JP2009191546A - 駐車装置の操作盤およびその制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】外部記憶媒体を利用して駐車装置の操作を行う操作盤において、入出庫後に利用者が必ずゲートを閉める技術を提供する。
【解決手段】駐車装置1の操作盤3は、パレット番号を記憶する外部記憶媒体2の取り込みおよび排出を行う外部記憶媒体入出部8と、外部記憶媒体入出部8によって取り込まれた外部記憶媒体2が記憶するパレット番号を読み取る外部記憶媒体読取部9と、外部記憶媒体読取部9によって読み取られたパレット番号のパレットを入出庫位置に移動する動作の開始を操作する開始部13bと、開始部13bの操作によって開いたゲートGを閉める動作の実行を開始するゲート閉部13cと、ゲート閉部13cの操作が実行された場合にのみ、外部記憶媒体2を外部記憶媒体入出部8に排出させる制御部14とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、駐車装置の操作盤に係り、特に外部記憶媒体を利用して駐車装置の操作を行う操作盤において、入出庫後にゲートを閉める操作を行った場合にのみ外部記憶媒体を排出する駐車装置の操作盤に関する。
従来、目的のパレットを車両の入出庫位置まで移動させ、入出庫位置に設けられたゲートを開くことで、車両の入出庫が可能となる駐車装置は、入出庫位置に設けられた操作盤によって操作が行われる。操作盤は、操作鍵を挿入して電源を投入する電源スイッチと、呼び出すパレット番号を入力する番号入力部と、そのパレット番号を表示する表示部と、そのパレットの移動の開始を操作する開始ボタンとを備えている。駐車装置の利用者は、操作盤に操作鍵を挿入して電源を投入し、番号入力部に目的のパレット番号を入力して、開始ボタンを操作することで、そのパレット番号のパレットを入出庫位置まで移動させ、ゲートを開く。これにより、車両の入出庫準備が整う。車両の入出庫を終えた利用者は、ゲートを閉じた場合に限り、操作盤から操作鍵を抜くことができる。近年では、以上のような入出庫処理を磁気カードや非接触型のICカード等の外部記憶媒体を利用して、操作を簡略化した発明が開示されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の発明は、外部記憶媒体を利用することで、煩雑な操作を要求することなく入出庫作業を行うことが可能な機械式駐車装置に関するものである。図7は、従来の機械式駐車装置の操作盤の斜視図である。ICカード91は、パレット番号や利用者IDを記憶する非接触型の外部記憶媒体である。操作盤24は、カード読取部25、警告灯27、表示部29、指示入力部31、非常停止ボタン33、ロック解除ボタン34を備えている。カード読取部25は、ICカード91に記憶された情報を読み取る装置である。警告灯27は、所定の場合に点灯または消灯することで動作状態を周囲に認識させる。表示部29は、ICカード91から読み取ったパレット番号を表示する。指示入力部31は、所定の場合に利用者から入力を受け付けるテンキーボタンである。非常停止ボタン33は、非常の際に駐車装置の動作を停止させる操作ボタンである。ロック解除ボタン34は、操作盤24が操作ロック状態にある場合に、それを解除する操作ボタンである。
この機械式駐車装置の操作盤による車両の入出庫処理を以下に示す。図8は、従来の機械式駐車装置における車両の入出庫処理のフローチャートである。まず、待機状態において(ステップS202)、操作盤24のカード読取部25でICカード91が検出される(ステップS204)。すると、カード読取部25は、ICカード91から利用者ID及びパレット番号を読み取る(ステップS206)。読み取られた利用者IDに基づいてICカード91の正当性がチェックされる(ステップS208)。ICカード91が正当である場合には、ICカード91から読み取られたパレット番号に対応するパレットが入出庫位置まで移動する(ステップS216)。そして、ゲートが開く(ステップS218)。ゲートが完全に開いた場合(ステップS222)、操作がロックされ(ステップS224)、ロック解除ボタンが操作されるまで待機する(ステップS226)。ステップS226までの入出庫の準備の一連の動作は、ICカード91をカード読取部25に接触させる操作のみで自動的に行われるため、煩雑な操作を必要としない。
また、車両の入出庫を終えた利用者は、操作盤24のロック解除ボタン34を操作して操作ロックを解除する(ステップS228)。利用者は再びICカード91をカード読取部25に接触させると、ステップS204に用いられたカードと同じであることが確認される(ステップS232)。すると、ゲートが閉じ(ステップS234)、ゲートが完全に閉じた場合には(ステップS236)、表示部29に入出庫が終了した旨のメッセージが表示されて(ステップS238)、待機状態に戻る(ステップS202)。以上のように、特許文献1に記載の発明は、車両の入出庫を終えた利用者が再びICカード91をカード読取部25に接触させることにより、ゲートを閉じるという入出庫動作を行う。
特許第4012901号
ところで、ゲートは、駐車装置への人の進入を防止することで、駐車装置の動作中に人が巻き込まれないようにすると共に、駐車装置が動作していない場合には、人の地下へ転落、車両の盗難、および車上荒らしを防止する安全装置である。従って、車両の入出庫後には、必ずゲートを閉める必要性がある。
しかしながら、上述した特許文献1に記載の発明の場合、利用者がICカード91をカード読取部25にかざした後、ICカード91は利用者の手元に残る。そして、目的のパレットが入出庫位置まで移動してゲートが開いた後、利用者が車両の入出庫を完了すると、ICカード91は自分の手元にあり、かつ、車両を入出庫するという目的も達成したために、ゲートを閉めずに立ち去ってしまうといった問題がある。
そこで、本発明は、このような問題を鑑み、外部記憶媒体を利用して駐車装置の操作を行う操作盤において、入出庫後に利用者が必ずゲートを閉める技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、車両を入出庫する位置にパレットを移動した後、前記入出庫する位置に設けられたゲートを開くことで車両の入出庫が可能な駐車装置の操作盤であって、パレット番号を記憶する外部記憶媒体の取り込みおよび排出を行う外部記憶媒体入出部と、前記外部記憶媒体入出部によって取り込まれた前記外部記憶媒体が記憶するパレット番号を読み取る外部記憶媒体読取部と、前記外部記憶媒体読取部によって読み取られたパレット番号のパレットを入出庫する位置に移動する動作の開始を操作する開始部と、前記開始部の操作によって開いたゲートを閉める動作の実行を開始するゲート閉部と、前記ゲート閉部の操作が実行された場合にのみ、前記外部記憶媒体を前記外部記憶媒体入出部に排出させる制御部とを備えることを特徴とする駐車装置の操作盤である。
請求項1に記載の発明において、本発明に係る操作盤は、外部記憶媒体を利用して駐車装置の操作を行う機能を有している。操作盤に外部記憶媒体が取り込まれると、外部記憶媒体からパレット番号が読み取られる。その後、操作盤の開始部が操作されることによって、そのパレット番号のパレットが入出庫位置にあるか否かが検出され、入出庫位置にない場合には移動し、ゲートが開く。そして、利用者が車両を入出庫した後には、利用者が操作盤のゲート閉部を操作することによって、ゲートを閉めた場合にのみ、操作盤から外部記憶媒体を取り出すことができる。言い換えれば、操作盤から外部記憶媒体を取り出すためには、必ずゲートを閉める操作が必要となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記開始部の操作が実行されてから所定時間内に前記ゲート閉部の操作が実行されなかった場合に点灯する警告灯および/または警報を鳴らす警報部とを備えることを特徴とする。請求項2に記載の発明によれば、利用者が駐車装置から立ち去る前にゲートを閉め忘れている旨を認識させることができる。なお、所定時間とは、操作盤の開始部の操作が実行されてから利用者による車両の入出庫が完了するまでの平均的な時間のことを意味する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記外部記憶媒体入出部は、前記外部記憶媒体の入出口を開閉する開閉部と、前記開閉部が開閉する入出口に入れられた前記外部記憶媒体を検知する検知部と、前記検知部が前記外部記憶媒体を検知した場合に前記外部記憶媒体を取り込む駆動部とを備え、前記ゲート閉部の操作が実行された場合にのみ、前記外部記憶媒体を前記開閉部から取り出せることを特徴とする。請求項3に記載の発明によれば、ゲート閉部の操作が実行されない限り、開閉部が開くことはない。このため、入出庫後に利用者は必ずゲートを閉めることとなる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、ゲートを開く動作の実行を開始するゲート開部と、前記ゲート開部の操作が実行されてから所定時間内に前記ゲート閉部の操作が実行されなかった場合に点灯する警告灯および/または警報を鳴らす警報部とを備えることを特徴とする。請求項4に記載の発明において、操作盤のゲート開部とは、ゲートを開く動作のみを実行させる操作部のことである。請求項4に記載の発明によれば、入出庫動作を伴わずに、操作盤のゲート開部によってゲートが開いた場合にも、ゲート開部の操作が実行されてから所定時間内にゲート閉部の操作が実行されたか否かを判定する。所定時間内にゲート開部の操作が実行されない場合には、利用者に対して警告を行うため、利用者は駐車装置から立ち去る前にゲートを閉め忘れている旨を認識できる。
請求項5に記載の発明は、車両を入出庫する位置にパレットを移動した後、前記入出庫する位置に設けられたゲートを開くことで車両の入出庫が可能な駐車装置の操作盤に、パレット番号を記憶する外部記憶媒体を取り込む外部記憶媒体取込ステップと、前記外部記憶媒体取込ステップによって取り込まれた前記外部記憶媒体が記憶するパレット番号を読み取る外部記憶媒体読取ステップと、前記外部記憶媒体読取ステップによって読み取られたパレット番号のパレットを入出庫する位置に移動する動作の開始を操作させる開始ステップと、前記開始ステップによって開いたゲートを閉める動作の実行を操作させるゲート閉ステップと、前記ゲート閉ステップが実行された場合にのみ、前記外部記憶媒体を前記外部記憶媒体入出部に排出させる排出ステップとを実行させるための制御プログラムである。請求項5に記載の発明によれば、外部記憶媒体を操作盤から取り出すためには、必ずゲートを閉める操作が必要となる。このため、利用者は必ずゲートを閉めることになる。
本発明によれば、外部記憶媒体を利用して駐車装置の操作を行う操作盤において、入出庫後に利用者が必ず必ずゲートを閉める技術を提供することができる。
1.第1の実施形態
以下、外部記憶媒体を利用して駐車装置の操作を行う操作盤において、車両の入出庫後にゲートを閉める操作が実行された場合にのみ外部記憶媒体を排出する操作盤の一例について説明する。
(駐車装置の構成)
図1は、駐車装置の一例を示す正面図である。駐車装置1は、3段3連で構成される多段式の機械式駐車装置である。駐車装置1の入出庫階は地上1階であり、駐車装置1は、操作盤2の指示によって目的のパレットP01〜P08を入出庫階まで移動する。駐車装置1は、入出庫階に昇降する昇降パレットP01〜P03、P06〜P08と、入出庫階を左右に横行する横行パレットP04〜P05とを備えている。
昇降パレットP01〜P03は、地下1階と入出庫階の間を昇降し、昇降パレットP06〜P08は、地上2階と入出庫階の間を昇降する。昇降パレットP01〜P03、P06〜P08は、そのコーナーの4箇所に吊りチェーンを連結し、吊りチェーンは、スプロケットを経由してパレット昇降用モータの駆動軸に連結する。パレット昇降用モータが回転すると、吊りチェーンに連結する昇降パレットP01〜P03、P06〜P08は上下に昇降する。
横行パレットP04は、入出庫階の1連(図1の最左列)と2連(図1の中央列)の間を横行し、横行パレットP05は、入出庫階の2連と3連(図1の最右列)の間を横行する。横行パレットP04、P05は、横行ローラを備えており、横行ローラは、駐車装置1の入出庫階に設けられた横行レール上を回転する。横行ローラは、横行パレットP04、P05の内部に設けられたパレット横行用モータによって回転する。パレット横行用モータが回転すると、横行ローラが横行レール上を回転し、横行パレットP04、P05は左右に横行する。
また、駐車装置1は、パレットの位置を位置決めする位置決めセンサLS01〜LS09を備えている。位置決めセンサLS01〜LS09は、入力端子、出力端子を有するホール素子から構成される磁気センサである。ホール素子は、入力端子に定電流が流れた状態で磁界が与えられると、ホール素子内の電子がローレンツ力(電磁力)を受けて定電流の向きと磁界の向きとに直交する方向に移動する。このため、ホール素子の出力端子に電位差が生じ、出力電圧が発生する。ホール素子に与えられる磁界は、パレットの外側面に設けられた磁石により生成される。従って、パレットに設けられた磁石が位置決めセンサLS01〜LS09に近接すると、磁界が生成されて出力電圧を生じる。出力電圧が既定値以上の場合には、位置決めセンサLS01〜LS09はオン信号を出力し、出力電圧が規定値未満の場合には、位置決めセンサLS01〜LS09はオフ信号を出力する。
なお、横行パレットP04と横行パレットP05は、位置決めセンサLS05を共有している。したがって、位置決めセンサLS05のオンオフ信号が、横行パレットP04によるものなのか、横行パレットP05によるものなのかを判別するために、横行パレットP04にはN極の磁石が設けられ、横行パレットP05にはS極の磁石が設けられる。横行パレットP04と横行パレットP05とが逆極性の磁石を備えることにより、ホール素子の磁界の向きおよび出力電圧の極性が変わるため、この出力電圧の極性に基づいて横行パレットP04と横行パレットP05とを判別することができる。
一方、昇降パレットP01〜P03、P06〜P08と横行パレットP04、P05は、位置決めセンサLS04〜LS06を共有している。したがって、昇降パレットP01〜P03、P06〜P08と横行パレットP04、P05とを判別するためには、オフ信号を出力している位置決めセンサを検出する。例えば、図1に示す昇降パレットP08が入出庫階に降りている場合、位置決めセンサLS06がオン信号となる。この場合、位置決めセンサLS06のオン信号が、昇降パレットP08によるものなのか、横行パレットP05によるものなのかは、位置決めセンサLS09がオフ信号である場合には、昇降パレットP08によるものと判別し、位置決めセンサLS09がオン信号である場合には、横行パレットP05によるものと判別する。
昇降パレットP01〜P03、P06〜P08は、上昇端と下降端の位置に位置決めセンサが設けられる。例えば、パレットP08の場合は、上昇端に位置決めセンサLS09が設けられ、下降端に位置決めセンサLS06が設けられる。図1に示すパレットP08が入出庫階に下降すると、位置決めセンサLS09がオフ信号となる。位置決めセンサLS06がオン信号を出力したとき、パレットP08は入出庫階で停止する。一方、横行パレットP04、P05は、右行端と左行端の位置に位置決めセンサが設けられる。例えば、パレットP05の場合は、右行端に位置決めセンサLS06が設けられ、左行端に位置決めセンサLS05が設けられる。図1に示すパレットP05が右行すると、位置決めセンサLS05がオフ信号となる。位置決めセンサLS06がオン信号を出力したとき、パレットP05は停止する。
また、駐車装置1は、ゲートG、位置決めセンサLS10、LS11を備えている。ゲートGは、駐車装置1への人の進入を防止することで、駐車装置1の動作中に人が巻き込まれないようにすると共に、駐車装置1が動作していない場合には、人の地下へ転落、車両の盗難、および車上荒らしを防止する安全装置である。ゲートGは、その両端に吊りチェーンを連結しており、吊りチェーンは、スプロケットを経由してゲート昇降用モータの駆動軸に連結する。ゲート昇降用モータが回転すると、ゲートGは上下に昇降する。また、ゲートGの下降端には位置決めセンサLS10が設置され、ゲートGの上昇端には位置決めセンサLS11が設置される。位置決めセンサLS10、LS11は、位置決めセンサLS01〜LS09と同様のものである。なお、位置決めセンサLS01〜LS11は、接触型の機械式リミットスイッチでもよい。リミットスイッチは、例えば4方向に傾倒自在なレバーを備えており、レバーが傾倒した場合にオン信号を出力し、レバーが傾倒していない場合にオフ信号となる。
また、駐車装置1は、外部記憶媒体2、操作盤3、制御盤4を備えている。図2は、第1の実施形態に係る駐車装置の操作盤の正面図であり、図3は、駐車装置の制御システムを示すブロック図である。外部記憶媒体2は、非接触認証技術であるRFID(Radio Frequency IDentification)を利用したICカードである。外部記憶媒体2は、図3に示すように、制御部5、記憶部6、アンテナ部7を備えている。制御部5及び記憶部6は、小型の半導体集積回路で構成され、アンテナ部7は、外部記憶媒体2の外周に沿って巻回するコイルで構成される。記憶部6は、駐車装置1の利用者の識別情報(利用者ID)と、その利用者が使用するパレットの番号(パレット番号)を記憶する。記憶部6に記憶された情報は、操作盤3内で読み取られる。アンテナ部7は、操作盤3内のアンテナ部10が生成する磁界によって電磁誘導され、制御部5に電力を供給する。制御部5は、記憶部6から利用者IDとパレット番号を読み出して、この情報をエンコードした電流をアンテナ部7に流して磁界を生成し、操作盤3内のアンテナ部10を電磁誘導させる。すると、操作盤3のアンテナ部10には、利用者IDとパレット番号がエンコードされた電流が流れる。なお、外部記憶媒体2は、磁性体が塗布された磁気カードであっても良い。
操作盤3は、駐車装置1を操作する操作盤であり、外部記憶媒体入出部8、外部記憶媒体読取部9、アンテナ部10、記憶部11、表示部12、操作部13、警報部15、番号入力部16、非常停止ボタン22、警告灯23、制御部14を備えている。外部記憶媒体入出部8は、外部記憶媒体2の取り込みおよび排出を行う装置である。図4は、操作盤の外部記憶媒体入出部の側面図である。外部記憶媒体入出部8は、操作盤3の入出口に外部記憶媒体2を検出するための赤外線センサ8aと、外部記憶媒体2の取り込みおよび排出を行う駆動ローラ8bと、駆動ローラ8bを回転させるモータ8cと、赤外線センサ8aにより外部記憶媒体2を検出した場合に駆動ローラ8bを回転して外部記憶媒体2の取り込みを行い、外部記憶媒体読取部9に近接する位置まで移動すると共に、駆動ローラ8bを逆回転させて操作盤3の外部記憶媒体入出口に排出させる駆動回路8dとを備えている。また、操作盤3の外部記憶媒体入出口には回動自在な開閉部材8eが設けられる。外部記憶媒体2が外部記憶媒体入出部8によって取りまれると、開閉部材8eは外部記憶媒体入出口を塞ぐため、外部記憶媒体2を手動で取り出すことはできない。
外部記憶媒体読取部9は、外部記憶媒体2から利用者IDとパレット番号を読み取る制御回路である。外部記憶媒体2が外部記憶媒体入出部8によって取り込まれた後、外部記憶媒体読取部9は、コイルで構成されるアンテナ部10に電流を流し、外部記憶媒体2のアンテナ部7と磁束結合させる。すると、外部記憶媒体2のアンテナ部7に電流が流れ、外部記憶媒体2の制御部5に電力が供給される。外部記憶媒体2の制御部5は、記憶部6から利用者IDとパレット番号を読み出して、アンテナ部7にこの情報をエンコードした電流を流して磁界を生成し、操作盤3内のアンテナ部10を電磁誘導させる。すると、操作盤3内のアンテナ部10には、利用者IDとパレット番号がエンコードされた電流が流れる。外部記憶媒体読取部9は、アンテナ部10に流れる電流から利用者IDとパレット番号をデコードして読み取る。
操作盤3の記憶部11は、読み取りおよび書き込みが可能な不揮発性の半導体記憶装置である。操作盤3の記憶部11は、駐車装置1を利用する全利用者の利用者IDを記憶する。表示部12は、図2に示すように、「列」、「連」、「段」に各1個、「コード」に2個の計5個の7セグメントLED(発光ダイオード)で構成される。「列」には奥行き方向に複数列の駐車区画を備える重列式駐車装置の列番号が表示され、「連」には横方向に複数連の駐車区画を備える横行式駐車装置の連番号が表示され、「段」には縦方向に複数段の駐車区画を備える昇降式駐車装置の段番号が表示され、「コード」にはパレット番号が表示される。なお、表示部12は、液晶ディスプレイであっても良い。
操作部13は、駐車装置1を操作する操作パネルである。操作部13は、図2に示すように、操作手順ごとに点灯ランプおよび操作ボタンを配列する。操作部13の外部記憶媒体挿入部13aは、外部記憶媒体2の挿入を促す点灯ランプであり、挿入後に消灯する。操作部13の開始部13bは、外部記憶媒体2の利用者IDが正当であった場合に、点灯する点灯ランプであり、かつ、操作ボタンである。開始部13bが操作されると、外部記憶媒体2から読み取られたパレット番号のパレットが入出庫階まで移動し、その後ゲートGが開く。ゲートGが完全に開いた後、開始部13bは消灯し、ゲート閉部13cが点灯する。なお、開始部13bにより移動したパレットは、非常停止ボタン22により緊急停止できる。操作部13のゲート閉部13cは、入出庫階まで移動したパレットへ車両を入庫または出庫させた後に、ゲートGを閉じるための操作ボタンであり、点灯ボタンである。ゲート閉部13cが操作されると、ゲートGが閉じ、ゲートGが閉じきった後に外部記憶媒体2が外部記憶媒体入出部8によって操作盤3の入出口に排出される。
警報部15は、音声を増幅するアンプであり、警告灯23は、パトライト等の回転灯である。警報部15および警告灯23は、いずれも操作盤3の制御部14によって制御される。開始部13bの操作が実行されてから所定時間内にゲート閉部13cの操作が実行されなかった場合には、警報部15は警報を鳴らし、警告灯23は点灯または点滅する。一方、番号入力部16は、トラブル時やメンテナンス作業時に暗証番号やパレット番号等を入力するテンキーボタンである。
操作盤3の制御部14は、CPU(中央処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(読み出し専用メモリ)、タイマー、入出力端子等を備えた半導体集積回路であり、ROMに制御プログラムを格納する。操作盤3の制御部14は、操作盤3内の全ての装置を制御すると共に、制御盤4と信号を送受信して駐車装置1の動作を制御する。操作盤3の制御部14は、待機状態において操作部13の外部記憶媒体挿入部13aを点灯する。そして、外部記憶媒体2が外部記憶媒体入出部8によって取り込まれると、操作盤3の制御部14は、操作盤3の記憶部11に記憶された利用者IDと、外部記憶媒体読取部9が外部記憶媒体2から読み取った利用者IDとを比較して、外部記憶媒体2が正当なものであるか否かを判定する。外部記憶媒体2が正当でない場合には、操作盤3の制御部14は、外部記憶媒体入出部8に外部記憶媒体2を排出させる。
外部記憶媒体2が正当である場合には、操作盤3の制御部14は、外部記憶媒体読取部9が読み取ったパレット番号を表示部12に表示し、操作部13の開始部13bを点灯する。また、操作部13の開始部13bが操作された場合、操作盤3の制御部14は、制御盤4にパレット番号を含む操作信号を送信する。操作信号を入力した制御盤4は、そのパレット番号のパレットを入出庫階まで移動させると共にゲートGを開く。ゲートGが開き切った後、操作盤3の制御部14は、ゲート閉部13cを点灯する。その後、利用者は車両を入出庫する。入出庫した利用者によってゲート閉部13cが押下されると、操作盤3の制御部14は制御盤4に操作信号を送信し、制御盤4はゲートGを閉じる。ゲートGが閉じきった後、操作盤3の制御部14は、外部記憶媒体入出部8に外部記憶媒体2を排出する。
制御盤4は、パレットの動作を制御する制御盤であり、制御部17、駆動部18を備えている。制御盤4の制御部17は、CPU、RAM、ROM、タイマー、入出力端子等を備えた半導体集積回路であり、ROMに制御プログラムを格納する。制御盤4の制御部17は、位置決めセンサLS01〜LS11のオンオフ信号を検出すると共に、駆動部18を介してパレット昇降用モータ19、パレット横行用モータ20、ゲート昇降用モータ21の駆動を制御する。
以下、制御盤4の制御部17における入出庫動作について説明する。操作盤3の開始部13bが操作されると、制御盤4の制御部17は、操作盤3の制御部14からパレット番号を含む操作信号を受信する。制御盤4の制御部17は、そのパレット番号のパレットが入出庫階にあるか否かを位置決めセンサLS04〜LS06のオン信号によって検出し、入出庫階にない場合には入出庫階までパレットを移動するため、駆動部18に駆動信号を出力する。駆動部18によってパレットが移動している間、制御盤4の制御部17は、パレットの位置決めセンサLS01〜LS09のオン信号を検出し、オン信号が検出された場合には、パレットを停止するため、駆動部18に停止信号を出力する。また、パレットが入出庫階まで移動した後、ゲートGを開くため、制御盤4の制御部17は、駆動部18に駆動信号を出力する。駆動部18によってゲートGが移動している間、制御盤4の制御部17は、ゲートGの位置決めセンサLS11のオン信号を検出し、オン信号が検出された場合には、ゲートGを停止するため、駆動部18に停止信号を出力する。また、ゲートGが開き切った後、制御盤4の制御部17は、操作盤3の制御部14にゲートGが開いた旨の制御信号を送信する。その後、操作盤3のゲート閉部13cが操作された場合、制御盤4の制御部17は、操作盤3の制御部14からゲートGを閉める操作信号を受信し、駆動部18に駆動信号を出力する。駆動部18によってゲートGが移動している間、制御盤4の制御部17は、ゲートGの位置決めセンサLS10のオン信号を検出し、オン信号が検出された場合には、ゲートGを停止するため、駆動部18に停止信号を出力する。
駆動部18は、パレット昇降用モータ19、パレット横行用モータ20、ゲート昇降用モータ21の駆動をインバータ制御する制御回路であり、制御盤4の制御部17から駆動信号を入力すると、所定の回転数でパレット昇降用モータ19、パレット横行用モータ20、またはゲート昇降用モータ21を駆動し、制御盤4の制御部17から停止信号を入力すると、パレット昇降用モータ19、パレット横行用モータ20、またはゲート昇降用モータ21の駆動を停止する。
(駐車装置の入出庫動作)
以下、図1の駐車装置1においてパレットP03を入出庫階に呼び出して車両を出庫させる動作について説明する。図5は、第1の実施形態に係る入出庫動作を実行させる制御プログラムのフローチャートである。この制御プログラムは、操作盤3の制御部14内のROMに格納されるが、CDROM等の記録媒体に格納して提供することが可能である。利用者が操作盤3の外部記憶媒体入出部8に外部記憶媒体2を挿入すると、操作盤3の外部記憶媒体入出部8は、外部記憶媒体2を検出して取り込む(ステップS1)。取り込まれた外部記憶媒体2は、図4に示すように、外部記憶媒体読取部9に近接する位置に移動する。外部記憶媒体2が近接した外部記憶媒体読取部9は、操作盤3のアンテナ部10と外部記憶媒体2のアンテナ部7を磁束結合させることにより、外部記憶媒体2から利用者IDとパレット番号(03)を読み取る(ステップS2)。操作盤3の制御部14は、操作盤3の記憶部12に記憶された利用者IDと外部記憶媒体読取部9が読み取った利用者IDとを比較することによって、外部記憶媒体2が正当であるか否かを判定する(ステップS3)。
外部記憶媒体2が正当である場合には、操作盤3の制御部14は、図2に示すように、表示部12にパレット番号(03)を表示する(ステップS4)。その後、操作盤3の開始部13bが操作されると(ステップS5)、操作盤3の制御部14は、制御盤4の制御部17にパレット番号(03)を含む操作信号を送信し、操作信号を受信した制御盤4の制御部17は、パレット番号(03)に対応するパレットP03が入出庫階にあるか否かを位置決めセンサLS06によって検出し、入出庫階にない場合には、駆動部18に駆動信号を出力してパレット昇降用モータ19を駆動し、パレットP03を入出庫階まで移動する(ステップS6)。また、パレットP03の入出庫階への移動が完了した後、制御盤4の制御部17は、駆動部18に駆動信号を出力してゲート昇降用モータ21を駆動し、ゲートGを開く(ステップS7)。その後、利用者はパレットP03に駐車した車両を出庫させる。
操作盤3の制御部14は、開始部13bの操作が実行されてからゲート閉部13cの操作が実行されるまでの時間をタイマーにより計測する。開始部13bの操作が実行されてから所定時間内にゲート閉部13cの操作が実行されなかった場合には(ステップS8)、操作盤3の制御部14は、警告灯23を点灯し(ステップS13)、警報部15から警報を鳴らす(ステップS14)。この所定時間は、開始部13bの操作が実行されてから利用者がパレットに車両を入庫する時間およびパレットから車両を出庫する時間の平均値(例えば30秒)である。この態様によれば、利用者が駐車装置1から立ち去る前にゲートGを閉め忘れている旨を認識させることができる。なお、ゲートを閉め忘れている旨の警告は、ゲート閉部13cの点滅による警告、表示部12の表示による警告、警報部15の音声による警告でもよい。例えば、表示部12が液晶ディスプレイである場合には、表示部12に「ゲートを閉めて下さい」と表示する。
一方、所定時間内に操作盤3のゲート閉部13cが操作された場合には(ステップS8)、操作盤3の制御部14は、操作信号を制御盤4に送信してゲートGを閉める(ステップS9)。ゲートGが閉じ切った後、外部記憶媒体入出部8は、外部記憶媒体2を操作盤3の外部記憶媒体入出口に排出する(ステップS10)。なお、ステップS3において、外部記憶媒体2が正当でない場合には、警報部15は外部記憶媒体2が使用できない旨を警報し(ステップS11)、外部記憶媒体入出部8は外部記憶媒体2を排出する(ステップS12)。
(第1の実施形態の優位性)
ゲートGは、駐車装置1への人の進入を防止することで、駐車装置1の動作中に人が巻き込まれないようにすると共に、駐車装置1が動作していない場合には、人の地下へ転落、車両の盗難、および車上荒らしを防止する安全装置である。従って、車両の入出庫後には、必ずゲートGを閉める必要性があるが、利用者はゲートGを閉め忘れることがある。しかしながら、第1の実施形態によれば、利用者が車両を入出庫した後には、利用者が操作盤3のゲート閉部13cを操作することによって、ゲートGを閉めた場合にのみ、操作盤3から外部記憶媒体2を取り出すことができる。言い換えれば、操作盤3から外部記憶媒体2を取り出すためには、必ずゲートGを閉める操作が必要となる。このため、利用者は、必ずゲートGを閉めることになる。
また、操作盤3の開始部13bの操作が実行されてから所定時間内にゲート閉部13cの操作が実行されなかった場合、警告灯23が点灯すると共に、警報部15から警報が鳴る。このため、利用者が駐車装置1から立ち去る前にゲートGを閉め忘れている旨を認識させることができる。なお、警告灯23および警報部15は、いずれか一方を備える態様でもよい。
2.第2の実施形態
以下、外部記憶媒体を利用して駐車装置の操作を行う操作盤において、ゲートを閉める操作が実行された場合にのみ外部記憶媒体を排出する操作盤の変形例について説明する。なお、以下に説明する構成以外は第1の実施形態に係るものと同様である。
(操作盤の構成および動作)
図6は、第2の実施形態に係る駐車装置の操作盤の正面図である。操作盤3’は、その下部に外部記憶媒体2を取り込む外部記憶媒体入出部8’を備えている。外部記憶媒体入出部8’は、外部記憶媒体2の入出口を開閉する開閉部8e’と、開閉部8e’が開閉する入出口に入れられた外部記憶媒体2を検知する検知部8a’と、検知部8a’が外部記憶媒体2を検知した場合に外部記憶媒体2を取り込む駆動部8c’とを備える。開閉部8e’は、その下面の両側端部にラックギアを備える。駆動部8c’は、開閉部8e’のラックギアに噛み合うピニオンギアを出力軸に備えたモータである。また、検知部8a’は、開閉部8e’が開閉する入出口の内部に設けられ、外部記憶媒体2を検知する赤外線センサである。開閉部8e’が開閉する入出口の内部には、外部記憶媒体2の情報を読み取る外部記憶媒体読取部9を備える。
初期状態において、外部記憶媒体2の入出口を開閉する開閉部8e’は開いた状態である。そして、駐車装置の利用者が、外部記憶媒体2を外部記憶媒体読取部9に置くと、検知部8a’は外部記憶媒体2を検知する。すると、駆動部8c’が駆動することで開閉部8e’が閉じる。その後、外部記憶媒体2の情報が、外部記憶媒体読取部9によって読み取られる。以後の動作は、第1の実施形態と同様である。そして、操作部13のゲート閉部13cの操作が実行されない限り、開閉部8e’が開くことはない。このため、入出庫後に利用者は必ずゲートを閉めることとなる。
3.第3の実施形態
以下、外部記憶媒体を利用して駐車装置の操作を行う操作盤において、ゲートのみを動作させた場合であっても、所定時間内にゲートを閉める操作が実行されなかった場合には、警告を行う操作盤の一例について説明する。なお、以下に説明する構成以外は第1の実施形態に係るものと同様である。
(操作盤の構成および動作)
操作盤3’は、図6に示すように、ゲートGを開く動作のみを実行する操作部13としてゲート開部13dを備える。外部記憶媒体2が操作盤3’に取り込まれた後、ゲート開部13dが押下されると、操作盤3の制御部14は、制御盤4にゲートGを開かせると共に、ゲート開部13dの操作が実行されてからゲート閉部13cの操作が実行されるまでの時間をタイマーにより計測する。ゲート開部13dの操作が実行されてから所定時間内にゲート閉部13cの操作が実行されなかった場合には、警告灯23は点灯し、警報部15は警報を鳴らす。以上の動作は、図5に示すフローチャートのステップS7以降の流れと同様である。
以上のように、ゲートGが操作盤3のゲート開部13dの操作によって開いた場合にも、操作盤3の制御部14は、ゲート開部13dの操作が実行されてから所定時間内にゲート閉部13cの操作が実行されたか否かを判定する。所定時間内にゲート閉部13cの操作が実行されない場合には、利用者に対して警告を行うため、利用者は駐車装置から立ち去る前にゲートを閉め忘れている旨を認識できる。
本発明は、多段方式、垂直循環方式、多層循環方式、水平循環方式、エレベータ方式、エレベータスライド方式等の駐車装置の操作盤に利用することができる。
駐車装置の一例を示す正面図である。 第1の実施形態に係る駐車装置の操作盤の正面図である。 駐車装置の制御システムを示すブロック図である。 操作盤の外部記憶媒体入出部の側面図である。 第1の実施形態に係る入出庫動作を実行させる制御プログラムのフローチャートである。 第2の実施形態に係る駐車装置の操作盤の正面図である。 従来の機械式駐車装置の操作盤の斜視図である。 従来の機械式駐車装置における車両の入出庫処理のフローチャートである。
符号の説明
1…駐車装置、2…外部記憶媒体、3…操作盤、4…制御盤、5…制御部、6…記憶部、7…アンテナ部、8…外部記憶媒体入出部、8a…検知部、8b、8c、8d…駆動部、8e…開閉部、9…外部記憶媒体読取部、10…アンテナ部、11…記憶部、12…表示部、13…操作部、13a…外部記憶媒体挿入部、13b…開始部、13c…ゲート閉部、14…制御部、15…警報部、16…番号入力部、17…制御部、18…駆動部、19…パレット昇降用モータ、20…パレット横行用モータ、21…ゲート昇降用モータ、22…非常停止ボタン、23…警告灯、P01〜P08…パレット、LS01〜LS09…パレットの位置決めセンサ、LS10、LS11…ゲートの位置決めセンサ。

Claims (5)

  1. 車両を入出庫する位置にパレットを移動した後、前記入出庫する位置に設けられたゲートを開くことで車両の入出庫が可能な駐車装置の操作盤であって、
    パレット番号を記憶する外部記憶媒体の取り込みおよび排出を行う外部記憶媒体入出部と、
    前記外部記憶媒体入出部によって取り込まれた前記外部記憶媒体が記憶するパレット番号を読み取る外部記憶媒体読取部と、
    前記外部記憶媒体読取部によって読み取られたパレット番号のパレットを入出庫する位置に移動する動作の開始を操作する開始部と、
    前記開始部の操作によって開いたゲートを閉める動作の実行を開始するゲート閉部と、
    前記ゲート閉部の操作が実行された場合にのみ、前記外部記憶媒体を前記外部記憶媒体入出部に排出させる制御部とを備えることを特徴とする駐車装置の操作盤。
  2. 前記開始部の操作が実行されてから所定時間内に前記ゲート閉部の操作が実行されなかった場合に点灯する警告灯および/または警報を鳴らす警報部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の駐車装置の操作盤。
  3. 前記外部記憶媒体入出部は、前記外部記憶媒体の入出口を開閉する開閉部と、前記開閉部が開閉する入出口に入れられた前記外部記憶媒体を検知する検知部と、前記検知部が前記外部記憶媒体を検知した場合に前記外部記憶媒体を取り込む駆動部とを備え、前記ゲート閉部の操作が実行された場合にのみ、前記外部記憶媒体を前記開閉部から取り出せることを特徴とする請求項2に記載の駐車装置の操作盤。
  4. ゲートを開く動作の実行を開始するゲート開部と、前記ゲート開部の操作が実行されてから所定時間内に前記ゲート閉部の操作が実行されなかった場合に点灯する警告灯および/または警報を鳴らす警報部とを備えることを特徴とする請求項3に記載の駐車装置の操作盤。
  5. 車両を入出庫する位置にパレットを移動した後、前記入出庫する位置に設けられたゲートを開くことで車両の入出庫が可能な駐車装置の操作盤に、
    パレット番号を記憶する外部記憶媒体を取り込む外部記憶媒体取込ステップと、
    前記外部記憶媒体取込ステップによって取り込まれた前記外部記憶媒体が記憶するパレット番号を読み取る外部記憶媒体読取ステップと、
    前記外部記憶媒体読取ステップによって読み取られたパレット番号のパレットを入出庫する位置に移動する動作の開始を操作させる開始ステップと、
    前記開始ステップによって開いたゲートを閉める動作の実行を操作させるゲート閉ステップと、
    前記ゲート閉ステップが実行された場合にのみ、前記外部記憶媒体を前記外部記憶媒体入出部に排出させる排出ステップとを実行させるための制御プログラム。
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