JPH03201197A - 無線式警報システム - Google Patents

無線式警報システム

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JPH03201197A
JPH03201197A JP34071089A JP34071089A JPH03201197A JP H03201197 A JPH03201197 A JP H03201197A JP 34071089 A JP34071089 A JP 34071089A JP 34071089 A JP34071089 A JP 34071089A JP H03201197 A JPH03201197 A JP H03201197A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、火災等の異常を監視する無線式警報システム
に関する。
[従来の技術] 従来、ビル等の建築現場における火災監視のため、火災
感知器を直接外付けした子器を警戒区域の天井側に設置
し、火災感知器から火災信号が得られた際には無線によ
り異常検出信号を親器に送信して異常を報知させる無線
式警報システムが提案されている。尚、子器は電池電源
を内蔵しており、必要な場所に自由に設置することがで
きる。
このような無線式警報システムにあっては、子器に例え
ば6つの周波数チャネルが割当てられており、送信時に
は先ず子器を受信状態として送信チャネルCHI〜CH
6の順番に順次キャリアセンスを行って他の子器で使用
されていない空チャネルを選択する。次に子器を送信状
態に切換え、キャリアセンスで選択された空チャネルを
使用して親器に異常検出情報を送信する。
一方、親器にあっては、子器と同じ6つの周波数チャネ
ルが割当てられ、常に6つのチャネルのキャリアセンス
を順次行っており、キャリアを検知すると検知チャネル
の受信状態に固定して子器からの送信信号を受信解読し
て異常状態を警報すする。
また、1台の親器に対しては例えば8台の子器を設ける
ことができ、子器毎に固有の個別アドレスを設定し、異
常検出信号と共に個別アドレスを送信している。このア
ドレス送信に対し親画側には子器の個別アドレスと同じ
アドレス設定が行われており、子器からの信号を受信す
ると、まずアドレス照合を行い、一致が得られた時に受
信情報を解読して警報するようにしている。
さらに、同一フロア等に8台を越える子器を設置する場
合には、1台の親器と最大8台の子器で1グループを構
成し、子器及び親器のそれぞれに個別アドレスに加えて
グループアドレスを設定し、グループ毎に同じ6チヤネ
ルを使用した送信であっても、混信することなくグルー
プ単位で監視できるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このようなグループアドレスを備えた従
来の無線式警報システムにあっては、同一グループに属
する親器及び子器で設定するグループアドレスは全て同
じアドレス番号であることから比較的設定ミスは少ない
。しかし、子器の個別アドレスについては、子器毎に異
なり、また親器では全ての子器アドレスを設定しなけれ
ばならないため、個別アドレスの設定ミスを生じ易く、
設定ミスがあった場合には、子器から異常検出情報が送
信されても、アドレス不一致により受信処理を行わず、
送信信号が無視されて警報できなくなる問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、アドレス設定ミス等のアドレス異常を親画側の受
信処理で判別して報知するようにした無線式警報システ
ムを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため本発明にあっては次のように構
成する。尚、実施例図面の符合を併せて示す。
まず本発明は、異常事態を検出する検出器10を接続し
、該検出器10からの異常検出信号に基づく情報を無線
送信する子器12と、該子器12から送信された信号を
受信解読して警報を行う親器14とを備えた無線式警報
システムを対象とする。
このような無線式警報システムにつき本発明にあっては
、前記子器12に、1台の親器と1又は複数台の子器を
1グループとしたグループアドレスを設定するグループ
アドレス設定手段18と、子器固有の個別アドレスを設
定する個別アドレス設定手段16と、異常検出信号等に
基づく情報と共に前記グループアドレス及び個別アドレ
スを送信する送信制御手段20とを設ける。
一方、前記親器14には、前記子器12から受信したグ
ループアドレスが予め設定したアドレスに一致するか否
か判別する第1アドレス判別手段70−1と、前記子器
12から受信した備別アドレが予め設定した複数の個別
アドレスのいずれかに一致するか否か判別する第2アド
レス判別手段70−2と、前記第1及び第27ドレス判
別手段70−1.70−2の両方からアドレス一致の判
別出力が得られた時に、受信情報を解読して結果を個別
表示する受信制御部72と、前記第1アドレス判別手段
70−1からグループアドレス一致の判別出力が得られ
ても、前記第2アドレス判別手段70−2から個別アド
レス一致の判別出力が得られなかった場合には、アドレ
ス障害を報知する障害判別手段120とを設けたもので
ある。
[作用] このような構成を備えた本発明の無線式警報システムに
よれば、親画及び又は子器で個別アドレスの設定ミスが
あると、異常検出時や定期通報時等の子器からの送信に
対する親画の受信動作でアドレス障害が判別されて警報
表示されることとなり、アドレス異常を知って適切に対
応することができる。
[実施例] 第1図は本発明の全体構成を示したシステム構成図であ
る。
第1図において、14−1〜14−mは親画であり、そ
れぞれ複数の子器12−1〜12−nを保有し、1台の
親画と複数台の子器で1グループを構成している。
子器12−1〜12−nのそれぞれには電源兼用信号線
100を介して火災感知器10が接続され、火災感知器
10が発報すると予め設定されたグループアドレス及び
個別アドレスと共に火災検出情報をアンテナ22から親
画14−1に対し送信する。
ここで子器12−1〜12−nには、例えば429MH
z帯の6つの送信チャネルCHI〜CH6が割り当てら
れており、送信に先立ってまず受信状態となって他の子
器で使用していない空きチャネルを検索するキャリアセ
ンス動作を行ない、空きチャネルを選択すると送信動作
に切り換わってグループアドレス及び個別アドレスと共
に火災検出情報を送信する。また子器12−1〜12−
nには一定時間毎、例えば9時間に1回定期通報を行な
う機能が設けられており、定常監視状態であっても9時
間に1回グループアドレス及び個別アドレスと共に定期
通報情報を親糸側に送信する定期通報動作が行なわれる
親画14−1〜14−m側には予めグループアドレスと
同一グループに属する複数の子器の各個別アドレスが設
定されている。親画14−1〜14−mは定常監視状態
にあっては子器側に割り当てられた送信チャネルCHI
〜CH6のキャリアセンスを順次繰り返しており、特定
のチャネルでキャリアを検知するとその受信状態に固定
して子器からの送信情報を受信する。子器からの受信情
報の処理は、まず子器から受信したグループアドレス及
び個別アドレスのそれぞれが親糸側に予め設定している
アドレスと一致するか否かのアドレス照合を行なう。グ
ループアドレス及び個別アドレスの一致が判別されると
受信情報を解読し、火災検出情報であれば警報表示を行
ない、一方、定期通報情報であれば定期通報の異常信号
を出力するタイマカウンタをクリアする。即ち、定期通
報にあっては子器側の異常で所定時間内に定期通報情報
が受信されなかった場合に、定期通報異常警報を出すよ
うになる。
更に本発明にあっては、親画14−1〜14−mで子器
からの送信信号を受信してアドレスを判別した際に、グ
ループアドレスの照合によりアドレス一致は得られたが
個別アドレスの照合でアドレス一致が得られなかった場
合には、餡別アドレスの設定に異常、例えば設定ミスが
あるもの′としてアドレス障害を報知する。アドレス障
害表示は親器14−1〜14−mに設けられているアド
レス障害表示器90で行なわれる。また親器14−1〜
14−mには火災個別表示器74−1.74−2が設け
られており、例えば1報目と2報目の火災発生を子器ア
ドレス等と共に個別表示できるようにしている。
第2図は本発明の子器の一実施例を示した実施例構成図
である。
第2図において、子器14にはCPU24が設けられ、
CPU24のプログラム制御により送信制御部20が構
成される。CPU24に対しては個別アドレス設定器1
6とグループアドレス設定器18が設けられる。グルー
プアドレス設定器18は1台の親器と1または複数台の
子器を1グループとしたグループアドレスを設定する。
個別アドレス設定器16は同一グループに属する子器固
有の個別アドレスを設定する。この個別アドレス設定器
16及びグループアドレス設定器18としては0〜9の
数値を表示したダイヤルを有するロータリー式のデイツ
プスイッチを使用することができる。
28は火災受信回路であり、火災感知器10が接続され
、火災感知器10が発報するとCPU24及び起動回路
30に対し受信出力を生ずる。受信出力を受けた起動回
路30は電源制御回路32を作動し、電池電源25より
CPU24に電源供給を行なってパワーオンスタートさ
せ、送信制御部20による送信動作が開始される。
送信制御部20による送信動作は、まず子器を受信状態
としてチャネルCHI〜CH6の中の空きチャネルを検
索するキャリアセンス処理を行ない、キャリアセンスで
空きチャネルが選択されると送信動作に切り換わって個
別アドレス及びグループアドレスと共に火災検出情報を
送信する。
更にCPU24に対しては不揮発メモリ35と定期通報
回路36が設けられる。不揮発メモリ35には郵政大臣
の認可を受けたシステム固有の呼出識別符号(IDコー
ド)が格納されており、電源オンによるCPU24のパ
ワーオンスタートで不揮発メモリ35の符号が読み、出
されて送信制御部20による送信動作の最初に呼出識別
符号を送信する。この呼出識別符号は電波法により、特
定小電力無線局にて無線の退出を行なう際に最初に送出
することか義務付けられている。尚、微弱電波等にあっ
ては他の適宜の伝送フォーマットを採用しうろことは勿
論である。定期通報回路36はタイマにより、例えば9
時間に1回定期通報出力をCPU24及び起動回路30
に出力し、CPU24のパワーオンスタートにより送信
制御部20を動作して個別アドレス及びグループアドレ
スと共に定期通報情報を送信させる。
CPU24の左側にはキャリアセンスのための受信回路
部と情報送信のための送信回路部が設けられる。
この送受信回路において、40はシンセサイザー回路で
あり、受信状態となるキャリアセンス時にあっては、チ
ャネルCH1〜CH6のいずれかの局部発振周波数f「
を発振し、キャリアセンス後の送信動作時にはヤネルC
HI〜CH6のいずれかのキャリア周波数flを発振す
る。シンセサイザー回路40はPLL回路42、VCO
(零圧制御発振器)44及びアンプ46で構成される。
VCO44の発振周波数はCPU24による分周比デー
タのセツティングで自由に変えることができる。尚、C
PU24は分周比データのセットによりPLL回路42
が予定した発振周波数にロックした状態のロック検出を
受けて正常動作を確認できるようにしている。
シンセサイザー回路40の出力は、信号切換器48を介
して送信回路50または受信側の高周波増幅/混合回路
54に与えられる。送信回路50の出力はアンテナ切換
器52を介してアンテナ22に与えられ、アンテナ切換
器52の他方は高周波増幅/混合回路54に入力される
。高周波増幅/混合回路54はキャリアセンスの際にシ
ンセサイザー回路40よりチャネルCHI〜CH6のい
ずれかの局部発振周波数frを受けて受信信号を周波数
変換し、中間周波数f1信号を出力する。
ここでチャネルCHIのキャリア周波数f目を429.
175MHz、高周波増幅/混合回路54から出力され
る中間周波数fiを21.7MHzとすると、チャネル
CHIのキャリアセンスの際にはシンセサイザー回路4
0より407.475MHzの局部発振周波数frが与
えられる。
中間周波増幅/混合回路56は21.7MHzの中間周
波信号を更に周波数変換して455KH2の中間周波信
号を出力する。このように高周波増幅/混合回路54と
中間周波増幅/混合回路56とで2回周波数変換を行な
う方式は、ダブルス−パーヘテロゲイン方式として知ら
れている。
中間周波増幅/混合回路56の出力はキャリア検出回路
58及びMSKモデム60に与えられる。
キャリア検出回路58はキャリア無し時のホワイトノイ
ズレベルに基づく閾値をもち、閾値以下でキャリア無し
の検出出力、閾値を越えるとキャリア有りの検出出力を
CPU24に与える。
MSKモデム60はデータビット1を例えば1200H
z、またデータビット0を例えば1800Hzに対応さ
せて変復調を行なう。即ち親画側から受信された周波数
信号はMSKモデム60でデータビット1または0に復
調されてCPU24に与えられる。またCPU24から
の送信データのデータビット1,0はMSKモデム60
で1200Hzまたは1800Hzの周波数信号に変換
されてシンセサイザー回路40に設けられたvC044
に与えられ、その時のキャリア周波数をMSK変調して
送信する。
62は電源切換回路であり、CPU24の制御のもとに
受信回路部及び送信回路部に対する電源供給をオン、オ
フして送信動作と受信動作を切り換える。即ち、CPU
24がパワーオンスタートした直後、受信回路部に対す
る電源供給をオンしてキャリアセンスを行ない、キャリ
アセンスにより空きチャネルが選択されると受信回路部
に対する電源供給をオフした後に送信回路部に対する電
源供給をオンして送信動作を行なわせる。即ち、この実
施例にあっては送信動作と受信動作の切換えを電源供給
のオン、オフにより行なう。従って信号切換器48及び
アンテナ切換器52は、電源供給により作動状態にある
回路部側を有効とするように切り換わる。
第3図は第2図の子器実施例で火災感知器10が発報し
た時の送信動作を示したタイミングチャートである。
火災感知器10が発報すると火災受信回路28の火災受
信出力により起動回路30が電源制御回路32を作動し
、電池電源25よりの電源供給でCPU24をパワーオ
ンスタートさせ、送信制御部20による送信動作を開始
させる。この送信動作は、まずPLL回路42にキャリ
アセンスのためにチャネルCHIの局部発振周波数を発
振させる分局比データをセットし、その後に電源切換回
路62により受信回路部に対する電源供給をオンして受
信動作状態とし、キャリア検出回路58の出力有無をチ
エツクする。キャリア検出出力が無ければチャネルCH
Iを空きチャネルとして選択し、一方、キャリア検出出
力が得られれば次のチャネルCH2のキャリアセンスに
切り換わる。尚、キャリアセンスは子器毎にランダムに
設定された遅延時間に亘って行なわれ、同時発報による
混信を防止できるようにしている。
キャリアセンスにより空きチャネルが選択されると、選
択された空きチャネルのキャリア周波数を発振するよう
にPLL回路42に対する分局比データのセットが行な
われ、次に電源切換回路62により送信回路部に対する
電源供給をオンする。
この送信動作は第3図に示すようにTl−8秒の送信期
間とT2=2秒の休止期間をもち、2秒の休止期間を終
了した時点で火災受信が継続していれば、再度キャリア
センスから同じ動作を繰り返す。
8秒の送信期間における1番最初には郵政大臣の認可を
受けたシステム固有の呼出識別符号(IDコード)を送
信する。この呼出識別符号は第4図に示すフォーマット
構成をもち、第4フレームの63ビツトの呼出識別符号
の不揮発メモリ35から読み出されてビット同期及びフ
レーム同期と共に送信される。
呼出識別符号の送信が終了すると、マーク及び伝送コー
ドが交互に複数回、例えば75回送信される。マークは
1が連続したデータであり、伝送コードは例えば第5図
に示すフレーム1〜4の4フレームで構成される。
第5図において、フレーム1〜4の最初のスタートビッ
ト0及び最後のストップビット1はフレーム同期をとる
ために設けられる。スタートビットに続く8ビツトがデ
ータエリアであり、フレーム1にはグループアドレス(
上位)が設定され、フレーム2には偲別アドレスとグル
ープアドレス(下位)が設定され、フレーム3には警報
信号が設定される。最後のフレーム4のデータエリアは
水平パリティビットであり、フレーム1〜3の同一ビッ
ト位置の和が例えば奇数となるようにパリティビットを
設定する。
フレーム1〜4のデータエリアに続くパリティビットは
フレーム毎のパリティチエツクに用いられる。尚、定期
通報の際にはフレーム3の警報信号が定期通報情報とな
る。
第6は本発明の親画の一実施例を示した実施例構成図で
ある。
第6図において親画14には、CPU64が設けられ、
CPU64のプログラム制御によりアドレス判別部70
及び受信制御部72が構成される。
まずCPtJ64に対しては、グループアドレス設定器
66と個別アドレス設定器68が設けられ、1つのグル
ープアドレスと同一グループに属する複数の子器の個別
アドレスが設定される。
CPU64に対しては、アンテナ74、受信回路76、
MSKモデム78及びシンセサイザー回路80で成る受
信回路部が設けられる。この受信回路部は第2図に示し
た子器の送受信回路における送信回路部側を除いた回路
構成と同じである。
CPU64の受信制御部72はシンセサイザー回路80
に対するチャネルCHI〜CH6の局部発振周波数を順
次発振するための分周比データのセツティング切換えに
より受信回路76でチャネルCHI〜CH6のキャリア
センスを順次繰り返し行なっている。受信回路76から
キャリアセンス出力が得られると、シンセサイザー回路
80に対する分周比データのセットを固定し、キャリア
センスが行なわれたチャネルの受信状態に固定し、MS
Kモデム78よりデータビット1,0に変換された受信
データを取り込む。受信データを取り込んだ受信制御部
72は受信したグループアドレス及び個別アドレスをア
ドレス判別部70に与え、アドレス照合処理を行なう。
第7図は第6図のアドレス判別部70を機能ブロックで
示した実施例構成図である。
第7図において、100,102.106はレジスタ、
108はメモリテーブル、104.112は比較器、1
14はANDゲート、120は一方が反転入力のAND
ゲート116で構成される障害判別部である。
第7図において、第1判別部70−1はレジスタ100
に格納された受信グループアドレスとレジスタ102に
格納されている設定グループアドレスとを比較器104
で比較し、両者が一致すればHレベル出力を生ずる。
第2判別部70−2はレジスタに格納された受信側個別
アドレス106とメモリテーブル108に格納された複
数の個別アドレス1〜nを1つずつマルチプレクサ11
0で取り出して比較器112で比較し、両者が一致する
とHレベル出力を生ずる。尚、アドレス判別は第1判別
部70−1の処理を最初に行ない、次に第2判別部70
−2の処理を行なう。
比較器104,112の出力はANDゲート114に与
えられ、グループアドレス及び個別アドレスの両方の一
致出力が得られた時にANDゲート114はアドレス一
致となるHレベル出力を第6図の受信制御部に与え、こ
のANDゲート114からのHレベル出力を受けて受信
制御部72は受信データ、即ち第5図に示したフレーム
3のデータエリアの解読処理を行なう。
一方、障害判別部120に設けたANDゲート116の
一方にはグループアドレス側の比較器104の出力がそ
のまま入力されると共に個別アドレス側の比較器112
の出力が反転入力されている。従ってANDゲート11
6は、グループアドレスの一致でHレベル出力が得られ
、一方、個別アドレスの判別で不一致出力としてLレベ
ル出力が得られた時、アドレス障害表示のためのHレベ
ル出力を生ずる。
再び第6図を参照するに、CPU64に対しては表示回
路75を介して火災個別表示器74−1゜74−2、ア
ドレス障害表示器90及び火災表示灯77が設けられて
いる。火災個別表示器74−1、 74−*は第7図の
アドレス判別でグループアドレス及び個別アドレスの両
方の一致出力が得られた時の受信制御部72の受信情報
の解読結果に応じ火災検出が行なわれれた、例えば子器
アドレスを個別表示し、同時に火災表示灯77を点灯し
、更に不図示の警報ブザーを鳴動する。尚、親器14は
移報回路86を介して信号線路82により火災報知設備
等の受信機84に移報出力を行なうことができ、受信機
84側でも火災警報を出すことができる。
アドレス障害表示器90は第7図の障害判別部120で
アドレス障害、即ちグループアドレスは一致したが個別
アドレスが不一致な場合、アドレス障害表示を行なう。
親器14において、アドレス障害表示器90にアドレス
障害表示が行なわれたならば、その時、送信動作を行な
っている子器における個別アドレスの設定にミスがある
か、子器側の個別アドレスの設定が正しければ親器14
における個別アドレスの設定にミスがあることとなり、
アドレス障害表示に応じて個別アドレスのチエツクを行
なって正しいアドレスに直す。
このようなアドレス障害表示は感知器発報による警報受
信時ではなく、第2図に示した定期通報回路36からの
9時間に1回行なわれる定期通報の受信動作において、
通常は行なわれることになる。
尚、上記の実施例にあっては子器に火災感知器を接続し
た場合を例にとるものであったが、これ以外にガス漏れ
検出器や侵入者検出器等の適宜の異常検出器を接続して
もよい。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、親器及びまた
子器で個別アドレスの設定ミスやアドレス設定回路に異
常があると、異常検出時や定期通報時等の子器からの送
信に対する親器の受信動作でアドレス障害が判別されて
報知されることとなり、アドレス異常を知って適切に対
応することで信頼性の高い警報システムを構築すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステム構成図; 第2図は本発明の子器の実施例構成図:第3図は本発明
の子器の送信タイミングチャート;第4図は本発明の子
器から送信する呼出識別符号のフォーマット構成図; 第5図は本発明の子器から送信される伝送コードのフォ
ーマット構成図: 第6図は本発明の親器の実施例構成図;第7図は本発明
の親器におけるアドレス判別部の実施例構成図である。 図中、 10:火災感知器 12.12−1〜12−n:子器 14−1〜14−m:親器 16:個別アドレス設定器 18ニゲループアドレス設定器 20:送信制御部 22.74:アンテナ 24.64:CPU 25:電池電源 28:火災受信回路 30:起動回路 32:電源制御回路 35:不揮発メモリ(!EFROM) 36:定期通報回路 40.80:シンセサイザー回路 44:VCo 46:アンプ 48:信号切換器 50:送信回路 52:アンテナ切換器 54:高周波増幅/混合回路 56:中間周波増幅/混合回路 8:キャリア検出回路 0.78:MSKモデム 2;電源切換回路 6:グループアドレス設定器 8:個別アドレス設定器 0ニアドレス判別部 0−1:第1アドレス判別部 0−2:第2アドレス判別部 2:受信制御部 4−1.74−2:火災個別表示器 5:表示回路 6:受信回路 4:受信機 6:移報回路 0ニアドレス障害表示器 00.102,106:レジスタ 04.112:比較器 08:メモリテーブル 110:マルチプレクサ 114.116:ANDゲート 120:障害判別部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、異常事態を検出する検出器を接続し、該検出器から
    の異常検出信号に基づく情報を無線送信する子器と、該
    子器から送信された無線信号を受信解読して警報を行う
    親器とを備えた無線式警報システムに於いて、 前記子器に、1台の親器と1又は複数台の子器を1グル
    ープとしたグループアドレスを設定するグループアドレ
    ス設定手段と、子器固有の個別アドレスを設定する個別
    アドレス設定手段と、前記情報と共に前記グループアド
    レス及び個別アドレスを送信する送信制御手段とを設け
    、 前記親器には、前記子器から受信したグループアドレス
    が予め設定したアドレスに一致するか否か判別する第1
    アドレス判別手段と、前記子器から受信した個別アドレ
    スが予め設定した複数の個別アドレスのいずれかに一致
    するか否か判別する第2アドレス判別手段と、前記第1
    及び第2アドレス判別手段の両方からアドレス一致の判
    別出力が得られた時に受信情報を解読して結果を個別表
    示する受信制御手段と、前記第1アドレス判別手段から
    グループアドレス一致の判別出力が得られても、前記第
    2アドレス判別手段から個別アドレス一致の判別出力が
    得られなかった場合にアドレス障害を報知する障害判別
    手段とを設けたことを特徴とする無線式警報システム。
JP34071089A 1989-12-28 1989-12-28 無線式警報システム Expired - Lifetime JP2840346B2 (ja)

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JP2006331096A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Toshiba Corp 異常感知システム
JP2015191354A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 新コスモス電機株式会社 警報システム
CN110661586A (zh) * 2019-10-16 2020-01-07 湖南科大天河通信股份有限公司 一种警报通讯方法及其系统
CN110661586B (zh) * 2019-10-16 2024-05-14 湖南科大天河通信股份有限公司 一种警报通讯方法及其系统

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