JP2009168914A - 光ファイバ及びその製造方法 - Google Patents

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忠彦 中井
Takaaki Kinoshita
貴陽 木下
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武史 佐竹
Koji Akutsu
剛二 阿久津
Motohiko Yamazaki
元彦 山崎
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Abstract

【課題】均一な照射強度でレーザ光が出射される光ファイバを実現する。
【解決手段】横断面が長方形又は正方形の矩形状に形成された石英製のコア1aと、コア1aを被覆するように横断面の外郭が円形状に形成された樹脂製のクラッド2とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバ及びその製造方法に関し、特に、レーザ光を伝送するためのレーザガイド用の光ファイバ及びその製造方法に関するものである。
レーザガイドは、エネルギー密度の高いレーザ光を伝送するための光ファイバ部品として、種々の加工装置などに広く用いられている。
ところで、レーザガイドを介して出射されるレーザ光により半導体などの表面剥離を行うレーザ加工では、レーザ光が照射される照射スポットにおける照射強度が均一であることが求められている。
例えば、横断面が円形状に形成されたコアと、そのコアを被覆するように形成されたクラッドとを備えた従来の光ファイバでは、レーザ光の照射スポットにおける照射強度の分布がガウス分布になるので、照射スポットにおいて均一な照射強度を得るために、モードスクランブル処理を行う必要がある。ここで、モードスクランブル処理とは、例えば、光ファイバを曲げ許容半径の範囲内で巻回することにより、導光路内におけるモード間の光パワーの相互交換を誘起するための処理である。しかしながら、このモードスクランブル処理では、光ファイバを巻回するために光ファイバが破断したり、装置(モードスクランブラ)が大きくなったりすると共に、光ファイバを数100m巻回しただけでは、十分に均一な照射強度を得られないので、処理効率が低くなってしまう。
また、特許文献1には、光伝搬機能を有するコア部材の横断面が矩形状に形成された導光路ファイバが開示されている。
特公平3−49591号公報
ここで、特許文献1には、導光路ファイバが光強度分布均一化機能を有すると記載されているものの、その導光路ファイバの詳細な構成が開示されていない。仮に、導光路ファイバのコア及びクラッドの双方が石英製である場合には、伝送可能なNA(Numerical Aperture、開口数)が小さいので、モードスクランブル処理によりレーザ光が漏れてしまい、高次モードのレーザ光の伝送が困難である。また、導光路ファイバのコア及びクラッドの双方が樹脂製である場合には、伝送するレーザ光によりファイバ本体が溶融するおそれがあるので、エネルギー密度の高いレーザ光の伝送に適用することが困難である。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、均一な照射強度でレーザ光が出射される光ファイバを実現することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、横断面が矩形状である石英製のコアと、そのコアを被覆する横断面の外郭が円形状である樹脂製のクラッドとを備えるようにしたものである。
具体的に本発明に係る光ファイバは、横断面が長方形又は正方形の矩形状に形成された石英製のコアと、上記コアを被覆するように横断面の外郭が円形状に形成された樹脂製のクラッドとを備えていることを特徴とする。
上記の構成によれば、コアの横断面が矩形状に形成されているので、ファイバ端から出射されるレーザ光の照射強度が均一になる。また、コアが一般的に耐熱性の高い石英により構成されているので、エネルギー密度の高いレーザ光の伝送が可能になる。さらに、クラッドが一般的に屈折率の低い樹脂により構成されているので、クラッドの屈折率がコアの屈折率よりも低くなって、コアに入射したレーザ光がコア及びクラッドの界面で反射を繰り返しながら伝送することになる。したがって、エネルギー密度の高いレーザ光が、一方のファイバ端のコアに入射し、コア内を伝送した後に、他方のファイバ端のコアから均一な照射強度で出射されるので、均一な照射強度でレーザ光が出射される光ファイバを実現することが可能になる。
上記コアの横断面における各角部は、該コアの横断面における長方形の長辺又は正方形の1辺に対して1/100〜1/10の曲率半径を有していてもよい。
上記の構成によれば、コアの横断面における各角部が所定範囲の曲率半径を有しているので、本発明の光ファイバが具体的に構成される。
上記クラッドは、熱硬化性を有するシリコーン系樹脂であってもよい。
上記の構成によれば、クラッドを構成する熱硬化性のシリコーン系樹脂が一般的に低粘度であるので、コアを被覆するクラッドが厚く形成されて、クラッドの横断面の外郭が容易に円形状に形成される。
また、本発明に係る光ファイバの製造方法は、横断面が長方形又は正方形の矩形状に形成された石英製のコア材を加熱及び延伸することにより、横断面が矩形状のコアを形成するコア形成工程と、上記コアの側面に樹脂を被覆することにより、横断面の外郭が円形状のクラッドを形成するクラッド形成工程とを備える光ファイバの製造方法であって、上記コア形成工程では、上記コア材を1950℃〜2050℃で加熱及び延伸することを特徴とする。
上記の方法によれば、コア形成工程において、横断面が矩形状のコア材を1950℃〜2050℃の雰囲気で加熱及び延伸するので、矩形状のコアの横断面における各角部が、コアの横断面における長方形の長辺又は正方形の1辺に対して1/100〜1/10の曲率半径を有することになる。これにより、コアの横断面が具体的に矩形状に形成されるので、ファイバ端から出射されるレーザ光の照射強度が均一になる。また、コアが一般的に耐熱性の高い石英製のコア材により構成されるので、エネルギー密度の高いレーザ光の伝送が可能になる。さらに、クラッドが一般的に屈折率の低い樹脂により構成されるので、クラッドの屈折率がコアの屈折率よりも低くなって、コアに入射したレーザ光がコア及びクラッドの界面で反射を繰り返しながら伝送することになる。したがって、エネルギー密度の高いレーザ光が、一方のファイバ端のコアに入射し、コア内を伝送した後に、他方のファイバ端のコアから均一な照射強度で出射されるので、均一な照射強度でレーザ光が出射される光ファイバを実現することが可能になる。
本発明によれば、横断面が矩形状である石英製のコアと、そのコアを被覆する横断面の外郭が円形状である樹脂製のクラッドとを備えているので、均一な照射強度でレーザ光が出射される光ファイバを実現することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の各実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1〜図5は、本発明に係る光ファイバ及びその製造方法の実施形態1を示している。具体的に、図1は、本実施形態の光ファイバ10aを示す斜視図である。
光ファイバ10aは、図1に示すように、横断面が長方形の矩形状に形成されたファイバ中心となるコア1aと、コア1aを被覆するように横断面の外郭が円形状に形成されたクラッド2と、クラッド2を被覆するように円筒状に形成された保護層3とを備えている。
コア1aは、石英により構成され、その長方形の横断面における各角部Cが、長方形の長辺に対して1/100〜1/10の曲率半径を有している。
クラッド2は、例えば、熱硬化性を有するシリコーン系樹脂により構成され、コア1aの(石英単体の)屈折率よりも低い屈折率(例えば、1.408)を有している。
保護層3は、例えば、ポリアミド樹脂により構成され、外部からの衝撃などからコア1a及びクラッド2を保護するように設けられている。
上記構成の光ファイバ10aは、一方のファイバ端のコア1aに入射したレーザ光が、コア1a及びクラッド2の界面で反射を繰り返しながら伝送した後に、他方のファイバ端のコア1aから出射されるようになっている。
次に、図2を用いて、本実施形態の光ファイバ10aの製造方法について説明する。ここで、図2は、光ファイバ10aの製造工程を示す模式図である。また、本実施形態の製造方法は、コア形成工程、クラッド形成工程及び保護層形成工程を備えている。なお、本実施形態では、保護層形成工程を備える製造方法を例示するが、本発明では、保護層形成工程が必須でないので、保護層形成工程を省略して、光ファイバ10aの保護層3を省略してもよい。
<コア形成工程>
図2に示すように、1950℃〜2050℃に設定された紡糸炉11において、例えば、縦25mm×横12.5mm×長さ200mm程度で、横断面の各角部Cの曲率半径が1mm程度以下の石英製のコア材5を加熱及び延伸して、所定速度(1m/min〜20m/min)でファイバ状に線引きすることにより、横断面が長方形状のコア1aを形成する。なお、コア1aは、紡糸炉11から排出されたときの縦及び横のサイズを第1測定部12により非接触で測定し、その測定したデータに基づいて、コア材5の送り出し速度、及びコア1aの引き取り速度(線引き速度)などを調整することにより、所定のサイズに形成される。
ここで、図3は、紡糸炉11の温度とコア形成工程で形成されたコア1aの横断面における各角部Cの曲率半径Rとの関係を示すグラフである。なお、図3は、コア1aの線引き速度が5m/minであるときに、短辺が350μm、長辺が700μmmのコア1aを形成したときのデータである。そして、コア1aの各角部Cの曲率半径Rは、コア1aの線引き速度の高低にそれほど影響せず、図3に示すように、紡糸炉11の温度上昇につれて大きくなる。そのため、紡糸炉11の温度を1950℃〜2050℃に設定することにより、コア1aの横断面における各角部Cの曲率半径Rを、その横断面の長方形の長辺(例えば、700μm程度)に対して1/100(例えば、7μm程度)〜1/10(例えば、70μm程度)に形成することができる。また、紡糸炉11の温度を1950℃よりも低く設定すると、コア材5の軟化が不十分となるので、線引き、すなわち、コア1aの形成が困難となり、紡糸炉11の温度を2050℃よりも高くなると、コア1aの各角部Cの曲率半径Rが過剰に大きくなるので、半導体の表面剥離加工用のレーザガイドとして特性が低下してしまう。
<クラッド形成工程>
図2に示すように、コア形成工程で形成されたコア1aを、コーティングダイス槽13内に満たされた低粘度(例えば、2.5Pa・s)の熱硬化性を有するシリコーン系樹脂6に浸漬した後に、焼成炉14により400℃〜600℃程度で加熱することにより、コア1aの周囲に横断面の外郭が円形状のクラッド2を所定の外径に形成する。ここで、クラッド2を構成するシリコーン系樹脂6は、一般的に低粘度であるので、コア1aを被覆するクラッド2が厚く形成されて、クラッド2の横断面の外郭を容易に円形状に形成することができる。
<保護層形成工程>
例えば、ポリアミド樹脂の押し出し成型(不図示)により、クラッド形成工程で形成されたクラッド2の周囲に円筒状の保護層3を形成する。
以上のようにして、本実施形態の光ファイバ10aを製造することができる。
次に、図4、図5及び図7を用いて、本実施形態の光ファイバ10a、及びコアの横断面が円形状に形成された従来の光ファイバのビームプロファイルについて説明する。ここで、図4は、光ファイバから出射されるレーザ光のプロファイルを測定する測定系を示す模式図である。
この測定系は、図4に示すように、例えば、発振波長が633nmであるHe−Neレーザ21と、He−Neレーザ21から連続発振されたレーザ光Bを集光するためのNAが0.016の入射側集光レンズ22と、入射側集光レンズ22からのレーザ光Bを入射させる被測定ファイバSと、被測定ファイバSから出射されたレーザ光Bを集光するためのNAが0.016の出射側集光レンズ23と、出射側集光レンズ23から出射されたレーザ光BのNFP(ニアフィールドパターン)を測定するためのビームプロファイラ24とを備えている。
そして、図5及び図7は、ビームプロファイラ24で検出されたビームプロファイルである。具体的に図5は、本実施形態の光ファイバ10aに対応する実施品から出射されたレーザ光のプロファイルであり、図7は、コアの横断面が円形状に形成された従来の光ファイバに対応する比較品から出射されたレーザ光のプロファイルである。
上記実施品の光ファイバ(10a)は、紡糸炉11の温度を2050℃とし、コア1aの引取速度を5m/minとして作製し、コア1aの横断面が336μm×689μmであり、コア1aの横断面における各角部Cの曲率半径が35μmであり、クラッド2の外径が1.16mmであり、保護層3の外径が2.0mmである。
図5及び図7を比較すれば分かるように、比較品(図7)では、照射強度の分布がガウス分布になるようにレーザ光が出射されるのに対して、実施品(図5)では、均一な照射強度でレーザ光が出射されることが確認された。
以上説明したように、本実施形態の光ファイバ10a及びその製造方法によれば、コア形成工程において、横断面が矩形状のコア材5を1950℃〜2050℃の雰囲気で加熱及び延伸するので、矩形状のコア1aの横断面における各角部Cが、その横断面における長方形の長辺に対して1/100〜1/10の曲率半径を有することになる。これにより、コア1aの横断面が具体的に矩形状に形成されるので、ファイバ端から出射されるレーザ光の照射強度が均一になる。また、コア1aが一般的に耐熱性の高い石英製のコア材5により構成されるので、エネルギー密度の高いレーザ光の伝送が可能になる。さらに、クラッド2が一般的に屈折率の低いシリコーン系樹脂6により構成されるので、クラッド2の屈折率がコア1aの屈折率よりも低くなって、コア1aに入射したレーザ光がコア1a及びクラッド2の界面で反射を繰り返しながら伝送することになる。したがって、エネルギー密度の高いレーザ光が、一方のファイバ端のコア1aに入射し、コア1a内を伝送した後に、他方のファイバ端のコア1aから均一な照射強度で出射されるので、均一な照射強度でレーザ光が出射される光ファイバを実現することができる。
《発明の実施形態2》
図6は、本実施形態の光ファイバ10bの斜視図である。なお、以下の実施形態において、図1〜図5と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
上記実施形態1の光ファイバ10aでは、コア1aの横断面が長方形の矩形状に形成されていたが、本実施形態の光ファイバ10bでは、コア1bの横断面が正方形の矩形状に形成されている。ここで、コア1bは、上記実施形態1のコア形成工程で用いたコア材5の形状を変更すれば、形成することができる。具体的には、コア材(5)の形状を縦20mm×横20mm×長さ200mm程度とし、紡糸炉11の温度を2020℃とし、コア1aの引取速度を8m/minとして作製することにより、例えば、356μm×356μmの正方形状の横断面を有し、その横断面における各角部Cの曲率半径が12μmに形成されたコア1bと、外径が0.782mmに形成されたクラッド2と、外径が1.3mmに形成された保護層3とを備えた光ファイバ10bを製造することができる。
本実施形態の光ファイバ10b及びその製造方法によれば、上記実施形態1と同様に、矩形状のコア1aの横断面における各角部Cが、コア1bの横断面における正方形の1辺に対して1/100〜1/10の曲率半径を有することになるので、均一な照射強度でレーザ光が出射される光ファイバを実現することができる。
以上説明したように、本発明は、均一な照射強度でレーザ光が出射されるので、半導体の表面剥離加工などのレーザ加工について有用である。
実施形態1に係る光ファイバ10aを示す斜視図である。 光ファイバ10aの製造工程を示す模式図である。 紡糸炉の温度と光ファイバ10aを構成するコアの各角部の曲率半径Rとの関係を示すグラフである。 光ファイバから出射されるレーザ光のプロファイルを測定する測定系を示す模式図である。 光ファイバ10aに対応する実施品から出射されたレーザ光のプロファイルである。 実施形態2に係る光ファイバ10bの斜視図である。 従来の光ファイバに対応する比較品から出射されたレーザ光のプロファイルである。
符号の説明
C 角部
1a,1b コア
2 クラッド
5 コア材
6 シリコーン系樹脂
10a,10b 光ファイバ

Claims (4)

  1. 横断面が長方形又は正方形の矩形状に形成された石英製のコアと、
    上記コアを被覆するように横断面の外郭が円形状に形成された樹脂製のクラッドとを備えていることを特徴とする光ファイバ。
  2. 請求項1に記載された光ファイバにおいて、
    上記コアの横断面における各角部は、該コアの横断面における長方形の長辺又は正方形の1辺に対して1/100〜1/10の曲率半径を有していることを特徴とする光ファイバ。
  3. 請求項1に記載された光ファイバにおいて、
    上記クラッドは、熱硬化性を有するシリコーン系樹脂であることを特徴とする光ファイバ。
  4. 横断面が長方形又は正方形の矩形状に形成された石英製のコア材を加熱及び延伸することにより、横断面が矩形状のコアを形成するコア形成工程と、
    上記コアの側面に樹脂を被覆することにより、横断面の外郭が円形状のクラッドを形成するクラッド形成工程とを備える光ファイバの製造方法であって、
    上記コア形成工程では、上記コア材を1950℃〜2050℃で加熱及び延伸することを特徴とする光ファイバの製造方法。
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