JP2009202285A - 切屑詰まり除去方法及び切屑詰まり除去装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】主軸の回転を停止することなく工具または主軸の切屑詰まりを除去できる切屑詰まり除去方法及びその方法に使用する切屑詰まり除去装置を提供する。
【解決手段】圧縮エアーカバー300の開口部301を本体部101a側へ位置させることにより、工具10またはフライス盤100の中空主軸110の一部を内空部に位置させ、この状態で、圧縮エアー供給装置からエアー流入口304に所定の圧力の圧縮エアーを内空部302に供給して詰まった切屑400を中空主軸110側へ押し出して、切屑の吸引除去を助けて切屑詰り除去を行なう。
【選択図】図4
【解決手段】圧縮エアーカバー300の開口部301を本体部101a側へ位置させることにより、工具10またはフライス盤100の中空主軸110の一部を内空部に位置させ、この状態で、圧縮エアー供給装置からエアー流入口304に所定の圧力の圧縮エアーを内空部302に供給して詰まった切屑400を中空主軸110側へ押し出して、切屑の吸引除去を助けて切屑詰り除去を行なう。
【選択図】図4
Description
本発明は、切削加工中の切屑を工具または主軸を通して吸引除去しながら切削加工を行う装置に対する切屑詰まり除去方法及び切屑詰まり除去装置に関し、特に、切削加工中に主軸の回転を停止させずに切屑の詰まりを除去することができる切屑詰まり除去方法及び切屑詰まり除去装置に関する。
穴あけ加工等に用いられるエンドミルやドリル等においては、切削加工に伴い発生する切屑の処理が種々問題となっている。切削加工後に製品へ付着した切屑の洗浄等の除去工程によるコストアップ、また、切屑により製品へ付く傷等による品質低下等である。このような問題に対処するため、例えば、エンドミルの軸方向に貫通する細穴を追加工して、この細穴から切屑を吸引排出しながら加工する方法等が行なわれる場合がある。
また、ドリル等のドリル溝を利用して切屑を吸引排出して加工する工作装置が提案されている(例えば、特許文献1)。この工作装置は、中空部を持つ円筒形状の基筒を穿孔機の本体に取付け、この基筒とドリル溝との空隙を通して加工によって生じる切屑をゴムホースを通して真空タンクへ排出するものである。また、ドリルの先端に形成した開口部(中空部)からチャック部およびストレートシャンク部を通して切屑を吸引する穴加工装置が提案されている(例えば、特許文献2)。この装置によれば、切屑の排出は、ドリルの先端からの吸引によって行なわれるので、形成された穴の壁面が切屑によって傷付けられることがなく平滑な壁面を有する穴を形成することができるとされている。
特開平11−138319号公報
特開平3−66509号公報
しかし、特許文献1、2に記載の工作装置によれば、切屑がドリル溝、ドリル中空部、あるいは主軸内を通過して、工作装置の外部へ排出されていれば問題ないが、種々の原因により、切屑がドリル溝、中空部、あるいは主軸内等に詰まる場合がある。このような場合には、作業工程を停止して、切屑の除去を行う必要があり、作業効率の低下を生じさせ、また、作業工程の自動化を妨げる原因となっていた。
従って、本発明の目的は、切削加工中の切屑を工具または主軸を通して吸引除去しながら切削加工を行う装置に対して、主軸の回転を停止することなく工具または主軸の切屑詰まりを除去できる切屑詰まり除去方法及びその方法に使用する切屑詰まり除去装置を提供することにある。
[1]本発明は、上記の目的を達成するため、切削加工中の切屑を工具または主軸を通して吸引除去しながら切削加工を行う装置の、前記工具または前記主軸を通して前記切屑が吸引される空隙部に対して、前記工具または前記主軸の外部側から加圧することにより切屑詰りを除去することを特徴とする切屑詰り除去方法を提供する。
[2]前記加圧は、圧縮エアーにより行なわれることを特徴とする上記[1]に記載の切屑詰り除去方法であってもよい。
[3]本発明は、上記の目的を達成するため、切削加工中の切屑を工具または主軸を通して吸引除去しながら切削加工を行う装置に対して、前記工具または前記主軸を内空部に位置させて装着できる開口部とエアー流入口を有する筒状カバーであって、前記エアー流入口から流入される圧縮エアーにより前記工具または前記主軸の外側から加圧することにより切屑詰りを除去することを特徴とする切屑詰り除去装置を提供する。
本発明によれば、切削加工中の切屑を工具または主軸を通して吸引除去しながら切削加工を行う装置に対して、主軸の回転を停止することなく工具または主軸の切屑詰まりを除去できる切屑詰まり除去方法及びその方法に使用する切屑詰まり除去装置を提供することができる。
(本発明の第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る切屑詰まり除去方法及びその方法に使用する切屑詰まり除去装置の作用対象である切削加工中の切屑を工具または主軸を通して吸引除去しながら切削加工を行う装置の全体斜視図と、切屑詰り除去装置の斜視図である。図2は、切屑詰り除去装置の図1に示すAA断面図である。図3は、切削加工を行う装置に切削工具(エンドミル)をチャック部に装着した状態を示す一部断面図である。図4は図3の変形例を示す部分断面図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る切屑詰まり除去方法及びその方法に使用する切屑詰まり除去装置の作用対象である切削加工中の切屑を工具または主軸を通して吸引除去しながら切削加工を行う装置の全体斜視図と、切屑詰り除去装置の斜視図である。図2は、切屑詰り除去装置の図1に示すAA断面図である。図3は、切削加工を行う装置に切削工具(エンドミル)をチャック部に装着した状態を示す一部断面図である。図4は図3の変形例を示す部分断面図である。
切削加工中の切屑を工具または主軸を通して吸引除去しながら切削加工を行う装置(フライス盤100)は、図示しない主軸を回転することにより切削工具110を回転させ、先端部10aのXYZ座標を制御することによりワーク(被加工部材)200を切削加工する。切削加工に伴いワーク200からは切屑が発生するが、図3に示した工具溝10c工具10の中空部10d、ホルダ部11の中空部11a、フライス盤の中空主軸110を通して、図示しない吸引装置により吸引除去される。ここで、「主軸を通して吸引除去」する場合の「主軸」とは、切削加工を行う装置(フライス盤100)の回転主軸、チャック部、工具ホルダ等を含む概念であり、主軸全体またはその一部を通して切屑を吸引除去することを意味する。従って、工具、工具ホルダ、チャック部、主軸の途中から外部へ吸引除去する場合も、本発明の実施の形態の対象である。
ここで、切削工具1は、図1に示すように、工具部10とホルダ部11とから構成され、一体として形成されている。
工具部10は、切刃を有し回転することにより加工を行なう略円柱形状の工具であり、例えば、エンドミルまたはドリル等が挙げられる。また、切削工具110は、市販されているエンドミルまたはドリル等のシャンク部を加工あるいは切除した一部であっても等して使用可能である。工具部10は、エンドミルの場合、先端部10aおよび外周部10bに切刃を有し、外周部10bには螺旋状に工具溝10cが螺旋溝として形成されており、中心部に中空部10dとして先端部10aまで貫通穴を明け、切屑400を吸引可能とされている。工具部10の材質としては、切削工具として一般に使用されている超硬合金、ハイス(高速度鋼)等が使用可能である。
図4は、図3に示した工具10の変形例であり、中空部10dから工具溝10cに通じる側穴10eを明けて、側穴10eから中空部10dを通して切屑400を吸引可能とするものである。
ホルダ部11は、軸方向に内周部11bを有する貫通する中空部11aが形成された円筒形状であって、内周部11bは工具部10の外周部10bと嵌合する径寸法で製作されている。尚、ホルダ部11の材質としては、鋼、合金鋼等が使用可能であるが、他の金属、合金等であってもよい。
工具部10は、ホルダ部11と一体化するため、焼きばめ、圧入、溶接、または接着等により、工具部10の外周部10bとホルダ部11の内周部11bとが嵌合して固定されている。特に、同心度等の精度を維持して組立てるには、焼きばめまたは冷しばめが好ましい。尚、工具部10のホルダ部11からの突出量は、ワークの加工深さにより所定の量に設定して組み立てられるが、加工精度および後述する切屑の吸引排出性能を高くするために、可能な範囲で小さい方が好ましい。
工具部10とホルダ部11とが一体化された切削工具1は、工具部10の先端部10aからホルダ部11の中空部11aまで、工具溝10cの螺旋溝により貫通した空隙部12が形成されている。
切削工具110は、図1に示すように、例えば、フライス盤100に装着して使用される。フライス盤100のチャック部101に切削工具110のシャンク部10fが装着固定され、フライス盤100の主軸回転により切削工具110は所定の回転速度で回転する。図3に示すように、工具部10の先端部10aからホルダ部11の中空部11aまで貫通した空隙部1210dとしての工具溝10cが形成されていると共に、この工具溝10cは、フライス盤100の中空主軸110の空隙部112、回転シール部120、搬送チューブ130、フィルタ部140を通して吸引装置150に接続され、切削加工に伴い発生する切屑400がフィルタ部140に吸引して集積されることにより、切屑の吸引除去が可能とされている。
切屑詰り除去装置としての圧縮エアーカバー300は、図1に示すように、例えば、フライス盤100に装着して使用可能とされており、図2にAA断面図を示す。圧縮エアーカバー300は、金属あるいは樹脂等の材料により筒形状とされており、一端側は開口部301となっており、内部にフライス盤100に装着された切削工具110またはフライス盤100の中空主軸110の一部を収容可能な内空部302を有する。開口部301の一部は、フライス盤100に気密に装着可能とするように、弾性を有する樹脂等により形成された密着部303とされているが、特に密着部303を有さない構成であってもよい。圧縮エアーカバー300の一部には、外部から内空部302へエアーを流入可能とするエアー流入口304が設けられている。エアー流入口304にはパッキング305を介してエアー流入チューブ306が図示しない圧縮エアー供給装置に接続され、必要に応じてエアー流入口304に圧縮エアーを供給可能とされている。尚、図1に示す圧縮エアーカバー300は、断面が円形の筒形状としたが、これに限られず、角型等の任意の断面の筒形状とすることができる。
(切屑詰り現象)
図3に示すように、切削工具110(エンドミル)をチャック部101に装着した状態で、切削加工中の切屑を切削工具110または中空主軸110を通して吸引除去しながら切削加工を行う場合において、工具部10の空隙部1210dに切屑400が詰まる場合がある。あるいは、フライス盤100の中空主軸110の空隙部112の一部に切屑400が詰まる場合がある。このような状態で切削加工を続けると、さらに空隙部12,10d、112に切屑400が詰まっていく。切屑400の吸引除去がされない結果、切屑400によってワーク200を傷つけて製品歩留まりの低下を引き起こす恐れがある。
図3に示すように、切削工具110(エンドミル)をチャック部101に装着した状態で、切削加工中の切屑を切削工具110または中空主軸110を通して吸引除去しながら切削加工を行う場合において、工具部10の空隙部1210dに切屑400が詰まる場合がある。あるいは、フライス盤100の中空主軸110の空隙部112の一部に切屑400が詰まる場合がある。このような状態で切削加工を続けると、さらに空隙部12,10d、112に切屑400が詰まっていく。切屑400の吸引除去がされない結果、切屑400によってワーク200を傷つけて製品歩留まりの低下を引き起こす恐れがある。
上記示した切屑詰り現象は、空隙部1210dおよび空隙部112を通して吸引される空気量を流量計で測定し、所定の流量以下になったら切屑詰り現象が発生していると推測することができる。
(切屑詰り除去動作)
図45は、切屑詰り現象が発生した場合において、圧縮エアーカバー300をフライス盤100に装着して切屑400の吸引除去を行なう場合の説明図である。圧縮エアーカバー300の開口部301を本体部101a側へ位置させる。ここで、開口部301に形成されている密着部303が本体部101a側へ密着して圧縮エアーカバー300が気密に装着されることが好ましいが、空隙部12あるいは空隙部112に加圧できればよいので、必ずしも密着して圧縮エアーカバー300が装着される必要はない。同様の理由から、圧縮エアーカバー300の開口部301に密着部303が形成されていなくとも効果を発揮することができる。
図45は、切屑詰り現象が発生した場合において、圧縮エアーカバー300をフライス盤100に装着して切屑400の吸引除去を行なう場合の説明図である。圧縮エアーカバー300の開口部301を本体部101a側へ位置させる。ここで、開口部301に形成されている密着部303が本体部101a側へ密着して圧縮エアーカバー300が気密に装着されることが好ましいが、空隙部12あるいは空隙部112に加圧できればよいので、必ずしも密着して圧縮エアーカバー300が装着される必要はない。同様の理由から、圧縮エアーカバー300の開口部301に密着部303が形成されていなくとも効果を発揮することができる。
圧縮エアーカバー300の開口部301を本体部101a側へ位置させるには、圧縮エアーカバー300を所定の治具あるいは手により把持することにより行なうことができる。このとき、フライス盤100の主軸回転は停止させる必要はない。
圧縮エアーカバー300の開口部301を本体部101a側へ位置させることにより、工具部10またはフライス盤100の中空主軸110の一部を内空部302に位置させることができる。この状態で、図示しない圧縮エアー供給装置からエアー流入口304に所定の圧力の圧縮エアーを内空部302に供給する。供給される圧縮エアーの圧力は、例えば、0.4MPaである。圧縮エアーによって加圧された内空部302から、空隙部1210dまたは空隙部112に圧力が伝達され、詰まった切屑400を中空主軸110側へ押し出して、切屑の吸引除去を助けて切屑詰り除去を行なう。ここで、切削加工中の切屑を工具または中空主軸110を通して吸引除去しながら切削加工を行う装置(フライス盤100)は、負圧により吸引するので、1気圧以下の吸引力しか出せないが、加圧によれば上記示した圧縮エアー圧力0.4MPaでは約4気圧が可能であり、必要に応じてさらに大きな加圧をすることも可能である。
本発明の第1の実施の形態によれば、次のような効果を有する。
(1)切削加工中の主軸回転を停止させずに切屑詰り除去を行なうことが可能となる。
(2)圧縮エアーカバー300から圧縮エアーにより空隙部1210dまたは空隙部112に加圧する構成としているので、必要に応じて大きな圧縮エアー圧力で切屑詰り除去を行なうことが可能となる。
(3)量産時には、ワーク交換時、もしくは、詰まり検知時に、ホームポジションに戻り自動で圧縮エアーカバー300を装着して切屑詰り除去を行なうことができ、自動化が可能となり、作業効率の向上を図ることが可能となる。
(4)工具部10の空隙部10dが工具溝10c中心部に形成された貫通穴で形成されている場合等は、特に、切屑詰りが発生しやすく、本発明の実施の形態に係る切屑詰り除去方法またはそれに使用する切屑詰り除去方法は優れた効果を発揮することができる。
(1)切削加工中の主軸回転を停止させずに切屑詰り除去を行なうことが可能となる。
(2)圧縮エアーカバー300から圧縮エアーにより空隙部1210dまたは空隙部112に加圧する構成としているので、必要に応じて大きな圧縮エアー圧力で切屑詰り除去を行なうことが可能となる。
(3)量産時には、ワーク交換時、もしくは、詰まり検知時に、ホームポジションに戻り自動で圧縮エアーカバー300を装着して切屑詰り除去を行なうことができ、自動化が可能となり、作業効率の向上を図ることが可能となる。
(4)工具部10の空隙部10dが工具溝10c中心部に形成された貫通穴で形成されている場合等は、特に、切屑詰りが発生しやすく、本発明の実施の形態に係る切屑詰り除去方法またはそれに使用する切屑詰り除去方法は優れた効果を発揮することができる。
(本発明の第2の実施の形態)
図56は、本発明の第2の実施の形態に係る切屑詰まり除去方法及びその方法に使用する切屑詰まり除去装置の作用対象である切削加工中の切屑を工具または主軸を通して吸引除去しながら切削加工を行う装置の全体斜視図と、切屑詰り除去装置の斜視図である。
図56は、本発明の第2の実施の形態に係る切屑詰まり除去方法及びその方法に使用する切屑詰まり除去装置の作用対象である切削加工中の切屑を工具または主軸を通して吸引除去しながら切削加工を行う装置の全体斜視図と、切屑詰り除去装置の斜視図である。
第1の実施の形態では、圧縮エアーカバー300を所定の治具等により把持してフライス盤100側へ装着したが、第2の実施の形態では圧縮エアーボックス500とした。圧縮エアーボックス500は、圧縮エアーカバー300と同様の内空部502を有し、フライス盤100に装着された切削工具1またはフライス盤100の中空主軸110の一部を収容可能とされている。
圧縮エアーボックス500は、フライス盤100の所定位置に配置されており、切屑詰り現象が発生した場合には、フライス盤100のXYZ座標を制御することにより切削工具110またはフライス盤100の中空主軸110の一部を圧縮エアーボックス500の内空部502へ移動させ、第1の実施の形態と同様に加圧可能な状態とする。圧縮エアーボックス500の内空部502から工具部10の空隙部1210dあるいはフライス盤100の中空主軸110の空隙部112への加圧作用、切屑詰り除去作用は第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加え、特に切屑詰り除去工程の自動化に効果がある。圧縮エアーボックス500をフライス盤100のテーブル上の所定の位置に配置しているので、切屑詰り現象を検知した場合に、フライス盤100のXYZ座標を制御して、圧縮エアーボックス500から圧縮エアーにより主軸回転を停止させずに切屑詰り除去を行なうことが可能となる。
1 切削工具
10 工具
10a 先端部
10b 外周部
10c 工具溝
10d 空隙部
10e 側穴
10f シャンク部
11 ホルダ部
11a 中空部
12 空隙部
100 フライス盤
101 チャック部
110 中空主軸
112 空隙部
120 回転シール部
130 搬送チューブ130
140 フィルタ部
150 吸引装置
200 ワーク
300 圧縮エアーカバー
301 開口部
302 内空部
303 密着部
304 エアー流入口
305 パッキング
306 エアー流入チューブ
400 切屑
500 圧縮エアーボックス
502 内空部
10 工具
10a 先端部
10b 外周部
10c 工具溝
10d 空隙部
10e 側穴
10f シャンク部
11 ホルダ部
11a 中空部
12 空隙部
100 フライス盤
101 チャック部
110 中空主軸
112 空隙部
120 回転シール部
130 搬送チューブ130
140 フィルタ部
150 吸引装置
200 ワーク
300 圧縮エアーカバー
301 開口部
302 内空部
303 密着部
304 エアー流入口
305 パッキング
306 エアー流入チューブ
400 切屑
500 圧縮エアーボックス
502 内空部
Claims (3)
- 切削加工中の切屑を工具または主軸を通して吸引除去しながら切削加工を行う装置の、前記工具または前記主軸を通して前記切屑が吸引される空隙部に対して、前記工具または前記主軸の外部側から加圧することにより切屑詰りを除去することを特徴とする切屑詰り除去方法。
- 前記加圧は、圧縮エアーにより行なわれることを特徴とする請求項1に記載の切屑詰り除去方法。
- 切削加工中の切屑を工具または主軸を通して吸引除去しながら切削加工を行う装置に対して、前記工具または前記主軸を内空部に位置させて装着できる開口部とエアー流入口を有する筒状カバーであって、前記エアー流入口から流入される圧縮エアーにより前記工具または前記主軸の外側から加圧することにより切屑詰りを除去することを特徴とする切屑詰り除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008047255A JP2009202285A (ja) | 2008-02-28 | 2008-02-28 | 切屑詰まり除去方法及び切屑詰まり除去装置 |
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-
2008
- 2008-02-28 JP JP2008047255A patent/JP2009202285A/ja not_active Withdrawn
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