JPS59137069A - レ−ザ治療装置 - Google Patents
レ−ザ治療装置Info
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- JPS59137069A JPS59137069A JP58010615A JP1061583A JPS59137069A JP S59137069 A JPS59137069 A JP S59137069A JP 58010615 A JP58010615 A JP 58010615A JP 1061583 A JP1061583 A JP 1061583A JP S59137069 A JPS59137069 A JP S59137069A
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- laser
- light
- light guide
- guide fiber
- laser beam
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は、例えば形成外科、皮膚科等で使用されるレ
ーザ治療装置に係り、特に異状血管群、異状色素群等の
有色性母斑に適■エネルギのレーザ光を照射して、その
母斑の除去、治療を行うに適した形成外科あるいは皮膚
科用レーザ治療装置に関するものである。
ーザ治療装置に係り、特に異状血管群、異状色素群等の
有色性母斑に適■エネルギのレーザ光を照射して、その
母斑の除去、治療を行うに適した形成外科あるいは皮膚
科用レーザ治療装置に関するものである。
[発明の技術的背景とその問題点]
従来、母斑の治療に対しては、外科、皮膚科、放射線科
等のいくつかの分野で、それぞれ種々の試みがなされて
きた。即ち、外科分野では、切除縫縮術、植皮術、表皮
剥削術等を用いた治療法、また皮膚科では薬物療法、ド
ライアイス療法、電気分解法等、更に放射線科ではラジ
ウム療法、コバルト療法、ストロンチウム療法等を主と
して挙げることができる。しかし、これらの治療法はい
ずれも、患者に対する侵襲が大きい割りには充分な治療
効果が得られない。また、治療行為そのものが患者に苦
痛を与え、且つ入院の必要もあり、しかも治療期間が長
くなる等の欠点があり、そのためそれら治療方法の改良
が強く望まれるようになった。
等のいくつかの分野で、それぞれ種々の試みがなされて
きた。即ち、外科分野では、切除縫縮術、植皮術、表皮
剥削術等を用いた治療法、また皮膚科では薬物療法、ド
ライアイス療法、電気分解法等、更に放射線科ではラジ
ウム療法、コバルト療法、ストロンチウム療法等を主と
して挙げることができる。しかし、これらの治療法はい
ずれも、患者に対する侵襲が大きい割りには充分な治療
効果が得られない。また、治療行為そのものが患者に苦
痛を与え、且つ入院の必要もあり、しかも治療期間が長
くなる等の欠点があり、そのためそれら治療方法の改良
が強く望まれるようになった。
一方近年になって母斑の組織学的研究が進み、母斑の解
明が除々にではあるが明らかにされつつある。いわゆる
赤あざ等の有色性異状細胞は正常細胞と比較して一般に
明度が低く、明度の高い正常細胞に比べて可視光線をよ
り強く吸収する。従って、この異常細胞に可視光線域の
高エネルギ光を照射すると、この光は異常細胞に選択的
に吸収されて熱エネルギに変換される。その結果異常細
胞は強く焼番プて破壊される。一方正常細胞は一般に明
度が高く、前述の高エネルギ光の吸収が少ないため、そ
れの熱による損傷は少い。従って、異状血管肝性母斑に
対して、前述の高エネルギ光を照射すれば、異常細胞が
選択的に焼かれて除去、消滅される。しかし比較的明度
の高い正常細胞、汗腺、皮膚等は光をほとんど吸収しな
いので、非可逆的損傷が避りられ、光による正常細胞、
皮膚表面等の火傷は微小の痩痕形成と共に急速に治癒す
る。上記したように、患部母斑におIJる正常細胞に対
しては光エネルギ吸収量が少(、その有色細胞に対して
は光エネルギ吸収量が増加するような可視光線域のある
波長を選択し、且つその波長 ゛の持つエネルギ密度を
所定値に設定することにより、有色性細胞を選択的破壊
消失することができる。そのような条件を具えた光の代
表例がレーザ光であり、このレーザ光を治療手段として
利用したものがレーザ治療装置である。
明が除々にではあるが明らかにされつつある。いわゆる
赤あざ等の有色性異状細胞は正常細胞と比較して一般に
明度が低く、明度の高い正常細胞に比べて可視光線をよ
り強く吸収する。従って、この異常細胞に可視光線域の
高エネルギ光を照射すると、この光は異常細胞に選択的
に吸収されて熱エネルギに変換される。その結果異常細
胞は強く焼番プて破壊される。一方正常細胞は一般に明
度が高く、前述の高エネルギ光の吸収が少ないため、そ
れの熱による損傷は少い。従って、異状血管肝性母斑に
対して、前述の高エネルギ光を照射すれば、異常細胞が
選択的に焼かれて除去、消滅される。しかし比較的明度
の高い正常細胞、汗腺、皮膚等は光をほとんど吸収しな
いので、非可逆的損傷が避りられ、光による正常細胞、
皮膚表面等の火傷は微小の痩痕形成と共に急速に治癒す
る。上記したように、患部母斑におIJる正常細胞に対
しては光エネルギ吸収量が少(、その有色細胞に対して
は光エネルギ吸収量が増加するような可視光線域のある
波長を選択し、且つその波長 ゛の持つエネルギ密度を
所定値に設定することにより、有色性細胞を選択的破壊
消失することができる。そのような条件を具えた光の代
表例がレーザ光であり、このレーザ光を治療手段として
利用したものがレーザ治療装置である。
現在、種々のレーザ治療装置が提案されているが、その
代表例を第1図に示す。図において、装置本体1は、レ
ーザ発振器1B、電m1A、操作パネル1C1その、他
レーザ発振に必要な部品で構成される。発振器1Bから
照射されたレーザ光は、コネクタ2を介して導光路ファ
イバ3で導びかれて、ハンドピース4の先端から出射さ
れ治療のためのエネルギ光として使用される。
代表例を第1図に示す。図において、装置本体1は、レ
ーザ発振器1B、電m1A、操作パネル1C1その、他
レーザ発振に必要な部品で構成される。発振器1Bから
照射されたレーザ光は、コネクタ2を介して導光路ファ
イバ3で導びかれて、ハンドピース4の先端から出射さ
れ治療のためのエネルギ光として使用される。
有色性母斑の治療に有効な可視光線域にあって比較的出
力が大きく、且つ実用化されているレーザとして、波長
5140Aに代表されるアルゴンレーザ、波長6943
Aのルビーレーザ等がある。
力が大きく、且つ実用化されているレーザとして、波長
5140Aに代表されるアルゴンレーザ、波長6943
Aのルビーレーザ等がある。
ルビーレーザは大ぎな出力及び照射面積を得ることが出
来るが、パルス光であるため照射する時間間隔が長いと
いう欠点を有する。一方アルゴンレーザはその出力が約
数Wと比較的低いという欠点を有するが、レーザ光の制
御性が良好で、且つ照射面積が小さく、ハンドピースの
操作性が良好で取扱い易いという特徴があることから、
精巧微細な治療を必要とする部分の治療に適している。
来るが、パルス光であるため照射する時間間隔が長いと
いう欠点を有する。一方アルゴンレーザはその出力が約
数Wと比較的低いという欠点を有するが、レーザ光の制
御性が良好で、且つ照射面積が小さく、ハンドピースの
操作性が良好で取扱い易いという特徴があることから、
精巧微細な治療を必要とする部分の治療に適している。
このようなレーザ治療装置は一般に、治療時に術者がハ
ンドピース4を手で持ち、患部を肉眼で確認しながらレ
ーザ光照射位置をハンドピース4の先端から照射される
レーザ光束弁だけ順次移動させ、且つ足踏スイッチ等で
レーザ光を断続的に照射して治療を行っている。
ンドピース4を手で持ち、患部を肉眼で確認しながらレ
ーザ光照射位置をハンドピース4の先端から照射される
レーザ光束弁だけ順次移動させ、且つ足踏スイッチ等で
レーザ光を断続的に照射して治療を行っている。
従来のカライドスコープ(商標)を装備したハンドピー
ス4の詳細を第2図に示す。ハンドピース4の筒状ホル
ダ8内に透明方形柱状のカライドスコープ(商標)7が
挿入され、その図示左端側が所定長だ【プ、ハンドピー
ス4の先端部分、即ち5− ホルダ8の端部から突出している。方形キャップ状カラ
イドスコープ〈商標)端部保護具11が、ホルダ8の端
部内側に形成された窪み34に手動で嵌め込まれる。
ス4の詳細を第2図に示す。ハンドピース4の筒状ホル
ダ8内に透明方形柱状のカライドスコープ(商標)7が
挿入され、その図示左端側が所定長だ【プ、ハンドピー
ス4の先端部分、即ち5− ホルダ8の端部から突出している。方形キャップ状カラ
イドスコープ〈商標)端部保護具11が、ホルダ8の端
部内側に形成された窪み34に手動で嵌め込まれる。
この保護具11は方形筒状の透明筒状体2とその一開口
部閉塞のための透明板状体13とから構成されていて、
透明板状体13の端面14を生体患部に当接することに
より、カライドスコープ(商標)7で強度分布が一様化
されたレーザ光が、端部14を透過して患部に照射され
る。また透明2板状体13はその端部14がレーザ光照
射時に生ノ一 体患部からの組織片、炭化、焼灼片等により汚染される
ため、透明筒状体12に対し手動にて着脱自在に構成さ
れていて、随時新しいものと交換しながら使用される。
部閉塞のための透明板状体13とから構成されていて、
透明板状体13の端面14を生体患部に当接することに
より、カライドスコープ(商標)7で強度分布が一様化
されたレーザ光が、端部14を透過して患部に照射され
る。また透明2板状体13はその端部14がレーザ光照
射時に生ノ一 体患部からの組織片、炭化、焼灼片等により汚染される
ため、透明筒状体12に対し手動にて着脱自在に構成さ
れていて、随時新しいものと交換しながら使用される。
ハンドピース4の中央部分において、ホルダ8の他端部
は、カライドスコープ(商標)7を保持するために二分
割されてねじ35で固定された保持具15a、15bに
ねじ37で固定される。保持具15a、15bの他端部
には、カライドスコ=6− −プ(商標)7の光軸より外れた位置に、例えば豆ラン
プ等のようなガイド光源30が配置される。
は、カライドスコープ(商標)7を保持するために二分
割されてねじ35で固定された保持具15a、15bに
ねじ37で固定される。保持具15a、15bの他端部
には、カライドスコ=6− −プ(商標)7の光軸より外れた位置に、例えば豆ラン
プ等のようなガイド光源30が配置される。
また、レーザ光を導く導光路32ど、ガイド光源30に
給電するための電気接触子22.24とを備えて、コネ
クタ36の一部を構成するレセプタクル16が、ねじ3
1で保持具15a、15bに固定される。ガイド光源3
0の出射光は、カライドスコープ(商標)7の入射端面
に向けて出射される。
給電するための電気接触子22.24とを備えて、コネ
クタ36の一部を構成するレセプタクル16が、ねじ3
1で保持具15a、15bに固定される。ガイド光源3
0の出射光は、カライドスコープ(商標)7の入射端面
に向けて出射される。
上記したように構成されると、レーザ発振器1Bから発
振したレーザ光特有の強度分布を有するレーザビームは
、先ず集光レンズにて絞られ、その焦点近傍に位置する
導光路ファイバ3の入射端面より入射する。導光路ファ
イバ3に入射したレーザ光は、そのファイバ内部で全反
射を繰り返しながら進行し、導光路ファイバ3の出射端
面から出射する。この出射したレーザ光は、透明方形柱
状を有するカライドスコープ(商標)7の一端から入射
される。このカライドスコープ(商標)に入射されたレ
ーザ光は、その内部を進行する際に四方の壁に当って全
反射を繰り返され、光強度分布の均一化が行われ、カラ
イドスコープ(商標)7の他端から四角形状のレーザビ
ームとして出射される。このようにして患部には均一照
射面が形成され、焼【プむらのない良好な治療結果が1
qられる。
振したレーザ光特有の強度分布を有するレーザビームは
、先ず集光レンズにて絞られ、その焦点近傍に位置する
導光路ファイバ3の入射端面より入射する。導光路ファ
イバ3に入射したレーザ光は、そのファイバ内部で全反
射を繰り返しながら進行し、導光路ファイバ3の出射端
面から出射する。この出射したレーザ光は、透明方形柱
状を有するカライドスコープ(商標)7の一端から入射
される。このカライドスコープ(商標)に入射されたレ
ーザ光は、その内部を進行する際に四方の壁に当って全
反射を繰り返され、光強度分布の均一化が行われ、カラ
イドスコープ(商標)7の他端から四角形状のレーザビ
ームとして出射される。このようにして患部には均一照
射面が形成され、焼【プむらのない良好な治療結果が1
qられる。
しかしながら、透明方形柱状カライドスコープ(商標)
7は、光学ガラスたとえばBK−7(硼珪クラウン7種
)等の光学材料を使用して形成され、また装置の操作性
向上のために導光路ファイバは必要不可欠である。この
ように、レーザ発振部から発振したレーザ光を自在に導
光する可撓性、ファイバと、所望強度分布を有するレー
ザ光を均一化するカライドスコープ(商標)との2種類
の光学部品が使用されるため、それらの光学部品をレー
ザ光が入射或いは出射する際、透過損失を生じる。この
透過損失の主要素として、フレネル反射損失、不純物損
失、散乱損失等が挙げられるが、光学部品の材料として
前記したようにたとえば石英で構成した場合、フレネル
反射損失の値が最も大きく、他の損失はほとんど無視で
きる。
7は、光学ガラスたとえばBK−7(硼珪クラウン7種
)等の光学材料を使用して形成され、また装置の操作性
向上のために導光路ファイバは必要不可欠である。この
ように、レーザ発振部から発振したレーザ光を自在に導
光する可撓性、ファイバと、所望強度分布を有するレー
ザ光を均一化するカライドスコープ(商標)との2種類
の光学部品が使用されるため、それらの光学部品をレー
ザ光が入射或いは出射する際、透過損失を生じる。この
透過損失の主要素として、フレネル反射損失、不純物損
失、散乱損失等が挙げられるが、光学部品の材料として
前記したようにたとえば石英で構成した場合、フレネル
反射損失の値が最も大きく、他の損失はほとんど無視で
きる。
フレネル反射損失の理論値は、一般に次のように表わす
ことができる。
ことができる。
n2:石英の屈折率−1,46
従って光学部品の一面当りの損失値は、その面精度条件
、光学的結合条件等によって多少増加し、一般に5%P
i!度となり、装置全体の透過損失ががなり大きくなる
という欠点があった。
、光学的結合条件等によって多少増加し、一般に5%P
i!度となり、装置全体の透過損失ががなり大きくなる
という欠点があった。
更に、導光路ファイバ並びにカライドスコープ(商標)
を機械的に保持するとともに位置精度よく結合するため
の機械的部品の数が多く、1つ形状が複雑化し、特にハ
ンドピース部の重量低減が図りにくい欠点もあった。
を機械的に保持するとともに位置精度よく結合するため
の機械的部品の数が多く、1つ形状が複雑化し、特にハ
ンドピース部の重量低減が図りにくい欠点もあった。
[発明の目的]
この発明は上記従来の欠点を除去するためになされたも
ので、全体として光透過損失の少い光伝送路を備え、月
つハンドピース部の構成簡単化並びに重量低減が図られ
た操作性良好なレーザ治療9− 装置を提供することを目的とする。
ので、全体として光透過損失の少い光伝送路を備え、月
つハンドピース部の構成簡単化並びに重量低減が図られ
た操作性良好なレーザ治療9− 装置を提供することを目的とする。
[発明の概要]
上記目的を達成するためにこの発明は、レーザ光源から
発生されたレーザ光を、導光路ファイバ入射端から導入
し、この導入されたレーザ光を前記導光路ファイバの出
力側に設けられたハンドピースを介して生体患部に照射
することにより治療を行うレーザ治療装置において、前
記導光路ファイバの光伝搬機能を有するコア部材の横断
面形状を多角形、例えば四角形として構成するものであ
る。
発生されたレーザ光を、導光路ファイバ入射端から導入
し、この導入されたレーザ光を前記導光路ファイバの出
力側に設けられたハンドピースを介して生体患部に照射
することにより治療を行うレーザ治療装置において、前
記導光路ファイバの光伝搬機能を有するコア部材の横断
面形状を多角形、例えば四角形として構成するものであ
る。
[発明の実施例]
・ 以下この発明の一実施例について、図面を参照して
説明する。
説明する。
第3図に示すように、導光路ファイバ105の出力端部
に、治療に際して術者が手で握ることができるハンドピ
ース106を形成する。このハンドピース106は、握
り部を構成するスリーブ107が導光路ファイバ105
の端部に設けられて構成される。またこのスリーブ10
7の出力側10− 先端部には、保護カバー108が着脱自在に取り付けら
れ、レーザ光を患部に照射した際に、患部から発生する
気化蒸散し1=微細物質によって導光路ファイバ105
の出力端面109が汚染されるのを■[[にする。
に、治療に際して術者が手で握ることができるハンドピ
ース106を形成する。このハンドピース106は、握
り部を構成するスリーブ107が導光路ファイバ105
の端部に設けられて構成される。またこのスリーブ10
7の出力側10− 先端部には、保護カバー108が着脱自在に取り付けら
れ、レーザ光を患部に照射した際に、患部から発生する
気化蒸散し1=微細物質によって導光路ファイバ105
の出力端面109が汚染されるのを■[[にする。
導光路ファイバ105のレーザ光入剣部は、レーザ発振
源101に接続された結合器102内に収納されたレー
ザ光集光レンズ103に対する最適位置に精度よく結合
固着される。
源101に接続された結合器102内に収納されたレー
ザ光集光レンズ103に対する最適位置に精度よく結合
固着される。
更にま1〔、導光路ファイバ105は、入射したレーザ
光を自在に導光する可撓性機能と光強度分布均一化機能
とを併わせ持つように構成されている。[ファイバ化カ
ライドスコープ(商標)]即ち、第4図に示す如く、光
を伝搬J゛るコア部105Cの形状をほぼ全長に亘って
多角形、例えば四角形柱状とし、その外周面にクラッド
層105Bを形成し、これら導光部材を保護被覆層10
5Aで被覆して構成される。(第4図は第3図のE−E
線における横断面を示している。) 次に十記構成のこの発明装置の作動を説明する。
光を自在に導光する可撓性機能と光強度分布均一化機能
とを併わせ持つように構成されている。[ファイバ化カ
ライドスコープ(商標)]即ち、第4図に示す如く、光
を伝搬J゛るコア部105Cの形状をほぼ全長に亘って
多角形、例えば四角形柱状とし、その外周面にクラッド
層105Bを形成し、これら導光部材を保護被覆層10
5Aで被覆して構成される。(第4図は第3図のE−E
線における横断面を示している。) 次に十記構成のこの発明装置の作動を説明する。
術者がハンドピース106をIRり持ち、患者の治療部
位を確認しながら、保護カバー108を装着した状態で
、での表面108Aを治療部位に接触させる。スイッチ
操作等によりレーザ発振源101から発振したレーザ光
は、結合器102内に収納された集光レンズ103で絞
り込まれ、導光路ファイバ105の入@端面から入射す
る。このようにして導光路ファイバ105内に大剣した
レーザ光は、その内部を進行する過程におい−Cいわゆ
るカライドスコープ(商標)のように四方の壁で全反射
を繰り返され、方形柱状ファイバ105の横断面一ぽい
に拡った均一エネルギ分布のレーザ光となって導光路フ
ァイバ105の出力端109から出射される。従って、
この出射されたレーザ光は、保護カバー108を透過し
てその出力部108Aから患部に向けて照射されるため
、焼けむらのない良好な治療結果を得ることができる。
位を確認しながら、保護カバー108を装着した状態で
、での表面108Aを治療部位に接触させる。スイッチ
操作等によりレーザ発振源101から発振したレーザ光
は、結合器102内に収納された集光レンズ103で絞
り込まれ、導光路ファイバ105の入@端面から入射す
る。このようにして導光路ファイバ105内に大剣した
レーザ光は、その内部を進行する過程におい−Cいわゆ
るカライドスコープ(商標)のように四方の壁で全反射
を繰り返され、方形柱状ファイバ105の横断面一ぽい
に拡った均一エネルギ分布のレーザ光となって導光路フ
ァイバ105の出力端109から出射される。従って、
この出射されたレーザ光は、保護カバー108を透過し
てその出力部108Aから患部に向けて照射されるため
、焼けむらのない良好な治療結果を得ることができる。
以上、この発明の一実施例について説明したが、この発
明はその実施例に限定されるものではなく、この発明の
要旨を変更しない範囲内で種々変更して実施することが
できる。例えば、上記実施例において、導光路ファイバ
105のクラッド層105Bは、光を伝搬するコア部1
05Cの四方形柱状に倣った所定厚の層で構成されてい
るが、第5図に示すように、コア部105Cの外形に倣
うことなく、クラッド層105Yは最も製造し易い形状
である丸形断面のものとすることもできる。
明はその実施例に限定されるものではなく、この発明の
要旨を変更しない範囲内で種々変更して実施することが
できる。例えば、上記実施例において、導光路ファイバ
105のクラッド層105Bは、光を伝搬するコア部1
05Cの四方形柱状に倣った所定厚の層で構成されてい
るが、第5図に示すように、コア部105Cの外形に倣
うことなく、クラッド層105Yは最も製造し易い形状
である丸形断面のものとすることもできる。
[発明の効果]
以上詳述したようにこの発明によれば、導光路ファイバ
のレーザ光を伝搬する役割を有するコア部の構成を多角
形柱状となし、且つその合壁を全反射面とすることによ
って導光路ファイバがレーザ光に対する導光機能と均一
化機能とを併わせ持つことになり、その結果、導光路に
おける入射面および反射面の数を従来例に比し半減でき
、光学部品の透過損失が半分になり、透過効率の良いレ
ーザ治療装置を(qることができる。また、ハンドピー
ス部においても、導光機能と均一化機能とを併合した一
体構造であるため、きわめて単純な構成となり、部材の
少い安価な手軽に組立等が行え13− る軽量で操作の便利な、しかも均一化効率の良いファイ
バ化カライドスコープ(商標)を備えたレーザ治療装置
を提供することができる。
のレーザ光を伝搬する役割を有するコア部の構成を多角
形柱状となし、且つその合壁を全反射面とすることによ
って導光路ファイバがレーザ光に対する導光機能と均一
化機能とを併わせ持つことになり、その結果、導光路に
おける入射面および反射面の数を従来例に比し半減でき
、光学部品の透過損失が半分になり、透過効率の良いレ
ーザ治療装置を(qることができる。また、ハンドピー
ス部においても、導光機能と均一化機能とを併合した一
体構造であるため、きわめて単純な構成となり、部材の
少い安価な手軽に組立等が行え13− る軽量で操作の便利な、しかも均一化効率の良いファイ
バ化カライドスコープ(商標)を備えたレーザ治療装置
を提供することができる。
第1図は従来のレーザ治療装置の全体を示す斜視図、第
2図は第1図の装置のハンドピース部を一部を断面で示
した拡大斜視図、第3図は本発明の一実施例の要部を示
す概略構成図、第4図は第3図におけるE−Elf!上
の横断面図、第5図は第4図に示す部分の変形例を示す
横断面図である。 105・・・・・・導光路ファイバ [ファイバ化カライドスコープ(商標)1106・・・
・・・ハンドピース部 107・・・・・・スリーブ1
08・・・・・・保護カバ 105G・・・・・
・コア部105B、105Y・・・・・・クラッド層1
05A、105X・・・・・・保護被覆層代理人弁理士
則近 憲佑(ばか1名)14− 第4図 第5図
2図は第1図の装置のハンドピース部を一部を断面で示
した拡大斜視図、第3図は本発明の一実施例の要部を示
す概略構成図、第4図は第3図におけるE−Elf!上
の横断面図、第5図は第4図に示す部分の変形例を示す
横断面図である。 105・・・・・・導光路ファイバ [ファイバ化カライドスコープ(商標)1106・・・
・・・ハンドピース部 107・・・・・・スリーブ1
08・・・・・・保護カバ 105G・・・・・
・コア部105B、105Y・・・・・・クラッド層1
05A、105X・・・・・・保護被覆層代理人弁理士
則近 憲佑(ばか1名)14− 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 く1)レーザ光源から発生されたレーザ光を、導光路フ
ァイバにその入射端から導入し、この導入されたレーザ
光を前記導光路ファイバの出力側に設()られlζハン
ドピースを介して生体患部に照射することにより治療を
行うレーザ治療装置において、前記導光路ファイバの光
伝搬機能を有するコア部材の横断面形状を多角形とした
ことを特徴とするレーザ治療装置。 (2)前記導光路ファイバの前記コア部材の横断面形状
を四角形としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のレーザ治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58010615A JPS59137069A (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | レ−ザ治療装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP58010615A JPS59137069A (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | レ−ザ治療装置 |
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1983
- 1983-01-27 JP JP58010615A patent/JPS59137069A/ja active Granted
Patent Citations (1)
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