部の間に周方向に沿って隙間が発生する状態であっても可能である。
また、上記実施例では、表示具E1 ,E2 を構成する本体部1は、半円筒状(横断面の中心角が180°)であるため、配線・配管材に対して表示具を取着する際に、本体部が殆ど変形しないで、配線・配管材の収容空間を最も大きくできる利点があるが、半円筒状をした本体部の横断面の中心角が180°よりも僅かに大きくして、配線・配管材に対して表示具を取着する際に、本体部が僅かに弾性変形するようにしてもよい。この構成により、表示具における配線・配管材の収容空間が大きくなって、配線・配管材に対して表示具を一層しっかりと取着できる。逆に、半円筒状をした本体部の横断面の中心角は180°よりも小さくして、左右一対の弾性取着片を主体にして取着する構成にすることも可能である。
また、上記実施例では、表示具を構成する一対の弾性取着片の間隔は、取着する配線・配管材の外径よりも僅かに大きくして配線・配管材挿入開口を確保する構成であるが、一対の弾性取着片の間隔と配線・配管材の外径との比を更に大きくして、配線・配管材の外径に対する表示具の長さを長くすることも可能である。
(a),(b)は、それぞれ180°回転させる前後の表示具E1 の斜視図である。 (a),(b)は、それぞれ手前側に90°回転させる前後の表示具E1 の平面図であり、(c)は、(b)のX−X線断面図である。 (a),(b),(c)は、それぞれ図2(b)のY1 −Y1 線、Y2 −Y2 線、及びY3 −Y3 線の各断面図である。 (a),(b)は、鞘管P1 に対して表示具E1 を取着する順序を示す斜視図である。 (c),(d)は、鞘管P1 に対して表示具E1 を取着する順序を示す斜視図である。 分岐金具J1 に接続される給水管(給湯管)P11が水平配管される場合の斜視図である。 分岐金具J2 に接続される給水管(給湯管)P11が垂直配管される場合の斜視図である。 電力ケーブルGのわん曲部の外側に表示具E2 を取着した状態の斜視図である。
符号の説明
0 :表示具の軸心
1 :鞘管の軸心
0 :表示具の本体部の内径
1 :鞘管の外径
1,E2 :表示具
G:電力ケーブル(配線・配管材)
1 :鞘管(配線・配管材)
11:給水管(給湯管)
1:本体部
2:弾性取着片
3:管挿入開口(配線・配管材挿入開口)
4:表示溝部(表示部)
5:表示シート

Claims (2)

  1. 配線・配管材の外周面に取付けられて、配線・配管先、用途等の諸事項を表示するための表示部を備えた表示具であって、
    前記配線・配管材の外径に対応する内径を有する横断面が円弧状の本体部と、当該本体部の軸方向にずれていて、しかも斜方向に対向する周方向端面部に、周方向に沿って互いに逆の方向に延設されて、前記配線・配管材を抱きかかえるような形態で当該配線・配管材に対して全体を取着可能にするための一対の弾性取着片とを備え、
    前記一対の弾性取着片の間には、全体を配線・配管材の軸方向に対して交差配置させて当該配線・配管材の一部を挿入した状態で、軸方向を合致させるようにして全体を廻すことにより、配線・配管材に対して全体を取着可能にするための配線・配管材挿入開口が形成されていることを特徴とする表示具。
  2. 前記配線・配管材に対して全体が取着された状態で、前記本体部及び前記一対の弾性取着片の周方向の各配置部を合成すると、当該配線・配管材のほぼ全周に亘って連続配置されていることを特徴とする請求項1に記載の表示具。
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