JP2009163876A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】多重リフレッシュによってフレッシュ欠陥セルを救済しつつ、セルフリフレッシュ時の消費電力を抑制する。
【解決手段】セルフリフレッシュモードによるリフレッシュ周期に影響を与えることなく、オートリフレッシュモードによるリフレッシュ周期を変更する第1のリフレッシュ周期変更手段141と、オートリフレッシュモードによるリフレッシュ周期に影響を与えることなく、セルフリフレッシュモードによるリフレッシュ周期を変更する第2のリフレッシュ周期変更手段142を備える。このように、本発明によれば、オートリフレッシュモードによるリフレッシュ周期とセルフリフレッシュモードによるリフレッシュ周期をそれぞれ独立に制御可能であることから、各モードにおける特性を考慮したリフレッシュ動作を行うことが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】セルフリフレッシュモードによるリフレッシュ周期に影響を与えることなく、オートリフレッシュモードによるリフレッシュ周期を変更する第1のリフレッシュ周期変更手段141と、オートリフレッシュモードによるリフレッシュ周期に影響を与えることなく、セルフリフレッシュモードによるリフレッシュ周期を変更する第2のリフレッシュ周期変更手段142を備える。このように、本発明によれば、オートリフレッシュモードによるリフレッシュ周期とセルフリフレッシュモードによるリフレッシュ周期をそれぞれ独立に制御可能であることから、各モードにおける特性を考慮したリフレッシュ動作を行うことが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は半導体記憶装置に関し、特に、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のように、リフレッシュ動作が必要な半導体記憶装置に関する。
種々の半導体記憶装置の中でも、DRAMは最も大容量化に適した半導体記憶装置の一つであり、コンピュータのメインメモリなどに広く利用されている。DRAMが大容量化に優れている最大の理由は、他の半導体記憶装置に比べてメモリセル構造が極めて単純だからである。すなわち、DRAMのメモリセルは、1個のキャパシタと1個のMOSトランジスタによって構成され、キャパシタに蓄えられた電荷量によって情報を記憶する。キャパシタに対する充放電は、ワード線に接続されたMOSトランジスタによって制御され、MOSトランジスタがオンすると、キャパシタの蓄積電極がビット線に接続され、これによって情報の読み出し又は書き込みが行うことができる。
このように、DRAMのメモリセルは、キャパシタに蓄えられた電荷量によって情報を記憶していることから、定期的にリフレッシュ動作を行わなければ、リーク電流によって情報が消失してしまう。このため、リーク電流によって情報が消失する前に、全てメモリセルをリフレッシュする必要があり、全てのメモリセルをリフレッシュすべきサイクル(=tREF)は、規格によって例えば64msecと定められている。このことは、各メモリセルの情報保持時間としてtREF以上の時間が要求されることを意味する。したがって、情報保持時間がtREFに満たないメモリセルは「リフレッシュ欠陥セル」であり、リフレッシュ欠陥セルに対応するアドレスは「リフレッシュ欠陥アドレス」として扱われる。通常は、リフレッシュ欠陥セルを冗長メモリセルに置き換えることによりリフレッシュ欠陥アドレスが救済され、正常チップとして出荷される。
しかしながら、微細化や大容量化が進むに連れ、1チップ当たりに含まれるリフレッシュ欠陥セルの数も非常に多くなっている。このため、近年、1チップ当たり用意すべき冗長メモリセルの数や、欠陥アドレスを記憶するためのヒューズ素子(ROM)の数も非常に多くなっており、これが大容量化の妨げになるという問題が生じている。
このような問題を解決するためには、リフレッシュ欠陥セルを全て冗長メモリセルに置き換えるのではなく、情報保持時間が僅かにtREFに満たないリフレッシュ欠陥セルについては、リフレッシュ動作の実行頻度を高めることによって救済することが考えられる。例えば、情報保持時間がtREF(=例えば64msec)に満たないものの、tREF/2(=例えば32msec)以上の情報保持時間を有するリフレッシュ欠陥セルについては、リフレッシュ動作の実行頻度を2倍に高めることにより、冗長メモリセルに置き換えることなく救済(リフレッシュ救済)することが可能となる。
このように、特定のメモリセルのみリフレッシュ動作の実行頻度を高めることによってリフレッシュ欠陥セルを救済する技術としては、特許文献1及び2に記載されているように、リフレッシュ欠陥アドレスと一部のビットのみが異なるアドレスがリフレッシュカウンタより与えられた際に、リフレッシュカウンタが示すアドレスに対応するワード線のみならず、リフレッシュ欠陥セルに対応するワード線についても同時に活性化させる(多重リフレッシュ)技術が知られている。
DRAMのリフレッシュモードとしては、オートリフレッシュモードとセルフリフレッシュモードが存在する。前者は、外部から供給される外部リフレッシュコマンドに応答してリフレッシュが実行されるモードであり、リード動作やライト動作の合間に挿入することによってtREFの期間内に全てのメモリセルがリフレッシュされるよう制御される。一方、後者は、内部で自動生成される内部リフレッシュコマンドに応答してリフレッシュが実行されるモードであり、DRAMがパワーダウン状態である場合に実行される。
オートリフレッシュは、通常のリード動作やライト動作が実行されている期間に実行されることから、リフレッシュ動作による消費電力については、スペック上ほとんど問題とならない。しかしながら、リード動作やライト動作の実行によって電源電圧が変動しやすい状態にあり、しかも、リード動作やライト動作による発熱によってチップ温度が上昇していることから、オートリフレッシュ時においてはメモリセルの情報保持特性が低下している可能性がある。
一方、セルフリフレッシュ時は、DRAMがパワーダウン状態であることから、電源電圧の変動がほとんど無く、しかも、チップ温度も安定していることから、メモリセルの情報保持特性は高い状態にある。しかしながら、スペック上、パワーダウン状態において許容される消費電力は非常に小さいことから、広範囲に亘って多重リフレッシュを行うと、電流規格を満足しないおそれが生じる。
このように、多重リフレッシュを行えば、冗長メモリセルに置き換えることなくフレッシュ欠陥セルを救済することが可能となるが、多重リフレッシュを行うと、セルフリフレッシュ時における消費電力が問題となることがあった。
セルフリフレッシュ時における消費電力を低減する技術としては、特許文献3〜5に記載されているように、セルフリフレッシュ時において一部のメモリセルに対するリフレッシュを行わないという方法が提案されている。また、チップ温度に応じてリフレッシュタイマの周期を調整することにより、セルフリフレッシュ時における消費電力を低減する技術が特許文献6及び7に記載されている。
しかしながら、特許文献3〜5に記載された方法は、一部のデータを破壊することを前提としているため、適用できないケースがほとんどであると考えられる。また、特許文献6及び7に記載された方法は、チップ温度に応じた消費電力の低減は可能であるものの、多重リフレッシュによって生じる消費電力の増大を抑えることはできない。
したがって、本発明の目的は、多重リフレッシュによってフレッシュ欠陥セルを救済しつつ、セルフリフレッシュモードのように内部リフレッシュコマンドに応答したリフレッシュ動作時の消費電力を抑制可能な半導体記憶装置を提供することである。
本発明による半導体記憶装置は、リフレッシュ動作によって情報の保持が必要な複数のメモリセルを有し、外部から供給される外部リフレッシュコマンドに応答して前記リフレッシュ動作を実行する第1のリフレッシュモードと、内部で自動生成される内部リフレッシュコマンドに応答して前記リフレッシュ動作を実行する第2のリフレッシュモードとを備える半導体記憶装置であって、前記第2のリフレッシュモードによるリフレッシュ周期に影響を与えることなく、前記第1のリフレッシュモードによるリフレッシュ周期を変更する第1のリフレッシュ周期変更手段を備えることを特徴とする。
本発明において「リフレッシュ周期」とは、同一のメモリセルに対してリフレッシュ動作が行われる平均的な時間を意味する。また、本発明において、第1のリフレッシュモードとは、例えばオートリフレッシュモードが該当し、第2のリフレッシュモードとは、例えばセルフリフレッシュモードが該当する。
第1のリフレッシュ周期変更手段は、外部リフレッシュコマンドに応答してリフレッシュするメモリセルの数を変更することによって、第1のリフレッシュモードによるリフレッシュ周期を変更することが可能である。
また、本発明による半導体記憶装置は、第1のリフレッシュモードによるリフレッシュ周期に影響を与えることなく、第2のリフレッシュモードによるリフレッシュ周期を変更する第2のリフレッシュ周期変更手段をさらに備えることが好ましい。
第2のリフレッシュ周期変更手段は、内部リフレッシュコマンドに応答してリフレッシュするメモリセルの数を変更することによって、第2のリフレッシュモードによるリフレッシュ周期を変更することが可能である。この場合、特定のアドレスについてのみ、リフレッシュ周期を変更しても構わない。さらに、内部リフレッシュコマンドの生成頻度を変更することによって、第2のリフレッシュモードによるリフレッシュ周期を変更することも可能である。
このように、本発明によれば、第1のリフレッシュモードによるリフレッシュ周期と第2のリフレッシュモードによるリフレッシュ周期をそれぞれ独立に制御可能であることから、各モードにおける特性を考慮したリフレッシュ動作を行うことが可能となる。例えば、第1のリフレッシュモードがオートリフレッシュモードであり、第2のリフレッシュモードがセルフリフレッシュモードであれば、オートリフレッシュ時における多重リフレッシュの適用範囲よりも、セルフリフレッシュ時における多重リフレッシュの適用範囲を狭くすることにより、リフレッシュ欠陥セルを効果的に救済しつつ、セルフリフレッシュ時における消費電力を低減することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい第1の実施形態による半導体記憶装置100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態による半導体記憶装置100は、リフレッシュ動作によって情報の保持が必要な複数のメモリセルを有するメモリセルアレイ110を備え、アドレスピンADDを介して供給されるアドレスに記録されたデータを読み出し、これをデータピンDQを介して出力する機能(リード機能)を有するとともに、データピンDQを介して供給されたデータを、アドレスピンADDを介して供給されたアドレスに書き込む機能(ライト機能)を有している。
図2は、メモリセルアレイ110の構造を模式的に示す回路図である。
図2に示すように、メモリセルアレイ110は、複数のワード線WL1〜WLnと複数のビット線BL1〜BLmとが互いに交差するマトリクス構造を有しており、これらの各交点にメモリセルMCが配置されている。メモリセルMCは、MOSトランジスタ111とキャパシタ112の直列回路によって構成されており、MOSトランジスタ111のドレインは、対応するビット線BL1〜BLmに接続され、MOSトランジスタ111のゲートは、対応するワード線WL1〜WLnに接続されている。これにより、あるワード線WLiがハイレベルに変化すると、ワード線WLiに接続された全てのメモリセルMCのキャパシタ112が、対応するビット線BL1〜BLmにそれぞれ接続される。ワード線WL1〜WLnの制御は、図1に示すロウデコーダ121によって行われる。
一方、ビット線BL1〜BLmは、それぞれ対応するセンスアンプSA1〜SAmからなるセンスアンプ群122に接続されており、これによって、リード時においてはメモリセルMCより読み出された信号が増幅され、ライト時においてはメモリセルMCに書き込むべき信号が増幅される。いずれのセンスアンプSA1〜SAmをI/O回路123に接続するかは、図1に示すカラムデコーダ124によって制御される。カラムデコーダ124は、アドレス置換回路133より供給されるカラムアドレスを受け、これに基づき選択された、1又は2以上のセンスアンプSA1〜SAmとI/O回路123とを相互に接続する。
アドレスバッファ131は、アドレスピンADDを介して供給される外部アドレスを一時的に保持する回路であり、保持されたアドレスは、アドレス置換回路132又はアドレス置換回路133へ供給される。具体的には、外部アドレスがロウアドレスである場合にはこれをアドレス置換回路132へ供給し、外部アドレスがカラムアドレスである場合にはこれをアドレス置換回路133へと供給する。かかる制御は、制御信号ピンCOMを介して供給される外部制御信号RAS、CAS、CS、WE・・・などの組み合わせからなる「コマンド」に基づき、コントローラ130による制御によって行われる。
アドレス置換回路132,133は、それぞれ不良ロウアドレス及び不良カラムアドレスを内部変換することにより、不良ワード線及び不良ビット線をそれぞれ冗長ワード線及び冗長ビット線に置き換えるための回路である。不良ワード線や不良ビット線とは、ショート不良などにより、これに接続された全てのメモリセルMCが使用不能となるワード線やビット線を指す。このような不良ワード線や不良ビット線に接続されたメモリセルMCは、情報保持時間がtREFに満たないリフレッシュ欠陥セルとは異なり、多重リフレッシュなどによって救済することができないため、ワード線又はビット線ごと置換することによって当該アドレスを救済する必要がある。アドレス置換回路132,133は、このようなアドレス置換を行うための回路である。
アドレス置換回路132,133は、不良アドレスを記憶するためのヒューズ素子群や、不良アドレスへのアクセスを検出するための比較回路などによって構成されるが、アドレス置換回路132,133の詳細は本発明の要旨と直接関係がないことから、説明を省略する。
アドレス置換回路132によって置換されたロウアドレスは、アドレスセレクタ134に供給される。また、アドレス置換回路133によって置換されたカラムアドレスは、上述の通り、カラムデコーダ124に供給される。
アドレスセレクタ134は、アドレス置換回路132より供給されるロウアドレスと、リフレッシュカウンタ135より供給されるロウアドレスのいずれか一方を選択し、選択したアドレスをロウデコーダ121に供給する回路である。かかる制御についても、制御信号ピンCOMを介して供給されるコマンドに基づき、コントローラ130による制御によって行われる。具体的には、制御信号ピンCOMを介して供給されるコマンドがリード動作又はライト動作を示している場合には、コントローラ130より供給される活性化信号ACT信号が活性化し、これに基づき、アドレスセレクタ134はアドレス置換回路132からのロウアドレスを選択する。一方、制御信号ピンCOMを介して供給されるコマンドがリフレッシュ動作を示している場合には、活性化信号ACT信号が非活性となり、これに基づき、アドレスセレクタ134はリフレッシュカウンタ135からのロウアドレスを選択する。
制御信号ピンCOMより供給されるリフレッシュコマンドとしては、オートリフレッシュコマンドとセルフリフレッシュコマンドが存在する。オートリフレッシュコマンドが発行されると、コントローラ130は、オートリフレッシュ信号ARを活性化させる。オートリフレッシュ信号ARは、リフレッシュカウンタ135に供給され、リフレッシュカウンタ135はこれに応答してカウント値をインクリメント(又はデクリメント)する。リフレッシュカウンタのカウント値は、リフレッシュすべきロウアドレス(リフレッシュアドレス)を示している。したがって、外部からオートリフレッシュコマンドが発行されると、リフレッシュカウンタ135が示すリフレッシュアドレスに対して、リフレッシュ動作が実行される。
一方、セルフリフレッシュコマンドが発行されると、コントローラ130は、セルフリフレッシュ信号SRを活性化させる。セルフリフレッシュ信号SRは、リフレッシュタイマ136に供給され、リフレッシュタイマ136はこれに応答して、内部リフレッシュコマンドIRを定期的に自動生成する。内部リフレッシュコマンドIRが活性化すると、リフレッシュカウンタ135のカウント値はインクリメント(又はデクリメント)される。したがって、外部からセルフリフレッシュコマンドが発行されると、内部で自動生成される内部リフレッシュコマンドIRに応答してリフレッシュ動作が順次実行されることになる。
オートリフレッシュコマンドは、リードコマンドやライトコマンドの合間に発行されるコマンドであり、tREFの期間内に全てのメモリセルがリフレッシュされるよう、メモリコントローラの制御のもとで随時発行される。このため、オートリフレッシュコマンドは、短い周期(例えば100ns間隔)で連続的に発行されることがあり、電源電圧の変動が生じやすいという特徴を有している。また、リード動作やライト動作の実行によってチップ温度が上昇していることから、メモリセルの情報保持特性が低下しやすいという特徴を有している。このため、オートリフレッシュ時の条件を基準に判断すると、リフレッシュ欠陥セルが多くなる傾向が見られる。
一方、セルフリフレッシュコマンドは、リード動作やライト動作が行われないスタンバイ時、つまり、パワーダウン状態にエントリする際に1度だけ発行されるコマンドである。セルフリフレッシュコマンドが発行されると、tREFの期間内に全てのメモリセルがリフレッシュされるよう、上述の通り、内部リフレッシュコマンドIRが定期的に自動生成される。内部リフレッシュコマンドIRの生成周期は、tREFの期間内に全てのメモリセルがリフレッシュされる限度において最長(例えば8μs)に設定される。しかも、この期間はリード動作やライト動作が実行されないことから、電源電圧の変動が生じにくいという特徴を有している。また、チップ温度も低く保たれることから、メモリセルの情報保持特性は高い状態に保たれる。このため、セルフリフレッシュ時の条件を基準に判断すると、リフレッシュ欠陥セルが少なくなる傾向が見られる。
図1に示すように、オートリフレッシュ信号ARやセルフリフレッシュ信号SRは、ロウデコーダ121にも供給される。これにより、ロウデコーダ121は、現在のアクセスがリード動作又はライト動作によるものであるのか、或いは、リフレッシュ動作によるものであるのかを区別することが可能とされている。
さらに、本実施形態による半導体記憶装置100は、図1に示すように、リフレッシュ周期変更回路141,142を備えている。リフレッシュ周期変更回路141は、オートリフレッシュ時のリフレッシュ周期を指定するための回路であり、リフレッシュ周期変更回路142は、セルフリフレッシュ時のリフレッシュ周期を指定するための回路である。
図3は、リフレッシュ周期変更回路141,142の回路図である。
図3に示すように、本実施形態では、いずれのリフレッシュ周期変更回路141,142も、トランジスタ151とヒューズ素子152の直列回路と、これらの接続点の論理レベルを保持するラッチ回路153によって構成されている。トランジスタ151のゲートにはリセット時に活性化されるパワーアップ信号PUPが供給される。このため、半導体記憶装置100がリセットされると、ヒューズ素子152が切断されていない場合にはリフレッシュ周期指定信号RC1,RC2の論理レベルがローレベルとなり、ヒューズ素子152が切断されている場合にはリフレッシュ周期指定信号RC1,RC2の論理レベルがハイレベルとなる。リフレッシュ周期指定信号RC1,RC2の論理レベルはラッチ回路153によって保持される。
ヒューズ素子152の切断は製造時において行われ、リフレッシュ周期を標準値(=tREF)に設定する場合には非切断とし、リフレッシュ周期を半分(=tREF/2)に設定する場合には切断する。したがって、リフレッシュ周期変更回路141に含まれるヒューズ素子152を切断すると、オートリフレッシュ時のリフレッシュ周期が半分に短縮され、リフレッシュ周期変更回路142に含まれるヒューズ素子152を切断すると、セルフリフレッシュ時のリフレッシュ周期が半分に短縮されることになる。既に説明したとおり、「リフレッシュ周期」とは、同一のメモリセルに対してリフレッシュ動作が行われる平均的な時間を意味する。
尚、リフレッシュ周期指定信号RC1,RC2の論理レベルを切り替えるための素子としては、ヒューズ素子に限定されず、他の不揮発性記憶回路を用いても構わない。
このようにして生成されるリフレッシュ周期指定信号RC1,RC2は、図1に示すように、ロウデコーダ121に供給される。ロウデコーダ121は、オートリフレッシュ信号ARが活性化した場合、リフレッシュ周期指定信号RC1を参照することによって活性化させるワード線の数を選択する。同様に、セルフリフレッシュ信号SRが活性化した場合には、リフレッシュ周期指定信号RC2を参照することによって活性化させるワード線の数を選択する。
次に、本実施形態による半導体記憶装置100のリフレッシュ時の動作について説明する。
図4及び図5は、オートリフレッシュ時の動作を説明するためのタイミング図である。このうち、図4はリフレッシュ周期指定信号RC1がローレベルである場合の動作を示しており、図5はリフレッシュ周期指定信号RC1がハイレベルである場合の動作を示している。
図4及び図5に示すように、外部からオートリフレッシュコマンドが発行されると、リフレッシュカウンタ135のカウント値がアドレスセレクタ134を介してロウデコーダ121に供給される。この時、リフレッシュ周期指定信号RC1がローレベルであれば、図4に示すように、リフレッシュカウンタ135のカウント値によって指定されるワード線WLiが活性化され、これに繋がる全てのメモリセルがリフレッシュされる。オートリフレッシュコマンドは、通常のリフレッシュ周期(=tREF)内に全てのワード線が活性化されるよう、外部から供給されることから、リフレッシュ周期は通常通り(=tREF)となる。
一方、リフレッシュ周期指定信号RC1がハイレベルであれば、図5に示すように、上記ワード線WLiのみならず、別のワード線WLjも同時に活性化され、これらワード線に繋がる全てのメモリセルがリフレッシュされる。つまり、多重リフレッシュにより、通常の2倍のメモリセルがリフレッシュされることになる。
ワード線WLiと同時に活性化されるワード線WLjとしては、例えば、ロウアドレスの上位1ビットのみがワード線WLiと異なるワード線とすることができる。この場合、リフレッシュカウンタ135のカウント値がワード線WLiを示している場合も、リフレッシュカウンタ135のカウント値がワード線WLjを示している場合も、同じくワード線WLi,WLjの両方が活性化されることになる。これにより、通常のリフレッシュ周期(=tREF)内に同じワード線が2回活性化することになることから、リフレッシュ周期が通常の半分(=tREF/2)となる。
このように、オートリフレッシュ時のリフレッシュ周期は、リフレッシュ周期指定信号RC1によって変更することができる。しかも、オートリフレッシュ時のリフレッシュ周期を変更しても、セルフリフレッシュ時のリフレッシュ周期には影響を与えないことから、オートリフレッシュ時の条件、つまり、電源電圧の変動やチップ温度の上昇を考慮して、リフレッシュ周期を指定することが可能となる。
図6及び図7は、セルフリフレッシュ時の動作を説明するためのタイミング図である。このうち、図6はリフレッシュ周期指定信号RC2がローレベルである場合の動作を示しており、図7はリフレッシュ周期指定信号RC2がハイレベルである場合の動作を示している。
図6及び図7に示すように、外部からセルフリフレッシュコマンドが発行されると、リフレッシュタイマ136から内部リフレッシュコマンドIRが定期的に生成される。これに応答して、リフレッシュカウンタ135は定期的にインクリメント(又はデクリメント)され、その値がアドレスセレクタ134を介してロウデコーダ121に供給される。この時、リフレッシュ周期指定信号RC2がローレベルであれば、図6に示すように、リフレッシュカウンタ135のカウント値によって順次指定されるワード線WLi,WLi+1,WLi+2,WLi+3・・・が順次活性化され、これに繋がる全てのメモリセルがリフレッシュされる。リフレッシュカウンタ135は、通常のリフレッシュ周期(=tREF)内に全てのワード線が活性化されるよう、内部リフレッシュコマンドIRを定期的に生成することから、リフレッシュ周期は通常通り(=tREF)となる。
一方、リフレッシュ周期指定信号RC2がハイレベルであれば、図7に示すように、上記ワード線WLi,WLi+1,WLi+2,WLi+3・・・のみならず、別のワード線WLj,WLj+1,WLj+2,WLj+3・・・も同時に順次活性化され、これらワード線に繋がる全てのメモリセルがリフレッシュされる。つまり、多重リフレッシュにより、通常の2倍のメモリセルがリフレッシュされることになる。これにより、通常のリフレッシュ周期(=tREF)内に同じワード線が2回活性化することになることから、リフレッシュ周期が通常の半分(=tREF/2)となる。
このように、セルフリフレッシュ時のリフレッシュ周期は、リフレッシュ周期指定信号RC2によって変更することができる。しかも、セルフリフレッシュ時のリフレッシュ周期を変更しても、オートリフレッシュ時のリフレッシュ周期には影響を与えないことから、パワーダウン状態において許容される消費電力などを考慮して、リフレッシュ周期を指定することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態による半導体記憶装置100は、オートリフレッシュ時のリフレッシュ周期とセルフリフレッシュ時のリフレッシュ周期をそれぞれ独立して変更することができる。このため、オートリフレッシュ時の条件を考慮してリフレッシュ周期を短縮しつつ、パワーダウン状態において許容される消費電力を満足することが可能となる。
図8は、リフレッシュ周期変更回路141,142の設定と、これにより得られる特性を纏めた表である。
図8に示すように、本実施形態による半導体記憶装置100においては、リフレッシュ周期変更回路141,142の設定方法として3種類の設定方法が想定される。第1の設定方法は、オートリフレッシュ時及びセルフリフレッシュ時とも、リフレッシュ周期を通常のリフレッシュ周期(=tREF)に設定する方法である。これは、全体的にメモリセルの情報保持特性が高く、リフレッシュ救済すべきメモリセル数が少ない場合に選択すればよい。この設定を選択するためには、リフレッシュ周期変更回路141,142に含まれるヒューズ素子152をいずれも未切断のままとすればよい。この設定を選択すると、消費電力が最も少なくなる。
第2の設定方法は、オートリフレッシュ時のリフレッシュ周期のみ通常の半分(=tREF/2)に設定する方法である。これは、オートリフレッシュ時の条件ではリフレッシュ救済すべきメモリセル数が多いものの、セルフリフレッシュ時の条件ではリフレッシュ救済すべきメモリセル数が少ない場合に選択すればよい。この設定を選択するためには、リフレッシュ周期変更回路141に含まれるヒューズ素子152を切断すればよい。この設定を選択すると、セルフリフレッシュ時の消費電力を増やすことなく、情報保持特性の低いメモリセルをオートリフレッシュ時においてリフレッシュ救済することが可能となる。
第3の設定方法は、オートリフレッシュ時及びセルフリフレッシュ時とも、リフレッシュ周期を通常のリフレッシュ周期の半分(=tREF/2)に設定する方法である。これは、全体的にメモリセルの情報保持特性が低く、リフレッシュ救済すべきメモリセル数が多い場合に選択すればよい。この設定を選択するためには、リフレッシュ周期変更回路141,142に含まれるヒューズ素子152をいずれも切断すればよい。この設定を選択すると消費電力が最も多くなるが、全体的に情報保持特性の低い半導体記憶装置を廃棄することなく救済することが可能となる。
尚、その他の設定方法(第4の設定方法)として、セルフリフレッシュ時のリフレッシュ周期のみ通常の半分(=tREF/2)に設定する方法も選択可能であるが、実用性は少ない。
次に、本発明の好ましい第2の実施形態について説明する。
図9は、本発明の好ましい第2の実施形態による半導体記憶装置200の構成を示すブロック図である。
本実施形態による半導体記憶装置200は、リフレッシュ周期変更回路142がリフレッシュ周期変更回路240に置き換えられている点において、上述した第1の実施形態による半導体記憶装置100と異なる。その他の点は、第1の実施形態による半導体記憶装置100と同一であることから、同一の要素については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図10は、リフレッシュ周期変更回路240の構成を示すブロック図である。
図10に示すように、リフレッシュ周期変更回路240は、アドレス記憶回路241と比較回路242によって構成されている。アドレス記憶回路241は、リフレッシュ救済すべきメモリセルのアドレスに「関連するアドレス」を記憶する回路であり、製造段階において検出された情報保持特性の低いメモリセルの1又は2以上のアドレスに「関連するアドレス」が書き込まれる。ここでに「関連するアドレス」とは、リフレッシュ救済すべきメモリセルのアドレスそのものではなく、リフレッシュ救済すべきアドレスと一部のビットのみが異なるアドレス、例えば、リフレッシュ救済すべきアドレスに対して上位1ビットのみが異なるアドレスを指す。
比較回路242は、アドレスセレクタ134より供給されるロウアドレスと、アドレス記憶回路241に記憶されたアドレスとを比較する回路であり、両者が一致すると、リフレッシュ周期指定信号RC2をハイレベルに活性化させる。このように、リフレッシュ周期変更回路240は、アドレス置換回路132,133と類似した回路構成を有している。
図11は、セルフリフレッシュ時の動作を説明するためのタイミング図である。
図11に示すように、外部からセルフリフレッシュコマンドが発行されると、リフレッシュタイマ136によって内部リフレッシュコマンドIRが定期的に生成され、これに応答して、リフレッシュカウンタ135が定期的にインクリメント(又はデクリメント)される。そして、その値がアドレス記憶回路241に記憶されたアドレスと一致しない場合には、リフレッシュ周期指定信号RC2はローレベルとなることから、リフレッシュカウンタ135のカウント値によって指定されるワード線WLi,WLi+1,WLi+2,WLi+3・・・だけが順次活性化される。
これに対し、リフレッシュカウンタ135のカウント値がアドレス記憶回路241に記憶されたアドレスと一致すると、リフレッシュ周期指定信号RC2がハイレベルとなる。これにより、リフレッシュカウンタ135のカウント値によって指定されるワード線WLi,WLi+1,WLi+2,WLi+3・・・のみならず、リフレッシュ救済すべきメモリセルに繋がるワードWLj+1も同時に活性化される。これにより、リフレッシュ救済すべきメモリセルに繋がるワード線だけが、通常のリフレッシュ周期(=tREF)内に2回活性化することになる。その他のワード線のリフレッシュ周期については、通常通り(=tREF)である。
このように、本実施形態による半導体記憶装置200は、セルフリフレッシュ時にリフレッシュ救済すべきメモリセルを選択できることから、多重リフレッシュによって情報保持特性の低いメモリセルを救済しつつ、パワーダウン状態における消費電力を低減することが可能となる。
尚、上記実施形態では、セルフリフレッシュ時のみ特定のメモリセルをリフレッシュ救済しているが、リフレッシュ周期変更回路141をリフレッシュ周期変更回路240と同様の回路に置き換えることにより、オートリフレッシュ時においても特定のメモリセルだけリフレッシュ救済することも可能である。しかしながら、セルフリフレッシュ時と異なり、オートリフレッシュ時の消費電力はあまり問題とならないため、アドレス記憶回路241の占有面積等を考慮すれば、セルフリフレッシュ時のみ特定のメモリセルをリフレッシュ救済する構成とすることが好ましい。
次に、本発明の好ましい第3の実施形態について説明する。
図12は、本発明の好ましい第3の実施形態による半導体記憶装置300の構成を示すブロック図である。
本実施形態による半導体記憶装置300は、リフレッシュ周期変更回路142がリフレッシュ周期変更回路340に置き換えられている点において、上述した第1の実施形態による半導体記憶装置100と異なる。その他の点は、第1の実施形態による半導体記憶装置100と同一であることから、同一の要素については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
リフレッシュ周期変更回路340は、複数ビットのデジタル値又はアナログ値からなるリフレッシュ周期指定信号RC3を生成する回路である。具体的な回路構成については図示しないが、例えば、リフレッシュ周期指定信号RC3のビット数に応じた数のヒューズ素子を含む回路を用いることができる。
図12に示すように、リフレッシュ周期指定信号RC3は、リフレッシュタイマ136に供給され、これに応じてリフレッシュタイマ136のタイマ周期が指定される。これにより、内部リフレッシュコマンドIRの生成頻度を可変とすることができることから、全体的な情報保持特性に応じてセルフリフレッシュ時のリフレッシュ周期を調整することが可能となる。
このように、本実施形態による半導体記憶装置300は、セルフリフレッシュ時のリフレッシュ周期を調整することが可能であることから、全体的な情報保持特性を考慮してパワーダウン状態における消費電力を最適化することが可能となる。つまり、全体的な情報保持特性が高い場合には、タイマ周期を通常よりも長く設定することにより、パワーダウン状態における消費電力をより低減することができ、全体的な情報保持特性が低い場合には、タイマ周期を通常よりも短く設定することにより、パワーダウン状態における消費電力の増大を最小限に抑えつつ、リフレッシュ救済を行うことが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記各実施形態においては、2つのワード線を同時に活性化させることにより多重リフレッシュを行っているが、同時に活性化させるワード線の数はこれに限定されず、3つ以上であっても構わない。
例えば、上記各実施形態においては、2つのワード線を同時に活性化させることにより多重リフレッシュを行っているが、多重リフレッシュさせるワード線の活性化が同時である必要はなく、少しタイミングをずらして活性化させても構わない。
100,200,300 半導体記憶装置
110 メモリセルアレイ
111 トランジスタ
112 キャパシタ
121 ロウデコーダ
122 センスアンプ群
123 I/O回路
124 カラムデコーダ
130 コントローラ
131 アドレスバッファ
132,133 アドレス置換回路
134 アドレスセレクタ
135 リフレッシュカウンタ
136 リフレッシュタイマ
141,142,240,340 リフレッシュ周期変更回路
151 トランジスタ
152 ヒューズ素子
153 ラッチ回路
241 アドレス記憶回路
242 比較回路
AR オートリフレッシュ信号
SR セルフリフレッシュ信号
IR 内部リフレッシュコマンド
RC1〜RC3 リフレッシュ周期指定信号
110 メモリセルアレイ
111 トランジスタ
112 キャパシタ
121 ロウデコーダ
122 センスアンプ群
123 I/O回路
124 カラムデコーダ
130 コントローラ
131 アドレスバッファ
132,133 アドレス置換回路
134 アドレスセレクタ
135 リフレッシュカウンタ
136 リフレッシュタイマ
141,142,240,340 リフレッシュ周期変更回路
151 トランジスタ
152 ヒューズ素子
153 ラッチ回路
241 アドレス記憶回路
242 比較回路
AR オートリフレッシュ信号
SR セルフリフレッシュ信号
IR 内部リフレッシュコマンド
RC1〜RC3 リフレッシュ周期指定信号
Claims (7)
- 外部から供給される外部リフレッシュコマンドに応答してリフレッシュ動作を実行する第1のリフレッシュモードと、内部で生成される内部リフレッシュコマンドに応答して前記リフレッシュ動作を実行する第2のリフレッシュモードとを有する半導体記憶装置であって、
前記リフレッシュ動作によって情報の保持が必要な複数のメモリセルと、
前記第1のリフレッシュモードのときに参照される第1のリフレッシュ周期指定信号を発生する第1のリフレッシュ周期変更回路と、
前記第2のリフレッシュモードのときに参照される第2のリフレッシュ周期指定信号を発生する第2のリフレッシュ周期変更回路と、を備え、
前記第1のリフレッシュモードにおいては、前記リフレッシュ動作を実行する毎に、前記第1のリフレッシュ周期指定信号にもとづき、複数のワード線にそれぞれ繋がる前記メモリセル又は前記複数のワード線よりも少ない数のワード線に繋がる前記メモリセルをリフレッシュし、
前記第2のリフレッシュモードにおいては、前記第2のリフレッシュ周期指定信号にもとづき、前記内部リフレッシュコマンドの生成周期を変更して前記リフレッシュ動作を実行するか又は、前記リフレッシュ動作を実行する毎に、前記第2のリフレッシュ周期指定信号にもとづき、複数のワード線にそれぞれ繋がる前記メモリセル若しくは前記複数のワード線よりも少ない数のワード線に繋がる前記メモリセルをリフレッシュする、ことを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記第1のリフレッシュ周期指定信号の第1の状態にもとづき、N以上の前記複数のワード線を活性化し、
前記第1のリフレッシュ周期指定信号の第2の状態にもとづき、N未満の前記複数のワード線を活性化する、請求項1に記載の半導体記憶装置。 - 前記第2のリフレッシュ周期指定信号の第1の状態にもとづき、N以上の前記複数のワード線を活性化し、
前記第2のリフレッシュ周期指定信号の第2の状態にもとづき、N未満の前記複数のワード線を活性化する、請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。 - 前記複数のメモリセルの中で情報保持特性の低いメモリセルに接続されるワード線をリフレッシュ救済ワード線とし、
前記N以上の複数のワード線の活性化は、前記第2のリフレッシュ周期指定信号の前記第1の状態にもとづき、前記リフレッシュ救済ワード線のアドレスを構成する複数ビットのうち一部の複数ビットが共通するその他のワード線の活性化と共に、前記リフレッシュ救済ワード線を活性化する、請求項3に記載の半導体記憶装置。 - 前記第2のリフレッシュ周期変更回路は、前記内部リフレッシュコマンド毎に生成されるアドレスの一部の複数ビットと前記リフレッシュ救済ワード線のアドレスの一部の複数ビットとを比較する比較回路を備え、前記比較回路の出力が前記第2のリフレッシュ周期指定信号である、請求項4に記載の半導体記憶装置。
- 前記第2のリフレッシュモードにおいては、前記第2のリフレッシュ周期指定信号の第1の状態にもとづき、前記内部リフレッシュコマンドの生成周期を所定の周期よりも短い周期に変更して前記リフレッシュ動作を実行する、請求項1に記載の半導体記憶装置。
- 前記内部リフレッシュコマンドを定期的に自動生成するリフレッシュタイマをさらに備え、
前記第2のリフレッシュ周期指定信号が前記リフレッシュタイマに供給される、請求項6に記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009104713A JP2009163876A (ja) | 2009-04-23 | 2009-04-23 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009104713A JP2009163876A (ja) | 2009-04-23 | 2009-04-23 | 半導体記憶装置 |
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JP2006328814A Division JP4353331B2 (ja) | 2006-12-05 | 2006-12-05 | 半導体記憶装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009163876A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011004547A1 (ja) | 2009-07-10 | 2011-01-13 | 三菱重工業株式会社 | 原子炉容器の作業架台に開口するアクセス部の開閉装置 |
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2009
- 2009-04-23 JP JP2009104713A patent/JP2009163876A/ja active Pending
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