JP5384973B2 - スイッチング電源 - Google Patents

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Description

本発明は電流共振型のスイッチング電源に関し、特に、スタンバイ時の消費電力の軽減を実現するスイッチング電源に関する。
図11に示すように、電流共振型のスイッチング電源は、ハイサイド側のスイッチング用のMOS−FET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)501と、ローサイド側のスイッチング用のMOS−FET502と、共振コンデンサ503と、トランス504と、出力整流用のダイオード505、506とを有し、トランス504の一次側の巻線をMOS−FET501及び502でスイッチングし、二次側巻線からの出力を、ダイオード505、506で整流して、取り出している。
このような電流共振型のスイッチング電源は、疑似共振型のスイッチング電源と比べて高効率である。つまり、図12は、電流共振型のスイッチング電源と、疑似共振型のスイッチング電源との効率を比較したものであり、図12において、横軸は負荷を示し、縦軸は効率を示している。図12に示すグラフからわかるように、電流共振型のスイッチング電源は、疑似共振型のスイッチング電源に比べて、高効率である。
ところが、電流共振型のスイッチング電源は、負荷が小さくなると、二次側で出力する電流に対する励磁電流の割合が大きくなり、効率が低下する。
すなわち、電流共振型のスイッチング電源では、二次側に伝えるエネルギーとなる電流の他に、共振により一次側だけを流れている励磁電流が流れる。この共振による励磁電流は、負荷で消費される電流に係わらず流れ続ける。したがって、軽負荷のときには、共振による励磁電流による効率の低下が大きくなる。
また、一般的な電流共振型のスイッチング電源では、ハイサイド側のスイッチング用のMOS−FET501がオンになる期間と、ローサイド側のスイッチング用のMOS−FET502がオンになる期間が等しくなるように設定されている。この場合には、上述のように、電流共振型のスイッチング電源では、負荷が小さくなると、二次側で出力する電流に対する励磁電流の割合が大きくなり、効率が低下するという問題が生じる。
そこで、従来、例えば特許文献1及び特許文献2に示されるように、軽負荷か重負荷かを検出し、軽負荷か重負荷かに応じて、スイッチング用のMOS−FETのオン期間を制御して、二次側巻線の出力に応じて、効率の低下を防ぐようにしたものが提案されている。すなわち、通常時には、ハイサイド側のMOS−FETとローサイド側のMOS−FETのオン期間が等しくなるように制御し、軽負荷時には、ハイサイド側のMOS−FETのオン期間を短く、ローサイド側のMOS−FETのオン期間を長くして、共振の励磁電流による効率の低下を防ぐようにする。
一般的な電子機器では、スタンバイ時に、最低限の回路以外への電流の供給が停止され、軽負荷となる。このとき、電流共振型のスイッチング電源を用いた電子機器では、共振による励磁電流が流れ続け、スタンバイ時の消費電力が大きくなるという問題を生じさせる。
こうした問題を解決するために、スタンバイ時に発振器を間欠動作させる方法が考えられる。図8は、上記の方法を実現するための発振器の基本構成を示すものである。
図8において、演算増幅器301はボルテージフォロワ回路を構成しており、演算増幅器301の非反転入力には、トランジスタ302のベースが接続されると共に、基準電源300が接続されており、トランジスタ302のエミッタには、FB端子が接続されている。また、演算増幅器301の出力端に、トランジスタ303のベースが接続されている。
演算増幅器301と、演算増幅器301の非反転入力側のトランジスタ302と、演算増幅器301の出力側のトランジスタ303と、カレントミラー回路を構成するトランジスタ304及び305と、同様に、カレントミラー回路を構成するトランジスタ306及び307とからなる回路により、フォトカプラ22からの検出電流に応じた充電電流が形成される。この充電電流により、Ct端子に接続されたコンデンサ23が充電され、Ct端子の電圧が上昇していく。このときの時定数は、端子Rtに接続された抵抗24の抵抗値と、端子Ctに接続されたコンデンサ23の静電容量により設定できる。
Ct端子の電圧は、コンパレータ311及び312により検出される。コンパレータ311には、例えば3.0Vのリファレンス電圧が供給される。また、コンパレータ312には、例えば1.5Vのリファレンス電圧が供給される。
フォトカプラ22からの検出電流に応じた充電電流によりコンデンサ23が充電され、Ct端子の電圧は、図9(A)に示すように、上昇していく。Ct端子の電圧が例えば3.0Vを越えると、図9(B)に示すように、コンパレータ311の出力がハイレベルになる。
コンパレータ311の出力は、RSフリップフロップ313のセット入力に供給され、Ct端子の電圧が例えば3.0Vを越えてコンパレータ311の出力がハイレベルになると、図9(D)に示すように、RSフリップフロップ313がセットされる。
RSフリップフロップ313の出力は、カウンタ314のCLK端子に供給されると共に、抵抗318を介して、トランジスタ315のベースに供給される。
Ct端子の電圧が例えば3.0Vを越えてコンパレータ311の出力がハイレベルになると、図9(D)に示すように、RSフリップフロップ313がセットされ、トランジスタ315がオンする。これにより、電流源317により、コンデンサ23の電荷が放電され、図6(A)に示すように、Ct端子の電圧が下降していく。
Ct端子の電圧が例えば1.5Vより下がると、図9(C)に示すように、コンパレータ312の出力がハイレベルになり、RSフリップフロップ313がリセットされる。RSフリップフロップ313がリセットされると、トランジスタ315がオフする。これにより、図9(A)に示すように、コンデンサ23に充電電流が流れ、Ct端子の電圧が上昇していく。以下、同様の動作が繰り返される。
また、RSフリップフロップ313の出力は、カウンタ314のCLK端子に供給される。カウンタ314のビットQA(最下位ビット)の出力は、RSフリップフロップ321のセット入力に供給されると共に、インバータ316を介して、RSフリップフロップ322のセット入力に供給される。RSフリップフロップ321及び322のリセット入力には、RSフリップフロップ313の出力が供給される。
RSフリップフロップ313の出力により、図9(E)に示すようなタイミングで、カウンタ314のビットQAの出力が変化する。カウンタ314のビットQAの出力がハイレベルに変化するタイミングで、図9(F)に示すように、RSフリップフロップ321の出力がハイレベルになる。RSフリップフロップ321は、RSフリップフロップ313の出力(図9(D))でリセットされる。このRSフリップフロップ321の出力は、ハイサイド側のスイッチングパルスVGHとして出力される。
また、カウンタ314のビットQAの出力がローレベルに変化するタイミングで、図9(G)に示すように、RSフリップフロップ322の出力がハイレベルになる。RSフリップフロップ322は、RSフリップフロップ313の出力(図9(D))でリセットされる。このRSフリップフロップ322の出力は、ローサイド側のスイッチングパルスVGLとして出力される。
以下、上述の動作が繰り返されることで、図9(F)及び図9(G)に示すように、MOS−FET11及び12に対するスイッチングパルスVGH及びVGLが出力される。
特開2006−204044号公報 特開2001−333576号公報
しかしながら、上記の方法によって、スタンバイモード時の無負荷状態における入力電力を低減することは可能であるが、無負荷時における消費電力は、依然として、無視できないレベルにあり、さらなる電力の抑制が求められる。
また、発振器の間欠動作時には、図10に示すように、発振時にメインスイッチであるMOS−FETのドレイン電流が大きくなるため、トランスの鳴きなどが発生する恐れがあるという問題がある。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、スタンバイモード時における更なる電力の抑制を実現するとともに、発振器の間欠動作時におけるトランスの鳴き等を防止するスイッチング電源を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の事項を提案している。
(1)本発明は、電流共振型のスイッチング電源において、発振器を連続的に動作させて電源制御を行う通常モードと、前記発振器を間欠的に動作させて電源制御を行うバーストモードとを設定する設定手段と、前記バーストモードに設定したときに、二次側の出力電圧を検出し、前記二次側の出力電圧が低下すると、前記スイッチングパルスの発振器の発振動作を開始させ、前記二次側の出力電圧が復帰すると、前記スイッチングパルスの発振器の発振動作を停止させるバースト動作設定手段と、スイッチングトランジスタに流れる電流の位相を検出して予め任意に設定した基準により、重負荷か軽負荷かを判別する判別手段と、を備え、前記スイッチングトランジスタに流れる電流の位相から軽負荷と判別されたときに、前記バーストモードに設定するとともに、ハイサイド側のスイッチングトランジスタのオン期間の幅と、ローサイド側のスイッチングトランジスタのオン期間の幅とが非対称となるようなスイッチングを行うことを特徴とするスイッチング電源を提案している。
この発明によれば、スイッチングトランジスタに流れる電流の位相から、重負荷か軽負荷を判別して、通常動作モードかスタンバイモードかを判定し、スタンバイモードであるときに、発振器をバースト動作に設定するとともに、ハイサイド側のスイッチングトランジスタのオン期間の幅と、ローサイド側のスイッチングトランジスタのオン期間の幅とが非対称となるようなスイッチングを行う。これにより、バースト動作では、出力電圧が設定値まで達していないため、ローサイド側のスイッチングトランジスタのオン幅はソフトスタート期間を通過して最低発振周波数まで低下し、ハイサイド側の上下のスイッチングトランジスタのオン幅小さくなる。これにより、入力からのエネルギーが小さくなる。また、入力からのエネルギーが小さくなることから、スイッチングトランジスタのドレイン電流ピークが低減でき、トランスの鳴きを抑制することができる。
(2)本発明は、(1)のスイッチング電源について、前記判別手段が、発振出力の所定のタイミングで、前記スイッチングトランジスタに流れる電流が正方向か負方向かを検出して、前記スイッチングトランジスタに流れる電流の位相を判別することを特徴とするスイッチング電源を提案している。
この発明によれば、発振出力の所定のタイミングで、スイッチングトランジスタに流れる電流が正方向か負方向かを検出することで、スイッチングトランジスタに流れる電流の位相を検出し、重負荷か軽負荷かを確実に検出できる。
(3)本発明は、(1)のスイッチング電源について、前記スイッチングトランジスタに流れる電流の位相から軽負荷と判別されたときに、ローサイド側のスイッチングトランジスタを最低周波数で最大のオン幅まで広げることを特徴とするスイッチング電源を提案している。
この発明によれば、軽負荷時に、ローサイド側のスイッチングトランジスタを最低周波数で最大のオン幅まで広げることで、励磁電流による効率の低下を抑えることができる。また、スイッチングトランジスタのスイッチング周波数が低下するので、ドライブ損失及びスイッチング損失を小さくできる。
(4)本発明は、(1)のスイッチング電源について、前記バースト動作設定手段が、フィードバック電圧を第1の閾値と比較する第1の比較手段と、前記フィードバック電圧を第2の閾値と比較する第2の比較手段とを備え、前記二次側の出力電圧が低下して前記フィードバック電圧が前記第1の閾値まで上昇したときに、前記スイッチングパルスの発振器の動作を開始させ、前記二次側の出力電圧が復帰して前記フィードバック電圧が前記第2の閾値まで下降したときに、前記スイッチングパルスの発振器の動作を停止させることを特徴とするスイッチング電源を提案している。
この発明によれば、フィードバック電圧を検出することにより、二次側の出力電圧を検出して、電源制御を間欠的に停止させることができる。
(5)本発明は、(1)のスイッチング電源について、前記バーストモードでスイッチングパルスの発振器の動作を開始させるときに、ソフトスタート時間を通常の起動時より短くすることを特徴とするスイッチング電源を提案している。
この発明によれば、ソフトスタート時間を通常の起動時より短くすることにより、出力電圧の変動幅を小さくすることができる。
本発明によれば、スタンバイモード時における更なる電力の抑制を実現することができるという効果がある。また、発振器の間欠動作時におけるトランスの鳴き等を防止することができるという効果がある。
本実施形態に係るスイッチング電源の構成を示す図である。 本実施形態に係る電源制御回路の構成を示す図である。 本実施形態の構成を示す接続図である。 Rtの抵抗値とオン時間の関係を示す図である。 本実施形態に係るスイッチング波形を示す図である。 従来例に係る発振器の間欠動作時におけるメインMOS−FETのドレイン電流を示した図である。 本実施形態に係る発振器の間欠動作時におけるメインMOS−FETのドレイン電流を示した図である。 従来例に係る発振器の構成を示した図である。 図8に示す発振器の各部波形を示した図である。 従来例に係る発振器の間欠動作時におけるメインMOS−FETのドレイン電流を示した図である。 従来のスイッチング電源の説明に用いる接続図である。 従来の電流共振型のスイッチング電源の効率の説明に用いるグラフである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<スイッチング電源の構成>
図1は、本発明が適用できるスイッチング電源の一例である。
図1において、電源入力端子1aと電源入力端子1bとの間に、平滑コンデンサ2が接続され、電源入力端子1aは、入力電源ライン3に接続され、電源入力端子1bは接地されている。また、入力電源ライン3と接地間に、MOS−FET11と、MOS−FET12とが直列に接続されている。
また、MOS−FET11とMOS−FET12との接続点がトランス4の一次側巻線Np1の一端に接続されており、トランス4の一次側巻線Np1の他端は、共振コンデンサ5、抵抗6を介して接地されている。
MOS−FET11のゲートには、電源制御回路7のVGH端子から、ハイサイド側のスイッチングパルスVGHが供給される。MOSFET−12のゲートには、電源制御回路7のVGL端子から、ローサイド側のスイッチングパルスVGLが供給される。MOS−FET11とMOSFET−12との接続点は、電源制御回路7のVs端子に接続されている。
入力電源ライン3と接地間には、抵抗8と抵抗9とが直列接続されている。この抵抗8と抵抗9との接続点からの入力検出電圧が電源制御回路7のVsen端子に供給されている。
トランス4の二次側巻線Ns1の一端は、ダイオード13のアノードに接続され、トランス4の二次側巻線Ns2の一端は、ダイオード14のアノードに接続されている。また、ダイオード13のカソードとダイオード14のカソードとが出力電源ライン15に接続されている。
トランス4の二次側巻線Ns1とNs2との接続点は、出力電源ライン16に接続されており、出力電源ライン15と出力電源ライン16との間に、平滑コンデンサ17が接続されている。また、出力電源ライン15と出力電源ライン16との間に、負荷回路20が接続されている。
出力電源ライン15と出力電源ライン16との間の出力は、出力検出回路21で検出される。出力検出回路21からの検出出力は、フォトカプラ22を介して、電源制御回路7のFB端子にフィードバックされる。
また、電源制御回路7のCt端子と接地間には、発振調整用のコンデンサ23が接続される。電源制御回路7のRt端子と接地間には、発振調整用の抵抗24が接続され、電源制御回路7の接地端子GNDは接地されている。さらに、電源制御回路7のSS端子と接地間に、コンデンサ25が接続される。
本実施形態に係るスイッチング電源では、電源制御回路7のVGH端子及びVGL端子から、ハイサイド側のMOSFET−11及びローサイド側のMOSFET−12に対するスイッチングパルスVGH及びVGLが出力される。このスイッチングパルスVGH及びVGLにより、ハイサイド側のMOSFET11及びローサイド側のMOSFET12が交互にスイッチングされ、トランス4の一次側巻線Np1に電磁エネルギーが蓄えられ、この電磁エネルギーが二次側巻線Ns1、Ns2に伝えられる。
トランス4の二次側の出力は、ダイオード13,14で整流され、負荷回路20に送られる。また、トランス4の二次側の出力は、出力検出回路21で検出される。この検出出力は、フォトカプラ22を介して、電源制御回路7のFB端子にフィードバックされる。電源制御回路7では、このFB端子にフィードバックされてきた検出電流に基づいて、スイッチングパルスの周波数が制御される。
<電源制御回路の構成>
図2は、上述のスイッチング電源回路の電源制御回路7の構成を示すものである。
電源制御回路7は集積回路化されており、図2に示すように、発振器101と、ソフトスタート回路102と、OCP回路103と、電圧検出回路104と、制御回路105とを含んでいる。
発振器101は、FB端子の検出出力に応じた発振周波数で、スイッチングパルスを生成するための信号を発振している。この発振器101の時定数は、Ct端子に接続される抵抗と、RT端子に接続されるコンデンサにより設定できる。なお、発振器の構成は、従来と同様のものであってもよいし、他の構成によるものであってもよい。
ソフトスタート回路102は、SS端子の電圧により、発振器101の発振周波数を高い周波数から徐々に低い周波数に設定して、ソフトスタートを行っている。ソフトスタート回路102の時定数は、SS端子に接続されるコンデンサにより設定できる。
OCP回路103は、スイッチング用のMOS−FETを流れる電流を検出している。電圧検出回路104は、Vsen端子の電圧に応じて、発振器101の動作をオン/オフさせている。制御回路105は、発振器101の信号から、スイッチングパルスVGH及びVGLを生成している。
図3は、本発明の実施形態を示すものである。
図3に示す本発明の実施形態は、上述のスイッチング電源は、スタンバイ時にスイッチング電源をバーストモードで動作させるバースト動作設定回路および、ハイサイド側のスイッチングトランジスタのオン期間の幅と、ローサイド側のスイッチングトランジスタのオン期間の幅とが非対称となるようなスイッチングを行うスイッチング回路として機能し、スタンバイモード時の消費電力の低減を図る。
図3において、バーストオン/オフ端子201と接地間には、スイッチ202が設けられており、スイッチ202の一端は、電源と接地間に設けられた抵抗205とツェナダイオード206の接続点に接続されている。
抵抗205とツェナダイオード206との接続点の出力は、インバータ207で反転されて、ANDゲート208の一方の入力端に供給されると共に、ANDゲート209の一方の入力端に供給されている。また、この出力は、MOS−FET210のゲートに供給される。
スイッチ202は、通常モードでの動作時にはオフされ、バーストモードでの動作時には、オンされる。このバーストモードのオン/オフ信号は、MOSFET11及び12に流れる電流の位相を検出して重負荷か軽負荷かを判別することによって実現される。
例えば、電子機器がスタンバイ状態となると、バーストオン/オフ信号がローレベルになる。このバーストオン/オフ信号は、インバータ207で反転され、インバータ207から信号が出力される。
MOS−FET230は、図2に示した電源制御回路7のVsen端子と接地間に設けられている。Vsen端子は、電源制御回路7の電圧検出回路104に接続されており、MOS−FET230のゲートにハイレベルが供給され、MOS−FET230がオンすると、電源制御回路7のゲート出力VGH、VGL(図2参照)の出力が停止される。
電源制御回路7のFB端子と接地間には、抵抗216とフォトカプラ22とが接続されており、抵抗216とフォトカプラ22との接続点と接地間に、抵抗217と抵抗218とが接続されている。また、抵抗217と抵抗218との接続点と接地間に、コンデンサ219が接続されている。
そして、抵抗217と抵抗218との接続点の出力がコンパレータ220の一方の入力に供給されると共に、コンパレータ221の一方の入力に供給される。
コンパレータ220の他方の入力には、例えば3.2Vのリファレンス電圧(第1の閾値)が供給される。コンパレータ220の出力は、Dフリップフロップ215のCLK端子に供給される。Dフリップフロップ215のD端子には、ハイレベルが供給される。
コンパレータ221の他方の入力には、例えば2.6Vのリファレンス電圧(第2の閾値)が供給される。コンパレータ221の出力は、ANDゲート208の他方の入力に供給される。
VGH端子と接地間には、抵抗240とツェナダイオード241とが直列接続され、抵抗240とツェナダイオード241との接続点は、ANDゲート242の一方の入力端に供給され、ANDゲート242の他方の入力端は、インバータ207の出力端に接続されている。
ANDゲート242の出力端は、MOS−FET243のゲートに接続され、ソースは接地され、ソース−ドレイン間には、抵抗244、245が直列に接続されている。また、抵抗244、245の接続点は、電源制御回路7のRt端子に接続されている。
<スイッチング電源の動作>
次に、図2、3を用いて、本実施形態に係るスイッチング電源の動作について説明する。
まず、OCP回路103が、スイッチング用のMOS−FETを流れる電流の位相を検出して、動作モードが通常モードであるか、スタンバイモードであるかを判別する。
その結果、スタンバイモードであると判定した場合には、スイッチ202がオンし、インバータ207の入力がローレベルになると、バーストモードの動作を開始する。バーストモードの動作の開始時には、インバータ207の出力がハイレベルとなり、ANDゲート209の出力がハイレベルになり、MOS−FET230がオンし、Vsenがローレベルとなり、電源制御回路7のゲート出力VGH、VGLが停止する。
電源制御回路7のゲート出力VGH、VGLが停止されると、電源制御がオープンになり、二次側の出力電圧が下降する。二次側の出力電圧が下降するに従って、FB端子のフィードバック電圧が上昇していく。
FB端子の電圧が所定のリファレンス電圧(例えば3.2V)より高くなると、コンパレータ220の出力はハイレベルになる。
コンパレータ220の出力が立ち上がると、Dフリップフロップ215にハイレベルが取り込まれ、Dフリップフロップ215の反転出力は、ローレベルになる。
Dフリップフロップ215の反転出力がローレベルになると、ANDゲート209の出力はローレベルとなり、MOS−FET230がオフし、電源制御回路7の発振器101の発振動作が再開される。
これにより、バーストモードの動作が実行される。また、VGHの電圧がツェナダイオード241のツェナ電圧よりも高くなると、ANDゲート242の出力がハイレベルとなり、これにより、MOS−FET243がオンすることによって、抵抗244、245が並列接続となるために、Rt端子に接続される抵抗値が小さくなる。なお、Rtの値とオン時間(TON)との間には、図4に示すような関係がある。
その結果、ハイサイドのMOS−FETのオン幅が制限されて、ハイサイドのMOS−FETのオン幅とローサイドのMOS−FETのオン幅が図5に示すように、非対称になる。
このように、ハイサイドのMOS−FETのオン幅を小さくすることにより、入力からのエネルギーが小さくなるため、従来よりもさらに、スタンバイモード時の消費電力を抑制することができる。
また、図6に示すように、バーストモードの発振時には、メインMOS−FETのドレイン電流が大きくなり、トランスの鳴き等が発生する可能性があるが、上記のように、ハイサイド側のMOS−FETのオン幅を小さくすることにより、入力からのエネルギーを小さく抑えることができるため、図7に示すように、メインMOS−FETのドレイン電流のピークを低く抑えることができる。そのため、トランスの鳴き等の発生を防止することができる。
スイッチ202がオンしている場合は、インバータ207の出力はハイレベルであるため、MOS−FET210がオンし、コンデンサ25の充電時間が速くなり、ソフトスタートの時間が速くなる。
つまり、コンデンサ25は、ソフトスタート用のコンデンサであり、図2に示したように、SS端子は、電源制御回路7のソフトスタート回路102に接続されている。通常のスタート時には、インバータ207の出力はローレベルであり、MOS−FET210はオフしている。このときには、電流源212からの電流がソフトスタート用のコンデンサ25の充電電流となる。
バーストモードで発振動作を開始するときには、インバータ207の出力はハイレベルになる。このため、MOS−FET210がオンする。MOS−FET210がオンすると、電流源211の電流と、電流源212からの電流とがソフトスタート用のコンデンサ25の充電電流となる。このため、コンデンサ25の充電時間が速くなり、ソフトスタートの時間が速くなる。
図3において、図2の電源制御回路7のゲート出力VGH、VGLが出力開始すると、二次側の出力電圧が上昇し、FB端子の電圧が下降していく。
FB端子の電圧が2.6V以下まで下降すると、コンパレータ221の出力がローレベルになる。このため、ANDゲート208の出力がローレベルになる。これにより、Dフリップフロップ215がクリアされる。
Dフリップフロップ215がクリアされると、Dフリップフロップ215の反転出力がハイレベルになり、ANDゲート209の出力はハイレベルになる。ANDゲート209の出力がハイレベルとなると、MOS−FET230がオンし、電源制御回路7の発振器101の発振動作が停止される。
以下、同様に、バーストモードでの動作時には、FB端子の電圧が2.6Vより下がると、電源制御回路7のゲート出力VGH、VGLの出力が停止され、FB端子の電圧が3.2Vを越えると、電源制御回路7のゲート出力VGH、VGLの出力が再開する動作が繰り返される。あわせて、Rt端子に接続される抵抗値を変化させることによって、ハイサイド側のMOS−FETのオン幅を制限して、ハイサイド側のMOS−FETのオン幅とローサイド側のMOS−FETのオン幅とを非対称にする。
以上説明したように、本発明の実施形態では、バーストモードでの動作時には、二次側の出力電圧が低下して、FB端子の電圧が第1の閾値である3.2Vまで上昇したら、ゲート出力VGH、VGLの出力を開始させ、二次側の出力電圧が復帰して、FB端子の電圧が第2の閾値2.6Vまで下降したら、ゲート出力VGH、VGLの出力を停止させる動作を繰り返すようにしている。このように、本発明の実施の形態では、スタンバイ時には、バーストモードに設定して、発振器101を間欠的に停止させ、しかも、ハイサイド側のMOS−FETのオン幅を制限して、ハイサイド側のMOS−FETのオン幅とローサイド側のMOS−FETのオン幅とを非対称にしているため、スタンバイ時の消費電力の低減を図ることができる。また、入力からのエネルギーを小さく抑えることができるため、メインMOS−FETのドレイン電流のピークを低く抑えることができる。そのため、トランスの鳴き等の発生を防止することや、入出力ノイズを低減することができる。
なお、電源制御回路7の発振器101の発振動作が動作し、通常の電源制御動作を行っているときには、FB端子からの電流を検出して制御を行っている。通常の動作時には、FB端子からの電流検出であるから、FB端子の電圧変化で誤動作することはない。したがって、本発明の実施形態では、誤動作が防げ、信頼性が向上する。
また、上述のように、発振動作を再開させるときには、MOS−FET210をオンさせて、ソフトスタートの起動時間を短くするようにしている。ソフトスタートでは、発振器101の発振周波数を高い周波数から徐々に低い周波数に設定しているが、このとき、共振外れを起こさないように、通常の起動時には、ソフトスタートの時間を長くしている。ただし、発振周波数が高くなっている期間は、2次側に供給可能な電力も制限されるため、出力電圧の上昇が緩やかになる。これに対して、バースト制御を行うときには、ソフトスタートの起動時間を短くしている。このため、ソフトスタート時の発振周波数が高くなっている時間が短くなり、出力電圧の上昇が早くなるため、出力電圧の変動幅を小さくすることができる。
1a,1b・・・電源入力端子
2・・・平滑コンデンサ
4・・・トランス
5・・・共振コンデンサ
7・・・電源制御回路
17・・・平滑コンデンサ
20・・・負荷回路
21・・・出力検出回路
22・・・フォトカプラ
101・・・発振器
102・・・ソフトスタート回路
202・・・バーストモード切替スイッチ
207、316・・・インバータ
220、221、311、312・・・コンパレータ
215・・・フリップフロップ
243・・・MOS−FET
244・・・抵抗
245・・・抵抗
301 演算増幅器
302から307、315 トランジスタ
313、321、322・・・RSフリップフロップ
314・・・カウンタ

Claims (4)

  1. 電流共振型のスイッチング電源において、
    発振器を連続的に動作させて電源制御を行う通常モードと、前記発振器を間欠的に動作させて電源制御を行うバーストモードとを設定する設定手段と、
    前記バーストモードに設定したときに、二次側の出力電圧を検出し、前記二次側の出力電圧が低下すると、スイッチングパルスの発振器の発振動作を開始させ、前記二次側の出力電圧が復帰すると、前記スイッチングパルスの発振器の発振動作を停止させるバースト動作設定手段と、
    スイッチングトランジスタに流れる電流の位相を検出して予め任意に設定した基準により、重負荷か軽負荷かを判別する判別手段と、
    を備え、
    前記スイッチングトランジスタに流れる電流の位相から軽負荷と判別されたときに、前記バーストモードに設定するとともに、ハイサイド側のスイッチングトランジスタのオン期間の幅と、ローサイド側のスイッチングトランジスタのオン期間の幅とが非対称となるようなスイッチングを行うことを特徴とするスイッチング電源。
  2. 前記判別手段が、発振出力の所定のタイミングで、前記スイッチングトランジスタに流れる電流が正方向か負方向かを検出して、前記スイッチングトランジスタに流れる電流の位相を判別することを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源。
  3. 前記バースト動作設定手段が、フィードバック電圧を第1の閾値と比較する第1の比較手段と、
    前記フィードバック電圧を第2の閾値と比較する第2の比較手段とを備え、
    前記二次側の出力電圧が低下して前記フィードバック電圧が前記第1の閾値まで上昇したときに、前記スイッチングパルスの発振器の動作を開始させ、前記二次側の出力電圧が復帰して前記フィードバック電圧が前記第2の閾値まで下降したときに、前記スイッチングパルスの発振器の動作を停止させることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源。
  4. 前記バーストモードでスイッチングパルスの発振器の動作を開始させるときに、ソフトスタート時間を通常の起動時より短くすることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源。
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