JP2006262255A - 緊急処理プログラム、携帯端末装置及び緊急処理方法 - Google Patents

緊急処理プログラム、携帯端末装置及び緊急処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006262255A
JP2006262255A JP2005078953A JP2005078953A JP2006262255A JP 2006262255 A JP2006262255 A JP 2006262255A JP 2005078953 A JP2005078953 A JP 2005078953A JP 2005078953 A JP2005078953 A JP 2005078953A JP 2006262255 A JP2006262255 A JP 2006262255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current position
computer
function
message
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005078953A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Ajiro
敦 網代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc filed Critical Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
Priority to JP2005078953A priority Critical patent/JP2006262255A/ja
Publication of JP2006262255A publication Critical patent/JP2006262255A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】 緊急時に現在位置を把握し続けることが可能な携帯電話機を提供する。
【解決手段】 携帯メール等により緊急処理を指定する特別なメッセージを受信すると、制御部は「緊急処理モード」に移行する。この「緊急処理モード」に移行すると、制御部は、GPSユニット等で当該携帯電話機の現在位置を検出し、これを上記特別なメッセージの発信元に送信する。電源がオフ操作された場合には、表示部やLED等を消灯して、当該携帯電話機を、見かけ上は停止状態としたうえで、通信機能や位置検出機能は稼働し続けて現在位置の検出及び送信を継続して行う。これにより、電源がオフ操作した者に気付かれることなく、当該携帯電話機の現在位置を送信し続けることができ、当該携帯電話機の現在位置を監視しているユーザは、電源がオフ操作された場合でも、その監視している携帯電話機の現在位置を把握し続けることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、携帯電話機、PHS電話機(Personal Handyphone System)、通信機能を有するPDA装置(Personal Digital Assistant)、無線通信機能を有するノート型のパーソナルコンピュータ装置等に適用して好適な緊急処理プログラム、携帯端末装置及び緊急処理方法に関する。
従来、所定の機能を遠隔操作可能な携帯電話機が知られている。例えば、特開平10−136464号公報(特許文献1)には、メッセージを受信して自動的に電源供給を停止する携帯電話機が開示されている。この携帯電話機の場合、ユーザからの電源切断メッセージを受信すると、制御手段が、この電源切断メッセージを送信したユーザに対して、電源切断処理を行う旨の情報を返信し、この後、当該携帯電話機に対する電源の供給を停止制御する。これにより、携帯電話機の電源供給の停止を遠隔操作することが可能となっている。
また、特開2002−77438号公報(特許文献2)には、電子メッセージにより、携帯電話機の複数の機能を遠隔操作する携帯通信端末装置が開示されている。この携帯通信端末装置の場合、ユーザは、遠隔操作を行う携帯通信端末装置に対して、電子メッセージの所定の箇所に複数の機能のうち少なくとも1つ以上の機能を動作させるための所定の文字列からなる動作制御命令をテキストデータとして記載した電子メッセージを送信する。 携帯通信端末装置側では、この電子メッセージを受信すると、この受信した電子メッセージから、上記テキストデータとして記載されている動作制御命令を抽出し、この動作制御命令に対応する機能の動作を制御する。これにより、電源供給の停止のみならず、携帯通信端末装置の複数の機能の遠隔操作が可能となっている。
ここで、携帯電話機はメイン電源を投入すると、基地局を介してネットワーク上のセンターと通信することで、現在位置の位置登録を行う。この現在位置は、当該携帯電話機の移動に応じて更新されるため、携帯電話機の電源が投入されており、その携帯電話機が通信可能な状態であれば、このセンターに登録されている現在位置を調べることで、当該携帯電話機の現在位置を把握することが可能となる。
特開平10−136464号公報(第4頁:図1) 特開2002−77438号公報(第11頁〜第14頁:図9)
しかし、携帯電話機は、電源が投入されており通信可能な状態であれば、上述のように当該携帯電話機の移動に応じてセンターに登録されている現在位置が更新されるため、該携帯電話機の現在位置を把握することが可能であるが、電源が切られてしまうと、その携帯電話機との通信ができない状態となるため、センターに登録されている現在位置も更新されないままとなる。このため、電源が切られている間に当該携帯電話機が移動すると、この電源が切られている間は、その携帯電話機の現在位置の把握が困難となる問題がある。
また、携帯電話機の電源を切られている間は、その携帯電話機との通信ができない状態となるため、上記特許文献1及び特許文献2に開示されている携帯電話機の遠隔操作も困難となる。
一例ではあるが、近年多発している誘拐事件において、このような問題が顕著となる。すなわち、最近では、子供の居場所を把握するために、子供に携帯電話機を所持させる親も多い。しかし、犯人も、誘拐した子供が携帯電話機を所持していることを懸念しており、誘拐した子供の居場所を捜査当局に特定され難くするために、誘拐した子供が所持している携帯電話機の電源を切ってしまう場合が多い。
このような場合、携帯電話機の現在位置(この場合は、その携帯電話機を所持している子供の現在位置)を特定することが困難となる。また、携帯電話機の電源を切られている間は、その携帯電話機との通信ができない状態となるため、子供の携帯電話機のメイン電源を遠隔操作で投入することも困難となる。従って、誘拐された子供が所持する携帯電話機のメイン電源が犯人により切られてしまった場合には、誘拐された子供の早期救出が困難となる。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、所定のメッセージを受信した後にメイン電源がオフ操作された場合、見かけ上、メイン電源がオフ操作された状態に移行したうえで、センターに対する位置登録動作等を継続して実行することで、メイン電源をオフ操作した者に気付かれることなく当該携帯電話機の現在位置を常時把握可能な状態とし、誘拐事件の早期解決等に貢献することができるような緊急処理プログラム、携帯端末装置及び緊急処理方法の提供を目的とする。
本発明に係る緊急処理プログラムは、上述の課題を解決するために、
無線通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであるか否かを判別する判別手段としてコンピュータを機能させ、
コンピュータを上記判別手段として機能させることで、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、着信をユーザに報知する着信処理手段を停止制御する着信処理停止手段としてコンピュータを機能させ、
コンピュータを上記判別手段として機能させることで、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、現在位置の検出を行うように現在位置検出手段を制御する現在位置検出制御手段としてコンピュータを機能させ、
上記現在位置検出制御手段としてコンピュータを機能させることで上記現在位置検出手段により検出された現在位置の現在位置情報を、間欠的或いは連続的に送信するように上記無線通信手段を制御する情報送信制御手段としてコンピュータを機能させる。
また、本発明に係る携帯端末装置は、上述の課題を解決するための手段として、
無線通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであるか否かを判別する判別手段と、
上記判別手段により、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、着信をユーザに報知する着信処理手段を停止制御する着信処理停止手段と、
上記判別手段により、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、現在位置の検出を行うように現在位置検出手段を制御する現在位置検出制御手段と、
上記現在位置検出手段により検出された現在位置の現在位置情報を、間欠的或いは連続的に送信するように上記無線通信手段を制御する情報送信制御手段と
を有する。
また、本発明に係る緊急処理方法は、上述の課題を解決するための手段として、
判別手段が、無線通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであるか否かを判別するステップと、
上記メッセージの判別を行うステップで、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、着信処理停止手段が、着信をユーザに報知する着信処理手段を停止制御するステップと、
上記メッセージの判別を行うステップで、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、現在位置検出制御手段が、現在位置の検出を行うように現在位置検出手段を制御するステップと、
情報送信制御手段が、上記現在位置検出手段により検出された現在位置の現在位置情報を、間欠的或いは連続的に送信するように上記無線通信手段を制御するステップと
を有する。
このような本発明は、緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージを受信した際に、緊急モードへ移行する。この緊急モードに移行すると、ユーザに対する着信の報知を停止すると共に、現在位置検出手段で現在位置の検出を行い、この検出された現在位置の現在位置情報を、間欠的或いは連続的に送信する。これにより、緊急時において、現在位置を報知し続けることができる。
本発明は、「特別なメッセージ」で遠隔操作的に「緊急処理モード」に移行させ、自動的に機器の現在位置等の情報を送信させることができる。このため、「特別なメッセージ」の送信元となるユーザは、該「特別なメッセージ」の着信先となるユーザの機器の現在位置等を、間欠的或いは連続的に把握可能とすることができる。
また、本発明は、緊急処理モード中に電源のオフ操作を検出した場合、少なくとも表示部を非表示状態とすると共に、無線通信手段及び現在位置検出手段に対しては継続して電源供給を行う。これにより、見かけ上は、電源がオフ操作された状態としたうえで、通信機能や情報収集機能を稼働させて情報の送信を継続することができる。このため、電源をオフ操作した者に気付かれることなく、上記現在位置等の情報を送信し続けることができ、例えば当該携帯電話機を所持した子供の誘拐事件の早期解決等に大きく貢献することができる。
また、本発明は、緊急処理モード中にメイン電池取り外しを検出した場合、少なくとも表示部を非表示状態とすると共に、無線通信手段及び現在位置検出手段に対してはバックアップ電池から継続して電源供給を行う。これにより、見かけ上は、メイン電池取り外された状態としたうえで、通信機能や情報収集機能を稼働させて情報の送信を継続することができる。このため、メイン電池取り外した者に気付かれることなく、上記現在位置等の情報を送信し続けることができ、例えば当該携帯電話機を所持した子供の誘拐事件の早期解決等に大きく貢献することができる。
本発明は、例えばPDC方式(PDC:Personal Digital Cellular)、CDMA方式(CDMA:Code Division Multiple Access)、W−CDMA方式(W-CDMA:Wideband-Code Division Multiple Access)、或いはGSM方式(GSM:Global System for Mobile Communications)等の携帯電話機に適用することができる。
[携帯電話機の構成]
この本発明の実施の形態となる携帯電話機は、図1に示すように当該携帯電話機のユーザが契約している通信事業者のネットワークに設けられた基地局との間で、無線的にデータの送受信を行うアンテナ1及び通信回路2と、受話音声,動画ファイルの音声,音楽データの音声、着信音声等を得るためのスピーカ部3と、送話音声や当該携帯電話機の周囲の音声を集音するマイクロホン部4と、待ち受け画像,電話帳,アドレス帳,スケジュール帳、送受信した携帯メールの文章等を表示するための表示部5と、入力操作を行うための複数のキーが設けられた操作部6と、所定の色で点滅や点灯することで電話や携帯メールの発着信等をユーザに知らせる発光部7(LED:Light Emitting Diode)とを有している。
また、この携帯電話機は、ユーザの所望の被写体や当該携帯電話機の周囲の撮像を行うカメラ部8と、電話や携帯メールの発着信等を、当該携帯電話機を振動させることでユーザに知らせるバイブレーションユニット9と、当該携帯電話機に対して脱着可能な外部メモリ11が装着される外部メモリインターフェイス10(外部メモリIF)と、当該携帯電話機の現在位置を検出するGPSアンテナ12(GPS:Global Positioning System)及びGPSユニット13と、通信処理プログラム(コミュニケーションプログラム)の他、後述する緊急処理プログラム等が記憶されたメモリ14とを有している。
また、この携帯電話機は、メモリ14に記憶されているコミュニケーションプログラムに基づいて当該携帯電話機の通信制御を行う他、後述する緊急処理モードに移行した際に、このメモリ14に記憶されている緊急処理プログラムに基づいて緊急処理制御を行う制御部15と、現在時刻をカウントするタイマ18とを有している。
この携帯電話機の各部は、通常は、メイン電池16から供給される電源に基づいて動作しているが、メイン電池16が当該携帯電話機が抜き取られた場合、電源の供給源がバックアップ電池17に切り替わり、このバックアップ電池17から供給される電源に基づいて、当該携帯電話機の各部が動作するようになっている。
[緊急処理モード]
この携帯電話機の場合、緊急処理を指定する「特別なメッセージ」を受信すると、制御部15が、メモリ14に記憶されている緊急処理プログラムに基づく動作制御を行う「緊急処理モード」に移行するようになっている。図2のフローチャートに、この「緊急処理モード」時における当該携帯電話機の動作の流れを示す。
なお、上記緊急処理プログラムは、予めメモリ14に記憶されていてもよいし、ネットワーク上のサイトからダウンロードするようにしてもよい。ネットワーク上のサイトからダウンロードすることとした場合、例えば親が自分の子供に持たせる携帯電話機にのみ、この緊急処理プログラムを適用可能とすることができる。
図2のフローチャートは、当該携帯電話機のメイン電源が投入されたタイミングでスタートとなる。当該携帯電話機の制御部15は、メイン電源が投入されると、メモリ14に記憶されているコミュニケーションプログラムに基づいて通信回路2を制御し、基地局を介して当該携帯電話機のセンターに対して位置登録を行う。これにより、センター側で当該携帯電話機の現在位置が把握され、以後、通信が可能となる。
次に、当該携帯電話機の制御部15は、上記位置登録が完了すると、ステップS1に処理を進め、緊急処理を指定する「特別なメッセージ」の受信の有無の監視を開始する。
「特別なメッセージ」としては、その携帯電話機に対してヘッダ或いは本文等に緊急処理を指定するメッセージや符号を記載した携帯メールや、通信事業者のセンター側から基地局を介して送信される所定の信号等である。
より具体的には、例えば、この携帯電話機を持たせている子供の行方がわからなくなった場合、その子供の親は、上記特別なメッセージや符号を記載した携帯メールを作成し、その子供の携帯電話機宛に送信する。
或いは、この携帯電話機を持たせている子供の行方がわからなくなった場合、その子供の親或いは捜査当局は、上記特別なメッセージの送信を、当該携帯電話機の通信事業者に依頼する。この依頼を受けた通信事業者は、その携帯電話機に対して上記特別なメッセージ(=上記所定の信号)を、センター及び基地局を介して送信する。当該携帯電話機の制御部15は、ステップS1において、この特別なメッセージの受信を検出すると、メモリ14に記憶されている緊急処理プログラムに基づいて「緊急処理モード」に移行し、処理をステップS2に進める。
この緊急処理モードに移行すると、制御部15は、ステップS2において、報知処理を停止制御する。すなわち、この緊急処理モードに移行したということは、当該携帯電話機を所持しているユーザが緊急時である可能性が高い。この緊急時に、例えば電話や携帯メールの発着信通知やアラームの鳴動等を実行すると、当該携帯電話機のユーザに対して悪影響を及ぼすことが懸念される。
さらに具体的には、例えばこの携帯電話機を所持している子供が誘拐にあい、犯人が当該携帯電話機を所持していることに気付いていない場合も有り得る。このような場合に、発着信通知やアラームの鳴動等を実行すると、当該携帯電話機の所持を犯人に気付かれてしまうおそれがある。このため、制御部15は、この緊急処理モードに移行すると、全ての発着信通知やアラームの鳴動等の全ての報知動作を停止制御し、当該携帯電話機を、見かけ上、着信待ちをしている状態に保持する。
次に、制御部15は、タイマ18でカウントされている現在時刻に基づいて、所定の時間のカウントを開始する。すなわち、この実施の形態の携帯電話機の場合、以下に説明する当該携帯電話機の現在位置等の情報を、例えば5分置き等の所定時間置きに、上記特別なメッセージの発信元となるユーザ(上述の例では、誘拐された子供の親)の携帯電話機或いはパーソナルコンピュータ装置や、通信事業者のセンターに対して自動的に送信するようになっている。このため、この情報の送信間隔を制御部15が維持するために、このステップS3において上記所定の時間のカウントを開始する。
次に制御部15は、ステップS4において、送信情報を作成する。具体的には、制御部15は、GPSユニット13を駆動して当該携帯電話機の現在位置を検出し、この現在位置情報を上記送信情報として作成する。なお、上記GPSユニット13等で当該携帯電話機の現在位置を検出できない場合、制御部15は、それまで通信を行っていた基地局の情報を上記送信情報として作成する。
または(及び)、制御部15は、マイクロホン部4を駆動して、当該携帯電話機の周囲の音声を集音し、この音声情報を上記送信情報として作成する。または(及び)、制御部15は、カメラ部8を駆動して、当該携帯電話機の周囲を撮像し、この画像情報を上記送信情報として作成する。
この例では、GPSユニット13で当該携帯電話機の現在位置を検出することとしたが、例えば、基地局の内部に設けられた位置計測ユニットに電波が到達するまでの時間を計測することで、当該携帯電話機の現在位置を検出するTDOA(TDOA:Time Difference of Arrival)等の他の現在位置検出技術を用いてもよい。
また、作成する上記送信情報としては、「現在位置情報」、「音声情報」、「画像情報」を全て作成するようにしてもよいし、これらの中から一つ或いは複数の情報を作成するようにしてもよい。
次に、制御部15は、ステップS5において、上記ステップS4で作成した送信情報を送信する時刻となったか否かを判別する。すなわち、上記ステップS3でカウントを開始した時刻が、例えば5分等の、送信間隔に対応する時刻となったか否かを判別し、該送信情報の送信時刻となったことを検出したタイミングで処理をステップS6に進める。
次に、制御部15は、ステップS6において、上記ステップS4で作成した送信情報を通信回路2を介して送信制御し、ステップS7において、それまでカウントしていた現在時刻のカウント値をリセットして処理をステップS3に戻す。これにより、例えば5分等の所定時間置きに、上記ステップS4で作成された当該携帯電話機の現在位置や、当該携帯電話機の周囲の音声等の送信情報が、当該携帯電話機を所持する子供の親の携帯電話機や通信事業者のセンターに送信されることとなり、当該携帯電話機の現在位置や周囲の状況(音声や画像)を把握することが可能となる。
なお、この例では、作成した情報を「所定時間置き」に送信することとしたが、これは「連続的」に送信してもよい。ただ、「所定時間置き」に送信することで「連続的」に送信する場合よりも省電力化を図ることができる。
〔内部情報の非表示動作〕
ここで、このような緊急処理モード時には、第三者に対して、例えば発信履歴、着信履歴等の「発着信に関する履歴」、「電話帳」、「アドレス帳」、「スケジュール帳」、当該携帯電話機の携帯電話番号や携帯メールアドレス等の「ユーザ情報」、「送受信メール」等の当該携帯電話機の内部情報を見せないようにすることが好ましい。
このため、制御部15は、緊急処理を指定する「特別なメッセージ」を受信すると、上記メモリ14に記憶されている緊急処理プログラムに基づいて、現在、表示可能となっている上記各内部情報を非表示制御する。
具体的には、上記各内部情報は、操作部6を介して表示指定されるのであるが、制御部15は、この緊急処理モードに移行した場合、この表示指定操作をキャンセル処理する。すなわち、各内部情報をメモリ14等から消去するのではなく、各内部情報をメモリ14等に記憶したままの状態で、各内部情報の表示指定操作をキャンセル処理する。これにより、緊急処理モードに移行した場合に、第三者に当該携帯電話機の内部情報を見られる不都合を防止することができる。
なお、この緊急モード時には、制御部15は、上述のように作成した情報を所定時間置きに(或いは連続的に)送信するのであるが、各送信処理毎の送信履歴はメモリ14に記憶制御したうえで、上述のように非表示とする。
また、この例では、「発着信に関する履歴」、「電話帳」、「アドレス帳」、「スケジュール帳」、当該携帯電話機の携帯電話番号や携帯メールアドレス等の「ユーザ情報」、「送受信メール」等を非表示制御することとしたが、このうちの一つ或いは任意のいくつかの情報を非表示制御してもよい。或いは、上記各内部情報の中からユーザにより選択設定された情報のみを非表示としてもよい。
また、この例では、各内部情報の表示指定操作をキャンセル処理することとしたが、メモリ14等に記憶されている各内部情報を消去するようにしてもよい。この場合、メモリ14等から各内部情報は消去されることとなるが、この消去処理を行うことで、第三者に各内部情報を見られる不都合を防止することができる。
[メイン電源のオフ操作された場合及びメイン電池が抜き取られた場合の動作]
次に、当該実施の形態の携帯電話機においては、緊急処理モードに移行すると、制御部15が、「電源のオフ操作の有無」及び「メイン電池16の取り外しの有無」の監視を行う。図3のフローチャートは、このような動作の流れを示している。
すなわち、制御部15は、緊急処理モードに移行すると、図3のフローチャートのステップS11において、電源のオフ操作の有無を、また、ステップS12において、メイン電池16の取り外しの有無をそれぞれ監視する。
ステップS11において、電源のオフ操作が検出された場合、制御部15は、ステップS18に処理を進め、通信回路2等の「通信に必要な回路」、及びマイクロホン部4、カメラ部8及びGPSユニット13等の「送信情報の作成に必要な回路」に対する電源供給は継続した状態で、表示部5や発光部7(LED)を消灯制御する。これにより、当該携帯電話機は、見かけ上は、電源がオフ操作された状態となるが、通信機能や情報収集機能(上記マイクロホン部4やGPSユニット13等)は稼働している状態となる。
そして、制御部15は、この見かけ上は、電源がオフ操作された状態としたうえで作成した送信情報を、図2のフローチャートを用いて説明したように、所定の時間置きに送信制御する。これにより、電源をオフ操作した者に気付かれることなく、上記現在位置等の情報を上記所定時間置きに送信し続けることができる。
次に、ステップS12において、メイン電池16の取り外しが検出された場合、制御部15は、ステップS13に処理を進め、当該携帯電話機の各部に対する電源供給源をメイン電池16からバックアップ電池17に切り替え制御して処理をステップS14に進める。
ステップS14では、制御部15が、上記ステップS18の処理と同様に、通信回路2等の「通信に必要な回路」、及びマイクロホン部4、カメラ部8及びGPSユニット13等の「送信情報の作成に必要な回路」に対する電源供給は継続した状態で、表示部5や発光部7(LED)を消灯制御する。これにより、当該携帯電話機は、見かけ上は、メイン電池16が取り外された状態となるが、通信機能や情報収集機能(上記マイクロホン部4やGPSユニット13等)は稼働している状態となる。
ただ、メイン電池16に比べ、バックアップ電池17は、その容量が少ない場合が多く、通信可能時間も短くなる。このため、制御部15は、ステップS15において、作成する情報を、消費電力が少ない情報に切り替えると共に、ステップS16において、この切り替えた情報を作成するのに要する電力と、バックアップ電池17の残量とに基づいて通信可能時間を算出する。そして、ステップS17において、「メイン電池が取り外された旨のメッセージ」と、上記算出した「通信可能時間を示す情報」とを送信制御する。
このステップS15〜ステップS17の処理を詳述する。例えば、メイン電池16の取り外しが検出されるまでは、GPSユニット13、マイクロホン部4及びカメラ部8に電力を供給し、GPSユニット13で検出された現在位置と共に、マイクロホン部4で集音された当該携帯電話機の周囲の音声情報、及びカメラ部8で撮像された当該携帯電話機の周囲の画像を送信していたとすると、制御部15は、メイン電池16が取り外されたことを検出したタイミングで、例えばマイクロホン部4及びカメラ部8に供給する電力を停止制御し、電力を供給する回路をGPSユニット13のみに限定する。さらに、制御部15は、このGPSユニット13に対しても、情報を作成するタイミングでのみ電力を供給することで、該GPSユニット13を間欠的に動作させて省電力化を図る。
また、制御部15は、このような省電力化と共に、バックアップ電池17の現在の電圧値に基づいて電池残量を検出し、この検出した電池残量と、上記現在位置情報を作成及び送信するのに要する電力とに基づいて「通信可能時間」を算出すると共に、メモリ14に記憶されている「メイン電池が取り外された旨のメッセージ」を読み出す。
制御部15は、この算出した「通信可能時間」を示す情報と、メモリ14から読み出した「メイン電池が取り外された旨のメッセージ」とを、当該携帯電話機を所持する子供の親の携帯電話機や通信事業者のセンターに送信する。そして、以後、バックアップ電池17の電力が続く限り、上記現在位置情報等の限定された情報を図2のフローチャートを用いて説明したように、所定時間置きに送信し続ける。
これにより、メイン電池16が取り外された場合に、見かけ上は、メイン電池16が取り外された状態となるが、通信機能や限定された情報収集機能(上記GPSユニット13)を稼働させて情報を作成して送信し続けることができる。このため、メイン電池16を取り外した者に気付かれることなく、上記現在位置等の情報を上記所定時間置きに送信し続けることができ、当該携帯電話機を所持する子供の親や上記センター側で、当該携帯電話機の現在位置等を把握し続けることができる。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の携帯電話機は、緊急処理を指定する「特別なメッセージ」を受信したタイミングで、制御部15が、メモリ14に記憶されている緊急処理プログラムに基づいて「緊急処理モード」に移行する。制御部15は、緊急処理モードに移行すると、着信音やバイブレーションユニット9を鳴動する等の発着信処理を停止制御すると共に、現在位置等の所定の送信情報を作成し、これを上記「特別なメッセージ」の送信元や通信事業者のセンター等に、所定時間置き或いは連続的に送信する。
これにより、「特別なメッセージ」で携帯電話機を遠隔操作的に「緊急処理モード」に移行させ、自動的に現在位置等の情報を送信させることができる。このため、「特別なメッセージ」の送信元となるユーザは、該「特別なメッセージ」の着信先となるユーザの携帯電話機の現在位置等を、間欠的或いは連続的に把握可能とすることができる。
また、この実施の形態の携帯電話機は、緊急処理モード中に電源のオフ操作を検出した場合、通信回路2等の「通信に必要な回路」、及びマイクロホン部4、カメラ部8及びGPSユニット13等の「送信情報の作成に必要な回路」に対する電源供給は継続した状態で、表示部5や発光部7(LED)を消灯制御する。これにより、見かけ上は、電源がオフ操作された状態としたうえで、通信機能や情報収集機能(上記マイクロホン部4やGPSユニット13等)を稼働させて情報の送信を継続することができる。このため、電源をオフ操作した者に気付かれることなく、上記現在位置等の情報を送信し続けることができる。従って、例えば当該携帯電話機を所持した子供の誘拐事件の早期解決等に大きく貢献することができる。
また、この実施の形態の携帯電話機は、緊急処理モード中に、「発着信に関する履歴」、「電話帳」、「アドレス帳」、「スケジュール帳」、当該携帯電話機の携帯電話番号や携帯メールアドレス等の「ユーザ情報」、「送受信メール」等の内部情報の表示指定操作がなされた場合、この表示指定操作をキャンセル処理する。これにより、緊急処理モード中に、第三者に当該携帯電話機の内部情報を見られる不都合を防止することができる。
また、この実施の形態の携帯電話機は、緊急処理モード中にメイン電池の取り外しを検出した場合、表示部5や発光部7(LED)を消灯制御して、見かけ上は、メイン電池16が取り外された状態としたうえで、電力供給源をバックアップ電池17に切り替える。そして、例えばマイクロホン部4及びカメラ部8に供給する電力を停止制御し、GPSユニット13のみに電力を供給する。これにより、最低限の情報のみ作成するようにして消費電力の削減を図ることができる。また、このGPSユニット13に対しても、情報を作成するタイミングでのみ電力を供給する。これにより、GPSユニット13を必要なときのみ間欠的に動作させることができ、さらなる消費電力の削減を図ることができる。
また、この実施の形態の携帯電話機は、電力供給源をバックアップ電池17に切り替えた際に、情報の作成に要する電力と、バックアップ電池17の残量とに基づいて通信可能時間を算出し、この「通信可能時間を示す情報」と、「メイン電池が取り外された旨のメッセージ」とを送信する。これにより、当該携帯電話機からの情報を受信している者は、メイン電池が取り外された事実を認識することができ、また、以後の通信可能時間を認識することができる。
[変形例]
上述の実施の形態の説明では、本発明を携帯電話機に適用することとしたが、本発明は、この他、PHS電話機(Personal Handyphone System),無線通信機能を有するPDA装置(Personal Digital Assistant)、或いは無線通信機能を有するノート型のパーソナルコンピュータ装置等の他の携帯端末装置に適用してもよい。
最後に、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施の形態に限定されることはなく、該実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態となる携帯電話機のブロック図である。 実施の形態となる携帯電話機の緊急処理モード時の動作を示すフローチャートである。 実施の形態の携帯電話機の緊急処理モード時における、電源オフ操作がなされた際、及びメイン電池が取り外された際の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 アンテナ、2 通信回路、3 スピーカ部、4 マイクロホン部、5 表示部、6 操作部、7 発光部(LED)、8 カメラ部、9 バイブレーションユニット、10 外部メモリインターフェイス、11 外部メモリ、12 GPSユニットのアンテナ、13 GPSユニット、14 メモリ、15 制御部、16 メイン電池、17 バックアップ電池、18 タイマ

Claims (9)

  1. 無線通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであるか否かを判別する判別手段としてコンピュータを機能させ、
    コンピュータを上記判別手段として機能させることで、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、着信をユーザに報知する着信処理手段を停止制御する着信処理停止手段としてコンピュータを機能させ、
    コンピュータを上記判別手段として機能させることで、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、現在位置の検出を行うように現在位置検出手段を制御する現在位置検出制御手段としてコンピュータを機能させ、
    上記現在位置検出制御手段としてコンピュータを機能させることで上記現在位置検出手段により検出された現在位置の現在位置情報を、間欠的或いは連続的に送信するように上記無線通信手段を制御する情報送信制御手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする緊急処理プログラム。
  2. 請求項1に記載の緊急処理プログラムであって、
    コンピュータを上記判別手段として機能させることで、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、音声の集音を行うように音声集音手段を制御する音声集音制御手段としてコンピュータを機能させ、及び/又は、
    コンピュータを上記判別手段として機能させることで、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、画像の撮像を行うように撮像手段を制御する撮像制御手段としてコンピュータを機能させ、
    上記情報送信制御手段としてコンピュータを機能させた際に、上記現在位置の情報と共に、上記音声集音手段で集音された音声情報、及び/又は、上記撮像手段で撮像された画像情報を送信するように上記無線通信手段を制御すること
    を特徴とする緊急処理プログラム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の緊急処理プログラムであって、
    コンピュータを上記判別手段として機能させることで、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、電源のオフ操作の有無を検出する電源オフ操作検出手段としてコンピュータを機能させ、
    コンピュータを上記電源オフ操作検出手段として機能させることで、電源のオフ操作を検出した場合、少なくとも表示部を非表示状態とする非表示制御手段としてコンピュータを機能させ、
    コンピュータを上記電源オフ操作検出手段として機能させることで、電源のオフ操作を検出した場合、少なくとも無線通信手段及び現在位置検出手段に対しては継続して電源供給を行う電源供給制御手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする緊急処理プログラム。
  4. 請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の緊急処理プログラムであって、
    コンピュータを上記判別手段として機能させることで、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、メイン電池の取り外しの有無を検出するメイン電池取り外し検出手段としてコンピュータを機能させ、
    コンピュータを上記メイン電池取り外し検出手段として機能させることで、メイン電池の取り外しを検出した場合、少なくとも表示部を非表示状態とする非表示制御手段としてコンピュータを機能させ、
    コンピュータを上記メイン電池取り外し検出手段として機能させることで、メイン電池の取り外しを検出した場合、上記電源供給制御手段としてコンピュータを機能させる際に、少なくとも無線通信手段及び現在位置検出手段に対してはバックアップ電池から継続して電源供給を行う上記電源供給制御手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする緊急処理プログラム。
  5. 無線通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであるか否かを判別する判別手段と、
    上記判別手段により、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、着信をユーザに報知する着信処理手段を停止制御する着信処理停止手段と、
    上記判別手段により、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、現在位置の検出を行うように現在位置検出手段を制御する現在位置検出制御手段と、
    上記現在位置検出手段により検出された現在位置の現在位置情報を、間欠的或いは連続的に送信するように上記無線通信手段を制御する情報送信制御手段と
    を有する携帯端末装置。
  6. 請求項5に記載の携帯端末装置であって、
    上記判別手段により、通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、音声の集音を行うように音声集音手段を制御する音声集音制御手段と、及び/又は、
    上記判別手段により、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、画像の撮像を行うように撮像手段を制御する撮像制御手段とを有し、
    上記情報送信制御手段は、上記現在位置の情報と共に、上記音声集音手段で集音された音声情報、及び/又は、上記撮像手段で撮像された画像情報を送信するように上記無線通信手段を制御すること
    を特徴とする携帯端末装置。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の携帯端末装置であって、
    上記判別手段により、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、電源のオフ操作の有無を検出する電源オフ操作検出手段と、
    上記電源オフ操作検出手段により、電源のオフ操作が検出された場合、少なくとも表示部を非表示状態とする非表示制御手段と、
    上記電源オフ操作検出手段により、電源のオフ操作が検出された場合、少なくとも無線通信手段及び現在位置検出手段に対しては継続して電源供給を行う電源供給制御手段とを有すること
    を特徴とする携帯端末装置。
  8. 請求項5から請求項7のうち、いずれか一項に記載の携帯端末装置であって、
    上記判別手段により、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、メイン電池の取り外しの有無を検出するメイン電池取り外し検出手段と、
    上記メイン電池取り外し検出手段によりメイン電池の取り外しが検出された場合、少なくとも表示部を非表示状態とする非表示制御手段と、
    上記メイン電池取り外し検出手段により、メイン電池の取り外しが検出された場合、上記電源供給制御手段は、少なくとも無線通信手段及び現在位置検出手段に対してはバックアップ電池から継続して電源供給を行うこと
    を特徴とする携帯端末装置。
  9. 判別手段が、無線通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであるか否かを判別するステップと、
    上記メッセージの判別を行うステップで、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、着信処理停止手段が、着信をユーザに報知する着信処理手段を停止制御するステップと、
    上記メッセージの判別を行うステップで、上記通信手段で受信したメッセージが緊急モードへの移行を指定する特別なメッセージであることが判別された場合、現在位置検出制御手段が、現在位置の検出を行うように現在位置検出手段を制御するステップと、
    情報送信制御手段が、上記現在位置検出手段により検出された現在位置の現在位置情報を、間欠的或いは連続的に送信するように上記無線通信手段を制御するステップと
    を有する緊急処理方法。
JP2005078953A 2005-03-18 2005-03-18 緊急処理プログラム、携帯端末装置及び緊急処理方法 Pending JP2006262255A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005078953A JP2006262255A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 緊急処理プログラム、携帯端末装置及び緊急処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005078953A JP2006262255A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 緊急処理プログラム、携帯端末装置及び緊急処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006262255A true JP2006262255A (ja) 2006-09-28

Family

ID=37100973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005078953A Pending JP2006262255A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 緊急処理プログラム、携帯端末装置及び緊急処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006262255A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007142913A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 携帯通信端末装置及びプログラム
JP2007325216A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Sanyo Electric Co Ltd 通信装置
JP2009239704A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kddi Corp データ管理システムおよびサーバ装置
JP2010049680A (ja) * 2008-07-25 2010-03-04 Nikon Corp 電子機器に取り付ける外部アクセサリ、およびシステム
JP2010130258A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Kyocera Corp 無線通信装置
US7787911B2 (en) 2005-11-22 2010-08-31 Casio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd. Electronic apparatus, communication system, and program
JP2014501069A (ja) * 2010-11-08 2014-01-16 クアルコム,インコーポレイテッド 緊急モードを有するモバイルデバイス
JP2014147126A (ja) * 2014-05-07 2014-08-14 Nec Casio Mobile Communications Ltd 端末装置、及びプログラム
JP2014225925A (ja) * 2014-08-25 2014-12-04 京セラ株式会社 携帯端末機
US9882396B2 (en) 2014-07-07 2018-01-30 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Non-contact type power transmission apparatus and method thereof and location-based service system using the same
US10135256B2 (en) 2014-11-03 2018-11-20 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Non-contact power transmission device and location-based service system using the same
JP2022029541A (ja) * 2020-08-05 2022-02-18 富士通クライアントコンピューティング株式会社 情報処理装置、及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0375781U (ja) * 1989-11-28 1991-07-30
JPH09294159A (ja) * 1996-04-25 1997-11-11 Mitsubishi Electric Corp モニター機能付き携帯電話機および通信方法
JPH11248816A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Komatsu General Service Kk 移動体監視システム
JP2003217058A (ja) * 2002-01-18 2003-07-31 Ricoh Co Ltd 緊急情報伝達装置
JP2004072499A (ja) * 2002-08-07 2004-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線端末装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0375781U (ja) * 1989-11-28 1991-07-30
JPH09294159A (ja) * 1996-04-25 1997-11-11 Mitsubishi Electric Corp モニター機能付き携帯電話機および通信方法
JPH11248816A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Komatsu General Service Kk 移動体監視システム
JP2003217058A (ja) * 2002-01-18 2003-07-31 Ricoh Co Ltd 緊急情報伝達装置
JP2004072499A (ja) * 2002-08-07 2004-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線端末装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4679346B2 (ja) * 2005-11-21 2011-04-27 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 携帯通信端末装置及びプログラム
JP2007142913A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 携帯通信端末装置及びプログラム
US7787911B2 (en) 2005-11-22 2010-08-31 Casio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd. Electronic apparatus, communication system, and program
JP2007325216A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Sanyo Electric Co Ltd 通信装置
JP2009239704A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kddi Corp データ管理システムおよびサーバ装置
US8964114B2 (en) 2008-07-25 2015-02-24 Nikon Corporation External accessory to be attached to electronic apparatus and system
JP2010049680A (ja) * 2008-07-25 2010-03-04 Nikon Corp 電子機器に取り付ける外部アクセサリ、およびシステム
US10076048B2 (en) 2008-07-25 2018-09-11 Nikon Corporation External accessory to be attached to electronic apparatus and system
JP2010130258A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Kyocera Corp 無線通信装置
JP2014501069A (ja) * 2010-11-08 2014-01-16 クアルコム,インコーポレイテッド 緊急モードを有するモバイルデバイス
US8886157B2 (en) 2010-11-08 2014-11-11 Qualcomm Incorporated Mobile device having an emergency mode
JP2014147126A (ja) * 2014-05-07 2014-08-14 Nec Casio Mobile Communications Ltd 端末装置、及びプログラム
US9882396B2 (en) 2014-07-07 2018-01-30 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Non-contact type power transmission apparatus and method thereof and location-based service system using the same
JP2014225925A (ja) * 2014-08-25 2014-12-04 京セラ株式会社 携帯端末機
US10135256B2 (en) 2014-11-03 2018-11-20 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Non-contact power transmission device and location-based service system using the same
JP2022029541A (ja) * 2020-08-05 2022-02-18 富士通クライアントコンピューティング株式会社 情報処理装置、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006262255A (ja) 緊急処理プログラム、携帯端末装置及び緊急処理方法
US7787911B2 (en) Electronic apparatus, communication system, and program
AU2009100650B4 (en) A personal safety device, system and process
JP2006074477A (ja) 通信用端末装置、通信用端末装置の機能設定変更方法及びそのプログラム
JP2004282165A (ja) 監視装置
JP2010268330A (ja) 通信端末装置及びプログラム
US20140167957A1 (en) Locator system, mobile information terminal, and locator
JP2009124188A (ja) 携帯端末、携帯端末の紛失通知方法、および紛失通知プログラム
JP3999992B2 (ja) 携帯端末機器及び該携帯端末機器を用いた通信機器システム
JP2011124760A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2001237921A (ja) 携帯電話機
JP4681973B2 (ja) 携帯端末機
JP5077678B2 (ja) 通信端末装置及びプログラム
KR100731020B1 (ko) 단말기의 에이전트 등장 결정 방법 및 에이전트 표시기능을 갖는 단말기
JP2009188903A (ja) 携帯通信端末及びその制御プログラム
US20080064387A1 (en) Apparatus and method for automatically enabling cell phone ringing or beeping
JP2006237672A (ja) 携帯通信端末
JP3716194B2 (ja) 携帯電話装置およびその動作モード解除方法、並びにプログラム
JP2006141679A (ja) 介護用端末および介護用通報システム
JP4059820B2 (ja) 移動通信装置、動作モード設定方法、動作モード設定プログラム
JP2006270727A (ja) 携帯端末
JP4655010B2 (ja) 携帯端末装置および着信報知制御プログラム
JP5992753B2 (ja) 携帯電子機器、制御方法、制御プログラム及び制御システム
JP2012049896A (ja) 端末装置及びその着信通知方法並びにそのプログラム
JP2005303864A (ja) 携帯電話機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070918

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071009

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20091002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100526