JP2009193328A - 電子メール管理装置、電子メール管理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子メール受信部701は、通信装置105を介して電子メールサーバから電子メールを受信する。電子メール特定部702は、更新された新しい情報を通知する電子メールである新情報通知電子メールを電子メール受信部701が受信すると、保存フォルダ801に保存されている電子メールである保存電子メールの中から、新情報通知電子メールが通知している情報に更新される前の古い情報を通知している旧情報通知電子メールを特定する。電子メール削除部703は、電子メール特定部702が特定した旧情報通知電子メールを電子メール保存部801から削除する。電子メール記録部704は、電子メール受信部701が受信した電子メールを保存フォルダ801に記録して、保存する。
【選択図】図12
Description
また、保護設定されていない既読の電子メールを受信日時が古い順に自動的に削除するようにした場合には、情報配信サービスの電子メール以外のすべての電子メールに保護設定をしておかなければ、情報配信サービスの電子メールより重要な例えば友人とのやり取りの電子メール等が自動的に削除されてしまう恐れがある。
電子メールを保存する電子メール保存手段と、
更新された新しい情報を通知する電子メールである新情報通知電子メールを受信する電子メール受信手段と、
前記電子メール保存手段に保存されている電子メールである保存電子メールの中から、前記電子メール受信手段により受信された新情報通知電子メールが通知している情報に更新される前の古い情報を通知している電子メールである旧情報通知電子メールを特定する電子メール特定手段と、
前記電子メール特定手段により特定された旧情報通知電子メールを前記電子メール保存手段から削除する電子メール削除手段と、
前記電子メール受信手段により受信された新情報通知電子メールを前記電子メール保存手段に記録する電子メール記録手段と、
を備える。
更新された新しい情報を通知する電子メールである新情報通知電子メールを受信する電子メール受信ステップと、
記憶部に保存されている電子メールの中から、前記電子メール受信ステップにより受信された新情報通知電子メールが通知している情報に更新される前の古い情報を通知している電子メールである旧情報通知電子メールを特定する電子メール特定ステップと、
前記電子メール特定ステップにより特定された旧情報通知電子メールを前記記憶部から削除する電子メール削除ステップと、
前記電子メール受信ステップにより受信された新情報通知電子メールを前記記憶部に記録する電子メール記録ステップと、
を備える。
コンピュータに、
更新された新しい情報を通知する電子メールである新情報通知電子メールを受信する電子メール受信ステップと、
記憶部に保存されている電子メールの中から、前記電子メール受信ステップにより受信された新情報通知電子メールが通知している情報に更新される前の古い情報を通知している電子メールである旧情報通知電子メールを特定する電子メール特定ステップと、
前記電子メール特定ステップにより特定された旧情報通知電子メールを前記記憶部から削除する電子メール削除ステップと、
前記電子メール受信ステップにより受信された新情報通知電子メールを前記記憶部に記録する電子メール記録ステップと、
を実行させる。
なお、以下では、本発明に係る電子メール管理装置として、電子メールを送受信する機能を有する携帯端末を一例に挙げて、本実施の形態を説明する。
図示するように、電子メールシステムは、携帯端末100と、基地局110と、電子メールサーバ120と、通信ネットワーク130と、を備える。
基地局110は、携帯端末100と無線通信を行う装置である。
電子メールサーバ120は、この電子メールシステムを利用して携帯端末100で送受信される電子メールを管理するサーバ装置である。
通信ネットワーク130には、基地局110及び電子メールサーバ120が接続されている。更に、通信ネットワーク130には、図示しない、交換機、他の基地局、他の電子メールサーバ等も接続されている。
図2は、携帯端末100の概略的な構成を示すブロック図である。
図示するように、携帯端末100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、入力装置104と、通信装置105と、表示装置106と、を備える。
RAM103は、CPU101が様々な処理を実行するときに作業領域として使用される。具体的には、RAM103には、CPU101が様々な処理を実行するときにROM102から各種プログラムやデータがロードされ、処理中は、処理に必要なデータが一時的に記憶される。
振り分け設定は、受信した電子メールを複数の保存フォルダに振り分けて保存させるための設定である。
なお、設定登録テーブルの詳細については後述する。
図3は、設定登録テーブル200のデータ構造の一例を示す図である。
図示するように、設定登録テーブル200は、登録されているレコードを一意に識別するためのレコードIDに関連付けて、電子メールアドレスと、保存フォルダと、自動削除フラグと、を記憶する。
電子メールアドレスは、携帯端末100が受信する電子メールの送信元の電子メールアドレス(送信元アドレス)を示す。
一方、情報配信サービス以外の電子メールアドレスには、自動削除フラグ「FALSE」が設定される。また、情報配信サービスであっても、保存フォルダから旧情報通知電子メールを自動的に削除させたくない情報配信サービスの電子メールアドレスには、自動削除フラグ「FALSE」が設定される。
図4及び図5は、自動削除設定の登録を行うための画面の一例を示す図である。
ユーザは、自動削除設定の登録を行う場合、まず、入力装置104を操作して、図4(a)に示すように、表示装置106に保存電子メール一覧画面を表示させる。なお、図4(a)に例示した保存電子メール一覧画面においては、複数の保存フォルダの中の1つである「ニュース」フォルダに保存されている電子メールの一覧が表示されている。
ここでは、仮に、件名「天気朝メール[9/25]」の電子メールを受信する前に、保存フォルダの1つである「ニュース」フォルダに、件名「天気朝メール[9/24]」の電子メールが保存されているものとする。
図7は、電子メール管理処理の手順の一例を示すフローチャートである。
この電子メール管理処理は、CPU101がROM102やRAM103に記憶されているプログラムに従って、携帯端末100を構成する各部及び各装置を制御することにより実行される。
図7の電子メール管理処理は以上で終了する。
図8は、電子メール保存処理の手順の一例を示すフローチャートである。
電子メール保存処理では、携帯端末100は、まず、図7のステップS301で受信した電子メールの送信元の電子メールアドレスが、設定登録テーブル200に登録されているか否か判別する(ステップS401)。
例えば、図3に例示した設定登録テーブル200がRAM103に記憶されている場合には、送信元の電子メールアドレスが「otenki@xx.co.jp」の電子メールを受信すると、設定登録テーブル200から「レコードID3」が取得される。
なお、受信した電子メールの送信元の電子メールアドレスが設定登録テーブル200に登録されておらず、振り分け設定も登録されていない場合には、電子メールは、例えば「一般」フォルダ等の初期設定の保存フォルダに保存される。
電子メール自動削除処理では、携帯端末100は、まず、保存フォルダに保存されている保存電子メールの一覧を示す保存電子メール一覧テーブルを生成する(ステップS501)。具体的には、携帯端末100は、電子メールが振り分けられるすべての保存フォルダから、保存されている電子メールに関する電子メール情報を読み出し、読み出した電子メール情報を電子メールの受信日時の新しい順番に並び替えて、保存電子メール一覧テーブルを生成する。生成された保存電子メール一覧テーブルは、例えばRAM103に記憶される。
図示するように、保存電子メール一覧テーブル210は、受信日時の新しい順に、行毎に、保存電子メールの電子メール情報を記憶する。具体的には、保存電子メール一覧テーブル210は、電子メール情報として、保存電子メールを一意に識別するための保存電子メールID、受信日時、件名等を記憶する。
旧情報通知電子メール判定処理では、保存電子メール一覧テーブル210から読み出された電子メール情報を有する電子メールが、図7のステップS301で受信した電子メールに対する旧情報通知電子メールであるか否かが判定され、その判定結果が取得される。
なお、この旧情報通知電子メール判定処理の詳細は後述する。
判定結果が「旧情報通知電子メール」でなかった場合には(ステップS506でNo)、携帯端末100は、次に受信日時が新しい保存電子メールについて旧情報通知電子メール判定処理を実行するために、保存電子メール一覧テーブル210から次の電子メール情報を読み出し(ステップS510)、ステップS504に戻る。
ここで、所定の上限値は、図7のステップS301で受信した電子メールに対する旧情報通知電子メールを保存フォルダに残しておく件数に相当する。
この上限値は、予め定められて、例えばRAM103に記憶されている。
そして、保存電子メール一覧テーブル210からすべての電子メール情報が読み出され、それ以上、電子メール情報を読み出すことができなくなったときに(ステップS504でNo)、この電子メール自動削除処理を終了して、図8の電子メール保存処理に戻る。
旧情報通知電子メール判定処理では、携帯端末100は、まず、保存電子メールの件名に日付情報が含まれているか否かを判別する(ステップS601)。具体的には、携帯端末100は、図9のステップS503又は510で保存電子メール一覧テーブル210から読み出した電子メール情報内の件名の文字列に、日付に関する文字列が含まれているか否かを判別する。
これらの、判定結果は、例えばRAM103に記憶される。
また、情報配信サービスが、日付情報を付さずに毎回同じ件名の電子メールを送信する場合であっても、受信した新情報通知電子メールに対する保存されている旧情報通知電子メールを判定することができる。
図12は、CPU101により実行される機能を示すブロック図である。
図示するように、CUP101は、プログラムによって実現される機能的な構成として、電子メール受信部701と、電子メール特定部702と、電子メール削除部703と、電子メール記録部704と、削除対象送信元判別部705と、を備える。また、RAM103は、保存フォルダとしての電子メール保存部801と、上限数記憶部802と、削除対象送信元特定情報記憶部803と、を備える。
電子メール記録部704は、電子メール受信部701が受信した電子メールを電子メール保存部801に記録する。これにより、受信した電子メールが電子メール保存部801に保存される。
削除対象送信元判別部705は、電子メール受信部701により受信された新情報通知電子メールの送信元の電子メールアドレスが、削除対象送信元特定情報記憶部803に記憶されている場合に、新情報通知電子メールが削除対象送信元により送信された電子メールであると判別する。
図示するように、電子メール特定部702は、受信件名取得部711と、保存件名取得部712と、件名利用特定部713と、を備える。
図示するように、件名利用特定部713は、受信件名文字列生成部721と、保存件名文字列生成部722と、件名文字列利用特定部723と、を備える。
例えば、上記実施の形態では、本発明を、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末に適用する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、本発明は、これに限定されるものでなく、電子メールを受信する機能を有するパーソナルコンピュータ等の他の装置に適用されても良い。
そのようにした場合には、更新される情報を通知する電子メールが毎回同じ送信元アドレスから送信されるような状況においては、ステップS503及びS510で電子メール情報が読み出される回数が少なくなり、携帯端末100における処理負担を軽くすることができる。
そのようにした場合には、ループ処理中の処理負担を軽くすることができる。
また、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロード等しても良い。
Claims (8)
- 電子メールを保存する電子メール保存手段と、
更新された新しい情報を通知する電子メールである新情報通知電子メールを受信する電子メール受信手段と、
前記電子メール保存手段に保存されている電子メールである保存電子メールの中から、前記電子メール受信手段により受信された新情報通知電子メールが通知している情報に更新される前の古い情報を通知している電子メールである旧情報通知電子メールを特定する電子メール特定手段と、
前記電子メール特定手段により特定された旧情報通知電子メールを前記電子メール保存手段から削除する電子メール削除手段と、
前記電子メール受信手段により受信された新情報通知電子メールを前記電子メール保存手段に記録する電子メール記録手段と、
を備える電子メール管理装置。 - 前記電子メール特定手段は、
前記電子メール受信手段により受信された新情報通知電子メールの件名を取得する受信件名取得手段と、
前記保存電子メールの件名を取得する保存件名取得手段と、
前記受信件名取得手段により取得された件名と前記保存件名取得手段により取得された件名とに基づき、保存電子メールの中から旧情報通知電子メールを特定する件名利用特定手段と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子メール管理装置。 - 前記件名利用特定手段は、
前記受信件名取得手段により取得された件名から日時に関する情報を削除した文字列を生成する受信件名文字列生成手段と、
前記保存件名取得手段により取得された件名から日時に関する情報を削除した文字列を生成する保存件名文字列生成手段と、
前記受信件名文字列生成手段により生成された文字列と前記保存件名文字列生成手段により生成された文字列とが同じ場合に、該文字列を生成するために前記保存件名文字列生成手段が用いた件名の保存電子メールを、旧情報通知電子メールとして特定する件名文字列利用特定手段と、を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の電子メール管理装置。 - 前記電子メール保存手段に保存される旧情報通知電子メールの数の上限数を記憶する上限数記憶手段を更に備え、
前記電子メール削除手段は、前記電子メール特定手段により特定された旧情報通知電子メールの数が前記上限数記憶手段に記憶されている上限数より大きいときに、該特定された旧情報通知電子メールのうち、受信日時が新しい順に前記上限数の旧情報通知電子メールを前記電子メール保存手段に残し、それ以外の旧情報通知電子メールを前記電子メール保存手段から削除する、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の電子メール管理装置。 - 電子メールを送信する複数の送信元の中から、旧情報通知電子メールを前記電子メール保存手段から削除させる対象とする送信元である削除対象送信元を特定するための削除対象送信元特定情報を記憶する削除対象送信元特定情報記憶手段と、
前記電子メール受信手段により受信された新情報通知電子メールが、前記削除対象送信元特定情報記憶手段に記憶されている削除対象送信元特定情報により特定される削除対象送信元が送信した電子メールであるか否かを判別する削除対象送信元判別手段と、を更に備え、
前記電子メール特定手段は、前記電子メール受信手段により受信された新情報通知電子メールが削除対象送信元により送信された電子メールであると、前記削除対象送信元判別手段により判別されたときに、該新情報通知電子メールに対応する旧情報通知電子メールを保存電子メールの中から特定する、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の電子メール管理装置。 - 前記削除対象送信元特定情報記憶手段は、削除対象送信元特定情報として、送信元の電子メールアドレスを記憶し、
前記削除対象送信元判別手段は、前記電子メール受信手段により受信された新情報通知電子メールの送信元の電子メールアドレスが、前記削除対象送信元特定情報記憶手段に記憶されている場合に、該受信された新情報通知電子メールが削除対象送信元により送信された電子メールであると判別する、
ことを特徴とする請求項5に記載の電子メール管理装置。 - 更新された新しい情報を通知する電子メールである新情報通知電子メールを受信する電子メール受信ステップと、
記憶部に保存されている電子メールの中から、前記電子メール受信ステップにより受信された新情報通知電子メールが通知している情報に更新される前の古い情報を通知している電子メールである旧情報通知電子メールを特定する電子メール特定ステップと、
前記電子メール特定ステップにより特定された旧情報通知電子メールを前記記憶部から削除する電子メール削除ステップと、
前記電子メール受信ステップにより受信された新情報通知電子メールを前記記憶部に記録する電子メール記録ステップと、
を備える電子メール管理方法。 - コンピュータに、
更新された新しい情報を通知する電子メールである新情報通知電子メールを受信する電子メール受信ステップと、
記憶部に保存されている電子メールの中から、前記電子メール受信ステップにより受信された新情報通知電子メールが通知している情報に更新される前の古い情報を通知している電子メールである旧情報通知電子メールを特定する電子メール特定ステップと、
前記電子メール特定ステップにより特定された旧情報通知電子メールを前記記憶部から削除する電子メール削除ステップと、
前記電子メール受信ステップにより受信された新情報通知電子メールを前記記憶部に記録する電子メール記録ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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