JP2009184626A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントガラスの曇りを抑えつつ内気循環モードで空調運転を行い、車内気質の悪化を防ぐことのできる車両用空調装置を提供することを目的とする。
【解決手段】車外の排ガス濃度が高い場合、内気循環モードに切り換えるとともに、その時点での窓曇り限界湿度を求め、車内湿度が窓曇り限界に近ければ、コンプレッサ11Fを作動させたり、DEF吹出口22から車室内に空気を吹き出したり、ブロア16での風量を増大させたりして、フロントガラスの曇りを防止して、外気導入モードへの切り換えをなるべく遅らせるようにした。これにより、フロントガラスの曇りを抑えつつ内気循環モードで空調運転を行い、車内気質の悪化を防ぐ。
【選択図】図3

Description

本発明は、外気を導入して空調を行う外気空調モードと、車内の空気を循環して空調を行う内気循環モードとを自動的に切り換えて運転を行う車両用空調装置に関する。
自動車用の空調装置においては、車外から外気を導入しながら空調運転を行う外気導入モードと、車外から外気を導入せず車内の空気を循環させて空調運転を行う内気循環モードとがある。通常は外気導入モードとしておき、車外からの排気ガス(以下、排ガスと称する)臭が気になる場合等には、内気循環モードに切り換え、排ガス侵入を阻止し、車内気質の悪化を防ぐことができる。
近年、このような外気導入モードと内気循環モードとのモード切り換えを、導入する外気中の排ガス成分を検出することで自動的に行う空調装置が既に提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−268792号公報
内気循環モードで空調運転を行う場合においては、車両のフロントガラスの曇り発生が問題となる。フロントガラスの曇りを抑えるためには、コンプレッサを作動させ、車内空気の除湿を行う必要があるが、通常、内気循環モードにおいてはコンプレッサを作動させないからである。このため、特許文献1に記載の技術においては、内気循環モードにおいてもフロントガラスの室内側面の湿度に応じ、コンプレッサを作動させ、フロントガラスの曇りを防ぐことが行われている。
しかし、フロントガラスの室内側面の湿度が、曇りの発生する湿度に近い場合、内気循環モードには切り換えず、外気導入モードで運転を行うため、これでは排ガスが車内に侵入してしまい、車内の空気の質(以下、車内気質と称する)が容易に悪化してしまう。
また、ガソリンエンジンとモータを併用するハイブリッド自動車、電気自動車、燃料電池自動車等においては、空調装置のコンプレッサを、エンジン駆動ではなく電動モータにより駆動する。エンジンでコンプレッサを駆動する場合、このエンジンの廃熱を暖房の熱源に用いることができたが、電動モータを用いる場合、エンジンの廃熱を用いることができない(エンジンそのものが存在しない場合もある)ため、暖房を行うためにも電動モータを作動させるためのエネルギーが必要となる。これは、渡航距離を延ばす妨げにもなるため、省電力化を図りつつ、快適な空調を行う技術の開発が必要である。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、フロントガラスの曇りを抑えつつ内気循環モードで空調運転を行い、車内気質の悪化を防ぐことのできる車両用空調装置を提供することを目的とする。
また、他の目的は、電動モータでコンプレッサを駆動する場合においても、省電力化を図りつつ、フロントガラスの曇りを抑えつつ内気循環モードで空調運転を行い車内気質の悪化を防ぐことのできる車両用空調装置を提供することにある。
かかる目的のもと、本発明は、外気を導入して空調を行う外気空調モードと、車内の空気を循環して空調を行う内気循環モードとを切り換える制御部を備えた車両用空調装置であって、制御部は、外気温度、車内温度、車速のうち、少なくとも外気温度と車内温度とに基づいて窓ガラスの室内側の表面温度を求め、表面温度で結露する絶対湿度から窓ガラスに曇りが発生する窓曇り発生限界湿度を設定し、車内湿度が曇り発生限界湿度に対して予め定めた範囲内にあるときに、車内湿度を低減させるための運転制御を行うことを特徴とする。
車内湿度を低減させるための運転制御としては、いかなる制御を行っても良いが、例えば、制御部は、エバポレータに冷媒を循環させるコンプレッサの作動、車内への風の吹き出し方向、風量の少なくとも一つを制御することができる。より具体的には、コンプレッサがエンジン駆動の場合、コンプレッサのONへの切換、窓ガラス室内側表面に向けての風の吹き出し方向の設定、風量の増大、の少なくとも一つを実行する。また、コンプレッサが電動駆動の場合、コンプレッサの回転数の増大、窓ガラス室内側表面に向けての風の吹き出し方向の設定、風量の増大、の少なくとも一つを実行する。
このような車内湿度と曇り発生限界湿度とを用いた制御は、曇りの発生しやすい、内気循環モードで空調を行っているときに実行するのが有効である。そして、制御部は、車内湿度を低減させるための運転制御を全て行った結果、車内湿度が曇り発生限界湿度に対して予め定めた範囲内にあるときのみ、内気循環モードから外気導入モードに切り換えて空調を行う。これにより、内気循環モードをなるべく長く継続できる。
外気中における排ガス濃度が予め定めたレベル以上にあるとき、内気循環モードにて空調を行うが、特にこの場合、車内湿度が曇り発生限界湿度に対して予め定めた範囲内となったときに車内湿度を低減させて窓ガラスの曇りを発生しにくくするための運転制御を行うことで、内気循環モードをなるべく長く継続して、排ガスへの車内への侵入を防止することができる。
本発明によれば、車外の排ガス濃度が高い場合、内気循環モードに切り換えるとともに、その時点での窓曇り限界湿度を求め、車内湿度が窓曇り限界に近ければ、コンプレッサを作動させたり、窓ガラスの室内面側に風を吹き付けたり、風量を増大させたりして、窓ガラスの曇りを防止し、外気導入モードへの切り換えをなるべく遅らせることができる。これにより、窓ガラスの曇りを抑えつつ内気循環モードで空調運転を継続して行い、車内気質の悪化を防ぐことが可能となる。
また、電動でコンプレッサを駆動する場合、コンプレッサを作動させても車内湿度が窓曇り限界に近い場合のみ、コンプレッサの回転数を上げていき、窓ガラスに曇りが発生するのを抑えるようになっている。つまり、車内湿度が窓曇り限界を下回れば、それ以上コンプレッサの回転数を上げない制御とすることができ、消費電力の増大を抑えることができる。その結果、電動でコンプレッサを駆動する場合においても、省電力化を図りつつ、窓ガラスの曇りを抑えながら内気循環モードで空調運転を行って車内気質の悪化を防ぎ、快適な空調を行うことが可能となる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
〔第一の実施の形態〕
図1に、自動車用の空調装置の概略構成を示す。
図1に示すように、自動車用の空調装置(車両用空調装置)10Aは、コンプレッサ11F、コンデンサ12、レシーバ13、膨張弁14、エバポレータ15間を冷媒が循環し、コンデンサ12において外気と熱交換して冷却された冷媒が、エバポレータ15においてブロア16によって送り込まれた空気と熱交換することで、車内に冷却された空気を送り出す。また、エンジンの冷却水を熱源とするヒータ17が備えられ、ブロア16によって送り込まれた空気と熱交換することで、車内に加熱された空気を送り込むこともできる。
エバポレータ15およびヒータ17が内蔵されたハウジング18には、車外から外気を取り込む外気取込口19と、車内から空気を取り込む内気取込口20とが備えられ、取込口切換ダンパ21により、ハウジング18内への空気の取り込みを、外気取込口19から行うか、内気取込口20から行うかを切り換える。
また、ハウジング18内から車内への空気の吹出口としては、フロントガラスの車内側表面に向かって空気を吹き出すDEF吹出口22、車内のシートに着席した乗員の上半身に向けて空気を吹き出すFACE吹出口23、車内のシートに着席した乗員の足元に向けて空気を吹き出すFOOT吹出口24とを少なくとも備える。そして、これらDEF吹出口22、FACE吹出口23、FOOT吹出口24からの空気の吹き出しは、吹出口切換ダンパ25、26により切り換えられるようになっている。
ここで、本実施の形態の空調装置10Aは、コンプレッサ11Fを、エンジンによって駆動するものとしている。
図2は、空調装置10Aを制御するための制御システム30Aの構成を示す図である。この図2に示すように、制御システム30Aは、自動車の排ガス濃度を検出する排ガスセンサ31と、車内の温度・湿度を検出する車内温度・湿度センサ32と、外気温を検出する外気温センサ33とからの検出データとに基づき、取込口切換ダンパ21、吹出口切換ダンパ25、26を作動させるためのアクチュエータ34、35、36、ブロア16の風量制御装置37、コンプレッサ11Fの駆動リレー38の作動を制御する。
以下具体的にその制御内容を説明する。
まず、図3に示すように、制御システム30Aにおいては、暖房運転を開始すると、まず、排ガスセンサ31、車内温度・湿度センサ32、外気温センサ33により、その時点での車外の排ガス濃度、車内温度、車内湿度、外気温を検出する(ステップS101)。
次いで、ステップS101で検出したこれら車内温度、車内湿度、外気温から、フロントガラスの室内側面における窓曇り限界湿度Hinを算出する(ステップS102)。
ここで、窓曇り限界湿度Hinは、車速Vs、外気温Ta、車内温度Tin、フロントガラスの熱伝導率Lによって決まる。図4に示すものは、特定のフロントガラスにおける、車内温度Tin=25℃のときの外気温Taと窓曇り限界湿度Hinとの関係を示すものである。図4中、符号(A)は車速Vsが0km/h、(B)は40km/h、(C)は100km/hのときの外気温Taと窓曇り限界湿度Hinとの関係を示す。
図4の例において、車速を100km/hとしたときに、空調装置10Aの運転モードを外気導入モードにすると、外気温と車内湿度との関係は符号(D)のようになり、風量を増大させると外気温と車内湿度との関係は符号(E)のようになり、湿度が下がる。吹き出し口を、DEF吹出口22とするモードでは、外気温と車内湿度との関係は符号(F)のようになり、湿度がさらに下がる。また、コンプレッサ11Fを作動させる(冷媒によりエバポレータ15で熱交換して除湿する)と、外気温と車内湿度との関係は符号(G)のようになり、湿度がさらに下がる。
さて、ステップS101にて実際に検出した外気温Ta、車内温度Tin、車内湿度Hsから、フロントガラスの窓曇り限界湿度Hinを算出するには、以下のようにする。
まず、フロントガラスの室内側表面温度Tsを求める。室内側表面温度Tsは、
Ts=f(Vs、Ta、Tin、L)
という予め定めた関数により求められる。
ここで、上記関数は、フロントガラスの外気側は、外気温度と同じ温度の空気がガラス表面を車速と同じ速度で流れ、室内側は、室内空気温度と同じ温度の空気が実測に基づく流速で流れているとし、フロントガラスの熱伝導率と厚さから、フロントガラスの室内側表面温度Tsを算出するものである。
ここで、図4にも示したように、車速Vsに応じて窓曇り限界湿度Hinは異なるが、車速Vsは走行中逐次変化することもあり、制御を簡易化するために、本実施の形態においては、車速Vsを、その車両で想定される最高常用車速(例えば100km/h)に固定する。なお、最高使用車速は、その車両に応じて適宜設定すれば良い。またもちろん、車両側の車速センサから車速Vsの検出値を取得し、そのときの車速Vsに応じて随時窓曇り限界湿度Hinを求めることも可能である。
また、フロントガラスの熱伝導率Lは既知であり、したがって、室内側表面温度Tsは、外気温Ta、車内温度Tinの関数として求められる。
次いで、算出されたフロントガラスの室内側表面温度Tsにおける、相対湿度Hs=100%のときの絶対湿度Xsを、
Xs=f(Ts、Hs)
という関数により求める。この関数は、周知の湿り空気線図の近似式により設定できる。
そして、窓曇り限界湿度Hinを、求めた絶対湿度Xsと、ステップS101で検出した車内温度Tinとから、
Hin=f(Xs、Tin)
という関数により求める。この関数も、周知の湿り空気線図の近似式により設定できる。
これにより、窓曇り限界湿度Hinを求めることができる。
次いで、制御システム30Aでは、ステップS101で検出された排ガス濃度が、予め定めた閾値T1以上であるか否かを判定する(ステップS103)。判定の結果、排ガス濃度が閾値T1以上である場合には、取込口切換ダンパ21を切り換え、ハウジング18内に外気取込口19から外気を取り込まず、内気取込口20から車内の空気を取り込む内気循環モードに切り換える(ステップS104)。
一方、排ガス濃度が閾値T1以上ではない場合には、取込口切換ダンパ21を切り換ることなく、ハウジング18内に外気取込口19から外気を取り込む外気導入モードを続行する。このとき、外気導入モードに切り換えるための条件として、ステップS103の閾値T1よりも低い排気ガス濃度となる閾値T2を用い、ステップS101で検出された排ガス濃度が、この閾値T2以下であるか否かを判定し、排ガス濃度が閾値T2以下である場合にのみ、取込口切換ダンパ21を切り換え、外気導入モードとし、排ガス濃度が閾値T2以上である場合には、その時点での運転モードを切り換えないようにすることもできる(ステップS105〜S106)。
次いで、ステップS101で検出した車内湿度と、ステップS102で算出した窓曇り限界湿度とを比較し、車内湿度が、窓曇り限界湿度を基準として定められた基準値を超えるか否かを判定する(ステップS107)。つまり車内湿度が、窓曇り限界湿度を基準として定められた範囲内にあるか否かを判定する。例えば、窓曇り限界湿度HL(%)に対し、基準値を(HL−5)(%)と設定しておき、車内湿度が基準値を超えるか否かを判定するのである。
その結果、その時点での車内湿度が基準値を超えていなければ、制御システム30Aは、駆動リレー38をOFFとし、コンプレッサ11FをOFFとする(ステップS108)。コンプレッサ11FをOFFとした後は、ステップS101に戻る。
一方、その時点での車内湿度が基準値を超え、窓曇り限界湿度に近い場合には、制御システム30Aは、コンプレッサ11FがONであるか否かを判定した後、OFFとなっている場合には駆動リレー38をONに切り換え、コンプレッサ11Fを作動させる(ステップS109、S110)。コンプレッサ11Fが作動すると、コンプレッサ11F、コンデンサ12、レシーバ13、膨張弁14、エバポレータ15間を冷媒が循環し、エバポレータ15において冷媒とハウジング18内の空気とが熱交換を行うことで、空気の除湿を行う。これにより、車内湿度が低下し、フロントガラスが曇りにくくなる。なお、コンプレッサ11FをONとした後は、ステップS101に戻る。
ステップS109でコンプレッサ11FがONと判定された場合は、次いで、ステップS107と同様、ステップS101で検出した車内湿度と、ステップS102で算出した窓曇り限界湿度とを比較し、車内湿度が、窓曇り限界湿度を基準として定められた基準値を超えるか否かを判定する(ステップS111)。例えば、窓曇り限界湿度HL(%)に対し、基準値を(HL−5)(%)と設定しておき、車内湿度が基準値を超えるか否かを判定するのである。
その結果、その時点での車内湿度が基準値を超え、窓曇り限界湿度に近い場合には、制御システム30Aは、吹出モードがDEFモード(DEF吹出口22から吹き出し)になっているか否かを判定した後、DEFモード以外であれば吹出口切換ダンパ25、26を切り換え、DEF吹出口22から車室内に空気を吹き出すようにして、吹出モードをDEFモードとする(ステップS112、S113)。これにより、フロントガラスの内側面に風が吹きつけられ、フロントガラスの内側面の温度が低下するとともに、フロントガラス内側面近傍の湿度が下がり、フロントガラスが曇りにくくなる。この後は、ステップS101に戻る。
一方、ステップS111において、その時点での車内湿度が基準値を超えていなければ、制御システム30Aは、ステップS101に戻る。
ステップS112で吹出モードがDEFモードと判定された場合は、次いで、ステップS107と同様、ステップS101で検出した車内湿度と、ステップS102で算出した窓曇り限界湿度とを比較し、車内湿度が、窓曇り限界湿度を基準として定められた基準値を超えるか否かを判定する(ステップS114)。例えば、窓曇り限界湿度HL(%)に対し、基準値を(HL−5)(%)と設定しておき、車内湿度が基準値を超えるか否かを判定する。
その結果、その時点での車内湿度が基準値を超え、窓曇り限界湿度に近い場合には、制御システム30Aは、ブロア16の風量が既にアップしている(上がっている)か否かを判定し、アップしていなければブロア16の回転数を上げ、エバポレータ15に送る空気の量、つまり風量を増大させる(ステップS115、S116)。この後はステップS101に戻る。
一方、ステップS114で、その時点での車内湿度が基準値を超えていなければ、制御システム30Aは、ステップS101に戻る。
ステップS115で、ブロア16の風量が既にアップしていると判定された場合は、次いで、ステップS107と同様、ステップS101で検出した車内湿度と、ステップS102で算出した窓曇り限界湿度とを比較し、車内湿度が、窓曇り限界湿度を基準として定められた基準値を超えるか否かを判定する(ステップS117)。例えば、窓曇り限界湿度HL(%)に対し、基準値を(HL−5)(%)と設定しておき、車内湿度が基準値を超えるか否かを判定する。
その結果、その時点での車内湿度が基準値を超え、窓曇り限界湿度に近い場合には、制御システム30Aは、取込口切換ダンパ21を切り換え、ハウジング18内に外気取込口19から外気を取り込む外気導入モードに切り換える(ステップS118)。つまり、ステップS104で内気循環モードに切り換えた場合、ここで初めて外気導入モードに切り換えるのである。
一方、その時点での車内湿度が基準値を超えていなければ、制御システム30Aは、ステップS101に戻る。
このような構成によれば、車外の排ガス濃度が高い場合、内気循環モードに切り換えるとともに、その時点での窓曇り限界湿度を求め、車内湿度が窓曇り限界に近ければ、コンプレッサ11Fを作動させたり、DEF吹出口22から車室内に空気を吹き出したり、ブロア16での風量を増大させたりして、フロントガラスの曇りを防止して、外気導入モードへの切り換えをなるべく遅らせるようにした。これにより、フロントガラスの曇りを抑えつつ内気循環モードで空調運転をなるべく継続して行い、車内気質の悪化を防ぐことが可能となる。
〔第二の実施の形態〕
次に、本発明の第二の実施の形態を示す。ここで、以下の第二の実施の形態においては、コンプレッサ11Fを電動モータにより駆動する形式の空調装置(車両用空調装置)10Bを例に挙げる。なお、以下の説明において、上記第一の実施の形態の空調装置10Aと共通する構成については同符号を付し、その説明を省略する。
図1に示したように、空調装置10Bは、その全体構成は第一の実施の形態の空調装置10Aと共通する。空調装置10Aとの相違点は、コンプレッサ11Eがエンジンにより駆動されるのではなく、図示しない電動モータにより駆動される点にある。なお、図1に示したヒータ17は、本実施の形態における空調装置10Bにおいて、車両によっては備えられていないこともある。
図5は、空調装置10Bを制御するための制御システム30Bの構成を示す図である。この図絵に示すように、制御システム30Bは、自動車の排ガス濃度を検出する排ガスセンサ31と、車内の温度・湿度を検出する車内温度・湿度センサ32と、外気温を検出する外気温センサ33とからの検出データとに基づき、取込口切換ダンパ21、吹出口切換ダンパ25、26を作動させるためのアクチュエータ34、35、36、ブロア16の風量制御装置37、コンプレッサ11Eを駆動するモータの回転数を制御する回転数制御装置40の作動を制御する。
以下具体的にその制御内容を説明する。
まず、図6に示すように、制御システム30Bにおいては、暖房運転を開始すると、まず、排ガスセンサ31、車内温度・湿度センサ32、外気温センサ33により、その時点での車外の排ガス濃度、車内温度、車内湿度、外気温を検出する(ステップS201)。
次いで、ステップS201で検出したこれら車内温度、車内湿度、外気温から、フロントガラスの室内側面における窓曇り限界湿度Hinを算出する(ステップS202)。窓曇り限界湿度Hinの算出方法は、上記第一の実施の形態と同様である。
次いで、制御システム30Bでは、ステップS201で検出された排ガス濃度が、予め定めた閾値T1以上であるか否かを判定する(ステップS203)。判定の結果、排ガス濃度が閾値T1以上である場合には、取込口切換ダンパ21を切り換え、ハウジング18内に外気取込口19から外気を取り込まず、内気取込口20から車内の空気を取り込む内気循環モードに切り換える(ステップS204)。
一方、排ガス濃度が閾値T1以上ではない場合には、取込口切換ダンパ21を切り換ることなく、ハウジング18内に外気取込口19から外気を取り込む外気導入モードを続行する。このとき、外気導入モードに切り換えるための条件として、ステップS203の閾値T1よりも低い排気ガス濃度となる閾値T2を用い、ステップS201で検出された排ガス濃度が、この閾値T2以下であるか否かを判定し、排ガス濃度が閾値T2以下である場合にのみ、取込口切換ダンパ21を切り換え、外気導入モードとし、排ガス濃度が閾値T2以上である場合には、その時点での運転モードを切り換えないようにすることもできる(ステップS205〜S206)。
次いで、ステップS201で検出した車内湿度と、ステップS202で算出した窓曇り限界湿度とを比較し、車内湿度が、窓曇り限界湿度を基準として定められた基準値を超えるか否かを判定する(ステップS207)。例えば、窓曇り限界湿度HL(%)に対し、基準値を(HL−5)(%)と設定しておき、車内湿度が基準値を超えるか否かを判定するのである。
その結果、その時点での車内湿度が基準値を超えていなければ、制御システム30Bは、回転数制御装置40をOFFとし、コンプレッサ11EをOFFとする(ステップS208)。コンプレッサ11EをOFFとした後は、ステップS201に戻る。
一方、その時点での車内湿度が基準値を超え、窓曇り限界湿度に近い場合には、制御システム30Bは、コンプレッサ11EがONであるか否かを判定した後、OFFとなっている場合には回転数制御装置40により図示しないモータを制御してコンプレッサ11Eを作動させる(ステップS209、S210)。このとき、回転数制御装置40においては、コンプレッサ11Eの回転数を複数段階に切り換えることができるようになっており、ステップS209においてコンプレッサ11Eを作動させたときには、その回転数を最低の段階の回転数に抑える。コンプレッサ11Eの作動により、コンプレッサ11E、コンデンサ12、レシーバ13、膨張弁14、エバポレータ15間を冷媒が循環し、エバポレータ15において冷媒とハウジング18内の空気とが熱交換を行うことで、空気の除湿を行う。これにより、車内湿度が低下し、フロントガラスが曇りにくくなる。なお、コンプレッサ11EをONとした後は、ステップS201に戻る。
ステップS209でコンプレッサ11EがONと判定された場合は、次いで、ステップS207と同様、ステップS201で検出した車内湿度と、ステップS202で算出した窓曇り限界湿度とを比較し、車内湿度が、窓曇り限界湿度を基準として定められた基準値を超えるか否かを判定する(ステップS211)。例えば、窓曇り限界湿度HL(%)に対し、基準値を(HL−5)(%)と設定しておき、車内湿度が基準値を超えるか否かを判定する。
その結果、その時点での車内湿度が基準値を超え、窓曇り限界湿度に近い場合には、制御システム30Bは、吹出モードがDEFモードになっているか否かを判定した後、DEFモード以外であれば吹出口切換ダンパ25、26を切り換え、DEF吹出口22から車室内に空気を吹き出すようにする(ステップS212、S213)。これにより、フロントガラスの内側面に風が流れ、フロントガラスが曇りにくくなる。この後はステップS201に戻る。
一方、ステップS211において、その時点での車内湿度が基準値を超えていなければ、制御システム30Bは、ステップS201に戻る。
ステップS212で吹出モードがDEFモードと判定された場合は、次いで、ステップS207と同様、ステップS201で検出した車内湿度と、ステップS202で算出した窓曇り限界湿度とを比較し、車内湿度が、窓曇り限界湿度を基準として定められた基準値を超えるか否かを判定する(ステップS214)。例えば、窓曇り限界湿度HL(%)に対し、基準値を(HL−5)(%)と設定しておき、車内湿度が基準値を超えるか否かを判定する。
その結果、その時点での車内湿度が基準値を超え、窓曇り限界湿度に近い場合には、制御システム30Bは、ブロア16の風量が既にアップしている(上がっている)か否かを判定し、アップしていなければブロア16の回転数を上げ、エバポレータ15に送る空気の量、つまり風量を増大させる(ステップS215、S216)。この後はステップS201に戻る。
一方、ステップS214において、その時点での車内湿度が基準値を超えていなければ、制御システム30Bは、ステップS201に戻る。
ステップS215で、ブロア16の風量が既にアップしていると判定された場合は、次いで、ステップS207と同様、ステップS201で検出した車内湿度と、ステップS202で算出した窓曇り限界湿度とを比較し、車内湿度が、窓曇り限界湿度を基準として定められた基準値を超えるか否かを判定する(ステップS217)。例えば、窓曇り限界湿度HL(%)に対し、基準値を(HL−5)(%)と設定しておき、車内湿度が基準値を超えるか否かを判定する。
その結果、その時点での車内湿度が基準値を超えていなければ、制御システム30Bは、ステップS201に戻る。
一方、その時点での車内湿度が基準値を超え、窓曇り限界湿度に近い場合には、制御システム30Bは、コンプレッサ11Eを駆動するモータの回転数が、予め定めた上限値に到達しているか否かを判定し(ステップS218)、到達していない場合には、回転数制御装置40において、コンプレッサ11Eを駆動するモータの回転数を1段階上昇させるため、予め定めた回転数だけ増加させる(ステップS219)。これにより、車内湿度が窓曇り限界に近い場合のみ、コンプレッサ11Eの回転数を上げていき、フロントガラスに曇りが発生するのを抑える。言い換えれば、車内湿度が窓曇り限界を下回れば、それ以上コンプレッサ11Eの回転数を上げない制御となっている。
一方、ステップS218において、コンプレッサ11Eを駆動するモータの回転数が、予め定めた上限値に到達している場合、制御システム30Bは、取込口切換ダンパ21を切り換え、ハウジング18内に外気取込口19から外気を取り込む外気導入モードに切り換え(ステップS220)、ステップS201に戻る。つまり、ステップS204で内気循環モードに切り換えた場合、ここで初めて外気導入モードを切り換えるのである。
このような構成によれば、車外の排ガス濃度が高い場合、内気循環モードに切り換えるとともに、その時点での窓曇り限界湿度を求め、車内湿度が窓曇り限界に近ければ、コンプレッサ11Eを作動させたり、その回転数を上昇させたり、DEF吹出口22から車室内に空気を吹き出したり、ブロア16での風量を増大させたりして、フロントガラスの曇りを防止して、外気導入モードへの切り換えをなるべく遅らせるようにした。これにより、フロントガラスの曇りを抑えつつ内気循環モードで空調運転をなるべく継続して行い、車内気質の悪化を防ぐことが可能となる。
さらに、コンプレッサ11Eを作動させた場合、コンプレッサ11Eを作動させても車内湿度が窓曇り限界に近い場合のみ、コンプレッサ11Eの回転数を順次上げていき、フロントガラスに曇りが発生するのを抑えるようになっている。つまり、車内湿度が窓曇り限界を下回れば、それ以上コンプレッサ11Eの回転数を上げない制御となっており、消費電力の増大を抑えることができるようになっている。
その結果、電動でコンプレッサ11Eを駆動する場合においても、省電力化を図りつつ、フロントガラスの曇りを抑えながら内気循環モードで空調運転を行って車内気質の悪化を防ぎ、快適な空調を行うことが可能となる。
なお、上記実施の形態では、空調装置10の全体構成を例示したが、本発明の主旨に影響しない部分については、他のいかなる構成としてもよい。
また、上記に挙げた閾値は、適宜設定することができる。制御の順序も、適宜変更が可能であることは言うまでもない。例えば、上記のステップS111、114、117、211、214、217は、省略することが可能である。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
本実施の形態における空調装置の構成を示す図である。 第一の実施の形態における空調装置の制御システムの構成を示す図である。 第一の実施の形態における空調装置の制御の流れを示す図である。 車速ごとの外気温と窓曇り限界湿度との関係を示す図である。 第二の実施の形態における空調装置の制御システムの構成を示す図である。 第二の実施の形態における空調装置の制御の流れを示す図である。
符号の説明
10A、10B…空調装置(車両用空調装置)、11E、11F…コンプレッサ、15…エバポレータ、16…ブロア、17…ヒータ、18…ハウジング、19…外気取込口、20…内気取込口、21…取込口切換ダンパ、22…DEF吹出口、23…FACE吹出口、24…FOOT吹出口、25、26…吹出口切換ダンパ、30A、30B…制御システム(制御部)、31…排ガスセンサ、32…車内温度・湿度センサ、33…外気温センサ、34、35、36…アクチュエータ、37…風量制御装置、38…駆動リレー、40…回転数制御装置

Claims (7)

  1. 外気を導入して空調を行う外気空調モードと、車内の空気を循環して空調を行う内気循環モードとを切り換える制御部を備えた車両用空調装置であって、
    前記制御部は、外気温度、車内温度、車速のうち、少なくとも外気温度と車内温度とに基づいて窓ガラスの室内側の表面温度を求め、前記表面温度で結露する絶対湿度から前記窓ガラスに曇りが発生する窓曇り発生限界湿度を設定し、車内湿度が前記曇り発生限界湿度に対して予め定めた範囲内にあるときに、前記車内湿度を低減させるための運転制御を行うことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記制御部は、前記車内湿度を低減させるための運転制御として、エバポレータに冷媒を循環させるコンプレッサの作動、車内への風の吹き出し方向、風量の少なくとも一つを制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記コンプレッサがエンジン駆動であり、
    前記制御部は、前記車内湿度を低減させるための運転制御として、前記コンプレッサのONへの切換、窓ガラス室内側表面に向けての風の吹き出し方向の設定、風量の増大、の少なくとも一つを実行することを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記コンプレッサが電動駆動であり、
    前記制御部は、前記車内湿度を低減させるための運転制御として、前記コンプレッサの回転数の増大、窓ガラス室内側表面に向けての風の吹き出し方向の設定、風量の増大、の少なくとも一つを実行することを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。
  5. 前記制御部は、前記内気循環モードで空調を行っているときに、前記車内湿度と前記曇り発生限界湿度とを用いた前記制御を実行することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の車両用空調装置。
  6. 前記制御部は、外気中における排気ガス濃度が予め定めたレベル以上にあるとき、前記内気循環モードにて空調を行うことを特徴とする請求項5に記載の車両用空調装置。
  7. 前記制御部は、前記車内湿度を低減させるための運転制御を全て行った結果、前記車内湿度が前記曇り発生限界湿度に対して予め定めた範囲内にあるときに、前記内気循環モードから前記外気導入モードに切り換えて空調を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の車両用空調装置。
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