JP2023077503A - 浴槽システム及び入槽判定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】入槽の誤検知を抑制し、簡便に設置できる浴槽システム及び入槽判定方法を提供する。【解決手段】浴槽システム100は、框面10aを有する浴槽10と、浴槽10に設けられ、水位Lを測定可能な水位センサ20と、制御装置30と、を含む。浴槽システム100は、水位Lと、基準人体体積相当水位変化量と、框面10aより基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位Lrと、の関係に応じて、入槽があったことを判定する。浴槽システム100は、水位Lと、基準人体体積相当水位変化量と、基準水位Lrと、第1閾値th1と、第2閾値th2と、を入力し、水位Lと、基準人体体積相当水位変化量と、基準水位Lrと、第1閾値th1と、第2閾値th2と、の関係に応じて、入槽があったことを出力する。【選択図】図4
Description
本発明は、浴槽システム及び入槽判定方法に関する。
近年、住宅内での事故で亡くなる人のうち、溺死の割合が多い。介護現場では、施設内、住宅内によらず、入浴中の被介護者は、人により監視される場合が多い。人による監視は時間的にも労力的にも限界にきている。そこで、センサ等を用いて入浴中の被介護者を監視するシステムが鋭意検討されている。
例えば、特許文献1では、浴槽内の圧力変化から水位を検出する水位センサと、浴室内の人感センサにより、人の存否の有無を検知する風呂給油装置が提案されている。
また、特許文献2では、荷重計を浴槽下に設置することで、人が浴槽に入槽したか否かを判別する手法が提案されている。
また、特許文献3では、浴槽内の水位と入浴者のバイタル情報に基づいて入浴体積を算出して、変化量に基づいて入浴又は退浴を判断するセンサが提案されている。
しかし、特許文献1又は特許文献3の場合、お湯足しや、満水時の浴槽からのお湯のオーバーフロー等により浴槽の水位が変化した際、誤検知の恐れがあるため、入退室を検知する入出検知センサ等を併用することで人の存否を検知するものであり、センサを複数設ける必要があった。
そして、特許文献2の場合、センサと連携可能な給湯器を使用しなければならず、後付け対応になると給湯器の変更が必要になる可能性がある。
その他、焦電センサ等を用いて入退室検知は可能だが、温度や蒸気の影響で誤検知の恐れがあった。
そして、特許文献2の場合、センサと連携可能な給湯器を使用しなければならず、後付け対応になると給湯器の変更が必要になる可能性がある。
その他、焦電センサ等を用いて入退室検知は可能だが、温度や蒸気の影響で誤検知の恐れがあった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、入槽の誤検知を抑制し、簡便に設置できる浴槽システム及び入槽判定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を有する。
(1)本発明の一態様は、框面を有する浴槽と、前記浴槽に設けられ、水位を測定可能な水位センサと、制御装置と、を含む浴槽システムであって、前記水位と、基準人体体積相当水位変化量と、前記框面より前記基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位と、の関係に応じて、入槽があったことを判定する。
(2)上記(1)において、前記水位と、前記基準人体体積相当水位変化量と、前記基準水位と、第1閾値と、第2閾値と、を入力し、前記水位と、前記基準人体体積相当水位変化量と、前記基準水位と、前記第1閾値と、前記第2閾値と、の関係に応じて、入槽があったことを出力してよい。
(3)上記(2)において、前記第1閾値は前記第2閾値より大きくてよい。
(4)上記(2)又は(3)において、前記第1閾値は、前記基準人体体積相当水位変化量であってよい。
(5)上記(2)から(4)のいずれかにおいて、前記第1閾値は、前記水位が前記基準水位より下方にある低水位状態である場合における閾値であり、前記第2閾値は、前記水位が前記基準水位より上方にある高水位状態である場合における閾値であってよい。
(6)上記(5)において、前記制御装置は、前記第1閾値と、前記第2閾値と、を設定された記憶部と、水位変化量が前記低水位状態から所定時間に前記第1閾値を超えた場合、又は、前記水位変化量が前記高水位状態から所定時間に前記第2閾値を超えた場合に、入槽があったことを判定する判定部と、を備えてよい。
(7)上記(6)において、前記制御装置は、第1時点における第1水位と、前記第1時点から所定時間経過した第2時点における第2水位とから、前記水位変化量を算出してよい。
(8)上記(6)又は(7)において、前記制御装置は、第1時間での複数時点における前記水位をサンプリングして平均化した第1平均水位と、前記第1時間に連続する第2時間での複数時点における前記水位をサンプリングして平均化した第2平均水位と、を算出し、前記第1平均水位及び前記第2平均水位から前記水位変化量を算出してよい。
(9)上記(6)から(8)のいずれかにおいて、前記制御装置は、入槽判定時点から所定時間を超えて、前記水位変化量が第3閾値を超えない場合に、報知を行う報知部を備えてよい。
(10)上記(1)から(9)のいずれかにおいて、前記水位センサは、前記浴槽の内側面に配置されていてよい。
(11)本発明の一態様は、框面を有する浴槽への入槽判定方法であって、水位と、基準人体体積相当水位変化量と、前記框面より前記基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位と、第1閾値と、第2閾値と、を入力し、前記水位と前記基準人体体積相当水位変化量と前記基準水位と、前記第1閾値と、前記第2閾値と、の関係に応じて、入槽があったことを出力する。
(1)本発明の一態様は、框面を有する浴槽と、前記浴槽に設けられ、水位を測定可能な水位センサと、制御装置と、を含む浴槽システムであって、前記水位と、基準人体体積相当水位変化量と、前記框面より前記基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位と、の関係に応じて、入槽があったことを判定する。
(2)上記(1)において、前記水位と、前記基準人体体積相当水位変化量と、前記基準水位と、第1閾値と、第2閾値と、を入力し、前記水位と、前記基準人体体積相当水位変化量と、前記基準水位と、前記第1閾値と、前記第2閾値と、の関係に応じて、入槽があったことを出力してよい。
(3)上記(2)において、前記第1閾値は前記第2閾値より大きくてよい。
(4)上記(2)又は(3)において、前記第1閾値は、前記基準人体体積相当水位変化量であってよい。
(5)上記(2)から(4)のいずれかにおいて、前記第1閾値は、前記水位が前記基準水位より下方にある低水位状態である場合における閾値であり、前記第2閾値は、前記水位が前記基準水位より上方にある高水位状態である場合における閾値であってよい。
(6)上記(5)において、前記制御装置は、前記第1閾値と、前記第2閾値と、を設定された記憶部と、水位変化量が前記低水位状態から所定時間に前記第1閾値を超えた場合、又は、前記水位変化量が前記高水位状態から所定時間に前記第2閾値を超えた場合に、入槽があったことを判定する判定部と、を備えてよい。
(7)上記(6)において、前記制御装置は、第1時点における第1水位と、前記第1時点から所定時間経過した第2時点における第2水位とから、前記水位変化量を算出してよい。
(8)上記(6)又は(7)において、前記制御装置は、第1時間での複数時点における前記水位をサンプリングして平均化した第1平均水位と、前記第1時間に連続する第2時間での複数時点における前記水位をサンプリングして平均化した第2平均水位と、を算出し、前記第1平均水位及び前記第2平均水位から前記水位変化量を算出してよい。
(9)上記(6)から(8)のいずれかにおいて、前記制御装置は、入槽判定時点から所定時間を超えて、前記水位変化量が第3閾値を超えない場合に、報知を行う報知部を備えてよい。
(10)上記(1)から(9)のいずれかにおいて、前記水位センサは、前記浴槽の内側面に配置されていてよい。
(11)本発明の一態様は、框面を有する浴槽への入槽判定方法であって、水位と、基準人体体積相当水位変化量と、前記框面より前記基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位と、第1閾値と、第2閾値と、を入力し、前記水位と前記基準人体体積相当水位変化量と前記基準水位と、前記第1閾値と、前記第2閾値と、の関係に応じて、入槽があったことを出力する。
本発明によれば、入槽の誤検知を抑制し、簡便に設置できる浴槽システム及び入槽判定方法を提供できる。
以下、本発明の一実施形態に係る浴槽システム100について、図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係る浴槽システム100における入槽前を想定した低水位状態の説明図である。
なお、以下、特に説明のない限り、水位Lは、浴槽10の框面10aをゼロとし、框面10aの上方をプラス、下方をマイナスとした鉛直軸における水面の位置で表されている。例えば、水面が框面10aにある場合における水位Lはゼロであり、水面が框面10aから5cm下方にある場合における水位Lはマイナス5cmである。
図1は、実施形態に係る浴槽システム100における入槽前を想定した低水位状態の説明図である。
なお、以下、特に説明のない限り、水位Lは、浴槽10の框面10aをゼロとし、框面10aの上方をプラス、下方をマイナスとした鉛直軸における水面の位置で表されている。例えば、水面が框面10aにある場合における水位Lはゼロであり、水面が框面10aから5cm下方にある場合における水位Lはマイナス5cmである。
(浴槽システム)
図1に示すように、一実施形態に係る浴槽システム100は、框面10aを有する浴槽10と、浴槽10に設けられ、水位Lを測定可能な水位センサ20と、制御装置30と、を含んでいる。そして、浴槽システム100は、水位Lと、基準人体体積相当水位変化量と、框面10aより基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位Lrと、の関係に応じて、入槽があったことを判定する。これにより、当初の水位Lが低水位状態であっても高水位状態であっても、水位Lの高低に依らず、入槽があったことを判定できる。
また、浴槽システム100は、水位Lと、基準人体体積相当水位変化量と、基準水位Lrと、第1閾値th1と、第2閾値th2と、を入力し、水位Lと、基準人体体積相当水位変化量と、基準水位Lrと、第1閾値th1と、第2閾値th2と、の関係に応じて、入槽があったことを出力する。これにより、当初の水位Lが低水位状態であっても高水位状態であっても、水位Lの高低に依らず、入槽があったことを判定できる。
図1に示すように、一実施形態に係る浴槽システム100は、框面10aを有する浴槽10と、浴槽10に設けられ、水位Lを測定可能な水位センサ20と、制御装置30と、を含んでいる。そして、浴槽システム100は、水位Lと、基準人体体積相当水位変化量と、框面10aより基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位Lrと、の関係に応じて、入槽があったことを判定する。これにより、当初の水位Lが低水位状態であっても高水位状態であっても、水位Lの高低に依らず、入槽があったことを判定できる。
また、浴槽システム100は、水位Lと、基準人体体積相当水位変化量と、基準水位Lrと、第1閾値th1と、第2閾値th2と、を入力し、水位Lと、基準人体体積相当水位変化量と、基準水位Lrと、第1閾値th1と、第2閾値th2と、の関係に応じて、入槽があったことを出力する。これにより、当初の水位Lが低水位状態であっても高水位状態であっても、水位Lの高低に依らず、入槽があったことを判定できる。
(浴槽)
浴槽10は、水を溜めることができるように下方に窪んだ空間を形成する内槽を有している。内槽は、底面と、底面の周縁から上方に延びる内側面と、を有している。
浴槽10は、浴槽10に水を満たした状態における水面と同等である框面10aを有している。
浴槽10は、水を溜めることができるように下方に窪んだ空間を形成する内槽を有している。内槽は、底面と、底面の周縁から上方に延びる内側面と、を有している。
浴槽10は、浴槽10に水を満たした状態における水面と同等である框面10aを有している。
(水位センサ)
水位センサ20は、水位を測定可能なセンサである。水位センサ20は、例えば、水圧の変化に応じて変化する電圧を検出する圧力式水位センサであってよい。
水位センサ20は、水位を測定可能なセンサである。水位センサ20は、例えば、水圧の変化に応じて変化する電圧を検出する圧力式水位センサであってよい。
水位センサ20は、浴槽10の内槽に設置できる。
水位センサ20は、入浴者に接触して入浴者のくつろぎを損なわないように、浴槽10の背もたれ部(浴槽10における内槽の平面視形状が長方形である場合、長方形の短辺に沿う内側面)を除く内側面(浴槽10における内槽の平面視形状が長方形である場合、長方形の長辺に沿う内側面)に設置されていることが好ましい。なお、水位センサ20は、内槽の底面に設けられていてもよい。
水位センサ20は、入浴者に接触して入浴者のくつろぎを損なわないように、浴槽10の背もたれ部(浴槽10における内槽の平面視形状が長方形である場合、長方形の短辺に沿う内側面)を除く内側面(浴槽10における内槽の平面視形状が長方形である場合、長方形の長辺に沿う内側面)に設置されていることが好ましい。なお、水位センサ20は、内槽の底面に設けられていてもよい。
水位センサ20の受圧部は、框面10aから所定の距離下方に離れた位置に配置される。
水位センサ20の受圧部は、框面10aから浴槽10の深さより小さい距離下方に離れた位置、すなわち、浴槽10の深さより浅い位置に配置されることが好ましい。水位センサ20の受圧部は、具体的には、框面10aから300mmから600mm下方に離れた位置に配置されていることが好ましい。これにより、湯量が可能な限り少ない状態から検知ができる。
水位センサ20の受圧部は、框面10aから浴槽10の深さより小さい距離下方に離れた位置、すなわち、浴槽10の深さより浅い位置に配置されることが好ましい。水位センサ20の受圧部は、具体的には、框面10aから300mmから600mm下方に離れた位置に配置されていることが好ましい。これにより、湯量が可能な限り少ない状態から検知ができる。
(制御装置30)
ここで、制御装置30は、水位Lが框面10aより基準人体体積Vm相当分低い水位である基準水位Lr(框面の水位 - 基準人体体積Vm相当分 = 基準水位Lr)より下方にある低水位状態である場合における第1閾値th1と、水位Lが基準水位Lrより上方にある高水位状態である場合における第2閾値th2と、を設定された記憶部31を備えている。なお、基準人体体積Vmは、あらかじめ適宜設定した値であってよい。基準人体体積Vmは、例えば、小柄な女性の半身が水に浸かった状態を想定した設定値であってよく任意で設定可能である。なお、基準水位Lrは、基準人体体積Vmが固定値であっても、内槽の内側の水が溜まる部分の水平断面積によって異なる。
本実施形態における閾値とは、水位の変化量のことである。そして、本実施形態における各閾値は、基準人体体積相当水位変化量 ≧ 第1閾値th1 > 第2閾値th2の関係にある。基準人体体積相当水位変化量は、第1閾値th1以上である。第1閾値th1は、第2閾値th2より大きい。
ここで、制御装置30は、水位Lが框面10aより基準人体体積Vm相当分低い水位である基準水位Lr(框面の水位 - 基準人体体積Vm相当分 = 基準水位Lr)より下方にある低水位状態である場合における第1閾値th1と、水位Lが基準水位Lrより上方にある高水位状態である場合における第2閾値th2と、を設定された記憶部31を備えている。なお、基準人体体積Vmは、あらかじめ適宜設定した値であってよい。基準人体体積Vmは、例えば、小柄な女性の半身が水に浸かった状態を想定した設定値であってよく任意で設定可能である。なお、基準水位Lrは、基準人体体積Vmが固定値であっても、内槽の内側の水が溜まる部分の水平断面積によって異なる。
本実施形態における閾値とは、水位の変化量のことである。そして、本実施形態における各閾値は、基準人体体積相当水位変化量 ≧ 第1閾値th1 > 第2閾値th2の関係にある。基準人体体積相当水位変化量は、第1閾値th1以上である。第1閾値th1は、第2閾値th2より大きい。
ここで、第1閾値th1は、基準人体体積相当水位変化量であってよい。なお、基準人体体積相当水位変化量とは、基準人体体積Vm相当分の水位変化量である。なお、基準人体体積相当水位変化量は、内槽の内側の水が溜まる部分の水平断面積によって異なるので、浴槽10の形状毎に設定される。これにより、人の浴槽10への入槽又は出槽を検知できる。
また、制御装置30は、水位変化量ΔLが低水位状態から所定期間に第1閾値th1を超えた場合(図2参照)、又は、水位変化量ΔLが高水位状態から所定期間に第2閾値th2を超えた場合(図4参照)に、入槽があったことを判定する判定部32と、を備えている。なお、水位変化量ΔLは、第1時点における第1水位L1から、第1時点より後の時点である第2時点における第2水位L2までの鉛直距離であってよい。これにより、当初の水位Lが框面10aに近い(満水に近い)高水位状態で人の入槽により框面10aから水が溢れるとともに、当初の水位Lから框面10aまでの距離である水位変化量ΔLが基準人体体積相当水位変化量に満たないとしても、それを、単に水を浴槽10に供給し続けて満水になった場合と区別して、入槽があったことを検知できる。
制御装置30は、入槽判定時点から所定期間を超えて、水位変化量ΔLが第3閾値th3を超えない場合に、報知を行う報知部33を備えてよい。これにより、人が長時間にわたって入槽していることを本人又は外部に知らせることができる。なお、報知の方法は、例えば、音、表示等であってよい。報知の手段は、例えば、浴槽システム100に接続された通信手段を介した、スピーカ又はディスプレイ等であってよい。
(作用)
次に、浴槽システム100の作用を、制御装置30の制御フローとともに説明する。
図1は、実施形態に係る浴槽システム100における入槽前を想定した低水位状態における説明図である。図2は、実施形態に係る浴槽システム100における低水位状態から入槽した場合の説明図である。図3は、実施形態に係る浴槽システム100における入槽前を想定した高水位状態の説明図である。図4は、実施形態に係る浴槽システム100における高水位状態から入槽した場合の説明図である。図5は、実施形態に係る浴槽システム100における出槽前を想定した低水位状態の説明図である。図6は、実施形態に係る浴槽システム100における低水位状態から出槽した場合の説明図である。図7は、実施形態に係る浴槽システム100における出槽前を想定した高水位状態の説明図である。図8は、実施形態に係る浴槽システム100における高水位状態から出槽した場合の説明図である。図9は、制御装置30による入槽判定のフロー図である。図10は、制御装置30による出槽判定のフロー図である。
次に、浴槽システム100の作用を、制御装置30の制御フローとともに説明する。
図1は、実施形態に係る浴槽システム100における入槽前を想定した低水位状態における説明図である。図2は、実施形態に係る浴槽システム100における低水位状態から入槽した場合の説明図である。図3は、実施形態に係る浴槽システム100における入槽前を想定した高水位状態の説明図である。図4は、実施形態に係る浴槽システム100における高水位状態から入槽した場合の説明図である。図5は、実施形態に係る浴槽システム100における出槽前を想定した低水位状態の説明図である。図6は、実施形態に係る浴槽システム100における低水位状態から出槽した場合の説明図である。図7は、実施形態に係る浴槽システム100における出槽前を想定した高水位状態の説明図である。図8は、実施形態に係る浴槽システム100における高水位状態から出槽した場合の説明図である。図9は、制御装置30による入槽判定のフロー図である。図10は、制御装置30による出槽判定のフロー図である。
(入槽判定)
浴槽システム100による入槽判定方法について説明する。
入槽判定方法は、框面10aを有する浴槽10への入槽判定方法である。入槽判定方法は、水位Lと、基準人体体積相当水位変化量と、框面10aより基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位Lrと、第1閾値th1と、第2閾値th2と、を入力し、水位Lと基準人体体積相当水位変化量と基準水位Lrと、第1閾値th1と、第2閾値th2と、の関係に応じて、入槽があったことを出力する。これにより、当初の水位Lが低水位状態であっても高水位状態であっても、入槽を検知できる。
詳細には、あらかじめ、基準水位Lrを制御装置30の記憶部31に設定しておく。なお、基準水位Lrは、水位Lが框面10aより基準人体体積Vm相当分低い水位であってよい。
また、あらかじめ、水位Lが框面10aより基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位Lrより下方にある低水位状態である場合における第1閾値th1を制御装置30の記憶部31に設定しておく。
また、浴槽システム100が報知機能を有する場合、第3閾値th3を制御装置30の記憶部に設定しておく。
浴槽システム100による入槽判定方法について説明する。
入槽判定方法は、框面10aを有する浴槽10への入槽判定方法である。入槽判定方法は、水位Lと、基準人体体積相当水位変化量と、框面10aより基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位Lrと、第1閾値th1と、第2閾値th2と、を入力し、水位Lと基準人体体積相当水位変化量と基準水位Lrと、第1閾値th1と、第2閾値th2と、の関係に応じて、入槽があったことを出力する。これにより、当初の水位Lが低水位状態であっても高水位状態であっても、入槽を検知できる。
詳細には、あらかじめ、基準水位Lrを制御装置30の記憶部31に設定しておく。なお、基準水位Lrは、水位Lが框面10aより基準人体体積Vm相当分低い水位であってよい。
また、あらかじめ、水位Lが框面10aより基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位Lrより下方にある低水位状態である場合における第1閾値th1を制御装置30の記憶部31に設定しておく。
また、浴槽システム100が報知機能を有する場合、第3閾値th3を制御装置30の記憶部に設定しておく。
(A1)制御装置30は、水位センサ20により、所定時間(例えば、1秒間)ごとに、水位Lを測定する(水位測定ステップS11)。
ここで、制御装置30は、第1時点t1における第1水位L1と、第1時点t1から所定時間経過した第2時点t2における第2水位L2とから、水位変化量ΔLを算出してよい。なお、所定時間は、例えば、2秒間である。これにより、水位変化量ΔLを常時取得できる。
ここで、制御装置30は、第1時間D1での複数時点における水位Lをサンプリングして平均化した第1平均水位L1mと、第1時間D1に連続する第2時間D2での複数時点における水位Lをサンプリングして平均化した第2平均水位L2mと、を算出し、第1平均水位L1m及び第2平均水位L2mから水位変化量ΔLを算出してもよい。なお、第1時間D1及び第2時間D2は、例えば、5秒間である。これにより、入出槽とは関係のない瞬間的な水位変化を検出することなく、入出槽の検知に有用な水位変化量ΔLを取得できる。
なお、制御装置30は、第1時点t1における第1水位L1と、第1時点t1から所定時間経過した第2時点t2における第2水位L2とから算出した結果と、第1時間D1での複数時点における水位Lをサンプリングして平均化した第1平均水位L1mと、第1時間D1に連続する第2時間D2での複数時点における水位Lをサンプリングして平均化した第2平均水位L2mとから算出した結果の両方の結果から、例えば、小さい方を採用する等により、水位変化量ΔLを算出してもよい。
(A2)次に、水位Lに応じて、閾値を設定する。第1閾値th1は、基準人体体積相当水位変化量を超えない値に設定される。第2閾値th2は、第1閾値th1を超えない値に設定される。第1閾値th1は第2閾値th2より大きい。
詳細には、図1に示すように、水位センサ20が測定した水位Lが基準水位Lrより下方にある低水位状態である場合、閾値を第1閾値th1(例えば、基準人体体積相当水位変化量の分上昇したときに水位センサ―20で検出される電圧の変化量である30mV)に設定する。
一方、図3に示すように、水位センサ20が測定した水位Lが基準水位Lrより上方にある高水位状態である場合、閾値を第2閾値th2(例えば、水位Lが框面10aにあるときに水位センサ―20で検出される電圧である50mVから、現在の水位Lにおいて水位センサ―20で検出される電圧である45mVを差し引いた値である5mV)に設定する。
詳細には、図1に示すように、水位センサ20が測定した水位Lが基準水位Lrより下方にある低水位状態である場合、閾値を第1閾値th1(例えば、基準人体体積相当水位変化量の分上昇したときに水位センサ―20で検出される電圧の変化量である30mV)に設定する。
一方、図3に示すように、水位センサ20が測定した水位Lが基準水位Lrより上方にある高水位状態である場合、閾値を第2閾値th2(例えば、水位Lが框面10aにあるときに水位センサ―20で検出される電圧である50mVから、現在の水位Lにおいて水位センサ―20で検出される電圧である45mVを差し引いた値である5mV)に設定する。
(A3)そして、水位Lが低水位状態である場合、人が入槽すると、図2に示すように、所定時間内に、水面が水位変化量ΔL上昇する。この際、制御装置30の判定部32は、水位変化量ΔLと第1閾値th1とを比較する(第1比較ステップS12)。そして、水位変化量ΔLが第1閾値th1を超える場合、入槽があったことを検知する。
(A4)一方、人の入槽前の水位Lが高水位状態である場合、人が入槽すると、図4に示すように、所定時間内に、水面が水位変化量ΔL上昇する。なお、人が入槽すると、浴槽10に溜まっていた水が人の体積に押し退けられ、浴槽10の框面10aから溢れて一部排出される。この際、制御装置30の判定部32は、人の入槽後の水位変化量ΔLと第2閾値th2とを比較する(第2比較ステップS13)。そして、水位変化量ΔLが第2閾値th2を超える場合、入槽があったことを検知する。
(A5)入槽が検知された場合、適宜、入槽判定時点を記憶部31に記録し、タイマーを起動する。
ここで、制御装置30は、報知部33により、入槽判定時点から所定時間を超えて、前記水位変化量が第3閾値th3を超えない場合に、報知を行う(報知ステップS14)。なお、所定時間は、例えば、10分間である。なお、第3閾値th3は、例えば、基準人体体積相当水位変化量であってよい。第3閾値th3は、例えば、第1閾値th1と同じであってよい。これにより、人が長時間にわたって入槽していることを本人又は外部に知らせることができる。なお、報知の方法は、例えば、報知部33からの指令によって音、表示等を発する方法であってよい。報知の手段は、例えば、浴槽システム100に、通信ケーブル、無線装置、ルータ等の通信手段を介して接続された、スピーカ又はディスプレイ等のハードウェアであってよい。
このように、制御装置30は、水位変化量ΔLが低水位状態から所定時間に第1閾値th1を超えた場合、又は、水位変化量ΔLが高水位状態から所定時間に前記第2閾値th2を超えた場合に、入槽があったことを判定する判定部32を備えている。これにより、当初の水位Lが框面10aに近い(満水に近い)高水位状態で人の入槽により框面10aから水が溢れるとともに、当初の水位Lから框面10aまでの距離である水位変化量ΔLが基準人体体積相当水位変化量に満たないとしても、それを、単に水を浴槽10に供給し続けて満水になった場合と区別して、入槽があったことを検知できる。よって、当初の水位Lが低水位状態であっても高水位状態であっても、入槽を検知できる。
(出槽判定)
次に、浴槽システム100による出槽判定について説明する。
出槽判定では、入槽判定と同様に、あらかじめ、基準水位Lrを制御装置30の記憶部31に設定しておく。なお、基準水位Lrは、水位Lが框面10aより基準人体体積Vm相当分低い水位であってよい。
また、あらかじめ、低水位状態と高水位状態とで共通する第1閾値th1を制御装置30の記憶部31に設定しておく。なお、出槽判定では、制御装置30は、第2閾値th2を使用しなくてよい。
なお、出槽判定は、入槽判定がなされたことを条件として行ってよい。なお、出槽判定は、入槽判定とは独立して行ってもよい。
次に、浴槽システム100による出槽判定について説明する。
出槽判定では、入槽判定と同様に、あらかじめ、基準水位Lrを制御装置30の記憶部31に設定しておく。なお、基準水位Lrは、水位Lが框面10aより基準人体体積Vm相当分低い水位であってよい。
また、あらかじめ、低水位状態と高水位状態とで共通する第1閾値th1を制御装置30の記憶部31に設定しておく。なお、出槽判定では、制御装置30は、第2閾値th2を使用しなくてよい。
なお、出槽判定は、入槽判定がなされたことを条件として行ってよい。なお、出槽判定は、入槽判定とは独立して行ってもよい。
(B1)制御装置30は、水位センサ20により、所定時間(例えば、1秒間)ごとに、水位Lを測定する(水位測定ステップS21)。なお、出槽判定における水位Lの測定及び水位変化量ΔLの算出の詳細は、入槽判定と同様である。
(B2)次に、閾値を設定する。
詳細には、図5に示すように、水位センサ20が測定した水位Lが基準水位Lrより下方にある低水位状態である場合、閾値を第1閾値th1(例えば、基準人体体積相当水位変化量の分上昇したときに水位センサ―20で検出される電圧の変化量である10mV)に設定する。
また、図7に示すように、水位センサ20が測定した水位Lが基準水位Lrより上方にある高水位状態である場合、低水位状態である場合と同様に、閾値を第1閾値th1(例えば、基準人体体積相当水位変化量の分上昇したときに水位センサ―20で検出される電圧の変化量である10mV)に設定する。
詳細には、図5に示すように、水位センサ20が測定した水位Lが基準水位Lrより下方にある低水位状態である場合、閾値を第1閾値th1(例えば、基準人体体積相当水位変化量の分上昇したときに水位センサ―20で検出される電圧の変化量である10mV)に設定する。
また、図7に示すように、水位センサ20が測定した水位Lが基準水位Lrより上方にある高水位状態である場合、低水位状態である場合と同様に、閾値を第1閾値th1(例えば、基準人体体積相当水位変化量の分上昇したときに水位センサ―20で検出される電圧の変化量である10mV)に設定する。
(B3)そして、水位Lが低水位状態である場合、人が出槽すると、図6に示すように、所定時間内に、水面が水位変化量ΔL降下する。この際、制御装置30の判定部32は、水位変化量ΔLと第1閾値th1とを比較する(第3比較ステップS22)。そして、水位変化量ΔLが第1閾値th1を超える場合、出槽があったことを検知する。
(B4)同様に、水位Lが高水位状態である場合、人が出槽すると、図8に示すように、所定時間内に、水面が水位変化量ΔL降下する。この際、制御装置30の判定部32は、水位変化量ΔLと第1閾値th1とを比較する(第3比較ステップS22)。そして、水位変化量ΔLが第1閾値th1を超える場合、出槽があったことを検知する。
(B5)出槽が検知された場合、適宜、出槽判定時点を記憶部31に記録する。なお、出槽が検知された場合、入槽判定時点で起動したタイマーをリセットしてもよい。
このように、制御装置30は、水位変化量ΔLが所定時間に第1閾値th1を超えた場合に、出槽があったことを判定する判定部32を備えている。これにより、当初の水位Lが高水位状態であっても低水位状態であっても、出槽があったことを検知できる。
なお、本発明の技術的範囲は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
本実施形態に係る浴槽システム100は、框面10aを有する浴槽10と、浴槽10に設けられ、水位Lを測定可能な水位センサ20と、制御装置30と、を含んでいる。そして、浴槽システム100は、水位Lと、基準人体体積相当水位変化量と、框面10aより基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位Lrと、の関係に応じて、入槽があったことを判定する。これにより、当初の水位Lが低水位状態であっても高水位状態であっても、入槽を検知できる。
また、本実施形態に係る入槽判定方法は、框面10aを有する浴槽10への入槽判定方法である。入槽判定方法は、水位Lと、基準人体体積相当水位変化量と、框面10aより基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位Lrと、第1閾値th1と、第2閾値th2と、を入力し、水位Lと基準人体体積相当水位変化量と基準水位Lrと、第1閾値th1と、第2閾値th2と、の関係に応じて、入槽があったことを出力する。これにより、当初の水位Lが低水位状態であっても高水位状態であっても、入槽を検知できる。
また、本実施形態に係る入槽判定方法は、框面10aを有する浴槽10への入槽判定方法である。入槽判定方法は、水位Lと、基準人体体積相当水位変化量と、框面10aより基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位Lrと、第1閾値th1と、第2閾値th2と、を入力し、水位Lと基準人体体積相当水位変化量と基準水位Lrと、第1閾値th1と、第2閾値th2と、の関係に応じて、入槽があったことを出力する。これにより、当初の水位Lが低水位状態であっても高水位状態であっても、入槽を検知できる。
100 浴槽システム
10 浴槽
10a 框面
20 水位センサ
30 制御装置
31 記憶部
32 判定部
33 報知部
D1 第1時間
D2 第2時間
L 水位
L1 第1水位
L1m 第1平均水位
L2 第2水位
L2m 第2平均水位
Lr 基準水位
S11 水位測定ステップ
S12 第1比較ステップ
S13 第2比較ステップ
S14 報知ステップ
S21 水位測定ステップ
S22 第3比較ステップ
t1 第1時点
t2 第2時点
th1 第1閾値
th2 第2閾値
th3 第3閾値
Vm 基準人体体積
ΔL 水位変化量
10 浴槽
10a 框面
20 水位センサ
30 制御装置
31 記憶部
32 判定部
33 報知部
D1 第1時間
D2 第2時間
L 水位
L1 第1水位
L1m 第1平均水位
L2 第2水位
L2m 第2平均水位
Lr 基準水位
S11 水位測定ステップ
S12 第1比較ステップ
S13 第2比較ステップ
S14 報知ステップ
S21 水位測定ステップ
S22 第3比較ステップ
t1 第1時点
t2 第2時点
th1 第1閾値
th2 第2閾値
th3 第3閾値
Vm 基準人体体積
ΔL 水位変化量
Claims (11)
- 框面を有する浴槽と、前記浴槽に設けられ、水位を測定可能な水位センサと、制御装置と、を含む浴槽システムであって、
前記水位と、基準人体体積相当水位変化量と、前記框面より前記基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位と、の関係に応じて、入槽があったことを判定する
浴槽システム。 - 前記水位と、前記基準人体体積相当水位変化量と、前記基準水位と、第1閾値と、第2閾値と、を入力し、
前記水位と、前記基準人体体積相当水位変化量と、前記基準水位と、前記第1閾値と、前記第2閾値と、の関係に応じて、入槽があったことを出力する
請求項1に記載の浴槽システム。 - 前記第1閾値は前記第2閾値より大きい
請求項2に記載の浴槽システム。 - 前記第1閾値は、前記基準人体体積相当水位変化量である
請求項2又は請求項3に記載の浴槽システム。 - 前記第1閾値は、前記水位が前記基準水位より下方にある低水位状態である場合における閾値であり、
前記第2閾値は、前記水位が前記基準水位より上方にある高水位状態である場合における閾値である
請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の浴槽システム。 - 前記制御装置は、前記第1閾値と、前記第2閾値と、を設定された記憶部と、
水位変化量が前記低水位状態から所定時間に前記第1閾値を超えた場合、又は、前記水位変化量が前記高水位状態から所定時間に前記第2閾値を超えた場合に、入槽があったことを判定する判定部と、を備える
請求項5に記載の浴槽システム。 - 前記制御装置は、第1時点における第1水位と、前記第1時点から所定時間経過した第2時点における第2水位とから、前記水位変化量を算出する
請求項6に記載の浴槽システム。 - 前記制御装置は、第1時間での複数時点における前記水位をサンプリングして平均化した第1平均水位と、前記第1時間に連続する第2時間での複数時点における前記水位をサンプリングして平均化した第2平均水位と、を算出し、前記第1平均水位及び前記第2平均水位から前記水位変化量を算出する
請求項6又は請求項7のいずれか1項に記載の浴槽システム。 - 前記制御装置は、入槽判定時点から所定時間を超えて、前記水位変化量が第3閾値を超えない場合に、報知を行う報知部を備える
請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の浴槽システム。 - 前記水位センサは、前記浴槽の内側面に配置されている
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の浴槽システム。 - 框面を有する浴槽への入槽判定方法であって、
水位と、基準人体体積相当水位変化量と、前記框面より前記基準人体体積相当水位変化量の分低い基準水位と、第1閾値と、第2閾値と、を入力し、
前記水位と前記基準人体体積相当水位変化量と前記基準水位と、前記第1閾値と、前記第2閾値と、の関係に応じて、入槽があったことを出力する
入槽判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021190788A JP2023077503A (ja) | 2021-11-25 | 2021-11-25 | 浴槽システム及び入槽判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021190788A JP2023077503A (ja) | 2021-11-25 | 2021-11-25 | 浴槽システム及び入槽判定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023077503A true JP2023077503A (ja) | 2023-06-06 |
Family
ID=86622419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021190788A Pending JP2023077503A (ja) | 2021-11-25 | 2021-11-25 | 浴槽システム及び入槽判定方法 |
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Country | Link |
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-
2021
- 2021-11-25 JP JP2021190788A patent/JP2023077503A/ja active Pending
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