JP2009196429A - 側部車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントピラーとボンネットの車両外側後端との間の部位に、フロントピラーやフロントフェンダと別体の部材を配置した場合に、この別部材の支持剛性を確保することができる側部車体構造を提供する。
【解決手段】ボンネット4と、ボンネット4の車両外側後端の後方に配置されたフロントピラー20と、ボンネット4の車両外側に配置されたフロントフェンダ6と、を備えた側部車体構造2であって、フロントピラー20とボンネット4の車両外側後端とに挟まれた部位にフロントピラー20及びフロントフェンダ6と別体のフロントサブピラー30を備え、フロントサブピラー30は、車体に取付けられたレインフォースメント50を介して車体に支持されるように構成された。
【選択図】図1

Description

本発明は、側部車体構造に係り、特にフロントピラー,フロントフェンダ及びボンネットをつなぐ部位における側部車体構造に関する。
従来、フロントピラーアッパ下方であってフロントドア前方にサブウインドウが設けられた側部車体構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような側部車体構造では、フロントフェンダの一部がフロントピラーアッパ下端とボンネットの車両外側後端との間に延び、これにより、フロントフェンダの一部を挟んで、フロントピラーアッパとボンネットとが連続するような外観とされている。
特開2000−103360号公報
しかしながら、フロントフェンダを、その一部がフロントピラーアッパ下端とボンネットの車両外側後端との間に入り込むような形状に成形するのは、成形性と美観の面から改良の余地があった。すなわち、上述のような側部車体構造において、フロントフェンダの成形性及び車両の美観を良好とするため、フロントピラーアッパ下端とボンネットの車両外側後端との間に、フロントフェンダやフロントピラーとは別体の部材を配置することが考えられる。
しかしながら、例えば、乗員等が洗車する際にフロントタイヤに足を掛けて載ろうとする場合、乗員等は、フロントピラーアッパ下端からボンネットの車両外側後端に掛けての部位に手を掛けて体の支えとするため、この部位に大きな荷重が掛かる。このため、この部位に別部材が配設されていた場合、この別部材によって支持剛性を確保することができないおそれがあるという新たな問題が生じてしまう。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、フロントピラーとボンネットの車両外側後端との間の部位に、フロントピラーやフロントフェンダと別体の部材を配置した場合に、この別部材の支持剛性を確保することができる側部車体構造を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、ボンネットと、このボンネットの車両外側後端の後方に配置されたフロントピラーと、ボンネットの車両外側に配置されたフロントフェンダと、を備えた側部車体構造であって、フロントピラーとボンネットの車両外側後端とに挟まれた部位にフロントピラー及びフロントフェンダと別体のフロントサブピラーを備え、フロントサブピラーは、車体に取付けられたレインフォースメントを介して車体に支持されるように構成されたことを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、フロントピラーとボンネットとの間に、フロントピラー及びフロントフェンダと別体のフロントサブピラーを設けている。このフロントサブピラーが設けられた部位は、乗員等がタイヤに載るような場合に手を掛けられるため、しばしば外部荷重が掛かる。本発明では、このフロントサブピラーがレインフォースメントを介して車体に支持されており、外部荷重に対する支持剛性を確保することができる。
また、本発明において好ましくは、レインフォースメントは、フロントサブピラーと閉断面を形成するように構成されている。このように構成された本発明によれば、レインフォースメントによってフロントサブピラー内に閉断面構造が形成されるので、フロントサブピラーの支持剛性を増大させることができる。
また、本発明において好ましくは、レインフォースメントが、フロントピラーに取付けられた取付ブラケットを介して車体に支持されている。このように構成された本発明によれば、レインフォースメントをフロントピラーに支持させることで、支持剛性をより確保することができる。
また、本発明において好ましくは、フロントサブピラー及びレインフォースメントが、ボンネットのヒンジ部を覆う位置に設けられる。このように構成された本発明によれば、フロントサブピラーによってボンネットのヒンジ部をカバーしつつ支持剛性を確保することができる。
また、本発明において好ましくは、フロントサブピラーが、車体に取付けられている。このように構成された本発明によれば、フロントサブピラーを車体に支持させることによって、組付け精度を確保し易くなり、且つ、支持剛性を確保することができる。
また、本発明において好ましくは、フロントピラーの下方、且つ、フロントサイドドアの車両前方にサブウインドウガラスが取付けられた開口部を備え、さらに、この開口部の車両前方、且つ、フロントサブピラーとフロントフェンダとの間に位置する車体側部に外装部品取付凹部を備え、この外装部品取付凹部に、ガーニッシュ,ヘッドランプの延長部,又は,サブウインドウガラスの延長部が配置されている。
このように構成された本発明によれば、フロントフェンダの一部を上方に延出させ、この延出させた部位によって外装部品取付凹部を形成する構成ではないので、フロントフェンダの形状を単純化することができ、フロントフェンダの成形性が良好となり、製造コストを低減することが可能となる。また、この外装部品取付凹部に、ガーニッシュ,ヘッドランプの延長部,又は,サブウインドウの延長部を配置することにより、車両側部の美観を向上することができる。
本発明の側部車体構造によれば、フロントピラーとボンネットの車両外側後端との間の部位に、フロントピラーやフロントフェンダと別体の部材を配置した場合におけるこの別部材の支持剛性を確保することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は側部車体構造を示す図、図2は側部車体構造の要部拡大斜視図、図3は図2からフロントサブピラーを省略した斜視図、図4は図3で示した構造を車両内側前方から見た斜視図、図5は図3からレインフォースメントを省略した斜視図、図6は図2のVI−VI線断面矢視図、図7は図2のVII−VII線断面矢視図である。
図1は、本発明の実施形態に係る車両1の側部車体構造2を示している。この車両は、車体前部に設けられたエンジンルームが前後方向に短いミニバンタイプの車両である。車両1は、エンジンルームの前方に配置されたフロントバンパ3と、フロントバンパ3から車両後側上方に向かって傾斜配置されたボンネット4と、ボンネット4の車両後方から上方に向かって傾斜配置されたフロントウインドウガラス5と、エンジンルームの側方でフロントバンパ3から図示しないフロントドアとの間の車両前後方向にわたって配置されたフロントフェンダ6等を有している。
また、車両1のフロントピラー20は、フロントウインドウガラス5の車両側縁部に沿ってボンネット4の車両外側後端に向かって延びる部分であるフロントピラーアッパ21と、フロントピラーアッパ21から下方に延びてフロントドアを支持するフロントピラーロア23とを備えている。また、フロントピラーロア23の上下方向に延びるドアヒンジ部分上端とフロントピラーアッパ21の車両前後方向中間部付近を連結するように、縦梁部25が設けられている。この縦梁部25,フロントピラーアッパ21及びフロントピラーロア23によって囲まれることによりサブウインドウ用の開口部27が形成されている。
また、フロントピラーアッパ21の下端付近にはボディ(カウルサイドレインフォースメント)10(以下、「車体10」という)が接合されており、車体10は、エンジンルーム側方を車両前方に延びている。フロントフェンダ6は、その上縁部から上方に突出するように設けられた取付片が、車体10にボルトで締結固定されている。
また、本実施形態の車両1では、ヘッドランプ7,ガーニッシュ8,サブウインドウガラス9が、車両前方からフロントドアとの間の車両前後方向に掛けて一体的に連続し且つ車両後方に向けて拡開するように配置されている。これらを配置する部位は、フロントバンパ3,ボンネット4,フロントフェンダ6及びフロントピラーアッパ21の外表面よりも車両内側に低くなった凹部11であり、ヘッドランプ7,ガーニッシュ8及びサブウインドウガラス9を配置したときに、これらの外表面が周囲の外表面と連続するようになっている。
ヘッドランプ7は、フロントボディに締結固定され、フロントバンパ3からフロントバンパ3とボンネット4との間に延びるように配置されている。
ガーニッシュ8は、略台形状で外表面が透明又は半透明の樹脂板であり、ヘッドランプ7の延出方向に連続して、フロントフェンダ6とボンネット4及び後述するフロントサブピラー30との間を車両後方に延びている。ガーニッシュ8は、凹部11のうち、さらにボンネット4,フロントサブピラー30,フロントフェンダ6,ヘッドランプ7及びサブウインドウガラス9によって囲まれた凹部11aに嵌めこまれるように配置されており、この凹部11aの底部に位置する車体10及びフロントサブピラー30にクリップ固定されている。
サブウインドウガラス9は、略台形状であり、ガーニッシュ8の延出方向に連続するようにフロントピラーアッパ21とフロントフェンダ6との間に配置されている。このサブウインドウガラス9は、開口部27を塞ぐようにフロントピラー20に接着固定されている。
本実施形態では、フロントピラーアッパ21の下端とボンネット4の車両外側後端との間に、これらを連続するように側面視で略菱形状のフロントサブピラー30が設けられており、フロントピラーアッパ21と外表面形状が連続した外観を有している。より具体的には、フロントウインドウガラス5の側縁部に沿ってフロントピラーアッパ21が配置されており、フロントサブピラー30は、このフロントピラーアッパ21から車両前方に連続するように、フロントウインドウガラス5の車両前側の側縁部に沿って配置されている。このフロントサブピラー30は、フロントピラー20,ボンネット4及びフロントフェンダ6とは別体の部材である。
以下に、図2乃至図7により、本実施形態のフロントサブピラー30を説明する。
図2及び図3に示すように、本実施形態では、フロントサブピラー30の配置部位に、ボンネット4を回動可能に支持するヒンジ部4aが取付けられている。
ヒンジ部4aは、断面略L字状で側面視略三角形状のヒンジ取付ブラケット4bと、ヒンジ取付ブラケット4bに回動可能に支持されたヒンジアーム4cを備えている。
ヒンジ取付ブラケット4bは、車体10の上面10aから上方に突出するように、上面10aに2本のボルトで締結固定されている。
ヒンジアーム4cは、ボンネット4との固定部と、固定部から延びる湾曲部とを有し、湾曲部の先端にヒンジ取付ブラケット4bの上端部が回動可能に取付けられている。湾曲部は、回動時にヒンジ取付ブラケット4bとの干渉を避けるように湾曲して形成されている。
本実施形態のフロントサブピラー30は、レインフォースメント50と、取付ブラケット40とを介して車体に取付けられている。
図5に示すように、取付ブラケット40は、フロントピラーアッパ21に接合されている。この取付ブラケット40は、プレス加工等により金属薄板を断面略逆U字状に形成した部品であり、さらに頂部に取付片41が上方に延びるように設けられている。この取付片41は、車両幅方向に貫通するボルト孔が形成されている。
図5に示すように、フロントピラーアッパ21には、外部から視認される曲面状の意匠外面21aの車両前端側を終端するように前端部21bが形成されている。この前端部21bは、外面21aの前端から段差をもって連続しており、車両前側下方にフロントサブピラー30内に入り込んで延びるように形成されている。
また、前端部21bは、車両前側下方に向けて外面21aの傾斜角よりも大きな角度で傾斜し且つ車両前側斜め上方に面する傾斜面21cを有している。そして、この傾斜面21cの幅方向の中央部には、車両前側上方に向けて断面略逆U字状に突出し、且つ、車両前方へ傾斜面21cに沿って延びる隆起部21dが形成されている。取付ブラケット40は、この隆起部21dに嵌め合わされ、前端部21bに溶接にて固定されている。
図3及び図4に示すように、レインフォースメント50は、プレス加工等により金属薄板を断面略逆U字状に形成した部品であり、ヒンジ部4aを覆うようにして、取付ブラケット40にボルトで締結固定されている。このレインフォースメント50は、車両前後方向に延びる上壁部51と、上壁部51の車両外側縁部から車両下方に延びる外側壁部53と、上壁部51の車両内側縁部から車両下方に延びる内側壁部55とを備えている。
上壁部51の車両前方内側角部は、ヒンジアーム4cとの干渉を避けるために切欠かれている。また、上壁部51の長手方向中央部の車両内側角部には、内側壁部55にまたがって、ヒンジ部4aとの干渉を避けるために開口部が形成されている。
外側壁部53は、ヒンジ取付ブラケット4bから車両幅方向に離間して、その車両外側面を覆うように下方に延びる接合部53aを有している。本実施形態では、接合部53aが外側壁部53の他の部分よりも下方に延びている。
内側壁部55は、フロントサブピラー30との接合部55a,55bと、取付ブラケット40の取付部41と締結固定するための取付部55cを有している。本実施形態では、接合部55a,55bは、取付部55cを挟んで車両前後方向に離間して形成されている。取付部55cは、ボルト孔が車幅方向に貫通して形成されている。また、取付部55cと接合部55a,55bとの間には、ボルトヘッドが車両内側に突出し過ぎないように段差が設けられており、取付部55cの方が、接合部55a,55bよりも車両外側に位置するように形成されている。
図2,図6及び図7に示すように、フロントサブピラー30は、金属薄板をプレス加工等することにより形成した部材であり、本体壁部31と、外側壁部33と、内側壁部35とを備えている。
本体壁部31は、車両前後方向に延び、フロントピラーアッパ21及びボンネット4の外面と連続する曲面状の外面を有している。
外側壁部33は、本体壁部31の車両外側縁部から凹部11a内に入り込むように、車両内側下方に斜めに延びる斜面部33aと、斜面部33aの下端からヒンジ取付ブラケット4bと略平行して下方に延びる接合部33bと、接合部33bから上面10aとの接触を避けるように車両外側に折れ曲がった後、さらに車体10の車両外側の側面10bに沿うように延びる取付部33cを備えている。取付部33cの下端付近には車両前後方向に離間して2箇所にボルト孔が形成されており、ボルトにより側面10bに締結固定されている。
内側壁部35は、本体壁部31の車両内側縁部からフロントウインドウガラス5側に折れ曲がり、車両内側下方に斜めに延びている。内側壁部35は、ヒンジ取付ブラケット4b及びヒンジアーム4cの基端部の車両内側を覆っている。
図6及び図7に示すように、フロントサブピラー30は、その車両外側で、接合部33bがレインフォースメント50の接合部53aと溶接にて固定されている。また、図7に示すように、フロントサブピラー30は、その車両内側で、内側壁部35がレインフォースメント50の接合部55aと溶接にて固定されている。また、図示はしないが、内側壁部35とレインフォースメント50の接合部55bも溶接にて固定されている。
このように、フロントサブピラー30とレインフォースメント50が、ヒンジ部4aを挟んで車両幅方向両側で互いに接合されている。これにより、レインフォースメント50は、これを覆うフロントサブピラー30との間に閉断面を形成し支持強度を向上させている。
フロントサブピラー30を車体に取付けるには、まず、フロントサブピラー30とレインフォースメント50を溶接にて一体に固定する。そして、取付ブラケット40をフロントピラー20に接合すると共に、ヒンジ部4aを車体10に取付る。次いで、フロントサブピラー30と一体となったレインフォースメント50の取付部55cを、取付ブラケット40の取付片41にボルト締めすると共に、フロントサブピラー30の取付部33cを、車体10の側面10bにボルト締めする。これにより、フロントサブピラー30とレインフォースメント50の一体品を車体に対して着脱可能に取付けることができる。
次に、上述した実施形態による側部車体構造の作用を説明する。
フロントピラーアッパ21(外面21a)とボンネット4の車両外側後端に挟まれた部位は、タイヤに載る場合等において、乗員等が体勢を支持するために把持し易い部分であり、このとき把持された部分には乗員等の体重が掛かる。本実施形態のフロントサブピラー30は、この部位に設けられており、外部荷重に対する支持剛性を確保している。
フロントサブピラー30は、車両外側で車体(車体10)に2本のボルトで締結固定されると共に、車両内側で溶接付けされたレインフォースメント50を介して車体(フロントピラー20)にボルトで締結固定されている。このように、本実施形態のフロントサブピラー30は、車体に固定されたレインフォースメント50を介して支持されているので、支持剛性を高めることができる。これにより、乗員等の体重による外部荷重に耐えうる支持剛性を確保することができる。
さらに、本実施形態では、フロントサブピラー30とレインフォースメント50とが閉断面を形成するように構成されており、これにより、フロントサブピラー30の支持剛性をより高めることができる。
また、フロントサブピラー30の外側壁部33は、フロントフェンダ6ではなく、車体10に固定されているので、フロントフェンダ6に固定するよりも、組付け誤差を小さくすることができると共に、支持剛性を確保することができる。
また、本実施形態では、フロントサブピラー30が、ボンネット4のヒンジ部4aを覆うように形成されており、ボンネット4の開閉動作と干渉せずに、支持剛性を確保している。
また、本実施形態では、フロントピラーアッパ21の前端とボンネット4の車両外側後端との間に、フロントフェンダ6と別体のフロントサブピラー30を設け、且つ、ヘッドランプ7とサブウインドウガラス9とに挟まれた部位にガーニッシュ8を設けている。これにより、従来のようにフロントフェンダ6の一部を上方に突出させる必要がないので、フロントフェンダ6の成形性を良好にすることができ、製造コストの低減化を図ることができる。また、ヘッドランプ7,ガーニッシュ8及びサブウインドウガラス9により、連続するライン状部位を形成することで、外観を良好とすることができる。
以下に、本発明の側部車体構造の改変例を示す。
上記実施形態では、ヒンジ部4aがフロントサブピラー30の配設位置と重なっており、フロントサブピラー30がヒンジ部4aを覆うように構成されていたが、これに限らず、フロントサブピラー30とヒンジ部4aの配設位置が重ならないように構成してもよい。
また、上記実施形態では、レインフォースメント50を取付けるための取付ブラケット40がフロントピラー20に取付けられていたが、これに限らず、取付ブラケット40を車体10に取付けた構成としてもよい。
また、上記実施形態では、レインフォースメント50を取付けるための専用の取付ブラケット40が設けられていたが、これに限らず、専用の取付ブラケット40を設ける代わりに、ヒンジ部4aのヒンジ取付ブラケット4bにレインフォースメント50を取付ける部位を設けてもよい。
また、上記実施形態では、凹部11aをガーニッシュ8が覆うように構成されているが、これに限らず、ヘッドランプ7に後方延長部を設けて、この後方延長部が凹部11aを覆うように構成してもよいし、サブウインドウガラス9に前方延長部を設けて、この前方延長部が凹部11aを覆うように構成してもよい。このように、延長部が凹部11aを覆う構成としても、ヘッドランプ7からサブウインドウガラス9に至るライン状部位の外観を良好とすることができる。
本発明の実施形態における側部車体構造を示す図である。 本発明の実施形態における側部車体構造の要部拡大斜視図である。 図2からフロントサブピラーを省略した斜視図である。 図3で示した構造を車両内側前方から見た斜視図である。 図3からレインフォースメントを省略した斜視図である。 図2のVI−VI線断面矢視図である。 図2のVII−VII線断面矢視図である。
符号の説明
1 車両
2 側部車体構造
3 フロントバンパ
4 ボンネット
4a ヒンジ部
4b ヒンジ取付ブラケット
4c ヒンジアーム
5 フロントウインドウガラス
6 フロントフェンダ
7 ヘッドランプ
8 ガーニッシュ
9 サブウインドウガラス
10 カウルサイドレインフォースメント(車体)
11,11a 凹部(外装部品取付凹部)
20 フロントピラー
21 フロントピラーアッパ
23 フロントピラーロア
30 フロントサブピラー
31 本体壁部
33 外側壁部
33a 斜面部
33b 接合部
33c 取付部
35 内側壁部
40 取付ブラケット
50 レインフォースメント
51 上壁部
53 外側壁部
53a 接合部
55 内側壁部
55a,55b 接合部

Claims (6)

  1. ボンネットと、このボンネットの車両外側後端の後方に配置されたフロントピラーと、前記ボンネットの車両外側に配置されたフロントフェンダと、を備えた側部車体構造であって、
    前記フロントピラーと前記ボンネットの車両外側後端とに挟まれた部位に前記フロントピラー及び前記フロントフェンダと別体のフロントサブピラーを備え、
    前記フロントサブピラーは、車体に取付けられたレインフォースメントを介して車体に支持されるように構成されたことを特徴とする側部車体構造。
  2. 前記レインフォースメントは、前記フロントサブピラーと閉断面を形成するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の側部車体構造。
  3. 前記レインフォースメントが、前記フロントピラーに取付けられた取付ブラケットを介して車体に支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の側部車体構造。
  4. 前記フロントサブピラー及び前記レインフォースメントが、前記ボンネットのヒンジ部を覆う位置に設けられたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の側部車体構造。
  5. 前記フロントサブピラーが、車体に取付けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の側部車体構造。
  6. 前記フロントピラーの下方、且つ、フロントサイドドアの車両前方にサブウインドウガラスが取付けられた開口部を備え、
    さらに、前記開口部の車両前方、且つ、前記フロントサブピラーと前記フロントフェンダとの間に位置する車体側部に外装部品取付凹部を備え、
    前記外装部品取付凹部に、ガーニッシュ,ヘッドランプの延長部,又は,前記サブウインドウガラスの延長部が配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の側部車体構造。
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