JP2009175105A - 浴室ユニットにおける人体検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成で確実に浴室ユニット内に人がいることを検知できる。また、一般の浴室ユニットであっても、簡単に内部に人がいることを検知する機能を持たせることが可能。
【解決手段】 浴室ユニット1の下面部を建物の床基部2に複数の支持脚3を介して設置したものである。全支持脚3にそれぞれ荷重センサ4を設ける。浴室ユニット1のドア5の開閉を検知するドア開閉検知手段6を設ける。ドア開閉検知手段6によるドア5の開閉の検知の直前、直後における全荷重センサ4で検出した合計荷重の比較に基づいて浴室ユニット1内への人の入退室を判定するための判定部7を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、浴室ユニットにおける人体検知装置に関するものである。
一般に室内に人がいるか、いないかを検知するには、赤外線検知や、画像検知等により行うのが一般的である。
しかしながら、浴室ユニット内に、人がいるか、いないかを検知するに当って、上記のような赤外線検知や、画像検知等により行おうとしても、浴室ユニット内は温度が高く、特に、浴槽内の温度が高く、また、人の表面温度も入浴前と入浴中とでは変化し、また、湯気が発生するので、検知が難しいという問題がある。
そこで、洗い場床の中に荷重センサを内装して、洗い場床に人がいるか、いないかを検知するようにし、更に、浴槽を支持する浴槽脚に荷重センサを内蔵させて浴槽内に人がいるか、いないかを検知するようにしたものが特許文献1により知られている。
ところが、この特許文献1に示された従来例にあっては、浴室内の洗い場床に人がいるのか、あるいは浴槽内に人がいるのかということが検知できるという利点があるが、例えば、洗い場床にいて気分が悪くなって、浴槽のフランジ部に上半身をもたれ掛けた場合や、あるいは、浴槽に入っていた人が浴槽から出て、浴槽のフランジに座ると共に足を洗い場床に支持させて休憩している場合、当該入浴者の荷重は浴槽と洗い場床の両方で支持されることになる。したがって、この場合は、浴槽脚に内蔵した荷重センサで検出する値は、入浴者が浴槽内に完全に入っている場合に浴槽脚に内蔵した荷重センサで検出していた値よりも小さくなって、浴槽に人がいないと判定され、また、洗い場床の中に内装した荷重センサで検出する値は、洗い場床に完全に人が乗っている場合に検出する値よりも小さいくなって、洗い場床に人がいないと判定されるおそれがある。この結果、上記従来例においては、浴室内に人がいるにもかかわらず、浴室内に人がいないと判定される場合が生じる可能性がある。
また、上記特許文献1に示された従来例にあっては、洗い場床の中に荷重センサを内装するため、内部に荷重センサを内装した特別な構成の洗い場床が必要となり、また、浴槽脚に荷重センサを内蔵しているので、荷重センサを内蔵した特別な構成の浴槽脚が必要となり、一般の市販されている浴室ユニットには適応できないという問題があった。
特開2001−276165号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、入浴者が洗い場床パン部にいる場合、浴槽内にいる場合はもちろん、洗い場床にいて気分が悪くなって、浴槽のフランジ部に上半身をもたれ掛けた場合や、あるいは、浴槽に入っていた人が浴槽から出て、浴槽のフランジに座ると共に足を洗い場床に支持させて休憩している場合であっても、簡単な構成で確実に浴室ユニット内に人がいることを検知でき、また、一般の浴室ユニットであっても、簡単に内部に人がいることを検知する機能を持たせることが可能となる浴室ユニットにおける人体検知装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る浴室ユニットにおける人体検知装置は、浴室ユニット1の下面部を建物の床基部2に複数の支持脚3を介して設置したものである。そして、上記全支持脚3にそれぞれ荷重センサ4を設け、浴室ユニット1のドア5の開閉を検知するドア開閉検知手段6を設け、ドア開閉検知手段6によるドア5の開閉の検知の直前、直後における全荷重センサ4で検出した合計荷重の比較に基づいて浴室ユニット1内への人の入退室を判定するための判定部7を設けてある。
このような構成とすることで、ドア開閉検知手段6によるドア5の開閉の検知の直前、直後における全荷重センサ4で検出した合計荷重の比較に基づいて浴室ユニット1内への人の入退室を判定でき、浴室ユニット1内に人が入ったか、出たかが簡単な構成で検知できる。しかも、ドア5を開閉して浴室ユニット1内に人が入った場合、ドア5を開閉して退出しないかぎり、浴室ユニット1内のどこにいても(例えば、洗い場床パン部8又は浴槽9にいる場合はもちろん、体重を洗い場床パン部8と浴槽9との双方にかけている場合、あるいは、浴室ユニット1内で動いている場合であっても)入室していることが検知できる。
また、支持脚3と床基部2との間に荷重センサ4を介在させることが好ましい。
このような構成とすることで、支持脚3と床基部2との間に荷重センサ4を設けるという簡単な構成で浴室ユニット1内に人がいることを検知できる。
本発明は、上記のように全支持脚にそれぞれ荷重センサを設け、ドア開閉検知手段によるドアの開閉の検知の直前、直後における全荷重センサで検出した合計荷重の比較に基づいて浴室ユニット内への人の入退室を判定するための判定部を設けているので、浴槽内の湯水の量が変化しても、浴室ユニット内に入室しているか退室しているかが簡単且つ確実に判定できる。また、入室と判定された後で、入浴者が洗い場床パン部、浴槽のどこにいようと、入室状態であることを検知でき、特に、洗い場床にいて気分が悪くなって、浴槽のフランジ部に上半身をもたれ掛けた場合や、あるいは、浴槽に入っていた人が浴槽から出て、浴槽のフランジに座ると共に足を洗い場床に支持させて休憩している場合であっても、簡単な構成で確実に浴室ユニット内に人がいることが検知できる。
また、支持脚と床基部との間に荷重センサを介在させるものにおいては、床パンの支持脚と床基部との間に荷重センサを設けるという簡単な構成で浴室ユニットへの入室、退室の検知ができ、この結果、従来のように荷重センサを内蔵した特別な洗い場床や脚部が必要でなく、また、一般に市販されている浴室ユニットであっても、支持脚と床基部との間に荷重センサを設けることで浴室ユニットへの入室、退室を知ることが可能となる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
本発明においては、図1、図2に示すように、浴室ユニット1をスラブのような建物の床基部2に載設するために浴室ユニット1の下面部に設けた複数の全ての支持脚3にそれぞれ荷重センサ4を設けてある。支持脚3は例えばアジャスタボルトのような高さ調整機能を有するものである。
浴室ユニット1は、床パン10、浴槽9、壁パネル11(この中にはドア5を有する出入り口枠12を含む)、天井パネル(図示せず)を組み合わせて構成された略箱状をしたユニットである。
床パン10としては、図2には洗い場床パン部8と、浴槽9を載置する浴槽載置用床パン部13とを有するもの(この場合、洗い場床パン部8と浴槽載置用床パン部13とを一体に成形したもの、あるいは、洗い場床パン部8に別体の浴槽載置用床パン部13を連結一体化したものがある)が示してあり、床パン10の下面部の四隅を含む複数個所(図1では6箇所)に支持脚3を垂設してある。
本実施形態においては、床パン10の下面部には四隅を含む複数の支持脚3が設けてあり、この複数の支持脚3をスラブのような建物の床基部2に設置し、支持脚3により高さ調整することで、床パン10を位置決め、高さ調整して床基部2に設置する。次に、このようにして設置した床パン10の浴槽設置用床パン部13に浴槽9を設置し、次に、壁パネル11を立設し、次に、天井パネルを取付けることで浴室ユニット1を組み立て構成する。
この実施形態においては、浴室ユニット1の下面部を構成する床パン10の下面部に設けた全支持脚3を介して浴室ユニット1の全荷重を床基部2に支持している。
上記実施形態において、上記床パン10の下面部を複数の支持脚3を有する支持枠(図示せず)に載設するようにしてもよい。
また、床パン10を洗い場床パン部8のみで構成して床パン10に設けた複数の支持脚3を床基部2に載設すると共に、浴槽9を直接複数の支持脚3で床基部2に載設するか、又は浴槽9を浴槽支持枠(図示せず)に載設して浴槽支持枠に設けた複数の支持脚3を床基部2に載設するようにしたものであってもよく、この場合は、床パン10に設けた複数の支持脚3及び浴槽支持枠に設けた複数の支持脚3が浴室ユニット1の下面部に設けた全支持脚3となり、この全支持脚3を介して浴室ユニット1の全荷重を床基部2に支持することになる。
上記したいずれの浴室ユニット1においても、浴室ユニット1の下面部に設けた全支持脚3にはそれぞれ荷重センサ4が設けてある。
支持脚3に荷重センサ4を設けるに当っては、例えば支持脚3と床基部2との間に荷重センサ4を介在させる。この場合、支持脚3の下端部に荷重センサ4をあらかじめ取付けておくのがよい。
なお、図1に示す実施形態においては、床パン10の下面部の四隅に設けた4つの支持脚3と、床パン10の長辺側の略中央部(床パン10の長辺側の洗い場床パン部8と浴槽設置用床パン部13との境界部分付近)に設けた2つの支持脚3の合計6個の支持脚3の下端部と床基部2との間にそれぞれ荷重センサ4が取付けた例が示してある。
図3には本発明の制御ブロック図が示してある。図3において、符号6は各支持脚3と床基部2との間に設けた荷重センサ4で、各荷重センサ4で測定した測定値は制御部14に入力されるようになっている。また、出入り口枠12にはドア5の開閉を検知するドア開閉検知手段6が設けてあって、ドア5の開閉の検知信号が制御部14に入力されるようになっている。制御部14には演算部16、タイマ17、判定部7が設けてある。また、図中18は表示部、19は警報音声やブザー、あるいは発光手段などの警報部であり、この表示部18や警報部19は浴室ユニット1以外の台所、食堂、居間等の他の部屋に設けてあり、表示部18に浴室ユニット1に入浴者が入室しているのか、退室したのかを表示するようになっており、警報部19は浴室ユニット1内に入室した後、下記のように入室状態の異常であると判定した際に警報を出力するようになっている。
また、図4には本発明の浴室ユニット1内における人の有無を判定する一実施形態のフローチャートが示してある。
浴室ユニット1における人体検知装置は、電源スイッチをオンにすると、全ての支持脚3に設けた各荷重センサ4により測定した測定値が制御部14に入力され、演算部16で全ての荷重センサ4により測定した測定値(荷重)の合計W1が測定される。上記荷重センサ4による荷重の測定は連続しておこなってもよく、あるいは、一定時間毎(例えば数秒毎、あるいは、数分毎)におこなうようにしてもよい。
このようにして、連続して又は一定時間毎に全ての荷重センサ4により測定した測定値(荷重)の合計を測定するのであるが、入浴者が、ドア5を開けて浴室ユニット1内に入ってドア5を閉じると、ドア5の「開→閉」をドア開閉検知手段6により検知し、このドア5の開閉の検知信号が制御部14に入力されてドアの開閉が検知される。このようにドア5の開閉が検知されると、該ドア5の開閉の検知直前に全ての荷重センサ4で測定した測定値(荷重)の合計値W1と、ドア5の開閉の検知直後に全ての荷重センサ4で測定した測定値(荷重)の合計値W2とを判定部7で比較し、W2>W1+αであると、ドア5を開閉して浴室ユニット1内に人が入室したと判定する。一方、W2がW1+α以下の場合は、次に、W2<W1−αであると浴室ユニット1から退室したと判定し、また、W2がW1−α以上の場合は、入室も退室もしていないため、初期の状態に戻る。
上記αは例えば30kg〜50kgの範囲の任意のkgを設定するものであり、例えばαを40kgに設定する。このようにして浴室ユニット1への人の入室、退室(入室しなかった)ことの判定結果は表示部18に表示される。
ここで、本発明においては、ドア開閉検知手段6によるドア5の開閉の検知の直前、直後における全荷重センサ4で検出した合計荷重の比較に基づいて浴室ユニット1内への人の入退室を判定部7で判定するため、浴槽9の湯水の量が変化していたとしても、ドア5の開閉の検知の直前、直後においては湯水の量は変化していないとみなすことができる(浴槽9に給湯中であってもドア5の開閉の検知の直前の全荷重の検出から直後の全荷重の検出までの時間は短いので、湯水の増減があったとしても上記αkg以下であるから、浴槽9の湯水の量は変化していないとみなすことができる)。
浴室ユニット1内に入浴者が入ったと判定された後も連続して又は一定時間毎に各荷重センサ4により測定した測定値が制御部14に入力され、演算部16で全ての荷重センサ4により測定した測定値(荷重)の合計W3が測定される。
また、浴室ユニット1内に入浴者が入ったとの判定からタイマ17のカウントが開始され、この入室判定以後に所定時間T1が経過し且つドア開閉検知手段6でドア5の開閉が検知されていない場合は、入浴者が通常時より浴室ユニット1に長くとどまっている(つまり、入浴者が浴室ユニット1内で倒れたり、気分が悪くなったりという何らかのアクシデントにより浴室ユニット1内にとどまっている)として警報部19により音声、ブザー、光等により警報するようになっている。
ここで、上記所定時間T1は任意に設定することができるようにしてあり、例えば、本発明の浴室ユニット1における人体検知装置を設置している住宅における利用者の浴室ユニット1内への平均入室時間が例えば15分〜30分である場合、所定時間T1を例えば40分に設定するといったように、現場に応じて任意に所定時間T1を選択して設定することができるようにしてある。
入室判定後に、上記所定時間T1が経過し且つドア開閉検知手段6でドア5の開閉が検知された場合は、ドア開閉検知手段6の開閉の直前、直後における全荷重センサ4で測定した測定値(荷重)の合計値W3とW4とを判定部7で比較し、W4<W3−αであると、入浴者が浴室ユニット1から退出したと判定する。一方、W4がW3−α以上の場合は、浴室ユニット1内にいた入浴者がいったんドア5をあけて退出しようとしたのであるが、なんらかの理由で退出できなかった(つまり浴室ユニット1内に所定時間T1を超えてとどまっている)と判定して警報部19により警報する。
また、入室判定後に、所定時間T1が経過する前にドア開閉検知手段6でドア5の開閉が検知された場合は、ドア開閉検知手段6の開閉の直前、直後における全荷重センサ4で測定した測定値(荷重)の合計値W3とW5とを判定部7で比較し、W5<W3−αであると、入浴者が浴室ユニット1から退出したと判定する。一方、W5がW3−α以上の場合は、浴室ユニット1内にいた入浴者がいったんドア5をあけて退出しようとしたけれどもなんらかの理由で退出しなかったという状況であるが、この場合は、入室後に所定時間T1を超えていないので、警報部19による警報は行わない。
このように本実施形態では洗い場床パン部8と浴槽設置用床パン部13とを備えた床パン10の各支持脚3と床基部2との間にそれぞれ荷重センサ4を設け、全荷重センサ4で測定した測定値の合計(つまり浴室ユニット1から床基部2にかかる全荷重)を求め、ドア5の開閉の直前、直後における全荷重センサ4で測定した測定値の合計を比較することで、簡単且つ正確に浴室ユニット1への人の入室、退室を判定することができ、特に、浴室ユニット1内のどこにいても確実に浴室ユニット1内に人がいるかいないかを判定でき、洗い場床パン部8にいて気分が悪くなって、浴槽9のフランジ部に上半身をもたれ掛けた場合や、あるいは、浴槽9に入っていた人が浴槽9から出て、浴槽9のフランジに座ると共に足を洗い場床パン部8に支持させて休憩している場合であっても、確実に浴室ユニット内に人がいると判定できる。
また、このように、簡単且つ確実に浴室ユニット1への入退室が検知できるので、入室後一定時間T1経過しても退室が検知されない場合は、浴室ユニット1内に入室した入浴者に何らかのアクシデントが発生したとして警報部19で警報することができて、浴室ユニット1内における入浴者のアクシデントに対応できる。
図5には本発明の浴室ユニット1内における人の有無を判定する他の実施形態のフローチャートが示してある。
本実施形態における浴室ユニット1への入退室の検知及びこの入退室の検知結果を表示部18で表示することは、前述の図4のフローチャートに示す実施形態と同様であるが、入室後に入室者が倒れたり、あるいは、気分が悪くなって動けなくなったりした場合の検知方法が前述の実施形態と異なっている。
すなわち、図5のフローチャートに示す本実施形態においては、入室が判定されると、全荷重センサ4で測定した測定値(荷重)の合計を求めると共に、各荷重センサ4別に個別の荷重を求める。
ここで、浴室ユニット1内に入室した入浴者は、洗い場床パン部8で身体を洗ったり、シャワーを浴びたり、あるいは、浴槽9に浸かって入浴したり、あるいは洗い場床パン部8と浴槽9との間を移動したりというように、浴室ユニット1内で動いている。したがって、各荷重センサ4で測定する検出値(荷重)は入浴者が浴室ユニット1内で動く毎に各荷重センサ4で測定する検出値(荷重)は変化する。しかしながら、浴室ユニット1のどこであっても、入浴者が倒れたり、あるいは、気分が悪くなって動けなくなったりすると、浴室ユニット1内のある場所で入浴者が動かないで静止したままの状態となるので、各荷重センサ4で測定する検出値(荷重)が変化しない状態となる。
そこで、本実施形態においては、入室判定から次のドア5の開閉を検知するまでの間に、各荷重センサ4で測定した検出値(荷重)の全てが所定時間T2以上変化しないか、あるいは、変化してもごく僅かな変化しかしなかった場合(つまり、浴室ユニット1内における入浴者の通常の移動による各荷重センサ4における検出値の変化量に比べてはるかに小さな変化しかしなかった場合)は、浴室ユニット1内で入浴者が倒れたり、あるいは、気分が悪くなって動けなくなったものとして警報部19を警報するようになっている。
なお、上記所定時間T2は例えば10分とする。つまり、入浴者が通常浴槽9内に浸かっている場合、10分間以上まったく動かないというようなことはなく、身体を動かしたり、手や足を動かすものであり、また浴槽9内で身体や手や足を動かすことで、浴槽9内の湯水が動き、これにより各荷重センサ4における検出値は変化する。また、洗い場床パン部8で身体を洗っている場合も、身体を動かし、洗面器で湯水を汲んで水をかけたり、あるいは、シャワーを使ったりというように、10分以上も全く動かないということはなく、この場合も、10分以内に各荷重センサ4における検出値は変化する。もちろん、所定時間T2は10分に限定されず、使用現場で任意時間に設定することが可能である。
ところで、前述のいずれの実施形態においても、支持脚3と床基部2との間に荷重センサ4を介在させることが好ましい。
このような構成とすることで、支持脚3に荷重センサ4を設けるに当って、支持脚3と床基部2との間に荷重センサ4を介在させるようにしたものにおいては、一般に市販されている浴室ユニット1であっても、支持脚3と床基部2との間に荷重センサ4を設けるという簡単な構成を採用することで浴室ユニット1への入室、退室を知ることが可能となる。
本発明の位置実施形態の概略構成図である。 同上の概略断面図である。 同上の制御ブロック図である。 同上の一実施形態のフローチャートである。 同上の他の実施形態のフローチャートである。
符号の説明
1 浴室ユニット
2 床基部
3 支持脚
4 荷重センサ
5 ドア
6 ドア開閉検知手段
7 判定部

Claims (2)

  1. 浴室ユニットの下面部を建物の床基部に複数の支持脚を介して設置し、全支持脚にそれぞれ荷重センサを設け、浴室ユニットのドアの開閉を検知するドア開閉検知手段を設け、ドア開閉検知手段によるドアの開閉の検知の直前、直後における全荷重センサで検出した合計荷重の比較に基づいて浴室ユニット内への人の入退室を判定するための判定部を設けて成ることを特徴とする浴室ユニットにおける人体検知装置。
  2. 支持脚と床基部との間に荷重センサを介在させて成ることを特徴とする請求項1記載の浴室ユニットにおける人体検知装置。
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