JP2016102345A - 機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の扉操作忘れ報知方法 - Google Patents

機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の扉操作忘れ報知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016102345A
JP2016102345A JP2014241592A JP2014241592A JP2016102345A JP 2016102345 A JP2016102345 A JP 2016102345A JP 2014241592 A JP2014241592 A JP 2014241592A JP 2014241592 A JP2014241592 A JP 2014241592A JP 2016102345 A JP2016102345 A JP 2016102345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
door
mechanical parking
entry
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014241592A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6482838B2 (ja
Inventor
一 魚山
Hajime Uoyama
一 魚山
片山 彰
Akira Katayama
彰 片山
隆行 永嶋
Takayuki Nagashima
隆行 永嶋
野田 整一
Seiichi Noda
整一 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Mechatronics Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Mechatronics Systems Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Mechatronics Systems Ltd
Priority to JP2014241592A priority Critical patent/JP6482838B2/ja
Publication of JP2016102345A publication Critical patent/JP2016102345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6482838B2 publication Critical patent/JP6482838B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

【課題】入出庫扉に対する操作忘れが生じても、より早期にエラーを解消して次の利用者による入出庫操作が可能とする、ことを目的とする。【解決手段】扉操作忘れ報知装置60は、機械式駐車装置の利用者が閲覧可能な予め定められた利用者情報端末70と通信を行う通信部66と、入出庫扉の開閉を必要としてから開閉操作が所定時間以上行われない場合、該開閉操作をするべき利用者の利用者情報端末70に対して、通信部66を介して開閉操作の実行を促す警告情報を報知する警告発報部64と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の扉操作忘れ報知方法に関するものである。
機械式駐車装置では、車両の入出庫口において開閉する入出庫扉の操作、特に閉操作を、安全性の観点から機械式駐車装置の利用者自身が行うことが求められている。
このため、機械式駐車装置の利用者が、入出庫扉を閉め忘れるとエラーとなり、次の利用者は入出庫操作ができなかった。このような場合には例えば機械式駐車装置の管理者や保守点検員等により入出庫扉を閉める操作が行われることでエラーが解消され、次の利用者による入出庫操作が可能となる。
例えば、特許文献1には、運転者が駐車場内からの退出確認釦を押さずに駐車場内から退出した場合、運転操作盤付近に設置した音声装置にて音声案内を放送し、3分間経過した後は、駐車装置の状況を発報し、その後監視センタにて、発報内容の確認を行うことが開示されている。
特許第4252232号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法でも、管理者が機械式駐車装置の近辺に待機していない場合等には、エラーを解消するための入出庫扉の操作までに時間を要する。
このため、利用者が入出庫扉の閉操作を忘れても、早期に入出庫扉の閉操作が実行され、次の利用者が入出庫操作できるようにすることが求められる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、入出庫扉に対する操作忘れが生じても、より早期にエラーを解消して次の利用者による入出庫操作を可能とする、機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の扉操作忘れ報知方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の扉操作忘れ報知方法は以下の手段を採用する。
本発明の第一態様に係る機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置は、車両の入出庫口において開閉する入出庫扉が設けられた機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置であって、前記機械式駐車装置の利用者が閲覧可能な予め定められた情報機器である利用者情報機器と通信を行う通信手段と、前記入出庫扉の開閉を必要としてから開閉操作が所定時間以上行われない場合、該開閉操作をするべき利用者の前記情報機器に対して、前記通信手段を介して前記開閉操作の実行を促す警告情報を報知する発報手段と、を備える。
本構成に係る扉操作忘れ報知装置は、車両の入出庫口において開閉する入出庫扉が設けられた機械式駐車装置に対する入出庫扉の閉め忘れ、又は開け忘れを利用者に報知する。入出庫扉の操作は、安全性の観点から利用者自身が実行することが求められており、入出庫扉の操作忘れが生じるとエラーとなり、次の利用者による入出庫操作ができない場合が生じる。
そこで、本構成は、機械式駐車装置の利用者が閲覧可能な予め定められた情報機器である利用者情報機器との通信を行う通信手段を備える。利用者情報機器とは、例えば携帯電話やスマートフォン等の携帯型情報端末装置や通信機能を有するカーナビゲーション装置である。
そして、入出庫扉の開閉を必要としてから開閉操作が所定時間以上行われない場合、該開閉操作をするべき利用者の情報機器に対して、通信手段を介して開閉操作の実行を促す警告情報が発報手段によって報知される。上記所定時間とは、例えば、入出庫扉の操作忘れが生じエラーとなったと判定される時間であり、例えば、入庫の場合では乗入室から利用者が退出してからの経過時間であり、出庫の場合では乗入室から車両が退出してからの経過時間である。
この所定時間を超えても入出庫扉の操作が行われない場合には、発報手段によって警告情報が利用者の情報機器に報知される。すなわち、入出庫扉の操作忘れに伴うエラーを解消できる者は、入出庫扉を操作すべき利用者であるため、この利用者が入出庫扉の操作忘れに早期に気が付いて入出庫扉の操作を行うことで、早期のエラー解消が可能となる。
従って、本構成によれば、入出庫扉に対する操作忘れが生じても、より早期にエラーを解消して次の利用者による入出庫操作が可能となる。
上記第一態様では、前記情報機器が、前記入出庫扉の閉め忘れを示す前記警告情報を受信すると、前記入出庫扉の閉操作を前記利用者自身が実行する第1選択、又は前記閉操作を予め定められた他者に委譲する第2選択を前記利用者に選択させ、選択結果を前記通信手段へ送信し、前記発報手段は、前記第2選択が選択された場合、若しくは前記第1選択又は前記第2選択が所定時間以内に選択されなかった場合、前記委譲先の他者が有する情報機器である委譲先情報機器に、前記閉操作の委譲を示す委譲情報を報知してもよい。
本構成によれば、利用者が閉操作をできない場合に、例えば管理者等の予め定められた他者に閉操作を委譲できる。委譲先情報機器に対する報知によって他者は、利用者がエラーの解消をできないことに気が付き、早期のエラー解消が可能となる。
上記第一態様では、前記委譲先情報機器が、前記委譲情報を受信すると、前記閉操作を委譲された前記他者自身が実行する第3選択、又は前記閉操作を予め定められた異なる他者に委譲する第4選択を前記他者に選択させ、選択結果を前記通信手段へ送信し、前記発報手段は、前記第4選択がされた場合、若しくは前記第3選択又は前記第4選択が所定時間以内に選択されなかった場合、前記異なる他者が有する情報機器に前記閉操作の委譲を示す委譲情報を報知してもよい。
本構成によれば、管理者等の他者が閉操作をできない場合には、例えば機械式駐車装置の保守点検者等の予め定められた異なる他者に閉操作を委譲できる。委譲情報の報知によって異なる他者は、利用者及び管理者等の他者がエラーの解消をできないことに気が付き、早期のエラー解消が可能となる。
上記第一態様では、前記利用者情報機器が、前記入出庫扉の開け忘れを示す前記警告情報を受信すると、前記入出庫扉の開操作を前記利用者自身が実行する第5選択、又は前記機械式駐車装置に対する入出庫操作をキャンセルする第6選択を前記利用者に選択させ、選択結果を前記通信手段へ送信してもよい。
入出庫扉の開け忘れは、例えば出庫のために実パレットを乗入室に搬送した場合や入庫のために空パレットを乗入室に搬送した場合に生じる。このような場合、予め定められた時間が経過すると、自動的に出庫又は入庫がキャンセルされるので、他の利用者はキャンセル後に機械式駐車装置を利用可能となる。しかし、他の利用者にとっては、キャンセルまでの待ち時間が生じる。
本構成によれば、利用者にキャンセルの意思がある場合に入出庫操作をキャンセルする選択を促すので、入出庫扉の開け忘れが生じても、より早期にエラーを解消して次の利用者による入出庫操作が可能となる。
上記第一態様では、前記情報機器が、自身で前記入出庫扉の操作を実行する選択がされた場合に前記機械式駐車装置に戻るまでに要する時間である到着時間を入力可能とし、入力された前記到着時間を前記通信手段へ送信してもよい。
本構成によれば、利用者等によって機械式駐車装置への到着時間が入力され、それが機械式駐車装置に送信されることにより、例えば、機械式駐車装置に備えられ利用者や管理者が目視可能な表示手段に到着時間が表示されることが可能となる。
従って、本構成によれば、次の利用者等がエラーの解消に要する時間を把握しやすくなる。
上記第一態様では、前記情報機器が、前記警告情報が報知されてからの経過時間が長くなるほど、入力可能な前記到着時間を短くしてもよい。
本構成によれば、エラー解消までの時間が長時間となることが抑制される。
本発明の第二態様に係る機械式駐車装置は、車両の入出庫口において開閉する入出庫扉と、上記記載の扉操作忘れ報知装置と、を備える。
本発明の第三態様に係る機械式駐車装置の扉操作忘れ報知方法は、車両の入出庫口において開閉する入出庫扉が設けられ、前記機械式駐車装置の利用者が閲覧可能な予め定められた情報機器と通信を行う通信手段を備える機械式駐車装置の扉操作忘れ報知方法であって、前記入出庫扉の開閉を必要としてから開閉操作が所定時間以上されていないことを検出する第1工程と、前記入出庫扉の開閉操作がされていない場合に、該開閉操作をするべき利用者の前記情報機器に対して、前記通信手段を介して前記開閉操作の実行を促す警告情報を報知する第2工程と、を有する。
本発明によれば、入出庫扉に対する操作忘れが生じても、より早期にエラーを解消して次の利用者による入出庫操作を可能とする、という優れた効果を有する。
本発明の第1実施形態に係る機械式駐車装置の一例を示す縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係る乗入室を示す斜視透視図である。 本発明の第1実施形態に係る機側操作盤の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る出庫予約盤の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る入庫予約盤を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る扉操作忘れ報知装置の電気的構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る車両入庫時の扉閉め忘れの流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る扉閉め忘れ処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る扉閉め忘れ処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る扉閉め忘れ処理において利用者情報端末の画面に表示される画像である。 本発明の第1実施形態に係る扉閉め忘れ処理において管理者用情報機器の画面に表示される画像である。 本発明の第1実施形態に係る扉閉め忘れ処理においてサービス員用情報機器の画面に表示される画像である。 本発明の第1実施形態に係る車両出庫時の扉閉め忘れの流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る扉開け忘れにおいて利用者情報端末の画面に表示される画像である。 本発明の第2実施形態に係る扉開け忘れにおいて利用者情報端末の画面に表示される画像である。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本第1実施形態に係る機械式駐車装置1の一例を示すエレベータ式の機械式駐車装置の縦断面図である。なお、本第1実施形態に係る機械式駐車装置1は、複数の駐車スペースに搬送機で駐車車両を入出庫させる機械式駐車装置であれば幅広く適用できるものであって、以下の説明にあるエレベータ式の立体駐車場のみに限定されるものではない。
機械式駐車装置1は、複数の車両2を収容可能なエレベータ式のタワー型立体駐車場施設であり、入出庫口3と入出庫扉4とが設けられた駐車塔5を備えている。駐車塔5の地上階は、車両2を入出庫させる乗入室7となっており、その床面には車両2の方向を転換させるターンテーブル8が設置されている。ターンテーブル8は、乗入室7の床面に形成された凹状のピット9内に旋回板10と旋回駆動部11が設けられた構成である。
駐車塔5の中心部には垂直な昇降通路13が形成されており、この中にリフト14(エレベータ状の搬送機)が上下に昇降可能に設けられている。リフト14は、例えば駐車塔5の上部に設けられた図示しないウインチから下方に延びる複数本のワイヤロープ15に四隅を吊持され、上記ウインチが起動することにより昇降通路13内を上下に昇降することができる。
一方、昇降通路13の両側には車両格納棚17(駐車スペース)が設けられている。この車両格納棚17は、昇降通路13を挟むようにして上下に多階層状に設けられており、それぞれの車両格納棚17には車両2を積載するためのパレット18が1枚ずつ収容されている。なお、車両格納棚17の支柱等は図示が省略されている。
リフト14と車両格納棚17の床面には、両者14,17の床面の高さが一致した時に、空荷のパレット18、または車両2が積載されたパレット18を、リフト14から車両格納棚17に、または車両格納棚17からリフト14に、スムーズに受け渡すことができる図示しない受渡機構が設けられている。
図2は、乗入室7を示す斜視透視図である。外側から見て、入出庫扉4の左側に非常用出入口20があり、入出庫扉4の上部に青と赤のランプを備えた管制灯21が設けられている。また、例えば入出庫扉4に向かって右側に機側操作盤22が設けられている。この機側操作盤22は、この機械式駐車装置1に入庫する各車両2の利用者により操作される。符号23は、機械式駐車装置1の制御状態を示す三色灯である。
乗入室7の内部には、中央部にパレット18が配置されるスペースがあり、入出庫扉4の正面の壁には車両2の位置をドライバーが確認するための鏡24と、「前進」、「停車」、「後退」の案内を行う電光式の停車位置指示灯25が設けられている。
また、乗入室7の内部各所には、乗入室7の内部における車両2および人等の存在や、車両2の大きさ、停車位置等を検知するための複数のセンサ30が設けられている。停車位置指示灯25は、各センサ30により検知される車両位置のデータに基づいて、車両2のドライバーに車両位置の案内を行う。
乗入室7における各センサ30は、それぞれ2個一組となって対向しており、その間に赤外線ビームが配光され、この赤外線ビームが車両2や人等によって遮光されるとセンサ30がONになり、その検知信号が制御装置40に伝達されるようになっている。
さらに、乗入室7の内部状況を撮影する、例えば4基の乗入室カメラ35(35A〜35D)が設置されている。これらの乗入室カメラ35A〜35Dは、それぞれ乗入室7の異なる壁面(4面)に取り付けられており、乗入室カメラ35Aは乗入室7内に停車した車両2の正面を撮影し、乗入室カメラ35Bは車両2の後面、乗入室カメラ35Cは車両2の左側面、乗入室カメラ35Dは車両2の右側面をそれぞれ撮影する。
また、乗入室7の内部、あるいは乗入室7の外部に、この機械式駐車装置1の全体の制御を行う制御装置40が設置されている。制御装置40は、リフト14による一連の入出庫操作を実行する装置である。
図3は、機側操作盤22の斜視図である。機側操作盤22は、風雨からの保護と悪戯防止のために金属製の筐体43に収容されており、この筐体43には施錠可能な蓋44が設けられている。利用者が機側操作盤22を操作する際には、施錠を解錠して蓋44を開き、機側操作盤22にアクセスする。なお、例えば利用者が携帯しているリモコン送信機を図示省略のLF送信アンテナ及びRF受信アンテナを用いて、利用者の接近とともに自動的に蓋44の施錠を解錠するようにしてもよい。
機側操作盤22は、利用者が認証操作および入出庫扉4の開閉、リフト14の起動といった機械操作を行うためのタッチパネル式の操作画面45と、リモコン送信機から発信されるトランスポンダ信号等を読み込むためのリーダー36と、利用者に操作方法を音声で案内するためのスピーカー47と、非常停止ボタン48等が配置される。
操作画面45には、操作ガイド等の表示部45aと、テンキー等の入力部45bとが表示される。これらの表示は、必ずしも操作画面45の特定の区画に表示されるものではなく、操作画面45全体が表示部45aになったり、入力部45bになったりすることもある。
また、機側操作盤22には、例えば人感センサである利用者検知部が設けられ、利用者が機側操作盤22の正面に立ったことを検知する。
図4は、出庫予約盤22Bを示す斜視図である。出庫予約盤22Bは、利用者による出庫予約を受け付ける操作盤である。出庫予約盤22Bは、図1に示す機械式駐車装置1の入出庫扉4に対して遠隔位置にある、例えばマンションのロビー等に設けられている。なお、遠隔位置とは、乗入室7の入出庫扉4が視認できない位置でもある。
出庫予約盤22Bには、タッチパネル式のディスプレイ画面41Bと、トランスポンダリーダー36Bと、LF送信アンテナ46Bと、RF受信アンテナ48Bと、利用者検知部47Bとが設けられている。
LF送信アンテナ46Bは、利用者が所持するリモコン送信機に対して利用者を識別するための認証番号(利用者ID)を問い合わせるリモコン照合信号SDを送信し、その最大到達距離は、出庫予約盤22Bの直近に居る利用者の位置まで、例えば0.5〜1メートル程度に設定されている。
利用者検知部47Bは、例えば人感センサであり、利用者が出庫予約盤22Bの正面に立ったことを検知し、LF送信アンテナ46Bにリモコン照合信号SDを送信させるトリガー信号を発信する。
また、出庫予約盤22Bの上方に利用者番号表示器49が設けられている。利用者番号表示器49は、出庫予約盤22Bの表示部としても用いられる。この利用者番号表示器49は、例えば、各出庫号機(1号機、2号機…等)における出庫順番を、利用者の登録番号(車両2のナンバープレート番号等)で表示し、出庫が近い順に上から表示する。そして、出庫が近くなると点滅する等して目立たせるようになっている。
また、利用者番号表示器49は、利用者番号表示器49の最下段には、出庫号機別に「到着しました。出庫口にお進み下さい」、「待ち時間○分○○秒」等の利用者に対する案内等が表示される。
図5は、入庫予約盤22Cを示す斜視図である。入庫予約盤22Cは、利用者による入庫予約を受け付ける操作盤である。入庫予約盤22Cは、図1に示す機械式駐車装置1の入出庫扉4に対して遠隔位置に設けられた遮断機型の入場ゲート50の位置に設けられている。入場ゲート50は、車両2の走路Rに近接して設けられたアイランド51に設置されており、このアイランド51に、入場ゲート50と共に入庫予約盤22Cが設置されている。
入庫予約盤22Cには、操作盤22と同様に、タッチパネル式のディスプレイ画面41Cと、トランスポンダリーダー36Cと、LF送信アンテナ46Cと、RF受信アンテナ48Cとが設けられている。
入庫予約盤22Cは、車両2が入場ゲート50の手前で停車した時に、車両2の運転席の真横付近に来るように位置付けられており、利用者は車両2の運転席に座ったまま、リモコン送信機で操作することができる。操作盤22や出庫予約盤22Bと同様に、LF送信アンテナ46Cからは、リモコン送信機に対して認証(ID)を問い合わせるリモコン照合信号SDが送信されるが、この信号の最大到達距離は、入庫予約盤22Cの直近に居る車両2の内部には到達可能であり、この車両2よりも後から来た車両2には到達不可能な距離、例えば1メートル程度に設定されている。
入庫予約盤22Cの正面付近の走路Rにはループコイル状の利用者検知部47Cが埋設されている。この利用者検知部47Cは、入庫予約盤22Cの正面に車両2が接近(停車)したことを検知し、入庫予約盤22CのLF送信アンテナ46Cにリモコン照合信号SDを送信させるトリガー信号を発信する。
ここで、入出庫扉4の操作は、安全性の観点から利用者自身が実行することが求められており、入出庫扉4の操作忘れが生じるとエラーとなり、次の利用者による入出庫操作ができない場合が生じる。
そこで、本第1実施形態に係る機械式駐車装置1は、入出庫扉4の閉め忘れ又は開け忘れを利用者に報知する扉操作忘れ報知装置60を備える。
図6は、実施形態に係る扉操作忘れ報知装置60の電気的構成を示す機能ブロック図である。なお、扉操作忘れ報知装置60は、制御装置40に備えられており、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROMやその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等である。
扉操作忘れ報知装置60は、操作忘れ検出部62、警告発報部64、及び通信部66を備える。
操作忘れ検出部62は、入出庫扉4の開閉を必要としてから開閉操作が所定時間(以下「操作忘れ判定時間」という。)以上されていないか否かを検出する。
上記操作忘れ判定時間とは、例えば、入出庫扉4の操作忘れが生じエラーとなったと判定される時間であり、例えば、入庫の場合では乗入室7から利用者が退出してからの経過時間であり、出庫の場合では乗入室7から車両2が退出してからの経過時間である。
なお、入出庫扉4の開閉状態は、入出庫扉センサ68で検知され、検知結果が操作忘れ検出部62に入力される。
警告発報部64は、操作忘れ検出部62によって入出庫扉4の操作忘れが検出された場合、入出庫扉4の開閉操作をするべき利用者の情報機器(以下「利用者情報端末」という。)70に対して、通信部66を介して開閉操作の実行を促す警告情報を報知する。
利用者情報端末70は、機械式駐車装置1の利用者が閲覧可能な予め定められた情報機器であり、例えば利用者が携帯する携帯電話やスマートフォン等の携帯型情報端末装置や、通信機能を有するカーナビゲーション装置等である。利用者情報端末70の電話番号やメールアドレスは、利用者IDと共に登録情報記憶部72に記憶されている。
本第1実施形態に係る警告発報部64は、一例として、利用者情報端末70及び後述する管理者用情報機器74やサービス員用情報機器76に対して電子メール(Eメール)によって、警告情報を報知する。
なお、登録情報記憶部72には、警告情報を報知した回数が利用者毎に記憶される。
通信部66は、機械式駐車装置1の利用者情報端末70、機械式駐車装置1の管理者が有する情報機器である管理者用情報機器74、及び機械式駐車装置1の保守及び点検等を行うサービス員が有する情報機器であるサービス員用情報機器76との通信が可能とされている。
管理者用情報機器74、サービス員用情報機器76は、例えば携帯電話やスマートフォン等の携帯型情報端末装置、管理者やサービス員の待機場所に設置されているパソコン等である。
また、通信部66は、警告情報を利用者情報端末70等に送信したり、利用者情報端末70等からの情報を受信し、受信した情報をモニタ制御部78に出力する。
モニタ制御部78は、入力された情報に基づいて画像を、利用者番号表示器49や機側操作盤22の表示部45aに表示させる。
このように、本第1実施形態に係る扉操作忘れ報知装置60は、入出庫扉4の開閉を必要としてから開閉操作が操作忘れ判定時間以上行われない場合、開閉操作をするべき利用者が携帯する利用者情報端末70に対して、入出庫扉4の開閉操作の実行を促す警告情報を報知する。
すなわち、入出庫扉4の操作忘れに伴うエラーを解消できる者は、入出庫扉4を操作すべき利用者であるため、この利用者が入出庫扉4の操作忘れに早期に気が付いて入出庫扉4の操作を行うことで、早期のエラー解消が可能となる。
また、警告情報が報知された利用者は、他の利用者に対して機械式駐車装置1の利用の利便性を悪化させていることとなる。このため、利用者毎に警告情報の報知回数を記憶させる。そして、この報知回数に応じて、例えば、機械式駐車装置1の利用料の増額や利用制限等のペナルティが課せられてもよい。
次に、本第1実施形態に係る扉操作忘れ報知装置60によって実行される扉閉め忘れ処理について説明する。
なお、扉閉め忘れ処理を行う場合、乗入室7内における車両2の存在の有無は問われない。すなわち、入庫又は出庫が完了した後に、利用者が入出庫扉4を閉め忘れた場合のみならず、例えば、利用者が入庫呼び出しを行い、パレット18が乗入室7に到着して入出庫扉4が開かれたものの、利用者が車両2を入庫せずに、入出庫扉4が操作忘れ判定時間以上開状態のままでも扉閉め忘れ処理が行われる。同様に、利用者が出庫呼び出しを行い、車両2が乗入室7に到着して入出庫扉4が開かれたものの、利用者が車両2を出庫せずに、入出庫扉4が操作忘れ判定時間以上開状態のままでも扉閉め忘れ処理が行われる。
図7は、本第1実施形態に係る車両2の入庫時の扉閉め忘れの流れを示すフローチャートである。図7では、左側が各操作盤等の動作状況を示し、右側が機械式駐車装置1の動作状況を示す。
入庫する車両2が入庫予約盤22C前に到着すると(S100)、車両2に搭乗している利用者は、車内からリモコン送信機を用いたリモコン操作により入庫呼び出しを行う(S102)。入庫呼び出しが行われると、機械式駐車装置1は、入庫起動を行い(S200)、車両2が載置されていないパレット18(以下「空パレット」という。)を車両格納棚17から取り出し、乗入室7に搬送する。入庫起動が行われると、利用者番号表示器49には、入庫起動を行っている利用者の番号が表示される(S104)。
そして、空パレットが乗入室7に到着すると(S202)、管制灯21の青色が点滅する(S106)。利用者は、管制灯21の青点滅を確認すると、入出庫扉4を開くためのリモコン操作を行う(S108)。
これにより、機械式駐車装置1は、入出庫扉4を開き(S204)、乗入室7内の空パレットに車両2が移動することで車両2の入庫を行う(S206)。
入庫が終わると、利用者は車両2から降り、乗入室7から退出する。利用者の退出は、センサ30により検知され、退出から操作忘れ判定時間(例えば1分)が経過しても入出庫扉4を閉状態となっていない場合(S110)には、利用者確認が行われる(S112)。
利用者確認は、利用者が乗入室7内や乗入室7近辺に居ないことの確認であり、例えば乗入室カメラ35による人の撮影の確認、入出庫扉4の開状態の確認、機側操作盤22前の人検知等により判断される。なお、利用者確認は、操作忘れ検出部62で実行され、乗入室カメラ35に人が映っておらず、入出庫扉4が開状態であり、機側操作盤22前で人が検知されない場合に、利用者は乗入室7内や乗入室7近辺に居ないと判定される。
操作忘れ検出部62によって利用者が居ないと判定されると、入出庫扉4の開状態が閉め忘れとして検出され(エラーの発生)、閉め忘れ処理(S114)が実行される。閉め忘れ処理を行った状態では、未だ入出庫扉4は開状態のままである(S208)。
図8,9は、本第1実施形態に係る扉閉め忘れ処理の流れを示すフローチャートである。
図8,9では、左側から、各操作盤と利用者番号表示器49の動作状況、扉操作忘れ報知装置60の動作状況、利用者情報端末70の動作状況、管理者用情報機器74の動作状況、及びサービス員用情報機器76の動作状況を示す。
操作忘れ検出部62によって閉め忘れが検出されると(S400)、警告発報部64が利用者情報端末70へ電子メールにより入出庫扉4を閉め忘れていることを示す警告情報を送信する(S402)。これに伴い、機側操作盤22の表示部45aや利用者番号表示器49には、入出庫扉4の閉め忘れの発生と、利用者へ報知中である等の対応状況が表示される(S300)。
利用者情報端末70が警告情報を電子メールで受信すると(S500)、利用者は、自身で入出庫扉4の閉操作を行うか、閉操作を予め定められた他者である管理者に委譲するかの選択(以下「委譲選択」という。)を行う。
また、委譲選択が可能な期限終了までをカウントダウンする選択期限タイマーT1が起動する(S404)。選択期限タイマーT1は、例えば7分間をカウントダウンする。
図10は、扉閉め忘れ処理において、利用者情報端末70の画面に表示される画像である。
図10(A)は、利用者情報端末70の画面に表示される委譲選択を行うための画像(以下「選択画像」という。)80Aである。なお、選択画像80Aは、例えば、利用者情報端末70で受信した電子メールに記述されているURL(Uniform Resource Locator)をクリックすることで表示される。
図10(A)に示される選択画像80Aは、警告の名称を示す「扉閉め忘れ通知」、入出庫扉4を閉め忘れた駐車場名、利用者ID、利用者が出庫した車両2が載置されていたパレット18の番号、及び入出庫扉4を閉め忘れた時刻を表示する。
また、選択画像80Aは、利用者が入出庫扉4の状態を確認できるように、入出庫扉4が開状態とされた乗入室7の内部又は乗入室7の正面を映した乗入室画像82を表示する。
そして、選択画像80Aは、入出庫扉4の閉操作を利用者自身が実行することを選択するための戻り釦84_1、及び閉操作を管理者に委譲することを選択するための委譲釦84_2を表示する。
すなわち、利用者が自身で入出庫扉4の閉操作を行う意思がある場合には、戻り釦84_1が押される(S502のNO)。一方、利用者が入出庫扉4の閉操作を管理者に委譲する場合には、委譲釦84_2が押される(S502のYES)。
利用者によって戻り釦84_1又は委譲釦84_2が押されると、その選択結果は、扉操作忘れ報知装置60が備える通信部66に送信される。なお、委譲釦84_2が押されると、利用者による委譲選択は終了する。
利用者によって戻り釦84_1が押されると、図10(B)に示される到着時間入力画像86Aが表示される。到着時間入力画像86Aは、機械式駐車装置1に戻るまでに要する時間である到着時間(戻り時間)を入力可能とする画面である。
図10(B)の例では、1〜5分を1分刻みで入力可能な複数の到着時間入力釦88Aが表示される。利用者は、何れかの到着時間入力釦88Aを押すことで、機械式駐車装置1への到着時間を入力し(S504)、利用者は機械式駐車装置1に急行する(S506)。
入力された到着時間は、扉操作忘れ報知装置60が備える通信部66へ送信される。
なお、入力可能な到着時間は、警告情報が報知されてからの経過時間が長くなるほど短くなる。例えば、警告情報が報知されてから1分以内であれば、到達時刻として1〜5分を1分刻みで入力可能とされ、警告情報が報知されてから1〜3分以内であれば、1〜3分を1分刻みで入力可能とされ、警告情報が報知されてから3〜5分以内であれば、到達時刻として1,2分のみが入力可能とされる。
このように、警告情報が報知されてからの経過時間が長くなるほど、段階的に入力可能な到着時間は短くされるので、入出庫扉4を閉じるまで(エラー解消)までの時間が長時間となることが抑制される。
通信部66が到着時間を受信すると、受信された到着時間は、モニタ制御部78に入力される。モニタ制御部78は、現在時刻に到着時間を加算することで、復旧予定時刻を算出し、機側操作盤22の表示部45aや利用者番号表示器49に復旧予定時刻を表示させる(S406、S302)。
一方、利用者によって委譲釦84_2が押された場合(S502のYES)、若しくは利用者が戻り釦84_1又は委譲釦84_2を押すことなく、選択期限タイマーT1がタイムアップした場合(S408)、警告発報部64が、管理者用情報機器74へ、電子メールにより入出庫扉4の閉操作の委譲を示す委譲情報を送信する(S410)。
このように、本第1実施形態に係る扉閉め忘れ処理では、利用者が閉操作をできない場合、利用者は管理者に閉操作を委譲できる。閉操作が委譲された管理者は、管理者用情報機器74に対する報知によって利用者がエラーの解消をできないことに気が付き、早期のエラー解消が可能となる。
そして、機側操作盤22の表示部45aや利用者番号表示器49には、入出庫扉4の閉め忘れの発生と、管理者へ報知中である等の対応状況とが更新して表示される(S304)。管理者用情報機器74が委譲情報を受信すると(S600)、管理者は自身で入出庫扉4の閉操作を行うか、閉操作を異なる他者であるサービス員に委譲するかの委譲選択を行う。
さらに、委譲選択が可能な期限終了までをカウントダウンする選択期限タイマーT2が起動する(S412)。選択期限タイマーT2は、選択期限タイマーT1と同じ時間をカウントダウンしてもよいし、選択期限タイマーT1と異なる時間をカウントダウンしてもよい。
図11(A)は、管理者用情報機器74の画面に表示される委譲選択を行うための選択画像80Bである。なお、選択画像80Bは、例えば、管理者用情報機器74で受信した電子メールに記述されているURLをクリックすることで表示される。
図11(A)に示される選択画像80Bは、選択画像80Aと同様に、警告の名称を示す「扉閉め忘れ通知」、入出庫扉4を閉め忘れた駐車場名、利用者ID、利用者が出庫した車両2が載置されていたパレット18の番号、入出庫扉4を閉め忘れた時刻、乗入室画像82を表示する。
そして、選択画像80Bは、入出庫扉4の閉操作を管理者自身が実行することを選択するための戻り釦84_3、及び閉操作をサービス員に委譲することを選択するための委譲釦84_4を表示する。すなわち、管理者が自身で入出庫扉4の閉操作を行う意思がある場合には、戻り釦84_3が押される(S602のNO)。一方、管理者が入出庫扉4の閉操作を管理者に委譲する場合には、委譲釦84_4が押される(S602のYES)。
管理者によって戻り釦84_3又は委譲釦84_4が押されると、その選択結果は、扉操作忘れ報知装置60が備える通信部66に送信される。なお、委譲釦84_4が押されると、管理者による委譲選択は終了する。
管理者によって戻り釦84_3が押されると、図11(B)に示される到着時間入力画像86Bが表示される。
図11(B)の例では、6〜7分を1分刻みで入力可能な複数の到着時間入力釦88Bが表示される。管理者は、何れかの到着時間入力釦88Bを押すことで、機械式駐車装置1への到着時間を入力し(S604)、利用者は機械式駐車装置1に急行する(S606)。
入力された到着時間は、扉操作忘れ報知装置60が備える通信部66へ送信される。
なお、一例として、図11(B)に示される入力可能な到着時間は、利用者情報端末70に表示される到着時間入力釦88Aよりも長い時間である。これは、機械式駐車装置1の管理者が、例えば、マンションの管理者を兼務しており、機械式駐車装置1に対して離れた場所に居ることを想定しているためである。
また、到着時間入力釦88Bに表示される入力可能な到着時間は、委譲情報が報知されてからの経過時間が長くなるほど短くなる。
通信部66が到着時間を受信すると、受信された到着時間は、モニタ制御部78に入力される。モニタ制御部78は、現在時刻に到着時間を加算することで、復旧予定時刻を算出し、機側操作盤22の表示部45aや利用者番号表示器49に復旧予定時刻を表示させる(S414、S306)。
また、管理者によって委譲釦84_4が押された場合(S602のYES)、若しくは管理者が戻り釦84_3又は委譲釦84_4を押すことなく、選択期限タイマーT2がタイムアップした場合(S416)、警告発報部64が、サービス員用情報機器76へ、電子メールにより入出庫扉4の閉操作の委譲を示す委譲情報を送信する(S418)。
このように、本第1実施形態に係る扉閉め忘れ処理では、管理者が閉操作をできない場合、管理者はサービス員に閉操作を委譲できる。閉操作が委譲されたサービス員は、サービス員用情報機器76に対する報知によって利用者及び管理者がエラーの解消をできないことに気が付き、早期のエラー解消が可能となる。
そして、機側操作盤22の表示部45aや利用者番号表示器49には、入出庫扉4の閉め忘れの発生と、サービス員へ報知中である等の対応状況とが更新して表示される(S308)。サービス員用情報機器76が警告情報を受信すると(S700)、サービス員は自身で入出庫扉4の閉操作を行うこととなる。
図12は、サービス員用情報機器76の画面に表示される機械式駐車装置1への到着時間を入力するための到着時間入力画像86Cである。なお、到着時間入力画像86Cは、例えば、サービス員用情報機器76で受信した電子メールに記述されているURLをクリックすることで表示される。
また、到着時間入力画像86Cは、警告の名称を示す「扉閉め忘れ通知」、入出庫扉4を閉め忘れた駐車場名、利用者ID、利用者が出庫した車両2が載置されていたパレット18の番号、入出庫扉4を閉め忘れた時刻、乗入室画像82を表示する。
図12の例では、5〜25分を5分刻みで入力可能な複数の到着時間入力釦88Cが表示される。サービス員は、何れかの到着時間入力釦88Cを押すことで、機械式駐車装置1への到着時間を入力し(S702)、利用者は機械式駐車装置1に急行する(S704)。
入力された到着時間は、扉操作忘れ報知装置60が備える通信部66へ送信される。
なお、一例として、図12に示される入力可能な到着時間は、管理者用情報機器74に表示される到着時間入力釦88Bよりも長い時間である。これは、サービス員がより遠方で待機していることを想定しているためである。
また、到着時間入力釦88Cに表示される入力可能な到着時間は、委譲情報が報知されてからの経過時間が長くなるほど短くなる。
通信部66が到着時間を受信すると、受信された到着時間は、モニタ制御部78に入力される。モニタ制御部78は、現在時刻に到着時間を加算することで、復旧予定時刻を算出し、機側操作盤22の表示部45aや利用者番号表示器49に復旧予定時刻を表示させる(S420、S310)。
そして、利用者(管理者又はサービス員)が機械式駐車装置1に到着すると、利用者等は、乗入室7内(場内)の無人を確認する(S116)。そして、利用者等は、機側操作盤22で認証処理を行い(S118)、認証処理に成功すると機側操作盤22によって入出庫扉4の閉操作を行い(S120)、機械式駐車装置1は、入出庫扉4を閉める(S210)。
これにより、入庫時における入出庫扉4が開状態のエラーが解消され、次の利用者による機械式駐車装置1の利用が可能となる。
図13は、本第1実施形態に係る車両2の出庫時の扉閉め忘れの流れを示すフローチャートである。図13では、左側が各操作盤等の動作状況を示し、右側が機械式駐車装置1の動作状況を示す。
利用者が出庫予約盤22B前に到着すると(S150)、利用者はリモコン送信機を用いたリモコン操作により出庫呼び出しを行う(S152)。出庫呼び出しが行われると、機械式駐車装置1は、出庫起動を行い(S250)、利用者の車両2が載置された実パレットを車両格納棚17から取り出し、乗入室7に搬送する。出庫起動が行われると、利用者番号表示器49には、出庫起動を行っている利用者の番号が表示される(S154)。
そして、実パレットが乗入室7に到着すると(S252)、管制灯21の赤色が点滅する(S156)。利用者は、管制灯21の赤点滅を確認すると、入出庫扉4を開くためのリモコン操作を行う(S158)。
これにより、機械式駐車装置1は、入出庫扉4を開き(S254)、利用者が乗入室7内の車両2に乗車して、車両2を退出させることで車両2の出庫を行う(S256)。
車両2の退出は、センサ30により検知され、退出から操作忘れ判定時間(例えば1分)が経過しても入出庫扉4を閉状態となっていない場合(S160)には、利用者確認が行われる(S162)。
操作忘れ検出部62によって利用者が居ないと判定されると、入出庫扉4の開状態が閉め忘れとして検出され(エラーの発生)、上述した閉め忘れ処理(S164)が実行される。閉め忘れ処理を行った状態では、未だ入出庫扉4は開状態のままである(S258)。
そして、利用者(管理者又はサービス員)が機械式駐車装置1に到着すると、乗入室7内(場内)の無人を確認し(S166)、機側操作盤22で認証処理を行う(S168)。認証処理に成功すると、入出庫扉4の閉操作を行い(S170)、機械式駐車装置1は、入出庫扉4を閉める(S260)。
これにより、出庫時における入出庫扉4が開状態のエラーが解消され、次の利用者による機械式駐車装置1の利用が可能となる。
以上説明したように、本第1実施形態に係る扉操作忘れ報知装置60は、機械式駐車装置1の利用者が携帯する予め定められた利用者情報端末70と通信を行う通信部66と、入出庫扉4の開閉を必要としてから開閉操作が所定時間以上行われない場合、該開閉操作をするべき利用者の利用者情報端末70に対して、通信部66を介して開閉操作の実行を促す警告情報を報知する警告発報部64と、を備える。
入出庫扉4の操作忘れに伴うエラーを解消できる者は、入出庫扉4を操作すべき利用者である。このため、この利用者は、扉操作忘れ報知装置60から報知される警告情報によって、入出庫扉4の操作忘れに早期に気が付いて入出庫扉4の操作を行うことで、早期のエラー解消が可能となる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、本第2実施形態に係る機械式駐車装置1の構成は、図1〜6に示す第1実施形態に係る機械式駐車装置1の構成と同様であるので説明を省略する。
本第2実施形態に係る機械式駐車装置1は、入出庫扉4の開操作も利用者によって行われるものである。このような機械式駐車装置1では、入出庫扉4の開け忘れが生じる場合がある。
以下に、入出庫扉4の開け忘れが生じた場合について説明する。
入出庫扉4の開け忘れは、例えば出庫のために実パレットを乗入室7に搬送した場合や入庫のために空パレットを乗入室7に搬送した場合に生じる。具体的には、実パレット又は空パレットが乗入室7に搬送されたにもかかわらず、出庫予約又は入庫予約を行った利用者が入出庫扉4を開かないまま時間が経過している場合である。
このような場合、予め定められた時間が経過すると、自動的に出庫又は入庫がキャンセルされるので、他の利用者はキャンセル後に機械式駐車装置1を利用可能となる。しかし、他の利用者にとっては、キャンセルまでの待ち時間が生じる。
そこで、扉操作忘れ報知装置60が備える操作忘れ検出部62によって入出庫扉4の開け忘れが検出されると、警告発報部64が利用者情報端末70へ、電子メールにより入出庫扉4を開け忘れていることを示す警告情報(以下「開け忘れ警告情報」という。)を送信する。
利用者情報端末70は、開け忘れ警告情報を受信すると、利用者自身による入出庫扉4の開操作の実行、又は機械式駐車装置1に対する入出庫操作のキャンセルを利用者に選択させ、選択結果を通信部66へ送信する。
このように、開け忘れ警告情報は、利用者にキャンセルの意思がある場合に入出庫操作をキャンセルする選択を促す。このように、入出庫扉4の開け忘れが生じても、より早期にエラーを解消して次の利用者による入出庫操作が可能となる。
なお、入出庫扉4の開け忘れの検出は、図7のS110及びS112の処理と同様である。
図14は、本実施形態に係る出庫時の扉開け忘れにおいて利用者情報端末70の画面に表示される画像である。
図14(A)は、利用者情報端末70の画面に表示される出庫キャンセルを行うための選択画像80Dである。なお、選択画像80Dは、例えば、利用者情報端末70で受信した電子メールに記述されているURLをクリックすることで表示される。
図14(A)に示される選択画像80Dは、警告の名称を示す「扉開忘れ通知」、入出庫扉4を開き忘れた駐車場名、利用者ID、利用者が出庫予約操作した車両2が載置されていたパレット18の番号、及び入出庫扉4を開き忘れた時刻を表示する。
また、選択画像80Dは、利用者が乗入室7に搬送された車両2を確認できるように、乗入室7の内部を映した出庫車両画像90を表示する。
そして、選択画像80Dは、入出庫扉4の開操作を利用者自身が実行することを選択するための戻り釦84_5A、及び出庫操作をキャンセルすることを選択するキャンセル釦84_6Aを表示する。すなわち、利用者が自身で入出庫扉4の開操作を行う意思がある場合には、戻り釦84_5Aが押される。一方、利用者が出庫操作をキャンセルする場合には、キャンセル釦84_6Aが押される。
利用者によって戻り釦84_5A又はキャンセル釦84_6A押されると、その選択結果は、扉操作忘れ報知装置60が備える通信部66に送信される。
利用者によって戻り釦84_5Aが押されると、図14(B)に示される到着時間入力画像86Dが表示される。到着時間入力画像86Dは、機械式駐車装置1に戻るまでに要する時間である到着時間(戻り時間)を入力可能とする画面である。
図14(B)の例では、1〜5分を1分刻みで入力可能な複数の到着時間入力釦88Dが表示される。利用者は、何れかの到着時間入力釦88Dを押すことで、機械式駐車装置1への到着時間を入力し、利用者は機械式駐車装置1に急行する。
入力された到着時間は、扉操作忘れ報知装置60が備える通信部66へ送信される。
また、上述した到着時間入力釦88A等と同様に、到着時間入力釦88Dに表示される入力可能な到着時間は、警告情報が報知されてからの経過時間が長くなるほど短くなる。
通信部66が到着時間を受信すると、受信された到着時間は、モニタ制御部78に入力される。モニタ制御部78は、現在時刻に到着時間を加算することで、復旧予定時刻を算出し、機側操作盤22の表示部45aや利用者番号表示器49に復旧予定時刻を表示させる。
一方、利用者によってキャンセル釦84_6Aが押された場合や、利用者が戻り釦84_5A又はキャンセル釦84_6Aを押すことなく、選択期限タイマーがタイムアップした場合は、出庫操作のキャンセルとされ、機械式駐車装置1は、乗入室7に搬送した車両2を再び車両格納棚17へ戻し、次の利用者の入出庫操作を可能とする。
図15は、本第2実施形態に係る入庫時の扉開け忘れにおいて利用者情報端末70の画面に表示される画像である。
図15(A)は、利用者情報端末70の画面に表示される入庫キャンセルを行うための選択画像80Eであり、選択画像80Eは、例えば、利用者情報端末70で受信した電子メールに記述されているURLをクリックすることで表示される。
図15(A)に示される選択画像80Eは、警告の名称を示す「扉開忘れ通知」、入出庫扉4を開き忘れた駐車場名、利用者ID、利用者が入庫予約操作した車両2が載置されていていない空パレットの番号、及び入出庫扉4を開き忘れた時刻を表示する。
また、選択画像80Eは、利用者が乗入室7に搬送された空パレットを確認できるように、乗入室7の内部を映した入庫パレット画像92を表示する。
そして、選択画像80Eは、入出庫扉4の開操作を利用者自身が実行することを選択するための戻り釦84_5B、及び入庫操作をキャンセルすることを選択するキャンセル釦84_6Bを表示する。すなわち、利用者が自身で入出庫扉4の開操作を行う意思がある場合には、戻り釦84_5Bが押される。一方、利用者が入庫操作をキャンセルする場合には、キャンセル釦84_6Bが押される。
利用者によって戻り釦84_5B又はキャンセル釦84_6B押されると、その選択結果は、扉操作忘れ報知装置60が備える通信部66に送信される。
利用者によって戻り釦84_5Bが押されると、図15(B)に示される到着時間入力画像86Eが表示される。到着時間入力画像86Eは、上述した到着時間入力画像86Dと同様である。図15(B)の例では、1〜5分を1分刻みで入力可能な複数の到着時間入力釦88Eが表示される。
また、入力された到着時間は、扉操作忘れ報知装置60が備える通信部66へ送信される、機側操作盤22の表示部45aや利用者番号表示器49に復旧予定時刻が表示される。
一方、利用者によってキャンセル釦84_6Bが押された場合や、利用者が戻り釦84_5B又はキャンセル釦84_6Bを押すことなく、選択期限タイマーがタイムアップした場合は、入庫操作のキャンセルとされ、機械式駐車装置1は、乗入室7に搬送した空パレットを再び車両格納棚17へ戻し、次の利用者の入出庫操作を可能とする。
以上、本発明を、上記各実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記各実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記各実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
例えば、上記各実施形態では、警告情報が最初に利用者情報端末70に報知され、次に管理者用情報機器74に報知される形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、警告情報が利用者情報端末70と同時に管理者用情報機器74に報知される形態としてもよい。
この形態の場合、より早く機械式駐車装置1のエラーを解消可能な者が、機械式駐車装置1に向かい、機械式駐車装置1に向かう必要のない他者の情報機器にはその旨が報知される。
例えば、上記各実施形態では、警告情報の報知を電子メールによって行う形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、警告情報の報知を例えば音声によって行う形態としてもよい。
この形態の場合、例えば、利用者情報端末70が携帯電話であり、電話機能の着信により警告情報が音声で報知される。そして、利用者は、音声案内に従い、入出庫扉4の操作を利用者自身が実行する、又は入出庫扉4の操作を管理者に委譲する選択や、戻り時間の入力を電話機能のプッシュボタンを押すことで行う。
また、上記各実施形態で説明した扉閉め忘れ処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
1 機械式駐車装置
2 車両
3 入出庫口
4 入出庫扉
60 扉操作忘れ報知装置
64 警告発報部
70 利用者情報端末
74 管理者用情報機器
76 サービス員用情報機器

Claims (8)

  1. 車両の入出庫口において開閉する入出庫扉が設けられた機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置であって、
    前記機械式駐車装置の利用者が閲覧可能な予め定められた情報機器である利用者情報機器と通信を行う通信手段と、
    前記入出庫扉の開閉を必要としてから開閉操作が所定時間以上行われない場合、該開閉操作をするべき利用者の前記情報機器に対して、前記通信手段を介して前記開閉操作の実行を促す警告情報を報知する発報手段と、
    を備える機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置。
  2. 前記情報機器は、前記入出庫扉の閉め忘れを示す前記警告情報を受信すると、前記入出庫扉の閉操作を前記利用者自身が実行する第1選択、又は前記閉操作を予め定められた他者に委譲する第2選択を前記利用者に選択させ、選択結果を前記通信手段へ送信し、
    前記発報手段は、前記第2選択が選択された場合、若しくは前記第1選択又は前記第2選択が所定時間以内に選択されなかった場合、前記委譲先の他者が有する情報機器である委譲先情報機器に、前記閉操作の委譲を示す委譲情報を報知する請求項1記載の機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置。
  3. 前記委譲先情報機器は、前記委譲情報を受信すると、前記閉操作を委譲された前記他者自身が実行する第3選択、又は前記閉操作を予め定められた異なる他者に委譲する第4選択を前記他者に選択させ、選択結果を前記通信手段へ送信し、
    前記発報手段は、前記第4選択がされた場合、若しくは前記第3選択又は前記第4選択が所定時間以内に選択されなかった場合、前記異なる他者が有する情報機器に前記閉操作の委譲を示す委譲情報を報知する請求項2記載の機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置。
  4. 前記利用者情報機器は、前記入出庫扉の開け忘れを示す前記警告情報を受信すると、前記入出庫扉の開操作を前記利用者自身が実行する第5選択、又は前記機械式駐車装置に対する入出庫操作をキャンセルする第6選択を前記利用者に選択させ、選択結果を前記通信手段へ送信する請求項1から請求項3の何れか1項記載の機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置。
  5. 前記情報機器は、自身で前記入出庫扉の操作を実行する選択がされた場合に前記機械式駐車装置に戻るまでに要する時間である到着時間を入力可能とし、入力された前記到着時間を前記通信手段へ送信する請求項2から請求項4の何れか1項記載の機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置。
  6. 前記情報機器は、前記警告情報が報知されてからの経過時間が長くなるほど、入力可能な前記到着時間を短くする請求項5記載の機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置。
  7. 車両の入出庫口において開閉する入出庫扉と、
    請求項1から請求項6の何れか1項記載の扉操作忘れ報知装置と、
    を備える機械式駐車装置。
  8. 車両の入出庫口において開閉する入出庫扉が設けられ、前記機械式駐車装置の利用者が閲覧可能な予め定められた情報機器と通信を行う通信手段を備える機械式駐車装置の扉操作忘れ報知方法であって、
    前記入出庫扉の開閉を必要としてから開閉操作が所定時間以上されていないことを検出する第1工程と、
    前記入出庫扉の開閉操作がされていない場合に、該開閉操作をするべき利用者の前記情報機器に対して、前記通信手段を介して前記開閉操作の実行を促す警告情報を報知する第2工程と、
    を有する機械式駐車装置の扉操作忘れ報知方法。
JP2014241592A 2014-11-28 2014-11-28 機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の扉操作忘れ報知方法 Active JP6482838B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014241592A JP6482838B2 (ja) 2014-11-28 2014-11-28 機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の扉操作忘れ報知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014241592A JP6482838B2 (ja) 2014-11-28 2014-11-28 機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の扉操作忘れ報知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016102345A true JP2016102345A (ja) 2016-06-02
JP6482838B2 JP6482838B2 (ja) 2019-03-13

Family

ID=56088472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014241592A Active JP6482838B2 (ja) 2014-11-28 2014-11-28 機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の扉操作忘れ報知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6482838B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018003505A (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 新明和工業株式会社 機械式駐車設備の出入口扉復帰方法
JP2018096095A (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 新明和工業株式会社 出入口扉閉鎖方法及び機械式駐車設備
JP2018100485A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 住友重機械搬送システム株式会社 機械式駐車場
JP2018145714A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 新明和工業株式会社 機械式駐車設備
JP2018204180A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 三菱重工機械システム株式会社 機械式駐車装置及びその制御方法並びに制御プログラム
JP2019127690A (ja) * 2018-01-22 2019-08-01 極東開発工業株式会社 駐車装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009043070A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Denso Corp 車載用無線通報装置、警告通知システム、および車載用無線通報装置用のプログラム
JP2009191546A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Nhk Spring Co Ltd 駐車装置の操作盤およびその制御プログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009043070A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Denso Corp 車載用無線通報装置、警告通知システム、および車載用無線通報装置用のプログラム
JP2009191546A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Nhk Spring Co Ltd 駐車装置の操作盤およびその制御プログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018003505A (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 新明和工業株式会社 機械式駐車設備の出入口扉復帰方法
JP2018096095A (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 新明和工業株式会社 出入口扉閉鎖方法及び機械式駐車設備
JP2018100485A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 住友重機械搬送システム株式会社 機械式駐車場
JP2018145714A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 新明和工業株式会社 機械式駐車設備
JP2018204180A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 三菱重工機械システム株式会社 機械式駐車装置及びその制御方法並びに制御プログラム
JP2019127690A (ja) * 2018-01-22 2019-08-01 極東開発工業株式会社 駐車装置
JP7105566B2 (ja) 2018-01-22 2022-07-25 極東開発工業株式会社 駐車装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6482838B2 (ja) 2019-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6482838B2 (ja) 機械式駐車装置の扉操作忘れ報知装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の扉操作忘れ報知方法
KR101515740B1 (ko) 기계식 주차장의 제어 장치, 제어 방법, 및 기계식 주차장
JP6007984B2 (ja) エレベータの乗場装置
JP6817999B2 (ja) 機械式駐車装置及び機械式駐車装置の画像表示方法
JP6489740B2 (ja) 機械式駐車装置の制御装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の制御方法
JP5806916B2 (ja) エレベーターのセキュリティシステム
JP2016061010A (ja) 機械式駐車装置の制御装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の制御方法
JP7060898B2 (ja) 遠隔制御装置及び遠隔制御システム
JP2017048534A (ja) 機械式駐車装置の乗降室内確認装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の乗降室内確認方法
JP2017048533A (ja) 機械式駐車装置の安全装置、機械式駐車装置、並びに機械式駐車装置の安全確認方法及び機械式駐車装置の非常停止方法
EP2093181B1 (en) Elevator monitoring system
JP6489809B2 (ja) 機械式駐車装置の画像記憶装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の画像記憶方法
JP6788051B2 (ja) 機械式駐車装置及び機械式駐車装置の制御方法
JP7154900B2 (ja) 入庫支援システム、及びその入庫支援方法並びに入庫支援プログラム、機械式駐車装置
JP6381903B2 (ja) 機械式駐車装置の制御装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の制御方法
JP7358547B2 (ja) 機械式駐車装置及び機械式駐車装置の制御方法
JP6889550B2 (ja) 機械式駐車場
JP6843572B2 (ja) 機械式駐車装置の操作盤、機械式駐車装置、機械式駐車装置の制御方法、及び機械式駐車装置の改造方法
JP6359353B2 (ja) 機械式駐車装置の制御装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の制御方法
JP7358037B2 (ja) 機械式駐車装置の車両誘導システム、及びその車両誘導方法、並びに車両誘導プログラム、機械式駐車装置
JP2020041287A (ja) 機械式駐車装置の車両保護システム、及びその車両保護方法並びに車両保護プログラム、機械式駐車装置
JP6692714B2 (ja) 機械式駐車設備の安全確認装置
JP3209882U (ja) Icカードリーダ用カードホルダ
JP2010149985A (ja) エレベータシステム
JP2022118586A (ja) 機械式駐車場

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20170907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6482838

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150