JP2003227654A - 風呂装置 - Google Patents

風呂装置

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JP2003227654A
JP2003227654A JP2002029227A JP2002029227A JP2003227654A JP 2003227654 A JP2003227654 A JP 2003227654A JP 2002029227 A JP2002029227 A JP 2002029227A JP 2002029227 A JP2002029227 A JP 2002029227A JP 2003227654 A JP2003227654 A JP 2003227654A
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JP
Japan
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pulse wave
bath
remote controller
hot water
bathtub
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JP2002029227A
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English (en)
Inventor
Tadashi Miki
匡 三木
Hiroyuki Ogino
弘之 荻野
Yutaka Okano
豊 岡野
Ryushi Iwamoto
龍志 岩本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室内の事故を未然に防止すると共に入浴が
より快適になるように支援すること。 【解決手段】 表面に脈波検出装置を付設した浴室リモ
コン6に入浴者1が指先を当てると脈波検知装置が脈波
データを検知し、通常との差異を表示して注意を促すよ
うに報知したり、湯温を下げるように制御する。これに
よって、入浴事故が事前に防止され、また入浴がより快
適なものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は風呂装置に関し、特
に家庭用の風呂装置において、入浴者の脈波などの指標
を見守ることにより、安全で快適な入浴を支援できる風
呂装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、特に冬場の入浴事故が多発する傾
向にあることが報道され、こうした入浴事故の大きな原
因の1つとして、入浴に伴う急激な血圧の変化による意
識喪失による溺死があるとの報告がなされている。
【0003】こうした事故を防止する装置としては、浴
室の天井に画像センサを設けて入浴者の動きを見守り、
入浴者の体動がなくなって所定時間を越えた場合に報知
信号を発生する装置などが提案され始めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
は浴室の天井に専用の装置を取りつけたり、専用の浴槽
を必要とする装置であるため、取付工事および通信用配
線工事が必要であったり、また浴槽ごと交換する事が必
要であったりして、高価な設備になってしまうという課
題を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の風呂装置は、浴槽に湯を張ったり、
浴槽内の湯を温めたりする機能を備えた風呂装置におい
て、風呂装置の運転を操作するリモコンに接続したり一
体化され、入浴している人の脈波を検知する脈波検知装
置を備えた構成となっている。
【0006】本構成により、入浴中の入浴者の脈波を検
知し、その状態を表示したり通常と異なる脈波データを
検知した際には、休息を促したり家族への報知を行うこ
とで入浴者の安全を支援する風呂装置を実現できるもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、浴槽に
湯を張ったり、浴槽内の湯を温めたりする機能を備えた
風呂装置において、風呂装置の運転を操作するリモコン
に接続し、入浴している人の脈波を検知する脈波検知装
置を備えたものであり、入浴中の脈波の状態を検知する
ことにより安全な入浴の支援が可能となっているもので
ある。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、脈波検知装置からのデータが無線でリモコンに送信
される構成とする事により、配線などを無くして使い勝
手をよくするものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、浴槽に湯を張っ
たり、浴槽内の湯を温めたりする機能を備えた風呂装置
において、風呂装置の運転を操作する浴室リモコンに付
設して一体化することにより、使い勝手が向上し、部品
の兼用などにより新規導入の際の商業的なメリットが得
られるものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1または
3において、脈波検知装置から送られる脈波データが正
常か否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって
判定した結果をリモコンで報知する報知手段を備えた構
成とすることにより、入浴者の状態を入浴者自身把握し
て予防策を講ずることができたり、家族が安否確認する
ことができ、より安心感の高い風呂装置を実現できうる
ものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1または
3において、脈波データの内容により、浴槽内の湯温を
変更したりする入浴条件変更手段を備えることにより、
入浴者の状況に応じて自動的に予防手段を講じることが
でき、より安心感の高い風呂装置を実現できうるもので
ある。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1または
3において、脈波検知装置が、入浴者の指などの部位へ
光を照射した際の光の強度変化を検知する方式を用い、
前記光の透過する窓材を配することにより浴槽中に没し
た状態でも測定可能な防水構造とすることにより、入浴
者の使い勝手が向上する上、湯をさけるために不自然な
姿勢をとる必要もなくなってリラックスした状態で測定
できるため、より正確な脈波データを検知できうるもの
である。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例について、図1〜図3を
参照しながら説明する。
【0014】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
おける風呂装置の構成図である。従来、この種の風呂装
置は、ガス、石油等の熱源とし、給湯機能、湯はり機
能、追い炊き機能を有し、風呂装置に接続されたリモコ
ンで運転操作される。また、リモコンは一般的に、給湯
機能をよく使う浴室や台所などに設置される。図1にお
いて、1は入浴している入浴者、2は浴槽、3は風呂装
置、4は風呂配管、5は風呂装置の制御手段、、6は浴
室リモコン、7は台所リモコンである。
【0015】浴室リモコン6または台所リモコン7の風
呂自動運転を動作させるスイッチを入れると、風呂装置
の制御手段5に設定温度などの運転開始の指示情報が送
られ、風呂装置3が浴槽に風呂配管4を通して注湯して
湯はりを行う。また、追い炊き運転を動作させるスイッ
チを入れると、浴槽2の湯が風呂配管4を通って風呂装
置3まで循環させられ、風呂装置3で過熱されて、設定
温度まで追い炊きが行われる。本発明では浴室リモコン
6内に脈波検知装置を構成する。制御手段5と浴室リモ
コン6、台所リモコン7は無線にてデータ送受信を行う
よう構成する。本実施例では浴室リモコン6内に受発光
センサを使って入浴者の脈波検知装置を一体化して構成
する例を説明する。
【0016】図2は、脈波検知装置を組み込んだ浴室リ
モコン6の一例を示す斜視図であり、図3は図2の浴室
リモコン6の一点鎖線で示したA−A’線断面図であ
る。図2の8は液晶などの表示部、9は風呂装置3の各
機能を動作させるスイッチ、10は合成音やメロディ音
などの報知音を流す発音部であり、11は入浴者の指先
である。また図3の12は浴室リモコン6の全体を制御
するマイコンや受発光センサの回路などから構成した制
御部、13は赤外線を発光するLEDであり、14はフ
ォトトランジスタなどの受光素子である。また15はL
ED13からの光を透過させて指先11に照射し、その
反射光を受光素子14に入光させる窓材、16は浴室リ
モコン6の各部品を密閉し、窓材14などをはめ込んで
防水構造とした浴室リモコン6の外装ケースである。本
実施例では、このLED13、窓材15、受光素子14
および浴室リモコン6の制御部12に設けた回路および
信号処理プログラムにより脈波検出装置を構成する。
【0017】一般に脈波は、赤色や赤外線の光を指先な
どの被験者の血流のある部位に照射し、この反射光の強
度を検出することで計測可能なことが公知となってい
る。従って、本実施例のように光方式により脈波センサ
を構成すれば、LED14や受光素子14を指先11な
どの測定部位に非接触にできるため、樹脂などの窓材1
4を使うことができ、内部を密閉構造とした防水加工の
外装ケース16を実現しやすい。この際、この窓材14
をレンズ形状にして集光効率をアップさせたり、不要な
波長域の光を除く光学フィルターにすれば、脈波が更に
精度よく測定できるものである。
【0018】一方、脈波は血管の拡張などの血行状態を
反映することが文献で紹介されている。例えば、脈波の
波高値などの特徴パラメータを日々記憶しておいたデー
タと比較したり、カオス理論を用いて処理したアトラク
ター形状を通常のパターンと比較するなどの公知な方法
を用いることで、入浴してからの血圧や健康状態の変化
を推定することができる。本発明では、こうした脈波デ
ータの信号処理を行う判定手段を制御部12内に回路や
マイコンプログラムとして実装する。
【0019】以下、全体の動作を説明する。入浴者1が
浴槽2に入って、浴室リモコン6を手元に持ち、指先1
1を脈波検出装置に添えると制御部12はLED13か
ら指先で反射して受光素子14に入射した光により入浴
中の脈波データを検出する。この脈波データを判定手段
12により判定し、もし入浴者1の異常を判定した場合
には、浴室リモコン6からメロディ音を流したり、合成
音で「湯から出て休息を取りましょう」などの注意メッ
セージを流したりといった報知を行うことにより、事故
の予防ができうるものである。
【0020】また、この際に制御部12から風呂装置3
の制御手段5を介して浴槽2内に足し湯をして自動的に
湯温をさげるといった自動的な対策機能を実装しておく
とより効果的である。
【0021】更に、報知は浴室リモコン6で入浴者自身
に報知するに止まらず、台所リモコン7で同居の家族な
どに報知する方法も効果的である。近年では、台所リモ
コン7と浴室リモコン6間でインターホン通話の可能な
風呂装置も一般的になっており、この報知に応じて、家
族に「変わりないですか」といった呼びかけをして入浴
者1の安否確認を行ってもらえば、より確実な事故の予
防ができるものである。
【0022】以上のように、本発明では、脈波検知装置
を浴室リモコン6に一体化し防水加工としたことで、水
濡れや姿勢に配慮することなく、リラックスした状態で
浴室リモコン6を手元において添えるだけで、入浴に伴
う体調の変化を把握することができ、万が一通常と異な
る脈波データが検出された際には、報知に応じて湯温の
自動調整や家族への通報、適度な休憩を採るタイミング
の通報が行われるため、事故を予防し安全な快適な入浴
を支援できる風呂装置が実現できる。
【0023】なお、以上の説明では、浴室リモコン6に
脈波検知装置を一体化する構成を説明したが、無線や信
号線などで接続した別設の装置として脈波検知手段を構
成したり、浴室リモコンにコネクタなどを設けておき、
必要時に接続したりする構成でも実現できうるものであ
る。
【0024】また、報知の内容としては、通信機能によ
り外部の病院や救急サービス事業体に通報したり、電子
メール等を使って別居の家族や知人に連絡する方法を備
えていても構わないものである。
【0025】最後に、本実施例では指先11にて脈波デ
ータを検知する例を説明したが、指の腹や掌、耳朶など
他の部位で検知しても構わないものである。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、入浴中
の入浴者の脈波を検知し、その状態を表示したり通常と
異なる脈波データを検知した際には、休息を促したり家
族への報知を行うことで入浴者の安全を支援する風呂装
置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における風呂装置の構成の一
例を示すブロック図
【図2】同装置における脈波検知手段を一体化した浴室
リモコンの斜視図
【図3】同浴室リモコンの断面図
【符号の説明】
1 入浴者 2 浴槽 3 風呂装置 4 風呂配管 5 制御手段 6 浴室リモコン(脈波検知装置) 7 台所リモコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡野 豊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岩本 龍志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D005 FA00 3L024 CC17 EE02 EE05 EE07 EE09 FF04 FF12 FF18 GG42 GG45 GG50 5K048 AA15 BA14 DC01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽に湯を張ったり、浴槽内の湯を温め
    たりする機能を備えた風呂装置において、風呂装置の運
    転を操作するリモコンに接続し、入浴している人の脈波
    を検知する脈波検知装置を備えた風呂装置。
  2. 【請求項2】 脈波検知装置からのデータが無線でリモ
    コンに送信される請求項1記載の風呂装置。
  3. 【請求項3】 浴槽に湯を張ったり、浴槽内の湯を温め
    たりする機能を備えた風呂装置において、風呂装置の運
    転を操作する浴室リモコンに付設され、入浴している人
    の脈波を検知する脈波検知装置を備えた風呂装置。
  4. 【請求項4】 脈波検知装置から送られる脈波データが
    正常か否かを判定する判定手段と、前記判定手段によっ
    て判定した結果をリモコンなどで報知する報知手段を備
    えた請求項1〜3のいずれか1項に記載の風呂装置。
  5. 【請求項5】 脈波データの内容により、浴槽内の湯温
    を変更したりする入浴条件変更手段を備えた請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の風呂装置。
  6. 【請求項6】 脈波検知装置が、入浴者の指などの部位
    へ光を照射した際の光の強度変化を検知する方式を用
    い、前記光の透過する窓材を配することにより浴槽中に
    没した状態でも測定可能な防水構造とした請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の風呂装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8140191B2 (en) 2005-07-11 2012-03-20 Panasonic Corporation Environment control device, environment control method, environment control program, and computer-readable recording medium containing the environment control program
CN104833097A (zh) * 2015-05-14 2015-08-12 惠州Tcl移动通信有限公司 一种移动终端远程控制热水器的方法及系统
CN105737391A (zh) * 2016-03-18 2016-07-06 珠海格力电器股份有限公司 空气能热水器的控制方法及装置
JP2018164691A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 東京瓦斯株式会社 給水システム及び浴室システム

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