JP2009100249A - 通信端末装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチホップ通信システムにおけるデータの利用と流通を適切かつ容易に制御できるようにする。
【解決手段】無線通信部14あるいは赤外線通信部17を介して「実データ」、「最終送信先電話番号」などを受信した携帯電話機1は、「最終送信先電話番号」が自機の電話番号であるか否かを判別し、この判別結果に応じて「実データ」の利用可否を制御したり、「最終送信先電話番号」が他機の電話番号であるか否を判別し、この判別結果に応じて「実データ」の送信を制御したりする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、マルチホップ通信システムにおける通信端末装置及びプログラムに関する。
従来、通信端末装置間でデータを通信する際に、両装置間に少なくとも1つの通信端末装置を介して中継通信を行うマルチホップ通信システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このマルチホップ通信は、両装置が通信可能な位置に無い場合であっても、間接的に両装置間で通信を行うことができる。例えば、赤外線通信機能や非接触IC通信機能などの近距離無線通信機能を備えた通信端末装置間でデータを通信する場合に、送信側と受信側の両方の装置が近距離(通信可能圏内)に存在していなければ、直接データを通信することはできないが、別の装置を中継装置として利用すれば、送信側の装置と中継装置とが通信可能な場合にデータ通信を行っておき、後で中継装置と受信側の装置とが通信可能となったときにデータを通信するようにすれば、結果的に送信側と受信側の装置間でデータ通信が行われたことになる。
特開2003−174452号公報
しかしながら、上述のようなマルチホップ通信システムでは、中継装置を介してデータを送受信するようにしているため、中継装置側でのデータの利用が問題になる。すなわち、送信側のユーザは受信側以外でのデータ利用を希望しない場合でも、中継装置側でも自由にデータが利用されてしまう危険性が問題となる。
そこで、従来では、中継装置側でデータを利用して欲しく無い場合に、受信側のみが解読できるような暗号鍵を利用して暗号化する方法が知られているが、暗号化は処理の複雑化を招いてしまう。また、マルチホップ通信システムでは、中継装置が多いほどデータを広範囲に通信できるので、多くの通信端末装置の参加を期待することができるが、暗号化のような複雑な処理を前提とするために、参加できる通信端末装置が限られてしまい、マルチホップ通信システムの利点を損なう要因となっていた。
この発明の課題は、マルチホップ通信システムにおけるデータの利用と流通を適切かつ容易に制御できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、マルチホップ通信システムにおける通信端末装置であって、当該通信端末装置を識別する識別情報が記憶されている第1のフィールドを有するデータを受信する受信手段と、この受信手段によって受信されたデータの第1のフィールドに、自己の通信端末装置を識別する識別情報が記憶されているか否かを判別する第1の判別手段と、前記受信手段によって受信されたデータの第1のフィールドに、他の通信端末装置を識別する識別情報が記憶されているか否かを判別する第2の判別手段と、前記第1の判別手段による判別結果に基づいて前記データの利用可否を制御する利用制御手段と、前記第2の判別手段による判別結果に基づいて前記データの送信を制御する送信制御手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項13記載の発明)。
なお、上述した請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記利用制御手段は、前記第1の判別手段によって自己の通信端末装置を識別する識別情報が記憶されていると判別された場合に、前記データの利用を可能とし、記憶されていないと判別された場合に、当該データの利用を制限する(請求項2記載の発明)。
前記送信制御手段は、前記第2の判別手段によって他の通信端末装置を識別する識別情報が記憶されていると判別された場合に、前記データをその識別情報が示す通信端末装置に対して送信する(請求項3記載の発明)。
請求項3記載の発明において、前記データを送信した通信端末装置を識別する識別情報を送信履歴として記憶する記憶手段を備え、前記送信制御手段は、前記第2の判別手段によって他の通信端末装置を識別する識別情報が記憶されていると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている送信履歴に基づいて前記データの送信を制御するようにしてもよい(請求項4記載の発明)。
また、請求項3記載の発明において、前記第2の判別手段によって他の通信端末装置の識別情報が記憶されていると判別された場合に、その識別情報が示す通信端末装置との通信が可能か否かを監視する監視手段を更に備え、前記送信制御手段は、前記監視手段によって通信が可能になったことが検出された場合に前記データをその通信端末装置に送信するようにしてもよい(請求項5記載の発明)。
前記データは、その送信元である通信端末装置を識別する識別情報が記憶されている第2のフィールドを更に有し、前記第1の判別手段によって自己の通信端末装置の識別情報が記憶されていると判別された場合に、前記データを受信した旨を前記第2のフィールドに記憶されている識別情報が示す通信端末装置に対して通知する通知手段を更に備える(請求項6記載の発明)。
前記データは、その送信元である通信端末装置を識別する識別情報が記憶されている第2のフィールドを更に有し、前記第2の判別手段によって他の通信端末装置の識別情報が記憶されていると判別された場合に、前記データをその識別情報が示す通信端末装置に対して送信した旨を前記第2のフィールドに記憶されている識別情報が示す通信端末装置に対して通知する通知手段を備える(請求項7記載の発明)。
前記データは、これを受信した通信端末装置を識別する識別情報が受信履歴として記憶されている第3のフィールドを更に有し、前記送信制御手段は、前記第3のフィールドに記憶されている受信履歴に基づいて当該データの送信を制御する(請求項8記載の発明)。
前記受信手段でデータを受信するにあたって、同じデータを既に受信済みの場合には、このデータの受信を制限する制限手段を更に備える(請求項9記載の発明)。
前記受信手段は、ブロードキャスト通信によって送信されたデータを受信する(請求項10記載の発明)。
前記受信手段は、通信端末装置間の直接通信によって送信されたデータを受信する(請求項11記載の発明)。
前記送信制御手段は、通信端末装置間の直接通信によってデータを送信する(請求項12記載の発明)。
この発明によれば、マルチホップ通信によってデータを受信した場合に、このデータに自己あるいは他の通信端末装置を識別する識別情報が付加されているかに応じて当該データの利用と流通を適切かつ容易に制御することができる。
以下、図1〜図16を参照して本発明の実施例を説明する。
この実施例は、通信端末装置としての携帯電話機に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話機の通信ネットワークシステムを示したブロック図である。
携帯電話機1は、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)などを備えたもので、最寄りの基地局2A、交換機2Bから移動体通信網2に接続されると、この移動体通信網2を介して他の携帯電話機1との間でデータの送受信が可能であるほか、他の携帯電話機1との間で通話可能状態となる。
携帯電話機1は、移動体通信網2を介してインターネット3に接続されると、Webサイトをアクセスして閲覧可能となり、また、インターネット3を介してメールサーバ4に接続されると、メールサーバ4との間で電子メールの送受信が可能となる。また、携帯電話機1は、インターネット3を介し管理サーバ5に接続されると、この管理サーバ5にデータを送信したり、管理サーバ5からのデータを受信したりする。管理サーバ5は、ある携帯電話機1から他の携帯電話機1にデータを送信する場合に、このデータを中継する中継装置として機能するもので、ブロードキャスト通信を行う。
この携帯電話機1には、赤外線通信機能が備えられており、他の携帯電話機1との間で1対1の直接通信によってテキストデータ、音楽データ、画像データなどのデータを高速通信するようにしている。赤外線通信によって、携帯電話機1間でデータを送受信する場合に、その送信側と受信側の両方の携帯電話機1が近距離(通信可能圏内)に存在していない場合には、マルチホップ通信によって両装置間に少なくとも1つの中継装置(例えば、他の携帯電話機1あるいは管理サーバ5)を介して中継通信を行うようにしている。
図2は、携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
中央制御部11は、ROM12内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機1の全体動作を制御する。ROM12のプログラム領域には、後述する図9〜図16に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。RAM13は、例えば、ワーク領域を有する内部メモリで、後述する送信データ記憶部TR、受信データ記憶部RP、送信履歴記憶部CA、監視リスト記憶部OV、中継通知記憶部RL、最終受信通知記憶部ED、メール記憶部ML、アドレス帳記憶部ADなどが設けられている。なお、RAM13の記憶内容は、必要に応じて不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)にセーブされる。
無線通信部14は、アンテナに接続された送受信部(ベースバンド部)の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、音声信号処理部15を介して受話スピーカSPから音声出力させる。また、無線通信部14は、送話マイクMCから入力された音声データを音声信号処理部15から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのちに送受信部の送信側に与えられてアンテナから送信出力させる。一方、電子メール機能、インターネット接続機能によって無線通信部14を介して受信取得した表示データは、高精細液晶あるいは有機ELなどを使用した表示部16に与えられて表示される。
赤外線通信部17は、相手側の携帯電話機1との間においてデータなどを高速通信によって直接的にやり取りを行うもので、例えば、1m以内の近距離(通信可能圏内)での1対1通信によってデータを安全かつ確実に送受信するようにしている。この場合、データを実際にやり取りする前に、通信が可能であるかを互いに確認してからデータを送受信するようにしている。操作部18は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、中央制御部11は、操作部18からのキー入力信号に応じた処理を実行する。RTC(リアルタイムクロックモジュール)19は、時計部を構成するもので、中央制御部11は、RTC19から現在日時を取得する。
図3は、送信データ記憶部TRを説明するための図である。
送信データ記憶部TRは、自己の携帯電話機1が送信元(大元)となって他の携帯電話機1にデータを送信する場合に、この送信対象のデータ(送信データ)を順次記憶するもので、各送信データは「送信日時」、「管理ID」、「実データ」、「送信元電話番号」、「最終送信先電話番号」、「受信済フラグ」、「受信履歴」の各項目(フィールド)を有する構成となっている。この送信データ内の「送信日時」の項目は、管理サーバ5や他の携帯電話機1に対してデータを送信した日時を記憶する項目である。また、「管理ID」は送信データを管理するデータ識別情報を記憶する項目であり、例えば、自己の携帯電話機1(以下、自機と呼称する)の電話番号に3桁の連続番号を付加した構成となっている。
「実データ」は実際に送信したテキストデータ、音楽データ、画像データ、アプリケーションプログラムなどの実際のデータを記憶する項目である。「送信元電話番号」は送信元となる携帯電話機1を識別する識別情報(電話番号)を記憶する項目である。なお送信データの場合には送信元は自機であるので、自機を識別する識別情報(電話番号)が記憶されている。「最終送信先電話番号」は当該データを最終的に届けたい他の携帯電話機1を識別する識別情報(電話番号)を記憶する項目で、複数の最終送信先を記憶可能となっている。ここで、上述の「実データ」、「最終送信先電話番号」などを受信した携帯電話機1は、「最終送信先電話番号」が自機の電話番号であるか否かに応じて当該データの利用可否を制御したり、「最終送信先電話番号」が他の携帯電話機1(以下、他機と呼称する)の電話番号であるか否かに応じて当該データの送信を制御したりするようにしている。なお、最終送信先では「実データ」を何時でも自由に利用可能であるが、このデータを中継した中継装置(他の携帯電話機1など)では「実データ」を利用できないようにしている。「受信済フラグ」は最終送信先の携帯電話機1がデータを正常受信した場合に“1”となるフラグであり、複数の最終送信先に対応して設けられている。
「受信履歴」は「実データ」が最終送信先に届くまでの間において、他機で受信された場合(中継された場合)における当該他機(中継装置)の電話番号を記憶する項目で、この「受信履歴」にはデータが中継される毎にその電話番号が順次記憶されるが、データ送信時には「受信履歴」は空欄のままとなっている。なお、図中、太枠は送信対象の項目を示し、「管理ID」、「実データ」、「送信元電話番号」、「最終送信先電話番号」、「受信履歴」が送信対象の項目であることを示している。
図4は、受信データ記憶部RPを説明するための図である。
受信データ記憶部RPは、管理サーバ5や他機から受信したデータを記憶するもので、「受信日時」、「利用フラグ」、「管理ID」、「実データ」、「送信元電話番号」、「最終送信先電話番号」、「受信履歴」の各項目を有する構成となっている。「受信日時」は管理サーバ5や他機からデータを受信した日時である。「利用フラグ」は自機が最終送信先の場合に“1”となってデータが利用可能であることを示すフラグである。「管理ID」はデータを識別するデータ識別情報で、他機の電話番号に連続番号を付加した構成となっている。なお、「実データ」、「送信元電話番号」、「最終送信先電話番号」、「受信履歴」は、上述した送信データ記憶部TRの場合と同様である。また、なお、図中、太枠は受信対象項目を示し、「管理ID」、「実データ」、「送信元電話番号」、「最終送信先電話番号」、「受信履歴」が受信対象の項目であることを示している。
図5は、送信履歴記憶部CAを説明するための図である。
送信履歴記憶部CAは、自機から他機にデータを送信した場合の送信履歴を記憶するもので、「送信日時」、「管理ID」、「送信先電話番号」の各項目を有している。なお、「送信日時」、「管理ID」は、上述した送信データ記憶部TRの場合と同様である。「送信先電話番号」はこのデータを送信した他機の識別情報(電話番号)である。ここで、自機から他機にデータを送信する場合とは、データの送信元(大元)、あるいはそのデータを中継した中継元の携帯電話機1が他機の携帯電話機1に対してデータを送信する場合である。
図6は、監視リスト記憶部OVを説明するための図である。
監視リスト記憶部OVは、赤外線の送受信によってその通信可能圏内に最終送信先の他機が存在しているか否かを検出した結果、該当する最終送信先の他機が周囲に存在していなければ、引き続いてその最終送信先を監視するために、当該他機を監視の対象として記憶するもので、「管理ID」、「最終送信先電話番号」の各項目を有する構成となっている。なお、「管理ID」、「最終送信先電話番号」は、上述した送信データ記憶部TRの場合と同様である。
図7は、中継通知記憶部RLを説明するための図である。
中継通知記憶部RLは、データの送信元である携帯電話機1において他機から管理サーバ5を介して送信された中継通知を記憶するもので、「管理ID」、「中継元電話番号」、「中継先電話番号」、「中継日時」の各項目を有している。「中継元電話番号」は、データがその送信元から最終送信先に届くまでに中継した他機の電話番号である。「中継先電話番号」は中継元から送信されたデータを受信する他機の電話番号である。「中継日時」はデータを送信(中継)した日時である。なお、図中、太枠は受信対象の項目を示し、「管理ID」、「中継元電話番号」、「中継先電話番号」、「中継日時」が受信対象の項目であることを示している。
図8は、最終受信通知記憶部EDを説明するための図である。
最終受信通知記憶部EDは、データの送信元である携帯電話機1において最終送信先の他機から管理サーバ5を介して送信された最終受信通知を記憶するもので、「管理ID」、「最終送信先電話番号」、「受信日時」の各項目を有する構成となっている。「受信日時」は最終送信先の他機がデータを受信した日時である。なお、図中、太枠は受信対象の項目を示し、「管理ID」、「最終送信先電話番号」、「受信日時」が受信対象の項目であることを示している。
次に、この実施例における携帯電話機1の動作概念を図9、図10、図12〜図15に示すフローチャートを参照し、また、管理サーバ5の動作概念を図11に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図9及び図10は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話機1の全体動作を示したフローチャートである。図11は、電源投入に伴って実行開始される管理サーバ5の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、携帯電話機1側においてその中央制御部11は、電源を投入する電源オン操作が行われると(図9のステップA1でYES)、無線通信部14を作動させて現在位置を登録する待受処理を行うと共に、所定の待受画像を読み出して表示させながら電話/メールの待受状態となる(ステップA2)。一方、管理サーバ5側では、電源を投入する電源オン操作が行われると(図11のステップB1でYES)、起動処理を実行したのち(ステップB2)、携帯電話機1からの受信有無をチェックしたり、操作有無をチェックしたりしながら受信/操作待ち状態となる(ステップB3〜B8)。
携帯電話機1は待受状態においてデータ送信操作が行われると(図9のステップA3)、自機がデータ送信元となって他機あるいは管理サーバ5にデータを送信するデータ送信処理に移る(ステップA4)。
図12は、データ送信処理(図9のステップA4)を詳述するためのフローチャートである。先ず、中央制御部11は、ユーザ操作によってデータが指定されると、例えば、各種データのリスト画面の中から任意のデータが選択指定されたり、データのファイル名が入力指定されたりすると、そのデータを送信対象の実データとして選択したのち、この実データを識別するための「管理ID」を生成する(ステップC1)。そして、当該データを利用可能な他機の電話番号(最終送信先電話番号)がユーザ操作によって指定されると(ステップC2)、次に、ユーザからの送信先の指定を受け付ける(ステップC3)。なお、最終送信先は、1つに限らず、複数指定するようにしてもよい。
また、送信先の指定は、データが最終送信先に届くまでに管理サーバ5を中継させるのか、他の携帯電話機1を中継させるのかを示すもので、送信先として管理サーバ5が指定された場合には(ステップC4でYES)、上述の「管理ID」、「実データ」、「最終送信先電話番号」に、自機の電話番号を「送信元電話番号」として付加する(ステップC5)。更に、空欄の「受信履歴」を付加した送信データを移動体通信網2、インターネット3を介して管理サーバ5宛に送信する(ステップC6)。そして、この「管理ID」、「実データ」、「送信元電話番号」、「最終送信先電話番号」、「受信履歴」を送信データ記憶部TRに追加記憶する(ステップC7)。なお、このようなデータ送信時には全ての「受信済フラグ」は、“0”のままとなっている。一方、管理サーバ5は送信元の携帯電話機1からデータを受信すると(図11のステップB3でYES)、この受信データを不特定多数にブロードキャスト送信する(ステップB9)。この場合、予め決められたエリア内にのみ送信してもよいし、当該データに送信エリアを示す情報が付加されていれば、その情報が示すエリアに送信してもよい。
また、送信元においては、送信先として他機が指定された場合には(図12のステップC4でNO)、赤外線の送受信によって自機の周囲(通信可能圏内)に赤外線通信が可能な他機が存在しているかを検出し(ステップC8)、その周囲に他機が存在していれば、その他機の電話番号を受信取得したのち、上述の「管理ID」と当該他機の電話番号に基づいて送信履歴記憶部CAを検索し、その他機に同じデータを送信済みであるかを調べる(ステップC9)。この場合、複数の他機が検出された場合には、他機毎に同一データを送信済みであるか否かのチェックを行う。なお、他機が1台も検出されなければ、その旨を報知するようにしてもよい。その際、上述した送信先の指定時において、管理サーバ5が送信先として切り替え指定されたときには、上述のステップC5に移ってもよい。また、上述した送信先の指定時において特定の他機が指定された場合には、その他機が周囲に存在しているかを検出し、該当する他機が存在していない場合には、上述の場合と同様に、その旨を報知するようにしてもよい。
いま、周囲に存在する他機に同一データが既に送信されている場合には(ステップC9でYES)、重複送信を避けるために図12のフローから抜けるが、同じデータを送信済みでなければ(ステップC9でNO)、上述の「管理ID」、「実データ」、「最終送信先電話番号」に、自機の電話番号を「送信元電話番号」として付加するほか(ステップC10)、更に、空欄の「受信履歴」を付加したデータを赤外線通信によって当該他機に送信する(ステップC11)。そして、この「管理ID」、「実データ」、「送信元電話番号」、「最終送信先電話番号」、「受信履歴」を送信データ記憶部TRに追加記憶したのち(ステップC12)、その他機の電話番号を「送信先電話番号」とし、現在日時を「送信日時」として「管理ID」と共に送信履歴記憶部CAに追加記憶する(ステップC13)。
また、待受状態において管理サーバ5からのブロードキャスト通信、あるいは他機からの赤外線通信によるデータ受信を検出すると(図9のステップB5)、データ受信処理に移る(ステップB6)。
図13は、データ受信処理(図9のステップB6)を詳述するためのフローチャートである。先ず、中央制御部11は、受信データの中から「管理ID」を読み出したのち(ステップD1)、この「管理ID」に基づいて受信データ記憶部RPを検索し、同一の「管理ID」が有るか、つまり、まだ記憶されていないデータを受信したかを調べ(ステップD2)、受信データ記憶部RPに存在しているデータを今回受信した場合には(ステップD2でNO)、この受信データを破棄したのち(ステップD3)、図13のフローから抜ける。
受信データ記憶部RPに存在していないデータを今回受信した場合には(ステップD2でYES)、この「管理ID」、「実データ」、「送信元電話番号」、「最終送信先電話番号」、「受信履歴」と共に、現在日時を「受信日時」として受信データ記憶部RPに追加記憶する(ステップD4)。そして、この「最終送信先電話番号」の中に自機の電話番号が存在しているか、つまり、最終送信先として自機が指定されているかを調べ(ステップD5)、自機が最終送信先でなければ、「実データ」の利用を制限するために、その「利用フラグ」を“0”とする(ステップD6)。
また、自機が最終送信先であれば(ステップD5でYES)、データを正常受信したことを知らせるための最終受信通知を管理サーバ5に対して送信する(ステップD7)。この場合、「管理ID」、「送信元電話番号」、「受信日時」のほか、自機の電話番号を「最終送信先電話番号」とする最終受信通知を管理サーバ5に送信する。なお、管理サーバ5と通信不可能な状態であれば、通信可能な状態に復帰してから最終受信通知を送信すればよい。次に、ステップD8に移り、「実データ」の利用を可能とするためにその「利用フラグ」を“1”とする。
管理サーバ5は、携帯電話機1から最終受信通知を受け取ると(図11のステップB5でYES)、この最終受信通知の内容としてその「管理ID」、「受信日時」、「最終送信先電話番号」などを記憶したのち(ステップB12)、そのデータの送信元に対して当該最終受信通知を送信する(ステップB13)。この場合、「管理ID」、「受信日時」、「最終送信先電話番号」を含む最終受信通知を「送信元電話番号」が示す携帯電話機1に対して送信する。
また、図13のフローにおいて、「最終送信先電話番号」に他機の電話番号が記憶されている場合には(ステップD9でYES)、送信履歴記憶部CAを参照し、その他機の電話番号が送信履歴記憶部CAの「送信先電話番号」に記憶されているか、つまり、過去に送信した実績をもつ他機が最終送信先として含まれているかを調べる(ステップD10)。ここで、他機の電話番号が送信履歴記憶部CAに記憶されていれば、この送信履歴の「送信先電話番号」と受信データの「受信履歴」とに基づいて、その他機に同じデータを送信済みであるかを調べる(ステップD11)。
ここで、上述のステップD9あるいはステップD10でNOと判断された場合又はステップD11でYESと判断された場合には、データ送信を行わず、図13のフローから抜けるが、ステップD11でNOと判断され場合、つまり、「最終送信先電話番号」に含まれている他機の電話番号が送信履歴に有り、かつ、その他機が同じデータを受信していない場合には、それを条件にステップD12に移り、赤外線の送受信によって自機の周囲(通信可能圏内)に赤外線通信が可能な他機を検出する。
その結果、周囲に他機が存在している場合に、送信したい他機と通信可能か、つまり、周囲に存在している他機の中に最終送信先が含まれているかを調べ(ステップD13)、送信したい他機(最終送信先の他機)と通信可能であれば、この受信データの「受信履歴」に自機の電話番号を中継元電話番号として追加記憶したのち(ステップD14)、この「管理ID」、「実データ」、「送信元電話番号」、「最終送信先電話番号」、「受信履歴」を受信データ記憶部RPから読み出して当該他機に赤外線通信によって送信する(ステップD15)。
その後、他機(最終送信先)の電話番号を「送信先電話番号」とし、現在日時を「送信日時」として「管理ID」と共に送信履歴記憶部CAに追加記憶する(ステップD16)。そして、データを中継したことを通知する中継通知を管理サーバ5に送信する(ステップD17)。この場合、「管理ID」のほか、自機の電話番号を中継元の電話番号とし、周囲に存在している他機(最終送信先)の電話番号を中継先の電話番号とし、「受信日時」を「中継日時」として管理サーバ5に送信する。なお、管理サーバ5と通信不可能な場合には、通信可能な状態になってから中継通知を送信すればよい。
管理サーバ5は、携帯電話機1から中継通知を受け取ると(図11のステップB4でYES)、この中継通知の内容として、「管理ID」、「中継日時」、「中継元電話番号」などを記憶したのち(ステップB10)、当該データの送信元に中継通知を送信する(ステップB11)。この場合、「管理ID」、「中継日時」、「中継元電話番号」、「中継先電話番号」を含む中継通知を「送信元電話番号」が示す携帯電話機1に対して送信する。
また、図13のフローにおいて、送信したい他機と通信可能でなければ、つまり、最終送信先の他機が周囲に存在していなければ(図13のステップD13でNO)、この最終送信先の存在有無をその後も引き続いて監視するために、その「管理ID」、「最終送信先電話番号」を監視リスト記憶部OVに追加記憶しておく(ステップD18)。
他方、データ中継操作が行われると(図9のステップA7でYES)、データ中継処理に移る(ステップA8)。
図14は、データ中継処理(図9のステップA8)を詳述するためのフローチャートである。先ず、中央制御部11は、受信データ記憶部RPの内容がリスト表示されている状態において、ユーザ操作で所望するデータが指定されると(ステップE1)、赤外線の送受信によって自機の周囲(通信可能圏内)に赤外線通信が可能な他機が存在しているかを検出する(ステップE2)。いま、他機が存在していれば、その他機の電話番号を受信取得したのち、この他機の電話番号に基づいて送信履歴記憶部CAを検索し、当該他機の電話番号が送信履歴に有れば、この送信履歴の「送信先電話番号」と受信データの「受信履歴」とに基づいて、その他機に同じデータを送信済みであるかを調べる(ステップE3)。
ここで、検出された他機が過去に同じデータを受信している場合には(ステップE3でYES)、図14のフローから抜けるが、その他機が同じデータを受信していない場合には(ステップE3でNO)、この受信データ内の「受信履歴」に自機の電話番号を中継元電話番号として追加記憶する(ステップE4)。そして、この「管理ID」、「実データ」、「送信元電話番号」、「最終送信先電話番号」、「受信履歴」を受信データ記憶部RPから読み出して当該他機に赤外線通信によって送信したのち(ステップE5)、この他機の電話番号を「送信先電話番号」とし、現在日時を「送信日時」として「管理ID」と共に送信履歴記憶部CAに追加記憶する(ステップE6)。そして、上述の場合と同様に、データを中継したことを通知する中継通知を管理サーバ5に送信する(ステップE7)。なお、管理サーバ5では、携帯電話機1から中継通知を受け取ると(図11のステップB4でYES)、この中継通知の内容を記憶したのち(ステップB10)、当該データの送信元である携帯電話機1に送信する(ステップB11)。
また、待受状態において通信状況検出タイミングに達すると(図9のステップA9でYES)、通信状況検出処理に移る(ステップA10)。この通信状況検出処理は、タイマ(図示せず)の計測動作によって通信状況検出タイミングに達したことが検出される毎(例えば、1分毎)に、上述の監視リストデータを他機に送信することによって当該データを中継する処理である。
図15は、通信状況検出処理(図9のステップA10)を詳述するためのフローチャートである。先ず、中央制御部11は、赤外線の送受信によって自機の周囲(通信可能圏内)に赤外線通信が可能な他機が存在しているかを検出し、その周囲に他機が存在していれば、その他機の電話番号を受信取得したのち(ステップF1)、監視リスト記憶部OVから「最終送信先電話番号」を読み出し(ステップF2)、他機の電話番号と当該「最終送信先電話番号」とを比較することによって周囲に存在している他機は監視リストデータの最終送信先であるかを調べる(ステップF3)。
いま、最終送信先の他機でなければ(ステップF3でNO)、図15のフローから抜けるが、最終送信先の他機であれば(ステップF3でYES)、受信データ内の「受信履歴」に自機の電話番号を中継元電話番号として追加記憶する(ステップF4)。そして、この「管理ID」、「実データ」、「送信元電話番号」、「最終送信先電話番号」、「受信履歴」を受信データ記憶部RPから読み出して当該他機に赤外線通信によって送信すると共に(ステップF5)、この他機の電話番号を「送信先電話番号」とし、現在日時を「送信日時」として「管理ID」と共に送信履歴記憶部CAに追加記憶する(ステップF6)。
そして、上述の場合と同様に、データを中継したことを通知する中継通知を管理サーバ5に送信したのち(ステップF7)、監視リスト記憶部OVをアクセスし、赤外線通信によって送信した他機の監視リストデータを削除する(ステップF8)。なお、管理サーバ5では、携帯電話機1から中継通知を受け取ると(図11のステップB4でYES)、この中継通知の内容を記憶したのち(ステップB10)、当該データの送信元である携帯電話機1に送信する(ステップB11)。
また、待受状態において管理サーバ5から中継通知を受け取ると(図9のステップA11でYES)、中央制御部11は、中継通知の内容、つまり、「管理ID」、「中継元電話番号」、「中継先電話番号」、「中継日時」を中継通知記憶部RLに追加記憶する(ステップA12)。また、管理サーバ5から最終受信通知を受け取ると(ステップA13でYES)、最終受信通知受信処理に移る(ステップA14)。
図16は、最終受信通知受信処理(図9のステップA14)を詳述するためのフローチャートである。先ず、中央制御部11は、管理サーバ5から最終受信通知を受け取ると、その通知内容の「管理ID」、「最終送信先電話番号」、「受信日時」を最終受信通知記憶部EDに記憶したのち(ステップG1)、この最終受信通知の「管理ID」、「最終送信先電話番号」に基づいて送信データ記憶部TRを検索し、該当する「受信済みフラグ」を“1”にする(ステップG2)。
ここで、この「管理ID」に対応する各「最終送信先電話番号」の「受信済みフラグ」は、全て“1”か、つまり、「管理ID」で示されるデータは、全ての最終送信先に届けられているかを調べ(ステップG3)、全て“1”でなければ、そのデータが届いていない最終送信先が存在しているため、図16のフローから抜けるが、「受信済みフラグ」が全て“1”であれば(ステップG3でYES)、全ての最終送信先にデータが届けられているため、当該「管理ID」に基づいて中継通知記憶部RLを検索して、対応する「中継元電話番号」を含む中継通知を読み出したのち(ステップG4)、この「中継元電話番号」と「管理ID」とを含む削除要求を管理サーバ5に送信する(ステップG5)。
管理サーバ5は、送信元の携帯電話機1から削除要求を受け取ると(図11のステップB6でYES)、この削除要求を記憶したのち(ステップB14)、この削除要求に含まれている「中継元電話番号」を宛先として削除要求を送信する(ステップB15)。なお、電源オフ操作が行われると(ステップB7でYES)、電源オフ処理を実行するが(ステップB16)、その他の操作が行われた場合には(ステップB8でYES)、操作に対応する処理として、例えば、各携帯電話機1に対し各種要求などを行う(ステップB17)。
携帯電話機1は、管理サーバ5から削除要求を受け取ると(図10のステップA15でYES)、この削除要求内の「管理ID」に基づいて受信データ記憶部RPを検索して該当する受信データを削除するほか(ステップA16)、この「管理ID」に基づいて監視リスト記憶部OVを検索して該当する監視リストデータを削除する(ステップA17)。
携帯電話機1は、受信データを再生対象として選択してその再生を指示するデータ再生操作が行われると(図10のステップA18でYES)、再生対象として選択されたデータは、「利用フラグ」が“1”のデータ、つまり、自機が最終送信先として指定されているデータであるかを調べる(ステップA19)。いま、「利用フラグ」が“0”のデータであれば、その再生操作を無効とするが、「利用フラグ」が“1”のデータであれば(ステップA19でYES)、それに対応する「実データ」を受信データ記憶部RPから読み出して再生出力させる(ステップA20)。また、電源オフ操作が行われると(ステップA21でYES)、電源オフ処理を実行するが(ステップA22)、その他の操作が行われた場合には(ステップA23でYES)、操作に対応する処理として、例えば、他の携帯電話機1宛にメールを送信する処理などを行う(ステップA24)。
以上のように、この実施例において無線通信部14あるいは赤外線通信部17を介して「実データ」、「最終送信先電話番号」などを受信した携帯電話機1は、「最終送信先電話番号」が自機の電話番号であるか否かに応じて「実データ」の利用可否を制御したり、「最終送信先電話番号」が他機の電話番号であるか否かに応じて「実データ」の送信を制御したりするようにしたので、マルチホップ通信システムにおけるデータの利用と流通を容易かつ適切に制御することができる。例えば、「Aさん」から「Cさん」宛にデータを送信する場合、その途中で「Bさん」が中継して「Cさん」にデータを送信したとしても、「Bさん」にそのデータが利用されることなく、「Cさん」に確実に届けることができ、写真などの個人情報、秘密書類などを安全かつ確実に送信することが可能となる。
「最終送信先電話番号」が自機の電話番号であれば、「実データ」の利用を可能とし、自機の電話番号でなければ、「実データ」の利用を制限するようにしたので、データの送信元(送信者)は、このデータを利用して欲しい携帯電話機1の識別情報を「最終送信先電話番号」としてデータに付加するだけで、その携帯電話機1でのデータ利用が可能となる。
「最終送信先電話番号」が他機の電話番号であれば、「実データ」を他機に送信するようにしたので、マルチホップ通信によって「最終送信先電話番号」で示される他機にデータを届けることができる。
「最終送信先電話番号」が他機の電話番号であれば、この他機の電話番号が送信履歴記憶部CAに記憶されていることを条件に、「実データ」をその他機に対して送信するようにしたので、過去に送信した実績のある他機に対してデータを送信することができ、未知の携帯電話機1への送信を防ぐことができる。
「最終送信先電話番号」が他機の電話番号であれば、この「最終送信先電話番号」を監視リスト記憶部OVに記憶しておき、通信状況検出タイミングに達した際に、この監視リストを参照して当該他機にデータを送信するようにしたので、適切なタイミングでデータを送信することができる。
「実データ」、「送信元電話番号」、「最終送信先電話番号」などを受信した携帯電話機1は、「最終送信先電話番号」が自機の電話番号であれば、データを正常受信した旨の最終受信通知を管理サーバ5経由で「送信元電話番号」の携帯電話機1に対して送信するようにしたので、送信元ではデータの流通状況(どの携帯電話機1がデータを受信したか)を把握することができる。
「実データ」、「送信元電話番号」、「最終送信先電話番号」などを受信した携帯電話機1は、「最終送信先電話番号」が他機の電話番号であれば、データをその他機に送信した旨の中継通知を管理サーバ5経由で「送信元電話番号」の携帯電話機1に対して送信するようにしたので、その送信元ではデータの流通状況を把握することができる。
「実データ」、「受信履歴」などを受信した携帯電話機1は、この「受信履歴」に基づいてデータの送信を制御するようにしたので、過去にデータを受信したことがある携帯電話機1に対して同一データの重複送信を防止することができる。
携帯電話機1は、データを受信する場合に、同じデータを既に受信済みであれば、このデータの受信を制限するようにしたので、同じデータの重複受信を効果的に防ぐことができる。
携帯電話機1は、管理サーバ5からブロードキャスト通信によって送信されたデータを受信するようにしたから、多数の携帯電話機1にデータを流通させることができる。
携帯電話機1間での赤外線通信によってデータを送受信するようにしたので、直接通信による確実なデータ流通が可能となる。
なお、上述した実施例において管理サーバ5は、データ送信時にブロードキャスト送信を行うようにしたが、それに限らず、例えば、「最終送信先電話番号」で示される携帯電話機1に対して個別に送信するようにしてもよい。この場合、「最終送信先電話番号」のいずれか一つ、あるいは複数の携帯電話機1に対して個別に送信したり、受信可能な携帯電話機1を特定して個別に送信したりするようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、携帯電話機1側で「管理ID」を生成してデータに付加するようにしたが、「管理ID」を管理サーバ5側で一元管理して付加するようにしてもよい。
上述した実施例において携帯電話機1は、インターネット3を介し管理サーバ5に接続されると、この管理サーバ5にデータを送信したり、管理サーバ5からのデータを受信したりするようにしたが、データの送受信は管理サーバ5を中継せずに、他の携帯電話機1間での直接通信あるいは移動体通信網2又はインターネット3を介して行うようにしてもよい。また、中継通知、最終受信通知、削除要求も管理サーバ5を経由せず、電子メールやショートメッセージサービスを利用して送信するようにしてもよい。
上述した実施例においては、携帯電話機1間での直接通信として、赤外線通信を例示したが、赤外線通信に限らず、例えば、非接触近距離通信、有線通信、無線LAN通信、ブルートゥース(Bluetooth)通信などであってもよい。また、データの送受信は、テキストデータ、音楽データ、画像データに限らず、アドレス帳データ、スケジュールデータ、プロフィールデータ、伝言データなどを送受信するようにしてもよい。
上述した実施例においては、携帯電話機1を識別する識別情報として電話番号を例示したが、識別情報はメールアドレス、製造番号などであってもよい。また、データの利用は、再生に限らず、例えば、壁紙として登録、着信音として登録するなど、その利用形態は問わない。その他、携帯電話機に限らず、例えば、PDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機など、通信機能を有する端末装置であってもよい。
通信端末装置として適用した携帯電話機の通信ネットワークシステムを示したブロック図。 携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図。 送信データ記憶部TRを説明するための図。 受信データ記憶部RPを説明するための図。 送信履歴記憶部CAを説明するための図。 監視リスト記憶部OVを説明するための図。 中継通知記憶部RLを説明するための図。 最終受信通知記憶部EDを説明するための図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話機1の全体動作を示したフローチャート。 図8に続く、フローチャート。 電源投入に伴って実行開始される管理サーバ5の全体動作を示したフローチャート。 データ送信処理(図9のステップA4)を詳述するためのフローチャート。 データ受信処理(図9のステップB6)を詳述するためのフローチャート。 データ中継処理(図9のステップA8)を詳述するためのフローチャート。 通信状況検出処理(図9のステップA10)を詳述するためのフローチャート。 最終受信通知受信処理(図9のステップA14)を詳述するためのフローチャート。
符号の説明
1 携帯電話機
2 移動体通信網
3 インターネット
4 メールサーバ
5 管理サーバ
11 中央制御部
12 ROM
14 無線通信送受信部
16 表示部
17 赤外線通信送受信部
18 操作部
19 RTC
TR 送信データ記憶部
RP 受信データ記憶部
CA 送信履歴記憶部
OV 監視リスト記憶部
RL 中継通知記憶部
ED 最終受信通知記憶部

Claims (13)

  1. マルチホップ通信システムにおける通信端末装置であって、
    当該通信端末装置を識別する識別情報が記憶されている第1のフィールドを有するデータを受信する受信手段と、
    この受信手段によって受信されたデータの第1のフィールドに、自己の通信端末装置を識別する識別情報が記憶されているか否かを判別する第1の判別手段と、
    前記受信手段によって受信されたデータの第1のフィールドに、他の通信端末装置を識別する識別情報が記憶されているか否かを判別する第2の判別手段と、
    前記第1の判別手段による判別結果に基づいて前記データの利用可否を制御する利用制御手段と、
    前記第2の判別手段による判別結果に基づいて前記データの送信を制御する送信制御手段と、
    を具備したことを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記利用制御手段は、前記第1の判別手段によって自己の通信端末装置を識別する識別情報が記憶されていると判別された場合に、前記データの利用を可能とし、記憶されていないと判別された場合に、当該データの利用を制限する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 前記送信制御手段は、前記第2の判別手段によって他の通信端末装置を識別する識別情報が記憶されていると判別された場合に、前記データをその識別情報が示す通信端末装置に対して送信する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  4. 前記データを送信した通信端末装置を識別する識別情報を送信履歴として記憶する記憶手段を備え、
    前記送信制御手段は、前記第2の判別手段によって他の通信端末装置を識別する識別情報が記憶されていると判別された場合に、前記記憶手段に記憶されている送信履歴に基づいて前記データの送信を制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の通信端末装置。
  5. 前記第2の判別手段によって他の通信端末装置の識別情報が記憶されていると判別された場合に、その識別情報が示す通信端末装置との通信が可能か否かを監視する監視手段を更に備え、
    前記送信制御手段は、前記監視手段によって通信が可能になったことが検出された場合に前記データをその通信端末装置に送信する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の通信端末装置。
  6. 前記データは、その送信元である通信端末装置を識別する識別情報が記憶されている第2のフィールドを更に有し、
    前記第1の判別手段によって自己の通信端末装置の識別情報が記憶されていると判別された場合に、前記データを受信した旨を前記第2のフィールドに記憶されている識別情報が示す通信端末装置に対して通知する通知手段を更に備えた、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  7. 前記データは、その送信元である通信端末装置を識別する識別情報が記憶されている第2のフィールドを更に有し、
    前記第2の判別手段によって他の通信端末装置の識別情報が記憶されていると判別された場合に、前記データをその識別情報が示す通信端末装置に対して送信した旨を前記第2のフィールドに記憶されている識別情報が示す通信端末装置に対して通知する通知手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  8. 前記データは、これを受信した通信端末装置を識別する識別情報が受信履歴として記憶されている第3のフィールドを更に有し、
    前記送信制御手段は、前記第3のフィールドに記憶されている受信履歴に基づいて当該データの送信を制御する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  9. 前記受信手段でデータを受信するにあたって、同じデータを既に受信済みの場合には、このデータの受信を制限する制限手段を更に備えた、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  10. 前記受信手段は、ブロードキャスト通信によって送信されたデータを受信する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  11. 前記受信手段は、通信端末装置間の直接通信によって送信されたデータを受信する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  12. 前記送信制御手段は、通信端末装置間の直接通信によってデータを送信する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  13. コンピュータに対して、
    マルチホップ通信システムにおける通信端末装置を識別する識別情報が記憶されている第1のフィールドを有するデータを受信する機能と、
    前記受信されたデータの第1のフィールドに、自己の通信端末装置を識別する識別情報が記憶されているか否かを判別する機能と、
    前記受信されたデータの第1のフィールドに、他の通信端末装置を識別する識別情報が記憶されているか否かを判別する機能と、
    自己の通信端末装置を識別する識別情報が記憶されているか否かの判別結果に基づいて前記データの利用可否を制御する機能と、
    他の通信端末装置を識別する識別情報が記憶されているか否かの判別結果に基づいて前記データの送信を制御する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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