JP2009170397A - 電池パック、電池パックを用いる携帯機器、電池パックにおける内部ショート検出方法、内部ショート検出プログラム - Google Patents

電池パック、電池パックを用いる携帯機器、電池パックにおける内部ショート検出方法、内部ショート検出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の二次電池から構成される電池ユニットの内部でショートが起こった場合の安全性を確保することが可能な電池パック及び電池パックを用いた携帯機器を提供することを目的とする。
【解決手段】電池パック100は、電池ユニット111の充放電を停止した時点の電圧と、充放電を停止した状態で所定時間経過した後の電池ユニット111の電圧を検出し、両者の電圧差から電池ユニット111の内部ショートを検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池パックの有する電池ユニットの内部ショートを検出する電池パック、電池パックを用いる携帯機器、電池パックにおける内部ショート検出方法、内部ショート検出プログラムに関する。
近年、二次電池としてリチウムイオン電池等が複数接続された電池ユニットがデジタルカメラなど携帯機器に搭載されている。リチウムイオン電池は過充電及び過放電に弱いため、過充電及び過放電の保護回路を備えた電池パックの形態で使用される。
図13は、従来の電池パックの各例のブロック図を示す。図13において、リチウムイオン電池が複数接続された電池ユニット2と並列に抵抗R1とコンデンサC1の直列回路が接続されている。電池ユニット2の正極は電池パック1の外部端子3に接続され、負極は電流遮断用のnチャネルMOS(金属酸化膜半導体)トランジスタM1、M2を介して電池パック1の外部端子4に接続されている。
MOSトランジスタM1、M2はドレインを共通接続され、MOSトランジスタM1のソースは電池ユニット2の負極に接続され、MOSトランジスタM2のソースは外部端子4に接続されている。また、MOSトランジスタM1、M2それぞれは、ドレイン・ソース間に等価的にボディダイオードD1、D2が接続されている。
保護IC(集積回路)5は、過充電検出回路、過放電検出回路、過電流検出回路を内蔵している。また、保護IC5は電池ユニット2の正極から抵抗R1を通して電源Vddを供給されると共に電池ユニット2の負極から電源Vssを供給されて動作する。
保護IC5は過放電検出回路或いは過電流検出回路で過放電或いは過電流を検出したときDOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM1を遮断し、過充電検出回路で過充電を検出したときCOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM2を遮断する。
このような電池パックでは、さらに電池ユニットの電池残量を検出したり、電池ユニットを構成するリチウムイオン電池が正規品であるか否かの認証を行う機能等が追加される傾向にある。例えば特許文献1には、認証機能付き保護モジュールを搭載する電池パックが記載されている。
特開2006−92850号公報
しかしながら上記従来の電池パックでは、電池ユニットの内部でショートが起こった場合の保護機能を持たないため、リチウムイオン電池を過充電と過放電からは保護できても、電池ユニットの内部でショートが起こった場合の安全性を確保できない。そのため、製造上の不具合での内部ショート、電池を過放電させたために析出した金属リチウムによる内部ショート、機械的な衝撃やストレスによる内部ショートが発生した場合に、爆発、破裂等の事故に至る危険がある。
本発明は、上記事情を鑑みて、これを解決すべくなされたものであり、複数の二次電池から構成される電池ユニットの内部でショートが起こった場合の安全性を確保することが可能な電池パック及び電池パックを用いた携帯機器を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するために以下の如き構成を採用した。
本発明の電池パック(100)は、複数の充放電可能な二次電池(110)により構成される電池ユニット(111)に流れる電流を検出する電流検出手段(122c)と、前記電池ユニット(111)の電圧を検出する電圧検出手段(122b)と、前記電池ユニット(111)の内部ショートを検出するショート検出手段(121、240)とを有し、前記ショート検出手段(121、240)は、前記電池ユニット(111)に流れる電流が所定値以下となったときに検出された前記電池ユニット(111)の電圧値と、前記電池ユニット(111)に流れる電流が所定値以下の状態で所定時間経過した後の前記電池ユニット(111)の電圧値との差が所定値以上であったとき、前記電池ユニット(111)の内部ショートと判定することにより、複数の二次電池から構成される電池ユニットの内部でショートが起こった場合の安全性を確保することができる。
また本発明の電池パック(100)は、前記電圧検出手段(122b)により検出された電圧に基づき、前記電池ユニットの残容量値を取得する容量値取得手段(285)を有し、ショート検出手段(121、240A)は、前記電池ユニット(111)に流れる電流が所定値以下となったときに取得した前記電池ユニットの残容量値と、前記電池ユニット(111)に流れる電流が所定値以下の状態で所定時間経過した後の前記電池ユニットの残容量値との差が所定値以上であったとき、前記電池ユニット(111)の内部ショートと判定する構成とした。
また本発明の電池パック(100)は、前記電池ユニット(111)の温度を検出する温度検出手段(122a)と、前記温度検出手段(122a)により検出された温度に基づき前記電圧検出手段(122b)により検出された電圧を補正する温度補正手段(280)とを有し、前記容量値取得手段(285)は、前記温度補正手段(280)により補正された電圧に基づき、前記電池ユニット(111)の残容量値を取得する構成としても良い。
また本発明の電池パック(100)は、前記電池ユニット(111)に流れる電流が所定値以下となったときに取得した前記電池ユニット(111)の残容量値と、前記電池ユニット(111)に流れる電流が所定値以下の状態で所定時間経過した後の前記電池ユニット(111)の残容量値との差に基づき、前記所定時間に消費した電流値を算出する電流値算出手段(290)を有し、前記ショート検出手段(121、240B)は、前記電流値算出手段(290)により算出された電流値が所定値以上であったとき、前記電池ユニットの内部ショートを検出する構成としても良い。
また本発明の電池パックは、当該電池パック(100)が内蔵される携帯機器(300)と通信を行う通信手段(114)を有し、前記通信手段(114)は、前記ショート検出手段(121、240)により、前記電池ユニット(111)の内部ショートと判定されたとき、前記電池ユニット(111)の内部ショートを前記携帯機器(300)へ通知する構成としても良い。
本発明の携帯機器は、複数の充放電可能な二次電池(110)により構成される電池ユニット(111)に流れる電流を検出する電流検出手段(122c)と、前記電池ユニット(111)の電圧を検出する電圧検出手段(122b)と、前記電池ユニット(111)の内部ショートを検出するショート検出手段(121、240)と、を有し、前記ショート検出手段(121、240)は、前記電池ユニット(111)の充放電に流れる電流が所定値以下となったときに検出された前記電池ユニット(111)の電圧値と、前記電池ユニット(111)に流れる電流が所定値以下の状態で所定時間経過した後の前記電池ユニッ(111)トの電圧値との差が所定値以上であったとき、前記電池ユニット(111)の内部ショートと判定する電池パック(100)を内蔵することにより、複数の二次電池から構成される電池ユニットの内部でショートが起こった場合の安全性を確保することができる。
また本発明の携帯機器において、前記電池パック(100)は、前記ショート検出手段(121、240)により、前記電池ユニット(111)の内部ショートと判定されたとき、前記電池ユニット(111)の内部ショートを通知する通信手段(114)を有し、当該携帯機器段(300)は、前記通信手段段(114)から前記通知を受けて、当該携帯機器段(300)の動作を制限する構成としても良い。
また本発明の携帯機器は、前記通知を受けて、前記電池パック(100)への充電を制限する構成としても良い。
また本発明の携帯機器は、前記通知を受けて、当該携帯機器(300)の電源を遮断する構成としても良い。
本発明は、複数の充放電可能な二次電池(110)により構成される電池ユニット(111)を有する電池パック(100)による前記電池ユニット(111)の内部ショート検出方法であって、前記電池ユニット(111)に流れる電流を検出する電流検出手順(S61)と、前記電池ユニット(111)の電圧を検出する電圧検出手順と(S63)、前記電池ユニット(111)の内部ショートを検出するショート検出手順(S67)と、を有し、前記ショート検出手順(S67)は、前記電池ユニット(111)の充放電に流れる電流が所定値以下となったときに検出された前記電池ユニット(111)の電圧値と、前記電池ユニット(111)に流れる電流が所定値以下の状態で所定時間経過した後の前記電池ユニット(111)の電圧値との差が所定値以上であったとき、前記電池ユニット(111)の内部ショートと判定することにより、複数の二次電池から構成される電池ユニットの内部でショートが起こった場合の安全性を確保することができる。
本発明は、充放電可能な複数の二次電池(110)により構成される電池ユニット(111)の内部ショートを検出する電池パック(100)において実行されるプログラムであって、前記電池パック(100)は、演算処理装置(121)と記憶装置(123、124)とを有し、前記演算処理装置(121)に、前記電池ユニット(111)に流れる電流を検出する電流検出ステップ(S61)と、前記電池ユニット(111)の電圧を検出する電圧検出ステップ(S63)と、前記電池ユニット(111)の内部ショートを検出するショート検出ステップ(S67)とを実行させ、前記ショート検出ステップ(S67)は、前記電池ユニット(111)の充放電に流れる電流が所定値以下となったときに検出された前記電池ユニット(111)の電圧値と、前記電池ユニット(111)に流れる電流が所定値以下の状態で所定時間経過した後の前記電池ユニット(111)の電圧値との差が所定値以上であったとき、前記電池ユニット(111)の内部ショートと判定することにより、複数の二次電池から構成される電池ユニットの内部でショートが起こった場合の安全性を確保することができる。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、複数の二次電池により構成される電池ユニットの内部でショートが起こった場合の安全性を確保することができる。
本発明の電池パックは、複数の二次電池を有する電池ユニットの充放電を停止した時点の電圧と、充放電を停止した状態で所定時間経過した後の電池ユニットの電圧を検出し、両者の電圧差から電池ユニットの内部ショートを検出する。また本発明の携帯機器は、電池パックからの内部ショートを示す通知を受けて、機器本体の動作を制限する制御を行う。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して、本発明の第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の電池パック100を説明する図である。
電池パック100は、例えばリチウムイオン電池等の二次電池110が複数接続された電池ユニット111を有する。尚本実施形態では、電池ユニット111は二次電池110が直列に接続された構成としたが、これに限定されない。
電池パック100は、電池パック100を組み込む後述する携帯機器と接続するための正極端子112及び負極端子113と、電池ユニット111との間に、ショート検出IC120及び保護IC130を有する。
ショート検出IC120は、電源端子VDD及び基準電位端子VSSと、電圧検知端子VBAT1と、ひと組の電流検知端子VRSP及びVRSMと、通信端子SIOとを有する。ショート検出IC120は、電源端子VDDを介して、保護IC130において電池電圧からレギュレートされた電圧を受け取ることができる。基準電位端子VSSは、電池ユニット111の負極へ接続されている。
ショート検出IC120は、電池ユニット111の内部ショートを検出する。ショート検出IC120は、電池ユニット111の正極へ接続された電圧検知端子VBAT1を介して電池ユニット電池ユニット111の出力電圧を検出することができる。電流検知端子の一方VRSMは二次電池110の負極へ接続され、更に、ショート検出IC120の外部で抵抗R11を介してもう一方の電流検知端子VRSPへ接続されている。
ショート検出IC120は、電流検知端子VRSP及びVRSMを介して、外部抵抗R11に流れる電流、即ち、電池ユニット111の充放電電流を検出することができる。通信端子SIOは、保護IC130を介して、携帯機器との通信に使用される外部端子114へ接続されている。ショート検出IC120は、通信端子SIO及び保護IC130を介して携帯機器と通信することができる。ショート検出IC120の詳細は後述する。
保護IC130は、電池パック100の充放電を遮断するMOSトランジスタM11、M12のゲートにそれぞれ接続される端子DOUTと端子COUTとを有する。保護IC130は過放電或いは過電流を検出したときDOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM11を遮断し、過充電検出回路で過充電を検出したときCOUT出力をローレベルとしてMOSトランジスタM12を遮断する。
図2は、第一の実施形態のショート検出IC120のハードウェア構成を示す図である。図2において、ショート検出IC120は、CPU(Central Processing Unit)121と、センサ部122と、ROM(Read Only Memory)123と、EEPROM(Electrically Erasable and Programable ROM)124と、シリアルインターフェース(I/F)125とを有する。
CPU121は、ショート検出IC120の各部を制御することができる。センサ部122は、電池ユニット111(図1参照)の電圧、電流及び温度を検出することができる。ROM123は、CPU121がショート検出IC120の各部を制御するために実行するプログラムを記憶することができる。EEPROM124は、センサ部122によって検出された電池ユニット111の電圧、電流及び温度の各パラメータや、携帯機器との間で認証を行うための認証ID等の情報を記憶することができる。シリアルI/F125は、通信端子SIOを介して携帯機器と通信することができる。CPU121、センサ部122、ROM123、EEPROM124及びシリアルI/F125は、バス126によって接続されており、夫々の間でデータ及びプログラムをやり取りすることができる。
また、センサ部122は、温度センサ回路122aと、電圧センサ回路122bと、電流センサ回路122cと、マルチプレクサ122dと、アナログ−デジタル(A/D)変換回路122eとを有する。
温度センサ回路122aは、電池ユニット111の温度を検出する。電圧センサ回路122bは、電池ユニット111へ接続された電圧検知端子VBAT1を介して、電池ユニット111の出力電圧を検出する。電流センサ回路122cは、電流検知端子VRSP及びVRSMを介して、外部抵抗R11に流れる電流、即ち、電池ユニット111の充放電電流を検出する。温度センサ回路122a、電圧センサ回路122b及び電流センサ回路122cの各出力はマルチプレクサ122dへ接続されており、マルチプレクサ122dによって1つの信号として出力される。A/D変換回路122eは、マルチプレクサ122dによって出力された信号をアナログからデジタルに変換する。
図3は、第一の実施形態のショート検出IC120の機能構成を示すブロック図である。尚本実施形態において、図3に表されるショート検出IC120の機能構成は、図2に示されたROM123に記憶された特定のプログラムによって具現される。当然、他の実施形態では、かかる機能構成を具現するハードウェアモジュールが、図2のハードウェア構成において他の構成要素とは別個に設けられても良い。
ショート検出IC120は、電流値取得部210、電圧値取得部220、計時部230、ショート検出部240、記憶制御部250、通信部260、表示制御部270を有する。
電流値取得部210は、電流センサ回路122cが検出した電流値を取得する。電圧値取得部220は、電圧センサ回路122bが検出した電圧値を取得する。計時部230はショート検出IC120に内蔵された時計機能により計時する。ショート検出部240は、電流値取得部210により取得された電流値、電圧値取得部220により取得された電圧値、計時部230による計時機能により、電池ユニット111内の内部ショートを検出する。
記憶制御部250は、電流値取得部210により取得された電流値、電圧値取得部220により取得された電圧値等のパラメータを例えばEEPROM124等に記憶させる。通信部260は、電池パック100が内蔵される携帯機器との通信を行う。表示制御部270は、ショート検出部240により電池ユニット111の内部ショートが検出されたとき、その旨を示す表示を行う。
本実施形態のショート検出IC120では、電流値取得部210により取得された電流値が所定値以下の場合に、電圧値取得部220により取得した電圧値を記憶制御部250により記憶する。そして電流値が所定値以下の状態で所定時間が経過した後、再度電圧値取得部220により電圧値を取得し、取得した電圧値と記憶された電圧値との差が所定値以上である場合に内部ショートを検出する。
以下に本発明の電池パック100の動作の説明に先立ち、本実施形態における内部ショート検出の仕組みについて説明する。図4は、電池パック100において電池ユニット111の充電を行った場合の電流波形と電圧波形を示す図であり、図5は、電池パック100において電池ユニット111の放電を行った場合の電流波形と電圧波形を示す図である。
図4(A)は充電時の電流波形を示し、図4(B)は電池ユニット111が内部ショートしていない場合の充電時の電圧波形を示し、図4(C)は電池ユニット111が内部ショートしている場合の充電時の電圧波形を示す。
通常電池ユニット111の電圧は、電流Inにより充電されて電圧値が電圧値V1から電圧値V2まで上昇した状態で充電が停止されると、電圧値は一度下降し、時間t1が経過した後に電圧値V3で安定する(図4(B)参照)。しかし、電池ユニット111が内部ショートしていると、充電停止後に時間t1が経過した後も電圧値が安定せずに下降し続ける。よって、充電停止後に時間t1が経過しても電圧値が下降し続ける場合、電池ユニット111は内部ショートしていることがわかる。
次に電池パック100において放電を行った場合について説明する。図5(A)は放電時の電流波形を示し、図5(B)は電池ユニット111が内部ショートしていない場合の放電時の電圧波形を示し、図5(C)は電池ユニット111が内部ショートしている場合の放電時の電圧波形を示す。
電池ユニット111から電流Inが放電される場合、電池ユニット111の電圧値は、電圧値V4から電圧値V5へ下降し、放電が停止されてから時間t2が経過した後に一度上昇して電圧値V6で安定する(図5(B)参照)。しかし、電池ユニット111が内部ショートしている場合、時間t2が経過しても電圧値は安定せずに下降し続ける。よって、放電停止後に時間t2が経過しても電圧値が下降し続ける場合、電池ユニット111は内部ショートしていることがわかる。
本実施形態では、図4、図5で説明した電池ユニット111の特性を利用して、電池ユニット111の内部ショートを検出する。
以下に図6を参照して本実施形態のショート検出IC120の動作を説明する。図6は、第一の実施形態のショート検出IC120の動作を説明するフローチャートである。
ショート検出IC120において、電流値取得部210により電流値を取得する(S61)。ショート検出部240は、S61で取得された電流値に基づき、電池ユニット111への充電または電池ユニット111からの放電が行われているか否かを判定する。
具体的にはショート検出部240は、ROM123に予め記憶されている所定値と、S61で取得された電流値を比較する。そしてS61で取得された電流値が所定の電流値以下であった場合に、電池ユニット111への充電又は電池ユニット111からの放電が行われていないものと判定する。尚所定の電流値とは、充放電が停止されていることを判定するための値である。よって所定の電流値は、充放電が行われている場合の電流値よりも十分小さい値が好ましい。さらに電池パック100では、充放電が行われていない場合にも待機電流が流れるため、所定の電流値はこの待機電流と区別されることが好ましい。
本実施形態では、例えば電池パック100が携帯機器に内蔵された場合に流れる待機電流は約1mA程度である。よって所定の電流値は、例えば10mA程度に設定されていても良い。尚待機電流とは、例えば携帯機器が携帯電話であった場合などに、待ち受け状態で流れる電流等を示す。
S61で取得した電流値が所定の電流値より小さい場合、ショート検出部240は充放電が行われていないと判定し(S62)、電圧値取得部220によりこのときの電圧値Vaを取得する(S63)。そして記憶制御部250により、取得した電圧値Vaと、電圧値Vaを取得した時間情報とを例えばEEPROM124に記憶させる。尚時間情報は、ショート検出IC120の有する時計機能により取得する。
次にショート検出部240は、S63において電圧値Vaを取得してから所定時間が経過したか否かを判定する(S64)。具体的にはショート検出部240は、電圧値VaがEEPROM124に記憶された時から、次に計時部230により計時された時までの時間と、所定時間とを比較する。尚所定時間とは、図4及び図5に示す時間t1又は時間t2であり、電池ユニット111が内部ショートしていない場合に、充放電が停止されてから電圧値が安定するまでの時間である。尚所定時間は、時間t1と時間t2のうち、長時間の方を所定時間としても良い。また所定時間は、例えばROM123に予め記憶されていても良い。本実施形態では、所定時間は例えば5時間とした。
S64において所定時間経過した場合、電圧値取得部220は再度電圧値Vbを取得する(S65)。ショート検出部240は、S65で取得した電圧値Vbと、S63で取得した電圧値Vaとを比較し、電圧値Vaと電圧値Vbとの差が所定値以上であるか否かを判定する(S66)。
尚所定値とは、電圧値が安定していないと判定する基準となる値であり、予めROM123に記憶されていてみも良い。所定値は、図4に示す例であれば(V2−V3)であり図5に示す例であれば(V6−V5)となる。
S66において電圧値Vaと電圧値Vbとの差が、所定値以上であった場合、ショート検出部240は電池ユニット111で内部ショートしているものと判定し(S67)、内部ショート検出通知を通信部260に通知する。通信部260は、この内部ショート検出通知を携帯機器へ通知する(S68)。具体的には内部ショート検出通知は、通信部260を構成する通信端末SIOから保護IC130を介して携帯機器へ通知される。
尚本実施形態では、内部ショートが検出されたとき、表示制御部270に内部ショートが検出されたことを示しても良い。例えば表示制御部270は、電池パック100に設けられたLEDを点灯させることによって、電池ユニット111の内部ショートが検出されたことを示しても良い。
本実施形態では、以上のようにして電池ユニット111の内部ショートを検出することができる。
次に本実施形態の携帯機器について説明する。図7は、本発明の携帯機器を説明する図である。本発明の携帯機器は、図1に示す電池パック100を内蔵することより、電池パック100の有する電池ユニット111に内部ショートが発生した場合に、この通知を受けて携帯機器本体の動作を制御することができる。尚本発明の携帯機器とは、例えば携帯電話、デジタルカメラ等であり、電池パック100により給電されて駆動する電子機器である。
本発明の携帯機器300は、電池パック100において電池ユニット111の内部ショートが検出されると、携帯機器300の動作を制限する。また本発明の携帯機器300は、電池ユニット111の内部ショートが検出されると、電池パック100への充電動作を制限することができる。
携帯機器300は、演算処理装置と記憶装置(図示せず)を有し、記憶装置に記憶された特定のプログラムが演算処理装置に読み出されて実行されることにより、以下に説明する各部の機能を実現する。
携帯機器300は、本体制御部310、通信部320、表示制御部330を有する。本体制御部310は、携帯機器300の動作を制御するものであり、動作制限部311、充電制限部312を有する。動作制御部311は、電池パック100からの内部ショート検出通知を受けて、携帯機器300の動作を制限する。充電制限部312は、電池パック100から内部ショート検出通知を受けて、電池パック100への充電動作を制限する。
通信部320は、電池パック100との通信を行う。具体的には通信部320は、電池パック100と接続されており、電池パック100の有する保護IC130を介してショート検出IC120との通信を行う。表示制御部330は、携帯機器300の有する表示装置340への表示を制御する。尚表示装置340は、例えば携帯機器300に設けられた液晶ディスプレイ等である。
本実施形態の携帯機器300において、通信部320を介して電池ユニット111の内部ショート検出通知を受けると、本体制御部310は携帯機器300の動作制限を行う。本実施形態では、携帯機器300の動作制限及び充電制限に関する設定が予め図示しない記憶装置に記憶されており、本体制御部310は、内部ショート検出通知を受けてこの設定を読みとり、動作制限や充電制限を行う。
例えば本体制御部310は、内部ショート検出通知を受けて、動作制限部311により携帯機器300の電源を遮断する動作を行っても良い。また本体制御部310は、動作制御部311により、携帯機器300の有する操作ボタン(図示せず)による操作を禁止する制限を行っても良い。また本体制御部310は、充電制限部312により電池パック100への充電を停止させても良い。
また携帯機器300において、表示制御部330は、内部ショート検出通知を受けて、表示装置340に電池ユニット111の内部ショートを検出した旨のメッセージを表示させる。このとき表示制御部330は、さらに携帯機器300において動作及び充電が制限されることを示すメッセージを表示させても良い。これらのメッセージは、予め図示しない記憶装置に記憶されていても良い。
このように本実施形態では、電池ユニット111の内部ショートが検出されたことを携帯機器300のユーザに通知し、且つ携帯機器300の動作を制限することにより、電池ユニット111に内部ショートが発生した電池パック100が継続して使用されることを防止できる。よって本実施形態によれば、電池ユニット111に内部ショートが発生した場合の安全性を確保することができる。
(第二の実施形態)
以下の本発明の第二の実施形態について説明する。本発明の第二の実施形態は、電池ユニット111の電池残容量値を用いて内部ショートを検出している点が第一の実施形態と相違する。よって以下の本実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、説明を省略する。
電池ユニット111の放電量は、特性上、電池電圧に応じて変化する。また放電量の変化は、電池電圧の変化の変化と比例しない。本実施形態は、この点を考慮し、電池ユニット111の残容量値を用いて内部ショートを検出することにより、より正確に電池ユニットの内部ショートを検出することができる。
図8は、第二の実施形態のショート検出IC120Aの機能構成を示すブロック図である。本実施形態のショート検出IC120Aは、第一の実施形態のショート検出IC120の有する各部に加え、温度補正部280、容量値取得部285を有する。
本実施形態のショート検出部240Aは、容量値取得部285により取得された容量値、計時部230による計時機能により、電池ユニット111内の内部ショートを検出する。
温度補正部280は、電圧値取得部220により取得された電圧値を、温度センサ122aで検出された温度に基づき補正する。尚本実施形態では、電圧値取得部220が電圧値を取得する際に、温度センサ回路122aにより電池ユニット111の温度を検出し、検出した温度を取得する。容量値取得部185は、電池ユニット111の残容量値を取得する。
次に図9を参照して本実施形態のショート検出IC120Aの動作を説明する。図9は、第二の実施形態のショート検出IC120Aの動作を説明するフローチャートである。
図9のS901からS903までの処理は、図6のS61からS63までの処理と同様であるから説明を省略する。
電圧値取得部220により電圧値が取得されると、温度補正部280は電圧値の温度補正を行う(S904)。以下に本実施形態の温度補正について説明する。
本実施形態ショート検出IC120Aでは、電圧値の補正を行うための補正テーブルが格納されている。補正テーブルとは、電圧値と温度との関係により求められる温度変化毎の補正電圧値が格納されたテーブルである。
以下に補正電圧値について説明する。図10は、補正電圧値を説明する図である。電池電圧と温度との関係は、図10に示すようにほぼ比例する関係である。
本実施形態では、基準温度Trefの電圧値を基準電圧Vrefとする。そして、基準温度Trefと、電圧値が取得された際に検出された温度との温度差に対応した電圧値の変化を補正電圧値とする。例えば温度T1において取得された電圧値がVt1であった場合、基準温度Trefと温度T1との温度差(Tref−T1)に対応した補正電圧値は(Vref−Vt1)となる。また温度T2において取得された電圧値がVt2であった場合、基準温度Trefと温度T2との温度差(Tref−T2)に対応した補正電圧値は(Vref−Vt2)となる。
本実施形態の補正テーブルとは、基準温度と電圧値が検出された際の温度差と、補正電圧値とが対応付けられテーブルである。尚基準温度Trefと補正テーブルとは、ショート検出IC120Aの有するEEPROM124等に格納されている。
本実施形態の温度補正部280は、S903において電圧値を取得する際に検出された温度と基準温度との温度差を算出した後に、補正テーブルを参照し、補正電圧値を取得する。そして温度補正部280は、補正電圧値を用いて、取得した電圧値を基準温度Trefにおける電圧値に換算する。
図9に戻って、S904において電圧値の温度補正を行った後、容量値取得部285により電池ユニット111の残容量値Q1を取得する(S905)。
以下に、容量値取得部285の処理の詳細を説明する。本実施形態のショート検出IC120AのEEPROM124には、電圧値と残容量値とが対応付けられた残容量値テーブルが格納されている。S905において容量値取得部285は、S904で温度補正された電圧値に基づき残容量値テーブルを参照し、該当する残容量値Q1を取得する。尚取得された残容量値Q1は、EEPROM124に保持される。
次にショート検出部240Aは、S904において残容量値Q1を取得してから所定時間が経過したか否かを判定する(S906)。具体的にはショート検出部240Aは、残容量値Q1がEEPROM124に記憶された時から、次に計時部230により計時された時までの時間と、所定時間とを比較する。尚本実施形態の所定時間とは、例えば1時間等であり、第一の実施形態で説明した所定時間よりも短いことが好ましい。また所定時間は、例えばROM123に予め記憶されていても良い。
S906において所定時間経過した場合、電圧値取得部220は再度電圧値を取得する(S907)。温度補正部280は、S907で取得した電圧値の温度補正を行う(S908)。尚温度補正の方法は上で説明した通りである。
容量値取得部285は、電圧値の温度補正を行った後、所定時間経過後の電池ユニット111の残容量値Q2を算出する(S909)。以下に残容量値Q2の算出について説明する。
容量値取得部285は、補正後の電圧値に基づき残容量値テーブルを参照し、該当する残容量値Q2を取得する。次に容量値取得部285は、S905で取得した残容量値Q1と残容量値Q2との差分を求める。
また容量取得部285は、残容量値Q1を取得してから経過した時間(所定時間)に流れた電流値による放電容量値Qdisを算出する。尚所定時間内に流れた電流値とは、S901で検出された電流値である。また容量値取得部285は、電池ユニット111及びショート検出IC120Aの自己放電容量値Qsdを取得する。尚自己放電容量値Qsdは、例えばROM123等に予め格納されている。
容量値算出部285は、残容量値Q1と残容量値Q2との差分から、放電容量値Qdisと放電容量値Qsdとを減算した容量値Qusを算出する。
容量値Qusは、所定時間における電池ユニット111の残容量値の変化分、すなわち所定時間における放電容量値を示す。容量値Qusは以下の式で示される。
Qus=Q1−Q2−Qdis−Qsd
ショート検出部240Aは、容量値Qusが所定値以上であるか否かを判定する(S910)。S910において容量値Qusが、所定値以上であった場合、ショート検出部240Aは電池ユニット111で内部ショートしているものと判定し、内部ショート検出通知を通信部260に通知する(S911)。通信部260は、この内部ショート検出通知を携帯機器へ通知する。具体的には内部ショート検出通知は、通信部260を構成する通信端末SIOから保護IC130を介して携帯機器へ通知される。尚S910において内部ショート検出の基準となる容量値の所定値は、予め設定されてROM123等に格納されているものとした。
本実施形態では、電池ユニット111で内部ショートが発生した場合、時間が経過するほど放電容量値が増加する。このため本実施形態では、正確に内部ショートを検出することができ、電池パック100の利用において安全性をより向上させることができる。
(第三の実施形態)
以下の本発明の第三の実施形態について説明する。本発明の第三の実施形態は、電池ユニットの放電容量から算出される電流値を用いて内部ショートを検出している点が第二の実施形態と相違する。よって以下の本実施形態の説明では、第二の実施形態との相違点についてのみ説明し、第二の実施形態と同様の機能構成を有するものには第二の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、説明を省略する。
図11は、第三の実施形態のショート検出IC120Bの機能構成を示すブロック図である。本実施形態のショート検出IC120Bは、第二の実施形態のショート検出IC120Aの有する各部に加え、電流値算出部290を有する。
本実施形態のショート検出部240Bは、放電容量値から算出される電流値に基づき、電池ユニット111の内部ショートを検出する。
電流値算出部290は、容量値取得部285により取得された容量値に基づき消費電流を算出する。
次に図12を参照して本実施形態のショート検出IC120Bの動作を説明する。図12は、第三の実施形態のショート検出IC120Bの動作を説明するフローチャートである。
図12のS1201からS1209までの処理は、図9のS901からS909までの処理と同様であるから説明を省略する。
S1209において、所定時間における放電容量値を示す容量値Qusを取得すると、電流値算出部290は、容量値Qusを用いて所定時間内の消費電流値Iusを算出する(S1210)。具体的には電流値算出部290は、以下に式により消費電流値Iusを算出する。
Ius=(Q2−Q1)/td−(Idis+Isd)
尚、tdは所定時間であり、Idisは所定時間tdにおいて検出された電流の積算値であり、Isdは電池ユニット111とショート検出IC120Bの自己放電電流値である。
ショート検出部240Bは、消費電流値Iusが所定値以上であるか否かを判定する(S1211)。S1211において消費電流値Iusが所定値以上であった場合、ショート検出部240Aは電池ユニット111で内部ショートしているものと判定し、内部ショート検出通知を通信部260に通知する(S1212)。尚S1211において内部ショート検出の基準となる消費電流値の所定値は、予め設定されてROM123等に格納されているものとした。
このように、本実施形態では、所定時間における放電容量値に基づき消費電流値を算出し、内部ショートを検出することができる。本実施形態では、放電容量値に基づき内部ショートを検出しているため、より正確に内部ショートを検出することができる。
以上、実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
第一の実施形態の電池パック100を説明する図である。 第一の実施形態のショート検出IC120のハードウェア構成を示す図である。 第一の実施形態のショート検出IC120の機能構成を示すブロック図である。 電池パック100において電池ユニット111の充電を行った場合の電流波形と電圧波形を示す図である。 電池パック100において電池ユニット111の放電を行った場合の電流波形と電圧波形を示す図である。 第一の実施形態のショート検出IC120の動作を説明するフローチャートである。 本発明の携帯機器を説明する図である。 第二の実施形態のショート検出IC120Aの機能構成を示すブロック図である。 第二の実施形態のショート検出IC120Aの動作を説明するフローチャートである。 補正電圧値を説明する図である。 第三の実施形態のショート検出IC120Bの機能構成を示すブロック図である。 第三の実施形態のショート検出IC120Bの動作を説明するフローチャートである。 従来の電池パックの各例のブロック図を示す。
符号の説明
100 電池パック
110 二次電池
111 電池ユニット
112 正極端子
113 負極端子
114 外部端子
120、120A、120B ショート検出IC
122 センサ部
130 保護IC
210 電流値取得部
220 電圧値取得部
230 計時部
240、240A、240B ショート検出部
250 記憶制御部
260 通信部
270 表示制御部
280 温度補正部
285 容量値算出部
290 電流値算出部

Claims (11)

  1. 複数の充放電可能な二次電池により構成される電池ユニットに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記電池ユニットの電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電池ユニットの内部ショートを検出するショート検出手段と、を有し、
    前記ショート検出手段は、
    前記電池ユニットに流れる電流が所定値以下となったときに検出された前記電池ユニットの電圧値と、前記電池ユニットに流れる電流が所定値以下の状態で所定時間経過した後の前記電池ユニットの電圧値との差が所定値以上であったとき、前記電池ユニットの内部ショートと判定することを特徴とする電池パック。
  2. 前記電圧検出手段により検出された電圧に基づき、前記電池ユニットの残容量値を取得する容量値取得手段を有し、
    ショート検出手段は、前記電池ユニットに流れる電流が所定値以下となったときに取得した前記電池ユニットの残容量値と、前記電池ユニットに流れる電流が所定値以下の状態で所定時間経過した後の前記電池ユニットの残容量値との差が所定値以上であったとき、前記電池ユニットの内部ショートと判定する請求項1記載の電池パック。
  3. 前記電池ユニットの温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段により検出された温度に基づき前記電圧検出手段により検出された電圧を補正する温度補正手段とを有し、
    前記容量値取得手段は、前記温度補正手段により補正された電圧に基づき、前記電池ユニットの残容量値を取得する請求項2記載の電池パック。
  4. 前記電池ユニットに流れる電流が所定値以下となったときに取得した前記電池ユニットの残容量値と、前記電池ユニットに流れる電流が所定値以下の状態で所定時間経過した後の前記電池ユニットの残容量値との差に基づき、前記所定時間に消費した電流値を算出する電流値算出手段を有し、
    前記ショート検出手段は、
    前記電流値算出手段により算出された電流値が所定値以上であったとき、前記電池ユニットの内部ショートを検出する請求項3記載の電池パック。
  5. 当該電池パックが内蔵される携帯機器と通信を行う通信手段を有し、
    前記通信手段は、
    前記ショート検出手段により、前記電池ユニットの内部ショートと判定されたとき、前記電池ユニットの内部ショートを前記携帯機器へ通知することを特徴とする請求項1ないし4の何れか一項に記載の電池パック。
  6. 複数の充放電可能な二次電池により構成される電池ユニットに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記電池ユニットの電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電池ユニットの内部ショートを検出するショート検出手段と、を有し、
    前記ショート検出手段は、
    前記電池ユニットの充放電に流れる電流が所定値以下となったときに検出された前記電池ユニットの電圧値と、前記電池ユニットに流れる電流が所定値以下の状態で所定時間経過した後の前記電池ユニットの電圧値との差が所定値以上であったとき、前記電池ユニットの内部ショートと判定する電池パックを内蔵することを特徴とする携帯機器。
  7. 前記電池パックは、
    前記ショート検出手段により、前記電池ユニットの内部ショートと判定されたとき、前記電池ユニットの内部ショートを通知する通信手段を有し、
    当該携帯機器は、
    前記通信手段から前記通知を受けて、当該携帯機器の動作を制限することを特徴とする請求項6記載の携帯機器。
  8. 前記通知を受けて、
    前記電池パックへの充電を制限することを特徴とする請求項7記載の携帯機器。
  9. 前記通知を受けて、
    当該携帯機器の電源を遮断することを特徴とする請求項7又は8記載の携帯機器。
  10. 複数の充放電可能な二次電池により構成される電池ユニットを有する電池パックによる前記電池ユニットの内部ショート検出方法であって、
    前記電池ユニットに流れる電流を検出する電流検出手順と、
    前記電池ユニットの電圧を検出する電圧検出手順と、
    前記電池ユニットの内部ショートを検出するショート検出手順と、を有し、
    前記ショート検出手順は、
    前記電池ユニットの充放電に流れる電流が所定値以下となったときに検出された前記電池ユニットの電圧値と、前記電池ユニットに流れる電流が所定値以下の状態で所定時間経過した後の前記電池ユニットの電圧値との差が所定値以上であったとき、前記電池ユニットの内部ショートと判定することを特徴とするショート検出方法。
  11. 充放電可能な複数の二次電池により構成される電池ユニットの内部ショートを検出する電池パックにおいて実行されるプログラムであって、
    前記電池パックは、演算処理装置と記憶装置とを有し、
    前記演算処理装置に、
    前記電池ユニットに流れる電流を検出する電流検出ステップと、
    前記電池ユニットの電圧を検出する電圧検出ステップと、
    前記電池ユニットの内部ショートを検出するショート検出ステップとを実行させ、
    前記ショート検出ステップは、
    前記電池ユニットの充放電に流れる電流が所定値以下となったときに検出された前記電池ユニットの電圧値と、前記電池ユニットに流れる電流が所定値以下の状態で所定時間経過した後の前記電池ユニットの電圧値との差が所定値以上であったとき、前記電池ユニットの内部ショートと判定するショート検出プログラム。
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