JP2002236985A - 音声報知装置、音声報知システム及び音声報知プログラム - Google Patents

音声報知装置、音声報知システム及び音声報知プログラム

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JP2002236985A
JP2002236985A JP2001032174A JP2001032174A JP2002236985A JP 2002236985 A JP2002236985 A JP 2002236985A JP 2001032174 A JP2001032174 A JP 2001032174A JP 2001032174 A JP2001032174 A JP 2001032174A JP 2002236985 A JP2002236985 A JP 2002236985A
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Eiji Nakazawa
英二 中澤
Tomoaki Okubo
智明 大久保
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】アラーム音が発生した際に、具体的に何が起こ
っているかを自動的に判断して、利用者にその意味を伝
えることができるアラーム音の音声報知装置を提供する
こと。 【解決手段】 パソコンなどの情報端末8の記憶装置7
には、インターネット10を介して送られてくる、監視
対象となる機器(アラーム音源1、2、3)のアラーム
音情報とそれを変換した音声情報とが記憶され、その情
報は更に通報装置6に送られる。通報装置6のアラーム
音分析手段4は、上記監視対象となる機器からアラーム
音を受け入れて分析しアラーム音情報を出力し、対応す
る音声情報を通報発生手段5から出力させる。これによ
り、多数の電気機器のアラーム音を自動的に識別し、そ
の意味を表す音声等に変換して利用者に伝えるので、利
用者はアラーム音の意味をすばやく容易に知ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種機器などが発す
るアラーム音を所定の音声データに変換して出力するア
ラーム音の音声報知装置、音声報知システム及び音声報
知プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭では様々な電気製品及び電子機
器(以下、電気製品や電子機器を単に「機器」と称呼す
る。)を使用している。これらの機器は動作中に所定の
条件や状態になるとそれぞれ固有のアラーム音を発生さ
せる。例えば電子レンジでは、料理が出来上がるとアラ
ームが鳴り、そのまま放置しておくと、一定時間おきに
アラームが繰り返して鳴る。冷蔵庫の場合、ドアを半開
きにしておくとアラームが鳴る。また、ガスレンジで空
焚きをすると警報のためにアラームが鳴る。電池式の電
子機器、例えば火災報知器の場合は、火災が発生した時
だけでなく電池切れの場合にも電池交換を促す為に火災
発生の時とは異なる音でアラームが鳴る。このように様
々な機器にはそれぞれ利用者の注意を喚起して機器を快
適に安心して利用できるような仕組みが設けられてい
る。上記の場合、アラーム音は単一周波数で報音された
り、或いはいくつかの周波数の組み合わせで発生された
りするものであり、又、周波数や発生間隔を異ならせる
などしてどのような条件でのアラーム音であるかを区別
させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。機器によってアラーム音は様々であるが、一般に小
さな音量の電子音が利用されており、人の耳でその違い
を聞き分けることは容易でない。又、どのような場合に
どのような鳴り方をするのかを常に覚えておくことは困
難である。従って、通常鳴らないアラーム音が突然鳴り
出した時、どの機器がアラーム音を発生しているか、
又、そのアラーム音が何を意味しているのかがわかりに
くい。どの機器がアラーム音を発生しているのかがわか
らないうちに、そのアラーム音が鳴り終わってしまい、
対応が遅れることもある。また、例えば電池式の火災報
知器の場合には、電池切れの警報であるにもかかわら
ず、火災発生の警報と誤解してあわててしまうこともあ
る。
【0004】このようなことを防止するため、機器自体
から、所定周波数のアラーム音でなく音声によって報知
の内容を言葉で発生させて直接知らせるものも多々ある
が、音声出力させるためには、音声合成回路や大型のス
ピーカ等を必要とするため、機器自体が大型化したり、
高価なものになってしまう欠点があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するために成され
たもので、各機器のアラーム音が発生した際に、具体的
に何が起こっているかを自動的に判断して、利用者にそ
の意味を伝えることができるアラーム音の音声報知装
置、音声報知システム及び音声報知プログラムを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による音
声報知装置は、アラーム音情報を記憶するアラーム音情
報記憶領域と前記アラーム音情報に対応した音声情報を
記憶する音声情報記憶領域とが対応づけて設けられた記
憶装置と、監視対象となる機器からのアラーム音を分析
し分析アラーム音情報を出力するアラーム音分析手段
と、このアラーム音分析手段から出力された前記分析ア
ラーム音情報と同一の情報が前記記憶装置の前記アラー
ム音情報記憶領域に記憶されているか否か検出する検出
手段と、この検出手段によって記憶されていることが検
出された際に対応する音声情報記憶領域に記憶されてい
る音声情報を読み出して音声出力する音声発生手段とを
備えたことを特徴とする。
【0007】このような構成とすることにより、アラー
ム音が発生されると直ちにそのアラーム音の意味する内
容を音声で知ることが出来、迅速な対応がとれるもので
ある。
【0008】又、請求項6の発明による音声報知システ
ムは、アラーム音情報を記憶するアラーム音情報記憶領
域と前記アラーム音情報に対応した音声情報を記憶する
音声情報記憶領域とが対応づけて設けられた記憶装置
と、監視対象となる機器からのアラーム音を分析し分析
アラーム音情報を出力するアラーム音分析手段と、この
アラーム音分析手段から出力された前記分析アラーム音
情報と同一の情報が前記記憶装置の前記アラーム音情報
記憶領域に記憶されているか否か検出する検出手段と、
この検出手段によって記憶されていることが検出された
際に対応する音声情報記憶領域に記憶されている音声情
報を読み出して音声出力する音声発生手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0009】このようなシステム構成とすることによっ
ても、アラーム音が発生されると直ちにそのアラーム音
の意味する内容を音声で知ることが出来るもので迅速な
対応がとれるものである。
【0010】請求項11の音声報知システムは、アラー
ム音情報及び音声情報の記憶手段を備え機器から発生さ
れたアラーム音が前記アラーム音情報と一致している際
には前記音声情報を読み出して音声出力する音声出力装
置と、この音声出力装置の前記記憶手段に前記アラーム
音情報及び音声情報を供給するサーバ装置とからなる音
声報知システムであって、前記サーバ装置が、機器毎の
アラーム音情報及び対応する音声情報を記憶する記憶装
置と、前記音声出力装置を有するユーザーよりネットワ
ークを介して機器情報を受信する受信手段と、 この受
信手段により受信した機器情報に基づき前記記憶手段か
ら前記機器に対応するアラーム音情報及び音声情報を読
み出して前記ユーザーに送信する送信手段と、を備えて
いることを特徴とする。
【0011】即ち、この音声報知システムは、音声出力
するための音声情報をネットワーク上のサーバー装置か
ら取得できるようにしたもので、ユーザーの使用してい
る機器がどのような種類の機器であってもサーバー装置
から容易に取得出来るものである
【0012】尚、請求項16及び請求項17は、上述し
た音声報知装置或いは音声報知システムで使用されるプ
ログラムを特徴としているものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。
【0014】図1は本発明によるアラーム音の音声報知
システムの具体例を示すブロック図である。図のように
ユーザー(使用者)の各家庭内には、例えば冷蔵庫1、
電子レンジ2あるいは洗濯機3のようなアラーム音の発
生源である電気製品、或いは図示していないが火災報知
機やパソコン(パーソナルコンピュータ)等のようなア
ラーム音を発生する電子機器がある(以下においても、
電気製品や電子機器を、単に「機器」と称呼する。)。
尚、本発明においてアラーム音とは、単一周波数、或い
はいくつかの周波数の組み合わせで発生される音であ
り、音声(言語)以外の報知音を意味する。
【0015】例えば冷蔵庫1の扉が半開きの場合には
「ピー、ピー、……」と言ったアラーム音が鳴り、電子
レンジ2の料理の出来上がった場合などは所謂「チン」と
言ったアラーム音で報知がなされる。洗濯機3の場合
は、洗濯の終了やその他途中のすすぎなどを通報するた
めにアラーム音を発する。このようなアラーム音が発生
された際に、そのアラーム音を音声に変換して音声報知
する為に、アラーム音分析手段4や通報発生手段5を備
える通報装置6がユーザーの家庭内に設けられている。
アラーム音分析手段4はアラーム音を電気信号に変換し
て分析処理し、ディジタル信号化したアラーム音情報を
得るものである。また、この分析結果に基づいてそのア
ラーム音に対応する音声を発するために通報発生手段5
が設けられている。
【0016】これらアラーム音分析手段4や通報発生手
段5を備える通報装置6は、コンピュータの機能を持
ち、アラーム音分析手段4や通報発生手段5は、コンピ
ュータプログラムの機能ブロックとして動作する。なお
通報装置6には、ユーザーの所有する、記憶装置7を備
えた例えばパソコン或いは電話機等の情報端末8が接続
されている。記憶装置7には、アラーム音情報とそのア
ラーム音情報を変換した結果を表す通報情報(音声情
報)とを対応付けた情報が、後述するネットワーク10
を介して記憶される。アラーム音情報と通報情報の詳細
については後に図を用いて詳細に説明する。
【0017】情報端末8は、公衆回線やインターネット
等のネットワーク10に接続され、各種情報を送受信す
るように構成されている。図のネットワーク10には、
こうした情報を提供するサービス業者サーバ9と冷蔵庫
1や洗濯機3などの機器メーカ、例えばメーカA、メー
カB、メーカCの端末a、b、c、…とが接続されてい
る。
【0018】すなわちメーカの端末a、b、c…からメ
ーカA、メーカB、メーカC、…がそれぞれ発売した機
器のアラーム音の情報とそのアラーム音に対応する通報
の内容とを示す言語の音声データがサービス業者サーバ
9に提供され、サーバ9に記憶保持される。この記憶保
持されたデータの内、必要なものがネットワーク10及
び各家庭の情報端末8に送られ記憶装置7に記憶され
る。上記のようなシステムによって、家庭内のいずれか
の機器がアラーム音を発生した際には、どの機器のどの
ような種類のアラーム音であるかを通報装置6のアラー
ム音分析手段4が分析し、その結果を、通報発生手段5
が、例えば「冷蔵庫の扉が開いています。」という音声を
発生して通報するものである。以下、本発明の詳細をよ
り具体的に説明する。
【0019】図2は、サービス業者サーバ9の具体的な
構成を説明する説明図である。サービス業者サーバ9の
内部の信号線(バス)20には、図のようにウエブサー
バ11、電子メールサーバ12、管理処理サーバ13な
どのサーバと記憶装置100が接続されている。また、
記憶装置100は、ウエブデータメモリ14、メールデ
ータメモリ15、音声データメモリ16、その他のデー
タメモリ17などから構成される。
【0020】ここでウエブサーバ11は、ウエブデータ
メモリ14に記憶されているウエブデータをネットワー
ク10を通じて送信し、例えば各家庭の端末装置8、或
いはメーカ端末a、b、cに閲覧(表示)させる機能を
有する。これはサービス業者サーバ9のサイト(ホーム
ページ)で、サービス業者のサービス内容を紹介した
り、あるいは電気機器メーカからデータを受け入れる案
内を表示したり、各家庭に対し情報を提供するページを
閲覧させたりする機能である。電子メールサーバ12
は、各メーカからの電子メールを受信してメールデータ
メモリ15に記憶させたり、顧客である機器のユーザー
からメールを受信したり或いはユーザーへメールデータ
メモリ15に記憶されているメーカの情報を電子メール
で通知したりするために使用される。管理処理サーバ1
3は、サーバ9全体の管理及び各種処理を行うものであ
る。
【0021】図3は、サービス業者サーバ9のうち、上
記管理処理サーバ13のハードウエア構成を示すブロッ
ク図である。尚、ウエブサーバ11及び電子メールサー
バ12も図3と同様なハードウエア構成となっている。
しかして、図に示すように管理処理サーバ13は、CP
U(中央処理装置)21、RAM(ランダム・アクセス
・メモリ)22、キー入力部23、通信入出力部24、
プログラムメモリ25、駆動回路26、表示装置28及
び電源回路29を備えている。
【0022】CPU21は、演算処理装置であって管理
処理サーバ13の動作全体を制御する。RAM22は、
演算途中データや演算結果データ、表示データ、送受信
データ等を記憶するためのメモリである。プログラムメ
モリ25は、例えばROM(リード・オンリ・メモリ)
等から構成され、CPU21の基本的な動作を制御する
各種プログラムデータ、演算処理に使用される演算デー
タやパラメータを記憶するメモリである。
【0023】キー入力部23は、各種データやコマンド
などを入力するキーボードやマウスなどのマンマシンイ
ンターフェイスからなる。通信入出力部24は、ネット
ワーク10と接続されてデータの送受信を行う機能を持
つ。駆動回路26は、データ書き込み可能なCD―RO
M(CD−R、CD−RW)や磁気ディスク、ICカー
ドなどの記憶媒体27に対して各種情報を記録させる機
能及び各種情報を読み出す機能を有する。表示装置28
は、操作状況や記憶又や読み出した情報を表示するため
のもので、例えば液晶表示装置やCRT(カソードレイ
チューブ)などから構成される。電源回路29は、管理
処理サーバ13の各部に駆動電圧を供給するための回路
であり、商用交流電源を取りこむ為のコンセント29A
が設けられると共に、商用交流電源が停電によって供給
されなくなった場合でも、管理処理サーバ13各部に、
常時、無停電で電源供給が出来るように補助電池電源2
9Bを備えている。
【0024】図4は、サービス業者サーバ9の音声デー
タメモリ16(図2)の記憶領域及びその記憶内容を示
す説明図である。図のように、音声データメモリ16
は、メーカ名記憶部161、製品名記憶部162、型番
記憶部163、アラーム音情報記憶部164、及び音声
情報(通報情報)記憶部165から構成される。メーカ
名記憶部161には、機器のメーカの名前が表示され
る。なお、ここでいうメーカ名は、実際に機器を製造し
た会社名だけでなく販売会社などで有ってもよいもの
で、例えば機器が輸入品であれば輸入代理店、輸入代理
会社などであってもよいものである。製品名記憶部16
2には、例えば洗濯機とかガスレンジ、ガス警報器、冷
蔵庫といった電気製品、電子機器の一般的な商品名称が
記憶される。型番記憶部163には、メーカがそれぞれ
の機器に付けた機種番号、モデル番号、製品番号等が記
憶される。アラーム音情報記憶部164には、機器が発
生するアラーム音の周波数とか、報音時間、報音間隔な
どの情報が記憶されるもので、これらについては詳細を
後述する。音声情報記憶部165には、音声発生のため
の波形情報などがデジタル情報の形で記憶されるている
ものであり、例えば、アラーム音が洗濯完了を報知する
ものであれば、例えば「洗濯が終わりました」という音声
発生のための波形のデジタル情報が記憶されているもの
である。
【0025】図5は、通報装置6の具体的なハードウエ
アブロック図である。この通報装置6はCPU121、
RAM(ランダムアクセスメモリ)122、表示装置1
28、通信制御部124、プログラムメモリ125、駆
動回路126、キー入力部123、電源回路129、マ
イク(マイクロフォン)131、音分析回路132、音
声発生回路133及びスピーカ134を備え、各部はバ
ス120で接続されている。プログラムメモリ125
は、ROMなどから構成されCPU121が処理を実行
するためのコンピュータプログラムデータ、演算用デー
タ、パラメータ等が記憶されている。RAM122は、
演算途中データや演算結果データ、表示データ、送受信
データ等を記録するメモリである。
【0026】表示装置128は、通報装置6の動作状態
や各種情報などを表示するもので液晶表示装置やCRT
(カソードレイチューブ)などから構成される。キー入
力部123は、この通報装置6を操作して様々な処理を
実行させるためのキーボードやマウスなどからなる。通
信制御部124は、情報端末8と情報の授受を行う為の
制御部である。電源装置129は、各部に駆動電圧を供
給するための回路であり、商用交流電源を取りこむ為の
コンセント129Aが設けられ、又、商用交流電源が停
電によって供給されなくなった場合、各部に常に電源供
給が出来るように補助電池電源129Bを備えている。
駆動回路126には、図3で示した記憶媒体27が装着
出来るようになっており、駆動回路126は装着された
記録媒体27に記憶された情報の読み出し、及び記録媒
体27への情報の書き込みを行わせる回路である。
【0027】マイク131は、周囲の音を電気的な音波
形信号に変換して音分析回路132に供給する。音分析
回路132は、供給された音波形信号を分析し、その周
波数とその継続時間とを測定し周波数が変化する毎に、
それまでの周波数データとその周波数での継続時間デー
タとを出力する。例えば、アラーム音が、「ピー」という
音が1秒鳴り、無音時間が0.5秒あった後、「ビー」と
いう音が「0.5秒」鳴り、その後1秒無音の後、最初の
「ピー」という音から再度繰り返される、と言った音の場
合、音分析回路132からは、まず最初の「ピー」という
音が鳴り終わったときに「ピー」という音の周波数情報、
例えば「F0」と、「ピー」という音の継続時間情報「1」秒
が出力され、次に無音時間が0.5秒が経過すると、周
波数情報として無音だったので周波数「0」の情報と、そ
の継続時間無音時間が「0.5」秒の情報が出力され、更
に、「ビー」という音が鳴り止むと「ビー」という音の周波
数情報、例えば「F1」と、「ビー」という音の継続時間情
報「0.5」秒が出力されるものである。
【0028】音声発生回路133は、音声波形のデジタ
ルデータが供給されると、そのデジタルデータからを音
声波形信号を合成し、合成された音声波形信号をスピー
カ134に供給してスピーカ134から比較的大音量の
音声を発生させるものである。
【0029】図1に示した情報端末8に関しては、その
ハードウエア構成は、図3に示したブロック図と同一の
構成になっており、それゆえここでは詳述しない。尚、
図1に示した記憶装置7は、図3のRAM22がこれに
相当するものであり、更に、記憶装置7(RAM22)
に記憶された情報を通報装置6に送ってRAM122に
記憶させるプログラムを有するものである。
【0030】次に、上記のごとく構成されたシステムの
動作を以下に説明する。図6は、図1に示したネットワ
ーク10を通じてユーザーがアラーム音情報と通報情報
とを取得するための操作画面例を示す説明図である。パ
ソコン等の情報端末8のキー操作によってネットワーク
10を通じてサービス業者サーバ9と接続する。そして
サービス業者サーバ9が提供するホームページ(ウエブ
ページ)を参照する。このウエブページの内容は情報端
末8の表示装置に表示される。図6の(a)に示す表示
ページ51には、アラーム音を発生する機器の名称、即
ち製品名が表示される。この中で、例えば、ユーザー自
身が所有する冷蔵庫のアラーム音を通報装置6で監視し
たい場合には、冷蔵庫のチェックボックスをオン(チェ
ック記号を入力)にする。そして、図示しないページ送
りキーを操作すると、次に(b)に示すページ52が表
示される。ここでは、選択した製品である冷蔵庫のメー
カ名と型番が表示される。サービス業者サーバ9にはあ
らかじめ様々なメーカの冷蔵庫が登録されているから、
そのメーカ名や型番がページ52で表示される。この中
から、ユーザーが所有する冷蔵庫のメーカーで且つ型番
が同じもののチェックボックスをオンにして、該当す
る、即ちユーザー自身の所有する冷蔵庫のメーカ名と型
番の選択をする。そして選択が完了すると、完了ボタン
をクリックする。
【0031】完了ボタンのクリックにより、続いて
(c)に示すページ53が表示される。このページ53
では、ユーザが要求した冷蔵庫のアラーム音情報と通報
情報についてその利用料などを表示する。即ち、ユーザ
はガス警報器と電子レンジと冷蔵庫についてのアラーム
音情報と通報情報とを要求した。その利用料の合計金額
がここに表示される。ユーザがこれを了承すれば、送信
ボタンをクリックする。これによってサービス業者サー
バ9からユーザの情報端末8に対してアラーム音情報と
通報情報とが送信される。この内容は図1に示した記憶
装置7に記憶され、更に、図5に示した通報装置6のR
AM122に記憶される。尚、サービス業者サーバ9か
らユーザの情報端末8に対してアラーム音情報と通報情
報とを送信するに当たり、ユーザーとサービス業者とは
予め利用料の支払い方法をどのようにして行うかを取り
決めるものであるが、ネット上で情報をダウンロード等
する上で、料金の確実な支払方法に関しては公知である
ので詳細な説明は省略する。
【0032】尚、ユーザーは、アラーム音情報と通報情
報とを、ネットワーク10を介してではなく、図3に示
した記憶媒体27に記憶させてもらい、それをユーザー
の自宅などに郵送などで届けてもらうことも出来る。こ
の場合、郵送されてきた記憶媒体27は、図5に示す駆
動回路126に装着させ、更に、RAM122に転送記
憶させて使用することが出来る。
【0033】しかして、図7は、ユーザーの記憶装置7
に記憶され且つ通報装置のRAM122に転送されたア
ラーム音情報と通報情報との具体的な内容を示す説明図
である。図7の(a)は、通報装置6のRAM122の
記憶領域の内容を示すもので、図に示すようにRAM1
22には、一定の報音パターンデータから構成されるア
ラーム音情報を記憶するパターン記憶部122Aと、そ
のアラームが発せられた場合にスピーカ134(図5)
から出力する通報情報(音声情報)を記憶する音声記憶
部122Bとが、1対1で対応付けられて設けられてい
る。1つの機器からは複数のそれぞれ通報内容の異なる
アラーム音が発生されるものであるが、RAM122に
は全てのアラーム音の報音パターン及びそれを変換した
通報情報が記憶される。
【0034】図7(b)は、パターン記憶部122Aに
記憶されたアラーム音情報の具体的な内容を示す説明図
である。アラーム音情報は例えばこの図に示すように周
波数と時間と音の繰り返しパターンの繰り返し回数を含
む情報からなる。この情報は具体的には(c)に示すよ
うな数値データによって記憶される。例えば、図7の
(d)に示すように、周波数がF0の「ピー」という音
の発生時間が1秒、周波数が0(これは無音という意味
である)の期間が0.5秒、周波数がF1の「ビー」と
いう音の発生時間が0.5秒、というような場合には、
(c)に示す様に、「F0」、「1」、「0」、「0.
5」といったデータが記憶される。
【0035】又、例えば、ガス警報機が、ガス漏れを検
知した時、ある周波数でピーという音が1秒間鳴り、
0.5秒間無音状態が続いた後、今度は0.5秒間最初
とは異なる周波数でビーという音が鳴るパターンの音が
発せられ、さらにそのパターンが例えば3回繰り返され
るアラーム音を発生する構成となっている場合には、そ
の繰り返し回数「3」も図7(c)に記憶されている。
通報装置6は、ガス警報機が上記のアラーム音を発生し
たことを検出し、図7の(e)に示すように、「ガス漏
れがあります元栓を締めて下さい。」といった音声メッ
セージを出力する。この音声メッセージが通報情報(音
声情報)であって図1に示す通報装置6のスピーカ13
4から、家庭内のどこにいても聞こえる程度の音量で発
せられる。
【0036】図8は、通報装置6のCPU121によっ
て処理される具体的な動作例を示すフローチャートであ
る。まず、いずれかの機器のアラーム音源からアラーム
音が発せられたとする。この場合にアラーム音分析手段
4はアラーム音を分析して、その周波数とその音が何秒
間鳴り続けたかを検出し、周波数データと時間データと
を出力する。CPU121は、ステップS1でこれを検
出し、ステップS1からステップS2に進む。
【0037】ステップS2は、これ以前の処理におい
て、パターンの一致が既に検出されていたかどうかを判
断するステップである。即ち、RAM122には、図8
の(b)で示すような行アドレスデータ、列アドレスデ
ータ及び回数データをそれぞれ記憶する記憶領域122
c、122d及び122eが設けられている。この場
合、この行アドレスデータというのは、図7(a)に示
した記憶領域の上から順番に番号を付けた領域のアドレ
スデータである。すなわち1行目がA0、2行目がA
1、3行目がA2というのが行アドレスデータである。
列アドレスデータというのは、各行内における、パター
ンデータの位置を示す。具体的には図7の(c)におい
て最初の1組の周波数と時間の組み合わせのデータを記
憶する領域の列アドレスは「1」である。次の2組目の
周波数と時間の組み合わせのデータを記憶する領域の列
アドレスは「2」である。このように1組目、2組目、
3組目といったデータの記憶領域毎に、それぞれ大きな
列アドレスデータとなっている。
【0038】然して、図8(a)のステップS2は、図
8(b)の記憶領域122cに行アドレスデータが記憶
されているか否かを判断するステップである。最初の状
態においては、図8(b)にいずれのデータも記憶され
ていないので、ステップS2では、ノー(N)と判断さ
れてステップS8に進む。ステップS8では、音分析回
路132から入力した周波数データと時間データとの組
み合わせパターンに一致するパターンが、RAM122
のパターン記憶領域122Aの最初の部分に存在するか
否かを判断する。
【0039】すなわち、パターン記憶領域122Aのア
ラーム音情報を最初の行A0から順番にサーチして先頭
の周波数と時間の組み合わせが一致するかどうかを判断
する。一致するものが全くなければ、その音はアラーム
音ではないと判断してそのままステップS1に戻り、待
機状態に移る。一致するパターンがあれば、ステップS
9に進み、そのパターンが記憶されていた行アドレスデ
ータ(例えばA1)を記憶領域122cに、又、列アド
レスデータ(この場合は最初なので「1」)を記憶領域
122dにそれぞれ設定記憶し、そして再びステップS
1に戻る。
【0040】マイク131に入力する音の周波数が変化
すると、それ迄の周波数データと時間データが再び入力
する。これによってステップS1からステップS2に進
む。既に、図8(b)の行アドレス記憶領域122cに
は行アドレスデータ「A1」が設定されているのでステ
ップS3に進む。
【0041】ステップS3は、図8(b)の行アドレス
記憶領域122cに記憶されている行アドレスデータ
「A1」と、列アドレス記憶領域122dに記憶されて
いる列アドレスデータ(この場合は「1」)の次の列ア
ドレスデータ「2」とでパターン記憶部122Aをアド
レス指定し、アドレス指定された領域に記憶されている
周波数データと時間データとを、入力された周波数デー
タと時間データと一致するか否かを比較する。
【0042】すなわち、図7の(c)に示した例でいえ
ば、音分析回路132から、最初にF0が1秒間という
データが入力し、一致したとすると、次に入力された音
の周波数データ及び時間データが、周波数が0の状態が
0.5秒間というデータかどうかの判断をする。この段
階で一致しなければ、図7の(c)に示した行のパター
ンは実際に入力した音と異なるから、ステップS3から
ステップS8に進み、ステップS8で、他の行のパター
ンと一致するか否かを判断した後ステップS1の状態に
戻る。
【0043】すなわち、別のパターンを検索するために
初期状態に戻る。もし2番目の列が一致した場合にはス
テップS3からステップS4に進み、その列が最終の列
かどうかを判断する。最終の列でなければ、ステップS
4からステップS8に戻り、ステップS8では周波数と
時間の一致があったということからステップS9に進
む。そして次の列を比較するための列アドレス3を設定
し、ステップS1へ戻る。
【0044】再び1組の周波数と時間に関するデータを
受け付けると、またステップS1、S2、S3、S4の
処理を実行する。こうして全ての周波数と時間との組み
合わせのデータ内容が一致すると、ステップS4からス
テップS5に進み、回数をカウントする。すなわち、図
7(c)に示したようなパターンが1回鳴り終わると、
図8(b)の回数記憶領域122eの内容が加算(+
1)される。そしてステップS6に進み、回数記憶領域
122eのカウント回数が図7の繰り返し回数の値に一
致したかどうかを判断する。
【0045】一致してなければステップS6からステッ
プS8を介してステップ1に戻る。又、一致していれ
ば、ステップS6からステップS7に進み、アラーム音
情報に対応して記憶されている音声記憶部122Bの音
声情報を読み出して、図5に示した音声発生回路33に
送り、そしてスピーカ34から該当する音声を発する。
【0046】上記の実施例では、所定の周波数とその周
波数の音の長さと無音時間との組み合わせによるアラー
ム音を音声に変換するようにした。しかしながら、アラ
ーム音は、例えばメロディ音とかその他様々な音による
アラーム音であってもかまわない。この場合、統一され
た制御を行うことができるように各メーカにおいてアラ
ーム音情報の規格を統一し、これに対応する通報装置を
作成することも考えられる。又、入力されるアラーム音
の周波数データと時間データとからなるパターンデータ
で入力したアラーム音を検出するようにしたが、例え
ば、パターン記憶部122Aには、アラーム音の波形デ
ータを記憶させておき、音分析回路132では、入力さ
れたアラーム音の波形データを出力させるようにして一
致を検出させるようにしてもよいものである。
【0047】また、通報装置6のマイクは、1ヶ所では
各機器のアラームを受信することが不可能な場合があ
る、このような場合にはマイクを各機器の傍に配置し、
マイクから通報装置6のアラーム音分析手段4までケー
ブルを配線するといった方法も可能である。さらに、上
記の例では、図1に示したネットワーク10を介して記
憶装置7にアラーム音情報と通報情報を記憶させ、更に
通報装置6のRAM122に転送して利用するようにし
たが、これはサービス業者サーバ9から提供されたもの
以外にユーザ自身が作成することも可能である。
【0048】すなわち、登録されていないアラーム音源
を鳴らして、そのアラーム音情報を通報装置6のパター
ン記憶部122Aに記憶させ、対応する通報情報(音声
情報)を自分で録音して音声記憶部122Bに記憶させ
ることにより、アラーム音情報と通報情報の組み合わせ
データを作成するようにしてもよい。また、通報装置6
は、スピーカによって音声を発する他、表示装置28
(図5)にその内容を表示してもよい。さらにこの他に
無線発振器などを設けておき、電波でテレビやラジオに
その音声を送信するようにしてもよい。また、携帯電話
に対してその音声を送信するようにしてもよい。
【0049】図9は、通報装置の別の動作例を示すフロ
ーチャートである。これまで説明した例では情報端末8
は、サービス業者サーバ9からアラーム音源情報を取得
するために利用した。しかしながら、情報端末8をネッ
トワーク10を通じてサービス業者サーバ9に常時接続
しておくことによって、例えば持ち主が不在の場合、持
ち主が帰宅後必要な情報を連絡したり、あるいは外出先
へ連絡するといった方法が可能になる。
【0050】この図に示す通報装置6は、こうした制御
を行う。まず、ステップS11では、自動処理を実行す
るかどうかのキー入力を待つ。すなわち、通常通り在宅
し、これまで説明した処理を実行する場合には、ステッ
プS19のキー処理によって通常動作という設定を行
う。外出する場合には、キー入力によって外出というモ
ードを設定する。
【0051】この外出というモードの設定が成されると
次のステップS12以降の処理がなされる。即ち、ステ
ップS11からステップS12に進み、ステップS12
からステップS17までとステップS20、ステップS
21までは図8を用いて説明したステップS1からS
6、S8、S9の処理をそのまま実行する。そして、通
報を発生する段階でステップS18においてスピーカで
音を発するのでなく、サービス業者サーバ9に対し、通
報の内容をそのまま送出する。この送出方法は、電子メ
ール(Eメール)でもよいし、その他のデータ送信手順
を用いてもよい。
【0052】この通報の内容には、電話番号やアラーム
音の種類などを含めるとよい。ユーザの電話番号と通報
の内容とがサービス業者サーバに送出されると、ユーザ
が帰宅後にユーザにその旨を通知したり、あるいはユー
ザが外出中ならば、携帯電話でユーザを呼び出して送出
するといった方法も可能になる。
【0053】図10は、本発明のシステムの変形例を示
すブロック図である。この図のシステムは図1のシステ
ムに対し携帯電話のネットワークを接続したものであ
る。すなわち図に示す情報端末8には、携帯電話のネッ
トワーク41が接続されている。無線基地局42は携帯
電話43の通話を制御するための基地局である。携帯電
話43は、ユーザであるこのシステムの所有者が携帯し
ている電話機である。
【0054】このようなシステムにおいてユーザが留守
中の場合、アラームが発せられると、通報装置6は、通
報に対する音声を生成すると情報端末8を通じて携帯電
話43を呼び出す。そしてこの携帯電話43に対しその
通報に相当する音声を送り込む。これによってユーザは
留守にしていても警報音の内容を認識し、必要な対応を
とることができる。通常例えば、電子レンジなどを操作
する場合の警報音は留守中にはあまり発せられない。例
えば、火災警報とか、その他緊急性の高い警報音が発せ
られることになる。これを携帯電話によって受信し、必
要な対応をとることが可能になる。例えば携帯電話を用
いて家庭内の機器の遠隔制御などを行い、必要な対応を
とることも可能になる。
【0055】なお、本発明は、上記の機能を持つ図1に
示した通報装置6のみであっても実現できる。その場合
には、上記記憶装置7が通報装置6の内部に組み込まれ
ていることが好ましい。また、情報端末8と通報装置6
とを一台のパーソナルコンピュータで実現しても構わな
い。もちろ、パーソナルコンピュータでなくても、上記
の演算処理を実行する機能を持つ、任意の装置により実
現することが可能である。
【0056】各図に示した各機能ブロックは、それぞれ
別々のプログラムモジュールにより構成してもよいし、
一体化したプログラムモジュールにより構成してもよ
い。また、これらの機能ブロックの全部または一部を論
理回路によるハードウエアで構成しても構わない。ま
た、各プログラムモジュールは、既存のアプリケーショ
ンプログラムに組み込んで動作させてもよいし、独立の
プログラムとして動作させてもよい。上記のような本発
明を実現するためのコンピュータプログラムは、例えば
CD−ROMのようなコンピュータで読み取り可能な記
録媒体に記録して、インストールして利用することがで
きる。また、ネットワークを通じてコンピュータのメモ
リ中にダウンロードして利用することもできる。
【0057】更に、上述した実施の形態では、音声情報
としてアラーム音の意味する内容を具体的に音声出力さ
せるようにしたが、例えば、図4のメーカCの冷蔵庫の
場合のように、単に「冷蔵庫からの警報です。」という
ような、アラーム音を発生した機器名のみを音声出力さ
せてもよいものである。
【0058】
【発明の効果】この発明では、機器が簡単なアラーム音
を発すると、そのアラーム音を受け入れて分析し、該当
する通報を音声で発するようにしたので、機器のコスト
を安くしたまま、極めて具体的なわかりやすい音声メッ
セージなどをユーザに流すことが可能になる。また、通
報の内容が携帯電話を用いて通報されるようにすれば、
不在の場合においても必要な警報を認識することが可能
になる。
【0059】さらにこうした簡単なアラーム音を電子機
器のメーカが相互に協力して重複がないように調整すれ
ば、全てのメーカのアラーム音を1つの装置によって識
別し、通報を発することが可能になる。また、こうした
通報、アラーム音情報をサービス会社が集中的に収集
し、ユーザにネットワークを通じて配布するような構成
にしたので、ユーザが自由にこの情報を利用することが
可能になる。また、こうしたシステムは、防犯用センサ
ーのアラーム音や火災報知器などの環境センサーのアラ
ーム音についても広く利用することが可能になる。
【0060】こうしたデータの提供サービスに対しては
必要に応じて既に説明した要領で手数料を支払ったり、
あるいは会員制とし、年会費を支払うという方法が可能
になる。また、ユーザは次々に新しい電気機器を購入し
ても、その機器の型番などを使用して必要な情報をダウ
ンロードし、常に全ての機器のアラーム音に対する通報
が可能な状態を整えることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアラーム音の音声報知システムの
具体例を示すブロック図である。
【図2】サービス業者サーバ9の具体的な構成を説明す
る説明図である。
【図3】サービス業者サーバ9のハードウエア構成を示
すブロック図である。
【図4】通報情報(音声情報)及びアラーム音情報を記
憶する音声データメモリ16の具体例を示す説明図であ
る。
【図5】通報装置6の具体的なハードウエアブロック図
である。
【図6】図1に示したネットワーク10を通じてアラー
ム音情報と通報情報とを取得するための操作画面例を示
す説明図である。
【図7】ユーザの記憶装置7に記憶されたアラーム音情
報と通報情報との具体的な内容を示す説明図である。
【図8】通報装置の具体的な動作例を示すフローチャー
トである。
【図9】通報装置の別の動作例を示すフローチャートで
ある。
【図10】本発明のシステムの変形例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
4 アラーム音分析手段 5 通報発生手段 6 通報装置 7 記憶装置 8 情報端末 9 サービス業者サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA37 BB03 BB12 BB18 BB74 DD03 DD08 DD24 EE05 EE15 EE16 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 FF23 GG12 GG18 GG23 GG32 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アラーム音情報を記憶するアラーム音情
    報記憶領域と前記アラーム音情報に対応した音声情報を
    記憶する音声情報記憶領域とが対応づけて設けられた記
    憶装置と、 監視対象となる機器からのアラーム音を分析し分析アラ
    ーム音情報を出力するアラーム音分析手段と、 このアラーム音分析手段から出力された前記分析アラー
    ム音情報と同一の情報が前記記憶装置の前記アラーム音
    情報記憶領域に記憶されているか否か検出する検出手段
    と、 この検出手段によって記憶されていることが検出された
    際に対応する音声情報記憶領域に記憶されている音声情
    報を読み出して音声出力する音声発生手段とを備えたこ
    とを特徴とする音声報知装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶装置には、前記アラーム音情報
    記憶領域と前記音声情報記憶領域とが複数設けられてお
    り、複数のアラーム音情報記憶領及び音声情報記憶領域
    それぞれに記憶されている複数のアラーム音情報及び音
    声情報はそれぞれ異なっていることを特徴とする請求項
    1に記載の音声報知装置。
  3. 【請求項3】 前記アラーム音情報記憶領域に記憶され
    ている前記アラーム音情報は、少なくともアラーム音の
    周波数データと該周波数データの発生時間データを含
    み、前記アラーム音分析手段は前記機器からのアラーム
    音を分析して周波数データと発生時間データとを少なく
    とも出力することを特徴とする請求項1に記載の音声報
    知装置。
  4. 【請求項4】 前記アラーム音情報記憶領域に記憶され
    ている前記アラーム音情報は、少なくともアラーム音の
    波形データを含み、前記アラーム音分析手段は前記機器
    からのアラーム音を分析して波形データを少なくとも出
    力することを特徴とする請求項1に記載の音声報知装
    置。
  5. 【請求項5】 更に、前記記憶手段の前記アラーム音情
    報記憶領域に記憶されているアラーム音情報と前記音声
    情報記憶領域に記憶された音声情報とをネットワークを
    介して受信する通信制御手段を備えていることを特徴と
    する請求項1記載の音声報知装置。
  6. 【請求項6】 アラーム音情報を記憶するアラーム音情
    報記憶領域と前記アラーム音情報に対応した音声情報を
    記憶する音声情報記憶領域とが対応づけて設けられた記
    憶装置と、 監視対象となる機器からのアラーム音を分析し分析アラ
    ーム音情報を出力するアラーム音分析手段と、 このアラーム音分析手段から出力された前記分析アラー
    ム音情報と同一の情報が前記記憶装置の前記アラーム音
    情報記憶領域に記憶されているか否か検出する検出手段
    と、 この検出手段によって記憶されていることが検出された
    際に対応する音声情報記憶領域に記憶されている音声情
    報を読み出して音声出力する音声発生手段とを備えたこ
    とを特徴とする音声報知システム。
  7. 【請求項7】 前記記憶装置には、前記アラーム音情報
    記憶領域と前記音声情報記憶領域とが複数設けられてお
    り、複数のアラーム音情報記憶領及び音声情報記憶領域
    それぞれに記憶されている複数のアラーム音情報及び音
    声情報はそれぞれ異なった情報であることを特徴とする
    請求項1に記載の音声報知システム。
  8. 【請求項8】 前記アラーム音情報記憶領域に記憶され
    ている前記アラーム音情報は、少なくともアラーム音の
    周波数データと該周波数データの発生時間データを含
    み、前記アラーム音分析手段は前記機器からのアラーム
    音を分析して周波数データと発生時間データとを少なく
    とも出力することを特徴とする請求項1に記載の音声報
    知システム。
  9. 【請求項9】 前記アラーム音情報記憶領域に記憶され
    ている前記アラーム音情報は、少なくともアラーム音の
    波形データを含み、前記アラーム音分析手段は前記機器
    からのアラーム音を分析して波形データを少なくとも出
    力することを特徴とする請求項1に記載の音声報知シス
    テム。
  10. 【請求項10】 更に、前記記憶手段の前記アラーム音
    情報記憶領域に記憶されているアラーム音情報と前記音
    声情報記憶領域に記憶された音声情報とをネットワーク
    を介して受信する通信制御手段を備えていることを特徴
    とする請求項1記載の音声報知システム。
  11. 【請求項11】 アラーム音情報及び音声情報の記憶手
    段を備え機器から発生されたアラーム音が前記アラーム
    音情報と一致している際には前記音声情報を読み出して
    音声出力する音声出力装置と、この音声出力装置の前記
    記憶手段に前記アラーム音情報及び音声情報を供給する
    サーバ装置とからなる音声報知システムであって、前記
    サーバ装置は、 機器毎のアラーム音情報及び対応する音声情報を記憶す
    る記憶装置と、 前記音声出力装置を有するユーザーよりネットワークを
    介して機器情報を受信する受信手段と、 この受信手段により受信した機器情報に基づき前記記憶
    手段から前記機器に対応するアラーム音情報及び音声情
    報を読み出して前記ユーザーに送信する送信手段と、を
    備えていることを特徴とする音声報知システム。
  12. 【請求項12】 更に、前記サーバー装置は、前記送信
    手段によって前記アラーム音情報及び音声情報を送信す
    るユーザーに課金する課金手段を具備していることを特
    徴とする請求項11記載の音声報知システム。
  13. 【請求項13】 更に、前記音声出力装置は、機器から
    発生されたアラーム音が前記アラーム音情報と一致して
    いる際には前記アラーム音の内容と通報先情報とを前記
    ネットワークを介して前記サーバー装置に送信する送信
    手段を備えることを特徴とする請求項11に記載の音声
    報知システム。
  14. 【請求項14】 更に、前記音声出力装置は、機器から
    発生されたアラーム音が前記アラーム音情報と一致して
    いる際には前記アラーム音の内容を予め定められた通報
    先に通報する手段を備えていることを特徴とする請求項
    11に記載の音声報知システム。
  15. 【請求項15】 前記通報先は、携帯電話で有ることを
    特徴とする請求項13又は14のいずれか一方に記載の
    音声報知システム。
  16. 【請求項16】 アラーム音情報を記憶するアラーム
    音情報記憶領域と前記アラーム音情報に対応した音声情
    報を記憶する音声情報記憶領域とが対応づけて設けられ
    た記憶装置と、監視対象となる機器からのアラーム音を
    分析し分析アラーム音情報を出力するアラーム音分析手
    段と、音声情報に基づいて音声出力する音声発生手段と
    を備えた音声出力装置とを機能させる音声報知プログラ
    ムであって、 前記記憶装置の前記アラーム音情報記憶領域に記憶され
    ているアラーム音情報を読み出す読み出し処理手段と、 前記アラーム音分析手段から出力された前記分析アラー
    ム音情報が前記読み出されたアラーム音情報に一致して
    いるか否かを検出する検出処理手段と、 この検出処理手段によって一致していることが検出され
    た際に前記読み出されたアラーム音情報が記憶されてい
    たアラーム音情報記憶手段に対応する音声情報記憶領域
    に記憶されている音声情報を読み出して前記音声発生手
    段に供給する供給処理手段とを機能させることを特徴と
    する音声報知プログラム。
  17. 【請求項17】アラーム音情報及び音声情報の記憶手段
    を備え機器から発生されたアラーム音が前記アラーム音
    情報と一致している際には前記音声情報を読み出して音
    声出力する音声出力装置に、前記アラーム音情報及び音
    声情報を供給する様に機能する音声報知プログラムであ
    って、 前記音声出力装置を有するユーザーよりネットワークを
    介して機器情報を受信する受信処理手段と、 この受信手段により受信した機器情報に基づき機器毎の
    アラーム音情報及び対応する音声情報を記憶する記憶装
    置から前記機器情報に対応するアラーム音情報及び音声
    情報を読み出して前記ユーザーに送信する送信処理手段
    と、を機能させることを特徴とする音声報知プログラ
    ム。
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