JP2001198708A - 切削工具および切削加工方法 - Google Patents

切削工具および切削加工方法

Info

Publication number
JP2001198708A
JP2001198708A JP2000002434A JP2000002434A JP2001198708A JP 2001198708 A JP2001198708 A JP 2001198708A JP 2000002434 A JP2000002434 A JP 2000002434A JP 2000002434 A JP2000002434 A JP 2000002434A JP 2001198708 A JP2001198708 A JP 2001198708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
mist
chip
tool
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000002434A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Murata
進太郎 村田
Katsuji Yonekawa
勝治 米川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Machine Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2000002434A priority Critical patent/JP2001198708A/ja
Priority to US09/745,528 priority patent/US20010007215A1/en
Publication of JP2001198708A publication Critical patent/JP2001198708A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/28Features relating to lubricating or cooling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B27/00Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
    • B23B27/10Cutting tools with special provision for cooling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/10Arrangements for cooling or lubricating tools or work
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/04Processes
    • Y10T83/0405With preparatory or simultaneous ancillary treatment of work
    • Y10T83/041By heating or cooling
    • Y10T83/0414At localized area [e.g., line of separation]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/283With means to control or modify temperature of apparatus or work
    • Y10T83/293Of tool

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Milling Processes (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】セミドライ加工において切削液の超微細粒ミス
トを加工点に良好に供給する。 【解決手段】旋盤用のバイト30において、棒状のシャ
ンク32にチップ34を取り外し可能に取り付ける。チ
ップ34は、すくい面36,主逃げ面および副逃げ面の
交線により形成される切刃35を備える。チップ34内
部にミスト孔170を形成する。ミスト孔170の一端
は、切刃35に近接する位置であり、主逃げ面37と副
逃げ面との境界に当たる位置に開口し、他端はチップ3
4の底面148に開口する。シャンク32内部にもミス
ト孔180を形成する。ミスト孔180の一端はチップ
34の底面148の開口172に対応する位置に開口す
る。切削加工中は、切削液の超微細粒ミストをミスト孔
180,170を経て開口174から加工点に供給す
る。カバーとすくい面36との間に発生する吸引空気の
流れによっても超微細粒ミストが加工点に良好に到達す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は切削液の超微細粒ミ
ストを使用する切削加工方法およびその方法の実施に適
した切削工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】切削工具による被加工物の切削部位に、
切削油,懸濁液等の切削液を超微細粒ミストとして供給
しつつ切削加工を行うことが行われている。このように
超微細粒ミストを使用すれば、切削液を液状のまま使用
する場合に比較して、切削液の消費量を著しく低減させ
ることができ、セミドライ加工とも称されている。切削
液を液状のまま使用すれば、切削液の使用量が多くなっ
て加工コストが上昇し、切削工具や被加工物の回転に伴
って切削液が周辺に飛び散って環境(工作機械,作業者
の両方にとっての)を悪化させ、切りくずに切削液が付
着して切りくずの処理が面倒になる等の不都合が発生す
るのに対し、超微細粒ミストとして使用すればこれらの
不都合を回避することができる。
【0003】しかし、ドリルやエンドミルにおいては、
ボデー内を貫通するミスト孔を設け、そのミスト孔から
超微細粒ミストを、加工部位に供給することが行われて
いるが、バイト,中ぐり工具,フライス等、切刃を備え
たチップが工具本体に着脱可能に取り付けられるタイプ
の切削工具においては、超微細粒ミストを外部から加工
部位に吹きつけることが行われているに過ぎない。この
ように、外部から超微細粒ミストを加工部位に吹きつけ
る場合には、超微細粒ミストが切削工具による被加工物
の加工点へ届きにくい。切削加工は、切削工具と被加工
物との少なくとも一方が回転させて行われるのが普通で
あるため、回転させられるもののまわりに空気の流れが
生じ、超微細粒ミストの加工点への到達を妨げるからで
ある。超微細粒ミストの噴出圧力や噴出流量を多くすれ
ば、加工点近くまで到達させることが可能になるのであ
るが、切削液の消費量が増し、セミドライ加工の利点が
失われしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果】本発明は、以上の事情を背景とし、バイト,中ぐり
工具,フライス等、切刃を備えたチップが工具本体に着
脱可能に取り付けられるタイプの切削工具を使用するセ
ミドライ加工において、超微細粒ミストを良好に加工点
に供給し得るようにすることを課題としてなされたもの
であり、本発明によって、下記各態様の切削工具および
切削加工方法が得られる。各態様は請求項と同様に、項
に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番
号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも本発
明の理解を容易にするためであり、本明細書に記載の技
術的特徴およびそれらの組合わせが以下の各項に記載の
ものに限定されると解釈されるべきではない。また、一
つの項に複数の事項が記載されている場合、それら複数
の事項を常に一緒に採用しなければならないわけではな
い。一部の事項のみを選択して採用することも可能なの
である。
【0005】(1)切刃を備えたチップが、工具本体の
チップ保持面に密着し、かつ、取り外し可能に取り付け
られる切削工具であって、前記チップに、そのチップの
前記切刃に近接した位置に出口を、前記チップ保持面に
密着する部分に入口を、それぞれ有するチップ側ミスト
孔が形成され、前記工具本体に、その工具本体を貫通
し、前記チップ保持面の、前記チップ側ミスト孔の入口
に対応する位置に開口する本体側ミスト孔が形成された
ことを特徴とする切削工具〔請求項1〕。このように、
工具本体とチップとの両方にミスト孔を形成し、チップ
が工具本体に取り付けられた状態では、本体側ミスト孔
とチップ側ミスト孔とが互いに連通するようにすれば、
本体側ミスト孔に超微細粒ミストを吹き込むことによ
り、チップ側ミスト孔の出口から加工部位へ超微細粒ミ
ストを効果的に供給することができる。旋盤,中ぐり
盤,フライス盤等においてセミドライ加工を良好に行う
ことが可能になるのである。 (2)前記工具本体が概して棒状をなし、先端部に前記
チップ保持面が形成されたシャンクであり、そのシャン
クのチップ保持面に密着して前記チップが取り付けられ
た (1)項に記載の切削工具。棒状のシャンクにチップを
取り付けた切削工具はバイトと称されて、旋盤において
広く使用されており、大径の中ぐり工具やフライスにお
いてはバイトをさらに大形の工具本体に着脱可能に取り
付けて使用することも行われている。本項に係る発明に
よれば、これらバイトを使用するセミドライ加工におい
て、超微細粒ミストを加工点に効果的に供給することが
可能となる。 (3)前記チップのすくい面,主逃げ面および副逃げ面
の少なくとも1つに前記ミスト孔の出口が形成された
(2)項に記載の切削工具。チップにおいて、切刃はすく
い面,主逃げ面,副逃げ面等の交線として形成されるた
め、これら面の少なくとも1つにチップ側ミスト孔の出
口を形成すれば、チップによる加工点に効果的に超微細
粒ミストを供給することができる。 (4)前記工具本体が概して円形の横断面形状を有し、
その工具本体の外周部に前記チップが等角度間隔に複数
個取り付けられた (1)項に記載の切削工具。本項に記載
の切削工具はフライス盤や刃切盤用の切削工具、すなわ
ちミリングカッタ,ギヤカッタ等として使用される。 (5)工具本体に、その工具本体のチップ保持面に密着
し、かつ、取り外し可能に取り付けられて、工具本体と
共に切削工具を構成するチップであって、当該チップを
貫通し、当該チップの切刃に近接する部分と前記チップ
保持面に密着する部分とに両端が開口するミスト孔が形
成されたことを特徴とするチップ。 (6) (1)項ないし (4)項のいずれか1つに記載の切削
工具と被加工物とを工作機械に取り付け、切削液の超微
細粒ミストを、前記本体側ミスト孔および前記チップ側
ミスト孔を経て前記出口から、チップと被加工物との間
に供給しつつ、切削工具により被加工物を切削加工する
ことを特徴とする切削加工方法〔請求項2〕。超微細粒
ミストとしては、平均粒径1〜2.5μmの切削油,懸
濁液等の切削液の超微細粒と気体の混合物が適してい
る。気体としては空気や不活性ガスが使用可能であり、
不活性ガスとしては窒素,炭酸ガスの他、アルゴン等の
希ガスが使用可能である。気体として空気を使用すれば
安価に目的を達成し得、不活性ガスを使用すれば、切削
熱により高温となり易い被加工物や切削工具の表面の酸
化が良好に防止される。 (7)前記切削工具として、シャンクにチップが取り付
けられたバイトを使用し、かつ、バイトの切刃周辺の空
気を切りくずと共にバキュームにより吸引して排除する
(6)項に記載の切削加工方法。このようにすれば、微量
の切削液を使用して良好に切削加工を行い、かつ、殆ど
切削液が付着していない切りくずを容易に加工空間から
排除することができる。高温の切りくずが工作機械のベ
ッド等フレーム上に堆積して熱変形を生じさせ、あるい
は摺動面に付着して摺動面を損傷させる等の不都合を良
好に回避することができるのである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態である切
削加工方法およびその方法の実施に適した切削工具につ
いて図面に基づいて詳細に説明する。図1に本実施形態
における切削工具の一種であるバイトを備える工作機械
としての旋盤を示す。図1において10は旋盤11のフ
レームであり、フレーム10には図示を省略する主軸台
が設けられている。この主軸台には、主軸12が水平な
軸線まわりに回転可能に支持されている。主軸12の先
端には被加工物14を保持するチャック16が取り付け
られており、チャック16は被加工物14を保持して主
軸12と共に回転する。本実施形態におけるチャック1
6は、等角度間隔で設けられた3つの爪18(図1には
そのうちの1つのみを図示)がチャック本体20に軸対
称に移動可能に保持された三ツ爪チャックである。
【0007】チャック16を挟んで主軸12とは反対側
にタレット22が設けられている。タレット22は図示
しないタレット移動装置により、主軸12の中心軸線に
平行な水平方向であるZ軸方向と、Z軸方向と直交する
垂直方向であるX軸方向とに移動可能である。タレット
22は刃物台26を保持しており、刃物台26の外周に
は複数のバイト30(図1にはそのうちの1つのみを図
示)が取り付けられている。刃物台26は、タレット2
2内部に設けられたクランプ装置によりクランプ,アン
クランプされる。図2には、クランプ状態の刃物台26
が実線で示され、アンクランプ状態における刃物台26
の外形が二点鎖線で示されている。アンクランプ状態で
は、刃物台26はタレット22に対して回転可能とな
り、刃物台回転装置(図示省略)により一定角度ずつ回
転させられることにより、複数のバイト30のうちの1
つが被加工物14の加工のための使用位置に位置決めさ
れる。その後刃物台26がクランプされれば、位置決め
されたバイト30がタレット22に対して相対移動不能
となる。
【0008】図4および図5に最も明瞭に示されている
ように、バイト30は、その基端部が刃物台26に固定
される工具本体としての棒状のシャンク32と、シャン
ク32の先端部に取外し可能に取り付けられたチップ3
4とを備えている。チップ34は、刃物台26の外周面
および先端面から突出する主切れ刃および副切れ刃を有
する切刃35を備えている。切刃35は、すくい面3
6,主逃げ面37,副逃げ面38の交線として形成され
る。バイト30の詳しい構成については後に説明する。
【0009】チップ34のすくい面36側はカバー40
により覆われている。カバー40は、本体部42と、そ
の本体部42に固定されるカバー部44とを備えてい
る。本体部42は、内部に貫通孔46を有するブロック
体であり、その底面48がチップ34のすくい面36か
らやや離れた状態でシャンク32に固定されている。貫
通孔46の一方の端は、本体部42の底面48のチップ
34のすくい面36と対向する部分およびそれに隣接す
る2つの側面50,52に開口している。また、貫通孔
46の他端は、本体部42に嵌合された中空円筒状の連
結管54の内部と連通しており、連結管54は本体部4
2からタレット22側へ突出した部分の端面56に開口
を有している。カバー部44は、本体部42の上記開口
を有する2つの側面50,52と、チップ34のすくい
面36と本体部42の底面48との隙間をほぼ覆う形状
を有しており、カバー部44の底面58とチップ34の
すくい面36との間には、僅かな隙間δが設けられてい
る。この隙間δは貫通孔46と連通している。
【0010】また、図2および図3に示すように、刃物
台26の外周面のバイト30近傍部分には、連結部材6
0が固定されている。連結部材60の内部には、貫通孔
62が形成され、その一端に連結管54が嵌合されるこ
とにより貫通孔46と連通し、他端の開口63がタレッ
ト22側の側面64に形成されている。
【0011】上記複数のバイト30のうちの1つが使用
位置に位置決めされ、タレット移動装置によりカッタパ
スに沿って移動させられるとともに被加工物14が回転
させられれば、被加工物14の外周面が切削加工され、
切りくずが発生する。本実施形態における旋盤11にお
いては、切削液を超微細粒ミストとして供給しつつ切削
加工を行うセミドライ加工が行われるとともに、カバー
40内部の貫通孔46や連結部材60の貫通孔62を含
む主吸引通路を経て図示しない吸引装置に接続されるこ
とにより、チップ34のすくい面36とカバー40との
間の空間に空気の流れが発生し、切りくずが空気ととも
に吸引される。吸引装置は、例えば、バキュームポンプ
とそのバキュームポンプを駆動するポンプモータとを備
えるものとすることができる。以下、バイト30を吸引
装置に接続する主吸引通路について説明する。
【0012】図2および図3に示すように、タレット2
2の下端部には、継手部材70が固定されている。継手
部材70の内部には通路72が形成され、一方の開口7
3がバイト30側の端面74に形成され、他方が下面7
6に開口している。バイト30が使用位置にある状態で
は、上記連結部材60の側面64と継手部材70の側面
74とが近接した状態で、両側面64,74に形成され
た開口63,73の位置が一致させられることにより、
連結部材60の貫通孔62と継手部材70の通路72と
が接続される。また、継手部材70の下面76側の開口
にはホース78の一端が接続されている。ホース78は
ステンレス鋼等から成る金属製の可撓性ホースであり、
タレット22の移動に追従して変形可能である。図1に
示すように、ホース78の他端は継手部材80を介して
配管82に接続されている。配管82は、継手部材,配
管等を介して前記吸引装置に接続されている。これら連
結部材60,継手部材70,80,ホース78,配管8
2等により主吸引通路が形成されている。主吸引通路内
を空気流により搬送された切りくずは、図示を省略する
切りくず収容器に集められる。継手部材80には可撓性
ホース94を介して吸引ノズル92も接続されている。
可撓性ホース94は非使用時にはコンパクトに巻かれた
状態で収納されている。吸引ノズル92は旋盤内外の清
掃に使用される。
【0013】被加工物14の加工位置の下方には、金属
製の切りくず受100が設けられている。切りくず受1
00は、底部102に向かうにつれて小径となる円錐形
を成している。切りくず受100は、バイト30のカバ
ー40内に吸引されなかった切りくずを受けるものであ
り、カバー40からこぼれた切りくずが切りくず受10
0の円錐部の傾斜面104に受けられ、重力により傾斜
面104に沿って落下させられる。底部102には開口
106が形成され、配管(図示省略)が接続されてい
る。配管により形成される副吸引通路は、前記主吸引通
路に接続されることにより、前記吸引装置に連通させら
れて切りくずが空気と共に吸引される。切りくず受10
0により受けられる切りくずは、切りくずの総量の数%
程度であるため、副吸引通路は常に吸引装置に連通させ
られる必要はない。したがって、配管の途中には、開閉
弁装置が設けられることが望ましい。この開閉弁装置に
より、副吸引通路を吸引装置に連通させる状態と遮断す
る状態とに切り換えられる。
【0014】図6および図7に本旋盤11に使用される
バイト30の要部を示す。なお、図6および図7におい
てはカバー40等の図示は省略されている。チップ34
は、平面形状が概して平行四辺形をなし、シャンク32
の先端部に形成されたチップ保持凹部130に収容され
た状態で、クランプ装置136(図6に二点鎖線で図
示)によってシャンク32に固定されている。クランプ
装置136は、一般に知られるものであるため、詳細な
図示,説明は省略する。また、ねじ部材のシャンク32
への締付けによってチップ34をシャンク32に着脱可
能に取り付けてもよい。
【0015】本実施形態におけるチップ34は、平行四
辺形の長い方の対角線方向に隔たった2箇所に切刃3
5,140を備えている。切刃140も、切刃35と同
じく、すくい面36,主逃げ面144,副逃げ面146
の交線により形成された主切れ刃と副切れ刃とを備えて
いる。図6に示すバイト30は、チップ34の主逃げ面
144,副逃げ面146が形成された2側面と底面14
8とがチップ保持凹部130を形成する側面150,1
52と底面154とにそれぞれ密着させられた状態で固
定されている。これら側面150,152および底面1
54がチップ保持面として機能する。切刃35が摩耗し
た場合、クランプ装置136によるクランプを解除した
後、主逃げ面37と副逃げ面38とをそれぞれ備える2
側面と底面148とをシャンク32のチップ保持凹部1
30の内側面に密着させた状態とし、再びチップ34を
シャンク32に固定すれば、切刃140によって切削加
工を行うことができる。各切刃35,140を形成する
すくい面36には、それぞれチップブレーカ160,1
62が形成されている。
【0016】チップ34の内部には、チップ側ミスト孔
としての円形断面をなす2つのミスト孔170が形成さ
れ、各一端が各切刃35,140に近接する位置であっ
て、主逃げ面37,144と副逃げ面38,146との
境界に当たる位置にそれぞれ開口するとともに、各他端
がチップ32の底面148の中心から僅かに切刃35,
140側に外れた位置にそれぞれ開口している。したが
って、ミスト孔170は、チップ32を、底面148の
中心近傍から各切刃35,140に向かって斜めに貫通
し、それぞれ開口172,174が形成されている。一
方、シャンク32内部にも円形断面をなす本体側ミスト
孔としてのミスト孔180が形成され、チップ保持凹部
130を構成する底面154に、その一端が開口してい
る。この開口182は、チップ34がチップ保持凹部1
30の内側面に密着させられて固定された状態で、一方
の切刃(図6,7の場合切刃35)のミスト孔170の
開口172に対応する位置に形成されている。したがっ
て、一方(切刃35側)のミスト孔170の開口172
がシャンク32の開口182に連通させられるととも
に、他方(切刃140側)のミスト孔170の開口17
2は底面154によって閉塞させられた状態となる。な
お、ミスト孔180は、開口182を有する一端部がミ
スト孔170と同径の孔とされるとともに、他端部がそ
れより大径の孔とされ、シャンク32の後端部に向かっ
て延びている。これらミスト孔170,180は、例え
ば、放電加工,電解加工等により形成することができ
る。なお、ミスト孔180の開口182を有する一端部
もミスト孔170より太くすることも可能である。
【0017】シャンク32のミスト孔180は、刃物台
26およびタレット22内部に形成されたミスト供給通
路(図示省略)を介して図示しないミスト供給装置に接
続されている。このミスト供給装置は、平均粒径1〜
2.5μmの切削液の超微細粒と空気との混合物である
超微細粒ミストを供給するものであり、市販のミスト供
給装置、例えば、株式会社荏原製作所製の超微細粒オイ
ルミスト噴霧装置「エコミスト」を使用することができ
る。なお、刃物台26に設けられた複数のバイト30の
うち、前記使用位置に位置させられたバイト30のミス
ト孔170,180のみがタレット22のミスト供給通
路に連通させられるようにミスト供給通路のバイト30
側開口が形成されている。本実施形態においては、チッ
プ34のミスト孔170のシャンク32側開口172が
ミスト供給装置から供給される超微細粒ミストの入口と
して機能し、切刃35,140側の開口174が出口と
して機能しているのである。
【0018】以上のように構成された旋盤11におい
て、バイト30による被加工物14の切削加工の際に
は、複数のバイト30のうちの1つが使用位置に位置決
めされ、タレット移動装置によりカッタパスに沿って移
動させられるとともに被加工物14が回転させられる。
同時に、前記ミスト供給装置から切削液の超微細粒ミス
トが、ミスト供給通路,ミスト孔180およびミスト孔
170を経てチップ34の出口としての開口174から
被加工物14と切刃35との間の加工点へ供給される。
切削加工により発生した切りくずは、バイト30のカバ
ー40とチップ34のすくい面36との間の空間から空
気と共に吸引され、主吸引通路を通って切りくず収容器
に集められる。また、カバー40からこぼれた切りくず
は、切りくず受100に受けられ、開閉弁装置が開状態
とされれば、副吸引通路を通って同じく切りくず収容器
に集められる。
【0019】本実施形態によれば、切刃35に近接して
設けられたミスト孔170の出口から供給される超微細
粒ミストがバイト30による加工点に効果的に供給され
る。したがって、良好なセミドライ加工を行うことがで
き、切削液の消費量を低減できる。また、カバー40と
チップ34のすくい面36との間に発生させられる吸引
空気の流れによって、超微細粒ミストがミスト孔170
の出口から加工点に届き易くなり、このことによっても
良好なセミドライ加工を行うことができる。さらに、切
りくずを吸引によって排除することにより、高温の切り
くずが機械内部に飛散して工具や被加工物等に付着する
ことが回避され、機械寿命および稼働率が向上する。さ
らにまた、これら切削液の消費量の低減と切りくず飛散
の防止とにより、作業環境が改善される効果も得られ
る。しかも、吸引される切りくずには殆ど切削液は付着
しておらず、切りくずの処理が容易となる。
【0020】バイトの形態は、上記バイト30に限ら
ず、例えば、図8,9に示すバイト200としてもよ
い。バイト200は、バイト30と同様、工具本体とし
ての棒状のシャンク202と、シャンク202の先端部
に取り外し可能に取り付けられたチップ204とを備え
ている。本実施形態におけるチップ204は、平面形状
が概して三角形をなし、その各頂部に切刃208,20
9,210が形成されている。したがって、1つの切刃
が摩耗した場合にはその他の切刃に交換して使用するこ
とができる。切刃208,209,210はそれぞれ、
すくい面212,主逃げ面214,215,216およ
び副逃げ面217,218,219の交線によりそれぞ
れ形成される主切れ刃および副切れ刃を備えている。す
くい面212には、各切刃208,209,210のチ
ップブレーカ220が形成されている。これらチップブ
レーカ220は、互いにつながって全体として三角形状
をなしている。図8に示すバイト200においては、チ
ップ204の副逃げ面218と主逃げ面216とを備え
る側面と、底面222とが、シャンク202の先端部に
形成されたチップ保持凹部230の側面232および底
面236に密着する状態で保持され、図示は省略する
が、前記実施形態と同様にクランプ装置またはねじ部材
によってシャンク202に固定されている。上記側面2
32および底面236がチップ保持面として機能してい
る。
【0021】チップ204内部には、チップ側ミスト孔
としての3つのミスト孔240が形成され、各一端が切
刃208,209,210に近接する位置であって、主
逃げ面214,215,216と副逃げ面217,21
8,219との境界に当たる位置と、すくい面212の
各チップブレーカ220が形成された位置とに分岐して
開口している。また、各ミスト孔240の他端はチップ
204の底面222の中心から僅かに切刃208,20
9,210側に外れた位置にそれぞれ開口している。し
たがって、ミスト孔240は、チップ204を、底面2
22の中心近傍から各切刃208,209,210に向
かって斜めに貫通し、それぞれ開口244,246,2
48が形成されている。チップブレーカ220側の開口
248は、切りくずが入り込むことを防止するために長
穴形状をなしている。
【0022】一方、シャンク202内部にも、前記シャ
ンク32と同様に、本体側ミスト孔としての円形断面を
なすミスト孔252が形成され、その一端が、チップ保
持凹部230の底面236に開口している。この開口2
54は、チップ204がシャンク202に密着させられ
て固定された状態で、加工に使用される切刃(図8にお
いては切刃208)のミスト孔240の開口244に対
応する位置に形成されている。したがって、1つ(切刃
208側)のミスト孔240の開口244がシャンク2
02の開口254に連通させられるとともに、それ以外
(切刃209,210側)のミスト孔240の開口24
4は底面236によって閉塞させられた状態となる。な
お、ミスト孔252は、ミスト孔180と同様、開口2
54を有する一端部がミスト孔240と同径の孔とされ
るとともに、他端部がそれより大径の孔とされ、シャン
ク202の後端部に向かって延びている。これらミスト
孔240,252は、例えば、放電加工,電解加工等に
より形成することができる。なお、ミスト孔252の開
口254を有する一端部もミスト孔240より太くする
ことも可能である。
【0023】本実施形態においては、ミスト孔240の
開口244がチップ側ミスト孔の入口として機能し、開
口246,248が出口として機能する。したがって、
切削加工時に図示しないミスト供給装置から供給される
切削液の超微細粒ミストは、ミスト孔252およびミス
ト孔240を経て、開口246および開口248からそ
れぞれ供給され、バイト200による加工点に良好に到
達する。本実施形態におけるバイト200を、前記実施
形態のように逃げ面側にのみミスト孔240の開口を有
するものとしてもよいし、チップブレーカ側のみに開口
を有するものとしてもよい。
【0024】バイト以外の切削工具を本発明に適用する
こともできる。その一例である工作機械としてのフライ
ス盤用の切削工具としてのミリングカッタを図10に概
略的に示す。ミリングカッタ300は、円形断面の工具
本体302と、工具本体302の外周部において周方向
に等角度間隔に複数個取り付けられたチップ304とを
備えるものである。なお、ミリングカッタ300は、3
個以上のチップ304を備えるものであるが、図10に
はそれらチップ304のうちの直径方向に隔たった2個
のみを示す。ミリングカッタ300は、工具本体302
の後端部において回転軸としての主軸308に同軸に保
持されている。カッタ300および主軸308は、図示
しない回転駆動装置により共に回転させられる。
【0025】チップ304は、図1ないし図7に示す実
施形態と同様に、平面形状が概して平行四辺形をなし、
すくい面310,主逃げ面312および副逃げ面314
の交線により形成される主切れ刃および副切れ刃を有す
る切刃318を備えている。チップ304は、主逃げ面
312および副逃げ面314とは平行四辺形の対角線方
向に隔たった2つの側面およびチップ304の底面が工
具本体302のチップ保持面を構成するチップ保持凹部
320の対応する2つの側面および底面に密着させられ
た状態で、前記各実施形態と同様に取り外し可能に取り
付けられている。チップ304は、チップ34のよう
に、平行四辺形の長い方の対角線方向に隔たった2箇所
に切刃を備えるものとしてもよい。チップ304には、
チップ側ミスト孔としてのミスト孔324が形成され、
その一端が、切刃318に近接する位置であって、主逃
げ面312および副逃げ面314の境界に当たる位置
と、すくい面314の切刃318に近接する位置とにそ
れぞれ開口している。また、ミスト孔330の他端はチ
ップ304の底面に開口している。ミスト孔330の構
造は、図8および図9に示す実施形態と同様であるため
詳細な図示,説明は省略するが、底面側の開口(図示省
略)が入口として機能し、逃げ面側の開口328とすく
い面側の開口330とがそれぞれ出口として機能する。
なお、図示は省略するが、すくい面314にチップブレ
ーカを設けてもよい。
【0026】工具本体302には、本体側ミスト孔とし
ての複数のミスト孔334が形成され、各一端がそれぞ
れチップ保持凹部320の底面においてチップ304の
底面側の開口に対応する位置に開口している。ミスト孔
334の他端は、工具本体302の中心部において連結
され、1つのミスト供給通路として図示しないミスト供
給装置に接続されている。したがって、切削加工が開始
されて、ミスト供給装置から切削液の超微細粒ミストが
供給されれば、各チップ304の2つの開口326,3
30からミストが加工点に効果的に供給される。
【0027】チップ側ミスト孔の数は、切刃の配設個数
に応じて適宜設定可能であり、図10に示すように、チ
ップ304内にミスト孔310を1つのみ形成してもよ
いし、図1〜図7に示す実施形態や、図8および図9に
示す実施形態のように複数個形成してもよい。前記各実
施形態についても同様に、切刃の配設個数に応じてミス
ト孔の数は適宜変更可能である。
【0028】以上、本発明のいくつかの実施形態を詳細
に説明したが、これは例示に過ぎず、本発明は、前記
〔発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識
に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である切削工具としてのバ
イトを備える旋盤を概略的に示す正面図である。
【図2】上記旋盤におけるバイト周辺を示す正面図(一
部断面)である。
【図3】上記バイト周辺の底面図である。
【図4】上記バイトを示す正面図である。
【図5】上記バイトの底面図である。
【図6】上記バイトの要部を示す正面図である。
【図7】上記バイトのA−A断面図である。
【図8】本発明の別の実施形態である切削工具としての
バイトを示す正面図である。
【図9】上記バイトのB−B断面図である。
【図10】本発明のさらに別の実施形態である切削工具
としてのミリングカッタを示す正面図である。
【符号の説明】 11:旋盤 14:被加工物 30:バイト 3
2:シャンク 34:チップ 35,140:切刃
36:すくい面 37,144:主逃げ面 38,146:副逃げ面 130:チップ保持凹部
148:底面 170:ミスト孔 172,174:開口 18
0:ミスト孔 182:開口 200:バイト
202:シャンク 204:チップ 208,20
9,210:切刃 212:すくい面 214,2
15,216:主逃げ面 217,218,219:
副逃げ面 222:底面 230:チップ保持凹部
240:ミスト孔 244,246,248:開
口 252:ミスト孔 300:ミリングカッタ
302:工具本体 304:チップ 310:す
くい面 312:主逃げ面 314:副逃げ面
318:切刃 320:チップ保持凹部 324:
ミスト孔 328,330:開口 334:ミスト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切刃を備えたチップが、工具本体のチッ
    プ保持面に密着し、かつ、取り外し可能に取り付けられ
    る切削工具であって、前記チップに、そのチップの前記
    切刃に近接した位置に出口を、前記チップ保持面に密着
    する部分に入口を、それぞれ有するチップ側ミスト孔が
    形成され、前記工具本体に、その工具本体を貫通し、前
    記チップ保持面の、前記チップ側ミスト孔の入口に対応
    する位置に開口する本体側ミスト孔が形成されたことを
    特徴とする切削工具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の切削工具を工作機械に
    取り付け、切削液の超微細粒ミストを、前記本体側ミス
    ト孔および前記チップ側ミスト孔を経て前記出口から、
    チップと被加工物との間に供給しつつ、被加工物を切削
    加工することを特徴とする切削加工方法。
JP2000002434A 2000-01-11 2000-01-11 切削工具および切削加工方法 Withdrawn JP2001198708A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000002434A JP2001198708A (ja) 2000-01-11 2000-01-11 切削工具および切削加工方法
US09/745,528 US20010007215A1 (en) 2000-01-11 2000-12-26 Cutting tool and cutting process

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000002434A JP2001198708A (ja) 2000-01-11 2000-01-11 切削工具および切削加工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001198708A true JP2001198708A (ja) 2001-07-24

Family

ID=18531544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000002434A Withdrawn JP2001198708A (ja) 2000-01-11 2000-01-11 切削工具および切削加工方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20010007215A1 (ja)
JP (1) JP2001198708A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006088297A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Kobe Univ 切削加工装置および切削加工方法
JP2009286823A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Nippon Oil Corp 切り屑吸引式切削・研削加工用油剤組成物
JP2010516484A (ja) * 2007-01-18 2010-05-20 ケンナメタル インコーポレイテッド 中心核およびクーラント供給を備えたフライスおよびフライスインサート
US20100175519A1 (en) * 2009-01-11 2010-07-15 Iscar, Ltd. Method of Grooving Superalloys and Cutting Insert Therefor
US20130251463A1 (en) * 2010-11-24 2013-09-26 No Screw Ltd Cutting tool with cooling mechanism and a cutting insert and tool holder therefor
JP2015131387A (ja) * 2015-04-23 2015-07-23 住友電工ハードメタル株式会社 逃げ面内部給油孔付き超高圧焼結体工具
JP2017196698A (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 株式会社オーエム製作所 工作機械
WO2019017064A1 (ja) * 2017-07-19 2019-01-24 住友電工ハードメタル株式会社 切削インサート及び切削インサートの製造方法
JP6696105B1 (ja) * 2019-10-16 2020-05-20 住友電工ハードメタル株式会社 切削インサート

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060240777A1 (en) * 2005-04-25 2006-10-26 Ruuska Paivi M Decreasing mutual interference between multiple bluetooth piconets by controlling the channel usage with the help of the adaptive frequency hopping methods
DE102006035182A1 (de) * 2006-07-29 2008-01-31 Hartmetall-Werkzeugfabrik Paul Horn Gmbh Werkzeugsystem
US8439608B2 (en) * 2007-01-18 2013-05-14 Kennametal Inc. Shim for a cutting insert and cutting insert-shim assembly with internal coolant delivery
US7883299B2 (en) 2007-01-18 2011-02-08 Kennametal Inc. Metal cutting system for effective coolant delivery
US8454274B2 (en) 2007-01-18 2013-06-04 Kennametal Inc. Cutting inserts
US9101985B2 (en) 2007-01-18 2015-08-11 Kennametal Inc. Cutting insert assembly and components thereof
US7963729B2 (en) * 2007-01-18 2011-06-21 Kennametal Inc. Milling cutter and milling insert with coolant delivery
US8328471B2 (en) 2007-01-18 2012-12-11 Kennametal Inc. Cutting insert with internal coolant delivery and cutting assembly using the same
US8727673B2 (en) 2007-01-18 2014-05-20 Kennametal Inc. Cutting insert with internal coolant delivery and surface feature for enhanced coolant flow
US20090320655A1 (en) * 2008-06-30 2009-12-31 Marion Billingsley Grant Machining tool utilizing a supercritical coolant
DE102009030587B3 (de) * 2009-06-26 2010-11-04 Jakob Lach Gmbh & Co. Kg Zerspanungsweerkzeug, insbesondere Fräs- oder Bohrwerkzeug
US8734062B2 (en) 2010-09-02 2014-05-27 Kennametal Inc. Cutting insert assembly and components thereof
US8827599B2 (en) 2010-09-02 2014-09-09 Kennametal Inc. Cutting insert assembly and components thereof
EP2625367A4 (en) * 2010-10-04 2014-04-30 Univ Michigan Tech MICRO-JET COOLING OF CUTTING TOOLS
EP2813305B1 (de) * 2013-06-12 2016-03-23 Satisloh AG Fast-Tool-Drehmaschine
WO2014207747A2 (en) * 2013-06-27 2014-12-31 No Screw Ltd. Cutting insert with internal cooling
US10882115B2 (en) 2013-06-27 2021-01-05 No Screw Ltd. Cutting insert with internal cooling, mold and method for manufacture thereof
US9731354B2 (en) * 2014-05-07 2017-08-15 Kennametal Inc. Cutting insert with micro-channels
US9586263B2 (en) * 2014-06-05 2017-03-07 Kennametal Inc Tool holder having improved internal coolant delivery
DE102014109390A1 (de) * 2014-07-04 2016-01-07 Jakob Lach Gmbh & Co. Kg Zerspanungswerkzeug, insbesondere Reib-, Fräs- oder Bohrwerkzeug
US10007246B2 (en) 2014-12-02 2018-06-26 Caterpillar Inc. Machining tool utilizing a supercritical coolant
JP6550759B2 (ja) * 2015-01-23 2019-07-31 三菱マテリアル株式会社 バイト
DE102017103520A1 (de) * 2017-02-21 2018-08-23 Hartmetall-Werkzeugfabrik Paul Horn Gmbh Stechschwert
EP3539696B1 (en) * 2018-03-13 2023-10-11 AB Sandvik Coromant Turning tool for metal cutting comprising a coolant channel
JP7418960B2 (ja) * 2019-02-08 2024-01-22 国立大学法人東海国立大学機構 切削インサートおよび切削工具
EP4035808A1 (de) * 2021-02-01 2022-08-03 KOMET Deutschland GmbH Schneidelement und zerspanungswerkzeug
DE102022113955A1 (de) 2022-06-02 2023-12-07 Gühring KG Wendeschneidplatte zur spanenden Bearbeitung eines Werkstücks

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006088297A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Kobe Univ 切削加工装置および切削加工方法
JP2010516484A (ja) * 2007-01-18 2010-05-20 ケンナメタル インコーポレイテッド 中心核およびクーラント供給を備えたフライスおよびフライスインサート
JP2009286823A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Nippon Oil Corp 切り屑吸引式切削・研削加工用油剤組成物
US8701529B2 (en) * 2009-01-11 2014-04-22 Iscar, Ltd. Method of grooving superalloys and cutting insert therefor
US20100175519A1 (en) * 2009-01-11 2010-07-15 Iscar, Ltd. Method of Grooving Superalloys and Cutting Insert Therefor
US10710164B2 (en) 2010-11-24 2020-07-14 No Screw Ltd. Cutting tool with cooling mechanism and a cutting insert and tool holder therefor
US9656323B2 (en) * 2010-11-24 2017-05-23 No Screw Ltd. Cutting tool with cooling mechanism and a cutting insert and tool holder therefor
US20130251463A1 (en) * 2010-11-24 2013-09-26 No Screw Ltd Cutting tool with cooling mechanism and a cutting insert and tool holder therefor
JP2015131387A (ja) * 2015-04-23 2015-07-23 住友電工ハードメタル株式会社 逃げ面内部給油孔付き超高圧焼結体工具
JP2017196698A (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 株式会社オーエム製作所 工作機械
WO2019017064A1 (ja) * 2017-07-19 2019-01-24 住友電工ハードメタル株式会社 切削インサート及び切削インサートの製造方法
JPWO2019017064A1 (ja) * 2017-07-19 2020-05-28 住友電工ハードメタル株式会社 切削インサート及び切削インサートの製造方法
JP7131750B2 (ja) 2017-07-19 2022-09-06 住友電工ハードメタル株式会社 切削インサート及び切削インサートの製造方法
US11554427B2 (en) 2017-07-19 2023-01-17 Sumitomo Electric Hardmetal Corp. Cutting insert and method for manufacturing cutting insert
JP6696105B1 (ja) * 2019-10-16 2020-05-20 住友電工ハードメタル株式会社 切削インサート
WO2021074979A1 (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 住友電工ハードメタル株式会社 切削インサート
US11033970B2 (en) 2019-10-16 2021-06-15 Sumitomo Electric Hardmetal Corp. Cutting insert

Also Published As

Publication number Publication date
US20010007215A1 (en) 2001-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001198708A (ja) 切削工具および切削加工方法
EP2202019B1 (en) Tool with internal fluid passage
US7866641B1 (en) Machining center adaptor having a fluid-emitting orifice arrangement for cleaning work piece chucks
JP4152942B2 (ja) フライス工具
EP0340026B1 (en) Arbor for mounting a tool to a spindle of a machine tool and a machining method of employing the same
JPH0839387A (ja) スローアウェイチップおよびこれを用いたフライスカッタ
JPS6263043A (ja) 産業用ロボツト装置
JP4179601B2 (ja) アーバおよび回転工具
JPH08197371A (ja) 工作機械の切粉気流除去装置
JPH0115492Y2 (ja)
JPH06134648A (ja) 切削加工方法および装置
JPH1133812A (ja) エンドミル
JP3117533B2 (ja) 切屑排出装置を備えた正面フライス
WO2010062850A1 (en) Coolant delivery system in rotating cutting tool
JP3165711U (ja) 深穴加工アーバー工具
JP2511368B2 (ja) ク―ラント供給方法および装置
JP2842196B2 (ja) 転削工具における切屑回収装置
JP4170535B2 (ja) 切削加工装置
JPH10235507A (ja) 穴あけ加工方法及び穴あけ加工装置
CN218575006U (zh) 一种加工用的镗刀
JPH0398738A (ja) 加工機械の切屑除去装置
JPH08300210A (ja) 冷却液用穴付き回転工具
JP2780707B2 (ja) 転削工具の切り屑排出機構
JP2002001616A (ja) シェービング盤
JP2720537B2 (ja) 転削工具

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070403