JP2014138634A - 浴室用テレビ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入浴中の入浴者の状態を的確に監視して異常状態の発生を的確に検知し得る浴室用テレビ装置を提供する。
【解決手段】 浴槽の長手方向一側に設置したテレビ本体71に、距離画像センサ81を浴槽の長手方向他側に向けて付設する。検出した画素毎の距離データを時系列に記録し、固定物である浴槽の背景形状から入浴者を切り出して認識する。異常状態判定部93で、入浴者の頭部の下縁位置と、水面位置検出手段82により検出される水面位置とを高低比較する。頭部が高ければ、入浴者の動きのない状態が一定時間継続することで警報処理部94により警報を発し、頭部が水面位置よりも低ければ、即座に警報を発する。入浴者の特定部位の動きを監視し、予め登録したジェスチャパターンの検出によりテレビ操作する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、浴室用テレビ装置に関し、特に入浴者が例えば意識を失ったりするなどの異常状態に陥ったことを確実に検出して素早く警報を発し得るようにした浴室用テレビ装置に係る。
例えば特許文献1には、浴室内の天井部分に撮像カメラを取り付け、下方に向けて一定範囲の画角で平面画像を撮像可能にした異常検出システムが記載されている。このものでは、互いに異なる時間に撮像カメラでそれぞれ撮像した2つの平面画像より移動体である人物を抽出するとともに、移動体の平面方向移動量及び奥域方向移動量を算出し、これら平面方向及び奥域方向の両移動量と、所定の閾値との比較により、移動体が静止しているか否かを判断し、静止状態が所定の時間閾値を超えれば異常であると判断することが提案されている。
特開2008−52631号公報
しかしながら、前記の異常検出システムは単なる撮像カメラでは成立し得ず、このため、特許文献1では、撮像カメラとして、2台のカメラで構成されるステレオカメラを用いて三角測量法を採用する、又は、三角測量法の原理を用いた測距センサである距離画像取得部を採用する、ことが提案されている。
ところで、浴室内で最も深刻な事態に陥り易いのは例えば入浴中に意識を失った場合であり、意識を失ったまま顔が水面下に浸かると取り返しのつかない事態に陥ることになる。この場合、単に静止状態が所定の時間閾値を超えれば異常と判定するだけでは対処し得ず、入浴者の顔位置を水面との関係において把握する必要がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、入浴中の入浴者の状態を的確に監視して異常状態の発生を的確に検知し得る浴室用テレビ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、浴槽に隣接する浴室壁に設置されるテレビ本体を備えた浴室用テレビ装置を対象にして、次の特定事項を備えることとする。すなわち、前記浴槽内に入浴中の入浴者の頭部を含むように設定された測定対象物を撮像可能に前記テレビ本体に対し配設され、画素毎の距離データを取得して距離画像を生成するための距離画像センサと、前記距離画像センサにより時系列に取得された距離画像に基づき入浴中の入浴者の状態を監視する状態監視制御手段とを備えることとする。そして、前記状態監視制御手段として、前記入浴者に設定時間継続して動きの無い異常状態発生が検出されたとき、警報手段により警報を発する構成とする(請求項1)。
本発明の場合、距離画像センサが浴槽内に入浴中の入浴者の頭部を含むように設定された測定対象物を撮像可能なようにテレビ本体に対し配設されているため、テレビ本体を視聴するために浴槽内に入浴した入浴者の頭部を中心とした距離画像を確実に得ることが可能となり、これにより、入浴中の入浴者の頭部の状態を的確に監視することが可能となる。この結果、状態監視制御手段による入浴者の動きの監視において、その動きの無いこと自体が異常状態の発生と、より合致する上に、動きの無い状態が継続することの検出もより的確に行い得ることになる。以上より、入浴中の入浴者の状態を的確に監視して異常状態の発生を的確に検知し得ることになる。
本発明の浴室用テレビ装置において、浴槽内の水面位置を検出するための水面位置検出手段をさらに備えるようにすることができる(請求項2)。このようにすることにより、水面位置検出手段により検出される水面位置と、距離画像センサにより検出される入浴者の状態とを対比することが可能となり、入浴中の入浴者の状態を的確に監視して異常状態の発生を的確に検知し得ることになる。
このように水面位置検出手段をさらに備えた場合、状態監視制御手段として、距離画像から得られる入浴者の頭部の位置と、水面位置検出手段により検出される水面位置との高低比較により、入浴者の頭部の位置が検出水面位置よりも高いと判定されていることを条件に、設定時間が経過するまで入浴者に動きが無いか有るかの監視を継続する構成とすることができる(請求項3)。このようにすることにより、入浴者の頭部の位置が検出水面位置よりも高いので入浴者に異常が生じていたとしても、呼吸自体は確保可能となる。したがって、設定時間の経過を待つことにより、入浴者が単にじっとしている場合の誤検出防止と、異常状態検出とのバランスを保つことが可能となる。
又、水面位置検出手段を備えている場合には、状態監視制御手段として、距離画像から得られる入浴者の頭部の位置と、水面位置検出手段により検出される水面位置との高低比較により、入浴者の頭部の位置が検出水面位置よりも低いと判定されたとき、設定時間の経過を待たずに警報手段により警報を発する構成とすることもできる(請求項4)。このようにすることにより、深刻な異常状態の発生を即座に検出して警報を発することが可能となり、これにより、例えば窒息,溺死等の深刻な事態の発生回避が図られる。
以上の本発明の浴室用テレビ装置において、テレビ本体を操作するための操作部を備え、状態監視制御手段として、設定時間が経過するまでの間に操作部から操作信号の出力があったとき、設定時間のカウントをリセットする構成とすることができる(請求項5)。このようにすることにより、異常状態の発生検出の妥当性を担保し得ることになる。
又、状態監視制御手段として、設定時間よりも短く設定された第2設定時間だけ継続して入浴者に動きが無ければ、テレビ本体のスピーカ部及び/又はモニタ部を用いて、確認のための動きを促す案内報知を行う構成とすることができる(請求項6)。このようにすることにより、入浴者に対し、より積極的に異常状態に陥っていないことの確認を求めることができ、異常状態発生の誤検出をより積極的に回避し得る。このような注意喚起のための案内報知を行っても、なお動きの無い状態が設定時間の経過まで継続すれば、真に異常状態の発生と検出し得ることになる。前記の操作部としては、テレビ本体に設けられた操作部の他に、例えばテレビ操作用のリモコン(赤外線リモコン等)の別体の操作部も含まれる。
さらに,本発明の浴室用テレビ装置において、状態監視制御手段として、距離画像から入浴者のジェスチャと、予め登録されたジェスチャパターンとを対比し、このジェスチャパターンと合致する特定ジェスチャの発生を検出したとき、この特定ジェスチャに合致したジェスチャパターンに設定された特定テレビ操作信号をテレビ本体に出力する構成とすることができる(請求項7)。このようにすることにより、浴槽内に寛いだ状態のまま、テレビ本体の操作を行うことが可能となり、入浴者にとって快適性をより増大させ得ることになる。
以上、説明したように、本発明の浴室用テレビ装置によれば、距離画像センサが浴槽内に入浴中の入浴者の頭部を含むように設定された測定対象物を撮像可能なようにテレビ本体に対し配設されているため、テレビ本体を視聴するために浴槽内に入浴した入浴者の頭部を中心とした距離画像を確実に得ることができ、これにより、入浴中の入浴者の頭部の状態を的確に監視することができる。この結果、状態監視制御手段による入浴者の動きの監視において、その動きの無いこと自体が異常状態の発生とより合致する上に、動きの無い状態が継続することの検出もより的確に行うことができる。以上より、入浴中の入浴者の状態を的確に監視して異常状態の発生を検知することができるようになる。
特に、請求項2の浴室用テレビ装置によれば、浴槽内の水面位置を検出するための水面位置検出手段をさらに備えるようにすることにより、検出される水面位置と、距離画像センサにより検出される入浴者の状態とを対比することができるようになり、入浴中の入浴者の状態を的確に監視して異常状態の発生を的確に検知することができるようになる。
請求項3の浴室用テレビ装置によれば、状態監視制御手段として、距離画像から得られる入浴者の頭部の位置と、水面位置検出手段により検出される水面位置との高低比較により、入浴者の頭部の位置が検出水面位置よりも高いと判定されていることを条件に、設定時間が経過するまで入浴者に動きが無いか有るかの監視を継続する構成とすることにより、入浴者の頭部の位置が検出水面位置よりも高いので入浴者に異常が生じていたとしても、呼吸自体は確保した状態で、設定時間の経過を待つことができ、入浴者が単にじっとしている場合の誤検出防止と、異常状態検出とのバランスを保つことができるようになる。
請求項4の浴室用テレビ装置によれば、状態監視制御手段として、距離画像から得られる入浴者の頭部の位置と、水面位置検出手段により検出される水面位置との高低比較により、入浴者の頭部の位置が検出水面位置よりも低いと判定されたとき、設定時間の経過を待たずに警報手段により警報を発する構成とすることにより、深刻な異常状態の発生を即座に検出して警報を発することができるようになり、これにより、例えば窒息,溺死等の深刻な事態の発生回避を図ることができる。
請求項5の浴室用テレビ装置によれば、テレビ本体を操作するための操作部を備え、状態監視制御手段として、設定時間が経過するまでの間に操作部から操作信号の出力があったとき、設定時間のカウントをリセットする構成とすることにより、異常状態の発生検出の妥当性を担保することができるようになる。又、請求項6の浴室用テレビ装置によれば、状態監視制御手段として、設定時間よりも短く設定された第2設定時間だけ継続して入浴者に動きが無ければ、テレビ本体のスピーカ部及び/又はモニタ部を用いて、確認のための動きを促す案内報知を行う構成とすることにより、入浴者に対し、より積極的に異常状態に陥っていないことの確認を求めることができ、異常状態発生の誤検出をより積極的に回避することができる。そして、このような注意喚起のための案内報知を行っても、なお動きの無い状態が設定時間の経過まで継続すれば、真に異常状態の発生と検出することができる。
請求項7の浴室用テレビ装置によれば、状態監視制御手段として、距離画像から入浴者のジェスチャと、予め登録されたジェスチャパターンとを対比し、このジェスチャパターンと合致する特定ジェスチャの発生を検出したとき、この特定ジェスチャに合致したジェスチャパターンに設定された特定テレビ操作信号をテレビ本体に出力する構成とすることにより、浴槽内に寛いだ状態のまま、テレビ本体の操作を行うことができ、入浴者にとって快適性をより増大させることができる。
本発明の実施形態に係る浴室用テレビ装置が適用される風呂装置の例を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る浴室用テレビ装置が設置された浴室の模式図である。 浴室用テレビ装置のブロック図である。 テレビ本体を斜視図状態で示す説明図である。 距離画像センサの原理を示す説明図である。 入浴中の入浴者の状態の例を示す説明図である。 入浴中に意識を失った状態の入浴者の状態の例を示す説明図である。 入浴中に意識を失い顔面が水面に浸かってしまった入浴者の状態の例を示す説明図である。 テレビ操作をジェスチャで行う場合の例を示し、図9(a)は左手を時計方向に回すジェスチャ例であり、図9(b)は右手を版時計方向に回すジェスチャ例である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る浴室用テレビ装置が適用される風呂装置の例を示す。風呂装置1としては、図例の如く、注湯による湯張り機能や、風呂の追い焚き循環機能を備えているものが望ましいが、本発明を適用する上ではいずれも必須のものではない。風呂装置1は、浴槽2内に湯張りのために図外の給湯路から湯を注湯するための注湯路3と、浴槽2内の湯水を追い焚き循環させるために浴槽2(具体的には循環アダプタ21)及び追い焚き加熱手段4(具体的には熱交換器41)の両者間に接続された追い焚き循環回路5とを備えている。追い焚き循環回路5は、浴槽2内の湯水を取り込むための戻り路51及び加熱後に浴槽2に供給するための往き路52からなる追い焚き循環路53と、追い焚き循環路53に取り込まれて熱交換器41内に流される湯水を熱交換加熱するための燃焼バーナ42と、その作動により浴槽2内の湯水を熱交換器41との間で追い焚き循環路53を通して循環させる循環ポンプ54とを備えて構成されている。そして、風呂リモコン61等からの入力操作を受けたコントローラ6により注湯路3や追い焚き循環回路5等が作動制御され、これにより、浴槽2への所定水位までの湯張りや、以後の追い焚き加熱が実行されることになる。なお、図1中の符号55は圧力検知式の水位センサであり、この水位センサ55は追い焚き循環路53の内圧(循環アダプタ21の位置に作用する水圧に対応)を検出することで浴槽2内の水位に換算して水位検出するようになっている。以上の構成要素は、通常は、風呂装置1のケーシング内に収容され、さらに、このケーシング内には給湯機能を実現する給湯回路等を併設することで、複合型の給湯器又は熱源機として構成可能となっている。
図2に示すように、浴槽2の一側の浴室壁にはテレビ本体71(図3も併せて参照)が設置され、チューナユニット72が浴室外の例えば天井裏に設置されている。テレビ本体71は、スピーカ部711,モニタ部712及び操作部713等を備えて構成され、チューナユニット72から出力される信号を受けてモニタ部712に映像を表示するようになっている。これらテレビ本体71とチューナユニット72とで従来周知のテレビ装置が構成されている。又、テレビ本体71には距離画像センサ81が付設される一方、浴室内の天井壁には水面位置検出手段82が設置されており、これら距離画像センサ81及び水面位置検出手段82はコントロールユニット9により制御されて各種情報を取得し、コントロールユニット9に出力するようになっている。異常状態監視制御手段を構成するコントロールユニット9は、取得した情報に基づいて入浴中の入浴者の状態を監視し、所定の異常状態発生と判定されれば種々の警報を発するようになっている。このような距離画像センサ81,水面位置検出手段82及びコントロールユニット9が、従来周知のテレビ装置を構成するテレビ本体71及びチューナユニット72に対し組み合わされて、本実施形態の浴室用テレビ装置が構成されている。なお、コントロールユニット9の設置位置は特に限定されず、例えば天井裏に設置してもよいし、テレビ本体71に内蔵させるようにしてもよい。
テレビ本体71は、図4に例示するように、全体が防水仕様とされた本体ケースの前面にスピーカ部711やモニタ部712が設けられ、電源スイッチ714の他に、下部位置に各種の操作スイッチを構成する操作パネルが操作部713として設けられている。操作部713を構成する操作パネルは、種々の操作ボタン(例えばメニューボタン,チャンネルボタン,ボリュームボタン等)が静電容量スイッチ(タッチセンサ)により構成され、使用者が指で触れることで操作可能となっている。なお、操作部としては、前記の操作部713の他に、テレビ操作用のリモコン(例えば赤外線リモコン)も備えられ、このリモコンの操作によっても、テレビ操作が可能となっている。
距離画像センサ81は、測定対象物について画素毎に距離データを検出した距離画像を得るものであり、従来公知となっている種々の方式のものを採用することができる。例えば、TOF(Time of flight )方式を採用した一般的な原理を図5に模式的に示すように、距離画像センサ81は、発光源(例えばLED)811から測定対象物Mに光を照射し、その反射光をレンズ812を通して受光素子(例えばCCDカメラ)813で受光するまでの時間を画素毎に計測し、この時間と光速とにより測定対象物Mまでの距離を画素毎に得るものである。計測する時間値が微小値になるため、現実的には、発光源811から近赤外光の強度変調パルスを照射し、反射光の位相遅延を受光素子813の画素毎に検出することで、前記時間値を求めるようにしている。コントロールユニット9から計測(照射・受光)のための所定タイミングを距離画像センサ81の側に出力し、受光素子813で受光した画素毎の距離データをコントロールユニット9で集計することで、測定対象物Mの三次元情報(三次元形状)が得られることになる。本実施形態では、テレビ本体71が平面視で縦長形状の浴槽2の長手方向一側S1(図2参照)の浴室壁に設置され、距離画像センサ81は浴槽2の長手方向他側S2の部位を測定対象物Mとしてその部位と正対するように配置される。これにより、入浴者10はテレビ本体71を視聴するために浴槽2の長手方向他側S2に頭部101をおき、長手方向一側S1に足を向けた入浴姿勢となるため、この入浴者10の頭部101を中心とした距離画像を距離画像センサ81により確実に得ることができるようになる。つまり、入浴者10の頭部101の状態を的確に監視することができるようになる。
水面位置検出手段82は、例えば超音波パルス反射方式を採用した水位検出センサを用いて浴槽2内の湯水の水位を検出し、その検出水位を水面位置としてコントロールユニット9に出力するように構成することができる。より詳細には、水面位置検出手段82(図2参照)は、超音波パルスの送受波器821を浴槽2内に対し上から真下に向けて配設されており、浴槽2に湯水があれば、送受波器821から発射された超音波パルスが水面で反射され、その反射波を受波するまでの反射時間を計測することにより水面位置(水位)Wを検出するようになっている。従って、入浴者10により水面が遮られないように、浴槽2の長手方向一側S1の適所の真上位置の天井壁に水面位置検出手段82を設置することが望ましい。水面位置Wの検出は次のようにして行う。すなわち、この水面位置検出手段82の送受波器821から浴槽2内の水面位置Wまでの高さH1が演算により求められると、送受波器821から浴槽2の底面位置までの高さH2から前記高さH1を減算すれば、その時点での浴槽2内の水位H3が得られることになる。前記H2を水位検出手段82の設置時において予め測定しコントロールユニット9に入力設定しておけば、コントロールユニット9では水面位置検出手段82から出力される時間値に基づき水位H3が演算により得られることになる。
コントロールユニット9(図3参照)は、MPUやRAM等を備えたマイコンにより主として構成され、距離画像センサ81からの情報や、水面位置検出手段82からの情報に基づき、入浴中の入浴者が異常状態に陥っているか否かの入浴者の状態を監視したり、入浴者のジェスチャに基づきテレビ操作を可能にしたりするために、時系列データ処理部90と、固定物認識処理部91と、入浴者認識処理部92と、ジェスチャ認識処理部93と、異常判定処理部94と、警報処理部95とを備えている。時系列データ処理部90は距離画像センサ81の受光素子813で受光した画素毎の距離データを演算してメモリに対し時系列に記録し、固定物認識処理部91は記録された距離データに基づき固定物である浴槽2を背景形状(特に前記の浴槽2の長手方向他側の部位を背景とする背景形状)として事前に認識して記憶し、入浴者認識処理部92は入浴者の存在により背景形状との間で生じる距離データの差分を演算することで入浴者(特に入浴者の頭部を中心とする形状)を認識し、異常判定処理部93は入浴者認識処理部92により認識された入浴者が特定の異常状態に陥ったか否かの判定を行い、警報処理部94は入浴者が異常状態に陥ったと判定されたときに発せられる指令に基づき内部及び/又は外部に対し警報を発し、ジェスチャ認識処理部95は入浴者認識処理部92により認識された入浴者からその特定部位の領域を切り出してその特定部位の動き(ジェスチャ)を認識し対応するテレビ操作指令を発し、するようになっている。
異常状態判定処理部93において判定する異常状態とは主として入浴者が意識を失った状態(居眠り状態を含む)を判定対象とするものであり、入浴者の顔面が浴槽2内の水面に浸かっているか否かによって第1次異常状態と第2次異常状態とに分けられる。すなわち、入浴者の顔面は浴槽2内の水面よりは上にあるものの、入浴者が所定の設定時間(例えば5分)継続して動きがない場合に異常発生と判定する第1次異常状態と、入浴者の顔面は浴槽2内の水面よりも下にある場合に即座(例えば0〜3秒内の微小時間)に異常状態発生と判定する第2次異常状態とである。異常状態発生と判定されたときには、警報処理部94により、テレビ本体71のスピーカ部711から音声での警報やモニタ部712での警報表示をすることによる内部警報処理や、公衆回線やネットワークに接続して外部(例えば警備会社や,事前登録者)に警報を通知することによる外部警報処理が行われる。なお、内部警報処理として、図示省略の通信ケーブルを介し、リモコン61(図1参照)の警報ブザーを吹鳴させたり、警報表示を表示させたりしてもよい。以上のスピーカ部711やモニタ部712、又は、リモコン61、あるいは、外部警報処理を実行するための通信接続手段によって、警報手段が構成されている。
次に、入浴者が浴槽2内に入浴している状態にあるときの制御について、図6を参照しつつ説明する。前提として、入浴使用の有無に拘わらず、固定物認識処理部91により固定物である浴槽2を背景とする背景形状、特に浴槽2の長手方向他側S2の部位を背景とする背景形状が事前に認識処理されて記憶されている。この事前の認識処理は、例えば浴室の照明スイッチのON操作信号、あるいは、風呂装置1からの注湯による湯張り制御の開始信号を受けて実行すればよい。そして、距離画像センサ81による継続的な状態監視を続け、入浴者認識処理部92により入浴者10の存在が認識されれば、続いて、入浴者認識処理部92において、その入浴者10の頭部101を中心とする所定領域の形状認識を行う一方、水面位置検出手段82により水面位置Wの検出を行う。そして、異常状態判定部93において、頭部101の特に下縁位置Fと、検出水面位置Wとの高低判定を行い、下縁位置Fが検出水面位置Wよりも高ければ、さらに入浴者10の動きが所定の設定時間(例えば5分)継続して有るか否かの判定を行う。頭部101の下縁位置Fは、例えば浴槽2の底位置から距離画像センサ81までの高さH4を予め計測して入力設定しておき、距離画像センサ81の斜め下向きの角度と距離データとから距離画像センサ81から下縁位置Fまでの高さH5を演算により求め、このH5を高さH4から減算すれば、浴槽2の底から下縁位置Fまでの高さH6が得られることになる。この場合は、下縁位置Fの高さH6と、水面位置Wの高さH3(水位)との比較により高低判定が行われる。
もしも、図7に例示するように入浴者が意識を失ってしまい入浴者10の動きが設定時間(例えば5分)継続して無ければ、第1次異常状態発生と判定して警報処理部94に警報出力指令を発する一方、入浴者10の動きが設定時間(例えば5分)に1度でもあれば、前記の設定時間のタイマカウントをリセットする。この際、入浴者認識処理部92により認識される入浴者10に移動変化があることの他に、テレビ本体71の操作部713からの操作信号の出力や、図示省略のテレビ操作用のリモコンからの操作信号の出力があれば、入浴者10に動きがあると判定して、前記の設定時間のタイマカウントをリセットする。又、警報処理部94では、前記の内部警報処理を実行し、それでもなお、入浴者10の動きの無い状態が継続すれば、さらに外部警報処理を実行する。なお、前記の高低判定の継続と並行処理により、ジェスチャ認識処理部95において、入浴者10の予め登録された部位(例えば腕)の動き(ジェスチャ)を監視し、予め登録したジェスチャパターンと合致するジェスチャが生じれば、そのジェスチャパターンと対応付けられたテレビ操作指令をチューナユニット72に出力する。このジェスチャ認識の詳細については後述する。
一方、異常状態判定部93において、図8に例示するように頭部101の特に下縁位置Fが、検出水面位置Wよりも低ければ、入浴者10の顔面が水面に浸かっているため、即座に対処を必要とする第2次異常状態の発生と判定して警報処理部94に警報出力指令を発する。警報処理部94では、前記の内部警報処理に加え外部警報処理を即座に実行する。
前記のジェスチャ認識処理部95では、入浴者10の頭部101の領域R1を中心にして周囲の分割領域(例えば図9の分割領域R2,R3)内の動きを監視する。そして、予め登録されたジェスチャパターンと合致するジェスチャをパターンマッチングにより検出すれば、そのジェスチャパターンと予め対応付けられたテレビ操作指令をチューナユニット72に出力する。例えば、図910(a)に示すように、分割領域R2において入浴者10の左腕が時計方向に所定量以上回転移動されればテレビ本体71の音量を所定量下げるためのテレビ操作指令を発し、反時計方向に所定量以上回転移動されれば音量を所定量上げるためのテレビ操作指令を発する。あるいは、図9(b)に示すように、分割領域R3において入浴者10の右腕が反時計方向に所定量以上回転移動されればテレビ本体71のチャンネルを次に進めるためのテレビ操作指令を発し、時計方向に所定量以上回転移動されればチャンネルを逆方向に戻すテレビ操作指令を発する。もちろん、腕の旋回ジェスチャ以外のジェスチャをジェスチャパターンとして予め登録し、これに対応するテレビ操作を組み合わせて登録するようにしてもよい。
以上の実施形態の場合、前述の如く、距離画像センサ81を浴室用テレビ装置のテレビ本体71に付設したことにより、テレビ本体71を視聴するために入浴者10はテレビ本体71と離れた側(S2)の浴槽2に頭部101をおいた入浴姿勢を必然的に採ることになり、この結果、距離画像センサ81によって、入浴者10の頭部101を中心とした距離画像を確実に得ることができ、入浴中の入浴者10の頭部101の状態を的確に監視することができるようになる。そして、入浴者10の頭部101の状態認識及び水面位置Wの検出により、まずは第1次異常状態の検出及び警報を共に的確に行うことができる上に、顔面が水面下に浸かるような深刻な第2次異常状態が発生したとしても、その第2次異常得状態発生の検出を即座にかつ的確に行うことができ、警報を発することができるようになる。
<他の実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、前記実施形態では、入浴者10に所定の設定時間継続して動きが無ければ、警報処理部94による警報処理を実行するようにしているが、例えばその設定時間よりも短い時間(第2設定時間)だけ継続して入浴者10に動きが無ければ、テレビ本体71のスピーカ部713又はモニタ部712を用いて、確認のために何らかの動きを行うように促す、注意喚起のための案内報知(音声又は表示)を行うようにしてもよい。そして、注意喚起を行っても、入浴者10に動きが無ければ、前記の設定時間の経過を待って警報処理を実行するようにすればよい。
前記実施形態では、水面位置検出手段82として超音波反射式の水位検出センサを用いて構成した例を示したが、これに限らず、水面位置検出手段を風呂装置1の側の水位センサ55(図1参照)を用いて構成することもできる。例えば、水位センサ55により検出される内圧に基づき浴槽2(図2参照)内の水位H3を演算したり、あるいは、入浴者10の入浴前の湯張り水位H3′に入浴者10の入浴による水位上昇分(想定値)を加算することで水位H3を演算したりして、水面位置Wの検出を行うことができる。
2 浴槽
9 コントロールユニット(状態監視制御手段)
10 入浴者
71 テレビ本体
81 距離画像センサ
82 水面位置検出手段
101 頭部
711 スピーカ部(警報手段)
712 モニタ部(警報手段)
F 頭部の下縁位置
W 水面位置

Claims (7)

  1. 浴槽に隣接する浴室壁に設置されるテレビ本体を備えた浴室用テレビ装置において、
    前記浴槽内に入浴中の入浴者の頭部を含むように設定された測定対象物を撮像可能に前記テレビ本体に対し配設され、画素毎の距離データを取得して距離画像を生成するための距離画像センサと、前記距離画像センサにより時系列に取得された距離画像に基づき入浴中の入浴者の状態を監視する状態監視制御手段とを備え、
    前記状態監視制御手段は、前記入浴者に設定時間継続して動きの無い異常状態発生が検出されたとき、警報手段により警報を発するように構成されている、
    ことを特徴とする浴室用テレビ装置。
  2. 請求項1に記載の浴室用テレビ装置であって、
    浴槽内の水面位置を検出するための水面位置検出手段をさらに備えている、浴室用テレビ装置。
  3. 請求項2に記載の浴室用テレビ装置であって、
    前記状態監視制御手段は、前記距離画像から得られる入浴者の頭部の位置と、前記水面位置検出手段により検出される水面位置との高低比較により、前記入浴者の頭部の位置が検出水面位置よりも高いと判定されていることを条件に、前記設定時間が経過するまで入浴者に動きが無いか有るかの監視を継続するように構成されている、浴室用テレビ装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の浴室用テレビ装置であって、
    前記状態監視制御手段は、前記距離画像から得られる入浴者の頭部の位置と、前記水面位置検出手段により検出される水面位置との高低比較により、前記入浴者の頭部の位置が検出水面位置よりも低いと判定されたとき、前記設定時間の経過を待たずに前記警報手段により警報を発するように構成されている、浴室用テレビ装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の浴室用テレビ装置であって、
    前記テレビ本体を操作するための操作部を備え、
    前記状態監視制御手段は、前記設定時間が経過するまでの間に前記操作部から操作信号の出力があったとき、前記設定時間のカウントをリセットするように構成されている、浴室用テレビ装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の浴室用テレビ装置であって、
    前記状態監視制御手段は、前記設定時間よりも短く設定された第2設定時間だけ継続して入浴者に動きが無ければ、前記テレビ本体のスピーカ部及び/又はモニタ部を用いて、確認のための動きを促す案内報知を行うように構成されている、浴室用テレビ装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の浴室用テレビ装置であって、
    前記状態監視制御手段は、前記距離画像から入浴者のジェスチャと、予め登録されたジェスチャパターンとを対比し、このジェスチャパターンと合致する特定ジェスチャの発生を検出したとき、この特定ジェスチャに合致したジェスチャパターンに設定された特定テレビ操作信号を前記テレビ本体に出力するように構成されている、浴室用テレビ装置。
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