JPH1116068A - ガス漏れ警報器の点検装置 - Google Patents

ガス漏れ警報器の点検装置

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JPH1116068A
JPH1116068A JP16288097A JP16288097A JPH1116068A JP H1116068 A JPH1116068 A JP H1116068A JP 16288097 A JP16288097 A JP 16288097A JP 16288097 A JP16288097 A JP 16288097A JP H1116068 A JPH1116068 A JP H1116068A
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gas
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彰 大村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス検出部及び警報判定部の点検を省くこと
によって、ガス漏れ警報器の点検を簡易に行えるように
したガス漏れ警報器の点検装置を提供する。 【解決手段】 着脱自在に装着されたガス検出手段11
が、検出対象となっているガスの濃度に応じた大きさの
検出信号を出力する。警報判定手段121−1が、ガス
検出手段11の出力する検出信号の大きさが警報レベル
を越えていることを判定し、この判定に基づいて、警報
手段20が警報を発する。点検の開始を指示する点検開
始操作手段14が手動操作されると、警報判定手段12
1−1の判定によって警報手段の行う動作と同じ動作を
行わせる信号を点検信号発生手段121−2が発生し、
警報手段20を動作させる。警報手段として、警報を音
で発する警報音発生手段13、警報を光で発する警報表
示手段15、警報信号を外部に出力する信号出力手段1
6の少なくとも1つを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス漏れを検出して
警報を発生するガス漏れ警報器を点検するガス漏れ警報
器の点検装置に係り、より詳細には、ガス漏れ警報器を
設置する前、或いは設置後にその機能を点検するガス漏
れ警報器の点検装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガス漏れ警報器は、一定期間毎
に交換されることを条件に着脱自在に装着されているガ
ス検出部と、ガス検出部が出力する検出信号の大きさが
警報レベルを越えていることを判定する警報判定部と、
警報判定部の判定に基づいてガス漏れ警報音を発する警
報音発生部、警報信号などを外部に対して出力する信号
出力部、各種の指示及び警報表示を行う表示部などの警
報部とによって構成されている。この種の安全機器の場
合、警報を必要とするときに、確実に警報を発すること
ができるように、ガス漏れ警報器の設置時はもとより、
設置後においても、定期的に或いは随時その機能を点検
することが求められる。
【0003】そこで従来は、ガス漏れ警報器のケースに
設けられた注入口から点検ガスを注入して擬似的に形成
したガス漏れ状態に対する動作を確認することで、ガス
検出部と、警報判定部と、警報部の警報音発生部、信号
出力部、表示部との各々の動作を点検をする点検方法が
一般にとられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガス検出部
は上述したように一定の保障期間毎に交換されるもの
で、その期間の間、確実に機能することが保障されてお
り、またガス検出信号の処理を主に行う警報判定部につ
いてもその機能が損なわれることが実質的になく、設置
時や定期点検時に改めて点検することが必要とされない
にもかかわらず、従来の点検方法では、点検対象にガス
検出部も含めていた。
【0005】このため、都市ガスの場合、ガスが空気よ
りも軽いこともあって、図10に示すように、ガス漏れ
警報器Aの設置場所が天井Bになる。このガス漏れ警報
器を点検する場合には、その設置時或いはユーザの要求
による例えば年1回の定期点検時に、図示のように、踏
み台や椅子Cなどを用いて作業者Dが点検ガスをガス検
出部に注入する点検作業を行わなければならず、点検作
業が大変になっていた。
【0006】特に、最近、天井型の都市ガス用ガス漏れ
警報器において、不完全燃焼検出機能を有するものに対
する要求があるが、このような場合には、都市(C
4 )ガスとCOガスの2種類のガスについての点検を
同時に行う必要が生じ、点検作業がますます大変になっ
ていた。
【0007】よって本発明は、上述した状況に鑑み、ガ
ス検出部及び警報判定部の点検を省くことによって、ガ
ス漏れ警報器の点検を簡易に行えるようにしたガス漏れ
警報器の点検装置を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明により成された請求項1記載のガス漏れ警報器の
点検装置は、図1(a)の基本構成図に示す如く、一定
期間毎に交換されることを条件に着脱自在に装着され、
検出対象となっているガスの濃度に応じた大きさの検出
信号を出力するガス検出手段11と、該ガス検出手段が
出力する検出信号の大きさが警報レベルを越えているこ
とを判定する警報判定手段121−1と、該警報判定手
段による判定に基づいて警報を発する警報手段20とを
備えるガス漏れ警報器において、手動操作によって点検
の開始を指示する点検開始操作手段14と、該点検開始
操作手段の手動操作に応じて、前記警報判定手段の判定
によって前記警報手段が行う動作と同じ動作を前記警報
手段に行わせる信号を発生する点検信号発生手段121
−2とを備えることを特徴としている。
【0009】上記構成により、一定期間毎に交換される
ことを条件に着脱自在に装着されたガス検出手段11
が、検出対象となっているガスの濃度に応じた大きさの
検出信号を出力し、この検出信号の大きさが警報レベル
を越えていることを警報判定手段121−1が判定し、
この判定に基づいて、警報手段20が警報を発する。よ
って、ガス漏れ警報器は、所定濃度以上の検出対象ガス
の検出に応じて警報を発することができる。
【0010】しかも、手動操作によって点検の開始を指
示する点検開始操作手段14が操作されると、警報判定
手段121−1の判定によって警報手段20の行う動作
と同じ動作を行わせる信号を点検信号発生手段121−
2が発生し、警報手段20を動作させるようになってい
るので、この動作を観察することによって、警報手段2
0の動作を点検することができる。
【0011】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項2記載のガス漏れ警報器の点検装置は、図1
(a)の基本構成図に示す如く、請求項1記載のガス漏
れ警報器の点検装置において、前記警報手段20が、前
記警報判定手段による判定に基づいて警報を音で発する
警報音発生手段13、前記警報判定手段による判定に基
づいて警報を光で発する警報表示手段15、前記警報判
定手段による判定に基づいて警報信号を外部に対して出
力する信号出力手段16の少なくとも1つを有し、前記
点検信号発生手段が前記警報音発生手段、前記警報表示
手段、前記信号出力手段が行う動作と同じ動作を前記警
報音発生手段、前記警報表示手段、前記信号出力手段に
行わせる信号を発生することを特徴としている。
【0012】上記構成により、警報判定手段121−1
がガス検出手段11の出力する検出信号の大きさが警報
レベルを越えていることを判定すると、警報手段20に
おいて、警報音発生手段13が警報を音で発し、警報表
示手段15が警報を光で発し、信号出力手段16が警報
信号を外部に対して出力する。よって、ガス漏れ警報器
は、所定濃度以上の検出対象ガスの検出に応じて警報を
発することができる。
【0013】しかも、手動操作によって点検の開始を指
示する点検開始操作手段14が操作されると、警報判定
手段121−1の判定によって警報手段20の警報音発
生手段13、警報表示手段15、信号出力手段16の行
う動作と同じ動作を行わせる信号を点検信号発生手段1
21−2が発生し、警報音発生手段13、警報表示手段
15、信号出力手段16を動作させるようになっている
ので、この動作を観察することによって、警報音発生手
段13、警報表示手段15、信号出力手段16の動作を
点検することができる。
【0014】請求項3記載のガス漏れ警報器の点検装置
は、図1(a)の基本構成図に示すように、一定期間毎
に交換されることを条件に着脱自在に装着され、検出対
象となっている複数種類のガスの濃度に応じた大きさの
検出信号をそれぞれ出力するガス検出手段11と、該ガ
ス検出手段が出力する検出信号の大きさが警報レベルを
越えていることをそれぞれ判定する警報判定手段121
−1と、該警報判定手段による各判定に基づいて警報を
他と識別可能に発する警報手段20とを備えるガス漏れ
警報器において、手動操作によって点検の開始を指示す
る点検開始操作手段14と、該点検開始操作手段の手動
操作に応じて、前記警報判定手段の各判定によって前記
警報手段が行う動作と同じ動作を前記警報手段に連続的
に行わせる信号を発生する点検信号発生手段121−2
とを備えることを特徴としてる。
【0015】上記構成により、一定期間毎に交換される
ことを条件に着脱自在に装着されたガス検出手段11
が、検出対象となっている複数種類のガスの濃度に応じ
た大きさの検出信号をそれぞれ出力し、この検出信号の
大きさが警報レベルを越えていることを警報判定手段1
21−1がそれぞれ判定する。この各判定に基づいて、
警報手段20が警報を他と識別可能に発する。よって、
ガス漏れ警報器は、所定濃度以上の複数種類の検出対象
ガスの検出に応じてそれぞれに対応する警報を発するこ
とができる。
【0016】しかも、手動操作によって点検の開始を指
示する点検開始操作手段14が操作されると、警報判定
手段121−1の各判定によって警報手段20の行う動
作と同じ動作を連続的に行わせる信号を点検信号発生手
段121−2が発生し、警報音手段20を連続的に動作
させるようになっているので、この動作を観察すること
によって、複数種類の検出対象ガスについての警報手段
20の動作を点検することができる。
【0017】請求項4記載のガス漏れ警報器の点検装置
は、図1(a)の基本構成図に示すように、請求項3記
載のガス漏れ警報器の点検装置において、前記警報手段
20が、前記警報判定手段による各判定に基づいて警報
を他と識別可能な音で発する警報音発生手段13、前記
警報判定手段による各判定に基づいて警報を光でそれぞ
れ発する警報表示手段15、前記警報判定手段による各
判定に基づいて警報信号を外部に対してそれぞれ出力す
る信号出力手段16の少なくとも1つを有し、前記点検
信号発生手段が、前記警報手段の有する前記警報音発生
手段、前記警報表示手段、前記信号出力手段が行う動作
と同じ動作を前記警報音発生手段、前記警報表示手段、
前記信号出力手段に連続的に行わせる信号を発生するこ
とを特徴としている。
【0018】上記構成により、ガス検出手段11がそれ
ぞれ出力する検出信号の大きさが警報レベルを越えてい
ることを警報判定手段121−1がそれぞれ判定する
と、警報手段20において、警報音発生手段13が警報
を他と識別可能な音で発し、警報表示手段15が警報を
他と識別可能な光でそれぞれ発し、信号出力手段16が
他と識別可能な警報信号を外部に対してそれぞれ出力す
る。よって、ガス漏れ警報器は、所定濃度以上の複数種
類の検出対象ガスの検出に応じてそれぞれに対応する警
報を発することができる。
【0019】しかも、手動操作によって点検の開始を指
示する点検開始操作手段14が操作されると、警報判定
手段121−1の各判定によって警報手段20の警報音
発生手段13、警報表示手段15、信号出力手段16の
行う動作と同じ動作を連続的に行わせる信号を点検信号
発生手段121−2が発生し、警報音発生手段13、警
報表示手段15、信号出力手段16を連続的に動作させ
るようになっているので、この動作を観察することによ
って、複数種類の検出対象ガスについて警報手段20の
警報音発生手段13、警報表示手段15、信号出力手段
16の動作を点検することができる。
【0020】請求項5記載のガス漏れ警報器の点検装置
は、図1(b)の基本構成図に示すように、一定期間毎
に交換されることを条件に着脱自在に装着され、検出対
象となっているガスの濃度に応じた大きさの検出信号を
出力するガス検出手段11と、該ガス検出手段が出力す
る検出信号の大きさが警報レベルを越えていることを判
定する警報判定手段121−1と、該警報判定手段によ
る判定に基づいて警報を音で発する警報音発生手段13
を少なくとも有する警報手段20と、警報音の種類を選
択する手動操作手段14とを備え、前記警報音発生手段
が、前記警報判定手段による判定に基づいて警報音を発
するとき、前記手動操作手段によって選択された警報音
を発生するガス漏れ警報器において、前記警報判定手段
による判定に基づいて前記警報音発生手段が警報音を発
する状態にないとき、前記手動操作手段の操作を検出す
る操作検出手段121−3と、該操作検出手段による検
出に応じて、前記警報判定手段の判定によって前記警報
音発生手段を少なくとも有する前記警報手段が行う動作
と同じ動作を前記警報手段に行わせる信号を発生する点
検信号発生手段121−2とを備えることを特徴として
いる。
【0021】上記構成により、一定期間毎に交換される
ことを条件に着脱自在に装着されたガス検出手段11
が、検出対象となっているガスの濃度に応じた大きさの
検出信号を出力し、この検出信号の大きさが警報レベル
を越えていることを警報判定手段121−1が判定す
る。警報音発生手段13は、警報判定手段121−1に
よる判定に基づいて警報音を発するとき、手動操作手段
14によって選択された警報音を発生する。よって、ガ
ス漏れ警報器は、所定濃度以上の複数種類の検出対象ガ
スの検出に応じて警報音を識別可能に発することができ
る。
【0022】しかも、警報判定手段121−1による判
定に基づいて警報音発生手段13が警報音を発する状態
にないとき、操作検出手段121−3が他の目的で設け
られた手動操作手段14の操作を検出すると、警報判定
手段121−1の判定によって警報手段20の警報音発
生手段13の行う動作と同じ動作を行わせる信号を点検
信号発生手段121−2が発生し、警報音発生手段13
を動作させるようになっているので、この動作を観察す
ることによって、警報音発生手段13を有する警報手段
20の動作を点検することができる。
【0023】請求項6記載のガス漏れ警報器の点検装置
は、図1(b)の基本構成図に示すように、請求項5記
載のガス漏れ警報器の点検装置において、前記警報手段
が、前記警報判定手段による判定に基づいて警報を光で
発する警報表示手段15、前記警報判定手段による判定
に基づいて警報信号を外部に対して出力する信号出力手
段16の少なくとも1つを更に有し、前記点検信号発生
手段が、前記警報表示手段、前記信号出力手段が行う動
作と同じ動作を前記警報表示手段、前記信号出力手段に
行わせる信号を更に発生することを特徴としている。
【0024】上記構成により、ガス検出手段11が出力
する検出信号の大きさが警報レベルを越えていることを
警報判定手段121−1が判定すると、警報音発生手段
13が警報を音で発し、警報表示手段15が警報を光で
発し、信号出力手段16が警報信号を外部に対して出力
する。警報音発生手段13が、警報判定手段121−1
による判定に基づいて警報音を発するとき、手動操作手
段14によって選択された警報音を発生する。よって、
ガス漏れ警報器は、所定濃度以上の検出対象ガスの検出
に応じて各種の警報を識別可能に発することができる。
【0025】しかも、警報判定手段121−1による判
定に基づいて警報音発生手段13が警報音を発する状態
にないとき、操作検出手段121−3が他の目的で設け
られた手動操作手段14の操作を検出すると、警報判定
手段121−1の判定によって警報手段20の行う動作
と同じ動作を行わせる信号を点検信号発生手段121−
2が発生し、警報音発生手段13、警報表示手段15、
信号出力手段16を動作させるようになっているので、
この動作を観察することによって、警報手段20におけ
る警報音発生手段13、警報表示手段15、信号出力手
段16の動作を点検することができる。
【0026】請求項7記載のガス漏れ警報器の点検装置
は、図1(b)の基本構成図に示すように、一定期間毎
に交換されることを条件に着脱自在に装着され、検出対
象となっている複数種類のガスの濃度に応じた大きさの
検出信号をそれぞれ出力するガス検出手段11と、該ガ
ス検出手段が出力する各検出信号の大きさが警報レベル
を越えていることをそれぞれ判定する警報判定手段12
1−1と、該警報判定手段による各判定に基づいて警報
を他と識別可能な音で発する警報音発生手段13を少な
くとも有する警報手段20と、警報音の種類を選択する
手動操作手段14とを備え、前記警報音発生手段が、前
記警報判定手段による各判定に基づいて警報音を発する
とき、前記手動操作手段によって選択された警報音を発
生するガス漏れ警報器において、前記警報判定手段によ
る各判定に基づいて前記警報音発生手段が警報音を発す
る状態にないとき、前記手動操作手段の操作を検出する
操作検出手段121−3と、該操作検出手段による検出
に応じて、前記警報判定手段の各判定によって前記警報
音発生手段が行う動作と同じ動作を前記警報音発生手段
に連続的に行わせる信号を発生する点検信号発生手段1
21−2とを備えることを特徴としている。
【0027】上記構成により、一定期間毎に交換される
ことを条件に着脱自在に装着されたガス検出手段11
が、検出対象となっている複数種類のガスの濃度に応じ
た大きさの検出信号をそれぞれ出力する。警報判定手段
121−1が、ガス検出手段11の出力する検出信号の
大きさが警報レベルを越えていることをそれぞれ判定
し、この各判定に基づいて、警報音発生手段13が警報
を他と識別可能な音で発し、警報表示手段15が警報を
光でそれぞれ発し、信号出力手段16が警報信号を外部
に対してそれぞれ出力する。よって、ガス漏れ警報器
は、所定濃度以上の複数種類の検出対象ガスの検出に応
じてそれぞれに対応する各種の警報を発することができ
る。
【0028】しかも、警報判定手段121−1による判
定に基づいて警報音発生手段13が警報音を発する状態
にないとき、操作検出手段121−3が他の目的で設け
られた点検開始操作手段14の操作を検出すると、警報
判定手段121−1の各判定によってそれぞれ行う動作
と同じ動作を連続的に行わせる信号を点検信号発生手段
121−2が発生し、警報音発生手段13を連続的に動
作させるようになっているので、この動作を観察するこ
とによって、複数種類の検出対象ガスについての警報音
発生手段13の動作を点検することができる。
【0029】請求項8記載のガス漏れ警報器の点検装置
は、図1(b)の基本構成図に示すように、請求項7記
載のガス漏れ警報器の点検装置において、前記警報手段
が、前記警報判定手段による各判定に基づいて警報を他
と識別可能な光でそれぞれ発する警報表示手段15と、
前記警報判定手段による各判定に基づいて他と識別可能
な警報信号を外部に対してそれぞれ出力する信号出力手
段16の少なくとも1つを更に有し、前記点検信号発生
手段が、前記警報表示手段、前記信号出力手段が行う動
作と同じ動作を前記警報表示手段、前記信号出力手段に
連続的に行わせる信号を発生することを特徴としてい
る。
【0030】上記構成により、ガス検出手段11が出力
する検出信号の大きさが警報レベルを越えていることを
警報判定手段121−1がそれぞれ判定すると、警報音
発生手段13が警報を他と識別可能な音で発し、警報表
示手段15が警報を他と識別可能な光でそれぞれ発し、
信号出力手段16が他と識別可能な警報信号を外部に対
してそれぞれ出力する。よって、ガス漏れ警報器は、所
定濃度以上の複数種類の検出対象ガスの検出に応じてそ
れぞれに対応する各種の警報を発することができる。
【0031】しかも、警報判定手段121−1による判
定に基づいて警報音発生手段13が警報音を発する状態
にないとき、操作検出手段121−3が他の目的で設け
られた点検開始操作手段14の操作を検出すると、警報
判定手段121−1の各判定によってそれぞれ行う動作
と同じ動作を連続的に行わせる信号を点検信号発生手段
121−2が発生し、警報音発生手段13、警報表示手
段15、信号出力手段16を連続的に動作させるように
なっているので、この動作を観察することによって、複
数種類の検出対象ガスについての警報音発生手段13、
警報表示手段15、信号出力手段16の動作を点検する
ことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2は、本発明による点検装置を
組み込んだガス漏れ警報器を示す回路構成図である。同
図において、ガス漏れ警報器は、検出対象の都市(CH
4 )ガスを検知してガス濃度に応じた大きさの検出信号
を出力するCH4 ガス検出部11a、検出対象のCOガ
スを検知してガス濃度に応じた大きさの検出信号を出力
するCOガス検出部11bからなるガス検出手段として
のガス検出部11と、これらのガス検出部11からの各
検出信号を入力ポートI1 及びI2 に入力するマイクロ
コンピュータ(μCOM)12とを有する。
【0033】μCOM12は、予め定めたプログラムに
従って所定の処理を行う中央処理ユニット(CPU)1
21と、CPU121の行う処理を規定するプログラム
や処理に必要な固定データを格納した読み出し専用のメ
モリ(ROM)122と、CPU121の行う処理の過
程で発生するデータを格納するデータエリアや処理の過
程で使用するワークエリアを有する読み出し書き込み自
在のメモリ(RAM)123とを内蔵する。μCOM1
2のCPU121は、ROM122に格納されたプログ
ラムに従ってガス検出部11から入力する各検出信号を
アナログ/デジタル(A/D)変換して入力し、この変
換結果に基づいてCH4 ガスとCOガスとが予め定めた
警報レベル以上であるかどうかの判定処理を行う。
【0034】μCOM12には、CPU121がガス検
出部11から入力する各検出信号に基づいて警報レベル
以上のCH4 ガス、COガスであることを判定したと
き、識別可能な2種類の警報を音で発する警報音発生手
段としてのスピーカ13が出力ポートO1 に接続される
と共に、このスピーカ13に発生させる警報音を音声に
よって発生するか、ブザー音で発生するかを選択するた
めの警報音選択スイッチ14が入力ポートI3 に接続さ
れている。この警報音選択スイッチ14が例えばオンさ
れているときには、μCOM12は、警報レベル以上の
CH4 ガスであることを判定したときに「ピッピッピッ
ピッ ガスが漏れていませんか。」と、警報レベル以上
のCOガスであることを判定したときに「ピッポッピッ
ポッ 空気が汚れて危険です窓を開けて換気して下さ
い。」とスピーカ13に音声を発生させて警報を発す
る。これに対し、警報音選択スイッチ14が例えばオフ
されているときには、μCOM12は、警報レベル以上
のCH4 ガスであることを判定したときに「ピッピッピ
ッピッ」と、警報レベル以上のCOガスであることを判
定したときに「ピッポッピッポッ」とスピーカ13にブ
ザー音で発生させて警報を発する。なお、警報音選択ス
イッチ14は点検開始操作手段或いは手動操作手段とし
ても使用されている。
【0035】μCOM12にはまた、動作中常時点灯さ
れる緑色の発光ダイオード(GLED)15a、警報レ
ベル以上のCH4 ガスであることを判定したとき点灯さ
れる赤色の発光ダイオード(RLED)15b、警報レ
ベル以上のCOガスであることを判定したとき点灯され
る黄色の発光ダイオード(YLED)15cからなる警
報表示手段としてのインジケータ15が出力ポートO2
〜O4 に接続されると共に、外部に電圧信号を出力する
信号出力手段としての出力回路16が出力ポートO5
びO6 に接続されている。μCOM12のCPU121
は、出力OUTに常時6Vの電圧信号を出力している出
力回路16に、警報レベル以上のCH4ガス、COガス
であることを判定したとき、12Vの電圧信号、18V
の電圧信号をそれぞれ出力させる。
【0036】μCOM12には更に、抵抗R3とサーミ
スタTHの相互接続点が入力ポートI4 に、抵抗R1及
びR2の相互接続点が入力ポートI5 にそれぞれ接続さ
れている。μCOM12のROM122には、この入力
ポートI4 に入力した電圧とROM122に格納された
温度補正データに基づいて、入力ポートI5 に警報判定
部の基準電圧として入力している電圧の温度補正動作を
行う。なお、17は、コンセント18を介してAC商用
電源の供給を受けてガス検出部11、μCOM12、イ
ンジケータ15、出力回路16などに対して動作電源を
供給する電源回路である。
【0037】以上の構成において、警報レベル以上のC
4 ガスの検知に応じてCH4 ガス検出部11aが出力
する検出信号をμCOM12が入力ポートI1 に入力す
ると、CPU121はRLED15bの接続されている
出力ポートO3 をHレベルからLレベルに立ち下げ、こ
れによってRLED15bが点灯される。CPU121
はまた、入力ポートI3 に接続されている警報音選択ス
イッチ14の状態を読み込み、警報音選択スイッチ14
がオンされているときには、出力ポートO1 に信号を出
力してスピーカ13に「ピッピッピッピッ ガスが漏れ
ていませんか。」との音声を発生させ、警報音選択スイ
ッチ14がオフされているときには出力ポートO1 に信
号を出力してスピーカ13に「ピッピッピッピッ」との
ブザー音を発生させる。CPU121は更に、出力ポー
トO5 をLからHレベルに立ち上げ常時6Vの電圧信号
を出力している出力回路16の出力OUTに12Vの電
圧信号を出力させる。
【0038】一方、警報レベル以上のCOガスの検知に
応じてCOガス検出部11bが出力する検出信号をμC
OM12が入力ポートI2 に入力すると、CPU121
はYLED15cの接続されている出力ポートO4 をH
レベルからLレベルに立ち下げ、これによってYLED
15cが点灯される。CPU121はまた、入力ポート
3 に接続されている警報音選択スイッチ14の状態を
読み込み、警報音選択スイッチ14がオンされていると
きには、出力ポートO1 に信号を出力してスピーカ13
に「ピッポッピッポッ 空気が汚れて危険です窓を開け
て換気して下さい。」との音声を発声させ、警報音選択
スイッチ14がオフされているときには出力ポートO1
に信号を出力してスピーカ13に「ピッポッピッポッ」
とのブザー音を発生させる。CPU121は更に、出力
ポートO6 をLからHレベルに立ち上げ常時6Vの電圧
信号を出力している出力回路16の出力OUTに18V
の電圧信号を出力させる。
【0039】上述のように警報音選択スイッチ14は、
スピーカ13に発生させる警報音を音声によって発生す
るかブザー音で発生するかを選択するためのものであ
り、警報レベル以上のガスを検知したときにそのオンオ
フ状態がCPU121に読み込まれればよいが、この警
報音選択スイッチ14のオンオフ状態は、警報レベル以
上のガスが検知されていないときにも読み込まれて常時
監視されるようになっている。
【0040】そして、警報レベル以上のガスが検知され
ていないときに読み込まれた警報音選択スイッチ14の
オンオフ状態に変化があったとき、すなわち、警報音選
択スイッチ14の切替操作があったときには、CPU1
21は警報音発生機能、警報点灯機能及び警報出力機能
を簡易点検を開始するための信号入力があると判断して
予め定めたタイミングで出力ポートO1 、O3 〜O6
自動的に信号を出力する。この出力ポートO1 、O3
6 から自動的に出力する信号により、スピーカ13に
警報音を発生させ、インジケータ15のRLED15b
及びYLED15cを点灯させ、かつ出力回路16に電
圧信号を出力させて、警報音発生機能、警報点灯機能及
び警報出力機能を自動的に点検できるようにする。
【0041】具体的には、警報レベル以上のガスが検知
されていないときに警報音選択スイッチ14が切替操作
されると、μCOM12のCPU121が、図3に示す
ように、インジケータ15のRLED15b及びYLE
D15cと、スピーカ13と、出力回路16とに、CH
4 ガス検出時とCOガス検出時の擬似的な動作を自動的
に行わせ、正常に動作するかどうかの点検を簡易的に行
う。
【0042】すなわち、CPU121は最初の一定時間
の間にCH4 ガス検出時の出力動作を行い、μCOM1
2の出力ポートO3 をH−L−Hレベルに変化してRL
ED15bを点灯させ、これと同時に出力ポートO1
図4に示すようなパターンの信号を出力して「ピッピッ
ピッピッ ガスが漏れていませんか。」なる音声をスピ
ーカ13に発生させ、その終了後にブザー音をスピーカ
13に発生させると共に、出力ポートO5 をL−H−L
レベルに変化して出力回路16に12Vの電圧信号を出
力させる。
【0043】上記一定時間の終了後に、CPU121は
COガス検出時の出力動作を行い、μCOM12の出力
ポートO4 をH−L−Hレベルに変化してYLED15
cを点灯させ、これと同時に出力ポートO1 に図5に示
すようなパターンの信号を出力して「ピッポッピッポッ
空気が汚れて危険です窓を開けて換気して下さい」な
る音声をスピーカ13に発生させ、その終了後にブザー
音をスピーカ13に発生させると共に、出力ポートO6
をL−H−Lレベルに変化して出力回路16に18Vの
電圧信号を出力させる。
【0044】以上概略説明した点検装置を組み込んだガ
ス漏れ警報器の動作の詳細を、CPU121が予め定め
たプログラムに従って行う処理を示す図6〜図9のフロ
ーチャートを参照して以下説明する。
【0045】CPU121は電源の投入によって図6に
示すフローチャートの動作を開始し、その最初のステッ
プS1において初期化を行い、続くステップS2におい
て入力ポートI1 に入力されている検出信号をA/D変
換して読み込み、RAM123の所定エリアM1に格納
する。次にステップS3に進んで入力ポートI2 に入力
されている検出信号をA/D変換して読み込み、RAM
123の他の所定エリアM2に格納する。その後ステッ
プS4に進んで入力ポートI3 の状態を読み込み、今回
状態としてRAM123の所定エリアM3に格納すると
ともに、この所定エリアに格納していた前回状態をRA
M123の他の所定エリアM4に格納する。
【0046】次にステップS5に進んで上記所定エリア
M1に格納されている値I1が所定値I1kよりも大き
いか否かを判定する。このステップS5の判定がYES
のときにはステップS6に進んでフラグF1をセットし
てからステップS7に進み、ここでCH4 ガス警報処理
を行ってから上記ステップS2に戻る。上記ステップS
5の判定がNOのときにはステップS8に進んでフラグ
F1がセットされているか否かを判定し、この判定がN
OのときにはステップS9に進み、判定がYESのとき
にはステップS10に進んでフラグF1をリセットして
からステップS9に進む。
【0047】上記ステップS9においては、上記所定エ
リアM2に格納されている値I2が所定値I2kよりも
大きいか否かを判定する。このステップS9の判定がY
ESのときにはステップS11に進んでフラグF2をセ
ットしてからステップS12に進み、ここでCOガス警
報処理を行ってから上記ステップS2に戻る。上記ステ
ップS9の判定がNOのときにはステップS13に進ん
でフラグF2がセットされているか否かを判定し、この
判定がNOのときにはステップS14に進み、判定がY
ESのときにはステップS15に進んでフラグF2をリ
セットしてからステップS14に進む。
【0048】上記ステップS14においては、上記ステ
ップS4においてRAM123の所定エリアM3及びM
4にそれぞれ格納した入力ポートI3 の今回及び前回の
状態を比較することにより警報音選択スイッチ14が切
り替えられたか否かを判定し、この判定がNOのときに
は上記ステップS2に戻って上述の動作を繰り返す。こ
れに対し、上記ステップS14の判定がYESのときに
は、簡易点検動作の開始が指示されたと判断し、ステッ
プS16に進んで簡易点検処理を行い、その終了に応じ
て上記ステップS2に戻る。
【0049】上記ステップS7のCH4 ガス警報処理に
おいては、図7のフローチャートに示すように、その最
初のステップS7aにおいて出力ポートO3 をHからL
レベルにし、このことによってRLED15bを点灯さ
せる。次にステップS7bに進んで出力ポートO5 をL
からHレベルにし、このことによって出力回路16に1
2Vの電圧信号を出力させる。続いてステップS7cに
進んでRAM123の所定エリアM3に格納されている
入力ポートI3 の今回状態により、警報音選択スイッチ
14がオン状態にあるか否かを判定し、この判定がYE
SのときにはステップS7dに進んでスピーカ13に
「ピッピッピッピッ ガスが漏れていませんか。」との
音声を発生させる音声警報信号を出力ポートO1 に出力
してから元のフローチャートのステップS2に戻る。ス
テップS7cの判定がNOのときにはステップS7eに
進んでスピーカ13に「ピッピッピッピッ」とのブザー
音を発生させるブザー警報信号を出力ポートO1 に出力
してから元のフローチャートのステップS2に戻る。
【0050】上記ステップS12のCOガス警報処理に
おいては、図8のフローチャートに示すように、その最
初のステップS12aにおいて出力ポートO4 をHから
Lレベルにし、このことによってYLED15cを点灯
させる。次にステップS12bに進んで出力ポートO6
をLからHレベルにし、このことによって出力回路16
に18Vの電圧信号を出力させる。続いてステップS1
2cに進んでRAM123の所定エリアM3に格納され
ている入力ポートI3 の今回状態により、警報音選択ス
イッチ14がオン状態にあるか否かを判定し、この判定
がYESのときにはステップS12dに進んでスピーカ
13に「ピッポッピッポッ 空気が汚れて危険です窓を
開けて換気して下さい」との音声を発生させる音声警報
信号を出力ポートO1 に出力してから元のフローチャー
トのステップS2に戻る。ステップS12cの判定がN
OのときにはステップS12eに進んでスピーカ13に
「ピッポッピッポッ」とのブザー音を発生させるブザー
警報信号を出力ポートO1に出力してから元のフローチ
ャートのステップS2に戻る。
【0051】上記ステップS16の簡易点検処理におい
ては、図9のフローチャートに示すように、その最初の
ステップS16aにおいて出力ポートO3 をLレベル
に、出力ポートO4 をHレベルにしてRLED15bを
点灯、YLED15cを消灯させる。続いてステップS
16bに進んで出力ポートO5 をHレベルにし、このこ
とによって出力回路16に12Vの電圧信号を出力させ
る。次にステップS16cに進んで例えば5秒の一定時
間のT1タイマをスタートさせてからステップS16d
に進み、ここで出力ポートO1 に信号を出力してスピー
カ13にCH4 ガス用のブザー音「ピッピッピッピッ」
の発生を開始させ、次のステップS16eにおいてブザ
ー音の発生終了を待つ。
【0052】上記ステップS16dにおいて開始したブ
ザー音の発生が終了してステップS16eの判定がYE
Sになると、ステップS16fに進んで出力ポートO1
に信号を出力してスピーカ13にCH4 ガス用の音声
「ガスが漏れていませんか」の発生を開始させ、次のス
テップS16gにおいてのCH4 ガス用の音声の発生終
了を待つ。CH4 ガス用の音声の発生が終了してステッ
プS16gの判定がYESになると、ステップS16h
に進んで上記ステップS16cにおいてスタートした上
記T1タイマがタイムオーバとなるのを待ってステップ
S16iに進む。ステップS16iにおいては、2フレ
ーズ分の「ピッピッピッピッ ガスが漏れていません
か」の発生が終了したか否かを判定し、判定がNOのと
きには上記ステップS16cに戻って上記ステップS1
6c〜S16iを繰り返し、判定がYESのときにはス
テップS16jに進む。
【0053】上記ステップS16jにおいては、例えば
20秒の一定時間のT2タイマをスタートさせてからス
テップS16kに進み、ここで出力ポートO1 に信号を
出力してスピーカ13にCH4 ガス用のブザー音「ピッ
ピッピッピッ」の発生を開始させ、次のステップS16
mにおいてブザー音の発生終了を待つ。上記ステップS
16kにおいて開始したブザー音の発生が終了してステ
ップS16mの判定がYESになると、ステップS16
nに進んで上記ステップS16jにおいてスタートした
T2タイマがタイムオーバとなっているか否かを判定
し、このステップS16nの判定がNOのときは上記ス
テップS16kに戻って上記ステップS16k〜S16
nを繰り返す。
【0054】ステップS16nの判定がYESになる
と、ステップS16Aに進んで出力ポートO3 をHレベ
ルに、出力ポートO4 をLレベルにしてRLED15b
を消灯、YLED15cを点灯させる。続いてステップ
S16Bに進んで出力ポートO 6 をHレベルにし、この
ことによって出力回路16に18Vの電圧信号を出力さ
せる。次にステップS16Cに進んで例えば8秒の一定
時間のT3タイマをスタートさせてからステップS16
Dに進み、ここで出力ポートO1 に信号を出力してスピ
ーカ13にCOガス用のブザー音「ピッポッピッポッ」
の発生を開始させ、次のステップS16Eにおいてブザ
ー音の発生終了を待つ。
【0055】上記ステップS16Dにおいて開始したブ
ザー音の発生が終了してステップS16Eの判定がYE
Sになると、ステップS16Fに進んで出力ポートO1
に信号を出力してスピーカ13にCOガス用の音声「空
気が汚れて危険です窓を開けて換気して下さい。」の発
生を開始させ、次のステップS16GにおいてのCOガ
ス用の音声の発生終了を待つ。COガス用の音声の発生
が終了してステップS16Gの判定がYESになると、
ステップS16Hに進んで上記ステップS16Cにおい
てスタートした上記T3タイマがタイムオーバとなるの
を待ってステップS16Jに進む。ステップS16Jに
おいては、2フレーズ分の「ピッポッピッポッ 空気が
汚れて危険です窓を開けて換気して下さい。」の発生が
終了したか否かを判定し、判定がNOのときには上記ス
テップS16Cに戻って上記ステップS16C〜ステッ
プ16Jを繰り返し、判定がYESのときにはステップ
S16Kに進む。
【0056】上記ステップS16Kにおいては、例えば
14秒の一定時間のT4タイマをスタートさせてからス
テップS16Lに進み、ここで出力ポートO1 に信号を
出力してスピーカ13にCOガス用のブザー音「ピッポ
ッピッポッ」の発生を開始させ、次のステップS16M
においてブザー音の発生終了を待つ。上記ステップS1
6Lにおいて開始したブザー音の発生が終了してステッ
プS16Mの判定がYESになると、ステップS16N
に進んで上記ステップS16KにおいてスタートしたT
4タイマがタイムオーバとなっているか否かを判定し、
このステップS16Nの判定がNOのときは上記ステッ
プS16Lに戻って上記ステップS16L〜S16Nを
繰り返す。
【0057】上記ステップS16Nの判定がYESにな
ると、ステップS16Pに進んで出力ポートO3 及びO
4 をともにHレベルにしてRLED15b及びYLED
15cを消灯させる。続いてステップS16Qに進んで
出力ポートO5 及びO6 をともにLレベルにし、このこ
とによって出力回路16に6Vの電圧信号を出力させて
一連の簡易点検処理を終了し、元のフローチャートのス
テップS2に戻る。
【0058】図6〜図9のフローチャートを参照して行
った説明から明らかなように、CPU121は、ガス検
出部11が出力する検出信号の大きさが警報レベルを越
えていることを判定する警報判定手段121−1、点検
開始操作手段としての警報音切替スイッチ14の手動操
作に応じて、判定によって警報音発生手段としてのスピ
ーカ13、警報表示手段としてのインジケータ15及び
信号出力手段としての出力回路16がそれぞれ行う動作
と同じ動作をこれらに連続的に行わせる信号を発生する
点検信号発生手段121−2、そして判定に基づいて警
報音発生手段としてのスピーカ13が警報音を発する状
態にないとき、手動操作手段としての警報音切替スイッ
チ14の操作を検出する操作検出手段121−3として
それぞれ働いている。
【0059】上述した実施の形態では、点検開始操作手
段或いは手動操作手段として、警報音を音声によって発
生するか、ブザー音で発生するかを選択するたの警報音
切替スイッチ14を兼用させているので、そのための操
作手段を別途設けなくてもよく、コスト的、スペース的
に有利な構成となっているが、このように操作手段を兼
用することなく、専用の操作スイッチを設けるようにし
てもよい。
【0060】また、上述した実施の形態では、ガス検出
部11がCH4 ガスとCOガスを検出するようになって
いるが、本発明は他の複数種類のガスを検出するものに
も適用することができる。
【0061】更に、上述の実施の形態では、ガス漏れ警
報器は、警報判定に基づいて警報を発する警報手段20
として、警報音発生手段としてのスピーカ13、警報表
示手段としてのインジケータ15、信号出力手段として
の出力回路16を有しているが、本発明はこれらの少な
くとも1つしか有さないものにも有効に適用することが
できる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、操作手段の手動操作によって点検の開始を指
示すると、警報時の動作と同じ動作を行わせ、警報発生
の動作を自動的に行わせ、この動作を観察することがで
きるので、警報に関連した手段の動作を事前に簡易に点
検することができ、警報を必要とするときにこれらが不
動作となることを未然に防止することができる。
【0063】請求項2記載の発明によれば、事前に簡易
に点検することができる警報に関連した手段の動作が、
警報音発生、警報表示、警報信号出力の少なくとも1つ
の動作となっており、この動作を観察することで、警報
を必要とするときにこれらが不動作となることを未然に
防止することができる。
【0064】請求項3記載の発明によれば、操作手段の
手動操作によって点検の開始を指示すると、検出対象と
なっている複数種類のガスについての警報時の動作と同
じ、警報発生の動作を自動的にかつ連続的に行わせ、こ
の動作を観察することができるので、複数種類の検出対
象ガスについての警報に関連した手段の動作を事前に簡
易に点検することができる。
【0065】請求項4記載の発明によれば、事前に簡易
に点検することができる警報に関連した手段の動作が、
警報音発生、警報表示及び警報信号出力の少なくとも1
つの動作となっており、この動作を観察することで、複
数種類の検出対象ガスについての警報を必要とするとき
にこれらが不動作となることを未然に防止することがで
きる。
【0066】請求項5記載の発明によれば、警報音を発
する状態にないことを条件に、警報音の種類を選択する
ために設けた操作手段の操作を検出すると、点検の開始
の指示があったとみなして、警報音発生時の動作と同じ
動作を行わせ、警報音発生の動作を自動的に行わせ、こ
の動作を観察することができるので、何ら特別な操作手
段を設けることなく、警報音発生に関連した手段の動作
を事前に簡易に点検する。
【0067】請求項6記載の発明によれば、事前に簡易
に点検することができる警報に関連した手段の動作が、
警報音発生の動作の他に、警報表示、警報信号出力の少
なくとも1つの動作となっており、これらの動作を観察
することで、警報を必要とするときにこれらが不動作と
なることを未然に防止することができる。
【0068】請求項7記載の発明によれば、警報音を発
する状態にないことを条件に、警報音の種類を選択する
ために設けた操作手段の操作を検出すると、点検の開始
の指示があったとみなして、検出対象となっている複数
種類のガスについての警報時の動作と同じ、警報音発生
の動作を自動的にかつ連続的に行わせ、この動作を観察
することができるので、何ら特別な操作手段を設けるこ
となく、複数種類の検出対象ガスについての警報に関連
した手段の動作を事前に簡易に点検する。
【0069】請求項8記載の発明によれば、事前に簡易
に点検することができる警報に関連した手段の動作が、
警報音発生の動作の他に、警報表示、警報信号出力の少
なくとも1つの動作となっており、これらの動作を観察
することで、複数種類の検出対象ガスについての警報を
必要とするときにこれらが不動作となることを未然に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス漏れ警報器の点検装置の基本
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による点検装置を組み込んだガス漏れ警
報器の全体構成の簡略構成を示すブロック図である。
【図3】簡易点検の手順を示す説明図である。
【図4】CH4 ガスの警報を行う場合の音声パターンを
示す図である。
【図5】COガスの警報を行う場合の音声パターンを示
す図である。
【図6】図2中のμCOMのCPUが行うメイン処理を
示すフローチャートである。
【図7】図6中のCH4 ガス警報処理の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図6中のCOガス警報処理の詳細を示すフロー
チャートである。
【図9】図6中の簡易点検処理の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図10】従来のガス漏れ警報器の点検の仕方を説明す
るための図である。
【符号の説明】
11 ガス検出手段(ガス検出部) 121−1 警報判定手段(CPU) 121−2 点検信号発生手段(CPU) 121−3 操作検出手段(CPU) 13 警報音発生手段(スピーカ) 14 点検開始操作手段、手動操作手段(警報
音選択スイッチ) 15 警報表示手段(インジケータ) 16 信号出力手段(出力回路) 20 警報手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定期間毎に交換されることを条件に着
    脱自在に装着され、検出対象となっているガスの濃度に
    応じた大きさの検出信号を出力するガス検出手段と、該
    ガス検出手段が出力する検出信号の大きさが警報レベル
    を越えていることを判定する警報判定手段と、該警報判
    定手段による判定に基づいて警報を発する警報手段とを
    備えるガス漏れ警報器において、 手動操作によって点検の開始を指示する点検開始操作手
    段と、 該点検開始操作手段の手動操作に応じて、前記警報判定
    手段の判定によって前記警報手段が行う動作と同じ動作
    を前記警報手段に行わせる信号を発生する点検信号発生
    手段とを備えることを特徴とする点検装置。
  2. 【請求項2】 前記警報手段が前記警報判定手段による
    判定に基づいて警報を音で発する警報音発生手段、前記
    警報判定手段による判定に基づいて警報を光で発する警
    報表示手段、前記警報判定手段による判定に基づいて警
    報信号を外部に対して出力する信号出力手段の少なくと
    も1つを有し、 前記点検信号発生手段が、前記警報手段の有する前記警
    報音発生手段、前記警報表示手段、前記信号出力手段が
    それぞれ行う動作と同じ動作を前記警報音発生手段、前
    記警報表示手段、前記信号出力手段に行わせる信号を発
    生することを特徴とする請求項1記載の点検装置。
  3. 【請求項3】 一定期間毎に交換されることを条件に着
    脱自在に装着され、 検出対象となっている複数種類のガスの濃度に応じた大
    きさの検出信号をそれぞれ出力するガス検出手段と、該
    ガス検出手段が出力する検出信号の大きさが警報レベル
    を越えていることをそれぞれ判定する警報判定手段と、
    該警報判定手段による判定に基づいて警報を他と識別可
    能に発する警報手段とを備えるガス漏れ警報器におい
    て、 手動操作によって点検の開始を指示する点検開始操作手
    段と、 該点検開始操作手段の手動操作に応じて、前記警報判定
    手段の各判定によって前記警報手段が行う動作と同じ動
    作を前記警報手段に連続的に行わせる信号を発生する点
    検信号発生手段とを備えることを特徴とする点検装置。
  4. 【請求項4】 前記警報手段が、前記警報判定手段によ
    る判定に基づいて警報を他と識別可能な音で発する警報
    音発生手段、前記警報判定手段による各判定に基づいて
    警報を他と識別可能な光でそれぞれ発する警報表示手
    段、前記警報判定手段による各判定に基づいて他と識別
    可能な警報信号を外部に対してそれぞれ出力する信号出
    力手段の少なくとも1つを有し、 前記点検信号発生手段が、前記警報手段の有する前記警
    報音発生手段、前記警報表示手段、前記信号出力手段が
    行う動作と同じ動作を前記警報音発生手段、前記警報表
    示手段、前記信号出力手段に連続的に行わせる信号を発
    生することを特徴とする請求項3記載の点検装置。
  5. 【請求項5】 一定期間毎に交換されることを条件に着
    脱自在に装着され、検出対象となっているガスの濃度に
    応じた大きさの検出信号を出力するガス検出手段と、該
    ガス検出手段が出力する検出信号の大きさが警報レベル
    を越えていることを判定する警報判定手段と、該警報判
    定手段による判定に基づいて警報を発する警報音発生手
    段を少なくとも有する警報手段と、警報音の種類を選択
    する手動操作手段とを備え、前記警報音発生手段が、前
    記警報判定手段による判定に基づいて警報音を発すると
    き、前記手動操作手段によって選択された警報音を発生
    するガス漏れ警報器において、 前記警報判定手段による判定に基づいて前記警報音発生
    手段が警報音を発する状態にないとき、前記手動操作手
    段の操作を検出する操作検出手段と、 該操作検出手段による検出に応じて、前記警報判定手段
    の判定によって前記警報音発生手段を少なくとも有する
    前記警報手段が行う動作と同じ動作を前記警報手段に行
    わせる信号を発生する点検信号発生手段とを備えること
    を特徴とする点検装置。
  6. 【請求項6】 前記警報手段が、前記警報判定手段によ
    る判定に基づいて警報を光で発する警報表示手段、前記
    警報判定手段による判定に基づいて警報信号を外部に対
    して出力する信号出力手段の少なくとも1つを更に有
    し、 前記点検信号発生手段が、前記警報表示手段、前記信号
    出力手段が行う動作と同じ動作を前記警報表示手段、前
    記信号出力手段に行わせる信号を更に発生することを特
    徴とする請求項5記載の点検装置。
  7. 【請求項7】 一定期間毎に交換されることを条件に着
    脱自在に装着され、検出対象となっている複数種類のガ
    スの濃度に応じた大きさの検出信号をそれぞれ出力する
    ガス検出手段と、該ガス検出手段が出力する各検出信号
    の大きさが警報レベルを越えていることをそれぞれ判定
    する警報判定手段と、該警報判定手段による各判定に基
    づいて警報を他と識別可能な音で発する警報音発生手段
    を少なくとも有する警報手段と、警報音の種類を選択す
    る手動操作手段とを備え、前記警報音発生手段が、前記
    警報判定手段による各判定に基づいて警報音を発すると
    き、前記手動操作手段によって選択された警報音を発生
    するガス漏れ警報器において、 前記警報判定手段による各判定に基づいて前記警報音発
    生手段が警報音を発する状態にないとき、前記手動操作
    手段の操作を検出する操作検出手段と、 該操作検出手段による検出に応じて、前記警報判定手段
    の各判定によって前記警報音発生手段を少なくとも有す
    る前記警報手段が行う動作と同じ動作を前記警報手段に
    連続的に行わせる信号を発生する点検信号発生手段とを
    備えることを特徴とする点検装置。
  8. 【請求項8】 前記警報手段が、前記警報判定手段によ
    る各判定に基づいて警報を他と識別可能な光でそれぞれ
    発する警報表示手段、前記警報判定手段による各判定に
    基づいて他と識別可能な警報信号を外部に対してそれぞ
    れ出力する信号出力手段の少なくとも1つを更に有し、 前記点検信号発生手段が、前記警報表示手段、前記信号
    出力手段が行う動作と同じ動作を前記警報表示手段、前
    記信号出力手段に連続的に行わせる信号を発生すること
    を特徴とする請求項7記載の点検装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001307245A (ja) * 2000-04-18 2001-11-02 Fuji Electric Co Ltd 複合型警報器
JP2009175028A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Yamaha Corp 報知システム及び放音装置
JP2012506124A (ja) * 2008-10-16 2012-03-08 ウォルター・キッド・ポータブル・イキップメント・インコーポレーテッド 寿命終了時の自動バッテリ放電を有した生活安全装置
JP2016110212A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 新コスモス電機株式会社 警報器

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