JP2009175028A - 報知システム及び放音装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】報知システムは、アラーム音を放音する放音処理を行う目覚まし時計と、報知装置とを備える。目覚まし時計は、ある事象の発生を知らせるアラーム音に対し、そのアラーム音を放音する放音処理を識別する処理IDを重畳し、処理IDが重畳されたアラーム音を放音する。報知装置は、放音されたアラーム音を収音し、そのアラーム音から処理IDを抽出した後、抽出した処理IDと対応付けて動作パターン特定テーブルに記憶されている動作パターンを特定し、特定した動作パターンに従って発光部又は振動部を動作させる。
【選択図】図2
Description
本発明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、似通った報知音がある場合にも、各々の報知音の放音を正確に知らせることを目的とする。
本発明の第6の構成は、上記第4の構成において、前記取得手段は、前記ある事象が発生した位置を表す位置情報を事象状況情報として取得してもよい。
本発明の第7の構成は、上記第4の構成において、前記取得手段は、前記ある事象が発生した時刻を表す時刻情報を事象状況情報として取得してもよい。
まず、本実施形態に係る報知システムの構成について説明する。この報知システムは、放音装置と報知装置とを備えている。放音装置は、アラーム音などの報知音を発して、利用者に或る事象の発生を知らせる装置である。報知装置は、聴覚に障害を持つ利用者に対して、放音装置から報知音が発せられたことを、発光や振動などの、放音以外の動作で知らせる装置である。この報知システムにおいては、複数種類の放音装置が存在し得るが、本実施形態では、放音装置が目覚まし時計である例を挙げて説明する。
図1は、目覚まし時計1の構成を示す図である。同図に示すように、目覚まし時計1は、制御部11と、計時部12と、操作部13と、表示部14と、信号処理部15と、放音部16とを備えている。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)とメモリなどを備え、CPUがメモリに記憶されているプログラムを実行することにより、目覚まし時計1全体を制御する。計時部12は、水晶振動子、発振回路及び分周回路などを備え、時刻をカウントする。操作部13は、操作ボタンなどを備え、利用者の操作を受け付けて、その操作に応じた操作信号をCPUに供給する。利用者は、操作部13を操作することにより、例えば、設定した時刻に目覚ましのアラーム音を放音させる目覚まし処理の実行を目覚まし時計1に指示することができる。表示部14は、例えば液晶パネルなどを備え、CPUによって指示されたデータを表示する。信号処理部15は、D/Aコンバータなどを備え、CPUによって供給された音データを音信号にデジタルアナログ変換して、放音部16に供給する。放音部16は、アンプとスピーカなどを備え、信号処理部15から供給される音信号を増幅した後、その音信号に応じた音を出力する。
図中の音データD及び付加情報テーブルT1は、制御部11のメモリに記憶されている。音データDは、目覚まし時計1の各種アラーム音を表すデータである。この音データDには、例えば、利用者が指定した時刻に発せられる目覚ましのアラーム音を表す音データDや、正時を知らせるアラーム音を表す音データDなどが含まれている。付加情報テーブルT1は、目覚まし時計1のアラーム音に重畳する付加情報を管理するテーブルである。
次に、報知装置2の構成について説明する。図4は、報知装置2の構成を示す図である。同図に示すように、報知装置2は、制御部21と、マイクロホン22と、信号処理部23と、表示部24と、発光部25と、振動部26とを備えている。制御部21は、CPUとメモリなどを備え、CPUがメモリに記憶されているプログラムを実行することにより、報知装置2全体を制御する。マイクロホン22は、目覚まし時計1などの放音装置から発せられた音を収音し、収音した音を表す音信号を出力する。信号処理部23は、A/Dコンバータなどを備え、マイクロホン22から出力された音信号を音データにアナログデジタル変換する。表示部24は、例えば液晶パネルなどを備え、CPUによって指示されたデータを表示する。発光部25は、光源などを備え、CPUの制御に従って発光する。振動部26は、モータなどの駆動手段の駆動軸に取り付けられた偏心重りを回転させることで振動を発生させる機構などを備え、CPUの制御に従って振動する。
図中の動作パターン特定テーブルT2は、発光部25又は振動部26の動作内容を特定するためのテーブルであり、制御部21のメモリに記憶されている。図6は、動作パターン特定テーブルT2の一例を示す図である。同図に示すように、動作パターン特定テーブルT2においては、「装置種別」と、「処理ID」と、「動作パターン」とが対応付けられている。「装置種別」は、前述したように、目覚まし時計1などの放音装置の種別を表す情報である。「処理ID」は、前述したように、目覚まし時計1などの放音装置によって行われる放音処理を識別する処理識別情報である。「動作パターン」は、その放音処理によってアラーム音などの報知音が放音されたことを利用者に知らせる動作内容を示す動作内容情報である。例えば、図中の「発光パターン1+振動パターン1」は、短い間隔で点滅を繰り返すとともに、短い間隔で振動と無振動とを繰り返すという動作パターンを表している。
次に、報知システムの動作について説明する。
まず、図7に示すフロー図を参照して、目覚まし時計1の動作について説明する。ここでは、利用者によって目覚まし時計1の操作部13が操作されて、7:00に目覚ましのアラーム音を放音させる目覚まし処理が指示された場合を想定する。
計時部12が7:00をカウントすると、音データ取得部51は、メモリから目覚ましのアラーム音を表す音データDを読み出し(ステップSA10)、読み出した音データDを音信号に変換して重畳部54に供給する。
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の各変形例を適宜組み合わせてもよい。
(変形例1)
上述した実施形態では、報知装置2が自身の動作パターンを決定していたが、目覚まし時計1が報知装置2における動作パターンを決定し、その動作パターンを表す動作内容情報含むアラーム音を放音してもよい。この場合、目覚まし時計1の制御部11のメモリには、アラーム音の放音処理を識別する処理IDと、そのアラーム音が放音されたことを知らせる動作パターンを表す動作内容情報とが対応付けられた動作パターン特定テーブルが記憶される。そして、付加情報生成部52は、メモリに記憶されている動作パターン特定テーブルから、アラーム音を放音する処理を識別する処理IDに対応付けて記憶されている動作内容情報を読み出し、読み出した動作内容情報を含む付加情報を生成する。この動作内容情報は、共通フォーマットにおいて、動作パターンが配置される領域として予め定められた領域に配置されてもよいし、自由に内容を定義し得る領域として予め定められた拡張領域に配置されてもよい。これにより、放音部16からは、動作内容情報を含む付加情報が重畳されたアラーム音が放音される。この場合、報知装置2の動作制御部64は、変調部62によって生成された付加情報から動作内容情報を取得し、取得した動作内容情報が表す動作パターンに従って発光部25又は振動部26を動作させる。この構成によれば、目覚まし時計1のメモリに記憶されている動作パターン特定テーブルを書き換えるだけで、報知装置2の動作パターンを自由に変更することができる。
上述した実施形態において、メッセージ情報は予めメモリに記憶された固定的な情報であったが、このメッセージ情報を、発生した事象の状況に応じて動的に変化させてもよい。この発生した事象の状況を表す情報としては、例えば、計時部12がカウントしている時刻を表す時刻情報が考えられる。この場合、目覚まし時計1は、その機能構成として、計時部12から時刻を表す時刻情報を取得する取得部を備える。この機能は、制御部11及び信号処理部15のハードウェア又はソフトウェアによって実現される。
上述した実施形態では、放音装置の一つである目覚まし時計1を例に挙げて説明したが、放音装置が適用される装置は目覚まし時計1に限らない。例えば、地震の発生を知らせる地震情報受信装置であってもよい。この場合、地震情報受信装置は、地震情報配信装置とネットワークを介して接続されており、上述した制御部11と、操作部13、表示部14、信号処理部15、放音部16の他に、地震情報配信装置と通信を行う通信部を備える。この地震情報配信装置は、地震が発生した際に地震情報を配信する装置である。この地震情報配信装置から送信されてくる地震情報には、地震の震度や震源地などの情報が含まれている。また、この場合、付加情報テーブルの「装置種別」には、地震情報受信装置の種別を表す情報が記述され、「処理ID」には、地震の発生を知らせるアラーム音を放音する放音処理を識別する処理識別情報が記述され、「メッセージ情報」には、アラーム音の放音によって利用者に報知される事象に関連するメッセージを表す情報が記述される。ここでは、装置種別が「quake−alarm」であり、処理IDが「003」であり、メッセージ情報が「地震が発生しました」である場合を想定する。
例えば、各地の震度を表す「A市:震度5、B市:震度3、C市:震度2」という地震情報が地震情報配信装置から配信されてきた場合、取得部は、通信部からこの地震情報を取得する。この場合、付加情報生成部52は、取得部によって取得された地震情報をさらに含む付加情報を生成し、重畳部54は、アラーム音を表す音信号に対し、地震情報を含む付加情報を重畳する。これにより、放音部16からは、地震情報を含む付加情報が重畳されたアラーム音が放音される。そして、報知装置2の表示制御部65は、変調部62によって生成された付加情報から「A市:震度5、B市:震度3、C市:震度2」という地震情報と、「地震が発生しました」というメッセージ情報とを取得し、これらを表示部24に表示させる。これにより、表示部24には、例えば「地震が発生しました A市:震度5、B市:震度3、C市:震度2」という情報が表示される。この構成によれば、利用者は、地震の詳細な状況を知ることができる。
上述した実施形態では、放音装置の一つである目覚まし時計1を例に挙げて説明したが、放音装置が適用される装置は目覚まし時計1に限らない。例えば、来客を知らせる来客報知装置であってもよい。この場合、来客報知装置は、上述した制御部11と、操作部13、表示部14、信号処理部15、放音部16の他に、訪問者を撮像する撮像部を備える。この撮像部は、例えばCCD(Charge Coupled Device)カメラであり、撮像した画像データを制御部11に供給するようになっている。また、この場合、付加情報テーブルの「装置種別」には、来客報知装置の種別を表す情報が記述され、「処理ID」には、来客を表すチャイム音を放音する放音処理を識別する処理識別情報が記述され、「メッセージ情報」には、チャイム音の放音によって利用者に報知される事象に関連するメッセージを表す情報が記述される。ここでは、装置種別が「doorchime」であり、処理IDが「004」であり、メッセージ情報が「ドアチャイムが鳴りました」である場合を想定する。
撮像部が訪問者を撮像し、その訪問者を表す画像データを生成すると、取得部は、この画像データを撮像部から取得する。この場合、付加情報生成部52は、取得部によって取得された画像データをさらに含む付加情報を生成し、重畳部54は、チャイム音を表す音信号に対し、この画像データを含む付加情報を重畳する。これにより、放音部16からは、訪問者を表す画像データを含む付加情報が重畳されたチャイム音が放音される。そして、報知装置2の表示制御部65は、変調部62によって生成された付加情報から、訪問者を表す画像データと、「ドアチャイムが鳴りました」というメッセージ情報とを取得し、これらを表示部24に表示させる。これにより、表示部24には、予め記憶されている「ドアチャイムが鳴りました」というメッセージ情報とともに、訪問者を表す画像データが表示される。この構成によれば、利用者は、訪問者がどのような人であるかを知ることができる。
上述した実施形態において、報知システムは、聴覚に障害を持つ利用者に対して、放音装置から報知音が発せれたことを発光や振動で知らせるためのシステムに適用されていたが、これに限らない。報知システムは、放音装置から報知音が発せられたことを発光や振動で報知するとともに、その事象に関する詳細な情報を表示するシステムに適用されてもよい。この報知システムとしては、車の運転する人に緊急車両の接近を報知するためのシステムが考えられる。この場合、放音装置は、緊急車両に搭載され、報知装置2は、利用者の車に搭載される。そして、放音装置は、上述した制御部11と、信号処理部15と、放音部16の他に、GPS(Global Positioning System)などの測位部を備える。また、この放音装置は、その機能構成として、測位部が測位した位置を表す位置情報を取得する取得部を備える。この機能は、制御部11及び信号処理部15のハードウェア又はソフトウェアによって実現される。
上述した実施形態において、報知システムは、聴覚に障害を持つ利用者に対して、放音装置から報知音が発せれたことを発光や振動で知らせるためのシステムに適用されていたが、これに限らない。報知システムは、放音装置から報知音が発せられたことを発光や振動で報知するとともに、その事象に関する詳細な情報を表示するシステムに適用されてもよい。この報知システムとしては、音の発生が制限される録音スタジオなどの場所において、電話の着信を報知するためのシステムが考えられる。この場合、放音装置は、録音スタジオ内の実際に録音が行われる録音ブース以外の場所に配置された電話機であり、上述した制御部11と、信号処理部15と、放音部16の他に、通信網を介して通信を行うための通信部を備える。また、報知装置は、録音スタジオ内の録音ブースから見える場所に配置される。
上述した実施形態において、付加情報には、装置種別、処理ID及びメッセージ情報が含まれており、装置種別及び処理IDが、報知音を放音する放音処理を識別する処理識別情報として機能していた。これは、1つの放音装置が複数種類の報知音を放音する処理を行い得ることから、装置種別と処理IDとの組み合わせで、放音処理を識別しなければならなかったためである。これに限らず、例えば、放音装置が1種類の報知音を放音する処理しか行わない場合には、付加情報には装置種別だけが含まれていれば、報知音を放音する放音処理を識別することができるので、それで十分である。この場合、報知装置2の動作パターン特定テーブルT2においては、「装置種別」と「動作パターン」のみが対応付けられていればよい。
上述した動作パターン特定テーブルT2の内容は、利用者の操作又は動作パターン特定テーブルT2の更新を行う更新プログラムに従って更新されてもよい。利用者の操作に従って更新が行われる場合、報知装置2には、利用者の操作を受け付ける操作部が設けられる。利用者は、この操作部を操作することによって、動作パターン特定テーブルT2の「装置種別」や「処理ID」、「動作パターン」を変更したり、追加したりすることができる。すなわち、報知装置2は、利用者の操作を受け付ける操作手段と、操作手段が受け付けた操作に従って、動作内容記憶手段に記憶されている処理識別情報及び動作内容情報を更新する更新手段とを備える。
また、更新プログラムに従って更新が行われる場合、報知装置2の制御部21は、メモリに記憶されているこの更新プログラムに従って、動作パターン特定テーブルT2の「装置種別」、「処理ID」、「動作パターン」を変更又は追加する。例えば、新たな放音装置を設置した場合、利用者は、この放音装置の操作部13を操作して、放音装置の「装置種別」と、放音装置において行われる処理の「処理ID」の送信を指示する。放音装置の制御部11は、この操作に応じて、「装置種別」と「処理ID」とを重畳した報知音を放音部16から放音させる。報知装置2の制御部21は、マイクロホン22がこの報知音を収音すると、メモリに記憶されている更新プログラムに従って、収音した報知音から新たな放音装置の「装置種別」と「処理ID」とを抽出する。そして、制御部21は、抽出した「装置種別」と「処理ID」と、その「装置種別」又は「処理ID」に対応する動作パターンとして予め決められた「動作パターン」とを対応付けて動作パターン特定テーブルT2に追加する。すなわち、放音装置2は、収音手段によって収音された処理識別情報又は装置種別と、当該処理識別情報又は装置種別に対応する動作内容として予め決められた動作内容を表す動作内容情報とを対応付けて動作内容記憶手段に書き込む書込手段を有する。
これにより、報知装置は、新たな放音装置が設けられたときに利用者によってその放音装置の報知音に対応する動作パターンが登録されなくても、新たな放音装置の報知音の放音を知らせることができる。
上述した実施形態において、目覚まし時計1のCPU又は報知装置2のCPUによって実行されるプログラムは、磁気テープや磁気ディスクなどの磁気記録媒体、光ディスクなどの光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータ装置が読み取り可能な記録媒体に記憶された状態で提供し得る。また、このプログラムを、インターネットのようなネットワーク経由でダウンロードさせることも可能である。
Claims (12)
- 事象の発生を知らせる報知音を放音する放音処理を行う放音装置と、報知装置とを備え、
前記放音装置は、
ある事象の発生を知らせる報知音に対し、当該報知音を放音する放音処理を識別する処理識別情報を重畳する重畳手段と、
前記重畳手段によって前記処理識別情報が重畳された前記報知音を放音する放音手段とを備え、
前記報知装置は、
前記放音装置によって行われる放音処理を識別する処理識別情報と、当該放音処理によって前記報知音が放音されたことを知らせる動作内容を表す動作内容情報とを対応付けて記憶する動作内容記憶手段と、
前記放音手段によって放音された報知音を収音する収音手段と、
前記収音手段によって収音された報知音から前記処理識別情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された処理識別情報と対応付けて前記動作内容記憶手段に記憶されている動作内容情報を特定する動作内容特定手段と、
前記動作内容特定手段によって特定された動作内容情報が表す動作内容で動作手段を動作させる動作制御手段とを備える
ことを特徴とする報知システム。 - 前記動作内容情報は、発光又は振動の動作パターンを表す情報であり、
前記動作制御手段は、発光又は振動可能な前記動作手段を前記動作パターンに従って発光又は振動させる
ことを特徴とする請求項1記載の報知システム。 - 前記放音装置は、
報知音を放音する放音処理を識別する処理識別情報と、当該報知音によって報知される事象に関連するメッセージ情報とを対応付けて記憶するメッセージ情報記憶手段と、
前記ある事象の発生を知らせる報知音を放音する放音処理を識別する処理識別情報と、当該処理識別情報に対応付けて前記メッセージ情報記憶手段に記憶されているメッセージ情報とを含む付加情報を生成する付加情報生成手段とを備え、
前記重畳手段は、前記ある事象の発生を知らせる報知音に対し、前記付加情報生成手段によって生成された付加情報を重畳し、
前記報知装置の前記抽出手段は、前記収音手段によって収音された報知音から前記付加情報を抽出し、
前記動作内容特定手段は、前記抽出手段によって抽出された付加情報に含まれる前記処理識別情報と対応付けて前記動作内容記憶手段に記憶されている動作内容情報を特定し、
さらに、前記報知装置は、
前記抽出手段によって抽出された付加情報に含まれる前記メッセージ情報を表示する表示手段を備える
ことを特徴とする請求項1記載の報知システム。 - 前記放音装置は、
前記ある事象が発生したときの当該事象の状況を表す事象状況情報を取得する取得手段を備え、
前記放音装置の前記重畳手段は、前記ある事象の発生を知らせる報知音に対し、前記処理識別情報と、前記取得手段によって取得された事象状況情報とを重畳し、
前記報知装置の前記抽出手段は、前記収音手段によって収音された報知音から前記処理識別情報及び前記事象状況情報を抽出し、
さらに、前記報知装置は、
前記抽出手段によって抽出された事象状況情報を表示する表示手段を備える
ことを特徴とする請求項1記載の報知システム。 - 前記取得手段は、前記ある事象を表す画像データを事象状況情報として取得する
ことを特徴とする請求項4記載の報知システム。 - 前記取得手段は、前記ある事象が発生した位置を表す位置情報を事象状況情報として取得する
ことを特徴とする請求項4記載の報知システム。 - 前記取得手段は、前記ある事象が発生した時刻を表す時刻情報を事象状況情報として取得する
ことを特徴とする請求項4記載の報知システム。 - 前記放音装置は複数あり、
各々の前記放音装置の前記付加情報生成手段は、前記処理識別情報及び前記メッセージ情報をそれぞれ共通データフォーマットとして予め決められた位置に配置した前記付加情報を生成し、
前記報知装置の前記動作内容特定手段は、前記抽出手段によって抽出された付加情報における前記予め決められた位置から前記処理識別情報を取得して、当該処理識別情報と対応付けて前記動作内容記憶手段に記憶されている動作内容情報を特定し、
前記表示手段は、前記抽出手段によって抽出された付加情報における前記予め決められた位置から前記メッセージ情報を取得して、当該メッセージ情報を表示する
ことを特徴とする請求項3記載の報知システム。 - 放音装置と、報知装置とを備え、
前記放音装置は、
ある事象の発生を知らせる報知音に対し、当該報知音が放音されたことを知らせる動作内容を表す動作内容情報を重畳する重畳手段と、
前記重畳手段によって前記動作内容情報が重畳された前記報知音を放音する放音手段とを備え、
前記報知装置は、
前記放音手段によって放音された報知音を収音する収音手段と、
前記収音手段によって収音された報知音から前記動作内容情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された動作内容情報が表す動作内容で動作手段を動作させる動作制御手段とを備える
ことを特徴とする報知システム。 - 前記放音手段は、
各々の報知音を放音する放音処理を識別する処理識別情報と、当該報知音が放音されたことを知らせる動作内容を表す動作内容情報とを対応付けて記憶する動作内容記憶手段を備え、
前記重畳手段は、前記ある事象の発生を知らせる報知音に対し、当該報知音を放音する放音処理を識別する処理識別情報と対応付けて前記動作内容記憶手段に記憶されている動作内容情報を重畳する
ことを特徴とする請求項9記載の報知システム。 - 事象の発生を知らせる報知音を放音する放音処理を行う放音装置であって、
ある事象の発生を知らせる報知音に対し、当該報知音を放音する放音処理を識別する処理識別情報を重畳する重畳手段と、
前記重畳手段によって前記処理識別情報が重畳された前記報知音を放音する放音手段と
を備えることを特徴とする放音装置。 - ある事象の発生を知らせる報知音に対し、当該報知音が放音されたことを知らせる動作内容として予め決められた動作内容を表す動作内容情報を重畳する重畳手段と、
前記重畳手段によって前記動作内容情報が重畳された前記報知音を放音する放音手段と
を備えることを特徴とする放音装置。
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