JP2006331096A - 異常感知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】異常感知器が異常を感知したときに、同一システム内の異常感知器に短時間で異常通知を行うことができる異常感知システムを提供する。
【解決手段】異常を感知して警報を発生する複数の異常感知器3−1〜3−nと、複数の異常感知器と1対1対応で接続され、異常感知器が異常を感知したときに異常通知信号を無線送信する複数の無線機4−1〜4−nとを有し、複数の無線機の各々は、複数の無線機に共通する識別情報である共通識別符号を記憶する共通識別符号記憶手段23−1〜23−nと、自無線機に接続された異常感知器が異常を感知したときに、共通識別符号を付加した異常通知信号を、他無線機に無線送信し、他無線機から異常通知信号を受信したときに、異常通知信号に、共通識別符号記憶手段に記憶されている共通識別符号が付加されている場合は、自無線機に接続された異常感知器に警報を発生させる制御手段20−1〜20−nとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、火災感知器や人感センサ等の異常感知器が異常を感知したときに、異常感知器に接続された無線機を介して、他の異常感知器に対して一斉に異常通知を行う異常感知システムに関する。
火災感知器や人感センサなどの異常感知器は、異常を感知した場合に警報音を鳴動するか、警報表示することにより、異常感知器の周囲に異常を通知する。
従来、これらの異常感知器を宅内に複数台設置し、集中監視装置により複数台の異常感知器を集中監視する異常感知システムが知られている。この異常感知システムは、複数の異常感知器が集中監視装置に接続され、異常感知器が異常を感知した場合に該異常感知器の周囲に異常を通知するとともに集中監視装置に異常信号を送信することにより集中監視装置に異常を通知する。
異常感知システムは、異常感知器と集中監視装置との間を有線で接続する有線接続タイプ及び無線で接続する無線接続タイプがある。有線接続タイプは、既設の住宅(戸建、マンションなど)に設置する場合、住宅の壁等に穴をあけて配線する必要があり、配線工事に手間がかかるとともに工事費が高くなってしまう。無線接続タイプは、近接した住宅等に設置されている無線機との混信を防止する必要がある。
従来の無線接続タイプの異常感知システムとして、無線子機に接続された異常感知器と、無線子機との間で無線通信可能な無線親機とを備えた異常感知システムが知られている(例えば、特許文献1)。
この異常感知システムは、異常感知器が異常を感知したときに、該異常感知器に接続された無線子機を介して、無線親機に異常を通知して、無線親機から他の無線子機に異常を通知する。異常通知された無線子機は警報を発生する。
特開2005−18735号公報
しかしながら、従来の異常感知システムは、異常感知器が異常を感知したときに無線子機を介して無線親機に異常を通知して、無線親機は他の無線子機に対して個別に異常を通知するものである。例えば、無線子機が9台あり、この内の1台から異常通知があった場合、無線親機は他の8台に対して1回ずつ合計8回異常通知する必要がある。
また、無線機器は、配線をなくして工事性を向上させるために、電池駆動とすることが多く、消費電力を低減させるために、電波の受信動作を間欠的に行っている。このため、無線親機から無線子機を呼び出したり、無線子機から無線親機を呼び出したりする場合、受信動作の受信間隔時間よりも長い時間電波を送信し続ける必要がある。
従って、従来の異常感知システムにおいて、例えば、無線親機が8台の無線子機に対して異常通知を行う場合、無線子機の受信間隔時間を18秒とすると、8台の無線子機すべてに異常通知を行うためには、最低144秒(=18秒×8台)かかってしまう。即ち、従来の異常感知システムは、最初に異常を感知してからすべての異常感知器に通知されるまでに長時間がかかってしまう。
本発明の課題は、異常感知器が異常を感知したときに、同一システム内の異常感知器に短時間で異常通知を行うことができる異常感知システムを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。請求項1の発明は、異常を感知して警報を発生する複数の異常感知器と、前記複数の異常感知器と1対1対応で接続され、異常感知器が異常を感知したときに異常通知信号を無線送信する複数の無線機とを有し、前記複数の無線機の各々は、前記複数の無線機に共通する識別情報である共通識別符号を記憶する共通識別符号記憶手段と、前記複数の無線機の内の自己の無線機に接続された異常感知器が異常を感知したときに、前記共通識別符号を付加した前記異常通知信号を、自己の無線機以外の他の無線機に無線送信し、自己の無線機以外の他の無線機から前記異常通知信号を受信したときに、前記異常通知信号に、前記共通識別符号記憶手段に記憶されている前記共通識別符号が付加されている場合は、自己の無線機に接続された異常感知器に警報を発生させる制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、複数の異常感知器と1対1対応で接続された複数の無線機は、該複数の無線機に共通する共通識別符号を記憶し、複数の異常感知器の内のいずれかが異常を感知すると、該異常感知器に接続された無線機は、他の無線機に共通識別符号が付加された異常通知信号を無線送信し、他の無線機は共通識別符号が付加された異常通知信号を受信すると、異常通知信号を受信した無線機に接続されている異常感知器に警報を発生させるので、複数の異常感知器の内のいずれかが異常を感知した場合に、他の異常感知器に一斉に異常通知を行い、同一システム内のすべての異常感知器に短時間で異常通知を行うことができる。
以下、本発明の実施例に係る異常感知システムを図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の実施例では異常感知器の一例として火災感知器を挙げて説明する。本発明の異常感知器は、人感センサ、ガス漏れセンサ、漏電センサ等であってもよい。
図1は本発明の実施例1に係る異常感知システムのシステム構成を示すブロック図である。図1に示すように、実施例1に係る異常感知システムは、集中監視装置1、無線親機2、火災感知器3−1〜3−n、無線子機4−1〜4−nで構成されている。集中監視装置1は無線親機2と接続され、火災感知器3−1、3−2、・・・、3−nはそれぞれ無線子機4−1、4−2、・・・、4−nと接続されている。無線子機4−1〜4−nは無線親機2との間で無線通信が可能であるとともに無線子機相互間でも無線通信が可能である。
図2は集中監視装置1、無線親機2、火災感知器3−1〜3−n、無線子機4−1〜4−nの構成を示すブロック図である。
火災感知器3−1は、制御回路15−1、火災感知回路16−1、圧電ブザー17−1、I/F回路18−1を備えている。火災感知回路16−1は、煙や熱等により火災の発生を感知して、感知信号を制御回路15−1に出力する。制御回路15−1は、火災感知回路16−1からの感知信号が入力されると圧電ブザー17−1を鳴動させて火災感知器3−1の周囲に火災の発生を知らせる(警報を発生する)とともにI/F回路18−1を介して、感知信号を無線子機4−1に出力する。また、制御回路15−1は、無線子機4−1からI/F回路18−1を介してブザー鳴動指示信号(後述)が入力されると圧電ブザー17を鳴動させる。また、火災感知器3−1は、圧電ブザー17−1の替わりに、音声を発生する音源やLED回路や液晶パネル等を備え、これらを用いて火災の発生を知らせるものとしてもよい。なお、火災感知器3−2〜3−nの構成は火災感知器3−1の構成と同様である。
無線子機4−1は、I/F回路19−1、制御回路20−1、無線回路21−1、自局識別符号記憶回路22−1、相手局識別符号記憶回路23−1を備えている。I/F回路19−1は、火災感知器3−1のI/F回路18−1と接続され、I/F回路18−1との間で信号の入出力を行う回路である。無線回路21−1は、無線親機2の無線回路11及び他の無線子機4−2〜4−nの無線回路21−2〜21−nとの間で無線信号の送受信を行う回路である。自局識別符号記憶回路22−1は、自局(無線子機4−1)を特定するための自局識別符号を記憶する。この自局識別符号は、無線親機2及び無線子機4−1〜4−nの各無線機器ごとに割り当てられる機器固有の識別情報であり、例えば12桁の数字からなる。相手局識別符号記憶回路23−1は、相手局(無線親機2)を特定するための相手局識別符号を記憶する。
また、相手局識別符号記憶回路23−1は、本発明の共通識別符号記憶手段であり、本実施例では無線親機2の識別符号を相手局識別符号として記憶するものとしたが、相手局識別符号は無線子機4−1〜4−nに共通する識別符号であればよい。即ち、同一システム内の無線子機(無線子機4−1〜4−n)の相手局識別符号記憶回路(相手局識別符号記憶回路23−1〜23−n)には、同一の識別符号(共通識別符号)が記憶されている。
制御回路20−1は、火災感知器3−1からI/F回路19−1を介して感知信号が入力されると、火災通知電文を、無線回路21−1を介して無線親機2及び他の無線子機4−2〜4−nに対して無線送信する。火災通知電文は、図3に示すように、火災感知器3−1からの感知信号により示される感知内容(以下、火災感知データ26)に、相手局識別符号記憶回路23−1に記憶されている相手局識別符号24及び自局識別符号記憶回路22−1に記憶されている自局識別符号25が付加された電文である。
また、制御回路20−1は、他の無線子機4−2〜4−nから無線回路21−1を介して火災通知電文を受信すると、該火災通知電文の相手局識別符号24と相手局識別符号記憶回路23−1に記憶されている相手局識別符号とを照合する。電文の相手局識別符号24と相手局識別符号記憶回路23−1に記憶されている相手局識別符号とが一致した場合は、I/F回路19−1を介して火災感知器3−1にブザー鳴動指示信号を出力する。なお、無線子機4−2〜4−nの構成は無線子機4−1と同様である。
無線親機2は、I/F回路9、制御回路10、無線回路11、自局識別符号記憶回路12、相手局識別符号記憶回路13−1〜13−nを備えている。I/F回路9は、集中監視装置1のI/F回路8と接続され、I/F回路8との間で信号の入出力を行う回路である。無線回路11は、無線子機4−1〜4−nの無線回路21−1〜21−nとの間で無線信号の送受信を行う回路である。自局識別符号記憶回路12は、自局(無線親機2)を特定するための識別符号を記憶する。相手局識別符号記憶回路13−1〜13−nは、相手局(無線子機4−1〜4−n)を特定するための識別符号を記憶する。即ち、無線親機2には、無線親機2との間で無線通信を行うすべての無線子機の識別符号が記憶されている。
制御回路10は、無線子機4−1〜4−nから無線回路11を介して火災通知電文を受信すると、該火災通知電文の相手局識別符号24と自局識別符号記憶回路12に記憶されている自局識別符号とを照合する。電文の相手局識別符号24と自局識別符号記憶回路12に記憶されている自局識別符号とが一致した場合は、電文の自局識別符号25と相手局識別符号記憶回路13−1〜13−nに記憶されている相手局識別符号とを照合する。電文の自局識別符号25と相手局識別符号記憶回路13−1〜13−nのいずれかに記憶されている相手局識別符号とが一致した場合は、電文の自局識別符号25に基づいて電文を無線送信した無線子機を把握し、火災を感知した火災感知器(感知元)を特定する。また、制御回路10は、火災感知データ26及び感知元を示す情報を、I/F回路9を介して集中監視装置1に出力する。
集中監視装置1は、制御回路5、LED回路7、I/F回路8を備えている。集中監視装置1は、無線親機2からの火災感知データ26及び感知元を示す情報が入力されると、制御回路5によりLED回路7を制御して、感知元を表示する。また、集中監視装置1は、LED回路7の替わりに、音声を発生する音源や圧電ブザーや液晶パネルやバイブレータ等を備え、これらを用いて火災の感知元を知らせるものとしてもよい。
また、本発明の実施例1に係る異常感知システムは、図4及び図5に示すように、集中監視装置1の替わりに火災感知器3を無線親機2に接続してもよい。この火災感知器3の構成は、火災感知器3−1〜3−nの構成と同様である。
また、本発明の実施例1に係る異常感知システムは、集中監視装置1により火災感知器3−1〜3−nを集中監視するために、同一システム内のすべての無線子機(無線子機4−1〜4−n)の識別符号を記憶した無線親機2を設置するものとしたが、火災感知器3−1〜3−nを集中監視する必要がない場合は、無線親機2を設置しなくてもよい。
次に、本発明の実施例1に係る異常感知システムの動作を図6を用いて詳細に説明する。ここでは、図2に示した異常感知システムにおいて、火災感知器3−1が火災を感知した場合を例に説明する。まず、火災感知器3−1は、火災を感知すると(ステップS1)、圧電ブザー17−1を鳴動させる(ステップS2)とともに無線子機4−1に感知信号を出力して火災発生を通知する(ステップS3)。無線子機4−1は、火災通知電文を無線親機2及び無線子機4−2〜4−nに対して、一斉に無線送信して火災発生を通知する(ステップS4)。
図8は無線親機2が火災通知電文を受信したときの動作を示すフローチャートである。図8に示すように、無線親機2は、火災通知電文を受信する(ステップS4−1)と、制御回路10は、受信した電文の相手局識別符号24と自局識別符号記憶回路12に記憶されている無線親機2の識別符号とを照合する(ステップS4−2)。電文の相手局識別符号24と無線親機2の識別符号とが一致した場合、受信した電文の自局識別符号25と相手局識別符号記憶回路13−1〜13−nに記憶されている無線子機4−1〜4−nの識別符号とを照合する(ステップS4−3)。電文の自局識別符号25と相手局識別符号記憶回路13−1〜13−nのいずれかに記憶されている識別符号とが一致した場合、電文の自局識別符号25から火災を感知した火災感知器(感知元)を特定する。制御回路10は、電文の火災感知データ26及び感知元を示す情報を集中監視装置1に出力して火災の感知元を通知する(ステップS4−4)。ステップS4−2において、電文の相手局識別符号24と無線親機2の識別符号とが一致しない場合及びステップS4−3において、電文の自局識別符号25が相手局識別符号記憶回路13−1〜13−nのいずれに記憶されている識別符号とも一致しない場合は、電文の受信を停止する(ステップS4−5)。
図9は無線子機4−2が火災通知電文を受信したときの動作を示すフローチャートである。図9に示すように、無線子機4−2は、火災通知電文を受信する(ステップS4−6)と、制御回路20−2は、受信した電文の相手局識別符号24と自局識別符号記憶回路22−2に記憶されている無線子機4−2の自局識別符号とを照合する(ステップS4−7)。電文の相手局識別符号24と自局識別符号記憶回路22−2に記憶されている識別符号とが一致しなかった場合、電文の相手局識別符号24と相手局識別符号記憶回路23−2に記憶されている識別符号とを照合する(ステップS4−9)。電文の相手局識別符号24と相手局識別符号記憶回路23−2に記憶されている識別符号とが一致した場合及びステップS4−7において電文の相手局識別符号24と自局識別符号記憶回路22−2に記憶されている識別符号とが一致した場合は、火災感知器3−2にブザー鳴動指示信号を出力する(ステップS4−8)。ステップS4−9において、電文の相手局識別符号24と相手局識別符号記憶回路23−2に記憶されている識別符号とが一致しなかった場合、電文の受信を停止する(ステップS4−10)。なお、他の無線子機(無線子機4−1、4−3〜4−n)が火災通知電文を受信したときも同様に動作する。
図8のステップS4−4で無線親機2から集中監視装置1に火災の感知元が通知された場合(図6のステップS5−1)、集中監視装置1は火災の感知元を表示する(ステップS6−1)。図9のステップ4−8で無線子機4−2〜4−nから火災感知器3−2〜3−nにブザー鳴動指示信号が出力された場合(図6のステップS5−2)、火災感知器3−2〜3−nは圧電ブザー17−2〜17−nを鳴動させる(ステップS6−2)。
図7は図5に示した異常感知システムにおいて、火災感知器3が火災を感知した場合の該火災感知システムの動作を示す図である。図7に示すように、まず、火災感知器3は、火災を感知すると(ステップS11)、圧電ブザー17を鳴動させる(ステップS12)とともに無線親機2に感知信号を出力して火災発生を通知する(ステップS13)。無線親機2は、火災通知電文を無線子機4−1〜4−nに対して、一斉に無線送信して火災発生を通知する(ステップS14)。無線子機4−1〜4−nは、火災発生が通知されると、図9に示した動作と同様に動作して、火災感知器3−1〜3−nにブザー鳴動指示信号を出力する(ステップS15)。火災感知器3−1〜3−nは圧電ブザー17−1〜17−nを鳴動させる(ステップS16)。
このように、本発明の実施例1に係る異常感知システムでは、複数の火災感知器3−1〜3−nと1対1対応で接続された無線子機4−1〜4−nは、無線親機2の識別符号(共通識別符号)を記憶する。複数の火災感知器の内のいずれかが火災を感知したときに、該火災感知器に接続された無線子機は、相手局識別符号24(無線親機2の識別符号)が付加された火災通知電文を無線送信し、他の無線子機は、相手局識別符号24が付加された火災通知電文を受信したときに、該無線子機に接続された火災感知器にブザー鳴動指示信号を出力して警報を発生させる。
このため、火災感知器3−1〜3−nのいずれかが火災を感知した場合に、無線親機2の識別符号が記憶された無線子機すべてに一斉に火災の発生を通知でき、同一システム内のすべての異常感知器に短時間で異常通知を行うことができる。
また、無線子機4−1〜4−nには、自局の識別符号及び無線親機2の識別符号(共通識別符号)のみを記憶させておけば良く、従来の異常感知システムのように通信するすべての無線機器の識別符号を記憶させる必要がないため、設置時の設定に手間がかからない。
また、本実施例では、無線親機2及び集中監視装置1を備えているので、複数の火災感知器を集中監視でき、複数の火災感知器の内のいずれかが火災を感知したときに、感知元がどこであるかを集中監視装置に表示させることができる。
また、複数の火災感知器は、無線子機を介して無線接続されているため、工事性を向上できるとともに工事費を低減することができる。
図10は本発明の実施例2に係る異常感知システムの構成を示すブロック図である。図10に示すように、実施例2の異常感知システムと実施例1の異常感知システムとは無線親機2aの制御回路10a及び無線子機4−1a〜4−naの制御回路20−1a〜20−naの機能が異なる。その他の構成は実施例1の異常感知システムの構成と同一であり、同一部分には同一符号を付し、その詳細は省略する。
無線子機4−1aの制御回路20−1aは、他の無線子機4−2a〜4−naから無線回路21−1を介して火災通知電文を受信すると、該火災通知電文の相手局識別符号24と相手局識別符号記憶回路23−1に記憶されている相手局識別符号とを照合する。また、制御回路20−1aは、電文の相手局識別符号24と相手局識別符号記憶回路23−1に記憶されている相手局識別符号とが一致した場合、I/F回路19−1を介して火災感知器3−1にブザー鳴動指示信号を出力するとともに無線親機2aに対して応答電文を無線送信する。応答電文は、図11に示すように、応答電文である旨を示す応答データ26aに、相手局識別符号記憶回路23−1に記憶されている相手局識別符号24及び自局識別符号記憶回路22−1に記憶されている自局識別符号25が付加された電文である。制御回路20−1aの火災通知電文を無線送信する動作は、実施例1の制御回路20−1の動作と同様であるため、重複する説明は省略する。なお、無線子機4−2a〜4−naの制御回路20−2a〜20−naの機能は制御回路20−1aの機能と同様である。
無線親機2aの制御回路10aは、無線子機4−1a〜4−naから無線回路11を介して火災通知電文を受信すると、該火災通知電文の相手局識別符号24と自局識別符号記憶回路12に記憶されている自局識別符号とを照合する。電文の相手局識別符号24と自局識別符号記憶回路12に記憶されている自局識別符号とが一致した場合は、電文の自局識別符号25と相手局識別符号記憶回路13−1〜13−nに記憶されている相手局識別符号とを照合する。電文の自局識別符号25と相手局識別符号記憶回路13−1〜13−nのいずれかに記憶されている相手局識別符号とが一致した場合は、電文の自局識別符号25から火災を感知した火災感知器(感知元)を特定して、火災感知データ26及び感知元を示す情報を、I/F回路9を介して集中監視装置1に出力する。
また、制御回路10aは、火災感知元以外の無線子機から無線送信された応答電文を受信し、応答電文の相手局識別符号24と自局識別符号記憶回路12に記憶されている自局識別符号とが一致し且つ応答電文の自局識別符号25と相手局識別符号記憶回路13−1〜13−nのいずれかに記憶されている相手局識別符号とが一致した場合は、応答電文の自局識別符号25から該応答電文を送信した無線子機を特定する。応答電文を送信した無線子機は、火災通知電文を正常に受信したものと判定される。制御回路10aは、無線子機4−1a〜4−naの内で、火災通知電文を無線送信した無線子機以外で且つ応答電文を無線送信しない無線子機に対して、制御回路10aが受信した火災通知電文を無線送信して火災発生を再通知する。
次に、本発明の実施例2に係る異常感知システムの動作を図12を用いて詳細に説明する。ここでは、図10に示した異常感知システムにおいて、火災感知器3−1が火災を感知した場合を例に説明する。まず、火災感知器3−1は、火災を感知すると(ステップS21)、圧電ブザー17−1を鳴動させる(ステップS22)とともに無線子機4−1aに感知信号を出力して火災発生を通知する(ステップS23)。無線子機4−1aは、火災通知電文を無線親機2a及び無線子機4−2a〜4−naに対して、一斉に無線送信して火災発生を通知する(ステップS24)。火災通知電文を正常に受信した無線子機4−2aは火災感知器3−2にブザー鳴動指示信号を出力して(ステップS25)、圧電ブザー17−2を鳴動させる(ステップS26)とともに無線親機2aに対して応答電文を無線送信する(ステップS27)。ステップS24で火災通知電文を正常に受信することができなかった無線子機4−naは応答電文を送信しない。無線親機2aは応答電文を送信しない無線子機4−naに対して火災通知電文を無線送信する(ステップS28)。無線子機4−naはステップS28で火災通知電文を正常に受信すると、火災感知器3−nにブザー鳴動指示信号を出力して(ステップS29)、圧電ブザー17−nを鳴動させる(ステップS30)とともに無線親機2aに対して応答電文を無線送信する(ステップS31)。
このように、本発明の実施例2に係る異常感知システムでは、無線子機は、相手局識別符号24が付加された火災通知電文を受信したときに、該無線子機に接続された火災感知器にブザー鳴動指示信号を出力して警報を発生させるとともに無線親機2aに対して応答信号を無線送信し、無線親機2aは、無線子機4−1a〜4−naの内で、火災通知電文を無線送信した無線子機以外で且つ応答信号を無線送信しない無線子機に対して、受信した火災通知電文を無線送信する。即ち、無線親機2aは、無線子機4−1a〜4−naが火災通知電文の受信を失敗した場合、受信を失敗した無線子機に対して火災通知電文を再送信する。このため、同一システム内のすべての異常感知器に短時間で且つ確実に異常通知を行うことができる。
本発明は、火災感知器、人感センサ、ガス漏れセンサ、漏電センサ等の異常感知器が複数台設けられて構成される異常感知システムとして利用可能である。
本発明の実施例1に係る異常感知システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る異常感知システムの集中監視装置、無線親機、無線子機及び火災感知器の構成を示すブロック図である。 火災通知電文の電文構成例を示す図である。 本発明の実施例1に係る異常感知システムの変形例を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る異常感知システムの変形例の無線親機、無線子機及び火災感知器の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る異常感知システムの通信手順を示す図である。 本発明の実施例1に係る異常感知システムの変形例の通信手順を示す図である。 無線親機が火災通知電文を受信したときの動作を示すフローチャートである。 無線子機が火災通知電文を受信したときの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る異常感知システムの集中監視装置、無線親機、無線子機及び火災感知器の構成を示すブロック図である。 応答電文の電文構成例を示す図である。 本発明の実施例2に係る異常感知システムの通信手順を示す図である。
符号の説明
1 集中監視装置
2 無線親機
3、3−1〜3−n 火災感知器
4−1〜4−n、4−1a〜4−na 電流検出部
5、10、10a、15−1〜15−n、20−1〜20−n、20−1a〜20−na 制御回路
7 LED回路
8、9、18−1〜18−n、19−1〜19−n I/F回路
11、21−1〜21−n 無線回路
12、22−1〜22−n 自局識別符号記憶回路
13−1〜13−n、23−1〜23−n 相手局識別符号記憶回路
16、16−1〜16−n 火災感知回路
17、17−1〜17−n 圧電ブザー
24 相手局識別符号
25 自局識別符号
26 火災感知データ
26a 応答データ

Claims (4)

  1. 異常を感知して警報を発生する複数の異常感知器と、
    前記複数の異常感知器と1対1対応で接続され、異常感知器が異常を感知したときに異常通知信号を無線送信する複数の無線機と、
    を有し、
    前記複数の無線機の各々は、
    前記複数の無線機に共通する識別情報である共通識別符号を記憶する共通識別符号記憶手段と、
    前記複数の無線機の内の自己の無線機に接続された異常感知器が異常を感知したときに、前記共通識別符号を付加した前記異常通知信号を、自己の無線機以外の他の無線機に無線送信し、自己の無線機以外の他の無線機から前記異常通知信号を受信したときに、前記異常通知信号に、前記共通識別符号記憶手段に記憶されている前記共通識別符号が付加されている場合は、自己の無線機に接続された異常感知器に警報を発生させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする異常感知システム。
  2. 異常を感知して警報を発生する複数の異常感知器と、
    前記複数の異常感知器と1対1対応で接続され、異常感知器が異常を感知したときに異常通知信号を無線送信する複数の無線子機と、
    前記無線子機と無線通信する無線親機と、
    を有し、
    前記複数の無線子機の各々は、
    前記無線親機及び前記複数の無線子機に共通する識別情報である共通識別符号を記憶する第1共通識別符号記憶手段と、
    前記複数の無線子機ごとに固有の識別情報である自局識別符号を記憶する自局識別符号記憶手段と、
    前記複数の無線子機の内の自己の無線子機に接続された異常感知器が異常を感知したときに、前記共通識別符号び前記自局識別符号を付加した前記異常通知信号を、自己の無線子機以外の他の無線子機及び無線親機に対して無線送信し、自己の無線子機以外の他の無線子機から前記異常通知信号を受信したときに、前記異常通知信号に、前記第1共通識別符号記憶手段に記憶されている前記共通識別符号が付加されている場合は、自己の無線子機に接続された異常感知器に警報を発生させる第1制御手段と、
    を備え、
    前記無線親機は、
    前記共通識別符号を記憶する第2共通識別符号記憶手段と、
    前記複数の無線子機すべての前記自局識別符号を記憶する子機識別符号記憶手段と、
    前記複数の無線子機から前記異常通知信号を受信したときに、前記異常通知信号に、前記第2共通識別符号記憶手段に記憶されている前記共通識別符号が付加されていて且つ前記異常通知信号に、前記子機識別符号記憶手段に記憶されている前記自局識別符号が付加されている場合は、前記異常通知信号に付加されている前記自局識別符号に基づいて前記異常通知信号を無線送信した無線子機を特定する第2制御手段と、
    を備えることを特徴とする異常感知システム。
  3. 前記無線親機に接続され、前記複数の異常感知器を集中監視する集中監視装置をさらに備え、
    前記無線親機の前記第2制御手段は、
    前記異常通知信号を無線送信した無線子機を特定したときに、異常感知元の異常感知器が前記複数の異常感知器の内のいずれであるかを示す情報を、前記集中監視装置に表示させることを特徴とする請求項2記載の異常感知システム。
  4. 前記複数の無線子機の各々の前記第1制御手段は、
    自己の無線子機以外の他の無線子機から前記異常通知信号を正常に受信した場合、前記異常通知信号に対する応答を示す応答信号に、前記自局識別符号を付加して、前記無線親機に無線送信し、
    前記無線親機の前記第2制御手段は、
    前記応答信号に、前記子機識別符号記憶手段に記憶されている前記自局識別符号が付加されている場合は、前記応答信号に付加されている前記自局識別符号により特定される無線子機が、前記異常通知信号を正常に受信したと判定し、前記異常通知信号を正常に受信したと判定されていない無線子機に対して、前記異常通知信号を無線送信することを特徴とする請求項2または請求項3記載の異常感知システム。
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