JP2009201137A - 通信システム - Google Patents

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仁隆 江川
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Abstract

【課題】信号の識別を行うために必要な情報の容量低減、及び、通信システムへの通信機器の追加作業の簡略化を実現し、信号を確実に識別できる通信システムを提供する。
【解決手段】複数の住警器1から構成される通信システムであって、監視領域において検出対象を検出するセンサ部13と、複数の住警器1の相互間で通信する信号を識別するための符号を格納する記録部10と、自己のセンサ部13において検出対象が検出された場合に、警報を行う報知部14と記録部10に格納されている符号を付加した信号を送信する送信部11と、他の住警器1から送信された信号を受信する受信部12と、受信部12にて信号が受信された場合に、当該信号に付加された符号に基づいて当該信号を識別し、当該識別の結果に基づいて、当該信号の一部を含む信号を送信部11を介して他の住警器1に送信する制御部15とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の通信機器が相互間で通信を行う通信システムに関する。
従来から、複数の無線式通信機器の間で相互に無線通信を行わせる無線相互通信システムが用いられている。無線式通信機器は、センサの出力信号や他の通信機器から受信した信号を、無線信号によって他の通信機器に送信するものであり、例えば、住宅における火災発生やガス漏れを検出して警報を発報する住宅用警報器や、不審者の侵入を検出する監視センサ等がある。これらの無線式通信機器は、受信した無線信号がいずれの無線式通信機器から送信されたものであるかを識別可能とするため、各々の無線式通信機器に固有の送信元特定符号を有しており、無線信号を送信する際には当該無線信号にこの送信元特定符号を付加して送信している。
ところで、無線相互通信システムにおいては、たとえば隣接する建物内に同じ機器を使用して設置された別のシステム等、無線を使用する他のシステムからの無線信号を受信する可能性がある。この場合、自システムにおける無線信号のみに基づいて各無線通信機器が適切な動作を行うためには、自システムにおける無線信号と他システムからの無線信号とを識別する必要があった。
このため、従来の無線相互通信システムにおける無線式通信機器では、各々の無線式通信機器が自システムに属する全ての無線式通信機器の送信元特定符号を記録し、受信した無線信号に含まれる送信元特定符号が、記録されている送信元特定符号のいずれかと一致するか否かにより無線信号の識別を行っていた。
このような送信元特定符号を用いた無線信号の識別方法としては、1)一つの無線相互通信システムに属する全ての無線式通信機器の送信元特定符号を、各々の無線式通信機器が備えるメモリ等の記録手段に記録させる方法(以下、従来の第1の方法)や、2)一つの無線相互通信システム内において共通のグループ符号を予め無線式通信機器に記録させておき、このグループ符号を無線信号に付加して送信させることによって、無線信号の識別を行わせる方法(以下、従来の第2の方法)があった(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2006−331096号公報 特開平3−201196号公報
しかしながら従来の第1の方法では、多数の無線式通信機器を備える大規模の無線相互通信システムにおいては、記録手段に記録させるべき送信元特定符号の数も膨大になるため、大容量の記録手段が必要となっていた。また、符号照合に時間がかかるという弊害もあった。さらにまた、一旦このような大規模システムを構築した後に新たに無線式通信機器を追加する場合、当該システムに属している全ての無線式通信機器に対して、新たに追加する無線式通信機器の送信元特定符号を記録させる必要があり、記録作業の負担が大きくなっていた。
また、従来の第2の方法では、自システムのグループ符号と他システムのグループ符号とが重複する可能性があり(自システムに対して信号が届く範囲に存在する他システムに、たまたま同一のグループ符号が設定される可能性があり)、この場合には無線信号の識別を行うことができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、信号の識別を行うために必要な情報の容量低減、及び、通信システムへの通信機器の追加作業の簡略化を実現しつつ、信号の識別を確実に行うことのできる通信システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の通信システムは、監視領域において検出対象を検出して警報を発報する複数の警報器から構成される通信システムであって、前記複数の警報器の各々は、前記監視領域において前記検出対象を検出するセンサ部と、前記複数の警報器の相互間で通信する信号を識別するための符号を格納する記録手段と、自己の前記センサ部において前記検出対象が検出された場合に、前記警報を行う報知部と、自己の前記センサ部において前記検出対象が検出された場合に、前記記録手段に格納されている前記符号を付加した信号を送信する送信部と、他の前記警報器から送信された信号を受信する受信部と、前記受信部にて前記信号が受信された場合に、当該信号に付加された前記符号に基づいて当該信号を識別し、当該識別の結果に基づいて、当該信号の一部を含む信号を前記送信部を介して他の警報器に送信する制御手段とを備える。
請求項2に記載の通信システムは、請求項1に記載の通信システムにおいて、前記記録手段は、他の前記警報器から送信された信号が、自己が属するグループ宛の信号であるか否かを識別するためのグループ符号を格納し、前記送信部は、自己の前記センサ部において前記検出対象が検出された場合に、前記記録手段に格納されている前記グループ符号を付加した信号を送信し、前記制御手段は、前記受信部にて前記信号が受信された場合に、当該信号が自己の属するグループ宛の信号であるか否かを、当該信号に付加された前記グループ符号と前記記録手段に格納されている前記グループ符号とに基づいて判断し、当該信号が自己の属するグループ宛の信号である場合には、当該信号の一部を含む信号を前記送信部を介して他の警報器に送信する。
請求項3に記載の通信システムは、監視領域において検出対象を検出して警報を発報する複数の警報器から構成される通信システムであって、前記複数の警報器の各々は、前記監視領域において前記検出対象を検出するセンサ部と、他の前記警報器から送信された信号が、自己が属するグループ宛の信号であるか否かを識別するためのグループ符号を格納する記録手段と、自己の前記センサ部において前記検出対象が検出された場合に、前記警報を行う報知部と、自己の前記センサ部において前記検出対象が検出された場合に、前記記録手段に格納されている前記グループ符号を付加した信号を送信する送信部と、他の前記警報器から送信された信号を受信する受信部と、前記受信部にて前記信号が受信された場合に、当該信号が自己の属するグループ宛の信号であるか否かを、当該信号に付加された前記グループ符号と前記記録手段に格納されている前記グループ符号とに基づいて判断し、当該信号が自己の属するグループ宛の信号である場合には、当該信号の一部を含む信号を前記送信部を介して他の警報器に送信する制御手段とを備える。
請求項4に記載の通信システムは、請求項2又は3に記載の通信システムにおいて、前記送信部は、自己の前記センサ部において前記検出対象が検出された場合に、前記グループ符号に加えて、他の警報器に伝達すべき具体的な事象を特定するための事象符号を付加した信号を送信し、前記制御手段は、当該信号が自己の属するグループ宛の信号である場合には、当該信号に付加された前記事象符号を含む信号を前記送信部を介して他の警報器に送信する。
複数の住警器によって構成される通信システムの概要を示したシステム図である。 住警器1の電気的構成を機能概念的に示したブロック図である。 通信システムに属する住警器1の記録部10に格納されている送信元特定符号及びグループ符号を例示した表である。 図3における住警器1Aの送信部11から送信される信号の内容を示した表である。 制御部15が実行する処理の概略的な流れを示すフローチャートである。 信号解析処理の流れを示すフローチャートである。 グループ化処理の流れを示したフローチャートである。 グループ追加処理の流れを示したフローチャートである。 住警器1の電気的構成を機能概念的に示したブロック図である。 グループ化処理の流れを示したフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る通信システムの各実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕各実施の形態の基本的概念を説明した後、〔II〕各実施の形態の具体的内容について説明し、最後に、〔III〕各実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、各実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕各実施の形態の基本的概念
まず、各実施の形態に共通の基本的概念について説明する。各実施の形態に係る通信機器は、他の通信機器との間で相互に通信を行わせることを目的とするものである。
各実施の形態に係る通信機器の適用対象は任意であり、例えば、住宅のキッチン、階段、寝室、居間等に複数設置された住宅用警報器や、地下街に複数設置された火災警報器、監視センサ等、相互に通信を行なう任意の通信機器に適用することが出来る。また、通信の態様も任意であり、無線、有線、光通信等の通信手段を用いることができる。
各実施の形態に係る通信機器の特徴の一つは、概略的に、一つの通信システムに属する複数の通信機器の各々が、各通信機器に固有の送信元特定符号と所定の基準値とに基づいて当該通信機器毎に一意に定められているグループ符号を格納しており、このグループ符号及び送信元特定符号を付加した信号によって通信を行なう点にある。また、この信号を受信した通信機器が、当該信号に含まれているグループ符号及び送信元特定符号と、自らの送信元特定符号とを用いて演算を行い、求めた値が当該通信機器に格納されているグループ符号と一致しているか否かによって、信号の識別を行う点にある。
これにより、自システムに属する全ての通信機器の送信元特定符号を各通信機器の記録手段に記録させる必要がなく、情報容量の低減及び通信システムへの通信機器の追加作業の簡略化等を実現することができる。また、各々の通信機器は他の通信機器とは異なる固有のグループ符号を用いて通信を行い、それら固有のグループ符号を元に受信信号が自システム内の通信機器からの信号であるか否かを演算して判別出来るようにしたので、他システムのグループ符号との重複を防止することができ、確実に自システム内信号の識別を行うことができる。
〔II〕各実施の形態の具体的内容
次に、本発明に係る各実施の形態の具体的内容について説明する。なお、上述の如く各実施の形態に係る通信機器の適用対象は任意であるが、以下では、住宅に設置され無線信号によって通信を行なう無線式住宅用警報器(以下では「住警器」という)に適用した場合を例として説明を行う。
〔実施の形態1〕
まず実施の形態1について説明する。この形態は、受信した第1の符号及び記録手段に格納されている第1の符号の中から、いずれか一方の第1の符号を選択して基準値とする形態である。
(通信システムの概要)
まず、複数の住警器によって構成される通信システムの概要を説明する。図1は複数の住警器によって構成される通信システムの概要を示したシステム図である。図1に示すように、本実施の形態1においては、住警器1は住宅2の各部屋に設置されている。何れかの部屋において発生した火災等を、その部屋の住警器1が検出すると、当該住警器1は警報を発報すると同時に、警報内容を含む無線信号を他の部屋の住警器1に対して送信する。他の部屋の住警器1は、受信した無線信号の内容に基づいて、警報を発報すると共に警報内容を含む無線信号を送信する。これにより、火災等の発生していない部屋の住警器1にも警報を発報させ、住人に対応を促すことができる。
(住警器1の構成)
次に、住警器1の構成について説明する。図2は、住警器1の電気的構成を機能概念的に示したブロック図である。図2に示すように、住警器1は、記録部10、送信部11、受信部12、センサ部13、報知部14、及び、制御部15を備えている。
(住警器1の構成−記録部10)
記録部10は、各住警器1を一意に識別するための送信元特定符号と、信号を識別するためのグループ符号とを格納するためのものであり、特許請求の範囲における記録手段に対応している。送信元特定符号、及び、グループ符号の詳細は後述する。記録部10の具体的な構成は任意であり、例えば、メモリIC等の不揮発的な記録装置を用いることができる。
(住警器1の構成−送信部11、受信部12)
送信部11は、他の住警器1に対して信号の送信を行うためのものであり、特許請求の範囲における送信手段に対応している。受信部12は、他の住警器1の送信部11から送信された信号を受信するためのものであり、特許請求の範囲における受信手段に対応している。送信部11及び受信部12の具体的な構成は任意であるが、本実施の形態1においては通信は無線によって行なわれることを仮定しているため、送信部11としては公知の無線送信機、受信部12としては公知のアンテナを用いることができる。
(住警器1の構成−センサ部13)
センサ部13は、住警器1が設置されている監視領域において、火災やガス漏れ等の検出対象を検出するためのものである。検出対象及び当該検出対象の検出原理は任意であり、例えば、火災に伴って発生する煙や熱を検出対象とし、これらを検出するために、赤外線LEDやフォトダイオード、サーミスタ等の電子素子を用いることができる。
(住警器1の構成−報知部14)
報知部14は、制御部15から出力された情報に基づいて、所定の報知処理を行うためのものである。報知処理の具体的な内容は任意であり、例えば、LEDによる発光表示や、ブザーや音声等の出力、電気信号の出力等を行わせてもよい。
(住警器1の構成−制御部15)
制御部15は、主として受信部12によって受信された信号の解析処理を行うためのものであり、特許請求の範囲における制御手段に対応している。また、制御部15は、上述の記録部10、送信部11、受信部12、センサ部13、及び、報知部14に対する情報の入出力及び制御も行う。解析処理を含め、制御部15が実行する処理の詳細については後述する。なお、制御部15の具体的な構成は任意であるが、例えば、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラム、所要データを格納するための内部メモリ、及び、これらのプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を備えて構成される。
(送信元特定符号及びグループ符号)
次に、送信元特定符号及びグループ符号について説明する。図3は、通信システムに属する住警器1の記録部10に格納されている送信元特定符号及びグループ符号を例示した表である。
送信元特定符号は、信号の送信元となっている住警器1を一意に特定するために、各々の住警器1について個別的に設定されている符号であり、特許請求の範囲における第1の符号に対応している。送信元特定符号の具体的な内容は任意であるが、例えば複数桁の数字から設定されている。図3に示した例では、住警器1A、B、Cの送信元特定符号は、それぞれ101、102、103と設定されている。なお、送信元特定符号の設定方法は任意であり、例えば、住警器1の工場出荷時において予め所定の入力手段によって記録部10に格納させておくことができる。
グループ符号は、信号の送信元となっている住警器1が属している通信システムを特定するために、各々の住警器1について他の住警器1とは異なるように設定されている符合であり、特許請求の範囲における第2の符号に対応している。グループ符号の具体的な内容は任意であるが、例えば複数桁の数字として設定されている。図3に示した例では、住警器1A、B、Cのグループ符号は、それぞれ203、204、207と設定されている。これらのグループ符号は、後述するグループ化処理において、制御部15によって設定され、記録部10に格納される。このグループ符号の設定方法を含むグループ化処理の詳細については後述する。
(信号の内容)
次に、住警器1の間で送受信される信号のフォーマットについて説明する。図4は、図3における住警器1Aの送信部11から送信される信号の内容を示した図である。図4に示すように、送信部11から送信される信号の先頭から、当該住警器1の送信元特定符号、グループ符号、及び、事象符号の順に各符号が含まれている。事象符号は、信号の送信元となっている住警器1が検出した火災発生や当該住警器1の異常状態等、他の住警器1に伝達すべき具体的な事象を特定するために、これらの事象に対応付けられて設定されている符号である。なお、事象符号の内容は任意であり、例えば、火災発生やガス漏れ等の各事象に対応する複数桁の数字(図4においては「01」)を設定することができる。
(制御部15による処理−概略)
次に、制御部15によって実行される各種処理の内容について説明する。まず、制御部15が実行する処理の概略的な流れを説明する。図5は、制御部15が実行する処理の概略的な流れを示すフローチャートである。ここでは、図3に示した住警器1A、B、及びCが住宅等に設置され、所定の入力操作によってそれぞれの住警器1による監視状態が開始されている場合を例に挙げて説明する。なお、住警器1A及びBが同一の通信システムに属し、住警器1Cは異なる通信システムに属しているものとする。
所定の入力操作によって監視状態が開始されると、センサ部13は監視領域の監視動作を実行する(ステップSA−1)。住警器1Aのセンサ部13が火災発生等を検出した場合(ステップSA−2、Yes)、当該センサ部13から出力された検出信号に基づき、住警器1Aの制御部15は報知部14によって検出内容を報知させる(ステップSA−3)。これと共に、当該制御部15は、通信部によって信号を送信させる(ステップSA−4)。この際、制御部15は記録部10を参照し、記録部10に格納されている送信元特定符号及びグループ符号を通信部に入力して、通信部から送信される信号にこれらの符号を付加させる。
住警器1Aから送信された信号を、住警器1B及びCの通信部が受信すると、当該通信部は受信した信号を制御部15に入力する(ステップSA−5)。住警器1B及びCの制御部15は、入力された信号の内容について信号解析処理を行い、解析結果に基づいて所定の処理を行う(ステップSA−6)。
(制御部15による処理−信号解析処理)
次に、制御部15によって実行される信号解析処理について説明する。図6は、信号解析処理の流れを示すフローチャートである。通信部によって受信された信号が制御部15に入力されると、制御部15は、入力された信号に付加されている送信元特定符号(以下、SN2)及びグループ符号(以下、GP2)を特定する(ステップSB−1)。上述のように住警器1Aから送信された信号を受信した場合、信号のフォーマットは既知であるため、SN2は「101」、GP2は「203」であると特定される。次に、制御部15は記録部10を参照し、当該記録部10に格納されている送信元特定符号(以下、SN1)及びグループ符号(以下、GP1)を取得する(ステップSB−2)。ここでは、住警器1Bの制御部15であれば、SN1として「102」、GP1として「204」を取得し、住警器1Cの制御部15であれば、SN1として「103」、GP1として「207」を取得する。
続いて、受信した信号の識別のための演算を行う(ステップSB−3)。具体的には、上述のステップSB−1及びSB−2において特定したSN2、GP2、SN1、及び、GP1から、GP1=GP2−SN2+SN1(以下、式1)の等式が成立するか否かを判定する。
例えば、住警器1Bの場合、GP1=204、GP2−SN2+SN1=203−101+102=204となるので、式1が成立する。一方、住警器1Cの場合は、GP1=207、GP2−SN2+SN1=203−101+103=205となり、式1が成立しない。
演算の結果、式1が成立する場合は(ステップSB−3、Yes)、受信した信号が処理対象の信号であると識別し、受信信号に含まれている事象符号に基づいて報知部14や送信部11を動作させる(ステップSB−4)。例えば、事象符号として火災発生等を示す情報が含まれていた場合には、制御部15は報知部14によって警報を発報させると共に、通信部によって当該情報を含む信号を送信させる。一方、式1が成立しない場合は(ステップSB−3、No)、受信した信号は処理対象の信号ではないと識別し、受信信号に対応した処理を行わずにメインルーチンへと戻る。
(制御部15による処理−グループ化処理)
次に、各々の住警器1についてグループ符号を設定するグループ化処理について説明する。このグループ化処理を行うタイミングは任意であり、例えば、工場出荷時に予め複数台の住警器1をグループ化してもよく、あるいは、住宅等における設置時に複数台の住警器1をグループ化してもよい。また、任意の台数の住警器1をグループ化処理の対象とすることができるが、以下の説明では、図3に示した2台の住警器1A、Bについてグループ化処理を行う場合を仮定して説明する。図7は、グループ化処理の流れを示したフローチャートである。
住警器1のグループ化処理を行う際には、所定の入力操作によって住警器1をグループ化処理状態に設定する(ステップSC−1)。グループ化処理状態に設定されると、制御部15は、記録部10を参照して送信元特定符号を取得する。更に、取得した送信元特定符号、及び、グループ化処理に係る信号であることを示す情報を含むグループ化信号を、通信部によって送信させる(ステップSC−2)。
通信部は、他の住警器1からグループ化信号を受信した場合には、これを制御部15に入力する(ステップSC−3)。制御部15は、入力されたグループ化信号に付加されている送信元特定符号を特定する(ステップSC−4)。続いて、制御部15は、特定した送信元特定符号と、ステップSC−1で取得した自己の送信元特定符号とを比較し、最も値の大きい送信元特定符号を基準値として決定する(ステップSC−5)。そして、決定された基準値に自己の送信元特定符号を加算した値を、グループ符号として記録部10に格納し(ステップSC−6)、グループ化処理を終了する。
住警器1A及びBをグループ化する場合、住警器1Aの送信元特定符号は「101」、住警器1Bの送信元特定符号は「102」であるので、ステップSC−5において、値の大きい住警器1Bの送信元特定符号「102」が基準値として決定される。そして、基準値「102」を各々の住警器1の送信元特定符号に加算し、住警器1Aにおいては101+102=203、住警器1Bにおいては102+102=204が、グループ符号として各々の記録部10に格納される。
なお、グループ化処理の対象となる住警器1が3台以上の場合においても、各住警器1の送信元特定符号の内、最も値の大きい送信元特定符号を基準値として、上述の説明と同様にグループ符号を決定することができる。また、基準値を決定する際の規則は任意であり、例えば、各住警器1の送信元特定符号の内、最も値の小さい送信元特定符号を基準値としてもよい。
(制御部15による処理−グループ追加処理)
次に、グループ化処理をされた複数の住警器1が属する通信システムに、新たに住警器1を追加する際に実行される、グループ追加処理について説明する。グループ化処理をされている住警器1の台数や、新たに追加される住警器1の台数は任意であるが、以下では、図3に示した住警器1A、Bがグループ化処理をされており、住警器1Cが新たに追加されるものと仮定して説明する。図8は、グループ追加処理の流れを示したフローチャートである。
グループ追加処理を実行する際には、所定の入力操作により、グループ化処理をされている住警器1、及び、新たに追加される住警器1を、グループ追加処理状態に設定する(ステップSD−1)。グループ追加処理状態に設定されると、制御部15は、自身がグループ化処理を既にされているか否かを判定する(ステップSD−2)。この際の判定方法は任意であるが、例えば、記録部10にグループ符号が格納されているか否かによって判定させることができる。また、ディップスイッチ等の入力手段によって、グループ化処理がされているか否かを入力可能としてもよい。
グループ化処理がされている場合(ステップSD−2、Yes)、制御部15は記録部10に格納されている送信元特定符号及びグループ符号を取得し、これらを含む信号を通信部によって送信させる(ステップSD−3)。
一方、グループ化処理がされていない場合(ステップSD−2、No)、制御部15は通信部によって他の住警器1から送信された信号を受信させる(ステップSD−4)。通信部によって受信された信号が制御部15に入力されると、制御部15は入力された信号から送信元特定符号(以下、SN2)及びグループ符号(以下、GP2)を特定する。これと共に、制御部15は記録部10を参照して自身の送信元特定符号(以下、SN1)を取得し、GP2−SN2+SN1によって算出された値を自身のグループ符号(以下、GP1)として記録部10に格納させる(ステップSD−5)。
上述のように住警器1Aがグループ化処理されている場合、ステップSD−3において住警器1Aは送信元特定符号「101」及びグループ符号「203」を含む信号を送信する。一方、住警器1Cは、住警器1Aから送信された信号を受信すると、受信した信号からSN2として「101」、GP2として「203」を特定すると共に、SN1として「103」を取得する。これらの値に基づき、制御部15によって、GP1=GP2−SN2+SN1=203−101+103=205が算出され、住警器1Cのグループ符号として「205」が記録部10に格納される。これにより、住警器1Cから送信された信号を、住警器1A及びBよって、処理対象の信号として識別させることができる。
(実施の形態1の効果)
このように実施の形態1によれば、送信元特定符号と、他の住警器1と異なるように送信元特定符号及び所定の基準値に基づいて定められているグループ符合とに基づいて、信号の識別を行うので、一の通信システムに属する住警器1によって用いられているグループ符号が、他の通信システムに属する住警器1によって用いられているグループ符合と重複することがなく、確実に信号の識別を行うことができる。
また、グループ化処理において、グループ化の対象となっている各住警器1の送信元特定符号を相互に送信させ、最も大きい値を有する送信元特定符号を基準値とした上で、当該基準値と各住警器1の送信元特定符号とからグループ符合を決定している。従って、各住警器1毎に相互に異なるグループ符号を設定することができ、他の通信システムに属する住警器1によって用いられているグループ符号との重複を防止することができる。
また、既にグループ化されている複数の住警器1が属する通信システムに、新たに住警器1を追加する場合に、グループ化済みの住警器1から送信された信号に含まれている送信元特定符号及びグループ符号と、新たに追加する住警器1の記録部10に格納されている送信元特定符号とから、当該新たに追加する住警器1のグループ符号を決定させている。従って、新たに追加する住警器1についても、他の住警器1と異なるグループ符号を設定することができる。また、グループ化済みの住警器1に対して追加の設定が不要であるため、住警器1の追加作業を簡易に行うことができる。
〔実施の形態2〕
次に、実施の形態2について説明する。この形態は、指示手段を備えた形態である。
なお、実施の形態2の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたのと同一の符号及び/又は名称を必要に応じて付して、その説明を省略する。
(住警器1の構成)
まず、住警器1の構成について説明する。図9は、住警器1の電気的構成を機能概念的に示したブロック図である。図9に示すように、住警器1は、指示スイッチ16を備えている。指示スイッチ16は、記録部10に格納されている送信元特定符号を基準値とさせる指示を制御部15に入力するためのものであり、特許請求の範囲における指示手段に対応している。指示スイッチ16の具体的な構成は任意であり、例えば、押圧式のスイッチや、ディップスイッチ等を用いることができる。
(制御部15による処理−グループ化処理)
次に、制御部15によって実行される処理の内容について説明する。なお、信号解析処理及びグループ追加処理については、実施の形態1と同様であるので説明を省略し、各々の住警器1についてグループ符号を設定するグループ化処理についてのみ説明する。
実施の形態1と同様に、任意の台数の住警器1をグループ化処理の対象とすることができるが、以下の説明では、図3に示した2台の住警器1A、Bについてグループ化処理を行う場合を仮定して説明する。図10は、グループ化処理の流れを示したフローチャートである。
住警器1のグループ化処理を行う際には、所定の入力操作によって住警器1をグループ化処理状態に設定する(ステップSE−1)。グループ化処理状態に設定されると、制御部15は、指示スイッチ16の状態を確認する(ステップSE−2)。指示スイッチ16によって、送信元特定符号を基準値とする旨の指示が制御部15に入力されている場合には(ステップSE−2、Yes)、制御部15は記録部10を参照し、当該記録部10に格納されている送信元特定符号を基準値として決定する(ステップSE−3)。そして、制御部15は、基準値として決定した送信元特定符号及び指示スイッチ16からの指示入力に基づく送信であることを示す指示信号を含むグループ化信号を、通信部によって送信させる(ステップSE−4)。これと共に、制御部15は、決定した基準値に送信元特定符号を加算した値を、グループ符号として記録部10に格納する(ステップSE−5)。
一方、指示スイッチ16によって、送信元特定符号を基準値とする旨の指示が制御部15に入力されていない場合には(ステップSE−2、No)、制御部15は、通信部が他の住警器1からグループ化信号を受信するまで待機する(ステップSE−6)。通信部が他の住警器1から信号を受信し、受信した信号に指示信号が含まれていることが制御部15によって確認されると(ステップSE−6、Yes)、制御部15は、入力されたグループ化信号に付加されている送信元特定符号を特定する(ステップSE−7)。続いて、制御部15は、特定した送信元特定符号に自己の送信元特定符号を加算した値を、グループ符号として記録部10に格納し(ステップSE−8)、グループ化処理を終了する。
住警器1A及びBをグループ化する場合、住警器1Aの指示スイッチ16によって、当該住警器1Aの送信元特定符号を基準値とする旨の指示を制御部15に入力させる。これにより、住警器1Aの制御部15は、自身の送信元特定符号「101」を基準値として決定し、この基準値に自身の送信元特定符号「101」を加算した「202」をグループ符号として記録部10に格納させる。これと共に、指示信号及び基準値を含むグループ化信号を通信部によって送信させる。
住警器1Bの制御部15は、通信部によってグループ化信号を受信すると、受信したグループ化信号に含まれている基準値「101」に自身の送信元特定符号「102」を加算した「203」をグループ符号として記録部10に格納させる。
なお、グループ化処理の対象となる住警器1が3台以上の場合においても、住警器1Aの送信元特定符号である「101」を基準値として、上述の説明と同様にグループ符号を決定することができる。
(実施の形態2の効果)
このように実施の形態2によれば、グループ化処理において、任意の住警器1における指示スイッチ16からの指示入力によって、当該住警器1の送信元特定符号を基準値とした上で、当該基準値と各住警器1の送信元特定符号とからグループ符号を決定している。従って、各住警器1毎に相互に異なるグループ符号を設定することができ、他の通信システムに属する住警器1によって用いられているグループ符号との重複を防止することができる。
〔III〕各実施の形態に対する変形例
以上、本発明に係る各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(各実施の形態の相互の関係について)
上記説明した各実施の形態は、任意の組み合わせで相互に組み合わせることができる。例えば、実施の形態1と実施の形態2とにおける住警器1を組み合わせて、各住警器1の送信元特定符号の大小関係、あるいは、指示スイッチ16による指示入力の何れに基づいても、基準値を決定できるようにすることができる。
(基準値について)
上述の各実施の形態では、通信システムに属する任意の住警器1の送信元特定符号を基準値として設定し、この基準値に各住警器1の送信元特定符号を加算することによりグループ符号を決定していると説明したが、任意の固定値を基準値としてもよい。例えば、複数台の住警器1について、同一の基準値に各々の住警器1の送信元特定符号を加算した値をグループ符号として記録部10に格納させておくことにより、予めグループ符号を設定することができる。
(グループ化処理及び信号解析処理について)
上述の各実施の形態では、グループ化処理において、各々の住警器1の制御部15は、自身の送信元特定符号に基準値を加算することでグループ符号を決定すると説明しているが、加算以外の演算(例えば、減算、乗算、除算、又はこれらの組み合わせ)を含む任意の演算によってグループ符号を決定させてもよい。これに対応して、信号解析処理における、受信した信号の識別のために行われる演算の内容を変更することで、信号の識別を行わせることができる。
例えば、住警器1の制御部15が、自身の送信元特定符号に基準値を乗算することでグループ符号を決定するようにしてもよい。これに対応して、図6に示した信号解析処理のステップSB−3において、GP1=GP2÷SN2×SN1が成立するか否かを判定させることによって、信号の識別を行わせることができる。
(グループ符号の更新について)
上述の各実施の形態では、グループ化処理は任意のタイミングで実施できると説明しているが、定期的に繰り返しグループ化処理を実施させてもよい。この場合、グループ化処理を実施する度に、グループ符号を変更させてもよい。例えば、変更前のグループ符号に、任意の値(例えば、制御部15によって生成された乱数)を加算した値を新たなグループ符号として設定してもよい。これにより、定期的にグループ符号を変更することができ、セキュリティを向上させることができる。
(付記1)
他の通信機器との間で相互に通信を行う通信機器であって、
当該通信機器を一意に識別するための第1の符号と、信号を識別するために用いられるものであって、他の前記通信機器と異なるように前記第1の符号及び所定の基準値に基づいて定められている第2の符号と、を格納する記録手段と、
他の前記通信機器に前記第1の符号及び前記第2の符号を含む信号を送信する送信手段と、
他の前記通信機器の前記送信手段から送信された信号を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信した信号に含まれている前記第1の符号及び前記第2の符号と前記記録手段に格納されている前記第1の符号とを用いて演算を行い、当該演算によって求めた値が前記記録手段に格納されている第2の符号と一致しているか否かによって当該信号を識別する制御手段と、
を備えることを特徴とする通信機器。
(付記2)
前記制御手段は、
所定の入力がされた場合に、前記第1の符号を含む信号を前記送信手段を介して他の前記通信機器に送信し、
所定条件下において、前記第1の符号を含む信号を他の前記通信機器から受信した場合に、当該受信した第1の符号及び前記記録手段に格納されている第1の符号の中から、いずれか一つの前記第1の符号を所定規則に基づいて選択して前記基準値とし、当該基準値と前記記録手段に格納されている第1の符号とから前記第2の符号を決定し、当該決定した第2の符号を前記記録手段に格納すること、
を特徴とする付記1に記載の通信機器。
(付記3)
前記記録手段に格納されている第1の符号を前記基準値とさせる指示を前記制御手段に入力する指示手段を備え、
前記制御手段は、
前記指示手段から指示入力がされた場合に、当該指示手段からの入力に基づく送信であることを示す指示信号と前記第1の符号とを含む信号を前記送信手段を介して他の前記通信機器に送信すると共に、前記第1の符号に基づいて前記第2の符号を決定して前記記録手段に格納し、
前記指示信号及び前記第1の符号を含む信号を受信した場合に、当該受信した第1の符号を前記基準値とした上で、当該基準値と前記記録手段に格納されている前記第1の符号とから前記第2の符号を決定し、当該決定した第2の符号を前記記録手段に格納すること、
を特徴とする付記1に記載の通信機器。
(付記4)
前記制御手段は、所定の入力がされ、他の前記通信機器から前記第1の符号及び前記第2の符号を受信した場合に、当該受信した前記第1の符号及び前記第2の符号と前記記録手段に格納されている前記第1の符号とから前記第2の符号を決定し、当該決定した第2の符号を前記記録手段に格納すること、
を特徴とする付記1から3のいずれか一項に記載の通信機器。
付記1に記載の本発明によれば、通信機器個体毎に異なる第1の符号と、第1の符号及び所定の基準値に基づいて通信機器個体毎に異なるように定められている、第2の符号とに基づいて、信号の識別を行うので、一の通信システムに属する通信機器によって用いられている第2の符号が、他の通信システムに属する通信機器によって用いられている第2の符合と重複することがなく、確実に信号の識別を行うことができる。
また、付記2に記載の本発明によれば、所定の入力がされた場合に、各通信機器の第1の符号を相互に送信させ、所定規則に基づいて一つの第1の符号を選択して基準値とした上で、当該基準値と各通信機器の第1の符号とから第2の符号を決定している。従って、各通信機器毎に相互に異なる第2の符号を設定することができ、他の通信システムに属する通信機器によって用いられている第2の符号との重複を防止することができる。
また、付記3に記載の本発明によれば、任意の通信機器における指示手段からの指示入力によって、当該通信機器の第1の符号を基準値とした上で、当該基準値と各通信機器の第1の符号とから第2の符号を決定している。従って、各通信機器毎に相互に異なる第2の符号を設定することができ、他の通信システムに属する通信機器によって用いられている第2の符号との重複を防止することができる。
また、付記4に記載の本発明によれば、通信システムに新たに通信機器を追加する場合に、他の通信機器から送信された信号に含まれている第1の符号及び第2の符号と、記録手段に格納されている第1の符号とから、新たに追加する通信機器の第2の符号を決定させている。従って、新たに追加する通信機器についても、他の通信機器と異なる第2の符号を設定することができる。またこのとき、グループ化(=第2の符号を決定し、通信機器の記録手段に格納させること)済みの通信機器に対しては追加の設定が不要であるため、通信機器の追加作業を簡易に行うことができる。
この発明に係る通信機器は、他の通信機器との間で相互に通信を行う通信機器に適用でき、特に、信号の識別を行うために必要な情報の容量低減、及び、通信システムへの通信機器の追加作業の簡略化を実現しつつ、信号の識別を確実に行うことのできる通信機器に有用である。
1 住警器
2 住宅
10 記録部
11 送信部
12 受信部
13 センサ部
14 報知部
15 制御部
16 指示スイッチ

Claims (4)

  1. 監視領域において検出対象を検出して警報を発報する複数の警報器から構成される通信システムであって、
    前記複数の警報器の各々は、
    前記監視領域において前記検出対象を検出するセンサ部と、
    前記複数の警報器の相互間で通信する信号を識別するための符号を格納する記録手段と、
    自己の前記センサ部において前記検出対象が検出された場合に、前記警報を行う報知部と、
    自己の前記センサ部において前記検出対象が検出された場合に、前記記録手段に格納されている前記符号を付加した信号を送信する送信部と、
    他の前記警報器から送信された信号を受信する受信部と、
    前記受信部にて前記信号が受信された場合に、当該信号に付加された前記符号に基づいて当該信号を識別し、当該識別の結果に基づいて、当該信号の一部を含む信号を前記送信部を介して他の警報器に送信する制御手段とを備える、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記記録手段は、他の前記警報器から送信された信号が、自己が属するグループ宛の信号であるか否かを識別するためのグループ符号を格納し、
    前記送信部は、自己の前記センサ部において前記検出対象が検出された場合に、前記記録手段に格納されている前記グループ符号を付加した信号を送信し、
    前記制御手段は、前記受信部にて前記信号が受信された場合に、当該信号が自己の属するグループ宛の信号であるか否かを、当該信号に付加された前記グループ符号と前記記録手段に格納されている前記グループ符号とに基づいて判断し、当該信号が自己の属するグループ宛の信号である場合には、当該信号の一部を含む信号を前記送信部を介して他の警報器に送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 監視領域において検出対象を検出して警報を発報する複数の警報器から構成される通信システムであって、
    前記複数の警報器の各々は、
    前記監視領域において前記検出対象を検出するセンサ部と、
    他の前記警報器から送信された信号が、自己が属するグループ宛の信号であるか否かを識別するためのグループ符号を格納する記録手段と、
    自己の前記センサ部において前記検出対象が検出された場合に、前記警報を行う報知部と、
    自己の前記センサ部において前記検出対象が検出された場合に、前記記録手段に格納されている前記グループ符号を付加した信号を送信する送信部と、
    他の前記警報器から送信された信号を受信する受信部と、
    前記受信部にて前記信号が受信された場合に、当該信号が自己の属するグループ宛の信号であるか否かを、当該信号に付加された前記グループ符号と前記記録手段に格納されている前記グループ符号とに基づいて判断し、当該信号が自己の属するグループ宛の信号である場合には、当該信号の一部を含む信号を前記送信部を介して他の警報器に送信する制御手段とを備える、
    ことを特徴とする通信システム。
  4. 前記送信部は、自己の前記センサ部において前記検出対象が検出された場合に、前記グループ符号に加えて、他の警報器に伝達すべき具体的な事象を特定するための事象符号を付加した信号を送信し、
    前記制御手段は、当該信号が自己の属するグループ宛の信号である場合には、当該信号に付加された前記事象符号を含む信号を前記送信部を介して他の警報器に送信する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の通信システム。
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