JP2009190263A - 感熱記録用粘着ラベル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(1)支持体の表面に、ロイコ染料及び顕色剤を主成分とする感熱記録層が形成され、支持体の裏面にバックコート層、粘着剤層及び剥離紙を順次積層した感熱記録用粘着ラベルにおいて、バックコート層と粘着剤層の間に、熱可塑性樹脂を主体としフィラーを含有する粘着アンダーコート層を設けた感熱記録用粘着ラベル。
(2)前記フィラーがプラスチック球状中空粒子(中空フィラー)である(1)記載の感熱記録用粘着ラベル。
(3)前記フィラーの含有率が、熱可塑性樹脂100重量部に対して2〜100重量部である(1)又は(2)記載の感熱記録用粘着ラベル。
【選択図】なし
Description
感熱記録用粘着ラベルの一般的な構成は、支持体、感熱記録層、粘着剤層、剥離紙を積層したもので、剥離紙はグラシン紙のような高密度原紙、クレーコート紙、ポリエチレンラミネート紙等にシリコーン化合物やフッ素化合物のような剥離剤を塗工したものが用いられる。また、粘着剤層を構成する粘着剤としては、ゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系等のエマルジョン型、溶剤型、ホットメルト型粘着剤等が使用されている。中でもアクリル系エマルジョン型粘着剤が安全面、品質面、コスト面から広範囲に使用されている。
しかし、エマルジョン型粘着剤は、粘着力、凝集力及びタックという性能において、溶剤型粘着剤より劣る傾向にある。そのため、高品質の粘着ラベルを製造する際、エマルジョン型粘着剤は溶剤型粘着剤よりも塗布量を多くする必要がある。
また、感熱記録用粘着ラベルは、一般に記録像の保存安定性が要求され、このため感熱記録層上に、フィルム形成能を有し耐薬品性のある樹脂の水性エマルジョンを塗布する方法や、ポリビニルアルコール等の水溶性高分子化合物を塗布する方法が提案されている。また、支持体の裏面には粘着剤層と剥離紙が設けられているが、通常、粘着剤には上記のようにゴム系、アクリル系等が使用されており、特にアクリル系エマルジョン型が多く使用されている。そのためラベルとして使用される以前でも長期間保存している間に粘着剤層に含まれる低分子量オリゴマー、界面活性剤等が感熱記録層へマイグレートして記録感度を低下させ、極端な場合には印字の白抜け等が発生するという問題があることが知られている。
長期保存による感熱記録層の感度低下に対しては、粘着剤に配合する粘着付与剤として軟化点の高いものを選択して用いることが提案されているが(特許文献1、2参照)、粘着付与剤を選択しても、用いる(メタ)アクリル酸エステルモノマーの種類によっては、記録感度の低下を防止することはできない。
また、感熱記録用粘着ラベルにソープフリーの粘着剤を用いることにより、長期保存した場合でも発色感度を低下し難くする提案がされているが(特許文献6参照)、一応の効果はあるものの、用いる(メタ)アクリル酸エステルモノマーのアルキル基の炭素数が4以下の場合、高温高湿環境下で記録感度の低下が見られる。
1) 支持体の表面に、ロイコ染料及び顕色剤を主成分とする感熱記録層が形成され、支持体の裏面にバックコート層、粘着剤層及び剥離紙を順次積層した感熱記録用粘着ラベルにおいて、バックコート層と粘着剤層の間に、熱可塑性樹脂を主体としフィラーを含有する粘着アンダーコート層を設けたことを特徴とする感熱記録用粘着ラベル。
2) 前記フィラーがプラスチック球状中空粒子(中空フィラー)であることを特徴とする1)記載の感熱記録用粘着ラベル。
3) 前記中空フィラーの中空率が50〜98%であることを特徴とする2)記載の感熱記録用粘着ラベル。
4) 前記フィラーの含有率が、熱可塑性樹脂100重量部に対して2〜100重量部であることを特徴とする1)〜3)の何れかに記載の感熱記録用粘着ラベル。
5) 前記粘着アンダーコート層の熱可塑性樹脂がアクリル酸エステル共重合体であることを特徴とする1)〜4)の何れかに記載の感熱記録用粘着ラベル。
6) 前記粘着剤層及び粘着アンダーコート層がカーテン塗工方式で塗工されていることを特徴とする1)〜5)の何れかに記載の感熱記録用粘着ラベル。
本発明で用いられるロイコ染料は電子供与性を示す化合物であり、単独で又は2種以上混合して適用される。それ自体無色又は淡色の染料前駆体であり、特に限定されることなく従来公知のものを用いることができる。例えば、トリフェニルメタンフタリド系、トリアリルメタン系、フルオラン系、フェノチジアン系、チオフェルオラン系、キサンテン系、インドフタリル系、スピロピラン系、アザフタリド系、クロメノピラゾール系、メチン系、ローダミンアニリノラクタム系、ローダミンラクタム系、キナゾリン系、ジアザキサンテン系、ビスラクトン系等のロイコ化合物が好ましく用いられる。
このような化合物の具体例としては、以下に示すようなものが挙げられる。
没食子酸、サリチル酸、3−イソプロピルサリチル酸、3−シクロヘキシルサリチル酸、3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸、3,5−ジ−α−メチルベンジルサリチル酸、4,4′−イソプロピリデンジフェノール、1,1′−イソプロピリデンビス(2−クロロフェノール)、4,4′−イソプロピリデンビス(2,6−ジブロモフェノール)、4,4′−イソプロピリデンビス(2,6−ジクロロフェノール)、4,4′−イソプロピリデンビス(2−メチルフェノール)、4,4′−イソプロピリデンビス(2,6−ジメチルフェノール)、4,4′−イソプロピリデンビス(2−t−ブチルフェノール)、4,4′−s−ブチリデンジフェノール、4,4′−シクロヘキシリデンビスフェノール、4,4′−シクロヘキシリデンビス(2−メチルフェノール)、4−t−ブチルフェノール、4−フェニルフェノール、4−ヒドロキシジフェノキシド、α−ナフトール、β−ナフトール、3,5−キシレノール、チモール、メチル−4−ヒドロキシベンゾエート、4−ヒドロキシアセトフェノン、ノボラック型フェノール樹脂、2,2′−チオビス(4,6−ジクロロフェノール)、カテコール、レゾルシン、ヒドロキノン、ピロガロール、フロログリシン、フロログリシンカルボン酸、4−t−オクチルカテコール、2,2′−メチレンビス(4−クロロフェノール)、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2′−ジヒドロキシジフェニル、p−ヒドロキシ安息香酸エチル、p−ヒドロキシ安息香酸プロピル、p−ヒドロキシ安息香酸ブチル、p−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、p−ヒドロキシ安息香酸−p−クロロベンジル、p−ヒドロキシ安息香酸−o−クロロベンジル、p−ヒドロキシ安息香酸−p−メチルベンジル、p−ヒドロキシ安息香酸−n−オクチル、安息香酸、サリチル酸亜鉛、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸亜鉛、4−ヒドロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−クロロジフェニルスルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、2−ヒドロキシ−p−トルイル酸、3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸亜鉛、3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸スズ、酒石酸、シュウ酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、ステアリン酸、4−ヒドロキシフタル酸、ホウ酸、チオ尿素誘導体、4−ヒドロキシチオフェノール誘導体、ビス(4−ヒドロキシフェニル)酢酸、ビス(4−ヒドロキシフェニル)酢酸エチル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)酢酸−n−プロピル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)酢酸−n−ブチル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)酢酸フェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)酢酸ベンジル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)酢酸フェネチル、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)酢酸、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)酢酸−n−プロピル、1,7−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3,5−ジオキサヘプタン、1,5−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3−オキサペンタン、4−ヒドロキシフタル酸ジメチル、4−ヒドロキシ−4′−メトキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−エトキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−イソプロポキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−プロポキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−ブトキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−イソブトキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−s−ブトキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−t−ブトキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−ベンジロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−フェノキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−(m−メチルベンジロキシ)ジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−(p−メチルベンジロキシ)ジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−(o−メチルベンジロキシ)ジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4′−(p−クロロベンジロキシ)ジフェニルスルホン等が挙げられる。
また、本発明の感熱記録層(感熱発色層)においては、前記ロイコ染料及び顕色剤と共に、必要に応じて、この種の感熱記録層材料に慣用される補助添加成分、例えば、水溶性高分子及び水性樹脂エマルジョン、フィラー、熱可融性物質、界面活性剤等を併用することができる。
このようなフィラーとしては、例えば、炭酸カルシウム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウム、水酸化亜鉛、硫酸バリウム、クレー、タルク、表面処理されたカルシウムやシリカ等の無機系微粉末の他、尿素−ホルマリン樹脂、スチレン/メタクリル酸共重合体、ポリスチレン樹脂等の有機系の微粉末を挙げることができる。
中間層は、乾燥時の重量が2〜10g/m2となるように設けるが、好ましくは、中空率80%以上で重量平均粒子径0.8〜5μmの大きさの中空粒子を含有し、乾燥時の重量が2.5〜7g/m2の範囲のものがよい。これにより、画像印字時の感度が高い感熱記録用粘着ラベルを提供できる。
また、バックコート層の付着量は、0.5〜3.5g/m2であることが好ましく、より好ましくは、1.0〜3.4g/m2である。0.5g/m2未満では、低湿環境下でのカールを抑えることができず、3.5g/m2を超えると、ロール状に保管した時にブロッキングを引き起こしやすくなる。
バックコート層に用いられるポリビニルアルコール樹脂は、公知の方法で製造されるポリ酢酸ビニルの鹸化物で良いが、その他にビニルエステルと共重合しうる単量体を含有していても良く、このような単量体としては、エチレン、プロピレン、イソブチレン等のオレフィン類、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸等の不飽和酸類、あるいはその塩、アクリロニトリル、メタアクリロニトリル等のニトリル類、アクリルアミド、メタクリルアミド等のアミド類、エチレンスルホン酸、アリルスルホン酸、メタアリルスルホン酸等のオレフィンスルホン酸、あるいはその塩が挙げられる。
また、バックコート層のバリア性を強くする為にグリオキザール、ホウ酸、ミョウバン、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ジアルデヒドデンプン等の硬化剤を添加することもできる。
助剤としては、例えば、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ポリエチレンワックス、カルナバロウ、パラフィンワックス、エステルワックス等のワックス類、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、ラウリルアルコール硫酸エステルナトリウム塩、アルギン酸塩、脂肪酸金属塩などの分散剤、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系等の紫外線吸収剤、炭酸マグネシウム、カルサイト系軽質炭酸カルシウム、アラゴナイト系軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、二酸化チタン、二酸化ケイ素、硫酸バリウム、硫酸亜鉛、タルク、カオリン、クレー、焼成カオリン、アルカリ変性シリカ、微粒子状無水シリカ、コロイダルシリカ等の無機顔料、スチレン−マイクロボール、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、尿素・ホルマリン樹脂フィラー等の有機顔料を添加することができる。
オーバーコート層は、ポリビニルアルコール樹脂及びフィラーを主成分とする。
樹脂としては、例えば公知の方法で製造され、ポリ酢酸ビニルの鹸化物以外に、他のビニルエステルと共重合しうる単量体を含有していても良く、このような単量体としては、エチレン、プロピレン、イソブチレン等のオレフィン類、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸等の不飽和酸類、あるいはその塩、アクリロニトリル、メタアクリロニトリル等のニトリル類、アクリルアミド、メタクリルアミド等のアミド類、エチレンスルホン酸、アリルスルホン酸、メタアリルスルホン酸等のオレフィンスルホン酸、あるいはその塩が挙げられる。
フィラーとしてはホスフェートファイバー、チタン酸カリウム、針状水酸化マグネシウム、ウィスカー、タルク、マイカ、ガラスフレーク、炭酸カルシウム、板状炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、板状水酸化アルミニウム、シリカ、クレー、カオリン、タルク、焼成クレー、ハイドロタルイサイト等の無機フィラーや、架橋ポリスチレン樹脂、尿素樹脂、シリコーン樹脂、架橋ポリメタクリル酸メチル樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂等の有機フィラーが挙げられる。
更に、オーバーコート層には上記の樹脂及びフィラーの他に、従来から用いられている補助添加成分、例えば、界面活性剤、熱可融性物質、滑剤、圧力発色防止剤などを併用することができる。この場合、熱可融性物質の具体例としては、前記感熱記録層の説明で例示したものと同様なものが挙げられる。
オーバーコート層の付着量は、1.0〜5.0g/m2であることが望ましく、1.0g/m2未満の場合には、記録画像が食品に含まれる水及び酸性成分物質、包装に使用される有機高分子材料に含まれる可塑剤や油脂類等に対して保存安定性が悪くなり、5.0g/m2を超えると、発色感度特性が悪くなってしまう。
また、上記成分以外に、必要に応じてカルボキシル基含有ラジカル重合性不飽和単量体、及び(メタ)アクリル酸アルキルエステル及びカルボキシル基含有ラジカル重合性不飽和単量体の各不飽和単量体と共重合可能なラジカル重合性不飽和単量体を加えてもよい。
上記カルボキシル基含有ラジカル重合性不飽和単量体の具体例としては、(メタ)アクリル酸等のα,β−不飽和カルボン酸、イタコン酸、マレイン酸、2−メチレングルタル酸等のα,β−不飽和ジカルボン酸が挙げられる。これらは、2種以上組み合わせて使用してもよい。
粘着剤層の付着量は5〜20g/m2が好ましい。付着量が5g/m2未満では十分な粘着力が得られず、特にダンボールのような粗面被着体へ貼り付けることができない。また20g/m2を超えると粘着力が飽和し、経済的にも好ましくない。
また、粘着アンダーコート層に用いるフィラーは、一般的に使われる平均粒子径0.5〜10μmの無機又は有機フィラー、例えば、炭酸カルシウム、シリカ、酸化チタン、水酸化アルミニウム、クレー、焼成クレー、カオリン、ケイ酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、ホワイトカーボン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、表面処理された炭酸カルシウムやシリカ、尿素−ホルマリン樹脂、スチレン/メタクリル酸共重合体、ポリスチレン等の微粉末等でも良いが、粘着剤付着量の低減化を考慮すると、中空率が50%以上のプラスチック球状中空粒子(中空フィラー)が好ましく、特に中空率が70〜98%の範囲のものが好ましい。中空率が低いものは、粘着アンダーコート層の膜厚を確保することができず粘着特性の低下を引き起こす。また、安定して得られる中空フィラーの中空率は98%以下である。
中空率(%)=(中空微粒子の内径)/(中空微粒子の外径)×100
また、上記の条件を満たすプラスチック球状中空粒子を形成する材料としては、アクリロニトリル/メタクリロニトリル共重合体、アクリロニトリル−塩化ビニリデン−メタクリル酸メチル共重合体、アクリロニトリル−メタクリロニトリル−イソボニルメタクリレート共重合体が好ましい。
また、該粘着アンダーコート層に用いられる熱可塑性樹脂とフィラーの比率については、熱可塑性樹脂100重量部に対してフィラー2〜100重量部が好ましく、フィラーが2重量部より少ないと粘着特性が低下する。逆にフィラーが100重量部より多くなると、粘着アンダーコート層の凝集力は高くなるものの、粘着剤層のみの粘着力しか得られなくなってしまう。
本発明の粘着アンダーコート層の塗布量としては、乾燥塗布量で通常1〜10g/m2、好ましくは2〜10g/m2の範囲が好ましい。塗布量が1g/m2未満であると、十分な粘着力が得られず、10g/m2を超えると接着力が飽和し経済上好ましくない。
粘着剤層及び粘着アンダーコート層の塗布方法としては、例えば、ロールコーター、ナイフコーター、バーコーター、スロットダイコーター、カーテンコーター等が挙げられ、剥離紙の剥離剤面に塗工してもよいし、支持体の裏面(感熱記録層を設けた反対面)に塗工してもよい。なお、本発明では、粘着剤層と粘着アンダーコート層を塗工することから、カーテンコーターでの塗工が最適である。
<感熱記録層塗布液の調製>
下記組成からなる[A液]及び[B液]を、それぞれ平均粒径が2μm以下になるようにサンドミルを用いて分散し、染料分散液[A液]、顕色剤分散液[B液]を調製した。
[A液]
・3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン…10部
・イタコン酸変成ポリビニルアルコール
(KL−318、クラレ社製)の10%水溶液…10部
・水…30部
[B液]
・4−ヒドロキシ−4′−イソプロポキシジフェニルスルホン…30部
・シュウ酸ジ(p−メチルベンジル)…10部
・イタコン酸変成ポリビニルアルコール
(KL−318、クラレ社製)の10%水溶液…10部
・シリカ…15部
・水…197部
続いて、上記[A液]と[B液]を次の割合で攪拌混合して感熱記録層塗布液[C液]を調製した。
[C液]
・染料分散液[A液]…50部
・顕色剤分散液[B液]…292部
下記組成物を、サンドミルを用いて24時間分散し、[D液]を調製した。
[D液]
・水酸化アルミニウム
(平均粒径0.6μm、昭和電工株式会社製、ハイジライトH−43M)…20部
・イタコン酸変性ポリビニルアルコール
(KL−318、クラレ社製)の10%水溶液…20部
・水…60部
続いて、下記組成物を混合し、攪拌してオーバーコート層塗布液[E液]を調製した。
[E液]
・上記[D液]…75部
・ジアセトン変性ポリビニルアルコールの10%水溶液(KL−318:クラレ社製)
…100部
・N−アミノポリアクリルアミド
(分子量10000、ヒドラジド化率50%)の10%水溶液…15部
・アンモニアの1%水溶液…5部
・水…90部
下記組成物を混合攪拌して、[F液]を調製した。
[F液]
・ポリビニルアルコールの10%水溶液…100部
・カオリン(エンゲルハード社製、ウルトラホワイト90)…10部
・水…90部
次に、支持体(上質紙:紙厚80μm)の表面に、感熱記録層及びオーバーコート層の乾燥後の付着量が各々5.0g/m2、3.4g/m2になるように、[C液]及び[E液]を塗布し乾燥させ、更に支持体の裏面にバックコート層が1.5g/m2になるように[F液]を塗布して乾燥させ、キャレンダー掛けにより、表面の王研式平滑度が約2,000秒になるように処理して感熱記録材を作製した。
[G液]
・プラスチック球状中空粒子A(アクリロニトリル/メタクリロニトリル共重合体)
(固形分濃度33%、平均粒子径3.0μm、中空率91%)…20部
・感圧粘着剤アクリルエマルジョン(固形分60%、東洋インキ製造社製)…22部
・水…75部
次に、感熱記録材のバックコート層側に、粘着アンダーコート層の乾燥後の付着量が3.0g/m2になるように塗布し乾燥させた。
次に、感圧粘着剤アクリルエマルジョン(固形分60%、東洋インキ製造製)をワイヤバーで剥離紙(LSW:リンテック社製)に乾燥重量7g/m2となるように塗工乾燥後、この粘着剤塗工物を上記感熱記録材に粘着アンダーコート層を塗布したものに貼り合わせ、23℃50%の恒温室で10kg/(20cm×30cm)の荷重下に48時間放置し、感熱記録用粘着ラベルを得た。
実施例1の[G液]を下記[H液]に変えた点以外は、実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを得た。
[H液]
・プラスチック球状中空粒子A(アクリロニトリル/メタクリロニトリル共重合体)
(固形分濃度33%、平均粒子径3.0μm、中空率91%)…3部
・感圧粘着剤アクリルエマルジョン(固形分60%、東洋インキ製造社製)…82部
・水…15部
実施例1の[G液]を下記[I液]に変えた点以外は、実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを得た。
[I液]
・プラスチック球状中空粒子A(アクリロニトリル/メタクリロニトリル共重合体)
(固形分濃度33%、平均粒子径3.0μm、中空率91%)…6部
・感圧粘着剤アクリルエマルジョン(固形分60%、東洋インキ製造社製)…84部
・水…10部
実施例1の[G液]を下記[J液]に変えた点以外は、実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを得た。
[J液]
・プラスチック球状中空粒子A(アクリロニトリル/メタクリロニトリル共重合体)
(固形分濃度33%、平均粒子径3.0μm、中空率91%)…22部
・感圧粘着剤アクリルエマルジョン(固形分60%、東洋インキ製造社製)…15部
・水…10部
実施例1の[G液]を下記[K液]に変えた点以外は、実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを得た。
[K液]
・プラスチック球状中空粒子A(アクリロニトリル/メタクリロニトリル共重合体)
(固形分濃度33%、平均粒子径3.0μm、中空率91%)…22部
・感圧粘着剤アクリルエマルジョン(固形分60%、東洋インキ製造社製)…12部
・水…65部
実施例1の[G液]を下記[L液]に変えた点以外は、実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを得た。
[L液]
・プラスチック球状中空粒子A(アクリロニトリル/メタクリロニトリル共重合体)
(固形分濃度33%、平均粒子径3.0μm、中空率91%)…23部
・感圧粘着剤アクリルエマルジョン(固形分60%、東洋インキ製造社製)…10部
・水…67部
実施例1の[G液]を下記[M液]に変えた点以外は、実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを得た。
[M液]
・プラスチック球状中空粒子B(アクリロニトリル/メタクリロニトリル共重合体)
(固形分濃度41%、平均粒子径3.2μm、中空率70%)…16部
・感圧粘着剤アクリルエマルジョン(固形分60%、東洋インキ製造社製)…22部
・水…62部
実施例1の[G液]を下記[N液]に変えた点以外は、実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを得た。
[N液]
・プラスチック球状中空粒子C(アクリロニトリル/メタクリロニトリル共重合体)
(固形分濃度40%、平均粒子径1.5μm、中空率50%)…17部
・感圧粘着剤アクリルエマルジョン(固形分60%、東洋インキ製造社製)…22部
・水…61部
実施例1の[G液]を下記[O液]に変えた点以外は、実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを得た。
[O液]
・カオリン(エンゲルハード社製、ウルトラホワイト90)…17部
・感圧粘着剤アクリルエマルジョン(固形分60%、東洋インキ製造社製)…28部
・水…55部
実施例1の[G液]を下記[P液]に変えた点以外は、実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを得た。
[N液]
・炭酸カルシウム(白石工業社製、ツネックスE)…17部
・感圧粘着剤アクリルエマルジョン(固形分60%、東洋インキ製造社製)…28部
・水…55部
実施例1の[G液]の感圧粘着剤アクリルエマルジョンを2−エチルヘキシルアクリレート/メチルメタアクリレート/スチレンの共重合体(SE−4040、固形分55%、昭和高分子製)に変えた点以外は、実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを得た。
実施例1の[G液]の感圧粘着剤アクリルエマルジョンを酢酸ビニル/エチレン/アクリル共重合体(S−900、固形分50%、住友化学社製)に変えた点以外は、実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを得た。
粘着アンダーコート層を塗布しない点以外は、実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを得た。
粘着アンダーコート層にフィラーを添加しない点以外は、実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを得た。
バックコート層を塗布しない点以外は、実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを得た。
<粘着力試験>
感熱記録用粘着ラベルを2.5cm×10cmの長方形にカットし、被着体(SUS板及びダンボール)に加圧2kgのゴムローラーで長手方向に貼り付けて、30分後に剥離角度180度、剥離速度300mm/minの条件で剥離させた。その時の粘着力をフォースゲージで測定し、0.1秒間隔でデータを読み取り平均化した数値を求めた。なお、この試験は常温環境(23℃50%RH)環境下で実施した。
<動的発色特性試験>
松下電子部品社製サーマルヘッドを備えた大倉電機社製感熱紙発色性試験装置を用い、印加電力:0.45W/dot、ライン周期:8ms/line、パルス幅0.8msの条件で印字し、印字濃度をマクベス濃度計RD−914で測定した。
<生保存後の動的発色特性試験>
感熱記録用粘着ラベルを40℃90%RHの環境下で1週間保管した。その後、上記の動的発色特性試験と同様の方法で、動的発色特性試験を実施し、次の式により減感率を算出した。
減感率(%)=(40℃90%RHで1週間保管後の濃度/初期の濃度)×100
Claims (6)
- 支持体の表面に、ロイコ染料及び顕色剤を主成分とする感熱記録層が形成され、支持体の裏面にバックコート層、粘着剤層及び剥離紙を順次積層した感熱記録用粘着ラベルにおいて、バックコート層と粘着剤層の間に、熱可塑性樹脂を主体とし、フィラーを含有する粘着アンダーコート層を設けたことを特徴とする感熱記録用粘着ラベル。
- 前記フィラーがプラスチック球状中空粒子(中空フィラー)であることを特徴とする請求項1記載の感熱記録用粘着ラベル。
- 前記中空フィラーの中空率が50〜98%であることを特徴とする請求項2記載の感熱記録用粘着ラベル。
- 前記フィラーの含有率が、熱可塑性樹脂100重量部に対して2〜100重量部であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の感熱記録用粘着ラベル。
- 前記粘着アンダーコート層の熱可塑性樹脂がアクリル酸エステル共重合体であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の感熱記録用粘着ラベル。
- 前記粘着剤層及び粘着アンダーコート層がカーテン塗工方式で塗工されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の感熱記録用粘着ラベル。
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