JP2009197478A - スリーブ形成シート及び貫通部構造の形成方法 - Google Patents

スリーブ形成シート及び貫通部構造の形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シート本体を貫通孔内に確実に位置決めすることができるとともに、厚さの異なる防火区画部に対応することができるスリーブ形成シート及び貫通部構造の形成方法を提供する。
【解決手段】スリーブ形成シート20は、防火中空壁Wに貫通部構造Tを形成するために熱膨張性耐火材15の外側に配設される。スリーブ形成シート20は、間仕切り壁11の周壁面11bに沿うように円筒状に成形可能であり、かつ貫通孔14に向けた空洞部12の開口全体を閉鎖可能な大きさに形成された矩形シート状のシート本体21を有する。また、スリーブ形成シート20は、周壁面11bに沿って配設されたシート本体21を貫通孔14内に位置決めするため間仕切り壁11の壁面11cに固着される位置決め片22をシート本体21の長辺方向に延びる両端縁に有する。位置決め片22はその長さ方向におけるいずれの位置からも折り曲げ可能に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、貫通孔内における配線・配管材の周囲に熱膨張性耐火材が設けられてなる貫通部構造を形成するために熱膨張性耐火材の外側に配設されるスリーブ形成シート及びスリーブ形成シートを用いた貫通部構造の形成方法に関する。
例えば、空洞部を有する防火区画壁(中空壁)に配線・配管材を貫通させるため、防火区画壁には厚み方向に貫通する貫通孔が形成されている。この防火区画壁には、一方の壁表側で火災等が発生したとき、貫通孔を経由して他方側に火炎、煙、有毒ガスが流入するのを阻止するための貫通部構造が設けられている。すなわち、貫通部構造は、火災等の発生時、貫通孔と配線・配管材の間を閉鎖することで、火炎、煙、有毒ガスの他方側への流入を阻止するようになっている。このような貫通部構造としては、例えば、特許文献1に開示されるものが挙げられる。
特許文献1の防火区画貫通部構造は、配線・配管材の貫通孔部分の外周に位置し、内周に熱膨張性材料からなるテープ状膨張体を積層したスリーブと、このスリーブと貫通孔との間隙を塞ぐ充填材とを備えてなる。そして、一方の壁表側で火災等が発生すると、配線・配管材は加熱され熱変形又は焼失するが、テープ状膨張体が熱膨張することにより、配線・配管材の熱変形又は焼失によって生じた空隙を閉塞する。よって、熱膨張したテープ状膨張体により、火炎、煙、有毒ガス等の他方側への流入を阻止することができる。また、テープ状膨張体の外周にスリーブが設けられることにより、テープ状膨張体が熱膨張したとき、防火区画壁の空洞部に向けてテープ状膨張体が膨張することが防止され、空隙を確実に閉塞することができる。
特開2004−232452号公報
ところで、特許文献1の防火区画貫通部構造において、スリーブは、鉄板を丸めてから貫通孔に挿入されており、鉄板が自身の弾性により貫通孔内で広がって貫通孔の内面に圧接することで鉄板が貫通孔内に位置決めされている。このため、スリーブの貫通孔内での位置決め力が弱く、スリーブが貫通孔内で移動したり、貫通孔から脱落する虞があった。また、防火区画壁の厚さは建築物によって異なる。このため、特許文献1の貫通部構造を形成するには、防火区画壁の厚さに合わせて複数種類のスリーブを製作する必要があり、さらに、貫通部構造を形成する際には防火区画壁の厚さに適合したスリーブを複数種類の中から選択しなければならない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、シート本体を貫通孔内に確実に位置決めすることができるとともに、厚さの異なる防火区画部に対応することができるスリーブ形成シート及び貫通部構造の形成方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、防火区画部を厚み方向に貫通する貫通孔に配線・配管材が挿通されるとともに、前記貫通孔内における前記配線・配管材の周囲に熱膨張性耐火材が設けられてなる貫通部構造を形成するために前記熱膨張性耐火材の外側に配設されるスリーブ形成シートであって、前記貫通孔を形成する前記防火区画部の周面に沿うように筒状に成形可能に形成されたシート本体を有するとともに、前記周面に沿って配設された前記シート本体を前記貫通孔内に位置決めするため前記防火区画部の表面に固着される位置決め片を前記シート本体に有し、前記位置決め片が、該位置決め片の長さ方向におけるいずれの位置からも折り曲げ可能に形成されていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスリーブ形成シートにおいて、前記シート本体及び位置決め片は、不燃材料又は難燃材料より形成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のスリーブ形成シートにおいて、前記位置決め片には、粘着面が設けられていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のスリーブ形成シートにおいて、前記位置決め片は多数設けられていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、防火区画部を厚み方向に貫通する貫通孔に配線・配管材が挿通されるとともに、前記貫通孔内における前記配線・配管材の周囲に熱膨張性耐火材が設けられ、前記熱膨張性耐火材の外側にスリーブ形成シートが配設されてなる貫通部構造の形成方法であって、前記スリーブ形成シートがシート本体を有するとともに、前記シート本体に位置決め片を有しており、前記シート本体を、前記貫通孔を形成する前記防火画部の周面に沿うように筒状に成形して配設し、前記防火画部の表面と周面との境界から前記位置決め片を折り曲げ、折り曲げた位置決め片を前記防火区画部の表面に固着して前記シート本体を前記貫通孔内に位置決めし、前記シート本体と配線・配管材との間に熱膨張性耐火材を充填することを要旨とする。
本発明によれば、シート本体を貫通孔内に確実に位置決めすることができるとともに、厚さの異なる防火区画部に対応することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
図1に示すように、防火区画部としての防火中空壁Wは、複数本の軽量形鋼材10(図1では軽量形鋼材10を一本だけ図示)と、軽量形鋼材10を挟むようにして立設された区画部材としての複数対の間仕切り壁(石膏ボード)11とから構築されている。軽量形鋼材10を挟んで相対向する間仕切り壁11同士の間には空洞部12が形成されている。防火中空壁Wは、軽量形鋼材10の太さを変更し、防火中空壁Wの厚み方向に沿った空洞部12の幅を変更することにより、防火中空壁Wの厚さが変更されるようになっている。防火中空壁Wには、配線・配管材13を貫通させるための貫通孔14が、防火中空壁Wの厚み方向に貫通して形成されている。貫通孔14は、各間仕切り壁11に形成された円孔状の透孔11aと空洞部12とが、防火中空壁Wの厚み方向に繋がることで形成されている。
そして、防火中空壁Wは、両透孔11a及び空洞部12を介して防火中空壁Wに配線・配管材13を挿通可能としている。配線・配管材13とは、建築物内に配設される配線(制御用ケーブル、同軸ケーブル、光ケーブル等)及び配管材(合成樹脂製可撓電線管、鋼製電線管等)の総称のことである。
図1及び図2に示すように、防火中空壁Wに形成される貫通部構造Tは、貫通孔14に配線・配管材13が挿通されるとともに、貫通孔14内における配線・配管材13の周囲に熱膨張性耐火材15が設けられ、さらに、熱膨張性耐火材15の外側に、スリーブとして機能するスリーブ形成シート20が配設されてなるものである。貫通部構造Tを形成する熱膨張性耐火材15は、直方体状に形成されている。そして、図1に示すように、熱膨張性耐火材15は、直方体状に形成されたブロック体15a全体が、四角箱状をなす熱膨張性耐熱材製の外装部材15b内に収容されて形成されている。すなわち、ブロック体15aは外装部材15bによって全体が包まれることにより、外装部材15bから脱落不能になっており、ブロック体15aと外装部材15bは分離不能に一体化されている。
ブロック体15aは、セラミックウール、ロックウール等の不燃材料によって直方体状に形成されるとともに、ブロック体15a自身はクッション性を有し、所要の弾性を有する。すなわち、ブロック体15aは圧縮変形可能であるとともに、圧縮変形した状態から原形状に復帰可能である。
外装部材15bは、難燃性の熱膨張性耐熱材よりなる。この熱膨張性耐熱材は、120℃以上の熱を受けると体積が加熱前の3倍以上に膨張する膨張材を混入し所定形状に成形した(成形工程を経た)ゴム(熱膨張性ゴム)に、加硫工程を経てなるものである。なお、加硫工程とは、成形工程を経た熱膨張ゴムに熱を加え、加硫(架橋)反応や接着反応を起こさせる工程である。そして、加硫工程を経ることで熱膨張性耐熱材を四角箱状の外装部材15bに成形することが可能となるとともに、外装部材15bにゴム性を付与することが可能となる。
次に、スリーブ形成シート20について詳細に説明する。スリーブ形成シート20全体は、火災等の発生時、熱膨張性耐火材15が膨張するまでの間に焼失してしまうことがないよう不燃材料(本実施形態ではガラスクロス)によって形成されている。スリーブ形成シート20は、貫通孔14を形成する防火中空壁Wの周面としての間仕切り壁11の周壁面11bに沿って変形可能となるように可撓性を有している。また、スリーブ形成シート20は、貫通孔14内に配設された状態で多数の熱膨張性耐火材15を支持したとき、破れることがなく、熱膨張性耐火材15が膨張して押圧されても破れることがないように所要の強度を有している。
図3に示すように、スリーブ形成シート20は、矩形シート状に形成されたシート本体21を有するとともに、シート本体21の長辺方向に延びる両端縁に多数の位置決め片22を有する。スリーブ形成シート20(シート本体21)の長辺方向に沿った長さL1は675mmであり、シート本体21の短辺方向に沿った長さL2は100mmである。スリーブ形成シート20(シート本体21)の長さL1は、シート本体21を貫通孔14内に配設したとき、貫通孔14に向けた空洞部12の開口全体をシート本体21で閉鎖できるように、貫通孔14の周長より長くなっている。また、シート本体21の長さL2は、建築基準法で認定される防火中空壁Wの厚さ(100mm以上)の最小値(100mm)と同じとなっている。また、シート本体21の長さL2は、複数種類存在する軽量形鋼材10の太さ以上に設定されている。このため、シート本体21によって貫通孔14に向けた空洞部12の開口全体を閉鎖できるようになっている。
位置決め片22は、その長さ方向に沿った長さL3が50mmとなっている。そして、位置決め片22は長さ方向におけるいずれの位置からも折り曲げ可能になっている。スリーブ形成シート20の短辺方向に沿った長さ、すなわち、シート本体21の短辺方向に沿った長さL2と、位置決め片22の長さ方向に沿った長さL3との和(200mm)は、建築基準法で認定される防火中空壁Wの厚さ(100mm以上)より長くなっている。また、位置決め片22の一面には粘着剤が塗布されるとともに、粘着剤によって位置決め片22には粘着面22aが設けられている(図3参照)。
なお、図3に示すように、スリーブ形成シート20の未使用時には、粘着面22aには剥離紙23が貼着されているとともに、剥離紙23によって粘着面22aが覆われている。剥離紙23は、位置決め片22の粘着面22a、及びシート本体21の両長辺側の側縁部を覆うように貼着されている。また、スリーブ形成シート20の長辺方向に隣り合う位置決め片22同士の間には、位置決め片22を形成するために入れられた切れ込みが存在するだけであるため、多数の位置決め片22はシート本体21の長辺方向に連続して設けられるとともに、位置決め片22同士の間には間隙が形成されていない。
上記構成のスリーブ形成シート20は、所定の矩形状に形成したガラスクロスを加工することによって製造される。すなわち、ガラスクロスの両長辺側に、ガラスクロスの短辺方向に沿って60mmの幅で粘着剤を塗布して粘着面22aを形成するとともに、粘着面22a全体を覆うように剥離紙23をガラスクロスに貼着しておく。なお、剥離紙23の長辺方向に沿った長さはガラスクロス(スリーブ形成シート20)の長辺方向に沿った長さL1と同じであり、剥離紙23の短辺方向に沿った長さL4(60mm)は、位置決め片22の長さ方向に沿った長さL3(50mm)より長くなっている。
そして、ガラスクロス及び剥離紙23の両長辺側に、ガラスクロスの短辺方向に沿って50mmの深さで多数の切り込みを入れることで、多数の位置決め片22を形成すると同時にシート本体21を形成してスリーブ形成シート20が製造されている。なお、剥離紙23には、その両長辺側から切り込みが入れられるが、剥離紙23は短辺方向に沿った全体が切断されず、切り込み先では繋がっており剥離紙23は複数に分割されていない。
次に、スリーブ形成シート20を用いた貫通部構造Tの形成方法について説明する。貫通部構造Tを形成する際、厚さの異なる2種類の防火中空壁Wであっても1つのスリーブ形成シート20で貫通部構造Tを形成することができる。
まず、厚さが100mmの防火中空壁Wに貫通部構造Tを形成する場合について説明する。
図4(a)及び図4(b)に示すように、スリーブ形成シート20を貫通孔14内に挿入し、シート本体21を両間仕切り壁11の周壁面11bに沿わせて円筒状に成形する。このとき、位置決め片22の粘着面22a(剥離紙23)がスリーブ形成シート20の外周面に露出するように、シート本体21の成形向きを考慮する。また、スリーブ形成シート20(シート本体21)の長さL1を貫通孔14の周長に合わせ、スリーブ形成シート20における余長部を切断除去する。
ここで、防火中空壁Wの厚さ(100mm)は、シート本体21の長さL2(100mm)と同じである。このため、シート本体21の短辺と、防火中空壁Wの厚さとが合うようにシート本体21を貫通孔14内に配設すると、シート本体21の長辺方向に延びる両端縁は、防火中空壁Wの表面としての各間仕切り壁11の壁面11cと、各間仕切り壁11の周壁面11bとの境界上に位置する。また、スリーブ形成シート20の短辺方向に沿った長さは200mmであり、防火中空壁Wの厚さは100mmである。このため、シート本体21を貫通孔14内に配設したとき、位置決め片22が防火中空壁Wの両壁面11cから必ず突出するとともに、位置決め片22を壁面11cに向けて折り曲げ可能となる。
次いで、粘着面22aから剥離紙23を除去して粘着面22aを露出させるとともに、防火中空壁Wの両壁面11cから突出した位置決め片22を、各間仕切り壁11の壁面11cと、間仕切り壁11の周壁面11bとの境界から折り曲げる。このとき、位置決め片22は、その基端から折り曲げられることとなる。そして、折り曲げた位置決め片22の粘着面22aを間仕切り壁11の壁面11cに貼着(固着)する。すると、シート本体21が貫通孔14内に移動不能に位置決めされるとともに、シート本体21によって、貫通孔14に向けた空洞部12の開口全体が閉鎖される。
一方、図5(a)及び図5(b)に示すように、軽量形鋼材10の太さが、厚さ100mmの防火中空壁Wに用いられたものより太く、厚さが100mmより長い防火中空壁W(115mm)に貫通部構造Tを形成する場合は、まず、スリーブ形成シート20を貫通孔14内に挿入する。次いで、シート本体21を両間仕切り壁11の周壁面11bに沿わせて円筒状に成形する。このとき、位置決め片22の粘着面22a(剥離紙23)がスリーブ形成シート20の外周面に露出するように、シート本体21の成形向きを考慮する。また、スリーブ形成シート20(シート本体21)の長さL1を貫通孔14の周長に合わせ、スリーブ形成シート20における余長部を切断除去する。
ここで、防火中空壁Wの厚さ(115mm)は、シート本体21の長さL2(100mm)より長い。このため、シート本体21の短辺が、防火中空壁Wの厚さ内に収まるようにシート本体21を貫通孔14内に配設すると、シート本体21の長辺方向に延びる両端縁は、各間仕切り壁11の壁面11cと、各間仕切り壁11の周壁面11bとの境界よりも貫通孔14の内寄りに位置する。また、スリーブ形成シート20の短辺方向に沿った長さは200mmであり、防火中空壁Wの厚さは115mmである。このため、シート本体21を貫通孔14内に配設したとき、位置決め片22が防火中空壁Wの両壁面11cから必ず突出するとともに、位置決め片22を壁面11cに向けて折り曲げ可能となる。
次いで、粘着面22aから剥離紙23を除去して粘着面22aを露出させるとともに、防火中空壁Wの両壁面11cから突出した位置決め片22を、各間仕切り壁11の壁面11cと、間仕切り壁11の周壁面11bとの境界から折り曲げる。このとき、位置決め片22は、その基端よりも先端側から折り曲げられることとなる。そして、折り曲げた位置決め片22の粘着面22aを間仕切り壁11の壁面11cに貼着(固着)する。すると、シート本体21が貫通孔14内に移動不能に位置決めされるとともに、シート本体21によって、貫通孔14に向けた空洞部12の開口全体が閉鎖される。
その後、いずれの厚さの防火中空壁Wにおいても同様の手順により貫通部構造Tが形成される。すなわち、図2に示すように、貫通孔14内に配線・配管材13を挿通する。そして、シート本体21と配線・配管材13との間に形成された空隙に熱膨張性耐火材15を充填する。熱膨張性耐火材15同士の間に隙間ができないように熱膨張性耐火材15を充填すると、防火中空壁Wに貫通部構造Tが形成される。
さて、防火中空壁Wに貫通部構造Tが形成された建築物において、防火中空壁Wの一方の壁表側で火災等が発生し、配線・配管材13が燃焼したとする。このとき、配線・配管材13の外面に圧接するのは熱膨張性耐火材15の外装部材15bとなっている。そして、外装部材15bは難燃性の熱膨張性耐熱材よりなる。このため、熱によって外装部材15bが即座に焼失してしまうことはなく、熱を受けて膨張する。また、ブロック体15aは不燃性を有する材料より形成されているため、外装部材15bが膨張したとき、ブロック体15aは燃焼することがない。
また、シート本体21は不燃材料よりなるため、火災等の熱を受けても焼失することはなく、熱膨張性耐火材15が膨張するまで熱膨張性耐火材15を支持するとともに、貫通孔14に向けた空洞部12の開口全体を閉鎖し続ける。そして、加熱された外装部材15bは配線・配管材13に向けて膨張するとともに隣接する外装部材15b同士が接合して複数の熱膨張性耐火材15が一つの塊状となる。
このとき、貫通孔14に向けた空洞部12の開口全体は、スリーブ形成シート20のシート本体21によって閉鎖されている。このため、スリーブ形成シート20がスリーブとして機能し、熱膨張性耐火材15が空洞部12に向けて膨張することが阻止される。その結果、熱膨張性耐火材15は配線・配管材13に向けて膨張し、配線・配管材13が膨張した熱膨張性耐火材15によって押し潰される。すると、膨張した熱膨張性耐火材15によって、配線・配管材13とシート本体21との間が密封閉鎖され、配線・配管材13と周壁面11bとの間が火炎、熱、煙、有毒ガスの経路となり、防火中空壁Wの他方の壁表側へ火炎、熱、煙、有毒ガスが伝わることが防止される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)スリーブ形成シート20は、シート本体21及び位置決め片22を有し、シート本体21を間仕切り壁11の周壁面11bに沿って円筒状に配設した状態で位置決め片22を折り曲げて間仕切り壁11の壁面11cに貼着(固着)することができる。よって、位置決め片22の壁面11cへの貼着により、シート本体21を移動不能に貫通孔14内に確実に位置決めすることができる。その結果として、シート本体21によって、空洞部12における貫通孔14への開口を確実に閉鎖することができる。
(2)スリーブ形成シート20は、シート本体21及び位置決め片22を有し、位置決め片22は、その長さ方向におけるいずれの位置からも折り曲げ可能に形成されている。そして、防火中空壁Wの厚さが異なっても、位置決め片22の折り曲げ位置を変更することにより、位置決め片22を間仕切り壁11の壁面11cに貼着して、シート本体21を貫通孔14内に位置決めすることができる。よって、1タイプのスリーブ形成シート20であっても、厚さの異なる複数の防火中空壁Wに貫通部構造Tを形成することができる。その結果として、防火中空壁Wの厚さ毎に長さの異なる複数種類のスリーブを必要とし、貫通部構造Tを形成する際に、スリーブを複数種類の中から選択する必要がある場合に比して、貫通部構造Tを容易に形成することができる。
(3)シート本体21は不燃材料としてのガラスクロスより形成されている。このため、シート本体21が熱により焼失してしまうことを防止することができ、熱膨張性耐火材15が膨張しきるまで、貫通孔14に向けた空洞部12の開口全体をシート本体21で閉鎖し続けることができる。よって、スリーブ形成シート20によって熱膨張性耐火材15が貫通孔14内から空洞部12内へ膨張することを阻止し、熱膨張性耐火材15を配線・配管材13に向けて膨張させることができ、配線・配管材13を熱膨張性耐火材15によって確実に押し潰すことができる。
(4)位置決め片22の一面には粘着剤が塗布され粘着面22aが形成されている。このため、位置決め片22を間仕切り壁11の壁面11cに容易に貼着することができ、シート本体21を貫通孔14内に位置決めする作業を容易に行うことができる。
(5)位置決め片22は、シート本体21の長辺方向に沿って多数形成されている。このため、スリーブ形成シート20において、間仕切り壁11の壁面11cへの貼着面積を大きく確保することができ、シート本体21を貫通孔14内に確実に位置決めすることができる。
(6)シート本体21の短辺方向に沿った長さL2は、建築基準法で認定された防火中空壁Wの厚さの最小値と同じになっている。このため、建築基準法で認定された防火中空壁Wに貫通部構造Tを形成する際には、シート本体21が貫通孔14内から壁表や壁裏側へ突出することがなく、防火中空壁Wの外観の低下を防止することができる。また、建築基準法で認定された防火中空壁Wの厚さは、シート本体21の短辺方向に沿った長さL2以上となるため、防火中空壁Wの厚さに合わせてシート本体21を切断して長さL2を調整する必要がなく貫通部構造Tの形成作業を簡単に行うことができる。
(7)シート本体21はガラスクロスよりなり、金属材料と異なり容易に変形させることができる。よって、シート本体21を、貫通孔14を形成する間仕切り壁11の周壁面11bに沿うように配設する作業を容易に行うことができる。
(8)スリーブ形成シート20の短辺方向に沿った長さ(シート本体21の短辺方向に沿った長さL2と、位置決め片22の長さ方向に沿った長さL3との和)は、防火中空壁Wの厚さより長くなっている。このため、貫通孔14に向けた空洞部12の開口全体を閉鎖するようにシート本体21を周壁面11bに沿わせて配設した状態では、位置決め片22を貫通孔14外へ必ず突出させることができる。このため、位置決め片22を折り曲げて、粘着面22aを壁面11cに貼着することができる。
(9)位置決め片22は、シート本体21の長辺方向に連続して多数形成されるとともに、シート本体21の長辺方向に隣り合う位置決め片22同士の間には間隙が形成されていない。このため、位置決め片22を折り曲げても、位置決め片22同士の間に大きな隙間が形成されることが防止される。
(10)スリーブ形成シート20(シート本体21)の長さL1は、貫通孔14の周長より長くなっているとともに、スリーブ形成シート20はガラスクロスよりなり容易に切断可能になっている。このため、スリーブ形成シート20(シート本体21)の長さL1を貫通孔14の周長に合わせ、さらに、余長部を切断除去する作業を容易に行うことができる。
(11)スリーブ形成シート20はスリーブとして機能し、貫通孔14に向けた空洞部12の開口全体をシート本体21によって閉鎖することができる。したがって、貫通部構造Tを形成するため、貫通孔14内に熱膨張性耐火材15を充填する作業を行う際、シート本体21によって熱膨張性耐火材15が空洞部12に落下することを防止することができる。
(12)剥離紙23には、位置決め片22の形成に伴い切り込みが入れられるとともに、切れ込みが形成されない部位がシート本体21の長辺方向全体に亘って設けられている。このため、剥離紙23は、シート本体21の長辺方向に沿って一体に繋がっている。よって、粘着面22aを露出させるために剥離紙23を剥離したとき、一度に全ての粘着面22aを露出させることができる。したがって、例えば、各位置決め片22それぞれに剥離紙23が一枚ずつ貼着されている場合に比して、粘着面22aを露出させる作業を容易に行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 貫通孔14を四角孔状等に形成してもよい。
○ スリーブ形成シート20において、位置決め片22は、シート本体21の長辺方向に沿って間隙を空けて形成されていてもよく、この場合、位置決め片22の数は実施形態より少なくなる。又は、位置決め片22はシート本体21の一端縁に一つ又は両端縁に一つずつ設けられていてもよい。
○ 熱膨張性耐火材15の外側に複数枚のスリーブ形成シート20を配設し、複数枚のスリーブ形成シート20で間仕切り壁11の周壁面11b全周を覆うようにしてもよい。
○ 貫通孔14の周長がスリーブ形成シート20の長辺方向への長さL1より短い場合は、余長部を切断せず、スリーブ形成シート20を巻重ねてロール状に成形して、スリーブ形成シート20を間仕切り壁11の周壁面11bに沿うように配設してもよい。
○ シート本体21の長辺方向に沿った一端縁のみに位置決め片22を形成してもよい。
○ 位置決め片22の一面に粘着面22aを予め形成しておかず、シート本体21を位置決めする際、施工現場で位置決め片22に粘着面22aを形成してもよい。
○ 位置決め片22の一面に粘着面22aを予め形成しておかず、シート本体21を位置決めする際、位置決め片22から壁面11cに釘等を打ち込んで位置決め片22を間仕切り壁11の壁面11cに固着してもよい。
○ 防火区画部として、空洞部を有する防火区画床又は空洞部を有さない防火区画床に具体化してもよい。
○ スリーブ形成シート20を、プラスチックやゴムなどに難燃剤(例えば、ハロゲン化合物)を練り込んだり、繊維や紙の表面に難燃剤を塗布してなる難燃材料(難燃性を有する材料)で形成してもよい。
○ 実施形態において、剥離紙23は、各位置決め片22それぞれに独立して貼着されており、粘着面22aを露出させる際は、その露出させる粘着面22aに貼着された剥離紙23を剥離するようにしてもよい。
○ スリーブ形成シート20を金属材料で形成してもよい。
○ 防火区画部としてのコンクリート壁に貫通部構造Tを形成する際、実施形態のスリーブ形成シート20を用いてもよい。
○ 防火中空壁Wにおいて、空洞部12に断熱材が充填されていてもよい。このように構成した場合、断熱材は貫通孔14が形成された部位は除去される。
○ 防火中空壁Wの厚さに合わせて貫通孔14に充填する熱膨張性耐火材15の向きを変更してもよい。
実施形態の貫通部構造を示す分解斜視図。 貫通部構造を示す正面図。 スリーブ形成シートを示す平面図。 (a)はスリーブ形成シートを貫通孔内に配設した状態を示す部分斜視図、(b)は貫通孔内を示す断面図。 (a)はスリーブ形成シートを貫通孔内に配設した状態を示す部分斜視図、(b)は貫通孔内を示す断面図。
符号の説明
T…貫通部構造、W…防火区画部としての防火中空壁、11b…防火区画部の周面としての間仕切り壁の周壁面、11c…防火区画部の表面としての間仕切り壁の壁面、13…配線・配管材、14…貫通孔、15…熱膨張性耐火材、20…スリーブ形成シート、21…シート本体、22…位置決め片、22a…粘着面。

Claims (5)

  1. 防火区画部を厚み方向に貫通する貫通孔に配線・配管材が挿通されるとともに、前記貫通孔内における前記配線・配管材の周囲に熱膨張性耐火材が設けられてなる貫通部構造を形成するために前記熱膨張性耐火材の外側に配設されるスリーブ形成シートであって、
    前記貫通孔を形成する前記防火区画部の周面に沿うように筒状に成形可能に形成されたシート本体を有するとともに、前記周面に沿って配設された前記シート本体を前記貫通孔内に位置決めするため前記防火区画部の表面に固着される位置決め片を前記シート本体に有し、前記位置決め片が、該位置決め片の長さ方向におけるいずれの位置からも折り曲げ可能に形成されていることを特徴とするスリーブ形成シート。
  2. 前記シート本体及び位置決め片は、不燃材料又は難燃材料より形成されている請求項1に記載のスリーブ形成シート。
  3. 前記位置決め片には、粘着面が設けられている請求項1又は請求項2に記載のスリーブ形成シート。
  4. 前記位置決め片は多数設けられている請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のスリーブ形成シート。
  5. 防火区画部を厚み方向に貫通する貫通孔に配線・配管材が挿通されるとともに、前記貫通孔内における前記配線・配管材の周囲に熱膨張性耐火材が設けられ、前記熱膨張性耐火材の外側にスリーブ形成シートが配設されてなる貫通部構造の形成方法であって、
    前記スリーブ形成シートがシート本体を有するとともに、前記シート本体に位置決め片を有しており、
    前記シート本体を、前記貫通孔を形成する前記防火区画部の周面に沿うように筒状に成形して配設し、前記防火区画部の表面と周面との境界から前記位置決め片を折り曲げ、折り曲げた位置決め片を前記防火区画部の表面に固着して前記シート本体を前記貫通孔内に位置決めし、前記シート本体と配線・配管材との間に前記熱膨張性耐火材を充填することを特徴とする防火区画部における貫通部構造の形成方法。
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