JP2007208393A - プレゼンス管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】プレゼンティティが開示したいプレゼンス情報を、ウォッチャの場所の変化に応じて提供することができるプレゼンス管理システムを提供する。
【解決手段】第一の端末装置は、位置情報と対応付けてメッセージを作成するためのメッセージ作成手段と、メッセージを位置情報と共にプレゼンス情報としてプレゼンスサーバに送信するメッセージ送信手段と、を備え、プレゼンスサーバは、メッセージ送信手段により送信されてきたメッセージを蓄積するメッセージ蓄積手段と、第二の端末装置が存在する位置に応じて、メッセージを第二の端末装置に提供するメッセージ提供手段と、を備えるプレゼンス管理システムを提供する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、メッセージングサービスにおけるプレゼンス機能を備えたプレゼンス管理システムに関するものである。
近年、ブロードバンドサービスの展開に伴い、様々なコミュニケーションサービスが提供されるようになってきている。例えば、インターネット電話や、インスタントメッセージ(IM)サービス等もその一種である。
インターネット電話同士の通話では、通話相手もネットワーク上にいないと電話を接続できないため、相手のログイン状態を知ることが重要となる。その手段として、プレゼンスがある。プレゼンスとは、相手の状態を知ることができる機能である。プレゼンスを実現するための代表的な技術として、SIP等が挙げられる。SIP(Session Initiation Protocol)とは、VoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したインターネット電話などで用いられる、通話制御プロトコルの一つである。
また、携帯電話端末にもプレゼンスが搭載され始めてきている。携帯電話端末にプレゼンスを搭載することで、相手の現在の状況が、通話中であるのか、外出中や会議中であるのかなどを事前に確認したうえで、音声通話、インスタントメッセージ、メールなど最適な手段で相手に連絡を取ることが可能になる。また、自分の現在の状況が、外出中や会議中であるのかなどを他人に知らせることができるので、『会議中に電話が掛かってきて困る』、といったことを未然に防ぐことができる。なお、プレゼンスを公開する側をプレゼンティティ(Presentity)と呼び、プレゼンスを閲覧する側をウォッチャ(Watcher)と呼ぶ。
また、携帯電話端末は通常ユーザとともに移動することから、ユーザの位置を現在のユーザのプレゼンス情報とする技術も開示されている。例えば、特許文献1には、複数のクライアント端末と、これら各クライアント端末と通信ネットワークを介して接続し、これら各クライアント端末に対して、前記各クライアント端末間のデータ通信をリアルタイムで中継するメッセージングサービスと、各クライアント端末のプレゼンス情報を配信するプレゼンスサービスとからなるインスタントメッセージングサービスを提供するインスタントメッセージングサーバーとからなるインスタントメッセージングシステムにおいて、前記各クライアント端末には、当該端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、得られた位置情報をインスタントメッセージングサーバーへ送信する送信手段とが設けられており、前記インスタントメッセージングサーバーは、前記位置情報をプレゼンス情報としてクライアント端末へ配信することを特徴とするインスタントメッセージングシステム、が記載されている。すなわち、各携帯電話端末のユーザが現在の位置情報をプレゼンス情報とすることで、リアルタイムでお互いの位置を知ることができる。
特開2004−64647号公報
また、現在、プレゼンスでは、コメントや写真といった様々な情報を自己のプレゼンス情報として開示することが可能となってきている。例えば、プレゼンス情報にコメントを含める場合、プレゼンティティは通常、ウォッチャたちに伝えたい内容をコメントに含める。一方、例えば、駅に設置されている伝言板のような、ある場所に関する情報をその場所にいる人に伝えるという手段が求められているが、携帯電話端末等を用いて実現されていない。
そこで、本発明は、プレゼンスを用いて、ある場所に関する情報をその場所にいる人に伝えるということを実現可能なプレゼンス管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、プレゼンス情報を見せる機能を少なくとも有する第一の端末装置と前記第一の端末装置のプレゼンス情報を見る機能を少なくとも有する第二の端末装置のそれぞれを少なくとも一つずつ含むと共に、プレゼンスサーバを含むプレゼンス管理システムであって、前記第一の端末装置は、位置情報と対応付けてメッセージを作成するためのメッセージ作成手段と、前記メッセージを位置情報と共にプレゼンス情報として前記プレゼンスサーバに送信するメッセージ送信手段と、を備え、前記プレゼンスサーバは、前記メッセージ送信手段により送信されてきたメッセージを蓄積するメッセージ蓄積手段と、前記第二の端末装置が存在する位置に応じて、前記メッセージを前記第二の端末装置に提供するメッセージ提供手段と、を備えることを特徴とするプレゼンス管理システムを提供する。
したがって、本発明によれば、ウォッチャ(第二の端末装置)は、プレゼンティティ(第一の端末装置)により指定された場所に来たときにメッセージを受け取ることができる。よって、プレゼンティティが位置と関連付けて開示したいプレゼンス情報を、その場所にいる又は来たウォッチャに提供することができる。
また、本発明に係るプレゼンス管理システムでは、前記第二の端末装置がプレゼンス情報を見せる機能を、前記第一の端末装置が前記第二の端末装置のプレゼンス情報を見る機能を、さらに有することを特徴とする。
また、本発明に係るプレゼンス管理システムでは、前記プレゼンスサーバは、前記メッセージに対応付けられた位置情報を指定位置情報として前記第二の端末装置に通知する指定位置情報通知手段を備え、前記第二の端末装置は、該端末装置自身の位置を端末位置情報として取得する端末位置情報取得手段を備え、前記端末位置情報と前記指定位置情報とが所定のルールによって一致する場合に、前記メッセージの取得要求を前記プレゼンスサーバに対して送信し、前記プレゼンスサーバは、前記取得要求を受信することにより、前記メッセージを前記第二の端末装置に送信して提供することを特徴とする。
また、前記端末位置情報取得手段は、GPS、基地局との通信、非接触ICカードの通信に使用される無線信号、外部機器との近距離無線通信による通信、二次元バーコードの読み取りのいずれかにより前記端末位置情報を取得することを特徴とする。
また、前記プレゼンスサーバは、前記第二の端末装置の位置を端末位置情報として把握し、該端末位置情報と前記メッセージに対応付けられた位置情報である指定位置情報とが所定のルールによって一致する場合に、前記メッセージを前記第二の端末装置に送信して提供することを特徴とする。或いは、前記第一の端末装置および前記第二の端末装置は、該端末装置自身の位置情報を取得する手段と、前記取得される位置情報をプレゼンス情報の一要素として前記プレゼンスサーバに送信する手段とを備え、前記プレゼンスサーバは、前記取得される位置情報を前記第二の端末装置の端末位置情報として把握し、該端末位置情報と前記メッセージに対応付けられた位置情報である指定位置情報とが所定のルールによって一致する場合に、前記メッセージを前記第二の端末装置に送信して提供することを特徴とする。
なお、前記所定のルールは、前記指定位置情報が示す位置を基準とする所定の範囲内に前記端末位置情報が示す位置が含まれることであることを特徴とする。
また、前記メッセージ作成手段は、前記第一の端末装置のプレゼンスを設定するためのプレゼンス設定画面を用いて作成可能であることを特徴とする。
また、前記メッセージ作成手段は、さらに、前記メッセージの有効期限を設定できることを特徴とする。
また、前記メッセージ作成手段は、位置に関する情報だけを前記プレゼンスサーバに送信し、前記プレゼンスサーバはその位置に関する情報から前記メッセージに対応付けられた位置情報である指定位置情報を生成して、前記メッセージと関連付けて蓄積することを特徴とする。
また、前記プレゼンスサーバは、前記メッセージと、プレゼンス情報に含まれるステータスとを関連付けて蓄積することを特徴とする。
また、本発明では、プレゼンス情報を見せる機能を少なくとも有する第一の端末装置と前記第一の端末装置のプレゼンス情報を見る機能を少なくとも有する第二の端末装置のそれぞれを少なくとも一つずつ含むと共に、プレゼンスサーバを含むプレゼンス管理システムであって、前記第一の端末装置は、位置情報と対応付けてメッセージを作成するためのメッセージ作成手段と、前記メッセージを位置情報と共にプレゼンス情報として送信するメッセージ送信手段と、前記メッセージ送信手段により送信するメッセージを蓄積するメッセージ蓄積手段と、を備え、前記プレゼンスサーバは、前記第一の端末装置の前記プレゼンス情報の送信先となる前記第二の端末装置を決定する送信先決定手段を備え、前記送信先決定手段により決定された前記第二の端末装置が存在する位置に応じて、前記メッセージを前記送信先決定手段により決定された第二の端末装置に提供することを特徴とするプレゼンス管理システムを提供する。
また、前記第一の端末装置は、前記メッセージに対応付けられた位置情報を指定位置情報として前記送信先決定手段により決定された第二の端末装置に通知する指定位置情報通知手段を備え、前記送信先決定手段により決定された第二の端末装置は、該端末装置自身の位置を端末位置情報として取得する端末位置情報取得手段を備え、前記端末位置情報と前記指定位置情報とが所定のルールによって一致する場合に、前記メッセージの取得要求を前記第一の端末装置に対して送信し、前記前記第一の端末装置は、前記取得要求を受信することにより、前記メッセージを、前記取得要求を送信した第二の端末装置に送信することを特徴とする。
従って、本発明によれば、プレゼンスを用いて、ある場所に関する情報をその場所にいる人に伝えるということを実現可能なプレゼンス管理システムを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るプレゼンス管理システムについて説明する。
図1は、本発明に係るプレゼンス管理システム1を示す概略図である。プレゼンス管理システム1は、複数の通信端末10と、プレゼンスサーバ20と、ネットワーク30とを有する。複数の通信端末10とプレゼンスサーバ20とはそれぞれネットワーク30を介して通信可能である。
通信端末10は、例えば、携帯電話端末である。本発明の実施形態では、プレゼンス管理システム1中に含まれる複数の通信端末10をそれぞれ区別して呼ぶ場合、例えば、ユーザAの端末を通信端末10A、ユーザBの端末を通信端末10B、ユーザCの端末を通信端末10Cと呼ぶこととする。各通信端末10は、ネットワーク30を介してプレゼンスサーバ20との間でプレゼンス情報を送受信することができる。プレゼンス情報とは、各通信端末10の使用者であるユーザA、ユーザB、ユーザCの状態(例えば現在通話可能であるか等)を示す情報やその他各ユーザが開示したい内容を含む情報である。なお、本発明の実施形態では、通信端末10を携帯電話端末として説明を行うが、通信端末10は、例えばPC、PDA、情報家電機器等であってもよく、携帯電話端末に限定されるものではない。また、複数の通信端末10が全て同一機器である必要もない(例えば、携帯電話端末、PDA、PC等が混在していてもよい)。
プレゼンスサーバ20は、各通信端末10のユーザのプレゼンス情報を管理する。それらユーザを加入者(Subscriber)と呼ぶ(本発明の実施形態ではユーザA、ユーザB、ユーザCを加入者とする)。そして、加入者のうち、プレゼンス情報を公開する側をプレゼンティティ(Presentity)と呼び、プレゼンス情報を閲覧する側をウォッチャ(Watcher)と呼ぶ。本発明の実施形態では、通信端末10は相互にプレゼンティティにもウォッチャにもなり得る。例えば、ユーザAがウォッチャである場合、ユーザAは、プレゼンティティとしてのユーザBおよびユーザCのプレゼンス情報を閲覧することができる。プレゼンスサーバ20は、プレゼンティティからプレゼンス情報を受け取ったならば、当該プレゼンティティが閲覧を認めたウォッチャへプレゼンス情報を提供するよう機能する。なお、通信端末10とプレゼンスサーバ20との間の通信は、例えばSIP(Session Initiation Protocol)(RFC3261で標準化されている)を利用して行われる。
プレゼンスサーバ20は、CPU21と、RAM22と、通信制御部23と、プレゼンス登録者リスト24と、プレゼンス情報DB(データベース)25とを有する。CPU21は、RAM22、通信制御部23、プレゼンス登録者リスト24、プレゼンス情報DB25のそれぞれを制御する機能を有する。通信制御部23は、ネットワーク30との間でプレゼンス情報等を送受信する機能を有する。プレゼンス登録者リスト24は、プレゼンティティとウォッチャとの関係が登録されているデータベースである。例えば、どの通信端末10がどの通信端末10のプレゼンス情報を閲覧するか、どの通信端末10がどの通信端末10にプレゼンス情報を開示するか等が登録されている。プレゼンス情報DB25は、各通信端末10のプレゼンス情報が記憶・蓄積されている。各通信端末10は、それぞれのプレゼンス情報をプレゼンス情報DB25にアップロードできる。
ネットワーク300は、基地局を含む携帯電話通信網、インターネット等により実現されるがそれらに特に限定されるものではない。
次に、通信端末10について説明する。図2は通信端末10の外観図であり、図3は通信端末10のハードウエア構成図である。
図2を参照すると、通信端末10の筐体の操作面側には、液晶ディスプレイ111と、操作部とが設けられている。操作部には、ダイヤルボタン114、方向指示キー115、オンフックボタン121、オフフックボタン122が含まれる。また、操作面側上部には、スピーカ119用の孔と、アンテナ105とが設けられ、下部にはマイク118用の孔が設けられている。
図3のハードウエア構成図について説明する。通信端末10は、端末全体を制御するCPU100を有する。ROM101、RAM102、フラッシュメモリ103、無線通信制御部104、液晶ディスプレイ111、入力インタフェース部113、音声制御部117、およびGPS情報受信部130はそれぞれCPU100に接続されている。また、無線通信制御部104にはアンテナ105が、入力インタフェース部113には操作部の各種キーが、音声制御部117にはマイク118およびスピーカ119が接続されている。なお、入力インタフェース部113に接続される操作部には、表示画面上に表示されるポインタを移動させるための機器や、液晶ディスプレイ111を利用したタッチパネル等を含めることができる。なお、後述するようにGPS情報受信部130は必須ではない
ROM101は、CPU100により実行される各種プログラムおよび固定的なデータを格納した不揮発性の読み出し専用メモリである。RAM102は、CPU100の作業領域およびデータの一時記憶領域を提供する書き込み可能なメモリである。フラッシュメモリ103は、追加的なアプリケーションや各種データを記憶する再書き込み可能な不揮発性メモリである。
無線通信制御部104は、アンテナ105を介して基地局との間で音声およびデータの無線通信(送受信)を行う機能を有する。端末装置10は基地局を介してプレゼンスサーバに対してプレゼンス情報の送受信を行うことができる。液晶ディスプレイ111は表示画面を有する表示部を構成する。入力インタフェース部113は、操作部の各種キーによる入力操作を受け付ける機能を有する。音声制御部117は、マイク118およびスピーカ119を介して音声の入出力を制御する。
次に、通信端末10におけるプレゼンスに関する機能について説明する。ROM101或いはフラッシュメモリ103には、プレゼンスを管理するためのソフトウエアが格納されている。
図4は、通信端末10において、プレゼンスを管理するためのソフトウエアにより表示される、ユーザ自身のプレゼンス情報を編集するための画面(プレゼンス設定画面200)である。
プレゼンス設定画面200は、ユーザ情報編集領域210、ステータス編集領域220、メッセージ編集領域230、応答可否編集領域240を少なくとも有している。
ユーザ情報編集領域210には、ユーザの名前、読み仮名、プレゼンス情報として使用する画像のファイル名等の各項目を編集することができる。各項目の編集を行う際には、ユーザが通信端末10の操作部を操作することにより、各項目にフォーカスを当てた後Enterボタン200aを入力操作することによりその項目の編集を開始することができる。
ステータス編集領域220では、現在のユーザのステータスを編集することができる。ステータスとは、ユーザの現在の状態(例えば、「外出中」、「仕事中」、「食事中」、「移動中」、「休憩中」、「遊び中」、「飲み中」、「取り込み中」、「一時退席中」、「端末使用中」、「就寝中」、「授業中」等)を示すものである。また、220aには通信端末10がオンラインであるかオフラインであるかが表示される。220bには現在のステータスが表示される。220cは、ユーザがステータスを編集する領域である。例えば、プルダウンメニューによりステータスを選択することができる。220cにおいてユーザ操作によりステータスが変更されると、220bのステータスを示す表示は自動的に変更される。なお、上述のステータスの例は、一例であってそれらに限定されるものではない。
メッセージ編集領域230は、コメント(或いはメッセージ)編集ボックス230aと、種別編集ボックス230bと、位置編集ボックス230cと、期限編集ボックス230dとを有する。なお、本発明の実施形態においては、以降、コメントとは現在のプレゼンス情報としてプレゼンスサーバ20に登録されるテキストデータであり、メッセージとは後述する位置情報と関連付けられてプレゼンスサーバ20に蓄積されるテキストデータであるものと定義する。コメント編集ボックス230aには任意のテキストを入力することができる。種別編集ボックス230bは、コメント編集ボックス230aに入力されたテキストをコメントとするかメッセージとするかを選択するためのものである。すなわち、プルダウンメニューにより、コメントとする場合は「通常」を選択し、メッセージとする場合は「メッセージ」を選択する。
位置編集ボックス230cは、メッセージに関連付ける位置情報(指定位置情報)を指定するためのものである。例えば、プルダウンメニューにより、「GPS」、「地図」、「住所」、「郵便番号」、「駅名」、「建物名」、「店名」、「緯度・経度」等の位置指定方法を選択可能である。「GPS」が選択されると、GPS情報受信部130(図3)により通信端末10の現在の位置情報(緯度・経度)が取得される。また、「緯度・経度」を選択することにより、緯度・経度の位置情報を直接入力することもできる。また、「地図」が選択されると、地図画面が表示され、地図上で位置を決定することにより、その位置に対応する位置情報(緯度・経度)が取得される(通信端末10が地図上から位置情報を取得できるソフトウエアを備えていることが前提である)。
また、「住所」が選択されると、その住所に対応する位置情報が取得される。「郵便番号」が選択されると、その郵便番号に対応する位置情報が取得される。「駅名」が選択されると、その駅名に対応する位置情報が取得される。「建物名」が選択されると、その建物名に対応する位置情報が取得される。「店名」が選択されると、その店名に対応する位置情報が取得される。これらの位置情報は、予め「住所」、「駅名」、「建物名」、「店名」と緯度・経度とを関連付けるテーブルが通信端末10に備えられていることにより抽出される緯度・経度そのものであってもよいし、それらの名称をテキスト情報としてプレゼンスサーバ20に送信するのでもよい。テキストとしてプレゼンスサーバ20に送信する場合は、プレゼンスサーバ20において位置情報に変換される。
位置情報編集ボックス230cの選択操作により取得された位置情報はRAM102等に一旦格納される。
期限編集ボックス230dは、メッセージの有効期限を設定するためのボックスである。メッセージの有効期限とは、プレゼンスサーバ20にメッセージを蓄積しておく期間である。また、後述するようにウォッチャとなる通信端末10においてそのメッセージを要求する期限ともなる。期限の選択方法は、例えば、一日、一週間、一ヶ月、∞等プルダウンメニューにより選択可能であってもよいし、期限編集ボックス230dに直接入力可能であってもよい。
なお、例えば、位置編集ボックス230cと期限編集ボックス230dとは、種別編集ボックス230bにおいてメッセージと選択されるまでは入力不可状態としてもよい。
応答可否編集領域240は、プレゼンス情報として、音声通話の可否、チャットの可否、メールの可否、PTT(トランシーバ機能)の可否、Video Callの可否を設定するものである。なお、この例では、「音声通話」は「不可」、「チャット」は「不可」、「メール」は「後で返信」、「PTT」は「不可」、「Video Call」は「不可」にそれぞれ設定されている。また、端末モード設定(プレゼンスの切り替えを端末の機能と関連付ける)や、待ち受けへの登録の有無(プレゼンス情報を待ち受け画面に表示させるか否か)や、プライバシーレベルの設定(例えば、プレゼンス登録者リストに登録されているウォッチャに対し親密度によるレベル分けをし、これらのウォッチャのうちどのウォッチャに自分の情報を開示するか等を設定可能)を行うこともできる。
このプレゼンス設定画面200による編集後、画面右下のSaveボタン200bを入力操作することにより、通信端末10にこのプレゼンス設定が保存される。その後、ダイアログメニュー等によりプレゼンスサーバ20へプレゼンス情報を送信するか否かが問われ、ユーザの操作によりプレゼンス情報が送信される。なお、プレゼンスサーバ20へ送信されるプレゼンス情報のうち、メッセージ、位置情報、有効期限情報は蓄積され、その他のプレゼンス情報は変更があったもののみ更新される。
図4に示すプレゼンス設定画面200では、メッセージを入力する際に使用するコメント編集ボックス230aと、ステータスの編集領域220cとが同時に表示されている。ユーザは、メッセージと位置情報とを利用しようとしたとき、同時に表示されているステータスを変更する可能性が高い。したがって、このようなメッセージと位置情報とを合わせた新規なサービスを導入することにより、これまで、煩雑な操作であるステータスを変更する作業をあまり行わなかったユーザがステータスを変更する頻度が高くなることが想定される。ステータスを変更することで、プレゼンスとしての本来の機能が有効に活用されることとなる。
次に、プレゼンティティとなる通信端末10においてメッセージを登録する際の処理を図5に示す。なお、以降、プレゼンティティを通信端末10A(ユーザA)、ウォッチャを通信端末10B(ユーザB)として説明を行う。
ステップS101では、通信端末10Aにおいて、ユーザAの所定の操作によりプレゼンス設定画面200(図4)が表示される。
ステップS103では、プレゼンス設定画面200の入力が完了したかどうかが判定される。すなわち、例えば、Saveボタン200bが入力操作されたかどうかが判定される。ユーザAがプレゼンス設定画面200において入力を行い、Saveボタン200bが入力されるまでは、本処理は待機状態となる(ステップS103:NO)。Saveボタン200bが入力されれば(ステップS103:YES)、ステップS105へ進む。
ステップS105では、種別編集ボックス230bにおいてメッセージが選択されたか否かが判定される。メッセージが選択されていなければ(ステップS105:NO)、メッセージ登録に係る本処理は終了する。メッセージが選択されると(ステップS105:YES)、ステップS107へ進む。
ステップS107では、位置編集ボックス230cへの入力をもとに位置情報が決定される。上述のように、決定される位置情報は緯度・経度情報、或いはテキスト情報である。
ステップS109では、期限編集ボックス230dへの入力をもとに有効期限が決定される。期限編集ボックス230dにおいて有効期限が設定されていなければ、有効期限はなくてもよい。或いは、後にプレゼンスサーバ20において、予め定められた期限が設定されてもよい。
ステップS111では、メッセージ、位置情報、有効期限等をプレゼンス情報に含めてプレゼンスサーバ20へ送信する(有効期限が設定されていなければ有効期限に関する情報は含まれない)。この際、ヘッダ情報として任意の情報も含まれる。
図6は、プレゼンスサーバ20の処理を示すフローチャートである。図6(a)は、通信端末10Aからプレゼンス情報を受信したときに行われる、メッセージに関する処理を示すものである。図6(b)は、図6(a)に示す処理とは独立して、プレゼンスサーバ20において定期的に行われる処理を示すものである。
ステップS201では、通信端末10Aにより送信されたプレゼンス情報を受信する。ステップS203では、その受信したプレゼンス情報にメッセージが含まれるか否かを判定する。メッセージが含まれていなければ(ステップS203:NO)、本処理は終了する。通信端末10Aにより送信されたプレゼンス情報にメッセージが含まれていれば(ステップS203:YES)、ステップS203へ進む。
ステップS205では、プレゼンスDB25へメッセージや位置情報や有効期限等がそれぞれ関連付けられて蓄積される。
ステップS207では、プレゼンスサーバ20は、プレゼンス登録者リスト24において通信端末10Aのウォッチャとして登録されている通信端末10Bへ位置情報(及び有効期限情報)を含めたメッセージの更新通知情報を送信する。この更新通知情報にはメッセージは含まれない。
図6(b)のステップS301では、プレゼンスDB25にメッセージの蓄積があるか否かが判定される。メッセージの蓄積がなければ(ステップS301:NO)、本処理は終了する。メッセージの蓄積があれば(ステップS301:YES)、ステップS303へ進む。
ステップS303では、蓄積されたメッセージの中に有効期限切れのメッセージがあるか否かが判定される。有効期限切れのメッセージがなければ(ステップS303:NO)、本処理は終了する。有効期限切れのメッセージがあれば(ステップS303:YES)、ステップS305へ進む。
ステップS305では、ステップS303において有効期限切れと判定されたメッセージおよびそのメッセージに関連付けられた位置情報および有効期限情報をプレゼンスDB25から削除する処理を行う。その後、本処理は終了する。
図7は、プレゼンスDB25に含まれるプレゼンス情報のうち特にメッセージに関する部分を示すテーブルである。例えば、メッセージと位置情報とは、ステータスに関連付けて記憶される。図7では、ステータス「外出中」に対して位置情報とメッセージの組み合わせがそれぞれ関連付けられている。
図8は、図6(a)のステップS207においてプレゼンスサーバ20が送信した更新通知情報を受信する通信端末10Bにより行われる処理を示すフローチャートである。
ステップS401では、プレゼンスサーバ20により送信された、位置情報(及び有効期限情報)を含むメッセージの更新通知情報を、ネットワーク30を介して受信する。そして、それらをフラッシュメモリ103等へ記憶する。この更新通知情報にはその他所定のヘッダ情報も含まれる。
ステップS403では、ステップS401において受信した更新通知情報に係るメッセージが有効期限内であるか否かが判定される。有効期限内であれば(ステップS403:YES)、ステップS405へ進む。有効期限を過ぎていれば(ステップS403:NO)、ステップS407へ進む。なお、メッセージに有効期限が設定されていなければ(更新通知情報に有効期限に関する情報が含まれていない場合を含む)、ステップS405へ進む。
ステップS407では、その有効期限の過ぎているメッセージの更新通知情報をフラッシュメモリ103から消去する。
ステップS405では、通信端末10Bの位置情報(以降、端末位置情報という)を取得するための処理が行われる。例えば、端末位置情報は、GPSにより定期的に取得され、緯度・経度情報としてRAM102に格納されている。或いは、基地局との通信により端末位置情報が取得されRAM102に格納されている構成でもよい。また、駅の改札口等において非接触式のICカードを利用したときに通信端末10Bが端末位置情報を取得する構成でもよい。また、その他、外部機器との無線通信や二次元バーコードを読み取ることによって端末位置情報を取得してもよい。その後、ステップS409へ進む。
ステップS409では、プレゼンスサーバ20から受信した位置情報(指定位置情報)とステップS405において取得した端末位置情報とを比較する。例えば、緯度・経度情報で比較する場合、通信端末10Bが、指定位置情報で示された位置から半径何m以内にいるかどうかを判定することができる。また、端末位置情報が基地局との通信により取得される場合は、通信端末10Bが現在いる基地局のエリアが指定位置情報で示される位置に含まれるかどうかで判定することができる。
ステップS409での比較結果が一致すれば(ステップS411:YES)、ステップS413へ進む。比較結果が一致しなければ(ステップS411:NO)、ステップS419へ進む。
ステップS413では、通信端末10Bは、プレゼンスサーバ20へ対してメッセージを送信するように要求する。この際、メッセージを特定するための所定の情報、例えば、ヘッダ情報から抽出したデータを送信する。
ステップS415では、通信端末10Bは、メッセージを受信する。受信されたメッセージは、画面上に表示される、或いはメッセージ本文ではない「1件受信」等のような表示がされる。
ステップS419では、プレゼンスサーバ20からメッセージの取得が済んでいれば(ステップS419:YES)、本処理は終了し、メッセージの取得が済んでいなければ(ステップS419:NO)、ステップS403へ戻る。
図8に示すような通信端末10Bの処理によれば、通信端末10Bは、プレゼンスサーバ20から指定位置情報を受信し、端末自身の端末位置情報との照合により、一致した場合にプレゼンスサーバ20からメッセージを取得する。
なお、図8に示す処理では、ステップS403において有効期限の判定処理を行ったが、例えば、ステップS411とステップS413の間で行う構成としてもよい。その場合、有効期限が切れていればステップS413のメッセージ要求送信の処理は行われない。また、有効期限の判定処理は全く行われなくともよい。通信端末10Bにおいて有効期限の判定処理が行われない場合、例えば、ステップS413においてプレゼンスサーバ20へメッセージを要求して初めて期限切れであることが通知される。
図9は、図8のステップS417において表示される画面の一例を示す図である。図9(a)では、メール受信件数表示領域301、不在着信件数表示領域302、プレゼンス情報受信件数表示領域303がある。図8のステップS415においてメッセージを受信すると、ステップS417では、プレゼンス情報受信件数表示領域303に1件追加される。
図9(b)は、受信プレゼンスメッセージ一覧表示画面の一例である。例えば、図8のステップS415において受信したメッセージの項目(311)が表示される。また、プレゼンス情報として受信するメッセージには、通信端末10Aによりプレゼンスサーバ20に蓄積されたメッセージの他にも、プレゼンスサーバ20の処理により送信されるメッセージもある。すなわち、プレゼンスサーバ20の処理により送信されるメッセージとは、例えば、他の通信端末10からプレゼンス登録依頼があったとか(313)、試みたプレゼンス登録が成功・失敗したとか(312)を通知するものがある。
図9(c)は、メッセージの詳細を示す画面である。ヘッダ領域321とメッセージ表示領域322とからなる。例えば、ヘッダ領域321には、メッセージ登録日時、送信者、位置、メッセージ作成時のステータス等が表示可能である。メッセージ表示領域322には、メッセージの本文が表示される。
さらに、例えば、ヘッダ領域321に表示されている送信者の名前にフォーカスを当てて選択操作を行うと、その送信者の現在のプレゼンスステータス等のプレゼンス情報を表示する画面に移行することができる構成となっていてもよい。
図10は、通信端末10Bの位置とその位置における通信端末10Bの処理の一例を説明するための図である。
例えば、ユーザBの通信端末10Bは、新宿にいるときにメッセージの更新通知情報を2件受信したとする。更新通知情報の一つは、指定位置情報が「多摩センター駅」を示すものであり、もう一つは、指定位置情報が「多摩郵便局」を示すものであったとする。
ユーザBは多摩センター駅付近であるエリアTにくると、通信端末10Bは「多摩センター駅から南へ・・・」というメッセージを受信する。また、ユーザBは多摩郵便局付近であるエリアPにくると、「多摩郵便局の隣のビルの・・・」というメッセージを受信する。
また、例えば、近所のスーパー近辺(指定位置情報)に「玉ねぎ買ってきて」というメッセージを登録するという利用方法もある。その場合、お互いにプレゼンス登録している誰かがスーパーに訪れた際にそのメッセージが配信される。
このように、本発明に係るプレゼンス管理システムでは、プレゼンティティはプレゼンス機能を用いて位置を指定したメッセージを作成することができ、さらにそのメッセージをプレゼンスサーバに蓄積しておくことができる。その蓄積されたメッセージは、指定された位置にいる或いは来たウォッチャに送信される。したがって、本発明により、従来蓄積させることは意図されていなかったプレゼンス情報を蓄積させることで、プレゼンスを用いて、ある場所に関する情報をその場所にいる人に伝えるということを実現可能なプレゼンス管理システムを提供することができる。また、本発明によれば、プレゼンティティは、プレゼンス登録者リストに登録されている人のうち所定の位置にいる人やこれから来る人に任意のメッセージを残すことができる。これは、メールのような相手を限定したコミュニケーションとは異なり、プレゼンス登録者リストと位置情報を軸とし、相手をより広い枠で限定したコミュニケーションを実現することができる。また、プレゼンス情報を互いに公開する相手はそもそも親密度が高いと思われるので、本発明の実施形態のメッセージをプレゼンスの一要素に含めるこのようなサービスを提供することはユーザにとって利便性が高い。
また、本発明に係るプレゼンス管理システムは上述のような構成だけではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
例えば、図8のステップS405では、通信端末10B自身が端末位置情報を取得して、ステップS409において位置情報の比較を行ったが、通信端末10Bの端末位置情報を把握、比較する処理はプレゼンスサーバ20において行われてもよい。具体的には、プレゼンスサーバ20は、基地局を介して、通信端末10B位置を把握することができる。指定位置情報により示される位置がある基地局の範囲内である場合、通信端末10Bがその基地局の範囲内に来た場合に位置情報が一致したと判定することができる。なお、この場合、通信端末10Bは、図8のステップS413に示すメッセージ要求を送信するという処理は行う必要はなく、プレゼンスサーバ20がメッセージをPUSH送信する構成となる。
その構成によるプレゼンスサーバ20と通信端末10Bにおける処理を図11から図13を用いて説明する。
図11(a)はプレゼンスサーバ20における処理であり、図5のステップS111において通信端末10Aから送信されたプレゼンス情報を受信するところから開始する。本処理は、ステップS501、ステップS503、ステップS505はそれぞれ、図6(a)のステップS201、ステップS203、ステップS205と同様の処理となるのでその説明は省略する。図11(b)も図6(b)と同様の処理であるのでその説明は省略する。
図12は、プレゼンスサーバ20において図11に示す処理とは独立して定期的に行われる処理である。ステップS701では、プレゼンスDB25にメッセージの蓄積があるか否かが判定される。メッセージの蓄積がなければ(ステップS701:NO)、本処理は終了する。メッセージの蓄積があれば(ステップS701:YES)、ステップS702へ進む。
ステップS703では、プレゼンスサーバ20が基地局からウォッチャ(通信端末10B)の端末位置情報を取得する。
ステップS705では、ステップS703において得られた端末位置情報と、プレゼンスDB25に蓄積されているメッセージに関連付けられた指定位置情報とを比較する。図8のステップS409において説明したような方法で比較される。
ステップS705での比較結果が一致すれば(ステップS707:YES)、ステップS709へ進む。比較結果が一致しなければ(ステップS707:NO)、本処理は終了する。
ステップS709では、比較結果が一致したウォッチャ(通信端末10B)へメッセージを送信する。
図13は、メッセージを受信した通信端末10Bにおける処理を示すフローチャートである。ステップS801では、メッセージを受信する。ステップS803では、図8のステップS417と同様の処理が行われるのでその説明は省略する。
図14は、プレゼンス設定画面の他の実施形態(プレゼンス設定画面1200)を示す図である。メッセージ編集領域1230は、メッセージ編集ボックス1230aと、位置編集ボックス1230cと、期限編集ボックス1230dとを有する。メッセージ編集ボックス1230aには任意のテキストを入力することができる。メッセージ編集ボックス1230aに何も入力されていなければ、位置編集ボックス1230cと、期限編集ボックス1230dは入力不可状態となっている。図14に示す実施形態では、コメントとメッセージとを独立して設定することができる。すなわち、現在の状態を示す情報としてコメントをプレゼンスサーバ20に更新すると同時に、メッセージを蓄積することができる。
また、本発明に係るプレゼンス管理システムのその他の実施形態では、プレゼンスサーバ20が、プレゼンス登録者リスト24と、オンライン/オフラインの情報、通信端末のIPアドレス等のアドレス情報を管理し、実際のプレゼンス情報の交換については、通信端末10間でのP2P通信にて行ってもよい。つまり、通信端末10Aは、メッセージの更新通知情報を通信端末10Bに直接送信する。通信端末10Bでは、位置情報が合致したら、通信端末10Aに直接、メッセージを要求する。この場合、メッセージはプレゼンスサーバ20に蓄積されない。代わりに通信端末10Aのフラッシュメモリ103等にメッセージ等が蓄積される構成となる。
また、本発明に係るプレゼンス管理システムのその他の実施形態では、図8のステップS415では、通信端末10Bはプレゼンスサーバ20からメッセージを受信する構成としたが、例えばEメール等により受信する形態でもよい。Eメールの場合は、予めプレゼンスサーバ20から、メールサーバへと、メッセージが移される。そして、ステップS413において、通信端末10Bがメッセージ要求をプレゼンスサーバ413へ出すと、プレゼンスサーバ20はメールサーバから通信端末10Bへそのメッセージを含むメールを送信するように指示する。
また、本発明に係るプレゼンス管理システムのその他の実施形態では、プレゼンスサーバ20には、位置情報とメッセージとを関連付けて蓄積する構成としたが、さらに、人(個人、グループ)や、親しさのレベルを示す情報を指定してもよい。例えば、ユーザCは除いてユーザBを含める構成とすれば、図10を参照すると、ユーザBは多摩センター駅付近に来たときにメッセージを受信したが、ユーザCは多摩センター駅付近に来てもメッセージを受信しない。
また、本発明に係るプレゼンス管理システムでは、通信端末10Aが送信するメッセージを通信端末10A自身が受信することを排除しない。プレゼンス管理システムでは、プレゼンスサーバ20の指示によりプレゼンティティ自身のプレゼンス情報が自動的に切り替えられる場合も有り得る。したがって、プレゼンティティ自らがプレゼンスサーバ20に蓄積させたメッセージをプレゼンティティが受信することも可能である。このような構成により、例えば備忘録のような用途として用いることが可能となる。
また、本発明に係るプレゼンス管理システムのその他の実施形態では、通信端末10の位置情報はメッセージに関連付ける位置情報として用いるものとしたが、通信端末10の位置情報をプレゼンス情報の一構成要素としてプレゼンスサーバ20に定期的にアップロードする構成であってもよい。すなわち、プレゼンティティの位置情報がプレゼンス情報としてウォッチャに公開される場合である。この場合、プレゼンティティはメッセージ登録時に、プレゼンス情報の一構成要素である位置情報を指定する、或いは別の位置情報を指定することができる。また、プレゼンスサーバ20は、ウォッチャにメッセージを送信するか否かは、ウォッチャのプレゼンス情報の一構成要素である位置情報に基づいて判断してもよい。このような構成により、位置情報を関連付けたメッセージはプレゼンス情報とより密接な関係を有することとなり、ユーザは、メッセージを利用する場合にプレゼンスに触れる機会が増え、また、プレゼンスを利用する場合にメッセージを利用する機会が増える。したがって、ユーザがプレゼンスサービスを利用する機会も増える。
以下、本発明から生じうる効果について説明する。PCのような非移動端末の場合、オンライン/オフライン/アイドル等の端末の状態の変化があるので、PC等にプレゼンスを活用することは非常に有効である。しかし、携帯端末の場合、基本的に電源がONであり、必要なときだけ操作されるので、端末自体の変化は少ない。したがって、携帯端末はプレゼンスの変更にユーザからの積極的な働きかけ(手動による切替え)が必要であるが、煩雑という理由で行われないことが容易に想像でき、いかにしてユーザがプレゼンスを切り替えるだけの動機付けを与えるかが課題であった。そこで本発明は、携帯端末の“ユーザに携帯されて位置が変化する”という特徴を生かしたプレゼンス機能を提案することで、ユーザのプレゼンスサービスへの活発な利用を図ることができる。
本発明に係るプレゼンス管理システム1を示す概略図である。 通信端末10の外観図である。 通信端末10のハードウエア構成図である。 プレゼンス情報を編集するための画面を示す図である。 メッセージを登録する際の処理を示す図である。 プレゼンスサーバ20の処理を示すフローチャートである。 プレゼンスDBに含まれるプレゼンス情報を示すテーブルである。 通信端末10Bにより行われる処理を示すフローチャートである。 図8のステップS417において表示される画面の一例を示す図である。 通信端末10Bの位置とその位置における通信端末10Bの処理の一例を説明するための図である。 本発明の他の実施形態におけるプレゼンスサーバ20における処理を示す図である。 図11に示す処理とは独立して定期的に行われるプレゼンスサーバ20の処理である。 メッセージを受信した通信端末10Bにおける処理を示すフローチャートである。 プレゼンス設定画面の他の実施形態を示す図である。
符号の説明
1 プレゼンス管理システム
10 通信端末
20 プレゼンスサーバ
24 プレゼンス登録者リスト
25 プレゼンスDB
30 ネットワーク
200 プレゼンス設定画面
210 ユーザ情報編集領域
220 ステータス編集領域
230 メッセージ編集領域
230a コメント編集ボックス
230b 種別編集ボックス
230c 位置編集ボックス
230d 期限編集ボックス
240 応答可否編集領域

Claims (13)

  1. プレゼンス情報を見せる機能を少なくとも有する第一の端末装置と前記第一の端末装置のプレゼンス情報を見る機能を少なくとも有する第二の端末装置のそれぞれを少なくとも一つずつ含むと共に、プレゼンスサーバを含むプレゼンス管理システムであって、
    前記第一の端末装置は、
    位置情報と対応付けてメッセージを作成するためのメッセージ作成手段と、
    前記メッセージを位置情報と共にプレゼンス情報として前記プレゼンスサーバに送信するメッセージ送信手段と、を備え、
    前記プレゼンスサーバは、
    前記メッセージ送信手段により送信されてきたメッセージを蓄積するメッセージ蓄積手段と、
    前記第二の端末装置が存在する位置に応じて、前記メッセージを前記第二の端末装置に提供するメッセージ提供手段と、
    を備えることを特徴とするプレゼンス管理システム。
  2. 前記第二の端末装置がプレゼンス情報を見せる機能を、前記第一の端末装置が前記第二の端末装置のプレゼンス情報を見る機能を、さらに有することを特徴とする請求項1に記載のプレゼンス管理システム。
  3. 前記プレゼンスサーバは、前記メッセージに対応付けられた位置情報を指定位置情報として前記第二の端末装置に通知する指定位置情報通知手段を備え、
    前記第二の端末装置は、
    該端末装置自身の位置を端末位置情報として取得する端末位置情報取得手段を備え、
    前記端末位置情報と前記指定位置情報とが所定のルールによって一致する場合に、前記メッセージの取得要求を前記プレゼンスサーバに対して送信し、
    前記プレゼンスサーバは、
    前記取得要求を受信することにより、前記メッセージを前記第二の端末装置に送信して提供することを特徴とする請求項1または2に記載のプレゼンス管理システム。
  4. 前記端末位置情報取得手段は、GPS、基地局との通信、非接触ICカードの通信に使用される無線信号、外部機器との近距離無線通信による通信、二次元バーコードの読み取りのいずれかにより前記端末位置情報を取得することを特徴とする請求項3に記載のプレゼンス管理システム。
  5. 前記プレゼンスサーバは、前記第二の端末装置の位置を端末位置情報として把握し、該端末位置情報と前記メッセージに対応付けられた位置情報である指定位置情報とが所定のルールによって一致する場合に、前記メッセージを前記第二の端末装置に送信して提供することを特徴とする請求項1または2に記載のプレゼンス管理システム。
  6. 前記第一の端末装置および前記第二の端末装置は、該端末装置自身の位置情報を取得する手段と、前記取得される位置情報をプレゼンス情報の一要素として前記プレゼンスサーバに送信する手段とを備え、
    前記プレゼンスサーバは、前記取得される位置情報を前記第二の端末装置の端末位置情報として把握し、
    該端末位置情報と前記メッセージに対応付けられた位置情報である指定位置情報とが所定のルールによって一致する場合に、前記メッセージを前記第二の端末装置に送信して提供することを特徴とする請求項2に記載のプレゼンス管理システム。
  7. 前記所定のルールは、前記指定位置情報が示す位置を基準とする所定の範囲内に前記端末位置情報が示す位置が含まれることであることを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載のプレゼンス管理システム。
  8. 前記メッセージ作成手段は、前記第一の端末装置のプレゼンスを設定するためのプレゼンス設定画面を用いて作成可能であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のプレゼンス管理システム。
  9. 前記メッセージ作成手段は、さらに、前記メッセージの有効期限を設定できることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のプレゼンス管理システム。
  10. 前記メッセージ作成手段は、位置に関する情報だけを前記プレゼンスサーバに送信し、前記プレゼンスサーバはその位置に関する情報から前記メッセージに対応付けられた位置情報である指定位置情報を生成して、前記メッセージと関連付けて蓄積することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のプレゼンス管理システム。
  11. 前記プレゼンスサーバは、前記メッセージと、プレゼンス情報に含まれるステータスとを関連付けて蓄積することを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のプレゼンス管理システム。
  12. プレゼンス情報を見せる機能を少なくとも有する第一の端末装置と前記第一の端末装置のプレゼンス情報を見る機能を少なくとも有する第二の端末装置のそれぞれを少なくとも一つずつ含むと共に、プレゼンスサーバを含むプレゼンス管理システムであって、
    前記第一の端末装置は、
    位置情報と対応付けてメッセージを作成するためのメッセージ作成手段と、
    前記メッセージを位置情報と共にプレゼンス情報として送信するメッセージ送信手段と、
    前記メッセージ送信手段により送信するメッセージを蓄積するメッセージ蓄積手段と、を備え、
    前記プレゼンスサーバは、
    前記第一の端末装置の前記プレゼンス情報の送信先となる前記第二の端末装置を決定する送信先決定手段を備え、
    前記送信先決定手段により決定された前記第二の端末装置が存在する位置に応じて、前記メッセージを前記送信先決定手段により決定された第二の端末装置に提供すること、
    を特徴とするプレゼンス管理システム。
  13. 前記第一の端末装置は、前記メッセージに対応付けられた位置情報を指定位置情報として前記送信先決定手段により決定された第二の端末装置に通知する指定位置情報通知手段を備え、
    前記送信先決定手段により決定された第二の端末装置は、
    該端末装置自身の位置を端末位置情報として取得する端末位置情報取得手段を備え、
    前記端末位置情報と前記指定位置情報とが所定のルールによって一致する場合に、前記メッセージの取得要求を前記第一の端末装置に対して送信し、
    前記前記第一の端末装置は、
    前記取得要求を受信することにより、前記メッセージを、前記取得要求を送信した第二の端末装置に送信することを特徴とする請求項12に記載のプレゼンス管理システム。
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