JP2017162040A - 浴室監視装置、浴室乾燥機、浴室暖房機および浴室用換気扇 - Google Patents

浴室監視装置、浴室乾燥機、浴室暖房機および浴室用換気扇 Download PDF

Info

Publication number
JP2017162040A
JP2017162040A JP2016043975A JP2016043975A JP2017162040A JP 2017162040 A JP2017162040 A JP 2017162040A JP 2016043975 A JP2016043975 A JP 2016043975A JP 2016043975 A JP2016043975 A JP 2016043975A JP 2017162040 A JP2017162040 A JP 2017162040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathroom
bather
air
monitoring
bathtub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016043975A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6578996B2 (ja
Inventor
一郎 本木
Ichiro Motoki
一郎 本木
沼倉 良
Makoto Numakura
良 沼倉
増田 健司
Kenji Masuda
健司 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016043975A priority Critical patent/JP6578996B2/ja
Publication of JP2017162040A publication Critical patent/JP2017162040A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6578996B2 publication Critical patent/JP6578996B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Control For Baths (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

【課題】 入浴者が浴室内で意識を失ってしまった場合に人体の動きを検出する体動検出装置によって異常を検知し浴室外の家族に報知する浴室監視装置においては、人体の動きが検出できない場合を異常と判断しているため、浴槽に浸かって動かずにゆったりしている正常な状態と、気を失って動けなくなっている異常な状態との区別がつかないという課題があった。【解決手段】 本発明の浴室監視装置は、浴槽内またはその上方の空間にある被検知物の位置情報を取得する位置検出手段と、被検知物の位置情報が浴槽内およびその上方の空間に定めた複数の監視ゾーンのうちのいずれから検出されたかによって浴室内の入浴者の正常状態または異常状態を判断する判断手段と、判断手段が異常状態と判断した際に浴室内もしくは浴室外に異常を報知する報知手段とにより構成したことを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、浴室内における入浴者の異常を検知する浴室監視装置に関するものである。
入浴時に、急激な血圧上昇や血圧低下を起こして浴室内で意識を失ってしまった場合、家族などが早くそれに気付いて助けてやらないと危険な状態に至る恐れがある。最悪の場合、意識を失った入浴者が浴槽の湯の中に沈んでそのまま溺死に至るということにもなりかねない。
このような問題を解決するための浴室内の異常検知装置として、例えば特許文献1や特許文献2に開示されているものが知られている。
特許文献1に開示されている風呂装置は、浴室に人が動いているか否かを検出する体動検出装置を設け、浴室内で人が動かなくなったときに外部に的確に報知し、事故を未然に防ぐものである。
また、特許文献2に開示されている浴室監視装置も、撮像装置を有した人体検出センサおよび赤外線センサから構成される人体センサにより浴室内の入浴者の動きを監視し、入浴者の動きが一定時間なかった場合は警報音などにより注意喚起と外部への報知を行うものである。
特開2004−156868号公報 特開2002−150447号公報
しかしながら、上記特許文献に開示された風呂装置や浴室監視装置においては、人体の動きが検出できない場合を異常と判断しており、入浴者が浴槽にゆったりと浸かっていて動きのない場合と、入浴者が浴槽内で寝込んだり、気を失ってしまって動きがない場合との区別がつかないため、いずれの場合にも一定時間入浴者の動きが検出できなければ警報音などによる浴室内部あるいは外部への報知を実行する。入浴者が正常な状態における警報音などの報知は、入浴者にとっても浴室外部で報知を受けた人にとっても煩わしいものであった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、入浴者の正常/異常をより正確に判断し、正常時における不要な誤報知を行わないようにした浴室監視装置を提供することを目的とする。
この発明にかかる浴室監視装置は、浴室の上部に設置されて、浴槽内またはその上方の空間内に存在する被検知物の位置情報を取得する位置検出手段と、被検知物の位置情報が浴槽内およびその上方の空間に定めた複数の監視ゾーンのうちのいずれから検出されたかによって浴室内の入浴者の正常状態または異常状態を判断する判断手段と、判断手段が異常状態と判断した際に浴室内もしくは浴室外に異常を報知する報知手段とを備えるものである。
この発明は上記のように構成したので、入浴者の正常/異常をより正確に判断することができるため、正常時における不要な誤報知を防止するとともに、異常時には外部に的確に報知して浴室内の事故を未然に防ぐことができる。
この発明の実施の形態1にかかる浴室監視装置のブロック構成および浴室の概略構成を示す図である。 この発明の実施の形態1にかかる浴室監視装置の位置検出動作を示す図である。 この発明の実施の形態1にかかる浴室監視装置の位置検出動作を示す図である。 この発明の実施の形態1にかかる浴室監視装置の位置検出動作を示す図である。 この発明の実施の形態1にかかる浴室監視装置の監視動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態2にかかる浴室監視装置の監視ゾーンを示す浴室内上面図である。 この発明の実施の形態3にかかる浴室監視装置の位置検出動作を示す図である。 この発明の実施の形態3にかかる浴室監視装置の位置検出動作を示す図である。 この発明の実施の形態3にかかる浴室監視装置の位置検出動作を示す図である。 この発明の実施の形態4にかかる浴室監視装置の位置検出動作を示す図である。 この発明の実施の形態4にかかる浴室監視装置の位置検出動作を示す図である。 この発明の実施の形態4にかかる浴室監視装置の位置検出動作を示す図である。 この発明の実施の形態4にかかる浴室監視装置の監視動作を示すフローチャート図である。 この発明の実施の形態5にかかる浴室監視装置の監視ゾーンを示す浴室内上面図である。 この発明の実施の形態6にかかる浴室監視装置のブロック構成および浴室の概略構成を示す図である。 この発明の実施の形態7にかかる浴室監視装置のブロック構成および浴室の概略構成を示す図である。 この発明の実施の形態7にかかる浴室監視装置の監視ゾーンを示す浴室内上面図である。 この発明の実施の形態8にかかる浴室乾燥機および浴室の概略構成を示す図である。 この発明の実施の形態8にかかる浴室乾燥機の概略構成を示す図である。 この発明の実施の形態8にかかる浴室乾燥機の監視動作を示すフローチャート図である。
以下、本発明にかかる浴室監視装置および浴室乾燥機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1にかかる浴室監視装置のブロック構成および浴室を示す図、図2−1〜図2−3は実施の形態1にかかる浴室監視装置の位置検出動作を示す図、図3は実施の形態1にかかる浴室監視装置の監視動作を示すフローチャート図である。
まず、図1を用いて、本発明の浴室監視装置3の構成を説明する。図1において、浴室1内に置かれた浴槽2の上方の天井部に、浴室監視装置3の位置検出手段として超音波センサ4が設置されている。超音波センサ4は超音波を外部に発信する発信部41と、発信された後、被検知物で反射して戻ってきた超音波を受信する受信部42と、超音波センサ4から被検知物までの距離を演算する演算部43によって構成されている。超音波センサ4は判断手段5と接続され、判断手段5は脱衣所などの浴室外もしくは浴室内に設置された報知手段6と接続されている。判断手段5は、具体的にはマイコンなどで構成可能である。また、報知手段6はLEDやLCDなどの表示器やブザー、音声出力機能などによって構成可能である。なお、報知手段6として、住宅内電気機器を統括的にコントロールするHEMSコントローラを利用してもよい。また、スマートフォンやタブレット機器を利用してもよい。
浴室監視装置3は、上記の超音波センサ4、判断手段5、報知手段6によって構成されている。
次に、図2−1〜図2−3を用いて、浴室監視装置3の位置検出動作について説明する。
図2−1は入浴者Xが浴槽2に正常に浸かっている場合の超音波による位置検出動作を示している。入浴者Xが正常に浴槽2の湯に浸かっている場合、浴槽2内にしゃがんだ姿勢で頭をしっかり持ち上げているので、その頭部の位置は浴槽2の底面から第一の高さh1以上であって第二の高さh2以下の範囲内に存在すると考えることができる。すなわち、入浴者Xの正常時の頭部の位置は図2−1に示した第一の監視ゾーンである領域Z1内に存在すると推定できる。
超音波は、超音波センサ4の発信部から発信された後、入浴者Xの頭部に垂直に当って反射した分が、受信部に戻ってきて受信される(超音波信号71)。なお、超音波は人体のどこに当っても反射するが、頭部は天井に設置した超音波センサ4に最も近いことから、頭部での反射波が最も早く受信部に戻ってくる。ここで、超音波センサ4の発信部から発信した超音波が被検知物で反射し、受信部に戻ってくるまでの所要時間を計測することにより、超音波センサ4から最も近い位置にある被検知物までの距離を算出することができる。すなわち、最も近い被検知物が領域Z1すなわち第一の監視ゾーン内にあるのか、領域Z1より近い領域である他の監視ゾーンにあるのか、あるいは領域Z1より遠い領域である別の監視ゾーンにあるのかといった被検知物の位置情報を取得することができる。この情報を受けて、浴室監視装置3の判断手段5は、被検知物が領域Z1内にあるのであれば、入浴者Xが浴槽2に正常に浸かっていて、超音波はその頭部で反射したものと推定する。すなわち、被検知物は入浴者であってかつ正常状態であると判断することができる。
図2−2は入浴者Xが浴槽2から出るために立ち上がった場合の超音波による位置検出動作を示している。入浴者Xが立ち上がっているため、入浴者の頭部の位置は領域Z1の上方の第二の監視ゾーンである領域Z2内に存在する。領域Z2は、入浴者が浴槽内に浸かっている場合の頭部の最大位置より高く、入浴者が浴槽内で完全に立ち上がった状態での頭部の最大位置より低い範囲にある。
超音波は、超音波センサ4の発信部から発信された後、入浴者Xの頭部に垂直に当って反射した分が、受信部に戻ってきて受信される(超音波信号72)。ここで、超音波の発信から受信までの所要時間の計測により、超音波センサ4から被検知物までの距離を算出することができるので、超音波が領域Z2内で反射したのかどうかを判別することができる。これにより判断手段5は、超音波が領域Z2内で反射したのであれば、入浴者Xが浴槽2内で立ち上がっていて、その頭部で反射したものと推定する。すなわち、被検知物は入浴者であってかつ正常状態であると判断することができる。
図2−3は入浴者Xに何らかの異常(例えば血圧上昇や血圧低下、その他の原因により気分が悪くなったなど)が生じて、頭部を正常な位置に保てなくなった場合を示している。入浴者Xの頭部が正常な位置(領域Z1内)から外れ、沈みかかった状態もしくは湯の中に沈んだ状態になると、超音波は沈みかかった入浴者Xの頭部もしくは湯面で反射(超音波信号73)する。ここで、超音波の発信から受信までの所要時間の計測により、超音波センサ4から被検知物までの距離を算出することができるので、超音波が領域Z1よりも低い領域で反射したのかどうかを判別することができる。これにより判断手段5は、超音波が領域Z1よりも低い領域で反射したのであれば、入浴者Xが浴槽2の湯の中に沈みかかった状態もしくは湯の中に沈んだ状態になっていて、頭部もしくは湯面で反射したものと推定する。
上記のように、超音波センサ4が取得した被検知物の位置情報によって、浴室監視装置3の判断手段5は、浴槽内の入浴者Xの頭部の位置が領域Z1内にあるか、領域Z2内にあるか、領域Z1より低い位置にあるかなどを判断することができる。
次に、それらの情報に基づく浴室監視装置3の監視動作フローチャートを、図3により説明する。
浴室監視装置3の判断手段5は、領域Z1内に入浴者Xの頭部があると判断した時点から監視動作を開始する。図3において、ステップS1で入浴者Xの頭部が領域Z1内に存在しているかどうかを監視する。領域Z1内で検知している場合は、ステップS2に進む。ステップS2では、領域Z1内で検知されている状態がどれだけの時間継続しているかを監視する。あらかじめ設定された所定の時間T1を経過していなければ、ステップS1に戻る。
ステップS1において、領域Z1内で検知しなくなった場合は、ステップS3に進む。ステップS3では、領域Z2内で入浴者Xの頭部を検出するかどうかを監視する。領域Z2内で検出されれば入浴者Xは立ち上がっていると判断できる。その後、浴槽2から完全に出るにしても、あるいは再び浴槽2に浸かる(領域Z1内で再検出)にしても、それは入浴者Xの正常な動きであり、異常はないと判断することができる(ステップS4)。しかし、領域Z2内で検出されなかった場合には、入浴者Xが浴槽2で立ち上がることなく、領域Z1から外れたことになるので、浴槽2の湯に沈みかかっているか、もしくは湯中に沈んでいると想定できる。そこで、ステップS5に進んで異常ありと判断した後、ステップS6で報知手段6に対して報知動作を行なうように指令を出す。すなわち、浴室1外にいる家人に異常事態発生を連絡する。なお、浴室1内にも報知して入浴者X自身に注意を喚起してもよい。
また、ステップS2において、所定の時間T1を経過した場合はステップS5に進み、異常ありと判断する。この所定の時間T1はその入浴者Xが通常浴槽2内に浸かっている時間に基づいて設定される。すなわち、普段は所定の時間T1を超えて浴槽2に浸かっていることがないのに、T1を超えてしまっているということは、入浴者Xに何らかの異常が発生したと推定できる。例えば、意識を失ったにもかかわらず、頭部を浴槽の縁部に凭れさせているため、領域Z1からは外れていないような場合も、ここで異常と判断することができる。また、頭部をしっかりと支えた正常な状態であっても、通常時より長い時間浸かっているため、その後気分を悪くする恐れが高まることになり、そのような場合の予防処置とすることもできる。ステップS5で異常ありと判断した後、ステップS6に進み、報知手段6に対して報知動作を行なうように指令を出す。すなわち、浴室1外にいる家人に異常事態発生を連絡する。浴室1内の入浴者X自身に注意を喚起してもよい。
以上をまとめると、浴室監視装置3の判断手段5は、入浴者Xが領域Z1内にいる場合および入浴者Xが領域Z2を経由して領域Z1からいなくなった場合を「異常なし」と判断し、入浴者Xが領域Z2を経由せずに領域Z1からいなくなった場合を「異常あり」と判断する。そして、異常ありの場合には浴室1外に異常発生を報知する。
さらに、入浴者Xが領域Z1内にいて所定の時間T1以上経過した場合も異常ありと判断し、また、異常発生時に浴室1内の入浴者X自身に注意を喚起することも可能である。
実施の形態1では上記のように構成されているため、入浴者の正常/異常をより正確に判断することが可能となり、正常時における不要な誤報知を防止するとともに、異常時には外部に的確に報知して浴室内の事故を未然に防ぐことができる。
また、入浴者が正常に浴槽から出た場合は異常なしと判断するので、不要な誤報知を防止することができる。
さらに、入浴者が正常な領域に所定の時間以上留まっている場合にも異常ありと判断することができるため、入浴者が気分が悪くなる事態を未然に防ぐことが可能である。
実施の形態2.
実施の形態1における浴室監視装置では、入浴者が正常に浴槽に浸かっていると判断するための領域Z1の上方に領域Z2を設定し、入浴者が立ち上がることすなわち領域Z2を通過することによって、正常な状態で浴槽から出たと判断するようにした。実施の形態2では、領域Z2を浴槽と洗い場との境界部に設定したものである。
図4は実施の形態2にかかる浴室監視装置の監視ゾーンを示す浴室内上面図である。以下、図4により実施の形態2の構成と動作を説明する。
図4において、浴室1内に浴槽2が設置されており、洗い場8は浴槽2以外の場所である。ここで、浴室監視装置3の超音波センサ4による領域Z1(第一の監視ゾーン)の水平方向の領域は浴槽2内全域をカバーしているものとする。なお、領域Z1の高さ方向の範囲は実施の形態1と同様である。浴室監視装置3の超音波センサ4による領域Z2(第二の監視ゾーン)の水平方向の領域は浴槽2と洗い場8との境界部分とする。なお、領域Z2の高さ方向の範囲は、浴槽2の縁の最大位置より高く、入浴者Xが浴槽2内で立ち上がった状態での頭部の最大位置を含むものとする。
入浴者Xが浴槽2に浸かっている場合は、超音波センサ4により、被検知物として領域Z1内にある入浴者の頭部が検知される。入浴者Xが浴槽2から出るとき、必ず浴槽2の縁を通り過ぎて洗い場8に移動するので、超音波センサ4により、被検知物として領域Z2を通過する入浴者Xの頭部あるいは入浴者Xの身体の別の部位が検知される。
したがって、実施の形態1と同様に、浴室監視装置3の判断手段5は、入浴者Xが領域Z1内にいる場合および入浴者Xが領域Z2を経由して領域Z1からいなくなった場合を「異常なし」と判断し、入浴者Xが領域Z2を経由せずに領域Z1からいなくなった場合を「異常あり」と判断することができる。そして、異常ありの場合には報知手段6により浴室1外に異常発生を報知する。
実施の形態2では上記のように構成されているため、実施の形態1同様、入浴者の正常/異常をより正確に判断することが可能となり、正常時における不要な誤報知を防止するとともに、異常時には外部に的確に報知して浴室内の事故を未然に防ぐことができる。
また、入浴者が正常に浴槽から出た場合は異常なしと判断するので、不要な誤報知を防止することができる。
さらに、入浴者が正常な領域に所定の時間以上留まっている場合にも異常ありと判断することができるため、入浴者が気分が悪くなる事態を未然に防ぐことが可能である。
実施の形態3.
実施の形態1では超音波センサを浴室天井に設置し、入浴者の頭部をほぼ真上から検知する構成とした。実施の形態3は、超音波センサを浴室壁面の上部に設置する構成とするものである。
図5−1〜図5−3は実施の形態3にかかる浴室監視装置の位置検出動作を示す図である。以下、図5−1〜図5−3により実施の形態3の構成と動作を説明する。
図5−1〜図5−3において、浴室監視装置3が浴室1壁面の上部、具体的には天井面に近い場所に設置されている。したがって、浴室監視装置3に備えられた超音波センサ4は、浴槽2に対し斜め上から超音波を発信し、浴槽2内の入浴者Xの頭部で反射して戻ってきた超音波を受信する構成となっている。
図5−1は入浴者Xが浴槽2に正常に浸かっている場合の超音波による位置検出動作を示している。超音波は、超音波センサ4の発信部から発信された後、入浴者Xの頭部に垂直に当って反射した分が、受信部に戻ってきて受信される(超音波信号71)。なお、超音波は人体のどこに当っても反射するが、頭部は天井近くの壁面に設置した超音波センサ4に最も近いことから、頭部での反射波が最も早く受信部に戻ってくる。
浴室監視装置3は、超音波を発信してから反射して戻ってくるまでの時間を計測することにより、超音波センサ4と入浴者Xとの距離を演算により求めることができるが、超音波が入浴者Xに対して斜め上方向から発信されるため、入浴者Xとの距離は、例えば図中に示したY1〜Y6のように区分することができる。
ここで、領域Z1(第一の監視ゾーン)は、実施の形態1で説明したように、入浴者Xが正常に浴槽2に浸かっている場合に入浴者Xの頭部が存在する領域である。図5−1の場合、超音波センサ4が距離Y4の位置にある被検知物を検知することにより、浴室監視装置3は入浴者Xが浴槽の中央付近に浸かっていると推定できる。
次に、入浴者Xが浴槽2から出るために立ち上がった状態を考える。図5−2において、入浴者Xが立ち上がったことにより、超音波センサ4と入浴者Xとの距離はY3の位置に変わる。すなわち、入浴者Xが浴槽2に浸かっていた状態から立ち上がったことにより、超音波センサ4からの距離がY4からY3に変化したことを検知することができる。これにより、入浴者Xが領域Z1(第一の監視ゾーン)から領域Z2(第二の監視ゾーン)に移動したと推測することができる。
また、入浴者Xに気分が悪くなるなどの異常が発生して、浴槽2の湯中に沈みかかった状態になった場合は、超音波センサ4からの距離が例えばY4からY5に変化したことを検知することができるので、入浴者Xが領域Z1(第一の監視ゾーン)から下方に外れたと推測することができる。
図5−3は入浴者Xが浴槽2内にいない場合の超音波による位置検出動作を示している。入浴者Xがいない場合、超音波は浴槽2の湯面で反射するが、湯面に対して垂直には当たらないので超音波センサ4の受信部には戻ってこない(超音波信号70)。仮に浴室1の壁面などで反射を繰り返して最終的に戻ってきたとしても、それまでにかなりの時間が経過するため、入浴者Xに垂直に当って戻ってきた場合と区別することが可能である。
このように、実施の形態3においては、湯面に対して垂直に当って反射してくる超音波がないため、入浴者Xがいるかいないかをより精度よく判断することができる。
実施の形態3では上記のように構成されているため、実施の形態1同様、入浴者の正常/異常をより正確に判断することが可能となり、正常時における不要な誤報知を防止するとともに、異常時には外部に的確に報知して浴室内の事故を未然に防ぐことができる。
また、入浴者が正常に浴槽から出た場合は異常なしと判断するので、不要な誤報知を防止することができる。
さらに、入浴者に対し、斜め上方から超音波を発信するため、湯面での反射がなく、より精度よく入浴者の存在を判断することができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3における浴室監視装置では、入浴者が領域Z2を通過したことにより正常な状態で浴槽から出たと判断するようにした。実施の形態4では、入浴者を検知しなくなった後の湯面の高さにより正常/異常を判断する構成としたものである。
図6−1〜図6−3は実施の形態4にかかる浴室監視装置の位置検出動作を示す図、図7は実施の形態4にかかる浴室監視装置の監視動作を示すフローチャート図である。以下、図6−1〜図6−3および図7により実施の形態4の構成と動作を説明する。
図6−1は入浴者Xが浴槽2に浸かる前の超音波による位置検出動作を示している。超音波は、超音波センサ4の発信部から発信された後、浴槽2の湯面で反射し、超音波センサ4の受信部で受信される(超音波信号74)。超音波の発信から受信までの時間を計測することにより、超音波センサ4から湯面までの距離が算出できる。したがって、入浴者がいないときの湯面の高さh4が算出できる。この湯面の高さh4に基づいた領域Z4を第四の監視ゾーンとして設定する。
図6−2は入浴者Xが浴槽2に正常に浸かっている場合の超音波による位置検出動作を示している。超音波は、超音波センサ4の発信部から発信された後、入浴者Xの頭部に垂直に当って反射した分が、受信部に戻ってきて受信される(超音波信号71)。
入浴者Xが浴槽2の湯に正常に浸かっている場合、実施の形態1で説明したように、入浴者Xの頭部の位置は図6−2に示した領域Z1内に存在すると考えることができる。すなわち、超音波が領域Z1内で反射したのであれば入浴者Xが浴槽2に浸かっており、その頭部が正常な位置に存在すると判断することができる。
図6−3は入浴者Xに何らかの異常(例えば血圧上昇や血圧低下、その他の原因により気分が悪くなったなど)が生じて、頭部を正常な位置に保てなくなった場合を示している。入浴者Xの頭部が正常な位置である領域Z1(第一の監視ゾーン)内から外れ、沈みかかった状態もしくは湯の中に沈んだ状態になると、超音波は沈みかかった入浴者Xの頭部もしくは湯面で反射(超音波信号73)するため、発信から受信までの時間が長くなる。その時間を測定し、演算することによって、超音波は領域Z1より低いゾーンで反射したと判定することができる。
このとき、入浴者が浴槽内に沈みかかっているか、あるいは完全に沈んでいるので、湯面の高さh3は誰も入浴者がいないときの湯面の高さh4より高い状態にある。すなわち、領域Z4より高くて領域Z1より低い領域Z3(第三の監視ゾーン)で反射する。
上記のように、超音波センサ4は被検知物が領域Z1内にあるか、領域Z3内にあるか、領域Z4内にあるかの位置情報を取得することができる。
次に、それらの位置情報に基づく浴室監視装置3の監視動作フローチャートを、図7により説明する。
浴室監視装置3の判断手段5は、入浴者Xが浴槽2に入る前の時点から監視動作を開始する。図7において、ステップS11で入浴者Xが浴槽2に入っていない状態での湯面の高さを測定し、それに基づいて領域Z4(第四の監視ゾーン)を定める。
次に、ステップS12で入浴者Xの頭部が領域Z1内に存在しているかどうかを監視する。領域Z1内で検知している場合は、ステップS13に進む。ステップS13では、領域Z1内で検知されている状態がどれだけの時間継続しているかを監視する。あらかじめ設定された所定の時間T1を経過していなければ、ステップS12に戻る。
ステップS12において、領域Z1内で検知しなくなった場合は、ステップS14に進む。ステップS14では、超音波が領域Z3内で反射するかあるいは領域Z4で反射するかを判定する。領域Z4内での反射であれば入浴者Xが浴槽に入る前の湯面の高さと同じ領域で反射したことになるため、入浴者Xは正常に浴槽外に出たものと判断できる。したがって、異常はないと判断する(ステップS15)。しかし、領域Z3内での反射の場合は、入浴者Xが浴槽2に入る前の湯面の高さよりも高い領域で反射したことになるため、入浴者Xが浴槽2の湯に沈みかかっているか、もしくは湯中に沈んでいると想定できる。そこで、ステップS16に進んで異常ありと判断した後、ステップS17で報知手段6に対して報知動作を行なうように指令を出す。すなわち、浴室1外にいる家人に異常事態発生を連絡する。なお、浴室1内にも報知し、入浴者X自身に注意を喚起してもよい。
また、ステップS13において、所定の時間T1を経過した場合はステップS16に進み、異常発生と判断する。すなわち、普段は所定の時間T1を超えて浴槽2に浸かっていることがないのに、T1を超えてしまっているということは、入浴者Xに何らかの異常が発生したと推定できる。その後の処理は実施の形態1と同様である。
以上をまとめると、浴室監視装置3の判断手段5は、入浴者Xが領域Z1内で検知されなくなった後の湯面の高さが領域Z4にある場合を「異常なし」と判断し、湯面の高さが領域Z3にある場合を「異常あり」と判断する。そして、異常ありの場合には浴室1外に異常発生を報知する。
さらに、入浴者Xが領域Z1内にいて所定の時間T1以上経過した場合も異常ありと判断し、また、異常発生時に浴室1内の入浴者X自身に注意を喚起することも可能である。
実施の形態4では上記のように構成されているため、入浴者の正常/異常をより正確に判断することが可能となり、正常時における不要な誤報知を防止するとともに、異常時には外部に的確に報知して浴室内の事故を未然に防ぐことができる。
また、入浴者が正常に浴槽から出た場合は異常なしと判断するので、不要な誤報知を防止することができる。
さらに、入浴者が正常な領域に所定の時間以上留まっている場合にも異常ありと判断することができるため、入浴者が気分が悪くなる事態を未然に防ぐことが可能である。
実施の形態5.
実施の形態5は、複数個の超音波センサにより浴槽内の監視ゾーンを区分けして監視する構成とするものである。
図8は実施の形態5にかかる浴室監視装置の監視ゾーンを示す浴室内上面図である。以下、図8により実施の形態5の構成と動作を説明する。
図8では、浴室1に設置された浴槽2内の平面を6つのエリアに分けている。すなわち、浴槽2全体の監視ゾーンである領域Z1を小監視ゾーンである領域Z11〜Z16に分割する。また、浴室監視装置3には6個の超音波センサ4を備え(図示せず)、各々が領域Z11〜Z16の各々を担当して監視するように構成されている。超音波センサ4の各々に各小監視ゾーンを担当させるためには、各超音波センサの発信部および受信部に指向性を設けることが有効である。
1個の超音波センサ4で浴槽2内全域をカバーする場合は超音波の方向に広がりが必要となるため、同じ高さ位置にある入浴者Xの頭部であっても、超音波センサ4からの距離に違いがあれば、その測定結果の違いにより、入浴者Xの頭部が領域Z1内にあるか否かの判定に誤差が生じることになる。しかし、本実施の形態では、各々の超音波センサ4の監視領域を狭めることにより、超音波の方向の広がりを抑えて判定誤差を小さくすることができるため、より精度のよい位置検出が可能となる。
例えば、入浴者Xが浴槽2内の中央部にいた場合と、縁寄りにいた場合とで、正常位置(第一の監視ゾーンZ1)に存在しているか否かの判断をより正しく行うことができる。
なお、各超音波センサが隣の超音波センサの発信した超音波の影響を受けないようにするために、各超音波センサ毎に超音波の周波数を異なるものに設定してもよい。
また、本実施の形態では、浴槽2内を6つの領域すなわち領域Z11〜Z16に分割した例で説明したが、6つに限るものではない。
実施の形態5では上記のように構成されているため、実施の形態1同様、入浴者の正常/異常をより正確に判断することが可能となり、正常時における不要な誤報知を防止するとともに、異常時には外部に的確に報知して浴室内の事故を未然に防ぐことができる。
また、入浴者が浴槽内の平面上のどのエリアにいるかによって生じる判定誤差を小さくできるので、より正しく入浴者の状態を監視できるという効果も得られる。
実施の形態6.
入浴者によって、その体格や、好む入浴位置、姿勢などの違いがあるため、入浴者頭部の正常な位置としての領域Z1に個人差が出てくる。実施の形態6は、浴室監視装置に記憶手段を備え、上記入浴者毎の位置情報を蓄積して、入浴者毎の標準的な頭部位置を設定し、さらに更新していく構成としたものである。
図9は実施の形態6にかかる浴室監視装置のブロック構成および浴室の概略構成を示す図である。以下、図9により実施の形態6の構成と動作を説明する。
図9において、浴室1内にある浴槽2の上方の天井部に、浴室監視装置9の位置検出手段として超音波センサ4が設置されている。超音波センサ4は超音波を外部に発信する発信部41と、発信された後、被検知物で反射して戻ってきた超音波を受信する受信部42と、超音波センサ4から被検知物までの距離を演算する演算部43によって構成されている。超音波センサ4は判断手段5と接続され、判断手段5は脱衣所などの浴室外もしくは浴室内に設置された報知手段6と接続されている。また、判断手段5は記憶手段10と接続されている。浴室監視装置9は、上記の超音波センサ4、判断手段5、報知手段6、記憶手段10によって構成されている。
記憶手段10は、超音波センサ4によって検出された被検知物の位置情報を、判断手段5経由で入浴者の位置情報として入手し、入浴者単位で蓄積する。その情報とは、対象とする入浴者の浴槽に浸かっている際の普段の頭部の高さ、普段の浴槽2内平面の中の存在エリア(例えば図6に示した領域Z11〜Z16のどのエリアにいるか)、また、浴槽2内にどれだけの時間浸かっているか、などである。すなわち、入浴者個人の体格や好みの違いによって上記は異なるため、前述した領域Z1(第一の監視ゾーン)や所定の時間T1などが入浴者各々で違ってくると考えられる。記憶手段10は、これらの情報のうちの幾つかあるいは全てを各入浴者毎に分類して蓄積する。
もし、誰が入浴していても同じ領域Z1あるいは同じ所定の時間T1で判定するならば、Z1は広く、T1は長めに設定しておく必要があり、入浴者の位置検出の精度や通常と異なる入浴時間の判定の精度が悪くなってしまう。記憶手段10は、各入浴者毎に上記情報を蓄積し、通常の位置や時間の範囲をより確度の高い範囲に絞り込み、それを正常時標準位置情報として記憶する。そして、判断手段5は、記憶手段10からの正常時標準位置情報と超音波センサ4からの現在の実際の位置情報とにより、入浴者に異常が発生していないか否かを判断する。したがって、より精度のよい判断が可能となる。
また、上記の標準位置情報や時間情報が季節の変化や入浴者の体格や好みの変化などによって変遷していくことも考えられるため、定期的にあるいは常時最新情報として更新するとより効果的である。
なお、記憶手段10が記憶している各入浴者毎の標準情報と実際に今入浴している入浴者との対応については、例えば報知手段6に別途入力手段を設け、各人がこれから自分が入浴するということを入力することにより、判断手段5に知らせることができる。あるいは浴室出入口に体重センサ付きの風呂マットや、身長測定手段(超音波センサなどを利用)を別途設置し、その情報を判断手段5が取り込むことによって入浴者を特定することも可能である。
実施の形態6では上記のように構成されているため、実施の形態1同様、入浴者の正常/異常をより正確に判断することが可能となり、正常時における不要な誤報知を防止するとともに、異常時には外部に的確に報知して浴室内の事故を未然に防ぐことができる。
また、入浴者の体格や好みによる入浴位置や時間を蓄積し、入浴者各々の標準的な位置、時間を記憶するので、入浴者の正常/異常の判断をより精度よく実施することができる。
実施の形態7.
実施の形態1〜6では、位置検出手段により、浴槽内の入浴者の位置を検出し、正常/異常の判断を行うように構成した。実施の形態7では、浴室監視装置にさらに動体検知手段を設け、位置検出手段による入浴者検知を補う構成とするものである。
図10は実施の形態7にかかる浴室監視装置のブロック構成および浴室の概略構成を示す図であり、図11は実施の形態7にかかる浴室監視装置の監視ゾーンを示す浴室内上面図である。以下、図10および図11により実施の形態7の構成と動作を説明する。
図10において、浴室1内にある浴槽2の上方の天井部に、浴室監視装置11の位置検出手段として超音波センサ4が設置されている。超音波センサ4は超音波を外部に発信する発信部41と、発信された後、被検知物で反射して戻ってきた超音波を受信する受信部42と、超音波センサ4から被検知物までの距離を演算する演算部43によって構成されている。超音波センサ4は判断手段5と接続され、判断手段5は脱衣所などの浴室外もしくは浴室内に設置された報知手段6と接続されている。また、浴室1内の洗い場8の上方の天井部に被検知物の動きを検知する、すなわち動体情報を取得する動体検知手段12が設置されている。動体検知手段12は判断手段5と接続されている。浴室監視装置11は、上記の超音波センサ4、判断手段5、報知手段6、動体検知手段12によって構成されている。なお、浴室出入口17は浴室内の洗い場8から浴室外に通じるドアである。
超音波センサ4は浴槽2内の入浴者をより精度よく監視するために浴槽2の中心に向けて設置されている。そのため、入浴者が浴槽2から出て洗い場8にいるような場合は、検出できないかあるいは検出精度が悪くなる。洗い場8にいる入浴者の監視を行うために、浴槽2外の洗い場にも超音波センサ4などの位置検出手段を設けるとすると、洗い場8の空間は浴槽2に比べて広いので、精度よく検出するためには洗い場8を細かいエリアに分け、各々に位置検出手段を対応させるなど、多くの数量の位置検出手段を設置する必要があると考えられる。また、洗い場8は浴槽2と比べると入浴者以外の物体例えば椅子、桶、シャンプー類などがあるため、それらを人体と誤検知してしまう恐れがある。
ここで、洗い場8にいる入浴者は通常、体を洗うなどして動いており、静止状態でいる時間が少ないと考えられることから、浴槽2内の場合のように入浴者が正常な位置にいるかどうかの監視をしなくても、動きが検出できれば正常であると判断することができる。言い換えると、入浴者の動きが検出できなければ、洗い場8で倒れているなどの異常が発生していると推定することができる。
したがって、動体検知手段12を用いることによって、入浴者が洗い場8にいる場合の正常/異常を判断することができ、かつ入浴者以外の物体による誤検知も防止できる。
また、浴室出入口17付近での動体検知により、浴室1への入室、浴室1からの退室も検知することができる。
上記のように、位置検出手段に加えて動体検知手段12を備えることにより、入浴者が浴槽2内に浸かっている場合だけでなく、洗い場8にいる場合の正常/異常も監視することができる。さらに、浴室1への入退室も確認できるため、入浴者が浴室1内に入っているときのみ監視を行うことが可能となり、不在の場合には監視を省くことができる。
なお、具体的な動体検知手段12としては、焦電型赤外線センサやドップラセンサなどを利用することができる。
実施の形態7では上記のように構成されているため、実施の形態1同様、入浴者の正常/異常をより正確に判断することが可能となり、正常時における不要な誤報知を防止するとともに、異常時には外部に的確に報知して浴室内の事故を未然に防ぐことができる。
また、入浴者が浴槽から出て洗い場にいるときの正常/異常も監視することができる。さらに、入浴者の浴室への入退室も確認できるため、入浴者が浴室内にいるときのみ監視を行い、不在の場合の監視を省くことができる。
実施の形態8.
実施の形態8は、実施の形態1〜7に示したような浴室監視装置を浴室乾燥機に組み込んだ構成とするものである。
図12は実施の形態8にかかる浴室乾燥機および浴室の概略構成を示す図、図13は実施の形態8にかかる浴室乾燥機の概略構成を示す図、図14は実施の形態8にかかる浴室乾燥機の監視動作を示すフローチャート図である。以下、図12〜図14により実施の形態8の構成と動作を説明する。
図12において、浴室1内にある浴槽2の上方の天井部に浴室乾燥機13が設置されている。浴室乾燥機13には、運転の開始や停止などの操作および運転状態の表示を行うリモコン14が接続され、リモコン14は脱衣所などの浴室外もしくは浴室内に設置されている。また、浴室乾燥機13と屋外との間に、浴室乾燥機13が吸い込んだ浴室内空気を屋外に排気するための排気ダクト15が接続されている。なお、浴室乾燥機13は天井部でなく、浴室1の壁面上部に取り付けられる場合もある。
浴室乾燥機13は、浴室内を乾燥させてカビを予防したり、浴室内に干した洗濯物を乾燥させる乾燥機能や、浴室内を暖房する機能、さらには、浴室の換気や、浴室内に涼風を送る機能などを有している機器である。以下、図13を用いて、実施の形態7にかかる浴室乾燥機13の構成について説明する。
図13において、浴室乾燥機13は、下方が開放された箱状のハウジング133、ハウジング133の開放側を覆うパネル134、送風機としての循環送風機132、循環送風機132を駆動させるモータ131、風量切替手段としての回転ダンパー138、加熱部137、制御部130、リモコン(図示せず)および位置検出手段としての超音波センサ4を備えている。ハウジング133は排気口139を有しており、排気口139には屋外に通じるように設けられた排気ダクト15が接続される(図12参照)。パネル134は、浴室内の空気を吸込む空気吸込口としての循環吸込口135、浴室内へ空気を吹き出す空気吹出口としての循環吹出口136を有している。
ハウジング133の内部には、浴室から吸い込んだ空気が通過する風路16が形成されている。循環吸込口135から始まる風路16は、途中で分岐して、循環吹出口136につながる循環風路161と、排気口139につながる排気風路162とで構成される。
循環送風機132は、片吸込式のシロッコファン送風機であり、循環送風機132の空気吸込口がパネル134の循環吸込口135と連通するように、ハウジング133内に配置されている。循環送風機132は、風路16の分岐部よりも上流側に配置される。循環送風機132の吹出口は風路16の分岐部側すなわち循環吹出口136および排気口139側に向かって配置される。モータ131はハウジング133の上部に配置されている。
回転ダンパー138は、循環送風機132の下流に配置され、中間部が湾曲した板状に形成されている。回転ダンパー138は、基端部に設けられた軸を中心に回動可能とする。回転ダンパー138は、例えばステッピングモータのような駆動手段(図示せず)によって駆動される。
回転ダンパー138は、回動することによって、風路16と排気口139との間を遮蔽する位置、風路16と循環吹出口136との間を遮蔽する位置、またはそれらの位置の間における任意の位置を取ることが可能となっている。これにより、風路16からの空気を、循環風路161側と排気風路162側とに任意の流量比で分配することができる。
加熱部137は、例えば、複数の発熱体を、間隔をあけて配置したり、発熱体の周囲に複数の放熱フィンを設けたりして構成される。発熱体の周囲や、放熱フィンの周囲には、空気の流路が形成される。その流路に空気を通過させることで、発熱体からの熱を放熱させる。発熱体としては、周囲に電気絶縁体、熱伝導体が配置された発熱体を金属パイプの中に収めた電気ヒータなどが用いられる。
加熱部137は、循環風路161側に配置される。
制御部130は、所定の制御プログラムが格納された記憶素子(図示せず)を有し、リモコン14から入力された指令に応じて、循環送風機132、加熱部137、回転ダンパー138の動作をそれぞれ別個に制御する。
位置検出手段としての超音波センサ4は、ハウジング133内に設置される。ただし、その発信部41および受信部42はパネル134部付近にあって、浴室内への超音波の発信および受信が可能になっているものとする。
超音波センサ4は制御部130と接続されている。制御部130は実施の形態1〜7で説明した判断手段5の機能を内蔵するものとする。また、制御部130は記憶手段10の機能も内蔵する。さらに、浴室乾燥機13のリモコン14は実施の形態1〜7で説明した報知手段6の機能を内蔵するものとする。また、ハウジング133内あるいはその外部に動体検知手段12を設け、それと制御部130とを接続することが可能である。すなわち、超音波センサ4、制御部130、リモコン14およびその他により、実施の形態1〜7で説明した浴室監視装置の機能を実現できるものとする。
次に、浴室乾燥機13の主な機能である「乾燥運転」、「暖房運転」、「換気運転」および「涼風運転」について簡単に説明する。
「乾燥運転」は、循環送風機132によって浴室内から吸込んだ空気を、加熱部137を用いて加熱して浴室内に温風として送風するとともに、循環送風機132によって吸い込まれた室内空気の一部を外部へ排気して、浴室内の乾燥を行う運転である。
「暖房運転」は、循環送風機132によって吸込んだ浴室内空気を、加熱部137を用いて加熱し、浴室内へ送風して暖房を行う運転である。
「換気運転」は、浴室内の空気を外部へ排気する運転である。
「涼風運転」は、循環送風機132を用いて浴室内の空気を循環送風するとともに、循環送風機132によって吸込んだ浴室内空気の一部を室外へ排気する運転である。涼風運転は浴室内の湿気を排出して浴室内に涼風を送り出す運転であり、夏場の蒸し暑い入浴や、湯あたり解消などに有効である。
浴室乾燥機13は、浴室1の天井や壁面上部に設置されるので、同様の場所への設置が必要な位置検出手段を有する浴室監視装置を内蔵することにより、浴室1内の機器設置スペースの取り合いの解消や設置工事の手間削減といった効果がある。さらに、浴室乾燥機13のリモコン14などの操作部に前述した報知手段の機能を組み込むことにより、専用の配線工事をすることなく、浴室外に異常報知を行うことができる。
さらに、浴室乾燥機13の機能と、浴室監視機能とを組み合わせることによって、より快適な浴室環境を実現することも可能である。以下にその一例を示す。
図14に浴室監視装置を組み込んだ浴室乾燥機13の運転例をフローチャートで示す。
浴室乾燥機13の判断手段としての制御部130は、領域Z1内で人体の頭部を検出した時点から監視動作を開始する。図14において、ステップS21で人体の頭部が領域Z1内に存在しているかどうかを監視する。領域Z1内で検知している場合は、ステップS22に進む。ステップS22では、領域Z1内で検知されている状態がどれだけの時間継続しているかを監視する。あらかじめ設定された所定の時間T2を経過していなければ、ステップS21に戻る。
ステップS21において、領域Z1内で検知しなくなった場合は、ステップS23に進む。ステップS23では、領域Z2内で人体の頭部を検出するかどうかを監視する。領域Z2内で検出されれば入浴者は立ち上がっていると判断できる。その後、浴槽2から完全に出るにしても、あるいは再び浴槽2に浸かる(領域Z1内で再検出)にしても、それは入浴者の正常な動きであり、異常はないと判断することができる(ステップS24)。しかし、領域Z2内で検出されなかった場合には、入浴者が浴槽2で立ち上がることなく、領域Z1から外れたことになるので、浴槽2の湯に沈みかかっているか、もしくは浴槽2の縁に頭部を凭れさせた状態で領域Z1の範囲外に出たと想定できる。これは入浴者に何らかの異常が発生したかもしれないと推測することができる状況である。
そこで、ステップS25に進んで、浴室乾燥機の一運転モードである「涼風運転」の動作を開始させる。これにより、入浴者に対して涼風を送ることで状態の改善を図る。入浴者は涼風によって気分を回復する可能性がある。ステップS26において、所定の時間T3が経過しても入浴者の状態に変化がなければ、涼風運転による改善効果は得られなかったと判断し、異常ありと判断する(ステップS27)。その後、ステップS28で報知手段を有するリモコン14に対して報知動作を行なうように指令を出す。すなわち、浴室1外にいる家人に異常事態発生を連絡する。なお、浴室1内にも報知し、入浴者自身に注意を喚起してもよい。
また、ステップS22において、所定の時間T2を経過した場合にもステップS25に進み、「涼風運転」の動作を開始させる。この所定の時間T2はその入浴者が通常浴槽内に浸かっている時間に基づいて設定される。すなわち、普段は所定の時間T2を超えて浴槽に浸かっていることがないのに、T2を超えてしまっているということは、入浴者に何らかの異常が発生したと推定できる。例えば、意識を失ったにもかかわらず、頭部を浴槽の縁部に凭れさせているため領域Z1内に残っているような場合にも、ステップS25の「涼風運転」により入浴者の状態の改善を図ることができる。また、頭部が通常と変わらない正常な位置にあったとしても、通常時より長い時間浸かっているのであれば、その後気分を悪くする恐れが高まることになるため、「涼風運転」がそのような場合の異常発生を予防する処置となり得る。
すなわち、本例によると、浴室監視機能を組み込んだ浴室乾燥機13は、入浴者が領域Z2を経由せずに領域Z1からいなくなった場合、あるいは入浴者が領域Z1内にはいるが所定の時間T2を超えている場合には、何らかの異常が発生あるいは今後異常が発生する恐れがあると判断して、第1段階として涼風運転を実施することによって入浴者の状態改善を図り、涼風運転を所定の時間T3継続しても改善が見られない場合はさらに深刻な状態になったと判断して、第2段階として浴室外に異常発生を報知する。
このように、浴室内の異常監視と浴室乾燥機の機能とを連動させることで、より快適で安心な浴室空間を提供することが可能となる。
なお、本実施の形態においては入浴者の監視を実施の形態1に示した方法で説明したが、実施の形態4に示した方法を採用してもよい。
実施の形態8では上記のように構成されているため、実施の形態1同様、入浴者の正常/異常をより正確に判断することが可能となり、正常時における不要な誤報知を防止するとともに、異常時には外部に的確に報知して浴室内の事故を未然に防ぐことができる。
また、入浴者に異常が見られた場合、外部に報知する前に、浴室乾燥機の運転によってまず入浴者の状態の改善を図ることが可能となる。
また、浴室の天井あるいは壁面上部の限られたスペースを有効に活用し、かつ設置工事の手間を削減できるという効果がある。
なお、実施の形態8では、浴室監視装置を浴室乾燥機に組み込んだ場合を示したが、浴室監視装置を浴室暖房機あるいは浴室用換気扇に組み込んでも同様の効果を得ることができる。
浴室暖房機は、送風機により空気吸込口から吸い込んだ浴室内の空気を加熱手段であるヒータで温めた後に空気吹出口から浴室内に送り出すことによって浴室内を暖房する機器である。浴室暖房機に浴室監視装置を搭載することにより、実施の形態8同様、浴室の天井あるいは壁面上部の限られたスペースを有効に活用し、かつ設置工事の手間を削減できるという効果が得られる。また、浴室監視装置により入浴者の異常を検知した場合は、浴室暖房機のヒータを停止した状態で浴室内から吸い込んだ空気を再び浴室内すなわち入浴者側に送風することにより、実施の形態8同様、まず入浴者の状態の改善を図ることができる。
浴室用換気扇は、浴室内の空気を送風機により空気吸込口から排気口を経由して屋外に排出する機器である。浴室用換気扇に浴室監視装置を搭載することにより、実施の形態8同様、浴室の天井あるいは壁面上部の限られたスペースを有効に活用し、かつ設置工事の手間を削減できるという効果が得られる。また、浴室監視装置により入浴者の異常を検知した場合は、浴室用換気扇を運転させて浴室内の換気を実行することにより、実施の形態8同様、まず入浴者の状態の改善を図ることができる。
3、9、11 浴室監視装置
4 位置検出手段
5 判断手段
6 報知手段
10 記憶手段
12 動体検知手段
13 浴室乾燥機

Claims (15)

  1. 浴室の上部に設置され、浴槽内またはその上方の空間内に存在する被検知物の位置情報を取得する位置検出手段と、
    前記位置情報が前記浴槽内およびその上方の空間に定めた複数の監視ゾーンのうちのいずれから検出されたかによって、前記浴室内の入浴者の正常状態または異常状態を判断する判断手段と、
    前記判断手段が異常状態と判断した際に浴室内もしくは浴室外に異常を報知する報知手段と
    を備える浴室監視装置。
  2. 前記複数の監視ゾーンは、第一の監視ゾーンおよび第二の監視ゾーンを含み、
    前記判断手段は、前記位置情報の検出状況が前記第一の監視ゾーンでの検出から前記第二の監視ゾーンでの検出を経由せずに前記第一の監視ゾーンでの非検出に変化した場合に、前記入浴者の状態を異常と判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の浴室監視装置。
  3. 前記第一の監視ゾーンは浴槽内の底面から第一の高さ以上かつ第二の高さ以下にあり、
    前記第二の監視ゾーンは浴槽内の底面から前記第二の高さ以上にある
    ことを特徴とする請求項2に記載の浴室監視装置。
  4. 前記第一の監視ゾーンは浴槽内の底面から第一の高さ以上にあり、
    前記第二の監視ゾーンは浴槽内と浴槽外との境界領域にある
    ことを特徴とする請求項2記載の浴室監視装置。
  5. 前記複数の監視ゾーンは、上方から下方に向かって順番に並んだ第一の監視ゾーン、第三の監視ゾーン、第四の監視ゾーンを含み、
    前記判断手段は、前記位置情報の検出状況が前記第一の監視ゾーンでの検出から前記第四の監視ゾーンでの検出に変化した場合には前記入浴者の状態を正常と判断し、前記位置情報の検出状況が前記第一の監視ゾーンでの検出から前記第三の監視ゾーンでの検出に変化した場合には前記入浴者の状態を異常と判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の浴室監視装置。
  6. 前記判断手段は、前記位置情報の前記第一の監視ゾーンでの検出継続時間が所定の時間を超えた場合にも前記入浴者の状態を異常と判断する
    ことを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の浴室監視装置。
  7. 前記位置検出手段は複数個設けられ、
    前記複数の位置検出手段の各々が、前記監視ゾーンの水平面を複数に区分して得られる小監視ゾーンの各々における被検知物の位置情報を取得することで、浴槽内の全域における被検知物の位置情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の浴室監視装置。
  8. 記憶手段をさらに備え、
    前記記憶手段は、前記位置検出手段によって検出された前記第一の監視ゾーンにおける位置情報を所定時間ごとに蓄積し、その蓄積された位置情報を基に得られる入浴者の標準的な入浴位置を正常時標準位置情報として記憶し、
    前記判断手段は、前記正常時標準位置情報に基づき、前記入浴者の正常状態または異常状態の判断を行う
    ことを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載の浴室監視装置。
  9. 被検知物の動体情報を取得する動体検知手段をさらに備え、
    前記判断手段は、前記動体検知手段からの前記動体情報に基づき、前記位置検出手段の監視ゾーン以外の場所での入浴者の存在もしくは前記入浴者の浴室外への退出を判定する
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の浴室監視装置。
  10. 浴室内の空気を吸い込むための空気吸込口と、
    吸い込んだ空気を前記浴室内に吹き出すための空気吹出口と、
    吸い込んだ空気を外部に排気するための排気口と、
    前記空気吸込口と前記空気吹出口とを連絡する循環風路と、
    前記空気吸込口と前記排気口とを連絡する排気風路と、
    前記空気吸込口から空気を吸い込み、前記循環風路または前記排気風路へ送る送風機と、
    前記送風機から送られた空気を前記循環風路、前記排気風路のいずれか一方あるいは両方に分流する風量切替手段と、
    請求項1〜9のいずれか一項の浴室監視装置と
    を備えることを特徴とする浴室乾燥機。
  11. 前記判断手段が前記入浴者が異常状態にあると判断した場合に、
    前記送風機の運転により浴室から吸い込んだ空気を、前記風量切替手段により前記循環風路側と前記排気風路側に分流して、前記循環風路側に分流された空気を前記空気吹出口から浴室内に送風し、前記排気風路側に分流された空気を前記排気口を経由して外部に排出する
    ことを特徴とする請求項10に記載の浴室乾燥機。
  12. 浴室内の空気を吸い込むための空気吸込口と、
    吸い込んだ空気を加熱する加熱手段と、
    吸い込んだ空気を前記浴室内に吹き出すための空気吹出口と、
    前記空気吸込口から前記空気吹出口への空気の流れを生成する送風機と、
    請求項1〜9のいずれか一項の浴室監視装置と
    を備えることを特徴とする浴室暖房機。
  13. 前記加熱手段は運転または停止のいずれかに制御可能であり、
    前記判断手段が前記入浴者が異常状態にあると判断した場合に、
    前記加熱手段を停止して、前記送風機の運転により浴室から吸い込んだ空気を前記空気吹出口から浴室内に送風する
    ことを特徴とする請求項12に記載の浴室暖房機。
  14. 浴室内の空気を吸い込むための空気吸込口と、
    吸い込んだ空気を外部に排気するための排気口と、
    前記空気吸込口から空気を吸い込み、前記排気口へ送る送風機と、
    請求項1〜9のいずれか一項の浴室監視装置と
    を備えることを特徴とする浴室用換気扇。
  15. 前記判断手段が前記入浴者が異常状態にあると判断した場合に、
    前記送風機の運転により浴室から吸い込んだ空気を前記排気口から外部に排出する
    ことを特徴とする請求項14に記載の浴室用換気扇。
JP2016043975A 2016-03-08 2016-03-08 浴室監視装置、浴室乾燥機、浴室暖房機および浴室用換気扇 Active JP6578996B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016043975A JP6578996B2 (ja) 2016-03-08 2016-03-08 浴室監視装置、浴室乾燥機、浴室暖房機および浴室用換気扇

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016043975A JP6578996B2 (ja) 2016-03-08 2016-03-08 浴室監視装置、浴室乾燥機、浴室暖房機および浴室用換気扇

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017162040A true JP2017162040A (ja) 2017-09-14
JP6578996B2 JP6578996B2 (ja) 2019-09-25

Family

ID=59853856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016043975A Active JP6578996B2 (ja) 2016-03-08 2016-03-08 浴室監視装置、浴室乾燥機、浴室暖房機および浴室用換気扇

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6578996B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108319174A (zh) * 2018-03-12 2018-07-24 合肥荣事达电子电器集团有限公司 一种按摩浴缸智能识别人体调整参数以及安全监控的方法
JP2019163939A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 セイコーエプソン株式会社 超音波センサー、及び電子機器

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002288759A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Osaka Gas Co Ltd 浴室安全装置
JP2004033319A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Daiwa House Ind Co Ltd 入浴中の水没事故発見システム
JP2008052626A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Matsushita Electric Works Ltd 浴室異常検知システム
JP2011245111A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Saxa Inc 浴室監視装置
US20120050049A1 (en) * 2010-08-24 2012-03-01 Victor Manuel Quinones Caballero Safety Alarm and Method
JP2013034763A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Jvc Kenwood Corp 溺水判定システム
JP2015207282A (ja) * 2014-04-07 2015-11-19 株式会社デンソー 入浴状態検出装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002288759A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Osaka Gas Co Ltd 浴室安全装置
JP2004033319A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Daiwa House Ind Co Ltd 入浴中の水没事故発見システム
JP2008052626A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Matsushita Electric Works Ltd 浴室異常検知システム
JP2011245111A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Saxa Inc 浴室監視装置
US20120050049A1 (en) * 2010-08-24 2012-03-01 Victor Manuel Quinones Caballero Safety Alarm and Method
JP2013034763A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Jvc Kenwood Corp 溺水判定システム
JP2015207282A (ja) * 2014-04-07 2015-11-19 株式会社デンソー 入浴状態検出装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108319174A (zh) * 2018-03-12 2018-07-24 合肥荣事达电子电器集团有限公司 一种按摩浴缸智能识别人体调整参数以及安全监控的方法
JP2019163939A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 セイコーエプソン株式会社 超音波センサー、及び電子機器
CN110285777A (zh) * 2018-03-19 2019-09-27 精工爱普生株式会社 超声波传感器和电子设备
JP7087502B2 (ja) 2018-03-19 2022-06-21 セイコーエプソン株式会社 超音波センサー、及び電子機器
CN110285777B (zh) * 2018-03-19 2024-01-30 精工爱普生株式会社 超声波传感器和电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP6578996B2 (ja) 2019-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DK172996B1 (da) Centrifugalpumpe med akseltætning
JP6578996B2 (ja) 浴室監視装置、浴室乾燥機、浴室暖房機および浴室用換気扇
JP2001133040A (ja) 風呂給湯器
JP6523048B2 (ja) 浴室システム
JP2016218773A (ja) 浴室内緊急事態検知システム
CN104854634A (zh) 监测系统和方法
JP3655536B2 (ja) 生活状態監視システム
JP2009183588A (ja) 浴室乾燥装置
JP6676086B2 (ja) 浴室異常検知システム
JP2023024465A (ja) 空調システム
JP2006343057A (ja) 給湯装置
JP2005004256A (ja) 在室者の挙動監視システムおよび在室検知システム
JP2014138634A (ja) 浴室用テレビ装置
JP6335586B2 (ja) 浴室乾燥装置及び浴室システム
JPH0850693A (ja) 浴室の異状検出装置
TW544642B (en) System for testing abnormality in a bathroom
JP6754248B2 (ja) 浴室監視システム
WO2017150635A1 (ja) 天井裏隠ぺい型トイレブース長居抑止装置
JP4214983B2 (ja) 浴室異常検知システム
JP2009089880A (ja) 浴室換気乾燥装置
JP2009160179A (ja) 活動量計および活動量測定システム
JP2004093380A (ja) 行動検知装置
JP3071613U (ja) 浴室内セキュリティシステム
JP3826505B2 (ja) セキュリティ装置
JP2018136283A (ja) 浴室用人検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190812

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6578996

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250