JP5514899B2 - 拡張sms/拡張ems/拡張mmsを提供するための方法および装置 - Google Patents

拡張sms/拡張ems/拡張mmsを提供するための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、SMS、EMS、およびMMSなどの無線デジタルメッセージング通信に関し、より詳細には、SMS、MMS、およびEMSに拡張サービスの機能を提供することに関する。
ショートメッセージサービス(SMS)は、移動体通信システムで一般に使用される標準化された通信サービスであるが、非移動体通信デバイスにおいても使用可能である。標準化された通信プロトコルを使用して、SMSは、通信デバイス同士の間のショートテキストメッセージの交換を可能にする。SMSテキストメッセージングは、24億人のアクティブユーザ、すなわち、通信デバイス上でテキストメッセージを送受信するすべての移動体電話加入者の74%を伴う、地球上で最も広く使用されるデータアプリケーションになった。
その導入以来、ほとんど変わらない状態にあるものの、SMSは、その基本的なサービスにいくつかの拡張を導入した。例えば、拡張メッセージサービス(EMS)は、移動体電話が(太字またはイタリック体など)特別なテキスト書式設定、動画、写真、アイコン、音響効果、および特別な着信音を含むメッセージを送受信することを可能にした。EMSメッセージとして発生したメッセージは、EMSをサポートしない通信デバイスに送信可能である。その場合、EMSメッセージは、通常のSMSメッセージとして表示されることになる。しかし、そのデバイスによって表示できない追加のデータが存在するため、そのメッセージは読めない可能性がある。通常、EMSメッセージは、キャリア間ネットワークによって、または受信キャリアによって頻繁に中断されることになるため、EMSメッセージは、異なるサービスプロバイダの加入者に属する通信デバイス同士の間で交換できない。
基本的なSMSサービスに導入された拡張のうちのいくつかのもう1つの例として、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)は、マルチメディアオブジェクト(画像、音声、ビデオ、リッチテキスト)を含むSMSメッセージを送信するための電気通信標準である。MMSは、より長いメッセージ長を可能にする、SMS標準の拡張である。加えて、MMSは、コンテンツを表示するために、ワイヤレスアプリケーションプロトコル(WAP)を利用することが可能である。MMSの最も普及している使用法は、カメラが装備されたハンドセットから写真を送信する際に見られるが、着信音を配信する方法としても同様に普及している。
SMSメッセージ、EMSメッセージ、およびMMSメッセージは、二地点間通信(SMS-PP)として、あるユーザ(送信者)から別のユーザ(受信者)に、またはブロードキャストメッセージ(SMS-CB)として、あるユーザ(送信者)から多くの別のユーザ(受信者)に送信可能である。受信者に対してアドレス指定されたメッセージは、送信者によってショートメッセージサービスセンタ(SMSC)に送信される。SMSCは蓄積転送機構を提供する。メッセージを受信した後で、受信者の通信デバイスが、受信者の通信デバイスが通信ネットワークに登録したことをSMSCに警告するまで、SMSCはそのメッセージを格納する。SMSCがその警告を受信すると、SMSCは、そのメッセージを受信者の通信デバイスに転送し、それによって、そのメッセージをSMSCのローカルメモリから除去することになる。受信者の通信デバイスが連絡可能でない(例えば、オフにされている、範囲外にある)場合、SMSCは、後で配信再試行するために、そのメッセージを待ち行列に入れる。いくつかのSMSCは、送信が一度だけ試みられる転送無視(forward-and-forget)配信機構も提供する。蓄積転送機構と転送無視配信機構は両方とも、「ベストエフォート」タイプの配信機構と見なされる。いずれの配信機構も、メッセージがその意図された受信者に実際に配信されることになることを保証せず、特にネットワーク間で送信するとき、メッセージの遅延または完全な喪失はめずらしくない。
開示されるのは、拡張無線デジタル通信メッセージ(すなわち、SMS、EMS、またはMMS)サービスを提供するためのシステム、デバイス、および方法である。無線デジタル通信メッセージの送信者、ならびに受信者が、メッセージの扱い、格納、および配信を操作または制御することを可能にする様々な実施形態が開示される。一実施形態では、メッセージの配信肯定応答を送信者に提供することが可能である。もう1つの実施形態では、送信者は、そのメッセージが読み取られたという読取受理確認を送信者に提供するための要求と共にメッセージを受信者に送信することが可能である。もう1つの実施形態では、SMSCメモリからまたは受信者の通信デバイスから前に送信されたメッセージを削除するための方法を送信者に提供することが可能である。もう1つの実施形態では、SMSCメモリ内または受信者の通信デバイス内に前に送信されたメッセージを新しいメッセージと置換するための方法を送信者に提供することが可能である。もう1つの実施形態では、そのメッセージが読み取られた後で、または失効事象の発生時に、メモリからそれ自体を自動的に削除することになるメッセージを送信するための方法を送信者に提供することが可能である。もう1つの実施形態では、受信者は、失効事象の発生時に、受信されたメッセージを削除するようにその通信デバイスを構成することが可能であり得る。もう1つの実施形態では、受信者は、選択された送信者が受信者の通信デバイスにメッセージを送信するのを妨げることが可能であり得る。もう1つの実施形態では、選択された送信者から受信されたメッセージを異なる受信者の通信デバイスに経路変更するための方法を受信者に提供することが可能である。もう1つの実施形態では、送信者のメッセージの受信者がそのメッセージをいずれかの他のデバイスに転送するのを防止することが可能である。もう1つの実施形態では、送信者は、特定の位置でだけ読み取ることができるメッセージを受信者に送信することが可能である。
その他の実施形態によれば、通信システムおよび通信システム構成要素は、前述の方法のうちの1つまたは複数を実行するように構成される。
本明細書に組み込まれ、本仕様書の一部を構成する添付の図面は、本発明の実施形態を例示し、上で提示された一般的な説明および下に提示される詳細な説明と共に、本発明の特徴を説明するのに役立つ。
ユーザがその通信デバイスを介して無線デジタル通信メッセージを送受信することを可能にする1つの例示的な通信ネットワークシステムのシステムブロック図である。 SMS通信システム内でメッセージ配信確認を発信送信者(originating sender)の通信デバイスに提供するための一実施形態方法で送信可能な様々なメッセージを例示するメッセージ流れ図である。 SMS通信システム内で読取受理確認を発信送信者の通信デバイスに提供するための一実施形態方法で送信可能な様々なメッセージを例示するメッセージ流れ図である。 SMS通信システム内で読取受理確認を発信送信者の通信デバイスに提供する一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 受信者の通信デバイスから前に受信されたSMSメッセージを削除するための一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 SMSCから前に受信されたSMSメッセージを削除するための一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 受信者の通信デバイス内で前に受信されたSMSメッセージを改修する/新しいSMSメッセージに置換するための一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 受信者の通信デバイスに転送するのに先立って、SMSC内で前に受信されたSMSメッセージを改修する/新しいSMSメッセージに置換するための一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 受信者の通信デバイス内のSMSメッセージの送信者によって設定された失効事象時に、前に受信されたSMSメッセージを削除するための一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 受信者の通信デバイスに転送するのに先立って、SMSC内でSMSメッセージの送信者によって設定された失効事象時に、前に受信されたSMSメッセージを削除するための一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 ある位置内で受信者の通信デバイスによるSMSメッセージを表示するのを防止するための一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 受信者の通信デバイスがある位置内にあるとき、SMSCによってSMSメッセージを受信者の通信デバイスに転送するのを防止するための一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 受信者の通信デバイスによってSMSメッセージを転送するのを防止するための一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 受信者の通信デバイス内でSMSメッセージの受信者によって設定された失効事象時に、前に受信されたSMSメッセージを削除するための一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 SMSメッセージが受信者の通信デバイス内に表示されると、前に受信されたSMSメッセージを削除するための一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 受信者の通信デバイスによって選択された送信者通信デバイスからのSMSメッセージの受信を阻止するための一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 SMSCによって、選択された送信者通信デバイスからのSMSメッセージを受信者の通信デバイスに転送することを阻止するための一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 SMSメッセージを選択された送信者通信デバイスから経路変更された受信者の通信デバイスに経路変更するための一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 SMSCによって、選択された送信者通信デバイスから経路変更された受信者の通信デバイスへのSMSメッセージの転送を経路変更するための一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。 選択された送信者の通信デバイスから経路変更された受信者の通信デバイスに送信されたSMSメッセージを経路変更するために使用される一例示的な経路変更リストである。 ある時刻におよび/またはある位置で、通信デバイスによってショートメッセージを受信するのを防止するための受信者の通信デバイス内の一実施形態方法によって講じることが可能なステップを例示するプロセスの流れ図である。 受信者の通信デバイスが、ある位置および/またはある時刻にあるときに、ショートメッセージを受信者の通信デバイスに転送するのを防止するための一実施形態方法において、SMSCによって講じることが可能なステップを例示するプロセスの流れ図である。 通信デバイスが、ある位置および/またはある時刻にある間に、ショートメッセージを送信するのを防止するために、受信者の通信デバイスによって講じることが可能なステップを例示するプロセスの流れ図である。 受信者の通信デバイスおよび/またはSMSCによってメモリ内に格納可能な制限された位置および/または制限された時刻の1つの例示的な表である。 様々な実施形態と使用するのに適した通信デバイスのシステムブロック図である。 様々な実施形態と使用するのに適した1つの例示的な遠隔サーバの回路ブロック図である。
添付の図面を参照して、様々な実施形態が詳細に説明される。可能な場合はいつでも、同じ部分または類似の部分を参照するために、図面を通して、同じ参照番号が使用される。特定の例および実施形態の参照は、例示のためであり、本発明の範囲または特許請求の範囲を制限することが意図されない。
本明細書で使用される場合、「通信デバイス」および「移動局」という用語は、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、パームトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、無線電子メール受信機(例えば、Blackberry(登録商標)およびTreo(登録商標)デバイス)、マルチメディアのインターネット接続可能なセルラ電話(例えば、Blackberry Storm(登録商標))、ならびにSMS機能、EMS機能、および/またはMMS機能を有する、プログラマブルプロセッサおよびメモリを含む類似のパーソナル電子デバイスのうちのいずれか1つもしくはすべてを指す場合がある。好ましい実施形態では、通信デバイスは、セルラ電話ネットワーク(例えば、セル電話)を経由して通信可能であり、SMSメッセージを送受信することが可能なセルラハンドセットである。しかし、これらの様々な実施形態は、かかる通信デバイスおよびセルラ電話システムに制限されることが意図されない。実際に、これらの様々な実施形態は、SMS機能、EMS機能、および/またはMMS機能を有するデスクトップコンピュータを含めて、任意のタイプの通信デバイスを使用して実装可能である。
本明細書で使用される場合「サーバ」という用語は、クライアント・サーバアーキテクチャにおいて動作するように構成された様々な市販のコンピュータシステムのうちのいずれかを指す。特に、「サーバ」という用語は、ネットワークサーバ、特に、プロセッサと、メモリ(例えば、ハードディスクメモリ)と、インターネット、インスタントメッセージングネットワーク、簡単なメッセージングシステムネットワークおよび/またはセルラ電話ネットワークなどのネットワークに、サーバプロセッサを接続するように構成されたネットワークインターフェース回路とを通常含むインターネットアクセス可能なサーバを指す。
開示されるのは、拡張無線デジタル通信メッセージサービスを提供するためのシステムおよび方法である。無線デジタル通信メッセージングは、SMSメッセージ、EMSメッセージ、またはMMSメッセージのうちいずれかを含むことが可能である。説明を簡潔にするために、SMSメッセージ、EMSメッセージ、およびMMSメッセージは、集合的に、SMSメッセージと呼ばれる。本明細書で開示される様々な実施形態は、SMSメッセージを送受信するとして説明される場合がある。しかし、当業者は、本明細書で開示される実施形態のそれぞれは、EMSメッセージまたはMMSメッセージを送受信することにも同様に適用可能であることを理解されよう。
メッセージの送信、受信、扱い、および格納に関する制御が比較的未開発であるにもかかわらず、SMS使用は増大し続けている。より高度なメッセージングシステムを超えるSMSの需要の理由の1つは、SMSをサポートするために必要とされる比較的簡単な通信ネットワークインフラストラクチャである。発展中の通信ネットワークインフラストラクチャの領域は、より高度な形態のメッセージングプロトコルをサポートできない場合がある。通常のSMSシステムでは、送信者がSMSメッセージをSMSCに送信すると、送信者は、そのメッセージに対する支配権および制御を放棄する。送信者は、そのメッセージを決して改修、置換、削除、または操作することができない。特に、メッセージが不注意に間違った受信者に送信された場合、またはそのメッセージペイロード内に誤りもしくは不適切な材料を含む場合、これは送信者にとって問題がある可能性がある。受信者が、受信者の通信デバイス上に間違ったメッセージを格納し続けた場合、または間違ったメッセージを他の受信者通信デバイスに転送した場合、これらの問題は悪化し得る。
同様に、受信者は、その通信デバイスによって受信されたSMSメッセージに対する制御をほとんど有さない。例えば、SMSの需要が高まるにつれて、SMSは、マーケティング努力に関する代替の通信チャネルになった。これらのタイプのメッセージにあまり関心を持たないか、またはまったく関心を持たない受信者は、そのタイプのメッセージが受信されると、通信デバイスからそのメッセージを削除する以外のリソースをあまり持たないことが多い。その他の場合、受信者は、特定の通信デバイスに送信されたSMSメッセージを妨害または経路変更することを望む場合がある。例えば、一部の親は、緊急時に使用するために、子ども達に移動体電話を提供する場合がある。過剰なSMS使用を阻止するために、親はその子どもの移動体電話に対するSMSメッセージを阻止することを望む場合がある。その他の場合、親は、その子どもの移動体電話に向けられたSMSメッセージを自らの移動体電話に経路変更することを望む場合がある。このようにして、親は子ども達の移動体電話の使用を監視することが可能であり得る。従来のSMSメッセージングに関するこれらの問題およびその他の問題のうちのいくつかを軽減するために、SMSメッセージングを拡張することが本明細書において開示される。
図1は、本明細書で開示される様々な実施形態方法をサポートすることが可能な1つの例示的な通信ネットワークシステム100のシステムブロック図である。図1に示される通信システムは、送信者の通信デバイス110と受信者の通信デバイス140とを含む。図1に示されるように、送信者の通信デバイス110と受信者の通信デバイス140は両方とも、無線通信デバイスとして示される。しかし、当業者は、本明細書で開示された様々な実施形態を実行するために、SMSメッセージを送受信することが可能な任意の通信デバイスを実装することが可能である点を理解されよう。加えて、送信者通信デバイス110と受信者通信デバイス140は両方とも、図1において、同じサービスプロバイダの通信ネットワーク150の加入者であるとして示される。当業者は、送信者および受信者が異なるサービスプロバイダ通信ネットワークに加入している可能性がある点を理解されよう。そのような場合、ショートメッセージサービスセンタ(SMSC)120を含む送信者のサービスプロバイダネットワークは、下でより詳細に説明されるように、必要な送信ルーティング情報(SRI)を取得するために、受信者の異なるサービスプロバイダ通信ネットワークに属しているホームロケーションレジストリ(HLR)130に連絡することが可能である。
送信者がSMSメッセージの送信を試みるとき、送信者は、意図される受信者の通信デバイスに割り当てられた独自の識別子、ならびにショートテキストメッセージペイロードを入力する。意図された受信者の通信デバイスに割り当てられた独自の識別子は、通常、受信者の電話番号であり得るが、任意のその他の独自の識別子であってもよい。ショートテキストメッセージペイロードは、通常、160の7ビット文字((スペースを含めて)140の8ビット文字、または70の16ビット文字)に制限され、様々なアルファベットを使用して符号化することが可能である。
加入者が入力されたSMSメッセージに関する送信コマンドを実行するとき、送信者の通信デバイス110は、そのエアインターフェースを介して、サービスプロバイダ通信ネットワーク150に対する加入範囲内で動作している基地局115にSMSメッセージを送信する。基地局115は、サービスプロバイダネットワークへの加入者に関するSMS通信をサポートしているショートメッセージサービスセンタ(SMSC)120にSMSメッセージを中継する。メッセージをSMSCに中継するために、パケットデータサービス提供ノード(PSDN)に結合することが可能な基地局コントローラ(BSC)(図示せず)に基地局115を結合することが可能である。SMSC120に対する通信は、通信ネットワーク150全体の一部として動作しているPSDNネットワークを介して実行可能である。典型的には、SMSC120のネットワークアドレスは、サービスプロバイダ通信ネットワーク150に対する加入を介して通信を可能するために使用されるデータを提供することの一部として、送信者の通信デバイス110に提供される。SMSC120は、SMSメッセージを受信して、それをローカルメモリ内に格納する。SMSメッセージ自体の中に含まれた、入力された受信者アドレス情報を使用して、SMSC120は、受信者の通信デバイス140に関する送信ルーティング情報(SRI)を取得するために、ホームロケーションレジストリ(HLR)130に問い合わせる。無線通信デバイスが通信ネットワークに登録するとき、その無線通信デバイスは、その通信ネットワークの基地局のうちの1つと通信リンクを確立する。通信デバイス、およびその通信デバイスが現在リンクされている基地局の識別は、HLR130内、またはそのHLRに接続されたHLRデータベース135内に格納可能である。この情報に関してHLR130に問い合わせることによって、SMSC120と受信者の通信デバイス140との間に端末間通信リンクを確立することが可能である。SMSC120によってSRIが取得されると、SMSC120は、通信ネットワーク150と基地局145とを経由して、そのSMSメッセージを受信者の通信デバイス140に転送することが可能である。
受信者の通信デバイス140がオフにされている場合、またはその通信ネットワークの基地局のうちのいずれかの範囲外にある場合、HLR130内にはその受信者の通信デバイスに関する何らの記入事項も存在しない場合がある。そのような場合、SMSC120が、受信者の通信デバイス140がその位置をHLR130に登録したという警告を受信するまで(すなわち、オンにされるまで、または基地局のうちの1つの範囲内に戻るまで)、SMSC120はSMSメッセージを格納し続ける。受信者の通信デバイス140がその通信ネットワークに登録すると、SMSC120は、上で説明されたように、そのSMSメッセージを受信者の通信デバイス140に転送することが可能である。そのメッセージが維持され、後の時点で最終宛先(受信者の通信デバイス)に送信される中間局(SMSC120)にメッセージが送信されるこの通信技法は、多くの場合、蓄積転送技術と呼ばれる。
SMSメッセージは、受信者の通信デバイスに転送される前に、中間SMSC120によって受信可能であるため、SMSメッセージの処理および操作は、SMSC120によって、ならびに受信者の通信デバイス110および140によって実行可能である。SMSメッセージの処理および操作は、送信者の通信デバイス110または受信者の通信デバイス140によって生成されたコマンドによって開始され得る。
従来のSMS通信システムでは、送信者は、そのメッセージは正確に配信されて、適切に読み取られることになるとの仮定の下にSMSメッセージを送信する。しかし、蓄積転送技術は、そのメッセージが、適切に読み取られることはもちろん、正確に配信されることになるという保証を提供しない。さらに、正確な配信を仮定するとしても、メッセージは、SMSC120から格納および転送され、受信者通信デバイス140自体がその通信ネットワークに登録するまで、実際には配信されないため、メッセージの配信はかなり遅延する場合がある。従来のSMS通信システムでは、SMSメッセージの実際の送信者が、SMSメッセージが受信者の通信デバイス140に成功裏に配信されたことを知らされることはない。さらに、SMSメッセージが受信者の通信デバイス140に配信される可能性はあるものの、配信されると、受信者がそのメッセージを実際に読み取ったことを確認するために何も行われない。
一実施形態は、SMSメッセージが受信者の通信デバイスによって受信されたとき、SMSメッセージの発信送信者に配信確認を発信送信者に提供することによって、拡張SMSサービスを提供する。図2は、発信送信者にかかる配信確認メッセージを提供するための、SMS通信システム100の様々な構成要素間のメッセージの流れを例示するメッセージの流れ図である。送信者がSMSメッセージを送信するとき、SMSメッセージは、エアインターフェースを経由して、送信者の通信デバイス110から通信ネットワーク150に対する送信者の加入範囲内で動作している基地局115に送信される(メッセージ401)。基地局115は、SMSメッセージをSMSC120に中継する(メッセージ402)。SMSC120がSMSメッセージを受信するとき、通常、SMS肯定応答メッセージは、基地局115を経由して送信者の通信デバイスに送信される(メッセージ403および404)。しかし、意図された受信者に対するSMSメッセージの実際の配信は発生していないため、その肯定応答メッセージは、そのSMSメッセージが意図される受信者に正確に配信されていることをその送信者に伝えるには十分でない。上で議論されたように、SMSC120は、受信者の通信デバイス140に関するSRIを取得するために、HLR130に問い合わせることが可能である(メッセージ405)。取り出されたSRIを使用して、SMSC120は、受信者の通信デバイス140が通信リンクを確立している基地局145にSMSメッセージを転送する(メッセージ406)。基地局145は、SMSメッセージを受信者の通信デバイス140に中継する(メッセージ407)。
一実施形態では、SMSメッセージが受信者の通信デバイス140に成功裏に配信されると、デバイス140は、SMSメッセージの受信を確認するSMS配信肯定応答を生成する。SMS配信肯定応答は、SMSC120に中継する(メッセージ409)ために基地局145に送信可能である(メッセージ408)。SMS配信肯定応答がSMSC120によって受信されると、送信者の通信デバイス110に中継する(メッセージ411)目的で基地局115に送信する(メッセージ410)ために、SMSC120によって配信確認メッセージが生成可能である。SMSC120によって生成された配信確認メッセージは、元のSMSメッセージが送信者の通信デバイス110によって生成されて、SMSC120に送信された日付/時刻に関する情報、ならびにSMSメッセージを受信した受信者のアドレス(電話番号)を含むことが可能である。このようにして、送信者は、送信されたSMSメッセージが意図された受信者通信デバイス140に成功裏に配信されたという確認を受信することが可能である。一実施形態では、送信者がその配信が確認されている特定のメッセージを知ることができるように、送信されたメッセージの件名、当該メッセージの識別子、または当該メッセージの一部を、配信確認メッセージ内に含むことが可能である。
もう1つの実施形態では、送信者は、送信されたSMSメッセージがいつ配信されたかだけでなく、受信者がそのSMSメッセージを実際にいつ読み取ったかを通知されることを望む場合がある。図3は、受信者によって読み取られるためにそのSMSメッセージが表示されたとき、発信送信者に読取確認メッセージを提供するためのSMS通信システムの様々な構成要素間のメッセージの流れを例示するメッセージの流れ図である。このメッセージの流れは、図2に示されるメッセージの流れに実質的に類似し、上で説明されたメッセージ401〜411のそれぞれを送信する。元のSMSメッセージ401は、読取受理を要求するために、送信者によって設定されているメッセージヘッダ内に読取受理要求フラグを含むことが可能である。配信肯定応答(メッセージ408)の生成と同時にまたはその後の何らかの時点で、受信者の通信デバイス140は、SMS読取受理メッセージを生成することが可能である。この読取受理メッセージは、受信者通信デバイス140から基地局145に送信される(メッセージ412)。基地局145は、読取受理メッセージをSMSC120に中継する(メッセージ413)。SMSC120は、今度は、送信者の通信デバイス110に中継する(メッセージ415)ために、読取受理メッセージを基地局115に転送することが可能である(メッセージ414)。このようにして、送信者は、送信されたSMSメッセージが意図された受信者によって読み取られた(または、少なくとも表示された)という確認を受信することが可能である。
SMS読取肯定応答メッセージを生成するために、SMS読取確認要求は、送信者によって行われ、元のSMSメッセージ内に含まれることが可能である。例えば、元のSMSメッセージを生成しているとき、読取確認を要求するためのオプションを送信者に提示することが可能である。送信者がそのオプションに肯定的に応答した場合、読取受理要求フラグを読取受理要求を表示するSMSメッセージのメッセージヘッダ内に設定することが可能である。図4は、読取受理要求フラグセットを伴うSMSメッセージの受信に応答して、受信者の通信デバイスによって講じることが可能なステップを例示するプロセスの流れ図である。受信者の通信デバイス140のプロセッサは、メインループルーチン(ステップ201)において、通信デバイス上で実行されている、いくつかのプロセスおよび動作を監視することが可能である。メインループは、メインループサイクル内の様々な時点で実行されるいくつかのサブルーチン、ループ、およびプロセスを含むことが可能である。SMSメッセージが受信者の通信デバイス140によって受信されるとき、メインループ内のサブルーチンを開始するための中断を信号でプロセッサに知らせることが可能である。したがって、メインループの動作中、デバイス140は、SMSC120からSMSメッセージを受信することが可能である(ステップ202)。受信するとすぐ、プロセッサは、送信者によって読取受理要求フラグが設定されているかどうかを決定する(決定205)ために、受信されたSMSメッセージヘッダ情報を検査する。読取受理フラグが設定されていない場合(すなわち、決定205=いいえ)、プロセッサは、後で受信者に表示する(ステップ220)ために、SMSメッセージをローカルメモリ内に格納することが可能である。格納されると、プロセッサは、メインループルーチン(ステップ201)に戻ることができる。
しかし、送信者が読取受理要求フラグを設定した場合(すなわち、決定205=はい)、プロセッサは、オプションで、SMSの受理および読取りを明確に確認することを受信者に要求するメッセージを受信者の通信デバイス140のディスプレイ上で受信者に表示することが可能である(ステップ206)。受信者は、受信者の通信デバイスディスプレイ上に表示された確認メッセージに肯定的に応答することが可能である(決定207)。受信者が受信されたSMSメッセージの読取りを確認した場合(すなわち、決定207=はい)、受信者の通信デバイスプロセッサは、読取受理を生成することが可能である(ステップ208)。生成されると、受信者の通信デバイスプロセッサは、SMSC120を経由して、その読取受理を送信者の通信デバイス110に送信し戻すことができる(ステップ209)(図3のメッセージ412〜415も参照されたい)。読取受理が送信者に送信し戻されると、受信者の通信デバイスプロセッサは、後で受信者に表示するために、SMSメッセージを格納することが可能である(ステップ220)。格納されると、プロセッサは、メインループルーチン(ステップ201)に戻ることができる。
場合によっては、受信者は、SMSペイロードテキストを読み取ることは望むが、SMSメッセージを読んだことを確認することは望まない場合がある。受信者が読取受理要求を確認できない場合(すなわち、決定207=いいえ)、受信者の通信デバイスプロセッサは、後で受信者に表示するために、SMSメッセージを格納し続けることが可能である(ステップ220)。あるいは、図に示されない一例では、受信者の通信デバイスプロセッサは、読取受理要求の確認が行われるまで、SMSメッセージペイロードテキストを表示するのを防止することが可能である(すなわち、ステップ206に戻る)。
読取受理確認メッセージを受信者に表示するオプションのステップが省略される実施形態では、受信者の通信デバイスプロセッサは、SMSメッセージペイロードテキストが表示されるにつれて、読取受理を自動的に生成および送信することが可能である。したがって、読取受理フラグセットを伴うSMSが受信されると、読取受理は自動的に生成されて、SMSメッセージが格納されるにつれて、後で受信者に表示する(ステップ220)ために、送信される(ステップ208および209)。当業者は、前述の方法説明およびプロセスの流れ図は、単なる例示として提供され、これらの様々な実施形態のステップが提示される順序で実行されなければならないことを求めること、または意味することが意図されない点を理解されよう。例えば、SMSペイロードテキストは、読取受理を生成すること(ステップ208)、または読取受理を要求するメッセージを受信者に表示すること(ステップ206)に先立って、格納可能である(ステップ220)。
その他の実施形態では、送信者は、受信者の通信デバイスまたはSMSCのローカルメモリ内に格納された、前に送信されたSMSメッセージの削除を要求することが可能である。多くの場合、送信者は、不注意に間違った受信者アドレスにSMSメッセージを送信する場合がある。その他の場合、送信者は、間違ったメッセージペイロードまたは不適切なメッセージペイロードを伴うSMSメッセージを送信する場合がある。理由にかかわらず、送信者は、前に送信されたSMSメッセージを削除することを望む場合がある。受信者の通信デバイス140がオフにされているか、または基地局の範囲外にある場合、SMSメッセージは、依然としてSMSC120のローカルメモリ内に配置可能である。その他の場合、SMSメッセージは、すでに受信者の通信デバイス140に配信され、受信者の通信デバイス140のローカルメモリ内に格納されているが、まだ受信者によって読み取られていない可能性がある。
図5は、前に送信されたSMSメッセージを受信者通信デバイスのメモリから削除するための送信者の要求に応答して、受信者の通信デバイスによって実行されることになるステップを例示するプロセスの流れ図である。受信者の通信デバイス140内のプロセスを開始するために、送信者は、指定された前に送信されたSMSメッセージを削除するための要求と共に、SMSメッセージを受信者の通信デバイス140に送信することが可能である。かかるSMSメッセージは、SMSメッセージヘッダ内にそのSMSメッセージが削除要求であることを表示する削除要求フラグを設定することが可能である。
メインループルーチン201の動作中、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、SMSC120から削除要求を含むSMSメッセージを受信することが可能である(ステップ202)。受信者の通信デバイス140のプロセッサは、削除要求フラグが設定されているかどうかを決定するために、SMSメッセージヘッダを検査することが可能である(決定210)。削除要求フラグが設定されていない場合(すなわち、決定210=いいえ)、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、後で受信者に表示するために、そのSMSメッセージを格納することが可能である(ステップ220)。格納されると、プロセッサは、メインループルーチン(ステップ201)に戻ることができる。
しかし、削除要求フラグが設定されている場合(すなわち、決定210=はい)、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、送信者が受信者の通信デバイス140のメモリから削除することを望む、前に送信された特定のSMSメッセージを識別する情報に関して、受信されたSMSメッセージを解析することが可能である(ステップ211)。この識別情報は、例えば、送信者の通信デバイス110の独自の識別子(例えば、電話番号)、削除されることが望まれるSMSメッセージが送信された時刻、および/または、検索され得るSMSメッセージペイロードテキスト内に含まれた可能なキーワードを含むことが可能である。受信された削除要求SMSメッセージ内に含まれた識別情報を使用して、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、識別されたSMSメッセージに関してローカルメモリを検索することが可能である(ステップ212)。一実施形態では、SMSメッセージは、送信通信デバイスによって付加されたヘッダ部分内などに独自の識別子(ID)を含むことが可能である。独自のIDがSMSメッセージ内に含まれる場合、メッセージ削除要求メッセージは、送信者がローカルメモリから削除されることを望む特定のSMSメッセージを識別する情報として、そのメッセージのIDを含むことが可能である。
場合によっては、受信者は、削除に関して識別されたSMSメッセージを(読取りの前または後に)すでに削除している場合がある。そのような場合、削除に関して識別されたSMSメッセージをローカルメモリ内に見つけることができない可能性がある(すなわち、決定213=いいえ)。したがって、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、メインループ201に戻ることができる。しかし、削除に関して識別されたSMSメッセージが見つかった場合(すなわち、決定213=はい)、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、削除に関して識別されたSMSメッセージがすでに読み取られているかどうかを決定する(決定214)。削除に関して識別されたSMSメッセージがすでに読み取られている場合、後でSMSメッセージを削除することは、誤ったSMSメッセージまたは間違ったSMSメッセージにまさにさらなる関心を引く可能性があるため、有益でないことになる。したがって、削除に関して識別されたSMSメッセージがすでに読み取られている場合(すなわち、決定214=はい)、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、メインループ201に戻ることができる。しかし、削除に関して識別されたSMSメッセージが読み取られていない場合(すなわち、決定214=いいえ)、識別されたSMSメッセージは、ローカルメモリから削除可能である(ステップ215)。受信者の通信デバイス140のプロセッサは、次いで、メインループ201に戻ることができる。代替の実施形態では、決定214は省略されてもよい。かかる実施形態では、削除に関して識別されたSMSメッセージが受信者の通信デバイス140のメモリ内に見つかった場合(すなわち、決定213=はい)、識別されたSMSメッセージがこれまで読み取られているかどうかにかかわらず、識別されたSMSメッセージをローカルメモリから削除することが可能である(ステップ215)。
削除に関して識別されたSMSメッセージが当初送信されて以来、受信者の通信デバイス140が通信ネットワークに登録していない場合、削除に関して識別されたSMSメッセージは、依然として、SMSC120のメモリ内に配置されることになる。図6は、前に送信されたSMSメッセージを削除するために、SMSC120プロセッサによって講じられるステップを例示するプロセスの流れ図である。図5に示されるプロセスの流れに類似して、SMSC120のプロセッサは、メインループルーチン301を実行する。SMSC120のプロセッサは、送信者の通信デバイス110からSMSメッセージを受信することが可能である(ステップ302)。SMSC120のプロセスは、削除要求フラグが設定されているかどうかを決定するために(決定310)、受信されたSMSメッセージヘッダを検査することが可能である。削除要求フラグが設定されていない場合(すなわち、決定310=いいえ)、SMSC120のプロセッサは、後で受信者の通信デバイス140に転送するために、受信されたSMSを格納することが可能である(ステップ320)。格納されると、SMSC120のプロセッサは、メインループルーチン(ステップ301)に戻ることができる。
しかし、削除要求フラグが設定されている場合(すなわち、決定310=はい)、SMSC120のプロセッサは、SMSC120のメモリから削除されることになるSMSメッセージを識別する情報に関して、受信されたSMSメッセージを解析することが可能である(ステップ311)。受信された削除要求SMSメッセージ内に含まれた識別情報を使用して、SMSC120のプロセッサは、識別されたSMSメッセージに関してローカルメモリを検索することが可能である(ステップ312)。受信者の通信デバイス140が通信ネットワークに登録されている場合、削除に関して識別されたSMSメッセージは、受信者の通信デバイス140にすでに転送されている可能性があり、したがって、もはやSMSC120メモリ内に存在しない。そのような場合、削除に関して識別されたSMSメッセージはSMSC120メモリ内に見つからないことになる(すなわち、決定313=いいえ)。したがって、受信者の通信デバイス140からSMSメッセージを削除するために(図5を参照されたい)、受信された削除要求SMSメッセージは、受信者の通信デバイスに転送するために格納される(ステップ320)。このようにして、送信者の削除要求は、図5を参照して上で議論されたように、受信者の通信デバイス140によって依然として実行可能である。格納されると、SMSC120のプロセッサは、メインループルーチン(ステップ301)に戻ることができる。しかし、削除に関して識別されたSMSメッセージが見つかった場合(すなわち、決定313=はい)、SMSC120のプロセッサは、識別されたSMSメッセージが受信者の通信デバイス140に決して転送されないように、そのSMSメッセージをメモリから削除することが可能である(ステップ315)。削除されると、SMSC120のプロセッサは、メインループルーチン(ステップ301)に戻ることができる。
もう1つの実施形態では、送信者は、前に送信されたSMSメッセージを改修して、それを改訂されたSMSメッセージと置換することが可能である。多くの場合、送信者は、送信者がそのメッセージをすでに送信した後で、SMSメッセージ内に間違いを発見する場合がある。その間違いを修正する目的で、送信者は、後続のSMSメッセージを選んで、先に送信されたSMSメッセージを無視するための後続のメッセージを受信者に送信することが可能である。この雑な手法は、相反する情報を含み得る複数のSMSメッセージが受信される可能性があるため、結果として、受信者に混乱を招く場合がある。受信者の通信デバイス140がオフにされているか、または範囲外にある場合、改修および置換に関して識別されたSMSメッセージは、依然として、SMSC120のローカルメモリ内に配置可能である。その他の場合、改修および置換に関して識別されたSMSメッセージは受信者の通信デバイス140に引き渡されている可能性があるが、受信者によって読み取られていない可能性がある。
図7は、前に送信されたSMSメッセージを改修して、改訂されたSMSメッセージと置換するための送信者の要求に応答して、受信者の通信デバイスによって実行されることになるステップを例示するプロセスの流れ図である。受信者の通信デバイス140内でプロセスを開始する目的で、送信者は、指定された前に送信されたSMSメッセージを改修するための要求と共に、改訂されたSMSメッセージを受信者の通信デバイスに送信しなければならない。そのような改訂されたSMSメッセージは、そのSMSメッセージが改修要求/置換要求であることを表示する改修要求フラグ/置換要求フラグをSMSメッセージヘッダ内に設定することが可能である。加えて、改訂されたSMSメッセージは、改修および置換するために、前に送信されたSMSメッセージを識別するための情報を含むことが可能である。
図7のプロセスの流れは、図5に例示されるプロセスの流れに類似している。しかし、受信者の通信デバイスのプロセッサは、削除要求フラグの代わりに、改修フラグ/置換フラグに関して受信された改訂されたSMSメッセージを検査することが可能である(決定203)。改修フラグ/置換フラグが設定されていない場合(すなわち、決定203=いいえ)、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、後で受信者に表示するために、そのSMSメッセージを格納する(ステップ220)。加えて、図5のプロセスの流れに類似して、改修フラグ/置換フラグが設定されている場合(すなわち、決定203=はい)、受信者の通信デバイス140のプロセスは、図5を参照して上で説明されたように、ステップ211〜215を実行し続ける。削除に関して識別されたSMSメッセージが削除された後しばらくしてから(または、識別されたSMSメッセージが削除された直後に)、受信された改訂されたSMSメッセージのペイロード内に含まれた、改訂されたSMSメッセージテキストは、後で受信者に表示するために、受信者の通信デバイス140のメモリに格納可能である(ステップ214)。受信された改訂されたSMSメッセージテキストがローカルメモリ内に格納されると、プロセッサは、メインループルーチン(ステップ201)に戻ることができる。
改修および置換に関して識別されたSMSメッセージが当初送信されて以来、受信者の通信デバイス140が通信ネットワークに登録していない場合、改修および置換に関して識別されたSMSメッセージは、依然として、SMSC120のメモリ内に配置されることになる。図8は、前に送信されたSMSメッセージを改修して、改訂されたSMSメッセージと置換するために、SMSC120プロセッサによって講じられるステップを例示するプロセスの流れ図である。図8のプロセスの流れは、図6に例示されるプロセスの流れに類似している。しかし、SMSC120のプロセスは、削除要求フラグの代わりに、改修フラグ/置換フラグに関して受信された改訂されたSMSメッセージを検査することが可能である(決定303)。図6のプロセスの流れに類似して、改修フラグ/置換フラグが設定されていない場合(すなわち、決定303=いいえ)、SMSC120のプロセッサは、後で受信者の通信デバイス140に転送するために、受信されたSMSメッセージを格納する(ステップ320)。加えて、図6のプロセスの流れに類似して、改修フラグ/置換フラグが設定されている場合(すなわち、決定303=はい)、SMSC120のプロセスは、図6を参照して上で説明されたステップ311〜315を実行し続ける。改修/置換に関して識別されたSMSメッセージが削除された後しばらくして(ステップ315を参照されたい)、受信された改訂されたSMSメッセージのペイロード内に含まれた改訂されたSMSメッセージテキストは、後で受信者の通信デバイス140に転送するために、SMSC120のメモリに格納可能である(ステップ320)。この改訂されたSMSメッセージは改修/置換に関して識別されたSMSメッセージが削除された直後に、後で受信者の通信デバイス140に転送するために、SMSC120のメモリに格納可能である。受信された改訂されたSMSメッセージテキストが、転送のためにローカルメモリに格納された後で、SMSC120のプロセッサは、メインループルーチン(ステップ301)に戻ることができる。
もう1つの実施形態では、送信者は、失効事象の発生時に、自己破壊する(すなわち、メモリから自らを削除する)ことになるSMSメッセージを送信することが可能である。多くの場合、送信者は、制限された期間に関してだけ関連するSMSメッセージを送信する可能性がある。例えば、送信者は、ある場所(例えば、レストラン、バー、公園など)での緊急会議に受信者を招くことを望む場合がある。しかし、送信者は、所定の期間だけ、その場所にいることを計画する場合がある。したがって、送信者は、その場所で送信者と会うことを受信者に要請するSMSを受信者に送信する場合がある。しかし、送信者は、送信者がその場所をすでに去ってからだいぶ後まで、受信者がSMSメッセージを受信しない状況を回避することを望む可能性がある。送信者がその場所をすでに去ってからだいぶ後に受信者にSMSメッセージを受信させる様々な理由が存在し得る。例えば、受信者は、長時間、通信デバイスをオフにしているか、基地局の範囲外にいる可能性がある。あるいは、SMSメッセージは時宜を得て受信者に配信されている可能性があるが、所定の期間が経過した後まで、受信者が受信されたSMSメッセージを読み取らない可能性がある。SMSメッセージに関する満了日/満了時刻を設定する能力を送信者に提供することによって、送信者は、関連するSMSメッセージだけが、受信者に配信されること、または受信者によって読み取られるために依然としてローカルメモリ内に存在することを保証することが可能である。
図9は、送信者の自己破壊SMSメッセージの受信に応答して、受信者の通信デバイス140によって実行されることになるステップを例示するプロセスの流れ図である。受信者の通信デバイス140内で自己破壊プロセスを開始するために、送信者は、所定の日付/所定の時刻にSMSメッセージを自己破壊するための要求と共に、SMSメッセージを受信者の通信デバイス140に送信しなければならない。かかる自己破壊SMSメッセージは、SMSメッセージが指定された自己破壊日付/自己破壊時刻を有することを表示する、指定されたフラグをSMSメッセージヘッダ内に設定することが可能である。加えて、かかる自己破壊SMSメッセージは、メッセージヘッダ内に、またはメッセージペイロードの一部として、自己破壊に関する日付および時刻を含むことが可能である。
メインループルーチンの動作中、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、SMSC120から、自己破壊要求と詳細とを含むSMSメッセージを受信することが可能である(ステップ202)。受信者の通信デバイス140のプロセッサは、自己破壊要求フラグが設定されているかどうかを決定する(決定225)ために、SMSメッセージヘッダを検査することが可能である。自己破壊要求フラグが設定されていない場合(すなわち、決定225=いいえ)、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、受信されたSMSメッセージが従来のタイプのSMSメッセージであることを仮定して、後で受信者に表示するために、そのSMSメッセージを格納することが可能である(ステップ220)。格納されると、プロセッサは、メインループルーチン(ステップ201)に戻ることができる。
しかし、自己破壊要求フラグが設定されている場合(すなわち、決定225=はい)、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、自己破壊監視ループが実行されることを必要とするSMSメッセージが受信されていることを表示する別個のフラグをメモリ位置内に設定することが可能である(ステップ226)。自己破壊監視ループフラグがメモリ内に設定されると、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、後で受信者に表示するために、そのSMSメッセージを格納することが可能である(ステップ220)。格納されると、プロセッサは、メインループルーチン(ステップ201)に戻ることができる。
メインループルーチン201の一部として、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、自己破壊監視ループフラグが設定されているかどうかを周期的に点検することが可能である(決定230)。自己破壊監視ループフラグが設定されていない場合(すなわち、結果230=いいえ)、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、メインループ(ステップ201)に戻ることができる。自己破壊監視ループフラグが設定されている場合(すなわち、決定230=はい)、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、選択されたSMSメッセージが自己破壊される予定であるかどうかを決定するために、ローカルメモリ内に格納されたSMSメッセージを選択することが可能である(ステップ231)。例えば、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、ローカルメモリ内に格納されたそれぞれのSMSメッセージを、先入れ先出し(FIFO)順序で、もしくは後入れ先出し(LIFO)順序で、または後入れ後出し(LILO)順序で順次選択することが可能である。選択されると、プロセッサは、自己破壊監視ループルーチン内に自己破壊フラグが設定されているかどうかを決定することが可能である(決定232)。例えば、プロセッサは、自己破壊要求フラグが設定されているかどうかを確かめるために、SMSメッセージヘッダを検査することが可能である。自己破壊フラグが設定されていない場合(すなわち、決定232=いいえ)、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、ローカルメモリが別のSMSメッセージを含むかどうかを決定することが可能である(決定236)。
しかし、自己破壊フラグが設定されている場合(すなわち、決定232=はい)、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、自己破壊に関して監視するための失効事象を決定するために、SMSメッセージを解析する(ステップ233)。例えば、失効事象は、特定の日付および/または特定の時刻であってよい。あるいは、失効事象は、ある期間が経過し、その結果、そのSMSメッセージがメモリ内で「古く」なった(すなわち、所定の期間にわたって格納されている)ときであってよい。さらにまた、失効事象は、SMSメッセージの削除をトリガするために使用可能な独立した事象または動作であってもよい。例えば、失効事象は、受信者による通信デバイス140上のアプリケーションまたはゲームの開始であってよい。受信者の通信デバイス140のプロセッサは、次いで、失効事象が発生したかどうかを決定することが可能である(決定234)。失効事象が発生した場合(すなわち、決定234=はい)、現在選択されているSMSメッセージは、ローカルメモリから削除可能である(ステップ235)。削除されると、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、選択すべき別のSMSメッセージがメモリ内に格納されているかどうか、または最近選択されたSMSメッセージが点検すべきメモリ内の一連の最後のSMSメッセージであったかどうかどうかを決定することが可能である(決定236)。しかし、失効事象が発生していない場合(すなわち、決定234=いいえ)、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、SMSメッセージを削除せずに、選択すべき別のSMSメッセージがメモリ内に格納されているかどうか、または最近選択されたSMSメッセージが点検すべきメモリ内の一連の最後のSMSメッセージであったかどうかを決定することが可能である(決定236)。失効事象が発生していないSMSメッセージは、依然としてローカルメモリ内に残ることになる。選択すべき追加のSMSメッセージがメモリ内に存在する場合(すなわち、決定236=いいえ)、プロセッサは、選択されたSMSメッセージが自己破壊される予定であるかどうかを決定するために、メモリ内に格納された次のSMSメッセージを順次選択することが可能である(ステップ231)。
しかし、メモリ内の最後のSMSメッセージが選択および点検されている場合(すなわち、決定236=はい)、プロセッサは、メモリ内に何らかの自己破壊SMSメッセージが残っているかどうかを決定することが可能である(決定237)。上で議論されたように、特定のSMSメッセージに関する失効事象がまだ発生していない場合、SMSメッセージはメモリ内に残ることになる。したがって、何らかの自己破壊SMSメッセージがメモリ内に残っている場合(すなわち、決定237=はい)、プロセッサは、自己破壊監視ループフラグを再設定せずにメインループ201に戻る(ステップ238)。しかし、メモリ内に自己破壊SMSメッセージが残っていない場合(すなわち、決定237=いいえ)、プロセッサは、自己破壊監視ループフラグを再設定し(ステップ238)、次いで、メインループ201に戻ることが可能である。
代替の実施形態として、SMSメッセージが、当初、後に表示するために(ステップ220)受信および格納されている場合、自己破壊フラグを有するSMSメッセージは異なるメモリ位置内に格納可能である。自己破壊SMSメッセージを異なるメモリ位置内に格納することによって、その異なるメモリ位置内に格納されたすべてのSMSメモリは自己破壊フラグセットを有することになるため、プロセッサは、自己破壊フラグが設定されているかどうかを点検するステップ(ステップ232)を省略できる。
自己破壊SMSメッセージが当初送信されて以来、受信者の通信デバイス140が通信ネットワークに登録していない場合、自己破壊SMSメッセージは、依然として、SMSC120のメモリ内に配置されることになる。図10は、自己破壊SMSメッセージを提供するために、SMSC120プロセッサによって講じられるステップを例示するプロセスの流れ図である。図10に例示されるプロセスの流れは、図9に例示されるプロセスの流れと実質的に類似している。受信者の通信デバイス140によって実行されることになる、図9に示されるプロセスの流れのステップ201、202、220、225、226、230〜238は、SMSC120によって実行されることになる、図10に示されるプロセスの流れのステップ301、302、320、325、326、330〜338にそれぞれ対応する。ステップに対して若干の変更が発生する場合がある。例えば、ステップ302はステップ202に対応するが、SMSC120からSMSメッセージを受信するのではなく、SMSC120は、基地局115と通信ネットワーク150とを経由して、送信者の通信デバイス110からメッセージを受信する。加えて、ステップ320はステップ220に対応するが、表示のためにSMSメッセージを格納するのではなく、SMSC120は、受信者の通信デバイス140に転送するためにメッセージを格納する。加えて、メインループ301の実行中、SMSC120は、受信者の通信デバイス140がこのとき利用可能である(すなわち、オンにされて、基地局に登録されている)という表示を受信することが可能である(ステップ339)。この表示の受信に応答して、SMSC120は、SMSC120ローカルメモリ内に格納された、受信者の通信デバイス140にアドレス指定されたすべてのSMSメッセージを受信者の通信デバイス140に転送することが可能である(ステップ340)。これらのSMSメッセージが受信者の通信デバイス140に適切に転送されていると、SMSメッセージはSMSC120メモリから削除可能である(ステップ341)。このようにして、SMSC120は、次回、自己破壊監視ループルーチンが実行されるとき、これらの転送されたSMSメッセージを考慮しなくてよい。
もう1つの実施形態では、SMSメッセージの送信者は、SMSメッセージを特定の位置内で表示するのを防止することが可能であり得る。例えば、送信者は、間違った場所で開かれた場合、受信者を困惑させる可能性がある音声ファイル(すなわち、MMSメッセージ)を含むSMSメッセージを送信する場合がある。例えば、受信者の事務所、教会、教室などで音楽の呼出音メッセージを開くことは適切でない場合がある。受信者は、受信者がそのメッセージをすでに開いた後まで、SMSメッセージのコンテンツを認識できない。受信者を潜在的に当惑させる状況を防止するために、(メッセージのコンテンツを知っている)送信者は、プライバシーフラグを設定して、受信者の通信デバイス140がそれらの指定された位置内に存在することが検出された場合、SMSメッセージが開かれるのを防止する位置のGPS座標を含めることが可能である。図11は、送信者が、受信者がSMSメッセージを指定された場所内で開くのを防止することを可能にする一実施形態方法において講じることが可能なステップを例示するプロセスの流れ図である。図11に例示される実施形態方法は、受信者の通信デバイス140によって実行可能である。受信者が送信者のSMSメッセージを指定された位置内で開くのを防止するために、送信者は、SMSメッセージヘッダ内にSMSメッセージを指定された位置内で開くのを防止することを望む旨を表示するプライバシーフラグを設定することが可能である。加えて、送信者は、SMSメッセージを開くことができない位置のGPS座標を指定することが可能である。代替実施形態では、送信者は、受信者の通信デバイスまたは送信者の通信デバイスによって特定のGPS座標に対して相互参照可能な位置名を含むことが可能であり得る。送信者によって識別された位置は、その他の位置インジケータによっても識別可能である。例えば、受信者の通信デバイスが現在登録している可能性がある特定の基地局に位置を相互参照することが可能である。説明を簡単にするために、この実施形態は、GPS座標を使用して説明される場合がある。しかし、当業者は、いくつかの位置識別子のうちのいずれかが実施形態方法によって使用可能であり、実装可能である点を理解されよう。
上で開示された他の実施形態の多くと同様に、受信者の通信デバイス140は、SMSC120からプライバシー要求を含むSMSメッセージを受信することが可能である(ステップ202)。SMSメッセージは、後で受信者に表示するために、ローカルメモリ内に格納可能である(ステップ220)。受信者の通信デバイス140のプロセッサは、SMSメッセージを表示するための要求を受信することが可能である(ステップ255)。表示要求の受信時に、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、SMSメッセージの送信者がプライバシーフラグを設定したかどうかを決定するために、SMSメッセージヘッダを検査することが可能である(決定280)。送信者がプライバシーフラグを設定しなかった場合(すなわち、決定280=いいえ)、プロセッサは、SMSメッセージを表示することが可能である(ステップ256)。SMSメッセージが表示されると、プロセッサはメインループ(ステップ201)に戻ることができる。
しかし、送信者がプライバシーフラグを設定した場合(すなわち、決定280=はい)、プロセッサは、受信者の通信デバイス140の現在の位置を取り出すことが可能である(ステップ281)。受信者の通信デバイス140の位置を決定するために、プロセッサは、現在のGPS座標を取得するために、受信者の通信デバイス内の内部GPS受信機ユニットに問い合わせることが可能である。あるいは、プロセッサは、受信者の通信デバイス140が現在登録している基地局145の識別を決定することによって、現在の位置を理解することが可能であり得る。受信者の通信デバイス140の現在の位置を決定するために、いくつかの方法のうちのいずれかを使用することが可能である。決定された現在の位置は、SMSメッセージの表示を防止するための位置として送信者によって指定された位置と比較され得る。これらの位置は、メッセージヘッダ内またはメッセージペイロード内に含められてよい。受信者の通信デバイス140の現在の位置が、SMSメッセージを表示するのを防止するための位置として送信者によって指定された位置のうちのいずれにも一致しない場合(すなわち、決定282=いいえ)、プロセッサはSMSメッセージを表示することができる(256)。
しかし、受信者の通信デバイス140の現在の位置がSMSメッセージを表示するのを防止するための位置として送信者によって指定された位置のうちのいずれかと一致する場合(すなわち、決定282=はい)、プロセッサは、送信者がそのSMSメッセージを現在の位置内で表示しないことを要求した旨を受信者に伝えることが可能である(ステップ283)。プロセッサは、オプションで、SMSメッセージを表示するのを防止するための位置として送信者によって指定された位置を受信者に伝えることが可能である。あるいは、プロセッサは、オプションで、そのSMSメッセージを表示できる位置を受信者に伝えることが可能である。受信者がSMSメッセージの表示を防止するための位置として送信者によって指定された位置内でそのSMSメッセージを表示することを試みる場合、プロセッサは、オプションで、そのSMSメッセージを削除することも可能である(ステップ215)。受信者の現在の位置内でそのメッセージを表示するのを防止することを送信者が望む旨が受信者に伝えられると(かつ、オプションで、そのSMSメッセージが削除されると)、プロセッサはメインループ(ステップ201)に戻ることができる。
ある代替の実施形態では、受信者の通信デバイス140がSMSメッセージを表示するのを防止するための位置として送信者によって指定された位置内にあることが決定された場合、SMSC120は、受信者の通信デバイス140がSMSメッセージを受信することすら防止することが可能である。図12は、受信者の通信デバイス140がSMSメッセージを表示するのを防止するための位置として送信者によって指定された位置内に現在配置されている場合、SMSメッセージを受信者の通信デバイス140に転送するのを防止するために、SMSC120によって実行されるステップのプロセスの流れ図である。SMSC120のプロセッサは、メインループルーチン301を実行することが可能である。メインループルーチン301の実行中、SMSC120のプロセッサは、送信者の通信デバイス110からSMSメッセージを受信することが可能である(ステップ302)。SMSC120のプロセッサは、受信者の通信デバイス140に転送するために、SMSメッセージを格納することが可能である。受信者の通信デバイス140が通信ネットワークに登録されているとき、受信者の通信デバイス140はSMSC120からSMSメッセージを受信するために利用可能であるという表示がSMSC120に送信される。受信者の通信デバイス140が利用可能であるという表示がSMSC120によって受信されない場合(すなわち、決定375=いいえ)、SMSC120のプロセッサは、受信者の通信デバイス140が利用可能であるという表示を待ち続けることができる。当業者は、SMSC120は、その表示を待つ間に、その他の機能または入れ子にされたループを実行するために、メインループルーチン301に戻ることができる点を理解されよう。
受信者の通信デバイス140が利用可能であるという表示がSMSC120によって受信された場合(すなわち、決定375=はい)、SMSC120のプロセッサは、プライバシーフラグが送信者によって設定されているかどうかを決定するために、受信されたSMSメッセージヘッダを検査することが可能である(決定380)。プライバシーフラグが設定されていない場合(すなわち、決定380=いいえ)、SMSC120のプロセッサは、SMSメッセージを受信者の通信デバイス140に転送することが可能である(ステップ375)。SMSメッセージが転送されると、SMSC120のプロセッサは、メインループルーチン(ステップ301)に戻ることができる。しかし、プライバシーフラグが設定されている場合(すなわち、決定380=はい)、SMSC120のプロセッサは、受信者の通信デバイス140の現在の位置を取得するための要求を受信者の通信デバイス140に送信することが可能である(ステップ381)。その要求に応答して、SMSC120は、受信者の通信デバイス140から、受信者の通信デバイス140の現在の位置に関する情報を伴うメッセージを待ち、これを受信する。次いで、SMSC120プロセッサは、受信者の通信デバイス140の現在の位置がSMSメッセージを表示するのを防止するための位置として送信者によって指定された位置のうちのいずれかと一致するかどうかを決定する(決定382)。ある代替の実施形態では、SMSC120は、受信者の通信デバイス140が登録された基地局145を決定するためにHLR130に問い合わせることができる。受信者の通信デバイス140が登録された基地局145を決定することによって、SMSC120は、比較的広い範囲であっても、受信者の通信デバイス140の現在の位置を理解することができる。様々な実施形態は、受信者の通信デバイス140の現在の位置を取得するために、いくつかの方法のうちのいずれかを用いることが可能である。
受信者の通信デバイス140の現在の位置が、SMSメッセージを表示するのを防止するための位置として送信者によって指定された位置のうちのいずれにも一致しない場合(すなわち、決定382=いいえ)、SMSC120のプロセッサは、SMSメッセージを受信者の通信デバイス140に転送することが可能である(ステップ375)。しかし、受信者の通信デバイス140の現在の位置がSMSメッセージを転送するのを防止するための位置として送信者によって指定された位置のうちのいずれかと一致する場合(すなわち、決定382=はい)、SMSC120のプロセッサは、SMSメッセージは受信されているが、現在の位置で受信者の通信デバイス140に転送できないことを受信者に伝えるメッセージを生成して、受信者の通信デバイス140に送信することが可能である(ステップ385)。受信されたSMSメッセージについて受信者に伝えるメッセージは、受信者がSMSメッセージを転送するのを防止するための位置として送信者によって指定されていない位置に位置を変更できるように、SMSメッセージを転送するのを防止するための位置として送信者によって指定された位置を受信者にさらに伝えることができる。受信されたSMSメッセージについて受信者に伝えるメッセージの時点で、SMSC120プロセッサはメインループルーチン301に戻ることができる。
もう1つの実施形態では、SMSメッセージの送信者は、SMSメッセージの受信者が、SMSメッセージを別の受信者に意図的にまたは非意図的に転送するのを防止することが可能である。図13は、送信者が、受信者がSMSメッセージを転送するのを防止することを可能にする一実施形態方法で講じることが可能なステップを例示するプロセスの流れ図である。図13に例示される実施形態方法は、受信者の通信デバイス140によって実行可能である。受信者が送信者のSMSメッセージを転送するのを防止するために、送信者は、SMSメッセージを転送するのを防止することを望む旨を表示する転送防止フラグをSMSメッセージヘッダ内に設定することが可能である。メインループルーチンの動作中、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、SMSC120から、転送防止要求を含むSMSメッセージを受信することが可能である(ステップ202)。このSMSメッセージは、後で受信者に表示するために、ローカルメモリ内に格納可能である(ステップ220)。受信者の通信デバイス140のプロセッサは、SMSメッセージを別の受信者通信デバイスに転送するための要求を受信することが可能である(ステップ275)。転送要求の受信時に、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、SMSメッセージの送信者が転送防止フラグを設定しているかどうかを決定するために(決定276)、SMSメッセージヘッダを検査することが可能である。送信者が転送防止フラグを設定していない場合(すなわち、決定276=いいえ)、プロセッサは、所望される転送受信者通信デバイスにSMSメッセージを転送することができる(ステップ278)。SMSメッセージが転送されると、プロセッサは、メインループに戻ることができる(ステップ201)。しかし、送信者が転送防止フラグを設定している場合(すなわち、決定276=はい)、プロセッサは、送信者がSMSメッセージを転送するのを防止することを望む旨を受信者に伝えることが可能である(ステップ277)。プロセッサは、オプションで、SMSメッセージをメモリから削除することも可能である(ステップ279)。送信者が転送するのを防止することを望む旨が受信者に伝えられると(かつ、オプションで、SMSメッセージが削除されると)、プロセッサはメインループ(ステップ201)に戻ることができる。
上で議論されたように、これらの様々な実施形態は、ショートメッセージの扱い、格納、および処理を操作するための拡張SMSサービス、拡張EMSサービス、拡張MMSサービスを送信者に提供する。送信者は、受信者の通信デバイス140のプロセッサまたはSMSC120のプロセッサによって検査され得る様々なフラグのうちのいずれかをメッセージヘッダ内に設定することによって拡張サービスを要求することができる。追加の拡張SMSサービス、拡張EMSサービス、および拡張MMSサービスは、受信者によって要求または実装されることが可能である。様々な実施形態は、受信者が受信者の通信デバイス140あるいはSMSC120のローカルメモリ内に格納された様々なリストもしくは表の中に選好および/またはセッティングを入力することを可能にする。メッセージの受信時に、受信者の通信デバイス140またはSMSC120のプロセッサは、様々な拡張SMSサービス、拡張EMSサービス、拡張MMSサービスを実装するために、格納されたリストまたは表のうちのいずれかもしくはすべてを取り出すことが可能である。
もう1つの実施形態では、受信者は、失効事象の発生時に、SMSメッセージをローカルメモリから自動的に削除するようにその通信デバイスを構成することができる。図14は、失効事象の発生時に、SMSメッセージを自動的に削除するための能力を受信者に提供するもう1つの実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。そのSMSメッセージ受信箱を維持するために、受信者は、より古いSMSメッセージはもはや関連性がない可能性があるため、それらのSMSメッセージを自動的に削除することを望む場合がある。例えば、受信者は、受信されて、X分、X時間、X日、X週間、Xヵ月などを超えてローカルメモリ内に格納されているメッセージをメモリから自動的に削除できるように、そのSMSアプリケーション内の選好を設定することが可能であり得る。あるいは、アプリケーションを開始することを受信者に思い出させるSMSメッセージは、受信者がそのアプリケーションを開始した後、もはや関連性がない可能性がある。したがって、失効事象の発生時(この場合、アプリケーションの開始時)、SMSリマインダメッセージは、ローカルメモリから自動的に削除可能である。当業者は、SMSメッセージをローカルメモリから自動的に削除するための基準として、その他の失効事象を使用することが可能である点を理解されよう。一実施形態では、受信者は、失効事象が受信者の通信デバイス140によって受信されたそれぞれのSMSメッセージに適用されるように選好設定することが可能である。ある代替の実施形態では、受信者は、SMSメッセージが受信されるにつれて、それぞれのSMSメッセージに異なる失効事象を適用することができる(または、まったく適用しなくてもよい)。したがって、SMSメッセージがローカルメモリ内に格納されると、それらのSMSメッセージに失効事象基準を集合的にまたは個々に付加することが可能である。受信者の通信デバイス140のプロセッサがそのメインループ201ルーチンを実行するにつれて、そのプロセッサは、図14に示されたプロセスの流れを周期的に実行することが可能である。失効に関してメモリ内のSMSメッセージを点検する時間がまだ経過していない場合(すなわち、決定250=いいえ)、プロセッサは、メインループ201に戻ることができる。そうでない場合、失効に関してメモリ内
のSMSメッセージを点検する時間が経過した場合(すなわち、決定250=はい)、プロセッサは、図9を参照して上で説明されたのと大体同じように、メモリ内に格納されたSMSメッセージを選択する(ステップ231)。プロセッサがSMSメッセージを選択すると、受信者によって設定された、付加された失効事象基準を取り出すことが可能である(ステップ252)。プロセッサは、その失効事象が発生したか否かを決定するために、失効事象基準を検査することが可能である(決定253)。選択されたSMSメッセージに関して付加された失効事象が発生した場合(すなわち、決定253=はい)、図9を参照して上で議論されたのと大体同じように、選択されたSMSメッセージをローカルメモリから削除することが可能である(ステップ235)。削除されると、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、メモリ内に格納された選択すべき別のSMSメッセージが存在するかどうか、または最近選択されたSMSメッセージがメモリ内の点検すべき一連の最後のSMSメッセージであったかどうかを決定することが可能である(決定236)。しかし、選択されたSMSメッセージに関して付加された失効事象基準がまだ発生していない場合(すなわち、決定253=いいえ)、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、SMSメッセージを削除せずに、メモリ内に格納された、選択すべき別のSMSメッセージが存在するかどうか、または最近選択されたSMSメッセージがメモリ内の点検すべき一連の最後のSMSメッセージであったかどうかを決定することが可能である(決定236)。失効事象がまだ発生していないSMSメッセージは、ローカルメモリ内に残ることになる。選択すべき追加のSMSメッセージがメモリ内に存在する場合(すなわち、決定236=いいえ)、プロセッサは、選択されたSMSメッセージの失効事象が発生したかどうかを決定するために、メモリ内に格納された次のSMSメッセージを順次選択することが可能である(ステップ231)。しかし、メモリ内の最後のSMSメッセージが選択および点検されている場合(すなわち、決定236=はい)、プロセッサは、メインループ201に戻ることができる。当業者は、失効事象基準がSMSメッセージに付加されていない場合、ステップ252において、何の失効事象基準も取り出されないことになり、プロセッサは、失効事象が発生していないことを決定することが可能であり、したがって、受信者がそのメッセージを手動で削除するまで、そのSMSメッセージをメモリ内に保持することを理解されよう。
もう1つの実施形態では、送信者が、受信者によって読み取られたか、または表示された後で自動的に削除されたSMSメッセージを送信することを望む場合がある。図15は、受信されたSMSメッセージが読み取られた/表示された後で、そのSMSメッセージを自動的に削除するためのもう1つの実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。SMSメッセージは削除の前に受信者によって読み取られる/表示されることになるため、このプロセスの流れは、受信者の通信デバイス140によって実行可能である。メインループルーチンの動作中、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、SMSC120から削除要求を含むSMSメッセージを受信することが可能である(ステップ202)。受信者の通信デバイス140のプロセッサは、後で受信者に表示するために、受信されたSMSメッセージをローカルメモリ内に格納することが可能である(ステップ220)。SMSメッセージがローカルメモリ内に記憶された後で、受信されたSMSメッセージを読み取るための要求/表示するための要求(ステップ255)。その読取要求/表示要求に従って、プロセッサは、受信者の通信デバイス140の表示スクリーン上にメッセージペイロードテキストを表示することが可能である(ステップ256)。当業者は、MMSメッセージが音声ファイルを含んでいる可能性があり、受信者通信デバイス140のスピーカを介してその音声ファイルを再生することによって、その音声ファイルを読み取ること/表示することが可能であることを理解されよう。メッセージが読み取られ/表示されると、プロセッサは、そのメッセージを創作する間に、送信者によって読取後削除フラグが設定されているかどうかを決定するために、そのメッセージを検査することが可能である(決定257)。読取後削除フラグが設定されていない場合(すなわち、決定257=いいえ)、プロセッサは、メインループルーチン(ステップ201)に戻ることができる。読取後削除フラグが設定されている場合(すなわち、決定257=はい)、プロセッサは、ローカルメモリからSMSメッセージを削除して(ステップ215)、メインループルーチン(ステップ201)に戻ることができる。
もう1つの実施形態では、受信者は、選択された送信者からのSMSメッセージを阻止することを望む場合がある。対照的に、ある代替の実施形態では、受信者は、選択された送信者からのSMSメッセージの受信を可能にすることだけを望む場合がある。例えば、親は、そこから子ども達がその子ども達の受信者通信デバイス上でSMSメッセージを受信する可能性がある送信者を規制することを望む場合がある。もう1つの例として、受信者は、小売業者からのマーケティングSMSメッセージの受信を防止することを望む場合がある。図16は、選択された送信者通信デバイス110からのSMSメッセージの受信を可能にする/阻止するために、受信者の通信デバイス140によって実行可能な一実施形態方法のプロセスの流れである。図16および17で示されるプロセスの流れは、選択された送信者通信デバイス110からのSMSメッセージを阻止するために講じることが可能なステップを例示する。当業者は、選択された送信者通信デバイス110だけからSMSメッセージを受信することを可能にするために、同じプロセスの流れを使用できる点を理解されよう。図16および17に示されたプロセスの流れを達成するために、受信者は、そこからのSMSメッセージを阻止することを望む、選択された送信者通信デバイスを識別することを可能にする。選択された送信者通信デバイスに割り当てられた独自の識別子は、受信者の通信デバイス140および/またはSMSC120のローカルメモリ内に格納された、阻止されたSMS送信者リスト内に保存可能である。
図16を参照すると、メインループルーチンの動作中、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、SMSC120からSMSメッセージを受信することが可能である(ステップ202)。受信者の通信デバイス140のプロセッサは、後で受信者に表示するために、受信されたSMSメッセージをローカルメモリ内に格納することが可能である(ステップ220)。SMSメッセージがローカルメモリ内に格納された後で、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、阻止されたSMS送信者リストをメモリから取り出すことが可能である(ステップ260)。上記のように、取り出されたリストは、そこからのSMSメッセージが阻止され得る潜在的な送信者通信デバイス110から構成され得る。そのリストが取り出されると、プロセッサは、その取り出されたリストまたは表の中に含まれたパラメータ値と比較するために、拡張ショートメッセージサービスメッセージのパラメータ値を取り出すことが可能である。拡張ショートメッセージサービスが選択された送信者通信デバイス110からのショートメッセージを阻止する(または、可能にする)実施形態では、取り出されたパラメータ値は、受信されたメッセージヘッダ内に含まれた送信者通信デバイス110の識別子であり得る。プロセッサは、受信されたSMSメッセージのヘッダ情報内に含まれた送信者通信デバイス110識別子を取り出されたリスト内に含まれた送信者通信デバイス110識別子のそれぞれと比較することが可能である。受信されたSMSメッセージのヘッダ情報内に含まれた送信者通信デバイス110識別子が、取り出された阻止されたSMS送信者リスト内に含まれた識別子のうちのいずれにも一致しない場合(すなわち、決定261=いいえ)、プロセッサは、メインループルーチン(ステップ201)に戻り、受信されたSMSメッセージを表示するための要求を待つことが可能である。しかし、受信されたSMSメッセージのヘッダ情報内に含まれた送信者通信デバイス110識別子が、取り出された阻止されたSMS送信者リスト内に含まれた識別子のうちの1つと一致する場合(すなわち、決定261=はい)、プロセッサは、そのSMSメッセージをローカルメモリから削除することが可能である(ステップ215)。削除されると、プロセッサは、メインループルーチン(ステップ201)に戻ることがで
きる。このようにして、受信者が阻止された送信者通信デバイスからのSMSメッセージを読み取るのを防止することが可能である。
図17は、選択された送信者通信デバイス110から受信者の通信デバイス140によるSMSメッセージの受信を阻止するために、SMSC120によって実行可能なステップを例示するプロセスの流れ図である。図17に例示されるプロセスの流れは、図16に例示されたプロセスの流れに類似している。図17のステップ301、302、320、360、361、および315は、図16のステップ201、202、220、260、261、および215にそれぞれ対応する。受信されたメッセージをローカルメモリ内に格納した後で、SMSC120のプロセッサは、受信者の通信デバイス140が利用可能である(すなわち、通信ネットワークに登録した)という表示を待つことができる(ステップ375)。受信者の通信デバイス140が利用可能でない場合(すなわち、決定375=いいえ)、SMSC120のプロセッサは、利用可能性の表示を待ち続けることができる(決定375)。受信者の通信デバイス140の利用可能性の表示が受信された場合(すなわち、決定375=はい)、SMSC120のプロセッサは、ステップ360、361、および315を実行し続けることができる。SMSC120は複数の通信デバイスに関するSMSメッセージングをサポートすることができるため、SMSC120は、複数の阻止されたSMS送信者リストを格納することが可能である。複数の阻止されたSMS送信者リストのそれぞれは、SMSC120によってサポートされた受信者通信デバイス140のうちの1つに対応し得る。適切なSMS阻止された送信者リストを取り出すために、SMSC120は、受信されたSMSメッセージヘッダから受信者通信デバイス140識別子を取り出すために、受信されたSMSメッセージを検査することが可能である。この情報に基づいて、SMSC120は、意図される受信者に関して適切なSMS阻止された送信者リストを取り出すことが可能である。このようにして、SMSC120は、選択された送信者通信デバイス110から発生するSMSメッセージが受信者通信デバイス140に送信されるのをいつも防止することが可能である。
もう1つの実施形態では、SMSメッセージは、送信者によってアドレスとして入力された通信デバイスと異なる通信デバイスに経路変更することが可能である。例えば、親は緊急時に使用するために、子ども達に携帯通信デバイスを提供する場合がある。子ども達が不適切なSMSメッセージまたは露骨なSMSメッセージを受信するのを防止するために、親は送信者によって子どもの通信デバイスにアドレス指定されたSMSメッセージを親の通信デバイスに経路変更することを望む場合がある。図18は、SMSメッセージを選択された送信者通信デバイス110から異なる受信者通信デバイスに経路変更するために、受信者の通信デバイス140によって実行可能な一実施形態方法のプロセスの流れである。図18に例示された実施形態のプロセスの流れは、図16を参照して上で例示され、説明されたプロセスに類似している。上述のように、当初、送信者によってSMSメッセージの受信者としてアドレス指定された受信者の通信デバイスは、SMSC120からSMSメッセージを受信して(ステップ202)、後で表示するために、そのSMSメッセージをローカルメモリ内に格納する(ステップ220)。そのSMSメッセージがローカルメモリ内に格納された後で、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、潜在的な送信者通信デバイス110の経路変更リストをメモリから取り出すことが可能である(ステップ270)。取り出された経路変更リストは、そこからSMSメッセージが経路変更可能な潜在的な送信者通信デバイス110から構成され得る。取り出された経路変更リストは、選択された送信者通信デバイスから受信されたSMSメッセージが経路変更されるべき異なる受信者通信デバイスのアドレスを含むことも可能である。この経路変更リストは、当初、経路変更されたSMSメッセージを送信した送信者通信デバイスに応じて、経路変更されたSMSメッセージを受信するために単一の受信者通信デバイスを割り当てることが可能であり、または経路変更されたSMSメッセージを受信するために、異なる受信者通信デバイスを割り当てることも可能である。1つの例示的な経路変更リストが図20に示される。リストが取り出されると、プロセッサは、受信されたSMSメッセージのヘッダ情報内に含まれた送信者通信デバイス110識別子を、取り出されたリスト内に含
まれた送信者通信デバイス110識別子のそれぞれと比較することが可能である(決定271)。受信されたSMSメッセージのヘッダ情報内に含まれた送信者通信デバイス110識別子が取り出されたリスト内に含まれた識別子のうちのいずれにも一致しない場合(すなわち、決定271=いいえ)、プロセッサは、メインループルーチン(ステップ201)に戻り、受信されたSMSメッセージを表示するための要求を待つことができる。しかし、受信されたSMSメッセージのヘッダ情報内に含まれた送信者通信デバイス110識別子が取り出されたリスト内に含まれた識別子のうちのいずれかと一致する場合(すなわち、決定271=はい)、プロセッサは、メッセージペイロードを新しいSMSメッセージ内に複製して、取り出された経路変更リスト内に列挙された経路変更された受信者通信デバイスのアドレスを用いて、新しいSMSメッセージをアドレス指定することによって、経路変更されたSMSメッセージを生成することが可能である(ステップ272)。上記のように、経路変更された受信者通信デバイスのアドレスは、当初、SMSメッセージを送信した送信者通信デバイスの識別子に応じて、すべての経路変更されたSMSメッセージに関して同じであってよく、または異なってもよい。生成されると、受信者の通信デバイス140は、新しく生成されたSMSメッセージを経路変更された受信者通信デバイスに送信する(ステップ273)。新しく生成されたSMSメッセージが送信されると、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、メインループ(ステップ201)に戻ることができる。
図19は、SMSメッセージアドレスを選択された送信者通信デバイス110から受信者の通信デバイス140に経路変更するために、SMSC120によって実行可能なステップを例示するプロセスの流れ図である。図19に例示されるプロセスの流れは、図18に例示されるプロセスの流れに類似している。図19のステップ301、302、320、370、371、および372は、図18のステップ201、202、220、270、271、および272にそれぞれ対応する。受信されたメッセージをローカルメモリ内に格納した後で、SMSC120のプロセスは、受信者の通信デバイス140が利用可能である(すなわち、通信ネットワークに登録した)という表示を待つことができる(ステップ375)。受信者の通信デバイス140が利用可能でない場合(すなわち、決定375=いいえ)、SMSC120のプロセッサは、利用可能性の表示を待ち続けることができる(決定375)。受信者の通信デバイス140の利用可能性の表示が受信された場合(すなわち、決定375=はい)、SMSC120のプロセッサは、ステップ370、371、および372を実行し続けることができる。SMSC120は、複数の通信デバイスに関するSMSメッセージングをサポートすることができるため、SMSC120は複数の経路変更SMS送信者リストを格納することが可能である。複数の経路変更SMS送信者リストのそれぞれは、SMSC120によってサポートされた受信者通信デバイス140のうちの1つに対応し得る。適切なSMS阻止された送信者リストを取り出す目的で、SMSC120は、受信されたSMSメッセージヘッダから受信者通信デバイス140識別子を取り出すために、受信されたSMSメッセージを検査することが可能である。この情報に基づいて、SMSC120は、意図された受信者に関して、適切な経路変更SMS送信者リストを取り出すことが可能である。加えて、SMSC120は、意図された受信者の通信デバイス140が利用可能である(すなわち、通信ネットワークに登録した)という表示を受信するまで、受信されたSMSメッセージを格納するため、ステップ372において、SMSC120は、経路変更されたSMSメッセージのアドレスを、ステップ370において取り出された経路変更リストに従って、受信者の経路変更通信デバイスのアドレスに単に変更することが可能である。経路変更されたSMSメッセージの宛先アドレスが受信者の経路変更通信デバイスに変更されると、SMSC120は、従来の様式で、SMSメッセージを単に格納し続け、経路変更された受信者通信デバイスが利用可能であるという表示を待つことができる(ステップ375)。このようにして、SMSC120は、選択された送信者通信デバイス110から発生したSMSメッセージを受信者の経路変更通信デバイスに経路変更することが可能である。
図20は、受信者の通信デバイスおよび/またはSMSC120によってメモリ内に格納可能な1つの例示的な経路変更リストである。図20に示されるように、潜在的な送信者通信デバイス110識別子のリストは、経路変更リスト内に含められてよい。この潜在的な通信デバイス110識別子は、通信デバイス110に割り当てられた電話番号であってよいが、そのSMSメッセージを送信した送信者の通信デバイス110(発信源)を識別するために使用されるSMSメッセージのヘッダと共に含まれる任意のその他の識別子であってもよい。図20に示される例示的な経路変更リストに示されるように、経路変更リストを格納する受信者の通信デバイス140(または、それに関して経路変更リストがSMSC120内に格納されている受信者の通信デバイス140)にアドレス指定され、202-555-1212、202-555-1313、202-555-1414、または202-555-1515の識別子を有する送信者の通信デバイス110から送信されたSMSメッセージは経路変更されることになる。図20に示される例示的な経路変更リストは、SMSメッセージが経路変更され得る先の受信者の経路指定通信デバイスに関するアドレスも示す。例えば、SMSメッセージが、電話番号202-555-1212が割り当てられた送信者の通信デバイス110から受信者の通信デバイス140によって受信された場合、そのSMSメッセージは、電話番号303-999-1111が割り当てられた受信者の通信デバイスに経路変更されることが可能である。
いくつかの通信デバイスでは、通信デバイスがショートメッセージを受信するとき、音声警告、視覚的警告、振動警告、またはこれらの警告のうちのいくつかもしくはすべての組合せを行うことが可能である。かかる警告は、場合によっては、(例えば、会社で、教会で、学校でなど)受信者の気を散らせる可能性がある。したがって、ユーザは、ショートメッセージをある時刻および/またはある位置で受信するのを防止するようにその移動体デバイスを設定することを望む場合がある。加えて、図16〜20を参照して上で議論されたように、親は緊急時に使用するために、子ども達に携帯通信デバイスを提供する場合がある。あいにく、ティーンエイジャーは、移動体デバイス上でショートメッセージングサービスアプリケーションを利用する可能性が最も高い人口層である。子ども達の移動体電話によって送受信されるショートメッセージの数を制限するため、かつ子ども達が学校にいる間に気を散らすことを防止するために、親は、子ども達の移動体デバイスがどこでかつ/またはいつショートメッセージを送受信できるかを規制することを望む場合がある。図11および12を参照して上で説明された実施形態と対照的に、受信者の通信デバイス140がある位置にある間におよび/またはある時刻に、受信者の通信デバイス140によってショートメッセージが受信されること/受信者の通信デバイス140にショートメッセージが転送されるのを防止することが受信者(または、受信者の親、代理人など)によって設定される。
図16〜20を参照して上で議論された実施形態方法に関して、実施形態方法の実装に先立って、受信者(または、受信者の親、代理人など)は、受信者(または、受信者の親、代理人など)がショートメッセージを受信するのを防止することを望む制限された位置および/または制限された時刻の表を作成することによって、実施形態方法を開始することが可能である。制限された位置および/または制限された時刻の例示的な表が図24に示され、下でさらに詳細に議論される。制限された位置および/または制限された時刻の表が生成されると、その表は受信者の通信デバイスもしくはSMSC120またはそれら両方のローカルメモリ内に格納可能である。
図21は、ある時刻におよび/またはある位置でショートメッセージを受信するのを防止するために、受信者の通信デバイス140内で実装可能な一実施形態方法を例示するプロセスの流れ図である。上で説明された実施形態に類似して、メインループルーチン201の実行中、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、メッセージをSMSC120から受信して(ステップ202)、それをローカルメモリ内に格納することが可能である(ステップ220)。受信されたメッセージがローカルメモリ内に格納されているとき、受信者の通信デバイス104のプロセッサは、制限された位置および/または制限された時刻のこれまでに格納された制限表を取り出すことが可能である(ステップ285)。受信者(受信者の親、代理人など)が位置に基づいてショートメッセージを受信するのを規制することを選んだ場合、プロセッサは、(例えば、GPS受信機から)現在の位置を取り出すこと、および/または(例えば、現在のタイムメモリバッファから)現在の時刻を取り出すことが可能である(ステップ286)。上記のように、受信者の通信デバイスの現在の位置を取得するために、いくつかの方法のうちのいずれかを使用することが可能である。例えば、プロセッサは、受信者の通信デバイス140内のGPSユニットに問い合わせることが可能である。あるいは、プロセッサは、通信デバイスが現在登録している基地局に注意して、その基地局の識別を現在の位置の一般的な表示と関連付けることが可能である。現在の位置が決定されると、プロセッサは、現在の位置が制限された位置および/または制限された時刻の取り出された制限表内に列挙された制限された位置と一致するかどうかを決定することが可能である(決定287)。現在の位置が取り出された制限表内に列挙された制限された位置と一致する場合(すなわち、決定287=はい)、プロセッサは、取り出された制限表内に列挙された制限された位置に関して対応する時刻制限が存在するかどうかを決定することが可能である(決定288)。取り出された制限表の制限された位置に関して列挙された、対応する時刻制限が存在しない場合(すなわち、決定288=いいえ)、これは受信者(または、受信者の親、代理人など)が受信者の通信デバイスが時刻に関係なく現在の位置にあるときはいつでもショートメッセージを受信する
のを防止することを望む旨を表示する。したがって、オプションのステップとして、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、メッセージ受信警告を鳴らすのを防止するか、またはメッセージ受信表示ディスプレイを表示するのを防止し(ステップ291)、現在の位置を制限表内のパラメータ値と比較するステップ(ステップ285〜287)に戻ることが可能である。当業者は、プロセッサが、受信されたショートメッセージに関して受信者に警告すべきかどうかを決定するために、処理ステップ285〜291を繰り返す前に、何らかの所定の期間が経過するように、遅延を挿入することが可能である点を理解されよう。かかる遅延は、処理ステップを最小限に抑えることによって、電池電力を保存できる。
現在の位置が取り出された制限表内に列挙された制限された位置のいずれにも一致しない場合(すなわち、決定287=いいえ)、プロセッサは、取り出された制限表内に列挙された時刻制限が存在するかどうかを決定することが可能である(決定289)。例えば、受信者(または、受信者の親、代理人など)が、位置にかかわらず、一日のある時刻の間、一週間のある日の間、ある月の間など、または時刻、日、週、月のいくつかの組合せの間にすら、ショートメッセージを受信するのを防止することを望む場合がある。現在の時刻が取り出された制限表内に列挙された制限された時刻のうちのいずれかと一致する場合(すなわち、決定289=はい)、オプションのステップとして、受信者の通信デバイス140のプロセッサは、メッセージ受信警告を鳴らすのを防止するか、またはメッセージ受信表示ディスプレイを表示するのを防止して(ステップ291)、現在の位置を制限表内のパラメータ値と比較するステップ(ステップ285〜287)に戻ることができる。上述のように、当業者は、プロセッサが、受信されたショートメッセージに関して受信者に警告すべきであるかどうかを決定するために、処理ステップ285〜291を繰り返す前に、何らかの所定の期間が経過するように、遅延を挿入することが可能である点を理解されよう。
現在の時刻が取り出された制限表内に列挙された制限された時刻のうちのいずれにも一致しない場合(すなわち、決定289=いいえ)、プロセッサは、受信されたショートメッセージについて受信者に警告することが可能である(ステップ290)。受信されたショートメッセージについて受信者に警告した後で、プロセッサは、メインループルーチン(ステップ201)に戻ることができる。
現在の位置が制限された位置であることを決定し(すなわち、決定287=はい)、制限された位置に関して対応する時刻制限が存在することを決定した(すなわち、決定288=はい)後であれば、プロセッサは、現在の時刻が取り出された制限表内に列挙された制限された時刻のうちのいずれかと一致するかどうかを決定することが可能である(決定289)。上で議論されたように、現在の時刻が取り出された制限表内で列挙された制限された時刻のうちのいずれかと一致する場合(すなわち、決定289=はい)、プロセッサは、メッセージ受信警告を鳴らすのを防止するか、またはメッセージ受信表示ディスプレイを表示するのを防止し(ステップ291)、現在の位置を制限表内のパラメータ値と比較するステップ(ステップ285〜287)に戻ることができる。そうでない場合(すなわち、決定289=いいえ)、プロセッサは、受信者の通信デバイスが制限された位置内に配置される場合ですら、受信されたメッセージについて受信者に警告することが可能である(ステップ290)。
もう1つの実施形態では、SMSC120は、受信者の通信デバイス140がある位置内にある間におよび/またはある時刻の間に、ショートメッセージを受信者の通信デバイスに送信することを回避することが可能である。かかる実施形態では、受信者の通信デバイス140がSMSC120のメモリ内に格納された制限表内のある位置にある場合および/または現在の時刻がSMSC120のメモリ内に格納された制限表内の制限を満たす場合、SMSC120は、ショートメッセージを受信者の通信デバイス140に転送できない。図21を参照して上で説明された実施形態と同様に、受信者(または、受信者の親、代理人など)は、受信者(または、受信者の親、代理人など)がショートメッセージを受信するのを防止することを望む、制限された位置および/または時刻の制限表を作成することが可能である。1つの例示的な制限表が図25に示され、下でより詳細に議論される。制限表が生成されると、その制限表は、SMSC120のローカルメモリ内、または取り出すためにSMSC120によってアクセス可能ないくつかのメモリ内に格納するためにSMSC120に送信可能である。
図22は、受信者の通信デバイス140がある位置内に配置されているときおよび/またはある時刻にあるとき、ショートメッセージを受信者の通信デバイス140に転送するのを防止するために、SMSC120内で実装可能な一実施形態方法のステップを例示するプロセスの流れ図である。図22に例示されるプロセスの流れは、図21に例示されるプロセスの流れに類似している。ステップ301〜320は、いくつかのその他の実施形態において上で説明されている。受信されたメッセージをローカルメモリ内に格納した後で、SMSC120のプロセッサは、受信者の通信デバイス140が利用可能である(すなわち、通信ネットワークに登録した)という表示を待つことができる(ステップ375)。受信者の通信デバイス140が利用可能でない場合(すなわち、決定375=いいえ)、SMSC120のプロセッサは、利用可能性の表示を待ち続けることができる(決定375)。受信者の通信デバイス140の利用可能性の表示が受信された場合(すなわち、決定375=はい)、SMSC120のプロセッサは、図21およびステップ285〜290を参照して上で議論されたのと大体同じように、ステップ385〜390を実行することが可能である。しかし、受信者の通信デバイス140の現在の位置を取り出すために(ステップ285)、SMSC120のプロセッサは、その現在の位置を報告するための要求を受信者の通信デバイス140に送信して(ステップ386b)、受信者の通信デバイス140の現在の位置を受信する(ステップ386b)ことが可能である。現在の位置が決定されると、プロセッサは、現在の位置が制限された位置および/または制限された時刻の取り出された制限表内に列挙された制限された位置と一致するかどうかを決定することが可能である(決定387)。現在の位置が取り出された制限表内に列挙された制限された位置と一致する場合(すなわち、決定387=はい)、プロセッサは、取り出された制限表内に列挙された制限された位置に関して対応する時刻制限が存在するかどうかを決定することが可能である(決定388)。取り出された制限表内に制限された位置に関して列挙された対応する時刻制限が存在しない場合(すなわち、決定388=いいえ)、これは、時刻にかかわらず、受信者の通信デバイスが現在の位置にあるときはいつでも、受信者(または、受信者の親、代理人など)がショートメッセージを受信者の通信デバイス140に転送するのを防止することを望む旨を表示する。プロセッサは、次いで、現在の位置を制限表内のパラメータ値と比較するステップ(ステップ385〜387)に戻ることができる。当業者は、プロセッサが受信されたショートメッセージを受信者に転送すべきかどうかを決定するために処理ステップ385〜390を繰り返す前に、何らかの所定の期間が経過するように、遅延を挿入することが可能である点を理解されよう。かかる遅延は、処理ステップを最小限に抑えることによって、処理電力を保存できる。
現在の位置が取り出された制限表内に列挙された制限された位置のうちのいずれにも一致しない場合(すなわち、決定387=いいえ)、プロセッサは、取り出された制限表内に列挙された時刻制限が存在するかどうかを決定することが可能である(決定389)。例えば、受信者(または、受信者の親、代理人など)は、位置にかかわらず、一日のある時刻の間、一週間のある日の間、ある月の間など、または時刻、日、週、月のいくつかの組合せの間にすら、ショートメッセージを受信者の通信デバイス140に転送するのを防止することを望む場合がある。現在の時刻が取り出された制限表内に列挙された制限時刻のうちのいずれかと一致する場合(すなわち、決定389=はい)、プロセッサは、ショートメッセージを受信者の通信デバイス140に転送せずに、現在の位置を制限表内のパラメータ値と比較するステップ(ステップ385〜387)に戻ることができる。
現在の時刻が取り出された制限表内に列挙された制限された時刻のうちのいずれにも位置しない場合(すなわち、決定389=いいえ)、プロセッサは、受信されたメッセージを受信者の通信デバイス140に転送することが可能である(ステップ390)。受信されたメッセージを転送した後で、プロセッサは、メインループルーチン(ステップ301)に戻ることができる。
現在の位置が制限された位置であることを決定し(すなわち、決定387=はい)、制限された位置に関して対応する時刻制限が存在することを決定した(すなわち、決定388=はい)後であれば、プロセッサは、現在の時刻が取り出された制限表内に列挙された制限された時刻のうちのいずれかと一致するかどうかを決定することが可能である(決定389)。上で説明されたように、現在の時刻が取り出された制限表内に列挙された制限された時刻のうちのいずれかと一致する場合(すなわち、決定389=はい)、プロセッサは、受信されたメッセージを受信者の通信デバイス140に転送せずに、現在の位置を制限表内のパラメータ値と比較するステップ(ステップ385〜387)に戻る。そうでない場合(すなわち、決定389=いいえ)、プロセッサは、受信者の通信デバイスが制限された位置内に配置されているとしても、受信されたメッセージを受信者の通信デバイス140に転送することが可能である(ステップ390)。
一部の親は、子ども達がある位置でおよび/またはある時刻にショートメッセージを受信するのを防止することだけでなく、ある位置でおよび/またはある時刻にショートメッセージを送信するのを防止することも望む場合がある。例えば、親は、学校にいる間、および/または授業時間の間に、子ども達がショートメッセージを送信する能力を制限することを望む場合がある。図23は、通信デバイス140がある位置内に配置されている間におよび/またはある時刻に、送信者の通信デバイス140がショートメッセージを送信するのを防止することが可能な一実施形態を例示するプロセスの流れ図である。図23に例示されるプロセスの流れは、図21に例示されるプロセスの流れに類似しているが、ただし、この方法は受信されたメッセージをユーザに警告するのではなく、メッセージを送信することを阻止する。図23に例示されるプロセスの流れでは、メインループルーチン201の実行中、通信デバイス140のプロセッサは、ショートメッセージを送信するための要求を受信することが可能である(ステップ204)。この要求は、ユーザがメッセージングアプリケーションの開始を試みる形、もしくは、受信者アドレス情報およびペイロードテキストが入力された後で、「送信」キーを押す形であってよく、またはショートメッセージングアプリケーションを開始する要求であってもよい。受信者の通信デバイス140のプロセッサがシンプルメッセージを送信する試みの表示を受信するとき、そのプロセッサは、図21を参照して上で説明されたステップ285〜289を実行することが可能である。しかし、プロセッサが、現在の時刻が制限されていないことを決定した場合(すなわち、決定289=いいえ)、プロセッサは、メインループルーチン201に戻る前に、通常のシンプルメッセージングプロセス(図示せず)を実行することによってなど、ユーザがショートメッセージを送信することを可能にできる(ステップ292)。現在の位置が制限されている場合および/または現在の時刻が制限されている場合(すなわち、決定287=はい、および/または決定289=はい)、受信者の通信デバイスのプロセッサは、オプションで、メインループに戻る前に、受信者の通信デバイス140に課せられたショートメッセージング制限をユーザに伝えることが可能である。
図24は、受信者の通信デバイスおよび/またはSMSC120によってメモリ内に格納可能な、制限された位置および/または制限された時刻を含む1つの例示的な制限表である。図24に示されるように、潜在的な位置および時刻のリストは、制限表内に含まれることが可能である。制限された位置は、特定の位置に対応し得る区分またはラベルによって識別可能である。あるいは、制限された位置は、GPS座標またはサービスプロバイダの通信ネットワーク内で動作している近くの基地局によって識別可能である。GPS座標は、制限された位置に関して、より優れたレベルの粒度と精度とを提供することが可能である。しかし、いくつかのアプリケーションでは、通信デバイス140が登録することになる基地局を知ることによって提供可能となるような、位置のより一般的な決定が好ましい場合がある。加えて、この例示的な表は、様々な制限された時刻を列挙する。
図21〜23を参照して上で説明されたように、プロセッサは、受信者の通信デバイスの現在の位置を制限表内に列挙された位置と比較することが可能である。一例として、受信者の通信デバイス140の現在の位置が「学校」、「職場」、または「教会」のうちの1つと一致した場合、ショートメッセージの送受信を制限することが可能である。月曜日から金曜日の午前8時から午後4時までの間、受信者の通信デバイス140が「学校」に配置される場合、ショートメッセージの送受信を制限することが可能である。対照的に、受信者の通信デバイス140の現在の位置が「職場」である場合、日付または時刻にかかわらず、ショートメッセージの送受信を制限することが可能である。同様に、受信者は、昼食時間の間、位置にかかわらず、ショートメッセージの送受信を防止することを望む場合がある。したがって、この例示的な制限表は、位置にかかわらず、制限された時刻として、午後12時から午後1の期間を列挙する。
図21〜23に例示されたプロセスの流れは、受信者(または、受信者の親、代理人など)が、位置および/もしくは時刻に基づいて、ショートメッセージの受信ならびに/または転送を制限することを選んだ実施形態を示すが、当業者は、ショートメッセージの受信は単一の基準(すなわち、位置または時刻)に対して制限され得る点を理解されよう。かかる実施形態では、決定287または決定286、ならびに決定288は省略可能である。例えば、図21を参照すると、受信者が位置だけに基づいてショートメッセージの受信を制限することを選んだ場合、現在の位置が制限された位置である場合(すなわち、決定287=はい)、プロセッサは、ステップ285に直接戻ることができる。しかし、現在の位置が制限された位置でない場合(すなわち、決定287=いいえ)、プロセッサは、現在の時刻が制限されているかどうかを決定せずに、受信されたSMSメッセージについてユーザに警告することが可能である(ステップ290)。かかるプロセスの流れは、受信者の通信デバイス140がある位置内に配置されている場合、送信者によっても、ショートメッセージの受信が防止される、図11に例示されたプロセスの流れに類似する場合がある。当業者は、図11および12に示されるプロセスの流れは、受信者の通信デバイス140が、送信者によって選択されたある位置に配置される場合、および/または送信者によって選択されたある時刻にある場合、ショートメッセージを表示するのを防止するための(すなわち、決定288、289、388、および389を含む)図21および22に類似した形で、現在の時刻を時刻制限と比較することを追加するために修正可能である点を理解されよう。
制限が時刻だけに基づく場合、決定289を図21〜23の決定287と置き換えることが可能である。加えて、当業者は、受信者(または、受信者の親、代理人など)が位置および/または時刻に基づいて、ショートメッセージを受信するのを制限することを選択した場合、決定287および289は、異なる順序で実行可能であり、これらのプロセスは、プロセッサが、現在の位置が制限されているかどうかを決定する前に、現在の時刻が制限されているかどうかを決定するように、交換可能にスワップされ得る。かかる実施形態では、決定288は、制限された時刻に対応する位置制限が存在するかどうかを決定することになる。
加えて、制限表は受信者の親(または、代理人など)によって設定可能であるため、修正、追加、または削除のために、制限表にアクセスすることを、許可を受けた人物に限定することが可能である。例えば、表に対する修正が許可され得る前に、セキュリティコードの入力が求められてよい。かかるセキュリティ対策は、ユーザがペアレンタルロックおよび制限セッティングを無効にするのを防止できる。かかるセキュリティ対策は、本明細書で説明される実施形態のうちのいずれかを用いて実装することも可能である。
図16〜20を参照して上で議論された実施形態と同様に、当業者は、図21〜25を参照して説明された実施形態は、受信者の通信デバイス140がある位置にある場合および/またはある時刻にある場合、受信者の通信デバイス140からショートメッセージを受信するのを可能にすることおよび/または受信者の通信デバイス140にショートメッセージを転送するのを可能にすることだけに対して修正可能である点を理解されよう。
当業者は、単一の受信者通信デバイス140ならびに単一のSMSC120が様々な開示された実施形態方法を実行することが可能である点を理解されよう。開示された実施形態のそれぞれは、メインループルーチン201および301内の入れ子にされたループとして実行可能である。したがって、メインループルーチン201および301から実施形態方法の任意の組合せを実行することが可能である。
上で説明された実施形態は、例えば、セルラ電話、セルラ電話および/またはWIFIトランシーバを備えた携帯情報端末(PDA)、モバイル電子メール受信機、モバイルウェブアクセスデバイス、ラップトップコンピュータ、パームトップコンピュータ、およびその他のプロセッサを装備したデバイスなど、様々な通信デバイスのうちのいずれかの上で実装可能である。加えて、本明細書で開示されたこれらの様々な実施形態は、固定デスクトップコンピュータを含めて、プロセッサを装備した任意のデバイスによって実装可能である。典型的には、かかる携帯コンピューティングデバイスは、図25に例示された構成要素を共通して有することになる。例えば、通信デバイス110または140は、内部メモリ192とディスプレイ11とに結合されたプロセッサ191を含むことが可能である。加えて、通信デバイス110、140は、プロセッサ191に結合された無線データリンクおよび/またはセルラ電話トランシーバ195に接続された、電磁放射を送受信するためのアンテナ194を有することが可能である。いくつかの実装形態では、セルラ電話通信のために使用されるトランシーバ195、ならびにプロセッサ191およびメモリ192の一部は、無線データリンクを経由して、データインターフェースを提供するため、エアインターフェースと呼ばれる。通信デバイス110、140は、典型的には、ユーザ入力を受信するための、キーパッド13またはミニチュアキーボードおよびメニュー選択ボタンまたはロッカースイッチ12を含むことも可能である。プロセッサ191は、マイクロフォン19とスピーカ18とに接続されたボコーダ199にさらに接続可能である。この通信デバイスは、通信デバイス110、140の正確な全地球位置を決定するために、GPS衛星から信号を受信するように構成されたGPS受信機回路193を含むことも可能である。通信デバイス110、140は、ユニバーサルシリアルバス(USB)またはFireWire(登録商標)コネクタソケットなど、プロセッサ191を、パーソナルコンピュータもしくは外部ローカルエリアネットワークなど、外部のコンピューティングデバイスに接続するための有線ネットワークインターフェース194を含むことも可能である。
プロセッサ191は、上で説明された様々な実施形態の機能を含めて、様々な機能を実行するためにソフトウェア命令(アプリケーション)によって構成可能な任意のプログラマブルマイクロプロセッサ、マイクロプロセッサまたは1つもしくは複数のマルチプロセッサチップであってよい。いくつかの通信デバイス110、140では、無線通信機能専用の1つのプロセッサ、およびその他のアプリケーションを実行するため専用の1つのプロセッサなど、マルチプロセッサ191が提供され得る。典型的には、ソフトウェアアプリケーションは、それらのソフトウェアアプリケーションがアクセスされて、プロセッサ191内にロードされる前に、内部メモリ192内に格納可能である。いくつかの通信デバイス110、140では、プロセッサ191は、アプリケーションソフトウェア命令を格納するのに十分な内部メモリを含むことが可能である。この説明のために、メモリという用語は、内部メモリ192とプロセッサ191自体の中のメモリとを含めて、プロセッサ191によってアクセス可能なすべてのメモリを指す。多くの通信デバイス110、140では、メモリ192は、揮発性メモリであってよく、もしくはフラッシュメモリなどの、不揮発性メモリであってもよく、またはそれら両方の混合物であってもよい。
上で説明された、いくつかの実施形態は、図26に例示されたサーバ210など、SMSC120として動作している様々な遠隔サーバデバイスのうちのいずれかを用いて実装されることも可能である。かかる遠隔サーバ210は、典型的には、揮発性メモリ362と、ディスクドライブなどの大容量不揮発性メモリ363とに結合されたプロセッサ361を含む。サーバ210は、プロセッサ361に結合されたフロッピー(登録商標)ディスクドライブおよび/またはコンパクトディスク(CD)ドライブ366を含むことも可能である。典型的には、サーバ210は、キーボードなどのユーザ入力デバイス(図示せず)と、ディスプレイ(図示せず)とを含むことも可能である。サーバ210は、USBもしくはFireWire(登録商標)コネクタソケットまたはプロセッサ361をネットワーク205に結合するための、その他のネットワーク接続回路365など、データ接続を確立するための、または外部メモリデバイスを受信するための、プロセッサ361に結合された、いくつかのコネクタポートを含むことも可能である。
これらの様々な実施形態は、図26に例示されたのとは異なる拡張SMSCサーバ、または完全に異なるネットワーク通信および管理装置など、セルラ通信ネットワーク装置に対する今後の拡張に関して実装可能である。例えば、前述の実施形態の説明においてSMSC120に属する機能性は、特許請求の範囲から逸脱せずに、異なるネットワーク装置上で実行されてよく、または(例えば、「クラウドコンピューティング」アーキテクチャ内で)いくつかのディスクリート構成要素を通して分散されてもよい。
前述の方法説明およびプロセスの流れ図は、単なる例示として提供され、様々な実施形態のステップが提示された順序で実行されなければならないことを求めることまたは意味することが意図されない。当業者によって理解されるように、前述の実施形態におけるステップの順序は、任意の順序で実行可能である。「その後」、「次いで」、「次に」などの用語は、これらのステップの順序を限定することが意図されず、これらの用語は、これらの方法の説明を通して読者を導くために単に使用される。さらに、例えば、冠詞「a」、「an」、または「the」を使用した、単数での請求項の要素のいずれの言及も、その要素が単数であることに限定すると解釈されるべきではない。
本明細書で開示された実施形態に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれら両方の組合せとして実装可能である。ハードウェアとソフトウェアのこの交換可能性を明瞭に例示するために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、上で一般にその機能性の点から説明されている。かかる機能性がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられた設計制約に依存する。当業者は、説明された機能性をそれぞれの特定のアプリケーションに関して様々な様式で実装することが可能であるが、かかる実装決定は、本発明の範囲からの逸脱を引き起こすものとして解釈されるべきではない。
本明細書で開示された態様に関して説明された様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路を実装するために使用されるハードウェアは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルアレイ(FPGA)もしくはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素、または本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施されることが可能である。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよいが、代替では、プロセッサは、任意の通常のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってよい。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと共に1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意のその他のかかる構成として実装されることも可能である。あるいは、いくつかのステップまたは方法は、所与の機能に特定の回路によって実行可能である。
1つまたは複数の例示的な態様では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せの形で実装可能である。ソフトウェアの形で実装される場合、これらの機能は、1つもしくは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に格納可能であるか、あるいは、1つもしくは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上で送信可能である。本明細書で開示された方法またはアルゴリズムのステップは、コンピュータ可読媒体上に常駐し得る、実行されたプロセッサ実行可能ソフトウェアモジュール内で実装可能である。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を円滑にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってよい。限定ではなく、例として、かかるコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくはその他の磁気記憶装置、あるいは所望されるプログラムコードを命令もしくはデータ構造の形で搬送または格納するために使用可能であり、コンピュータによってアクセス可能な任意のその他の媒体を含むことが可能である。また、任意の接続は、適切には、コンピュータ可読媒体と呼ばれる。例えば、例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、デジタル加入者線(DSL)、もしくは赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、またはその他の遠隔ソースから送信される場合、その同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義の中に含まれる。本明細書で使用される場合、ディスク(Disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)と、レーザディスクと、光ディスクと、デジタル多用途ディスク(DVD)と、フロッピー(登録商標)ディスクと、ブルーレイディスクとを含み、この場合、ディスク(disks)は、通常、データを磁気的に再生し、一方、ディスク(discs)は、レーザを用いて、データを光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲に含まれるべ
きである。加えて、方法またはアルゴリズムの動作は、1つのコードおよび/もしくは命令、あるいはコードおよび/もしくは命令の任意の組合せまたはセットとして、コンピュータプログラム製品内に組み込むことが可能な機械可読媒体上および/またはコンピュータ可読媒体上に常駐し得る。
開示された実施形態の上述の説明は、当業者が本発明を行うこと、または本発明を使用することを可能にするために提供される。これらの実施形態に対する様々な修正形態は、当業者に容易に明らかになるであろうし、本明細書で定義された一般原理は、本発明の趣旨および範囲から逸脱せずに、その他の実施形態に適用可能である。したがって、本発明は、本明細書に示された実施形態に限定されることが意図されず、以下の特許請求の範囲、ならびに本明細書で開示された原理および新規性のある特徴と一致する最大範囲が与えられるべきである。
11 ディスプレイ
12 ミニチュアキーパッドおよびメニュー選択ボタンまたはロッカースイッチ
13 キーパッド
18 スピーカ
19 マイクロフォン
100 例示的な通信ネットワークシステム
110 送信者の通信デバイス
115 基地局
120 ショートメッセージサービスセンタ(SMSC)
130 ホームロケーションレジストリ(HLR)
135 HLRデータベース
140 受信者の通信デバイス
150 サービスプロバイダの通信ネットワーク
191 プロセッサ
192 内部メモリ
193 GPS受信機回路
194 アンテナ、有線ネットワークインターフェース
195 無線データリンクおよび/またはセルラ電話トランシーバ
199 ボコーダ
201、301 メインループルーチン
210 サーバ
361 プロセッサ
362 揮発性メモリ
363 不揮発性メモリ
365 USBまたはFireWire(登録商標)コネクタソケットまたはその他のネットワーク接続回路
366 フロッピー(登録商標)ディスクドライブおよび/またはコンパクトディスク(CD)ドライブ

Claims (8)

  1. 拡張ショートメッセージングサービスを提供するための方法であって、
    ショートメッセージサービスセンタを経由して、送信者の通信デバイスからショートメッセージサービスメッセージを受信するステップと、
    前記受信されたメッセージをローカルメモリ内に格納するステップと、
    前記拡張ショートメッセージングサービスが前記送信者によって選択されているかどうかを決定するために、前記受信されたメッセージを検査するステップと、
    前記拡張ショートメッセージングサービスを実行するステップと
    を含み、
    前記拡張ショートメッセージングサービスが、失効事象の発生時に、前記受信されたメッセージを削除するための要求であり、前記受信されたショートメッセージサービスメッセージを前記検査するステップが、前記メッセージヘッダ内に自己破壊フラグが設定されているかどうかを決定するステップを含み、
    前記方法は、
    自己破壊フラグが設定されたメッセージが受信された場合、自己破壊監視フラグを設定するステップと、
    前記自己破壊監視フラグが設定されているかどうかを周期ベースで決定するステップと、
    前記自己破壊監視フラグが設定されている場合、ローカルメモリ内に格納されたメッセージを選択するステップと、
    前記選択されたメッセージに関する前記失効事象を決定するために、前記選択されたメッセージを解析するステップと、
    前記失効事象が発生した場合、前記選択されたメッセージを削除するステップと、
    自己破壊フラグが設定された他のメッセージがメモリ内に格納されていない場合、前記自己破壊監視フラグを再設定するステップと
    をさらに含み、
    前記受信されたメッセージをローカルメモリ内に前記格納するステップが、前記自己破壊フラグが設定されている場合、前記受信されたメッセージを自己破壊メッセージに関して指定された別個のメモリ位置内に格納する、方法。
  2. 前記失効事象が所定の日付および時刻である、請求項に記載の方法。
  3. 前記失効事象が、前記メッセージが受信された後の所定の期間である、請求項に記載の方法。
  4. 拡張ショートメッセージサービスを提供することが可能な通信デバイスであって、
    ショートメッセージサービスセンタを経由して、送信者の通信デバイスからショートメッセージサービスメッセージを受信するための手段と、
    前記受信されたメッセージをローカルメモリ内に格納するための手段と、
    前記拡張ショートメッセージングサービスが前記送信者によって選択されているかどうかを決定するために、前記受信されたメッセージを検査するための手段と、
    前記拡張ショートメッセージングサービスを実行するための手段とを備え
    前記拡張ショートメッセージングサービスが、失効事象の発生時に、送信者が前記受信されたメッセージを削除することを可能にし、前記受信されたショートメッセージサービスメッセージを前記検査するための前記手段が、前記メッセージヘッダ内に自己破壊フラグが設定されているかどうかを決定するための手段を備え、
    前記通信デバイスは、
    自己破壊フラグが設定されたメッセージが受信された場合、自己破壊監視フラグを設定するための手段と、
    前記自己破壊監視フラグが設定されているかどうかを周期ベースで決定するための手段と、
    前記自己破壊監視フラグが設定されている場合、ローカルメモリ内に格納されたメッセージを選択するための手段と、
    前記選択されたメッセージに関する前記失効事象を決定するために、前記選択されたメッセージを解析するための手段と、
    前記失効事象が発生した場合、前記選択されたメッセージを削除するための手段と、
    自己破壊フラグが設定された他のメッセージがメモリ内に格納されていない場合、前記自己破壊監視フラグを再設定するための手段とをさらに備え、
    前記受信されたメッセージをローカルメモリ内に前記格納するための手段が、前記自己破壊フラグが設定されている場合、前記受信されたメッセージを自己破壊メッセージに関して指定された別個のメモリ位置内に格納するための手段をさらに備える、通信デバイス。
  5. 拡張ショートメッセージサービスを提供することが可能な通信デバイスであって、
    メモリユニットと、
    前記メモリユニットに結合されたプロセッサであって、
    ショートメッセージサービスセンタを経由して、送信者の通信デバイスからショートメッセージサービスメッセージを受信するステップと、
    前記受信されたメッセージをローカルメモリ内に格納するステップと、
    前記拡張ショートメッセージングサービスが前記送信者によって選択されているかどうかを決定するために、前記受信されたメッセージを検査するステップと、
    前記拡張ショートメッセージングサービスを実行するステップとを含むステップを実行するためのソフトウェア命令を用いて構成されたプロセッサとを備え
    前記拡張ショートメッセージングサービスが、失効事象の発生時に、送信者が前記受信されたメッセージを削除することを可能にし、前記プロセッサが、
    前記メッセージヘッダ内に自己破壊フラグが設定されているかどうかを決定するステップと、
    自己破壊フラグが設定されたメッセージが受信された場合、自己破壊監視フラグを設定するステップと、
    前記自己破壊監視フラグが設定されているかどうかを周期ベースで決定するステップと、
    前記自己破壊監視フラグが設定されている場合、ローカルメモリ内に格納されたメッセージを選択するステップと、
    前記選択されたメッセージに関する前記失効事象を決定するために、前記選択されたメッセージを解析するステップと、
    前記失効事象が発生した場合、前記選択されたメッセージを削除するステップと、
    自己破壊フラグが設定された他のメッセージがメモリ内に格納されていない場合、前記自己破壊監視フラグを再設定するステップと、
    前記自己破壊フラグが設定されている場合、前記受信されたメッセージを自己破壊メッセージに関して指定された別個のメモリ位置内に格納するステップを含むさらなるステップを実行するためのソフトフェア命令を用いて構成される、通信デバイス。
  6. 有形記憶媒体であって、
    プロセッサに、
    ショートメッセージサービスセンタを経由して、送信者の通信デバイスからショートメッセージサービスメッセージを受信するステップと、
    前記受信されたメッセージをローカルメモリ内に格納するステップと、
    前記拡張ショートメッセージングサービスが前記送信者によって選択されているかどうかを決定するために、前記受信されたメッセージを検査するステップと、
    前記拡張ショートメッセージングサービスを実行するステップとを含むステップを実行させるように構成されたプロセッサ実行可能ソフトウェア命令を格納し
    前記拡張ショートメッセージングサービスが、失効事象の発生時に、送信者が前記受信されたメッセージを削除することを可能にし、
    前記有形記憶媒体が、プロセッサに、
    前記メッセージヘッダ内に自己破壊フラグが設定されているかどうかを決定するステップと、
    自己破壊フラグが設定されたメッセージが受信された場合、自己破壊監視フラグを設定するステップと、
    前記自己破壊監視フラグが設定されるかどうかを周期ベースで決定するステップと、
    前記自己破壊監視フラグが設定されている場合、ローカルメモリ内に格納されたメッセージを選択するステップと、
    前記選択されたメッセージに関する前記失効事象を決定するために、前記選択されたメッセージを解析するステップと
    前記失効事象が発生した場合、前記選択されたメッセージを削除するステップと
    自己破壊フラグが設定された他のメッセージがメモリ内に格納されていない場合、前記自己破壊監視フラグを再設定するステップと、
    前記自己破壊フラグが設定されている場合、前記受信されたメッセージを自己破壊メッセージに関して指定された別個のメモリ位置内に格納するステップを含むさらなるステップを実行させるように構成されたプロセッサ実行可能ソフトウェア命令を有する、有形記憶媒体。
  7. 前記失効事象が所定の日付および時刻である、請求項に記載の有形記憶媒体。
  8. 前記失効事象が、前記メッセージが受信された後の所定の期間である、請求項に記載の有形記憶媒体。
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