JP5242935B2 - 電子音受信通知システム - Google Patents

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本発明は、家電機器等が動作時に報知等として発する電子音や、火災警報器等が異常発生時に警報として発する電子音を判別し、使用者が認識しやすい方法で通知する電子音受信通知システムに関する。
近年、住宅内で使用されるほとんどの家電機器や警報器等は内部に電子音を発する回路を備え、操作時や動作時、あるいは異常発生時等の場面で電子音を用いて報知や警告等を行っている。
また、機器毎にマイクを設置し、機器が発した電子音を捕捉した時に使用者へ通知する信号装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開平9−198081号公報
しかしながら、家電機器や警報器等が発する電子音は一般的に高音であり、聴力が低下した高齢者には聞き取りづらい周波数の場合が多い。
また、それぞれの機器が発する電子音は似かよった音色であるため、どの機器が電子音を発しているのか判別が困難な場合もある。
特許文献1の装置においては、それぞれの機器にマイクや通知機能を有する信号装置の設置を必要とするため、多数の機器に対応しようとすると機器数に応じた信号装置が必要になり、それを管理するのは困難であり、且つ費用も多く必要である。
本発明は、1つのマイクで複数の機器の電子音を判別して通知することを可能にする電子音判別通知システムを提供することを目的とする。
本発明は電子音受信通知システムを提供する。本発明は、機器が発する鳴動音を受信する鳴動受信装置と、鳴動受信装置からの情報に基づき機器の鳴動を通知する鳴動通知装置とを分離配置した電子音受信通知システムに於いて、
鳴動受信装置は、
所定の機器の鳴動音信号をデジタル変換した基準鳴動データを、前記所定の機器の鳴動機器識別情報に対応して予め登録した第1メモリテーブルと、
設置場所でマイクにより出力される複数の機器の各鳴動音信号をデジタル変換した基準鳴動データを、予め定めた鳴動機器識別情報に対応して第1メモリテーブルに追加登録能な鳴動データ登録部と、
マイクにより出力される鳴動音信号の出力レベルが予め設定した閾値を超えた場合に、当該鳴動信号をデジタル変換した鳴動データと第1メモリテーブルに登録された基準鳴動データとを比較し、一致した場合に対応する鳴動機器識別情報を鳴動通知装置に送信する鳴動判別部と、
を備え、
鳴動通知装置は、
第1メモリテーブルの各鳴動機器識別情報に対応して機器の鳴動内容を示す音声データを予め登録した第2メモリテーブルと、
鳴動受信装置から鳴動機器識別情報を受信した際に、第2メモリテーブルから対応する音声データを読み出して音声出力する音声通知部と、
を備え、
鳴動受信装置の鳴動判別部は、前記鳴動信号の出力レベルが前記閾値を越えた状態で前記マイクにより出力される鳴動音信号の出力レベルの変化を観察し、当該出力レベルが大きく増加した際に、前回の鳴動データと現在の鳴動データとの差分データを生成し、前記差分データと前記第1メモリテーブルに登録された基準鳴動データとを比較し、一致した場合に対応する鳴動機器識別情報を前記鳴動通知装置に送信することを特徴とする。
ここで鳴動受信装置の鳴動データ登録部は、所定の機器として火災警報器を含む緊急度の高い警報を発する機器の基準鳴動データを第1メモリテーブルに予め登録する。

また鳴動受信装置の鳴動判別部は、鳴動鳴動信号の出力レベルが閾値を越えた状態でマイクにより出力される鳴動音信号の出力レベル変化を観察し、当該出力レベルが大きく増加が大きく増加した際に、前回の鳴動データと現在の鳴動データとの差分データを生成し、差分データ第1メモリテーブルに登録された基準鳴動データと比較し、一致した場合に対応する鳴動機器識別情報を鳴動通知装置に送信する。

更に鳴動受信装置は、設置場所でマイクにより出力されるバックグランドノイズ信号をデジタル変換して保持し、デジタル変換した鳴動音信号から当該バックグラウンドノイズ成分を除去して基準鳴動データ又は鳴動データを取得する。鳴動通知装置は、鳴動受信装置から鳴動機器識別情報を受信した際に、表示出力又は振動出力を行う通知出力部を備える。

本発明によれば、家電機器や火災警報器等が電子音を発した際に、どの機器が電子音を発したかを容易に判別できるように音声や光や振動によって通知するので、聴力が低下し電子音が聞き取りづらい高齢者であっても容易に機器が電子音を発したことを知ることができる。
更に、マイクを1箇所に設置するだけでどの機器が電子音を発しているかを判別でき、対象となる機器毎に設置する必要がないので多数の機器を容易に且つ低コストで管理できる。
図1は、本発明による電子音受信通知システムの実施形態を示した全体的な装置構成である。
図1において、電子音受信通知システム10は、家電機器や警報器等が発する電子音や警報音等の鳴動を受信する鳴動受信装置30と、鳴動受信装置30からの情報に基づき各機器の鳴動を使用者に通知する鳴動通知装置50で構成され、それぞれ住宅12内の適切な場所に設置される。
図示の例では、鳴動受信装置30は、住宅12内の玄関チャイム18、電話20、冷蔵庫22、火災警報器24、ガス漏れ警報器26の鳴動を受信し易い廊下14の壁面に設置してあり、鳴動通知装置50は、使用者である高齢者が日常的に居る場所である和室16に設置されている。
鳴動受信装置30の設置は、通知する機器の鳴動を受信できる場所であればどこでもよいが、通知する機器それぞれの鳴動が平均して受信できる場所が望ましく、定常的な騒音が少ない場所がより望ましい。
また鳴動通知装置50は、住宅12内の居住者の通常の生活エリアに設置するが、バッテリー駆動とすることで使用者が携帯することも可能である。
鳴動受信装置30は、各機器の鳴動音をマイク44で受信し、その鳴動音信号を出力する音声入力部42と、音声入力部42からの鳴動音信号をデジタル変換した鳴動データの登録と判別を行う制御部32と、制御部32が鳴動データを登録する際に各機器の識別情報と鳴動データとの関連付けの設定を行う設定部46と、機器の鳴動を判別した際にその機器の識別情報を鳴動通知装置50に送信する送信部48で構成される。
制御部32は、音声入力部42からの鳴動音信号を鳴動データにデジタル変換するA/D変換部34と、予め複数の鳴動機器識別情報を定めた第1メモリテーブル40と、A/D変換部34からの鳴動データを設定部46の指定した鳴動機器識別情報に対応する基準鳴動データとして第1メモリテーブル40に登録する鳴動データ登録部36と、基準鳴動データの登録後にマイク44で受信した鳴動音信号をA/D変換部34でデジタル変換した鳴動データと、第1メモリテーブル40に登録してある基準鳴動データとを比較し、一致した場合に対応する鳴動機器識別情報を出力する鳴動判別部38と、鳴動判別部38からの鳴動機器識別情報を鳴動通知装置50に送信する送信部48を備える。
設定部46は、鳴動データ登録部36が第1メモリテーブル40に鳴動データを登録する際に鳴動機器識別情報との関連付けを設定する図示しない入力装置、例えばメニューや機器名を表示するLCD等と、「選択」、「決定」、「キャンセル」、「登録」等の設定ボタンを備えている。
また制御部32は、CPU、ROM、RAMを備えたコンピュータのハードウェアで実現され、コンピュータの起動時に、ROMからRAMにOS及びアプリケーションプログラムを読み出し配置してCPUにより実行することで、A/D変換部34、鳴動データ登録部36及び鳴動判別部38の機能が得られる。また第1メモリテーブル40は、ROMあるいはEEPROM等の書き換え可能な記憶装置に記憶されおり、コンピュータの起動時にRAMに読み出し配置されて使用される。
鳴動通知装置50は、鳴動受信装置30から受信した鳴動機器識別情報を出力する受信部62と、受信部62からの鳴動機器識別情報に基づき通知処理を行う制御部52と、制御部52が出力したアナログ変換された音声データを増幅してスピーカ66から出力する音声出力部64と、更に、制御部52が通知処理をする際に音声出力に加えて表示出力及び振動出力する表示部68と振動部70で構成される。
制御部52は、受信部62から入力された鳴動機器識別情報に対応して機器の鳴動内容を示す音声データを予め登録した第2メモリテーブル60と、鳴動受信装置30から鳴動機器情報を受信した際に、第2メモリテーブル60から読み出した鳴動機器情報に対応する音声データをD/A変換部54でアナログ変換した音声データを音声出力部64に出力する音声通知部56と、更に、音声出力に加えて機器毎に異なる表示出力及び振動出力を行う通知出力部58を備える。
表示部68は、通知出力部58からの指示に従い、例えばLED等の表示灯を通知する機器毎のパターンで点滅させ、振動部70も同様に、通知出力部58からの指示に従い、例えばバイブレータ等を通知する機器毎のパターンで振動させる。
なお、図1には示していないが、表示出力及び振動出力を行うか、あるいは行わないかを設定する通知出力設定部を設けてもよい。
また制御部52は、CPU、ROM、RAMを備えたコンピュータのハードウェアで実現され、コンピュータの起動時に、ROMからRAMにOS及びアプリケーションプログラムを読み出し配置してCPUにより実行することで、D/A変換部54、音声通知部56及び通知出力部58の機能が得られる。また第2メモリテーブルは、ROM等の記憶装置に記憶されおり、コンピュータの起動時にRAMに読み出し配置されて使用される。
図2に、図1に示す本実施形態の第1メモリテーブル40に記憶されたテーブルの例を示す。
図2(A)(B)において、第1メモリテーブル40はIDをキーとして、鳴動機器識別情報と基準鳴動データをフィールドとした複数のレコードからなる。IDは数値であり、鳴動機器識別情報としては機器の名称あるいは識別子が予め記憶されており、基準鳴動データは家電機器や警報器等が発する電子音等の鳴動をデジタル変換したデータである。
図示の例では、ID「1」「2」「3」は基準鳴動データを使用者が登録可能なユーザー登録エリアであり、ID「4」「5」は予め基準鳴動データが記憶されたデフォルト登録エリアである。なお、レコードの数はこれに限定されず幾つでも構わない。
ID「1」レコードは玄関チャイム、ID「2」レコードは電話、ID「3」レコードは冷蔵庫の基準鳴動データを登録可能であり、ID「4」レコードは火災警報器、ID「5」レコードガス漏れ警報器の基準鳴動データが予め記憶されている。なお、鳴動機器識別情報を設定してある機器はこれに限定されない。

ここで、予め基準鳴動データが記憶されている機器としては、火災警報器やガス漏れ警報器等の緊急度の高い警報を発するものである。特に、高齢者や聴覚障害者等は機器の発する鳴動を登録することが困難であることから、緊急度の高い警報を発するこれらの機器は登録作業を行わなくともすぐに使用できるようにしてある。
図2(A)は、ユーザーが各機器の鳴動を登録する以前の状態を示し、ID「1」「2」「3」レコードの基準鳴動データフィールドにデータは記憶されていない。ID「4」レコードには火災警報器の「ウ〜ウ〜、火事です、火事です」、ID「5」レコードにはガス漏れ警報器の「ビービー、ガスが漏れています」という警報音をデジタル変換した基準鳴動データが登録されている。
図2(B)は、ユーザーが各機器の鳴動を登録した後の状態を示し、ID「1」レコードには玄関チャイムの「ピンポーン」、ID「2」レコードには電話の「ルルル〜、ルルル〜」、ID「3」レコードには冷蔵庫の「ピッピッピッピッ」という電子音をデジタル変換した基準鳴動データが記憶されている。
図3は、図1に示す本実施形態の第2メモリテーブル60に記憶されたテーブルの例である。
第2メモリテーブル60は、IDをキーとして鳴動機器識別情報と音声データをフィールドとした複数のレコードからなる。IDは数値であり、図2に示す第1メモリテーブル40と同じ鳴動機器識別情報が予め記憶されており、音声データは鳴動機器識別情報に対応して機器の鳴動内容を示すデジタル変換したデータである。
図示の例では、ID「1」レコードには「お客さんが来ました」、ID「2」レコードには「電話が鳴っています」、ID「3」レコードには「冷蔵庫が開いています」、ID「4」レコードには「火災警報が出ています」、ID「5」レコードには「ガス漏れ警報が出ています」という音声メッセージをデジタル変換した音声データが記憶されている。
図4は、図1に示す鳴動受信装置30の処理手順を示すフローチャートである。
まず、鳴動受信装置30の電源が投入されると制御部32において処理が開始され、ステップS1で設定部46において登録処理のスタートが選択されたか否かを判別し、登録スタートと判定するとステップS2に進んで鳴動データ登録部36において登録処理を実行し、登録スタートでない場合はステップS3に進み鳴動判別部38において判別通知処理を実行する。
ステップS4で停止指示があるか否かを判別し、停止指示を判定すると処理を終了し、停止でない場合はステップS1に戻る。
図5は、図4におけるステップS2の登録処理の詳細な手順を示したフローチャートである。図5において、まずステップS1で図1に示すマイク44が拾うバックグランドノイズを検出しておく。音声入力部42から入力されたバックグランドノイズは図1に示A/D変換部34でデジタル変換され、一時的に保持される。

次に、ステップS2で基準鳴動データを登録する機器を選択することで、図2に示す第1メモリテーブル40の何れかのレコードが選択される。この操作は、図1に示す設定部46の表示部に表示されている登録可能な機器名から、選択ボタンで目的の機器を選択し、確定ボタンを押して確定することでなされる。
続いて、ステップS3で設定部46の登録ボタンが押されたか否かを判別し、登録スタートを判定すると、ステップS4で鳴動データを取得し、ステップS5で第1メモリテーブル40に登録される。
詳細には、設定部46の登録ボタンを押した後に、登録する機器で目的の電子音を発する操作を行い、音声入力部42のマイク44で電子音を集音し鳴動音信号を取得する。取得した鳴動音信号は、A/D変換部34でデジタル変換し、ステップS1において検出したバックグランドノイズ成分を除去し鳴動データを取得し、ステップS2において選択されたレコードの基準鳴動データフィールドに記憶される。
ステップS6で、登録作業終了後に設定部46から次の機器の基準鳴動データを登録する指示があるか否かを判別し、登録指示を判定したらステップS2に戻り次の機器の登録作業を繰り返し、次の機器の登録指示がなければ保持してあるバックグランドノイズのデータを破棄し、図4に示すフローチャートのステップS2に処理を戻す。
図6は、図4におけるステップS3の判別通知処理の詳細な手順を示したフローチャートである。図6において、まずステップS1で図1に示すマイク44が拾うバックグランドノイズを検出しておく。音声入力部42から入力されたバックグランドノイズは図1に示すA/D変換部34でデジタル変換され保持される。
次に、ステップS2で所定のインターバルでマイク44の出力レベルが予め設定してある閾値を超えたか否かを判別し、超えた場合はステップS3で音声入力部42からの鳴動音信号をA/D変換部34でデジタル変換し、ステップS1において検出したバックグランドノイズ成分を除去して鳴動データを取得し、続いてステップS4で鳴動判別処理を実行する。
図7は、図6におけるステップS4、及び後述のステップS7の鳴動判別処理の詳細な手順を示したフローチャートである。
まず、ステップS1で検索用カウント値を初期化する。具体的には、図2(B)に示す第1メモリテーブル40のキーであるIDをカウント値とし、カウント値に「1」を代入する。
次に、ステップS2で図6に示すフローチャートのステップS3で取得した鳴動データと、第1メモリテーブル40に記憶されたIDが「1」のレコードの基準鳴動データを比較し、ステップS3で一致するか否かを判別する。
ステップS3で一致した場合は、ステップS4で第1メモリテーブル40に記憶されたIDが「1」のレコード、実施例では「玄関チャイム」の鳴動機器識別情報を図1に示す送信部48から送信し、処理を図6に示すフローチャートのステップS4に戻す。
ステップS3で一致しなかった場合は、ステップS5でカウント値を「1」カウントアップし、ステップS6でそのIDの値が第1メモリテーブル40のIDの最大値、図2に示す実施例においては「5」以下であれば、再度ステップS2に戻り鳴動データと基準鳴動データを比較する。
このステップS2、S3、S5、S6における鳴動データと基準鳴動データの比較を順次行い、ステップS6でIDの値が第1メモリテーブル40のIDの最大値、図2に示す実施例においては「5」を超えた時点で、鳴動データに一致する基準鳴動データが存在しない、すなわちこの鳴動データは第1メモリテーブル40に登録されていない鳴動であるか、登録されている機器であっても鳴動データの取得に失敗したと判断し、鳴動機器識別情報を送信せずに処理を図6に示すフローチャートのステップS4に戻す。
再び図6のフローチャートを参照するに、ステップS4の鳴動判別処理に続きステップS5で所定のインターバルでマイク44の出力レベルの変化を観察し、出力レベルが大きく増加したら他の機器の鳴動による増加と判断し、ステップS6に進む。
ステップS6で、図1に示す音声入力部42からの鳴動音信号をA/D変換部34でデジタル変換し、ステップS1において検出したバックグランドノイズ成分を除去し鳴動データを取得し、出力レベル変化前の鳴動データを現在の鳴動データから差し引いて差分データを生成し、続いてステップS7でステップS4と同じ鳴動判別処理を実行する。
ステップS7の鳴動判別処理が終了した後、及びステップS5でマイク44の出力レベルの増加がなかった場合は、ステップS8においてマイク44の出力レベルが予め設定してある閾値以下に戻ったか否かを判別し、閾値以下でない場合はステップS3に戻り、閾値以下の場合は判別通知処理を終了し、処理を図4に示すフローチャートのステップS3に戻す。
図8は、図1に示す鳴動通知装置50の処理手順を示すフローチャートである。
まず、鳴動通知装置50の電源が投入されると制御部52において処理が開始され、ステップS1で図1に示す受信部62に鳴動受信装置30からの信号受信があるか否かを判別し、受信されていればステップS2で鳴動機器識別情報を復調する。
次に、ステップS3で図1に示す音声通知部56は、図3に示す第2メモリテーブル60のレコードを順次走査し、ステップS2で復調した鳴動機器識別情報に一致するレコードの音声データを図1に示すD/A変換部54でアナログ変換し、音声出力部64で増幅してスピーカ66から音声メッセージとして出力する。
通知出力部58は、ステップS4で図1に示す表示部68による表示出力をする選択がされているかを判定し、表示出力が選択されていればステップS5で表示部68のLED等の表示灯を機器毎のパターンで点滅させる。更に、ステップS6で図1に示す振動部70による振動出力をする選択がされているかを判定し、振動出力が選択されていればステップS7で振動部70のバイブレータ等を機器毎のパターンで振動させる。
ステップS8で停止指示があるか否かを判別し、停止指示を判定すると処理を終了し、停止でない場合はステップS1に戻る。
なお、上記の実施形態は、鳴動受信装置30から鳴動通知装置50に鳴動機器識別情報を無線で通知する場合を例にとっているが、有線で通知するようにしても良い。
また本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
本発明による電子音受信通知システムの実施形態を示した説明図 図1に示す第1メモリテーブルの説明図 図1に示す第2メモリテーブルの説明図 図1に示す鳴動受信装置の処理手順を示すフローチャート 図4に示す登録処理の詳細な手順を示すフローチャート 図4に示す判別通知処理の詳細な手順を示すフローチャート 図6に示す鳴動判別処理の詳細な手順を示すフローチャート 図1に示す鳴動通知装置の処理手順を示すフローチャート
符号の説明
10:電子音受信通知システム
12:住宅
14:廊下
16:和室
18:玄関チャイム
20:電話
22:冷蔵庫
24:火災警報器
26:ガス漏れ警報器
30:鳴動受信装置
32:制御部
34:A/D変換部
36:鳴動データ登録部
38:鳴動判別部
40:第1メモリテーブル
42:音声入力部
44:マイク
46:設定部
48:送信部
50:鳴動通知装置
52:制御部
54:D/A変換部
56:音声通知部
58:通知出力部
60:第2メモリテーブル
62:受信部
64:音声出力部
66:スピーカ
68:表示部
70:振動部

Claims (4)

  1. 機器が発する鳴動音を受信する鳴動受信装置と、前記鳴動受信装置からの情報に基づき機器の鳴動を通知する鳴動通知装置とを分離配置した電子音受信通知システムに於いて、
    前記鳴動受信装置は、
    所定の機器の鳴動音信号をデジタル変換した基準鳴動データを、前記所定の機器の鳴動機器識別情報に対応して予め登録した第1メモリテーブルと、
    設置場所でマイクにより出力される複数の機器の各鳴動音信号をデジタル変換した基準鳴動データを、予め定めた鳴動機器識別情報に対応して前記第1メモリテーブルに追加登録可能な鳴動データ登録部と、
    前記マイクにより出力される鳴動音信号の出力レベルが予め設定した閾値を超えた場合に、当該鳴動信号をデジタル変換した鳴動データと前記第1メモリテーブルに登録された基準鳴動データとを比較し、一致した場合に対応する鳴動機器識別情報を前記鳴動通知装置に送信する鳴動判別部と、
    を備え、
    前記鳴動通知装置は、
    前記第1メモリテーブルの各鳴動機器識別情報に対応して機器の鳴動内容を示す音声データを予め登録した第2メモリテーブルと、
    前記鳴動受信装置から前記鳴動機器識別情報を受信した際に、前記第2メモリテーブルから対応する音声データを読み出して音声出力する音声通知部と、
    を備え、
    前記鳴動受信装置の鳴動判別部は、前記鳴動信号の出力レベルが前記閾値を越えた状態で前記マイクにより出力される鳴動音信号の出力レベルの変化を観察し、当該出力レベルが大きく増加した際に、前回の鳴動データと現在の鳴動データとの差分データを生成し、前記差分データと前記第1メモリテーブルに登録された基準鳴動データとを比較し、一致した場合に対応する鳴動機器識別情報を前記鳴動通知装置に送信することを特徴とする電子音受信通知システム。
  2. 請求項1記載の電子音受信通知システムに於いて、前記鳴動受信装置の鳴動データ登録部は、前記所定の機器として火災警報器を含む緊急度の高い警報を発する機器の基準鳴動データを前記第1メモリテーブルに予め登録したことを特徴とする電子音受信通知システム。
  3. 請求項1記載の電子音受信通知システムに於いて、前記鳴動受信装置は、前記設置場所でマイクにより出力されるバックグランドノイズ信号をデジタル変換して保持し、前記デジタル変換した鳴動音信号から当該バックグランドノイズ成分を除去して前記基準鳴動データ又は鳴動データを取得することを特徴とする電子音受信通知システム。
  4. 請求項1記載の電子音受信通知システムに於いて、前記鳴動通知装置は、更に、前記鳴動受信装置から前記鳴動機器識別情報を受信した際に、表示出力又は振動出力を行う通知出力部を備えたことを特徴とする電子音受信通知システム。
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