JP6489809B2 - 機械式駐車装置の画像記憶装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の画像記憶方法 - Google Patents

機械式駐車装置の画像記憶装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の画像記憶方法 Download PDF

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Description

本発明は、機械式駐車装置の画像記憶装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の画像記憶方法に関するものである。
機械式駐車装置は、車両の入出庫後における入出庫扉の閉動作や搬送機の移動等を、利用者が場内の安全を確認した後に行うことが求められている。
このため、例えば、利用者が入出庫扉を閉めるために用いる操作盤から利用者が直接視認することができない場内、すなわち視認できない乗入室の壁や自動車の死角を撮影するカメラの設置が必要となる。
例えば、特許文献1には、無人駐車場Aにフラッシュライト14とCCDカメラ15を設置すると共に、各駐車スペースのセンサ2による無賃退出の検知、駐車料金精算機8のセンサ9によるキー不使用の開扉を検知し、検知信号を受けた制御装置16によりフラッシュライト14を断続的に発光させ、CCDカメラ15の映像をトラブル発生前に遡ってメモリーカードに記録し且つトラブル発生の緊急通報を自動的に行なうことによって、同一犯の再発防止のための牽制、蓄積映像による犯人特定等を可能とする無人駐車場が開示されている。
特開2001−148081号公報
特許文献1に記載の無人駐車場では、無人駐車場においてトラブルの発生を検知した場合に、CCDカメラの映像をトラブル発生前に遡ってメモリーカードに記録している。
一方、トラブルの発生を検知する手段を有さず、トラブルの発生そのものが後日明らかになるような場合には、カメラの映像を常に逐一記憶する必要がある。
しかしながら、カメラで撮影された画像を逐一記憶するためには、非常に記憶容量の大きな記憶装置を必要とする。
このため、カメラで撮影された画像に基づいてトラブルの発生原因を特定する場合には、記憶装置に記憶させる画像データ量を抑制することが求められる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、トラブルの発生原因を特定可能とすると共に、記憶させる画像データ量を抑制できる、機械式駐車装置の画像記憶装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の画像記憶方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の機械式駐車装置の画像記憶装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の画像記憶方法は以下の手段を採用する。
本発明の第一態様に係る機械式駐車装置の画像記憶装置は、入出庫のために搬送機によって車両を搬送する機械式駐車装置の画像記憶装置であって、車両の乗降階内を撮影するカメラと、前記機械式駐車装置に対する制御を指示する制御データが車両の入庫を示している場合及び出庫を示している場合に前記カメラによって撮影を行い、前記カメラによって撮影された画像と画像が撮影されたときの前記制御データを関連付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を備える。
本構成に係る画像記憶装置は、入出庫のために搬送機によって車両を搬送する機械式駐車装置の乗降階内を撮影するカメラを備える。
そして、機械式駐車装置に対する制御を指示する制御データが車両の入庫又は出庫を示している場合、カメラによって撮影された画像と画像が撮影された時の制御データとが、記憶制御手段によって関連付けられて記憶手段に記憶される。
これにより、車両の入庫又は出庫が行われている場合、すなわちトラブルが発生する可能性がある場合に、カメラによって撮影された画像が制御データと関連付けられて記憶手段に記憶される。一方、入庫又は出庫が行われていない場合には、画像は記憶されない。
従って、本構成は、トラブルの発生原因を特定可能とすると共に、記憶させる画像データ量を抑制できる。
上記第一態様では、前記乗降階内の車両又は人を検知する検知手段を備え、前記記憶制御手段が、前記制御データと共に前記検知手段による検知結果を前記画像に関連付けて記憶手段に記憶させてもよい。
本構成によれば、記憶手段に記憶された画像が撮影された状況がより明確になる。
上記第一態様では、前記カメラが、前記乗降階に車両を入出させる扉が閉じた後でも、所定時間経過するまで撮影を行ってもよい。
本構成によれば、トラブルが生じる可能性が高い状況をより明確に撮影できる。
上記第一態様では、前記制御データには、利用者を識別する利用者識別データが含まれ、前記制御データに予め定められた利用者識別データが含まれる場合、前記カメラで撮影された画像が、他の利用者が機械式駐車装置を利用する場合に比べて高精度で記憶手段に記憶されてもよい。
本構成によれば、特定の利用者に対する監視を強めることができる。
上記第一態様では、前記制御データが前記機械式駐車装置に対する予め定められた制御状態を示している場合、前記カメラで撮影された画像が、他の制御に比べて高精度で記憶手段に記憶されてもよい。
本構成によれば、特定の制御状態に対する監視を強めることができる。
上記第一態様では、前記機械式駐車装置の操作盤を撮影する操作盤用カメラを備え、前記記憶制御手段が、前記操作盤が操作された場合、若しくは前記操作盤近辺で人又は車両を検知した場合に前記操作盤用カメラによって撮影された画像を記憶手段に記憶させてもよい。
本構成によれば、操作盤の状態を監視することができる。
上記第一態様では、前記カメラによって撮影された画像に基づいて、前記カメラ又は前記乗降階に設けられた照明装置の故障診断を行う故障診断手段を備えてもよい。
本構成によれば、リアルタイムで簡易にカメラ又は照明装置の故障診断ができる。
上記第一態様では、前記記憶手段が、外部ネットワークに設けられたサーバに備えられてもよい。
本構成によれば、画像を記憶する記憶手段をより環境の良いところに配置できるので、記憶手段の故障が抑制される。
上記第一態様では、前記制御データが車両の入庫を示している場合及び出庫を示している場合とは、前記乗降階に車両を入出させる扉が開いてから閉じるまでの間であることとしてもよい。
本発明の第二態様に係る機械式駐車装置は、車両を搬送する搬送機と、上記記載の画像記憶装置と、を備える。
本発明の第三態様に係る機械式駐車装置の画像記憶方法は、入出庫のために搬送機によって車両を搬送する機械式駐車装置の画像記憶方法であって、乗降階内をカメラによって撮影する第1工程と、前記機械式駐車装置に対する制御を指示する制御データが車両の入庫を示している場合及び出庫を示している場合に前記カメラによって撮影を行い、前記カメラによって撮影された画像と画像が撮影されたときの前記制御データを関連付けて記憶手段に記憶させる第2工程と、を有する。
本発明の第四態様は、入出庫のために搬送機によって車両を搬送する機械式駐車装置の画像記憶装置であって、車両の乗降階内を撮影するカメラと、前記機械式駐車装置に対する制御を指示する制御データが車両の入庫又は出庫を示している場合に、前記カメラによって撮影された画像と画像が撮影されたときの前記制御データを関連付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を備え、前記制御データには、利用者を識別する利用者識別データが含まれ、前記制御データに予め定められた利用者識別データが含まれる場合、前記カメラで撮影された画像は、他の利用者が機械式駐車装置を利用する場合に比べて高精度で記憶手段に記憶される機械式駐車装置の画像記憶装置である。
本発明の第五態様は、入出庫のために搬送機によって車両を搬送する機械式駐車装置の画像記憶装置であって、車両の乗降階内を撮影するカメラと、前記機械式駐車装置に対する制御を指示する制御データが車両の入庫又は出庫を示している場合に、前記カメラによって撮影された画像と画像が撮影されたときの前記制御データを関連付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を備え、前記制御データが前記機械式駐車装置に対する予め定められた制御状態を示している場合、前記カメラで撮影された画像は、他の制御に比べて高精度で記憶手段に記憶される機械式駐車装置の画像記憶装置である。
本発明の第六態様は、入出庫のために搬送機によって車両を搬送する機械式駐車装置の画像記憶方法であって、乗降階内をカメラによって撮影する第1工程と、前記機械式駐車装置に対する制御を指示する制御データが車両の入庫又は出庫を示している場合に、前記カメラによって撮影された画像と画像が撮影されたときの前記制御データを関連付けて記憶手段に記憶させる第2工程と、を有し、前記制御データには、利用者を識別する利用者識別データが含まれ、前記制御データに予め定められた利用者識別データが含まれる場合、前記カメラで撮影された画像は、他の利用者が機械式駐車装置を利用する場合に比べて高精度で記憶手段に記憶される機械式駐車装置の画像記憶方法である。
本発明の第七態様は、入出庫のために搬送機によって車両を搬送する機械式駐車装置の画像記憶方法であって、乗降階内をカメラによって撮影する第1工程と、前記機械式駐車装置に対する制御を指示する制御データが車両の入庫又は出庫を示している場合に、前記カメラによって撮影された画像と画像が撮影されたときの前記制御データを関連付けて記憶手段に記憶させる第2工程と、を有し、前記制御データが前記機械式駐車装置に対する予め定められた制御状態を示している場合、前記カメラで撮影された画像は、他の制御に比べて高精度で記憶手段に記憶される機械式駐車装置の画像記憶方法である。
本発明によれば、トラブルの発生原因を特定可能とすると共に、記憶させる画像データ量を抑制できる、という優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係る機械式駐車装置の一例を示す縦断面図である。 本発明の実施形態に係る乗入室を示す斜視透視図である。 本発明の実施形態に係るセンサの配置図であり、(a)は乗入室における各センサの配置図であり、(b)は各センサの機能を示す一覧表である。 本発明の実施形態に係る機側操作盤の斜視図である。 本発明の実施形態に係る制御装置と画像サーバの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る入庫時における画像記憶処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る入庫時における画像記憶処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る出庫時における画像記憶処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る出庫時における画像記憶処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る機側操作盤に対する画像記憶処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る機械式駐車装置の画像記憶装置、機械式駐車装置、及び機械式駐車装置の画像記憶方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る機械式駐車装置1の一例を示すエレベータ式の機械式駐車装置の縦断面図である。なお、本実施形態に係る機械式駐車装置1は、複数の駐車スペースに搬送機で駐車車両を入出庫させる機械式駐車装置であれば幅広く適用できるものであって、以下の説明にあるエレベータ式の立体駐車場のみに限定されるものではない。
機械式駐車装置1は、複数の車両2を収容可能なエレベータ式のタワー型立体駐車場施設であり、入出庫口3と入出庫扉4とが設けられた駐車塔5を備えている。駐車塔5の地上階は、車両2を入出庫させる乗入室7となっており、その床面には車両2の方向を転換させるターンテーブル8が設置されている。ターンテーブル8は、乗入室7の床面に形成された凹状のピット9内に旋回板10と旋回駆動部11が設けられた構成である。
駐車塔5の中心部には垂直な昇降通路13が形成されており、この中にリフト14(エレベータ状の搬送機)が上下に昇降可能に設けられている。リフト14は、例えば駐車塔5の上部に設けられた図示しないウインチから下方に延びる複数本のワイヤロープ15に四隅を吊持され、上記ウインチが起動することにより昇降通路13内を上下に昇降することができる。
一方、昇降通路13の両側には車両格納棚17(駐車スペース)が設けられている。この車両格納棚17は、昇降通路13を挟むようにして上下に多階層状に設けられており、それぞれの車両格納棚17には車両2を積載するためのパレット18が1枚ずつ収容されている。なお、車両格納棚17の支柱等は図示が省略されている。
リフト14と車両格納棚17の床面には、両者14,17の床面の高さが一致した時に、空荷のパレット18、または車両2が積載されたパレット18を、リフト14から車両格納棚17に、または車両格納棚17からリフト14に、スムーズに受け渡すことができる図示しない受渡機構が設けられている。
なお、以下の説明において乗入室7が設けられている階を乗降階といい、車両格納棚17が設けられている階を格納階という。
図2は、乗入室7を示す斜視透視図である。外側から見て、入出庫扉4の左側に非常用出入口20があり、入出庫扉4の上部に青と赤のランプを備えた管制灯21が設けられている。また、例えば入出庫扉4に向かって右側に機側操作盤22が設けられている。この機側操作盤22は、この機械式駐車装置1に入庫する各車両2の利用者により操作される。符号23は、機械式駐車装置1の制御状態を示す三色灯である。
乗入室7の内部には、中央部にパレット18が配置されるスペースがあり、入出庫扉4の正面の壁には車両2の位置をドライバーが確認するための鏡24と、「前進」、「停車」、「後退」の案内を行う電光式の停車位置指示灯25が設けられている。なお、鏡24には、圧力センサが設けられ、この圧力センサによって鏡24の破損を検知可能とされている。
また、乗入室7の天井には、乗入室7全体を照らす照明装置50が備えられている。
また、乗入室7の内部各所には、乗入室7の内部における車両2および人等の存在や、車両2の大きさ、停車位置等を検知するための複数のセンサ30(上記圧力センサも含む。)が設けられている。なお、図2中には全てのセンサを符号30で簡略的に表示してある。停車位置指示灯25は、各センサ30により検知される車両位置のデータに基づいて、車両2のドライバーに車両位置の案内を行う。
図3(a)は、乗入室7における各センサ30(301〜320)の配置図であり、図3(b)は、各センサ301〜320の機能を示す一覧表である。これらのセンサは、それぞれ2個一組となって対向しており、その間に赤外線ビーム30aが配光され、この赤外線ビームが車両2や人等によって遮光されるとセンサがONになり、その検知信号が制御装置40に伝達されるようになっている。
さらに、乗入室7の内部状況を撮影する、例えば4基の乗入室カメラ35(35A〜35D)が設置されている。これらの乗入室カメラ35A〜35Dは、それぞれ乗入室7の異なる壁面(4面)に取り付けられており、乗入室カメラ35Aは乗入室7内に停車した車両2の正面を撮影し、乗入室カメラ35Bは車両2の後面、乗入室カメラ35Cは車両2の左側面、乗入室カメラ35Dは車両2の右側面をそれぞれ撮影する。
また、乗入室7の内部、あるいは乗入室7の外部に、この機械式駐車装置1の全体の制御を行う制御装置40が設置されている。制御装置40は、リフト14による一連の入出庫操作を実行する装置である。
図4は、機側操作盤22の斜視図である。機側操作盤22は、風雨からの保護と悪戯防止のために金属製の筐体43に収容されており、この筐体43には施錠可能な蓋44が設けられている。利用者が機側操作盤22を操作する際には、施錠を解錠して蓋44を開き、機側操作盤22にアクセスする。なお、例えば利用者が携帯しているリモコン送信機を図示省略のLF送信アンテナ及びRF受信アンテナを用いて、利用者の接近とともに自動的に蓋44の施錠を解錠するようにしてもよい。
機側操作盤22は、利用者が認証操作および入出庫扉4の開閉、リフト14の起動といった機械操作を行うためのタッチパネル式の操作画面45と、リモコン送信機から発信されるトランスポンダ信号等を読み込むためのリーダー46と、利用者に操作方法を音声で案内するためのスピーカー47と、非常停止ボタン48等が配置される。
操作画面45には、操作ガイド等の表示部45aと、テンキー等の入力部45bとが表示される。これらの表示は、必ずしも操作画面45の特定の区画に表示されるものではなく、操作画面45全体が表示部45aになったり、入力部45bになったりすることもある。
さらに、機側操作盤22の筐体43の内部又は外部には操作盤カメラ49が設置されている。この操作盤カメラ49は、機側操作盤22や操作画面45を操作する利用者を撮影するカメラである。
なお、以下の説明において、上述した乗入室カメラ35A〜35D、及び操作盤カメラ49を総称して、単に「カメラ」という。
ここで、機械式駐車装置1で発生するトラブルには、例えば、車両2の格納後に車両2の可動部と場内の搬送機であるリフト14等とが干渉することによる物損、機械式駐車装置1の外部に設置されている機側操作盤22の破損等がある。
このようなトラブルは、トラブルが発生したその瞬間に対応することは難しく、カメラによって常時監視し、トラブルが発生したときの原因の特定にカメラで撮影した画像が用いられる。
しかしながら、カメラで撮影された画像を逐一記憶するためには、非常に記憶容量の大きな記憶装置を必要とする。また、記憶装置に多くの画像が記憶されると、記憶された画像の管理が凡雑となる。
そこで、本実施形態に係る機械式駐車装置1は、機械式駐車装置1に対する制御を指示する制御データが車両2の入庫又は出庫を示している場合に、カメラによって撮影された画像と該画像を撮影したときの制御データとを関連付けて記憶手段に記憶させる。
図5は、本実施形態に係る制御装置40と画像サーバ60の電気的構成を示すブロック図である。
なお、画像サーバ60は、外部ネットワーク(例えばインターネット)に設けられたサーバであり、制御装置40と情報の送受信が可能なように接続されている。
制御装置40と画像サーバ60は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROMやその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等である。
制御装置40は、立駐制御部62、カメラ制御部64、及び送受信部66を備える。
立駐制御部62は、機側操作盤22や、不図示の入庫予約盤又は出庫予約盤に対する操作やセンサ30で検知された信号(以下「センサ信号」という。)に基づいて、車両2の入庫動作又は出庫動作を行うように、機械式駐車装置1を制御する。すなわち、立駐制御部62は、車両2の入出庫に応じた制御信号をリフト14や入出庫扉4等を動作させるためのモータ制御装置に送信する。
そして、立駐制御部62は、カメラ制御部64及び送受信部66に、制御データを出力する。この制御データは、上述した制御信号の他、利用者を識別する利用者識別データ(以下「利用者ID」という。)や車両2を載置するパレット18の番号(以下「パレット番号」という。)等を含む。
カメラ制御部64は、例えば、撮影の開始及び終了等のカメラに対する制御を行う。
送受信部66は、カメラで撮影された画像を示す画像データ、画像を撮影したときの制御データ、及び画像を撮影したときのセンサ信号が入力される。
そして、送受信部66は、入力された画像データ、制御データ、及びセンサ信号を画像サーバ60へ送信する。
画像サーバ60は、送受信部70、記憶制御部72、記憶装置74、記憶条件変更部76、画像検索部78、及び故障診断部80を備える。
送受信部70は、制御装置40が備える送受信部66からの画像データ、制御データ、及びセンサ信号を受信し、記憶制御部72へ出力する。
記憶制御部72は、例えば、制御データが車両2の入庫又は出庫を示している場合に、画像データ、制御データ、及びセンサ信号を関連付けて、記憶装置74に記憶させる。
制御データが車両2の入庫又は出庫を示している場合とは、詳細を後述するように、入出庫扉4が開いてから閉まるまでの間、及び入出庫扉4が閉まってから一定時間である。機械式駐車装置1は、この期間でトラブルが発生する可能性が高いため、この期間にカメラで撮影された画像を記憶装置74に記憶させる。
また、各画像データは、画像が撮影されたときの機械式駐車装置1に対する制御データやセンサ信号が関連付けられて記憶装置74に記憶される。
画像データに対する制御データ及びセンサ信号の関連付けは、例えば、画像データを識別するための識別番号と、制御データにより示される利用者ID、パレット番号、及び制御信号、並びにセンサ30の検知結果がデータベースに記述されることで行われる。このデータベースも記憶装置74に記憶される。
さらに、記憶制御部72は、画像データを記憶条件として予め定められている精度に応じて記憶装置74に記憶させる。ここでいう画像データの精度とは、例えば、フレームレートや解像度であり、例えば特定の利用者が機械式駐車装置1を利用する場合、記憶制御部72は、画像データをより高い精度で記憶する。
記憶条件変更部76は、画像データの記憶条件を変更する。なお、変更された記憶条件は、記憶制御部72に入力される。
画像検索部78は、入力された検索式(時間、機械式駐車装置1の制御状態、センサ信号の状態等)に基づいて、上述したデータベースから画像データを検索し、記憶装置74に記憶された画像データを読み出す。
なお、画像サーバ60は、例えば、機械式駐車装置1の保守や警備等を行う会社の端末コンピュータ82に送受信部70を介して接続される。この端末コンピュータ82の操作によって、カメラが撮影した画像のリアルタイムでの監視、及び上述した記憶条件の変更や画像の検索が可能とされている。
すなわち、端末コンピュータ82は、カメラの記憶条件の入力を受け付け、記憶条件変更部76は端末コンピュータ82に入力された内容に基づいて、記憶条件を変更する。
また、端末コンピュータ82は、画像検索のための検索式を画像検索部78に出力し、画像検索部78で読み出された画像データが端末コンピュータ82のモニタに表示される。
故障診断部80は、画像データを用いてカメラ又は照明装置50の故障診断をリアルタイムで行い、カメラ又は照明装置50が故障していると診断した場合は、端末コンピュータ82を介して報知する。
ここで、機械式駐車装置1は、湿度や温度等の環境の変化がある外部に設置されている。このため、画像データを記憶する記憶装置74を機械式駐車装置1に備えると、環境の変化により、記憶装置74が故障する可能性がある。
そこで、上述したように、本実施形態に係る機械式駐車装置1は、カメラで撮影された画像を外部ネットワークを介して接続された画像サーバ60が備える記憶装置74に記憶する。これにより、記憶装置74をより環境の良いところに配置でき、記憶装置74の故障が抑制される。
次に、本実施形態に係る制御装置40及び画像サーバ60によって実行される画像記憶処理について具体的に説明する。
図6,7は、車両2の入庫時における本実施形態に係る画像記憶処理の流れを示すフローチャートである。
図6,7では、上から制御データの大区分、制御データの小区分、照明装置50の点灯及び乗入室カメラ35の撮影タイミング、機側操作盤22の動作、及び利用者の動きを示す。
なお、上記大区分は、機械式駐車装置1の入庫動作を3つに区分けしたものであり、「入庫呼び出し中」、「入庫中」、「入庫格納中」に分けられる。
入庫呼び出し中は、車両2が載置されていないパレット18(以下「空パレット」という。)を格納階(車両格納棚17)から乗降階(乗入室7)にリフト14を用いて搬送する動作である。入庫中は、乗降階で空パレットに車両2を載置させる動作である。入庫格納中は、車両2が載置されたパレット18(以下「実パレット」という。)を格納階へ搬送する動作である。
また、上記小区分は、大区分として区分けされた「入庫呼び出し中」、「入庫中」、「入庫格納中」を具体的な機械式駐車装置1の動作としてさらに区分けしたものである。
車両2を入庫する場合、まず、利用者は入庫する車両2から降りて機側操作盤22の前に移動する(S100)。その後、機側操作盤22は、利用者によって蓋44が開かれ(S200)、操作画面45を介して暗証番号として、本実施形態では利用者IDが入力される(S202)。
そして、立駐制御部62が、入力された利用者IDに基づいて入庫する車両2を載置するための空パレットを決定し、機側操作盤22は、乗降階に呼び出すパレット18が決定したことを表示する(S204)。
これにより、利用者は、入庫する車両2に乗り(S102)、空パレットが乗降階に到着するまで待つ。
呼び出す空パレットが決定されると、制御装置40は入庫動作を開始する。
大区分の制御データが「入庫呼び出し中」の場合、小区分の制御データは、以下に説明するS300〜S306に対応する。
立駐制御部62は、決定した空パレットを格納している車両格納棚17を有する格納階へリフト14を昇降させるリフト昇降信号を出力することで、リフト14を格納階へ昇降させる(S300)。
このリフト制御信号が制御データとしてカメラ制御部64に入力されると、カメラ制御部64は、乗入室カメラ35による撮影を開始する(タイミングAin)。また、立駐制御部62は、リフト昇降信号を出力すると共に、乗入室7の照明装置50を点灯させる照明オン信号を出力する。
照明装置50が点灯することにより、乗入室カメラ35は乗入室7の内部を撮影可能となる。
そして、乗入室カメラ35の撮影開始のタイミングAinにおいて、故障診断部80が照明装置50の故障診断を行う。すなわち、照明装置50を点灯させたにもかかわらず、画像サーバ60に送信された画像データが乗入室7内を撮影していると認められなかった場合、例えば、画像データにより示される画像が全面に渡り略黒色であった場合は、照明装置50が故障している可能性があると診断される。
リフト14が格納階に到着すると立駐制御部62は、空パレットを車両格納棚17から取り出すパレット取出信号を出力することで、リフト14に空パレットを車両格納棚17から取り出させる(S302)。
次に立駐制御部62は、空パレットを取り出したリフト14を乗降階へ昇降させるリフト昇降信号を出力することで、リフト14を乗降階へ昇降させる(S304)。
そして、リフト14が乗降階に到着し、空パレットがターンテーブル8に載置されると、立駐制御部62は、ターンテーブル8を旋回させる旋回信号を出力し、ターンテーブル8は、空パレットに車両2が載置できるように旋回する(S306)。
なお、乗入室カメラ35はタイミングAinから撮影を開始するものの、記憶制御部72は、画像データを故障診断に用いるために短時間のみ記憶させればよく、入庫呼び出し中の間継続して記憶装置74に画像データを記憶させる必要はない。このため、故障診断が終了すると共に、乗入室カメラ35は撮影を一旦終了してもよい。
次に、大区分の制御データが「入庫中」となり、小区分の制御データは、以下に説明するS308〜S316に対応する。なお、入庫中の場合、各センサ30は車両2又は利用者等の人を検知することとなるので、その検知結果がセンサ信号として画像データ及び制御データと共に画像サーバ60へ送信される。
ターンテーブル8の旋回が完了すると立駐制御部62は、入出庫扉4を開ける扉開信号を出力し、入出庫扉4が開けられる(S308)。
なお、入出庫扉4が開くタイミングBinにおいて、故障診断部80が乗入室カメラ35の故障診断を行う。乗入室カメラ35の故障診断は、例えば、空パレットが乗入室7に位置している状態の画像データを基準画像データとして予め記憶装置74が記憶し、タイミングBinで撮影された画像データとこの基準画像データとをマッチング処理する。そして、マッチング処理の結果、基準画像データと撮影した画像データとが同一である場合に、故障診断部80は、乗入室カメラ35が正常であり、同一でない場合に乗入室カメラ35が故障していると診断する。
また、記憶制御部72は、タイミングBin、すなわち制御データとして扉開信号が入力されると、制御データ及びセンサ信号と関連付けた画像データの記憶装置74への記憶を開始する。なお、詳細を後述するように、画像データは、利用者IDに応じた精度(予め定められたフレームレート及び解像度)で記憶装置74に記憶される。
入出庫扉4が開かれると、利用者は車両2を乗入室7内のパレット18へ移動させることで、車両2の入庫を開始する(S104)。このとき、立駐制御部62は、車両2の入庫を誘導するための誘導信号を出力し、停車位置指示灯25の「前進」を点灯させる等する(S310)。
そして、車両2が前進し、車両2の停止位置を検知するセンサ30が車両2を検知すると、立駐制御部62は、車両2の停止を促すための停止信号を出力し、停車位置指示灯25の「停止」を点灯させる等する(S312)。これにより、利用者は車両2を停止させる(S106)。そして、利用者は車両2から降り(S108)、乗入室7から退出する(S110)。
そして、センサ30が利用者を検知しなくなることで、立駐制御部62は、利用者の乗入室7からの退出を確認する(S314)。
利用者は、乗入室7内の安全を確認すると(S112)、機側操作盤22の扉閉ボタンを押す(S114)。これに伴い、立駐制御部62は、入出庫扉4を閉める扉閉信号を出力し、入出庫扉4が閉められる(S316)。
なお、入出庫扉4が閉まるタイミングCinにおいて、故障診断部80が乗入室カメラ35の故障診断を行ってもよい。この時の故障診断は、タイミングBinと同様に、例えば、車両2が乗入室7に位置している状態の画像データを基準画像データとして予め記憶装置74が記憶し、タイミングCinで撮影された画像データとこの基準画像データとをマッチング処理する。そして、マッチング処理の結果、基準画像データと撮影した画像データとが同一である場合に、故障診断部80は、乗入室カメラ35が正常であり、同一でないと場合に乗入室カメラ35が故障していると診断する。なお、このときのマッチング処理では、基準画像データと撮影した画像データにおける車両2の別は判断されない。
次に、大区分の制御データが「入庫格納中」となり、小区分の制御データは、以下に説明するS318〜S322に対応する。なお、入庫格納中の場合、後述するように、入出庫扉4が閉じた後、所定時間経過するまで乗入室カメラ35の撮影が行われ、その後撮影は終了する。
入出庫扉4が閉まると、実パレットをリフト14で搬送可能なようにターンテーブル8を旋回させる旋回信号が出力され、実パレットと共にターンテーブル8は旋回する(S318)。
このとき、ターンテーブル8を旋回させる旋回信号が出力されてから数秒後に、乗入室カメラ35の撮影が終了する。すなわち、車両2がターンテーブル8と共に旋回する際に、車両2のブレーキ忘れによる車両2の移動や半ドアにより車両2のドアが開くことによる乗入室7内の機器と車両2とが接触して物損の発生、又は乗入室7内への人の居残りの可能性がある。このため、入出庫扉4が閉じた後にカメラ制御部64内のタイマーが起動し、タイマーによるカウントダウン(例えば10秒)が終了するまで乗入室カメラ35による撮影、及び画像データの記憶装置74への記憶が継続される。
ターンテーブル8の旋回が終了すると、立駐制御部62は、乗降階から格納階へリフト14を昇降させるリフト昇降信号を出力することで、リフト14は格納階へ昇降し(S320)、実パレットを車両格納棚17に格納する(S322)。
図8,9は、車両2の出庫時における本実施形態に係る画像記憶処理の流れを示すフローチャートである。
図8,9では、上から制御データの大区分、制御データの小区分、照明装置50の点灯及び乗入室カメラ35の撮影タイミング、機側操作盤22の動作、及び利用者の動きを示す。
なお、機械式駐車装置1の出庫動作は「出庫呼び出し中」、「出庫中」、「出庫格納中」を3つの大区分に分けられる。
出庫呼び出し中は、実パレットを格納階(車両格納棚17)から乗降階(乗入室7)へ搬送する動作である。出庫中は、乗降階で実パレットが車両2を降ろす動作である。出庫格納中は、空パレットを格納階へ搬送する動作である。
また、図8,9における小区分は、大区分として区分けされた「出庫呼び出し中」、「出庫中」、「出庫格納中」を具体的な機械式駐車装置1の動作としてさらに区分けしたものである。
車両2を出庫する場合、まず、利用者は機側操作盤22の前に移動する(S150)。その後、機側操作盤22は、利用者によって蓋44が開かれ(S250)、操作画面45を介して暗証番号として利用者IDが入力される(S252)。
そして、立駐制御部62が、入力された利用者IDに基づいて出庫のために呼び出す実パレットを決定し、機側操作盤22は、呼び出す実パレットが決定したことを表示する(S254)。
これにより、利用者は、乗入室7前に移動し(S152)、実パレットが乗降階に到着するまで待つ。
呼び出す実パレットが決定されると、制御装置40は出庫動作を開始する。
大区分の制御データが「出庫呼び出し中」の場合、小区分の制御データは、以下に説明するS350〜S356に対応する。
立駐制御部62は、決定した実パレットを格納している車両格納棚17を有する格納階へリフト14を昇降させるリフト昇降信号を出力することで、リフト14は格納階へ昇降する(S350)。
このリフト制御信号が制御データとしてカメラ制御部64に入力されると、カメラ制御部64は、乗入室カメラ35による撮影を開始する(タイミングAout)。また、立駐制御部62は、リフト昇降信号を出力すると共に、乗入室7の照明装置50を点灯させる。
照明装置50が点灯することにより、乗入室カメラ35は乗入室7の内部を撮影可能となる。そして、乗入室カメラ35の撮影開始のタイミングAoutにおいて、故障診断部80が照明装置50の故障診断を行う。照明装置50の故障診断の方法は、上述したタイミングAinで行われる故障診断の方法同様である。
リフト14が格納階に到着すると立駐制御部62は、実パレットを車両格納棚17から取り出すパレット取出信号を出力することで、リフト14に実パレットを車両格納棚17から取り出させる(S352)。
次に立駐制御部62は、実パレットを取り出したリフト14を乗降階へ昇降させるリフト昇降信号を出力することで、リフト14は乗降階へ昇降する(S354)。
そして、リフト14が乗降階に到着し、実パレットがターンテーブル8に載置されると、立駐制御部62は、ターンテーブル8を旋回させる旋回信号を出力し、ターンテーブル8は実パレットから車両2を降ろせるように旋回する(S356)。
次に、大区分の制御データが「出庫中」となり、小区分の制御データは、以下に説明するS358〜S366に対応する。なお、出庫中の場合、各センサ30は車両2又は利用者等の人を検知することとなるので、その検知結果がセンサ信号として画像データ及び制御データと共に画像サーバ60へ送信される。
ターンテーブル8の旋回が完了すると立駐制御部62は、入出庫扉4を開ける扉開信号を出力し、入出庫扉4を開ける(S358)。
なお、入出庫扉4が開く前のタイミングBoutにおいて、故障診断部80が乗入室カメラ35の故障診断を行う。このときの乗入室カメラ35の故障診断の方法は、上述したタイミングCinで行われる故障診断の方法同様である。
そして、記憶制御部72は、タイミングBout、すなわち制御データとして扉開信号が入力されると、制御データ及びセンサ信号と関連付けた画像データの記憶装置74への記憶を開始する。
入出庫扉4が開かれると、利用者は乗入室7内に進入し(S154、S360)、車両2に乗車して(S156、S362)、車両2を乗入室7から退出させる(S158)。
そして、センサ30が車両2を検知しなくなることで、立駐制御部62は、車両2の乗入室7からの退出を確認する(S364)。
その後、利用者は、一旦車両2から降り、乗入室7内の安全を確認すると(S160)、機側操作盤22の扉閉ボタンを押す(S162)。これに伴い、立駐制御部62は、入出庫扉4を閉める扉閉信号を出力し、入出庫扉4を閉める(S366)。
なお、入出庫扉4が閉まるタイミングCoutにおいて、故障診断部80が乗入室カメラ35の故障診断を行ってもよい。このときの乗入室カメラ35の故障診断の方法は、上述したタイミングBinで行われる故障診断の方法同様である。
次に、大区分の制御データが「出庫格納中」となり、小区分の制御データは、以下に説明するS368〜S372に対応する。なお、出庫格納中の場合、入庫格納中と同様に入出庫扉4が閉じた後、所定時間経過するまで乗入室カメラ35の撮影が行われ、その後撮影は終了する。
入出庫扉4が閉まると、空パレットをリフト14で搬送可能なようにターンテーブル8を旋回させる旋回信号を出力し、ターンテーブル8が旋回する(S368)。このとき、ターンテーブル8を旋回させる旋回信号が出力されてからタイマーのカウントダウン終了後に、乗入室カメラ35の撮影及び画像データの記憶が終了する。
ターンテーブル8の旋回が終了すると、立駐制御部62は、乗降階から格納階へリフト14を昇降させるリフト昇降信号を出力することで、リフト14が格納階へ昇降し(S370)、空パレットが車両格納棚17に格納される(S372)。
ここで、乗入室カメラ35で撮影された画像の精度について説明する。
本実施形態に係る記憶制御部72は、制御データに予め定められた利用者IDが含まれる場合、乗入室カメラ35で撮影された画像を他の利用者が機械式駐車装置1を利用する場合に比べて高精度で記憶装置74に記憶する。
具体的には、画像を高精度で撮影する対象となる利用者IDを記憶制御部72が特定利用者として記憶している。そして、S202又はS252において機側操作盤22に入力された利用者IDが特定利用者である場合に、記憶制御部72は、高精度で画像データを記憶装置74に記憶させる。換言すると、特定利用者以外の利用者が機械式駐車装置1を利用する場合には、乗入室カメラ35は低精度で画像を記憶させる。
なお、画像の精度とは、上述したように例えばフレームレートや解像度である。例えば、乗入室カメラ35が30フレーム/秒、かつ乗入室カメラ35で撮影可能な最高画質で画像を撮影している場合、記憶制御部72は、特定利用者に対しては30フレーム/秒かつ最高画質で画像データを記憶装置74に記憶させる。一方、特定利用者以外の利用者に対しては、例えば5秒フレーム/秒かつ画質を低下させれて画像データが記憶装置74に記憶される。
特定利用者は、例えば、機械式駐車装置1の利用において過去に物損等のトラブルを起こした利用者である。または、機械式駐車装置1の利用頻度の低い利用者や、年齢の高い利用者等が特定利用者とされてもよい。
なお、特定利用者を示す利用者IDと特定利用者に応じた画像データの精度は、記憶条件として記憶条件変更部76を介してカメラ制御部64に予め入力されている。
これにより、本実施形態に係る乗入室カメラ35は、トラブルが生じる可能性が高い状況をより明確に撮影できる。
また、本実施形態に係る記憶制御部72は、制御データが機械式駐車装置1に対する予め定められた制御状態を示している場合、乗入室カメラ35で撮影された画像を、他の制御状態に比べて高精度で記憶装置74に記憶してもよい。
例えば、入庫中にトラブルの発生が多い等の知見が得られている場合には、制御データが入庫中を示している場合に、画像データを高精度で記憶装置74に記憶させる。すなわち、制御データがその他の制御、例えば出庫中を示している場合には、画像データは低精度で記憶される。
また、本実施形態に係る記憶制御部72は、センサ信号が車両2や利用者を検知している場合に、乗入室カメラ35で撮影された画像を、センサ信号がなにも検知していない場合に比べて高精度で記憶装置74に記憶してもよい。
また、図10は、機側操作盤22に対する画像記憶処理の流れを示すフローチャートである。
図10は、上から制御データの大区分、制御データの小区分、照明装置50の点灯及び操作盤カメラ49の撮影タイミング、機側操作盤22の動作、利用者の動き、及びセンサの検知状態を示す。
なお、センサとは、機側操作盤22の近辺で人又は車両2を検知するものであり、例えば、センサを機側操作盤22のタッチパネル式の操作画面45とし、操作画面45に対して何かしら接触があった場合に、人が接近したと立駐制御部62が判定してもよい。また、機側操作盤22の正面に人又は車両2を検知するセンサが設けられてもよいし、機側操作盤22の蓋44の開閉を検知する加速度センサを、人を検知するセンサとしてもよい。
また、図10の例では、大区分の制御データはアイドル状態を示している。すなわち、図10の例に示す機械式駐車装置1は、入庫動作又は出庫動作を行っていない。なお、操作盤カメラ49による撮影は常時行われている。
乗降階又は機側操作盤22前で人を検知すると(S400)、立駐制御部62は機側操作盤22の正面を照らす照明装置に対して照明オン信号を出力する(S390)。これに伴い、操作盤カメラ49が撮影した画像の記憶装置74への記憶が開始される(S392)。
これにより、機側操作盤22の状態を監視可能となり、例えば操作画面45は破損した場合に、破損時の状況がより明確になる。
また、車両2が機側操作盤22に衝突する場合もある。
このため、操作盤カメラ49によって撮影された画像は、センサによる人又は車両2の検知の有無にかかわらず、常に例えば10秒更新で記憶装置74に記憶される。そして、センサが人又は車両2を検知すると、センサによる検知の30秒前からの画像を残したままでS392による画像の記憶が開始されてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る機械式駐車装置1は、車両2の乗降階内を撮影するカメラを備える。そして、機械式駐車装置1に対する制御を指示する制御データが車両2の入庫又は出庫を示している場合に、記憶制御部72が、カメラによって撮影された画像と画像が撮影されたときの制御データを関連付けて記憶装置74に記憶させる。
これにより、車両2の入庫又は出庫が行われている場合、すなわちトラブルが発生する可能性がある場合に、カメラによって撮影された画像が記憶装置74に記憶される。一方、入庫又は出庫が行われていない場合には、画像は記憶されない。従って、本実施形態に係る機械式駐車装置1は、トラブルの発生原因を特定可能とすると共に、記憶させる画像データ量を抑制できる。
また、本実施形態に係る機械式駐車装置1は、利用者に利用される場合に、カメラによって撮影された画像と該画像を撮影したときの機械式駐車装置1に対する制御データとを関連付けて記憶装置74に記憶するので、記憶装置74に記憶された画像の管理が容易となる。
以上、本発明を、上記実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、タイミングAin又はタイミングBinにおいて照明装置50の故障診断を行う形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、機械式駐車装置1が入庫動作又は出庫動作をしていない場合に、定期的(例えば1時間毎)に照明装置50を点灯させて乗入室カメラ35による撮影を行い、照明装置50の故障診断を行う形態としてもよい。
また、上記実施形態では、記憶装置74を画像サーバ60に備える形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、機械式駐車装置1の設置環境が良好であれば、記憶装置74を機械式駐車装置1が備える制御装置40に備える形態としてもよい。
また、故障診断部80は、乗入室カメラ35によって車両2が撮影された画像と、車両2が撮影されていない基準画像とを比較することで、乗入室7に車両2が進入していることを判定してもよい。すなわち、センサ30によっても車両2の有無は判定されるが、乗入室カメラ35によって撮影された画像によっても車両2の有無が判定されることによって、センサ30の故障診断が可能となると共に、乗入室7内に車両2が進入していることのダブルチェックとなる。
また、上記実施形態で説明した画像記憶処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
1 機械式駐車装置
2 車両
7 乗入室
14 リフト
22 機側操作盤
35 乗入室カメラ
40 制御装置
49 操作盤カメラ
50 照明装置
60 画像サーバ
64 カメラ制御部
72 記憶制御部
74 記憶装置

Claims (15)

  1. 入出庫のために搬送機によって車両を搬送する機械式駐車装置の画像記憶装置であって、
    車両の乗降階内を撮影するカメラと、
    前記機械式駐車装置に対する制御を指示する制御データが車両の入庫を示している場合及び出庫を示している場合に前記カメラによって撮影を行い、前記カメラによって撮影された画像と画像が撮影されたときの前記制御データを関連付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    を備える機械式駐車装置の画像記憶装置。
  2. 前記乗降階内の車両又は人を検知する検知手段を備え、
    前記記憶制御手段は、前記制御データと共に前記検知手段による検知結果を前記画像に関連付けて記憶手段に記憶させる請求項1記載の機械式駐車装置の画像記憶装置。
  3. 前記カメラは、前記乗降階に車両を入出させる扉が閉じた後でも、所定時間経過するまで撮影を行う請求項1又は請求項2記載の機械式駐車装置の画像記憶装置。
  4. 前記制御データには、利用者を識別する利用者識別データが含まれ、
    前記制御データに予め定められた利用者識別データが含まれる場合、前記カメラで撮影された画像は、他の利用者が機械式駐車装置を利用する場合に比べて高精度で記憶手段に記憶される請求項1から請求項3の何れか1項記載の機械式駐車装置の画像記憶装置。
  5. 前記制御データが前記機械式駐車装置に対する予め定められた制御状態を示している場合、前記カメラで撮影された画像は、他の制御に比べて高精度で記憶手段に記憶される請求項1から請求項3の何れか1項記載の機械式駐車装置の画像記憶装置。
  6. 前記機械式駐車装置の操作盤を撮影する操作盤用カメラを備え、
    前記記憶制御手段は、前記操作盤が操作された場合、若しくは前記操作盤近辺で人又は車両を検知した場合に前記操作盤用カメラによって撮影された画像を記憶手段に記憶させる請求項1から請求項5の何れか1項記載の機械式駐車装置の画像記憶装置。
  7. 前記カメラによって撮影された画像に基づいて、前記カメラ又は前記乗降階に設けられた照明装置の故障診断を行う故障診断手段を備える請求項1から請求項6の何れか1項記載の機械式駐車装置の画像記憶装置。
  8. 前記記憶手段は、外部ネットワークに設けられたサーバに備えられる請求項1から請求項7の何れか1項記載の機械式駐車装置の画像記憶装置。
  9. 前記制御データが車両の入庫を示している場合及び出庫を示している場合とは、前記乗降階に車両を入出させる扉が開いてから閉じるまでの間である請求項1に記載の機械式駐車装置の画像記憶装置。
  10. 車両を搬送する搬送機と、
    請求項1から請求項の何れか1項に記載の画像記憶装置と、
    を備える機械式駐車装置。
  11. 入出庫のために搬送機によって車両を搬送する機械式駐車装置の画像記憶方法であって、
    乗降階内をカメラによって撮影する第1工程と、
    前記機械式駐車装置に対する制御を指示する制御データが車両の入庫を示している場合及び出庫を示している場合に前記カメラによって撮影を行い、前記カメラによって撮影された画像と画像が撮影されたときの前記制御データを関連付けて記憶手段に記憶させる第2工程と、
    を有する機械式駐車装置の画像記憶方法。
  12. 入出庫のために搬送機によって車両を搬送する機械式駐車装置の画像記憶装置であって、
    車両の乗降階内を撮影するカメラと、
    前記機械式駐車装置に対する制御を指示する制御データが車両の入庫又は出庫を示している場合に、前記カメラによって撮影された画像と画像が撮影されたときの前記制御データを関連付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    を備え
    前記制御データには、利用者を識別する利用者識別データが含まれ、
    前記制御データに予め定められた利用者識別データが含まれる場合、前記カメラで撮影された画像は、他の利用者が機械式駐車装置を利用する場合に比べて高精度で記憶手段に記憶される機械式駐車装置の画像記憶装置。
  13. 入出庫のために搬送機によって車両を搬送する機械式駐車装置の画像記憶装置であって、
    車両の乗降階内を撮影するカメラと、
    前記機械式駐車装置に対する制御を指示する制御データが車両の入庫又は出庫を示している場合に、前記カメラによって撮影された画像と画像が撮影されたときの前記制御データを関連付けて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    を備え
    前記制御データが前記機械式駐車装置に対する予め定められた制御状態を示している場合、前記カメラで撮影された画像は、他の制御に比べて高精度で記憶手段に記憶される機械式駐車装置の画像記憶装置。
  14. 入出庫のために搬送機によって車両を搬送する機械式駐車装置の画像記憶方法であって、
    乗降階内をカメラによって撮影する第1工程と、
    前記機械式駐車装置に対する制御を指示する制御データが車両の入庫又は出庫を示している場合に、前記カメラによって撮影された画像と画像が撮影されたときの前記制御データを関連付けて記憶手段に記憶させる第2工程と、
    を有し、
    前記制御データには、利用者を識別する利用者識別データが含まれ、
    前記制御データに予め定められた利用者識別データが含まれる場合、前記カメラで撮影された画像は、他の利用者が機械式駐車装置を利用する場合に比べて高精度で記憶手段に記憶される機械式駐車装置の画像記憶方法。
  15. 入出庫のために搬送機によって車両を搬送する機械式駐車装置の画像記憶方法であって、
    乗降階内をカメラによって撮影する第1工程と、
    前記機械式駐車装置に対する制御を指示する制御データが車両の入庫又は出庫を示している場合に、前記カメラによって撮影された画像と画像が撮影されたときの前記制御データを関連付けて記憶手段に記憶させる第2工程と、
    を有し、
    前記制御データが前記機械式駐車装置に対する予め定められた制御状態を示している場合、前記カメラで撮影された画像は、他の制御に比べて高精度で記憶手段に記憶される機械式駐車装置の画像記憶方法。
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