JP2009189108A - スイッチング電源 - Google Patents

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Abstract

【課題】電流共振型のスイッチング電源で、スタンバイ時の電力消費を抑制し、また、誤動作なくバースト動作で制御できるようにする。
【解決手段】 バーストモードの動作の開始時には、MOS−FET430をオンし、発振動作が停止させ、電源制御がオープンになり、二次側FB端子の電圧が所定のリファレンス電圧より高くなると、MOS−FET430がオフさせ、発振動作が開始させる制御を繰り返す。発振動作を再開させるとき、MOS−FET410がオンして、ソフトスタートの時間を速くする。スタンバイ時には、間欠動作となるので、消費電力の低減が図れる。スタンバイ時にも、FB端子の電圧を検出しているため、出力電圧を所望の電圧に維持できる。バーストモードはFB端子の電圧検出であり、通常の動作時には、FB端子からの電流検出であるので、誤動作が防げ、信頼性が向上する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電流共振型のスイッチング電源に関するもので、特に、スタンバイ時の消費電力の軽減に係わる。
図8に示すように、電流共振型のスイッチング電源は、ハイサイド側のスイッチング用のMOS−FET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)501と、ローサイド側のスイッチング用のMOS−FET502と、共振コンデンサ503と、トランス504と、出力整流用のダイオード505、506とを有し、トランス504の一次側の巻線をMOS−FET501及び502でスイッチングし、二次側巻線からの出力を、ダイオード505、506で整流して、取り出している。
このような電流共振型のスイッチング電源は、回路を流れる電流が正弦波となるので、輻射ノイズの発生が小さく、また、疑似共振型のスイッチング電源と比べて高効率である。
ところが、従来の電流共振型のスイッチング電源は、負荷が小さくなると、二次側で出力する電流に対する励磁電流の割合が大きくなり、効率が低下する。このため、電子機器のスタンバイ時の消費電力が大きくなるという問題が生じてくる。
すなわち、電流共振型のスイッチング電源では、二次側に伝えるエネルギーとなる電流の他に、共振により一次側だけを流れている励磁電流が流れる。この共振による励磁電流は、負荷で消費される電流に係わらず流れ続ける。したがって、軽負荷のときには、共振による励磁電流による効率の低下が相対的に大きくなる。
電子機器では、スタンバイ時に、最低限の回路以外への電流の供給が停止され、軽負荷となる。このとき、電流共振型のスイッチング電源を用いた電子機器では、共振による励磁電流が流れ続け、スタンバイ時の消費電力が大きくなるという問題を生じさせる。
そこで、従来、例えば特許文献1に示されるように、軽負荷か重負荷かを検出し、軽負荷か重負荷かに応じて、スイッチング用のMOS−FETのオン期間を制御して、二次側巻線の検出電流に応じて、効率の低下を防ぐようにしたものが提案されている。
特開2002−176771号公報
上述のように、従来の電流共振型のスイッチング電源は、輻射ノイズの発生が少ないが、軽負荷時の効率が悪く、スタンバイ時の電力消費が大きくなるという問題が生じる。
特許文献1に示されるものでは、二次側巻線の検出電流に応じて、スイッチング用のMOS−FETのオン期間を制御しているが、この構成では、スタンバイ時に、バースト周波数に制限があるため、スタンバイ時の電力消費の低減に限界がある。
そこで、本発明は、上述の課題を鑑みてなされたものであり、電流共振型のスイッチング電源において、スタンバイ時の電力消費を抑制でき、また、スタンバイ時に誤動作なくバースト動作に制御できるようにしたスイッチング電源を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するために、以下の事項を提案している。
(1)本発明は、電流共振型のスイッチング電源において、発振器を連続的に動作させて電源制御を行う通常モードと、前記発振器を間欠的に動作させて電源制御を行うバーストモードとを設定する設定手段と、前記バーストモードに設定されると、二次側の出力電圧を検出し、前記二次側の出力電圧が低下したときに、前記スイッチングパルスの発振器の発振動作を開始させ、前記二次側の出力電圧が復帰したときに、前記スイッチングパルスの発振器の発振動作を停止させるバースト動作設定手段と、を備えるようにしたことを特徴とするスイッチング電源を提案している。
この発明によれば、二次側の出力電圧を検出することで、電源制御を間欠的に停止させているので、スタンバイ時の消費電力の低減を図ることができる。
(2)本発明は、(1)のスイッチング電源について、前記バースト動作設定手段が、フィードバック電圧を第1の閾値と比較する第1の比較手段と、前記フィードバック電圧を第2の閾値と比較する第2の比較手段とを備え、前記二次側の出力電圧が低下して前記フィードバック電圧が前記第1の閾値まで上昇したときに、前記スイッチングパルスの発振器の動作を開始させ、前記二次側の出力電圧が復帰して前記フィードバック電圧が前記第2の閾値まで下降したときに、前記スイッチングパルスの発振器の動作を停止させることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源を提案している。
この発明によれば、フィードバック電圧を検出することにより、二次側の出力電圧を検出して、電源制御を間欠的に停止させることができる。
(3)本発明は、(1)のスイッチング電源について、前記バーストモードでスイッチングパルスの発振器の動作を開始させるときに、ソフトスタート時間を通常の起動時より短くすることを特徴とするスイッチング電源を提案している。
この発明では、バーストモードでスイッチングパルスの発振器の動作を開始させるときに、ソフトスタート時間を通常の起動時より短くするようにしている。したがって、スイッチングパルスの発振器の動作を開始させるときに、ソフトスタート時間が通常の起動時より短くすることで、効率の改善を図ることができる。
本発明によれば、二次側のフィードバック電圧を検出することで、電源制御を間欠的に停止させているので、スタンバイ時の消費電力の低減を図ることができるという効果がある。また、発振器の動作を停止しているときにも、二次側のフィードバック電圧を検出することで、出力電圧を所望の電圧に設定することができるという効果がある。さらに、スイッチングパルスの発振器の動作を開始させるときに、ソフトスタート時間が通常の起動時より短くすることで、効率の改善を図ることができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<スイッチング電源の構成>
図1は、本発明が適用できるスイッチング電源の一例である。
図1において、電源入力端子1aと電源入力端子1bとの間に、平滑コンデンサ2が接続される。電源入力端子1aは、入力電源ライン3に接続される。電源入力端子1bは接地される。入力電源ライン3と接地間に、MOS−FET11と、MOS−FET12とが直列に接続される。
MOS−FET11とMOS−FET12との接続点がトランス4の一次側巻線Np1の一端に接続される。トランス4の一次側巻線Np1の他端は、共振コンデンサ5、抵抗6を介して接地される。
MOS−FET11のゲートには、電源制御回路7のVGH端子から、ハイサイド側のスイッチングパルスVGHが供給される。MOSFET−12のゲートには、電源制御回路7のVGL端子から、ローサイド側のスイッチングパルスVGLが供給される。MOS−FET11とMOSFET−12との接続点は、電源制御回路7のVs端子に接続される。
入力電源ライン3と接地間に、抵抗8と抵抗9との直列接続が接続される。抵抗8と抵抗9との接続点からの入力検出電圧が電源制御回路7のVsen端子に供給される。
トランス4の二次側巻線Ns1の一端は、ダイオード13のアノードに接続される。トランス4の二次側巻線Ns2の一端は、ダイオード14のアノードに接続される。ダイオード13のカソードとダイオード14のカソードとが出力電源ライン15に接続される。
トランス4の二次側巻線Ns1とNs2との接続点は、出力電源ライン16に接続される。出力電源ライン15と出力電源ライン16との間に、平滑コンデンサ17が接続される。出力電源ライン15と出力電源ライン16との間に、負荷回路20が接続される。
出力電源ライン15と出力電源ライン16との間の出力は、出力検出回路21で検出される。出力検出回路21からの検出出力は、フォトカップラ22を介して、電源制御回路7のFB端子にフィードバックされる。
また、電源制御回路7のCt端子と接地間には、発振調整用のコンデンサ23が接続される。電源制御回路7のRt端子と接地間には、発振調整用の抵抗24が接続される。電源制御回路7のGND端子は接地される。電源制御回路7のSS端子と接地間に、コンデンサ25が接続される。
かかるスイッチング電源では、電源制御回路7のVGH端子及びVGL端子から、ハイサイド側のMOSFET−11及びローサイド側のMOSFET−12に対するスイッチングパルスVGH及びVGLが出力される。このスイッチングパルスVGH及びVGLにより、ハイサイド側のMOSFET11及びローサイド側のMOSFET12が交互にスイッチングされ、トランス4の一次側巻線Np1に電磁エネルギーが蓄えられ、この電磁エネルギーが二次側巻線Ns1、Ns2に伝えられる。
トランス4の二次側の出力は、ダイオード13、14で整流され、負荷回路20に送られる。また、トランス4の二次側の出力電圧は、出力検出回路21で検出される。この検出出力は、フォトカップラ22を介して、電源制御回路7のFB端子にフィードバックされる。電源制御回路7では、このFB端子にフィードバックされてきた検出電流に基づいて、スイッチングパルスの周波数が制御される。
<電源制御回路の構成>
図2は、上述のスイッチング電源回路の電源制御回路7の構成を示すものである。
電源制御回路7は集積回路化されており、図2に示すように、発振器101と、ソフトスタート回路102と、OCP回路103と、電圧検出回路104と、制御回路105とを含んでいる。
発振器101は、FB端子の検出出力に応じた発振周波数で、スイッチングパルスを生成するための信号を発振している。この発振器101の時定数は、Ct端子に接続される抵抗と、RT端子に接続されるコンデンサにより設定できる。
ソフトスタート回路102は、SS端子の電圧により、発振器101の発振周波数を高い周波数から徐々に低い周波数に設定して、ソフトスタートを行っている。ソフトスタート回路102の時定数は、SS端子に接続されるコンデンサにより設定できる。
OCP回路103は、スイッチング用のMOS−FETに流れる電流を検出している。電圧検出回路104は、Vsen端子の電圧に応じて、発振器101の動作をオン/オフさせている。制御回路105は、発振器101の信号から、スイッチングパルスVGH及びVGLを生成している。
<発振器の構成>
図3は、上述のスイッチング電源回路の電源制御回路7における発振器101の基本構成を示すものである。
図1に示したように、電源制御回路7のCt端子にはコンデンサ23が接続され、Rt端子には、抵抗24が接続されている。また、FB端子には、フォトカップラ22が接続されている。
図3において、演算増幅器201はボルテージフォロワ回路を構成しており、演算増幅器201の非反転入力には、トランジスタ202のベースが接続されると共に、基準電源200が接続される。トランジスタ202のエミッタに、FB端子が接続される。演算増幅器201の出力端に、トランジスタ203のベースが接続される。
演算増幅器201と、演算増幅器201の非反転入力側のトランジスタ202と、演算増幅器201の出力側のトランジスタ203と、カレントミラー回路を構成するトランジスタ204及び205と、カレントミラー回路を構成するトランジスタ206及び207とからなる回路により、フォトカップラ22からの検出電流に応じた充電電流が形成される。この充電電流により、Ct端子に接続されたコンデンサ23が充電され、Ct端子の電圧が上昇していく。このときの時定数は、端子Rtに接続された抵抗24の抵抗値と、端子Ctに接続されたコンデンサ23の静電容量により設定できる。
Ct端子の電圧は、コンパレータ211及び212により検出される。コンパレータ211には、例えば3.0Vのリファレンス電圧が供給される。コンパレータ212には、例えば1.5Vのリファレンス電圧が供給される。
フォトカップラ22からの検出電流に応じた充電電流によりコンデンサ23が充電され、Ct端子の電圧は、図4(A)に示すように、上昇していく。Ct端子の電圧が例えば3.0Vを越えると、図4(B)に示すように、コンパレータ211の出力がハイレベルになる。
コンパレータ211の出力は、RSフリップフロップ213のセット入力に供給され、Ct端子の電圧が例えば3.0Vを越えてコンパレータ211の出力がハイレベルになると、図4(D)に示すように、RSフリップフロップ213がセットされる。
RSフリップフロップ213の出力は、カウンタ214のCLK端子に供給されると共に、抵抗218を介して、トランジスタ215のベースに供給される。
Ct端子の電圧が例えば3.0Vを越えてコンパレータ211の出力がハイレベルになると、図4(D)に示すように、RSフリップフロップ213がセットされ、トランジスタ215がオンする。これにより、電流源217により、コンデンサ23の電荷が放電され、図4(A)に示すように、Ct端子の電圧が下降していく。
Ct端子の電圧が例えば1.5Vより下がると、図4(C)に示すように、コンパレータ212の出力がハイレベルになり、RSフリップフロップ213がリセットされる。RSフリップフロップ213がリセットされると、トランジスタ215がオフする。これにより、図4(A)に示すように、コンデンサ23に充電電流が流れ、Ct端子の電圧が上昇していく。以下、同様の動作が繰り返される。
また、RSフリップフロップ213の出力は、カウンタ214のCLK端子に供給される。カウンタ214のビットQA(最下位ビット)の出力は、RSフリップフロップ221のセット入力に供給されると共に、インバータ216を介して、RSフリップフロップ222のセット入力に供給される。RSフリップフロップ221及び222のリセット入力には、RSフリップフロップ213の出力が供給される。
RSフリップフロップ213の出力により、図4(E)に示すようなタイミングで、カウンタ214のビットQAの出力が変化する。カウンタ214のビットQAの出力がハイレベルに変化するタイミングで、図4(F)に示すように、RSフリップフロップ221の出力がハイレベルになる。RSフリップフロップ221は、RSフリップフロップ213の出力(図4(D))でリセットされる。このRSフリップフロップ221の出力は、ハイサイド側のスイッチングパルスVGHとして出力される。
また、カウンタ214のビットQAの出力がローレベルに変化するタイミングで、図4(G)に示すように、RSフリップフロップ222の出力がハイレベルになる。RSフリップフロップ222は、RSフリップフロップ213の出力(図4(D))でリセットされる。このRSフリップフロップ222の出力は、ローサイド側のスイッチングパルスVGLとして出力される。
以下、上述の動作が繰り返されることで、図4(F)及び図4(G)に示すように、MOS−FET11及び12に対するスイッチングパルスVGH及びVGLが出力される。
図5は、本発明の実施形態を示すものである。
図5に示す本発明の実施形態は、上述のスイッチング電源において、スタンバイ時にスイッチング電源をバーストモードで動作させて、消費電力の低減を図るような、バースト動作設定回路として用いられる。
図5において、バーストオン/オフ端子401と接地間には、スイッチ402が設けられる。スイッチ402の一端は、電源と接地間に設けられた抵抗405とツェナダイオード406の接続点に接続される。
抵抗405とツェナダイオード406との接続点の出力は、インバータ407で反転されて、ANDゲート408の一方の入力端に供給されると共に、ANDゲート409の一方の入力端に供給される。また、この出力は、MOS−FET410のゲートに供給される。
スイッチ402は、通常モードでの動作時にはオフされ、バーストモードでの動作時には、オンされる。このバーストモードのオン/オフ信号は、例えば、電子機器の内部の制御信号から取り出される。
例えば、電子機器がスタンバイ状態となると、バーストオン/オフ信号(図6(A))がローレベルになる。このバーストオン/オフ信号は、インバータ407で反転され、インバータ407からは、図6(B)に示すような信号が出力される。
MOS−FET430は、図2に示した電源制御回路7のVsen端子と接地間に設けられている。Vsen端子は、電源制御回路7の電圧検出回路104に接続されており、MOS−FET430のゲートにハイレベルが供給され、MOS−FET430がオンすると、電源制御回路7の発振器101(図2参照)の発振動作が停止される。
電源制御回路7のFB端子と接地間には、抵抗416とフォトカップラ22とが接続される。抵抗416とフォトカップラ22との接続点と接地間に、抵抗417と抵抗418とが接続される。抵抗417と抵抗418との接続点と接地間に、コンデンサ419が接続される。
抵抗417と抵抗418との接続点の出力がコンパレータ420の一方の入力に供給されると共に、コンパレータ421の一方の入力に供給される。
コンパレータ420の他方の入力には、例えば3.2Vのリファレンス電圧(第1の閾値)が供給される。コンパレータ420の出力は、Dフリップフロップ415のCLK端子に供給される。Dフリップフロップ415のD端子には、ハイレベルが供給される。
コンパレータ421の他方の入力には、例えば2.6Vのリファレンス電圧(第2の閾値)が供給される。コンパレータ421の出力は、ANDゲート408の他方の入力に供給される。
バーストモードの動作の開始時には、インバータ407の出力がハイレベルとなり、ANDゲート409の出力がハイレベルになり、MOS−FET430がオンし、電源制御回路7の発振器101の発振動作が停止される。
電源制御回路7の発振器101の発振動作が停止されると、電源制御がオープンになり、二次側の出力電圧が下降する。二次側の出力電圧が下降するに従って、図6(C)に示すように、FB端子のフィードバック電圧が上昇していく。
FB端子の電圧(図6(C))が所定のリファレンス電圧(例えば3.2V)より高くなると、図6(D)に示すように、コンパレータ420の出力はハイレベルになる。
コンパレータ420の出力が立ち上がると、Dフリップフロップ415にハイレベルが取り込まれ、Dフリップフロップ415の反転出力は、ローレベルになる。
Dフリップフロップ415の反転出力がローレベルになると、ANDゲート409の出力はローレベルとなり、MOS−FET430がオフし、電源制御回路7の発振器101の発振動作が再開される。
このとき、インバータ407の出力はハイレベルなので、MOS−FET410がオンし、コンデンサ25の充電時間が速くなり、ソフトスタートの時間が速くなる。
つまり、コンデンサ25は、ソフトスタート用のコンデンサである。図2に示したように、SS端子は、電源制御回路7のソフトスタート回路102に接続されている。通常のスタート時には、図6(B)に示すように、インバータ407の出力はローレベルであり、MOS−FET410はオフしている。このときには、電流源412からの電流がソフトスタート用のコンデンサ25の充電電流となる。
バーストモードで発振動作を再開させるときには、図6(B)に示すように、インバータ407の出力はハイレベルになる。このため、MOS−FET410がオンする。MOS−FET410がオンすると、電流源411の電流と、電流源412からの電流とがソフトスタート用のコンデンサ25の充電電流となる。このため、コンデンサ25の充電時間が速くなり、ソフトスタートの時間が速くなる。
図5において、発振器101の発振動作が開始すると、二次側の出力電圧が上昇し、図6(C)に示すように、FB端子の電圧が下降していく。
FB端子の電圧が2.6V以下まで下降すると、図6(E)に示すように、コンパレータ421の出力がローレベルになる。このため、図6(F)に示すように、ANDゲート408の出力がローレベルになる。これにより、Dフリップフロップ415がクリアされる。
Dフリップフロップ415がクリアされると、Dフリップフロップ415の反転出力がハイレベルになり、図6(G)に示すように、ANDゲート409の出力はハイレベルになる。ANDゲート409の出力がハイレベルとなると、MOS−FET430がオンし、電源制御回路7の発振器101の発振動作が停止される。
以下、同様に、バーストモードでの動作時には、FB端子の電圧が2.6Vより下がると、電源制御回路7の発振器101の発振動作が停止され、FB端子の電圧が3.2Vを越えると、電源制御回路7の発振器101の発振動作が再開する動作が繰り返される。発振動作を再開させるときには、MOS−FET410をオンさせて、ソフトスタートの起動時間を短くするようにしている。
以上説明したように、本発明の実施形態では、バーストモードでの動作時には、二次側の出力電圧が低下して、FB端子の電圧が第1の閾値である3.2Vまで上昇したら、発振器101の動作を開始させ、二次側の出力電圧が復帰して、FB端子の電圧が第2の閾値2.6Vまで下降したら、発振器101の動作を停止させる動作を繰り返すようにしている。このように、本発明の実施の形態では、スタンバイ時には、バーストモードに設定して、発振器101を間欠的に停止させているので、スタンバイ時の消費電力の低減を図ることができる。また、スタンバイ時にも、FB端子の電圧を検出しているため、出力電圧を所望の電圧に維持できる。
なお、電源制御回路7の発振器101の発振動作が動作し、通常の電源制御動作を行っているときには、FB端子からの電流を検出して制御を行っている。通常の動作時には、FB端子からの電流検出であるから、FB端子の電圧変化で誤動作することはない。したがって、本発明の実施形態では、誤動作が防げ、信頼性が向上する。
また、上述のように、発振動作を再開させるときには、MOS−FET410をオンさせて、ソフトスタートの起動時間を短くするようにしている。ソフトスタートでは、発振器101の発振周波数を高い周波数から徐々に低い周波数に設定しているが、このとき、共振外れを起こさないように、通常の起動時には、ソフトスタートの時間を長くしている。これに対して、バースト制御を行うときには、ソフトスタートの起動時間を短くしている。このため、発振している時間が短くなり、効率の改善が図れる。
<入力電力と出力電力との関係>
図7は、本発明の実施形態による効率の改善を示すグラフである。図7において、波線は通常動作での入力電力と出力電力との関係を示し、実線は、本発明の実施形態による入力電力と出力電力との関係を電力を示している。図7に示すグラフから、本発明の実施形態では、無負荷時の入力電力を0.6W程度に抑えることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本発明が適用できるスイッチング電源の一例の構成を示す接続図である。 本発明が適用できるスイッチング電源における電源制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明が適用できるスイッチング電源における電源制御回路の発振器の構成を示す接続図である。 本発明が適用できるスイッチング電源における電源制御回路の発振器の動作説明に用いるタイミング図である。 本実施形態の構成を示す接続図である。 本実施形態の説明に用いる波形図である。 本実施形態の効果を示すグラフである。 従来のスイッチング電源の説明に用いる接続図である。
符号の説明
1a,1b 電源入力端子
2 平滑コンデンサ
4 トランス
5 共振コンデンサ
7 電源制御回路
17 平滑コンデンサ
20 負荷回路
21 出力検出回路
22 フォトカップラ
101 発振器
102 ソフトスタート回路
402 スイッチ
411、412 電流源
420、421 コンパレータ

Claims (3)

  1. 電流共振型のスイッチング電源において、
    発振器を連続的に動作させて電源制御を行う通常モードと、前記発振器を間欠的に動作させて電源制御を行うバーストモードとを設定する設定手段と、
    前記バーストモードに設定されると、二次側の出力電圧を検出し、前記二次側の出力電圧が低下したときに、前記スイッチングパルスの発振器の発振動作を開始させ、前記二次側の出力電圧が復帰したときに、前記スイッチングパルスの発振器の発振動作を停止させるバースト動作設定手段と、
    を備えるようにしたことを特徴とするスイッチング電源。
  2. 前記バースト動作設定手段が、フィードバック電圧を第1の閾値と比較する第1の比較手段と、
    前記フィードバック電圧を第2の閾値と比較する第2の比較手段とを備え、
    前記二次側の出力電圧が低下して前記フィードバック電圧が前記第1の閾値まで上昇したときに、前記スイッチングパルスの発振器の動作を開始させ、前記二次側の出力電圧が復帰して前記フィードバック電圧が前記第2の閾値まで下降したときに、前記スイッチングパルスの発振器の動作を停止させることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源。
  3. 前記バーストモードでスイッチングパルスの発振器の動作を開始させるときに、ソフトスタート時間を通常の起動時より短くすることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源。
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