JP2009162175A - 内燃機関の燃焼状態検出装置および燃焼状態検出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】点火プラグ100により燃料を点火する点火手段200と、点火手段の動作を制御する点火制御手段301と、発生するイオン電流を検出するイオン電流検出手段40と、イオン電流の検出区間を設定するイオン電流検出区間設定手段306と、設定される検出区間内においてプレイグニッションを検出するプレイグニッション検出手段307と、くすぶりによるリーク電流の検出区間を設定するリーク電流検出区間設定手段304と、設定される検出区間内においてイオン電流検出手段40で検出される電流に基づいてくすぶりを判定するリーク電流判定手段305を備え、点火制御手段は、非燃焼行程点火制御手段302を含み、リーク電流検出区間設定手段が設定するリーク電流検出区間は、非燃焼行程内に設定されている。
【選択図】図1
Description
この現象は、一般的に点火プラグの「くすぶり汚損」として知られている。
なお、点火プラグ電極間の絶遠抵抗値が低下して点火プラグ電極間に漏洩電流(以下、リーク電流と称す)が発生することを「くすぶり」と呼ぶ。
また、燃焼室内の燃焼に伴って燃焼室内の混合ガスの分子は電離(イオン化)し、電離状態にある燃焼室内に点火プラグを通じて電圧を印加すると微小な電流が流れるが、この微小な電流をイオン電流と呼ぶ。
従来から、「火花点火式の内燃機関において、点火プラグを用いて点火した後に燃焼室内に発生するイオン電流を検出し、検出したイオン電流の大きさやイオン電流が発生している時間などから、ノッキングや燃焼限界などの内燃機関の運転状態を検出し、その検出結果に基づいて点火時期を調整したり燃料噴射量を補正すること」が知られている。
このような点火プラグを使用したイオン電流の検出方法では、点火プラグに異常がなければ、点火毎にイオン電流を検出することができる。
そのため、失火によりイオン電流が発生していない場合でも、リーク電流をイオン電流として誤検出し、失火を検出できない可能性がある。
なお、一般に、カーボンデポジット汚損は、「点火プラグ温度が低い時の低回転・低負荷領域で発生し、点火プラグが高温になると、点火プラグの発火部ガイシ表面に付着しているカーボンデポジットが焼き切られる」という自己清浄のあることが知られている。
そのため、カーボンデポジット汚損によるくすぶりの度合いを回復させるには、点火プラグの温度上昇を促進させることが効果的である。
この現象はプレイグニッションと称されるが、プレイグニッションは内燃機関の出力の激減あるいは回転の不調をもたらすだけでなく、最悪の場合は内燃機関を損傷してしまう場合もある。
図7(a)は、点火プラグの放電により混合ガスが正常に着火した場合を示しており、まず、点火信号の立ち上がり時およびたち下がり時にインパルスが発生し、その後に点火プラグの放電によるノイズが発生し、更にその後にイオン電流(燃焼イオン電流)が発生する。
図7(b)は、プレイグニッションが発生してイオン電流が流れる場合であって、点火信号の立ち下がり時に発生するパルスの幅が広くなる。
図7(c)は、点火プラグにくすぶりが発生した場合であって、点火信号の立ち上がりとともに2次回路にリーク電流が流れるだけでなく、点火プラグの放電後にも2次回路にリーク電流が流れる。
図7(d)は、点火プラグにくすぶりが発生し、かつプレイグニッションが発生した場合であって、点火信号の立ち上がり時に発生するパルスと立ち下がり時に発生するパルスとが連なってしまい、プレイグニッションにより生じたパルスを識別することが不可能となる。
点火装置からパルス状の点火信号が出力されてから第1の所定時間ts(ts:くすぶり判定期間)経過後および第1の所定時間tsより長い第2の所定時間tp(tp:プレイグニッション等による燃焼イオン有無の判定期間)経過後の2時点で、検出抵抗の両端に発生する電圧をくすぶり検出時電圧V(ts)およびプレイグニッション検出時電圧V(tp)としてマイクロコンピュータに読み込む。
そして、くすぶり検出時電圧V(ts)が所定の閾値電圧以上であるときはには点火プセグにくすぶりが発生しており、誤判定の恐れがあるものとしてプレイグニッションが発生しているか否かの判定を中止する。
逆に、くすぶり検出時電圧V(ts)が所定の閾値電圧以下であれば点火プラグにくすぶりはなく、誤判定の恐れはないものとしてプレイグニッション検出時電圧V(tp)に基づいてプレイグニッションが発生しているか否かを判定する。
なお、図8に示すように、リーク電流は点火通電開始タイミングから発生し、くすぶりの程度がひどくなると、リーク電流の発生期間はどんどん延びる。
また、プレイグニッションによるイオン電流は、通電終了タイミングから、プレイグニッションの程度に応じて発生期間はどんどん前に延びる。
図において、100は点火プラグ、100aは燃焼室内に発生するイオン電流、100bは混合ガスが不完全燃焼するときに点火プラグ100の電極間に発生するカーボンデポジットで形成される抵抗(くすぶり抵抗)である。リーク電流はくすぶり抵抗100bを流れる。
201は点火装置、20は点火コイル、20aは点火コイル20の1次コイル、20bは二次コイル、30はトランジスタ、41はイオン電流検出装置である。
イオン電流検出装置41において、42はコンデンサ、43はダイオード、44はツェナーダイオード、45はイオン電流整形回路である。
点火プラグ100は、燃焼室内に設けられており、点火コイル20の二次コイル20bの負極側に接続されている。1次コイル20aは、正極側が電源に接続され、負極側が電流スイッチング用のトランジスタ30のコレクタに接続されている。
トランジスタ30のエミッタはアースに接続され、ベースは燃焼を制御するECU(制御装置)301に接続されている。
なお、イオン電流検出装置41は、コンデンサ42、ダイオード43およびツェナーダイオード44で構成されており、コンデンサ42に蓄えられた電荷によりイオン電流を検出する。
また、イオン電流整形回路45は、イオン電流検出装置41で検出されるイオン電流を電圧に変換し、電圧変換された信号のノイズ成分を濾波して波形整形する。
図10(a)は点火信号を、また、図10(b)は点火コイル20の二次コイル20bに発生する二次電圧を示している。
図9に示したトランジスタ30のベースに点火信号が印加され、一次コイル20aに電流が流れた瞬間に二次コイル20bには数kV(例えば、1kV程度)の誘導電圧が発生し、その後コンデンサ42に充電される電圧でツェナーダイオード44の電圧値(ここでは、140V)が決まる。
図10(c)は、軽度のくすぶり発生によるリーク電流を示しており、軽度のくすぶり発生の場合は、図7(c)に示した状態とは異なり、点火信号期間の途中でリーク電流はなくなる。
従って、軽度のくすぶり発生の場合は、リーク電流は点火信号期間前半の短い期間でしか検出することができない。
図10(d)は、プレイグニッション発生時のイオン電流を示しており、図7(b)の場合よりも更に暴走したプレイグニッション発生時を示している。
図10(e)は、内燃機関の圧縮行程区間と膨張行程区間を示している。
図において、100は点火プラグ、201は内燃機関の運転に際し、燃焼を行うために取り込んだ混合気燃料に点火プラグ100により点火を行う点火装置である。
311は点火装置201の動作を制御するための制御信号を発生する点火制御装置である。
303はA/D変換装置であって、図9のイオン電流検出装置41で検出されるイオン電流あるいはリーク電流をデジタル信号に変換する。
314は点火プラグくすぶりの検出区間を設定するリーク電流検出区間設定装置、315はリーク電流検出区間設定装置314により設定される検出区間内において検出される電流に基づき点火プラグのくすぶりの有無を判定するリーク電流判定装置、316はイオン電流の検出区間を設定するイオン電流検出区間設定装置、317はイオン電流検出区間設定装置316により設定される検出区間内のイオン電流に基づきプレイグニッションあるいはプレイグニッションの前兆現象を検出するプレイグニッション検出装置である。
なお、301は制御装置であるECUである。
図12あるいは図8に示すように、従来では、点火信号期間の前半でくすぶり判定を行い、同一の点火信号期間内の後半でプレイグニッションの判定を行っている。
即ち、リーク電流検出区間設定装置314は、点火信号期間の前半にリーク電流の検出区間を設定し、イオン電流検出区間設定装置316は、同一の点火信号期間の後半にプレイグニッションの検出を行う区間を設定している。
なお、図において、“A”はくすぶり判定のためのリーク電流検出区間、“B”はプレイグニッション判定のためのイオン電流検出区間を示している。
しかしながら、リーク電流は、点火通電開始タイミングから発生し、くすぶりの程度がひどくなると、リーク電流の発生期間はどんどん延びる。
また、プレイグニッションによるイオン電流は、通電終了タイミングから、プレイグニッションの程度に応じて発生期間はどんどん前に延びる。
そのため、くすぶりによるリーク電流の発生期間とプレイグニッションなどによる燃焼イオン電流の発生期間とが重複する可能性があり、この場合は、くすぶり発生検出およびプレイグニッション発生検出の両方の検出を確実に行うことができなかった。
また、くすぶり判定のためのリーク電流検出区間およびプレイグニッション判定のためのイオン電流検出区間を広く設定できないので、判定精度を上げることが困難であった。
前記点火制御手段は、前記混合気燃料の非燃焼行程において前記点火プラグを点火させる非燃焼行程点火制御手段を含み、前記リーク電流検出区間設定手段が設定するリーク電流検出区間は、前記非燃焼行程内に設定されているものである。
前記点火制御ステップは、前記混合気燃料の非燃焼行程において前記点火プラグを点火させる非燃焼行程点火制御ステップを含み、前記リーク電流検出区間設定ステップで設定するリーク電流検出区間は、前記非燃焼行程内に設定されているものである。
また、リーク電流検出区間およびイオン電流検出区間を広く設定できるので、くすぶり判定およびプレイグニッション判定の精度を向上することができる。
なお、各図間において、同一符号は、同一あるいは相当のものであることを表す。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による内燃機関の燃焼状態検出装置の構成を示す図である。
図において、100は点火プラグ、200は内燃機関の運転に際し点火プラグ100を点火して燃焼室内に取り込んだ混合気燃料を燃焼させる点火装置(点火手段)である。
また、300は点火装置200を除く本実施の形態による燃焼状態検出装置を制御するECUである。
301は点火装置200の動作を制御するための制御信号を発生する点火制御装置(点火制御手段)であ。
302は点火制御装置(点火制御手段)301内に設けられ、混合気燃料の非燃焼行程において点火プラグ100をさせる非燃焼行程点火制御装置(非燃焼行程点火制御手段)
である。
303はA/D変換装置(A/D変換手段)であって、後述するイオン電流検出装置(イオン電流検出手段)40で検出されるイオン電流あるいはリーク電流をデジタル値信号に変換する。
なお、プレイグニッション検出閾値設定装置(プレイグニッション検出閾値設定手段)308については後述する。
図において、100は点火プラグ、100aは燃焼室内に発生するイオン電流、100bは混合ガスが不完全燃焼するときに点火プラグ100の電極間に発生するカーボンデポジットで形成される抵抗(くすぶり抵抗)である。リーク電流はくすぶり抵抗100bを流れる。
200は点火装置(点火手段)、20は点火コイル、20aは点火コイル20の1次コイル、20bは二次コイル、30はトランジスタ、40はイオン電流検出装置(手段)である。
イオン電流検出装置(イオン電流検出手段)40において、43はダイオード、45はイオン電流整形回路である。
なお、本実施の形態におけるイオン電流検出装置(手段)40は、基本的な機能や動作は前掲の図9に示した従来のイオン電流検出装置41と同じであるが、構成が簡略化されている。
また、1次コイル20aは、正極側が電源に接続され、負極側が電流スイッチング用のトランジスタ30のコレクタに接続されている。
トランジスタ30のエミッタはアースに接続され、ベースは燃焼を制御するECU300に接続されている。
本実施の形態では、気筒内の混合気燃料を圧縮して燃焼させる燃焼行程中に点火プラグ100を点火させると共に、燃焼終了はイオン電流発生の有無で判断して、非燃焼行程中(例えば、排気から吸気の期間中もしくは燃焼終了後の膨張行程後半)にも点火プラグ100を点火させる。
即ち、点火装置(点火手段)200は、燃焼行程中に点火プラグ100を点火させる第1の点火信号と非燃焼行程中に点火プラグ100を点火させる第2の点火信号を発生する。(後述する図3参照)
なお、イオン電流整形回路(イオン電流整形手段)45は、イオン電流検出装置(イオン電流検出手段)40で検出されるイオン電流を電圧に変換し、電圧変換された信号のノイズ成分を濾波して波形整形する。
更に、イオン電流検出装置(イオン電流検出手段)40は、前記第2の点火信号に基づいて点火プラグ100が点火した際に、カーボンデポジットで形成されている抵抗(くすぶり抵抗)100bに流れるリーク電流も検出する。
点火装置(点火手段)200は、前述した第1の点火信号および第2の点火信号に基づいて点火プラグ100を点火する。
点火プラグ100が第1の点火信号により点火された場合は、燃焼室内に吸気した混合気燃料は燃焼する。
しかし、点火プラグ100が第2の点火信号により点火された場合は、非燃焼行程中であるので、燃焼室内には混合気燃料は存在せず、混合気燃料の燃焼は発生しない。
点火制御装置(点火制御手段)301は、点火装置(点火手段)200の動作を制御するための制御信号を発生するものであり、混合気燃料の非燃焼行程において点火プラグ100を点火させる非燃焼行程点火制御装置(非燃焼行程点火制御手段)302を含んでいる。
点火装置(点火手段)200内に設けられているイオン電流検出装置(イオン電流検出手段)40は、第1の点火信号により点火された混合気燃料の燃焼の際に発生するイオン電流を検出する。
プレイグニッション検出装置(プレイグニッション検出手段)307は、イオン電流検出区間設定装置(イオン電流検出区間設定手段)306により設定される検出区間内において検出されるイオン電流に基づいてプレイグニッションあるいはプレイグニッションの前兆現象(例えば、イオン電流発生のタイミングが早くなるなどの現象)を検出する。
リーク電流検出区間設定装置(リーク電流検出区間設定手段)304は、点火制御装置装置(点火制御手段)301内に設けられている非燃焼行程点火制御装置(非燃焼行程点火制御手段)302によって、点火プラグ100のくすぶりによるリーク電流の検出区間を設定する。
リーク電流判定装置(リーク電流判定手段)305は、リーク電流検出区間設定装置304により設定される検出区間内においてイオン電流検出装置(イオン電流検出手段)40で検出される電流に基づいて点火プラグ100のくすぶりの有無を判定する。
そして、本実施の形態では、リーク電流検出区間設定装置(リーク電流検出区間設定手段)304が設定するリーク電流検出区間は、非燃焼行程内に設定されていることを特徴とする。
図に示すように、本実施の形態では、燃焼行程中に点火プラグ100を点火させる第1の点火信号に対応する区間でプレイグニッションの判定を行い、非燃焼行程中に点火プラグ100を点火させる第2の点火信号に対応する区間でくすぶり判定(即ち、リーク電流の有無の判定)を行う。
このように、プレイグニッション判定とくすぶり判定は、別々の判定区間で行うので、くすぶり判定の区間ではくすぶりのみの判定を行えばよく、くすぶり判定区間を従来より広く設定できる。
同様に、プレイグニッション判定の区間ではプレイグニッションのみの判定を行えばよく、プレイグニッション判定区間を従来より広く設定できる。
従って、くすぶり発生検出およびプレイグニッション発生検出の両方の検出を確実に行うことができる。
また、リーク電流検出区間およびイオン電流検出区間を広く設定できるので、くすぶり判定およびプレイグニッション判定の精度を向上することができる。
なお、図において、“A”はくすぶり判定のためのリーク電流検出区間、“B”はプレイグニッション判定のためのイオン電流検出区間を示している。
従って、本実施の形態によれば、リーク電流検出区間をイオン電流検出区間とは異なる非燃焼行程内に設定するので、くすぶり発生検出およびプレイグニッション発生検出の両方の検出を確実に行うことができる。更に、リーク電流検出区間およびイオン電流検出区間を広く設定できるので、くすぶり判定およびプレイグニッション判定の精度を向上することができる。
従って、より判定の精度を向上することができる。
例えば、絶遠破壊電圧を出すための点火通電期間が3ms、リーク電流の判定に必要な期間が1msとすると、点火通電期間を1msに設定するか、もしくは、3ms中の前半1ms区間のみをリーク電流検出区間としてもよい。
従って、非燃焼期間の点火通電期間が短くなるので、無駄なエネルギーを消費せず、非燃焼行程ではあるが、万が一の燃焼を引き起こす可能性を下げることができる。
コイルの誘導電圧は1kV程度と大きいので、軽度のくすぶりでもくすぶり抵抗100bに電流(即ち、リーク電流)が流れ、これを検出することができる。
従って、軽度のくすぶりを検出することができる。
実施の形態2による内燃機関の燃焼状態検出装置のプレイグニッション検出装置(プレイグニッション検出手段)307は、リーク電流検出区間設定装置(リーク電流検出区間設定手段)304により設定される検出区間内においてイオン電流検出装置(イオン電流検出手段)40で検出される電流に基づいて、イオン電流検出区間設定装置(イオン電流検出区間設定手段)306により設定される検出区間内のイオンに対するプレイグニッションあるいはプレイグニッションの前兆現象を検出する閾値を設定するプレイグニッション検出閾値設定手段308を含むことを特徴とする。
本実施の形態では、このようにプレイグニッションあるいはプレイグニッションの前兆現象を検出する閾値を設定するので、くすぶりによるリーク電流の影響分を差し引いて、プレイグニッション発生によるイオン電流を検出できる。
従って、後述する図4(d)の状態のように、くすぶりとプレイグニッションの発生があった場合でも、プレイグニッションの発生を精度よく検出できる。
この場合、記憶するデータ量(電流値)が多いで、判定精度はよい。
また、プレイグニッション検出閾値設定装置308は、リーク電流検出区間設定装置304により設定される検出区間内でイオン電流検出装置40で検出される電流の最大値を記憶し、記憶された最大電流値に所定の余裕度を設けた値にレイグニッションあるいはプレイグニッションの前兆現象を検出する閾値を設定する。
この場合、最大値だけを記憶するので判定精度はよくないが、記憶するデータ量は少なくて済む。
本実施の形態は、前述した実施の形態1において、更に、プレイグニッション検出装置(プレイグニッション検出手段)307にプレイグニッション検出閾値検出装置(プレイグニッション検出閾値検出手段)308を設けていることを特徴とする。
図4(a)は、点火信号と二次電圧(点火コイルの二次コイルに発生する電圧)のタイミングとその波形を示している。
図4(b)は、プレイグニッション発生によるイオン電流波形を示している。ここで、くすぶりによるリーク電流はプレイグニッションと誤判定しない。
図4(c)は、軽度のくすぶり発生時のリーク電流波形を示している。
なお、図4(c)において、リーク電流1はくすぶり発生時のリーク電流、リーク電流2はプレイグニッション発生時のリーク電流である。また、破線は、リーク電流1(非燃焼行程中のリーク電流)に基づいて設定された閾値を示している。
図4(d)は、プレイグニッションとくすぶりが発生した場合を示しており、第1の点火信号期間に相当する区間における実線は、プレイグニッション発生によるイオン電流とプレイグニッション発生時のリーク電流2の合計電流を示しており、波線はリーク電流1(非燃焼行程中のリーク電流)に基づいて設定された閾値を示している。
図5は、本実施の形態におけるリーク電流判定処理のフローチャートである。
なお、ここで説明するリーク電流判定処理は、図1リーク電流検出区間設定装置304およびリーク電流判定装置305における処理である。
図5に基づいて、くすぶり発生判定までの処理フローについて説明する。
まず、ステップS501において、排気あるいは吸気行程中(即ち、非燃焼行程)で点火プラグに点火通電中であるか否かを判定する。
YESでであれば、S502において、点火通電開始からの時刻nのA/D変換装置303からのA/D値(即ち、A/D変換装置303によりイオン電流あるいはリーク電流がデジタル化された値)をイオン電流データであるU(n)として格納する。
NOであれば、RETURNし、S501の状態に戻る。
なお、U(n)は、後述するプレイグニッション処理でも使用される。
YESであれば、ステップS504に進み、NOであれば、RETURNし、ステップS501の状態に戻る。
ステップS504では、A/D変換装置303から出力されるA/D値が設定されているリーク電流判定閾値より大きいか否かを判定する。
YES(リーク電流判定閾値より大)であれば、ステップS505に進み、NOであれば、RETURNし、ステップS501の状態に戻る。
ステップS505では、リーク電流判定カウンタLCをカウントアッブ(LC=LC+1)し、ステップS506に進む。
ステップS506では、カウントアッブされたLCが、予め設定しているリーク電流判定回数より大きいか否かを判定する。
YESであれば、ステップS507に進み、くすぶり発生と判定する。NOであれば、RETURNし、ステップS501の状態に戻る。
なお、ここで説明するプレイグニッション検出処理は、図1のプレイグニッション検出装置307(プレイグニッション検出閾値設定装置308を含む)における処理である。
まず、ステップS601において、プレイグニッション検出閾値PTh(n)を設定する。
ここで、「PTh(n)=U(n)+α」であり、αは所定の余裕度である。
次に、ステップS602に進み、点火ノイズマスク期間が経過したか否かを判定する。
YESであれば、ステップS603に進み、NOであれば、RETURNし、ステップS601の状態に戻る。
YES(A/D値が設定したプレイグニッション検出閾値より大)であれば、ステップS604に進み、NOであれば、RETURNし、ステップS601の状態に戻る。
ステップS604では、プレイグニション判定カウンタPCをカウントアップ(PC=PC+1)し、ステップS605に進む。
ステップS605では、カウントアップされたPCが予め設定されたプレイグニッション判定回数より大きいか否かを判定する。
YES(カウントアップされたPCが予め設定されたプレイグニッション判定回数より大)であれば、ステップS606へ進み、プレイグニッション発生と判定する。NOであれば、RETURNし、ステップS601の状態に戻る。
従って、本実施の形態では、プレイグニッションあるいはプレイグニッションの前兆現象を検出する閾値を設定するので、くすぶりによるリーク電流の影響分を差し引いて、プレイグニッション発生によるイオン電流を検出でき、くすぶりとプレイグニッションの発生があった場合でも、プレイグニッションの発生を精度よく検出できる。
従って、この場合、記憶するデータ量(電流値)が多いで、プレイグニッション発生の判定精度はよい。
従って、この場合、最大値だけを記憶するので判定精度はよくないが、記憶するデータ量は少なくて済む。
100 点火プラグ
200 点火装置(点火手段)
300 ECU
301 点火制御装置(点火制御手段)
302 非燃焼行程点火制御装置(非燃焼行程点火制御手段)
303 A/D変換装置(A/D変換手段)
304 リーク電流検出区間設定装置(リーク電流検出区間設定手段)
305 リーク電流判定装置手段(リーク電流判定手段)
306 イオン電流検出区間設定装置(イオン電流検出区間設定手段)
307 プレイグニッション検出装置(プレイグニッション検出手段)
308 プレイグニッション検出閾値設定装置(プレイグニッション検出閾値手段)
Claims (8)
- 点火プラグにより燃焼室内に吸気した混合気燃料を点火する点火手段と、前記点火手段の動作を制御するための制御信号を発生する点火制御手段と、前記混合気燃料の燃焼の際に発生するイオン電流を検出するイオン電流検出手段と、前記イオン電流検出手段により検出されるイオン電流の検出区間を設定するイオン電流検出区間設定手段と、前記イオン電流検出区間設定手段により設定される検出区間内において検出されるイオン電流に基づいてプレイグニッションあるいはプレイグニッションの前兆現象を検出するプレイグニッション検出手段と、前記点火プラグのくすぶりによるリーク電流の検出区間を設定するリーク電流検出区間設定手段と、前記リーク電流検出区間設定手段により設定される検出区間内において前記イオン電流検出手段で検出される電流に基づいて点火プラグのくすぶりの有無を判定するリーク電流判定手段を備える内燃機関の燃焼状態検出装置であって、
前記点火制御手段は、前記混合気燃料の非燃焼行程において前記点火プラグを点火させる非燃焼行程点火制御手段を含み、
前記リーク電流検出区間設定手段が設定するリーク電流検出区間は、前記非燃焼行程内に設定されていることを特徴とする内燃機関の燃焼状態検出装置。 - 前記プレイグニッション検出手段は、前記リーク電流判定手段によって点火くすぶり有りと判定された場合に、プレイグニッションあるいはプレイグニッションの前兆現象の検出を禁止することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
- 前記非燃焼行程点火制御手段で設定される点火通電期間は、リーク電流判定に必要最小限のリーク電流検出区間に設定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
- 前記リーク電流検出区間設定手段は、前記点火手段の点火コイルの二次コイルに二次高電圧が発生している点火通電初期期間をリーク電流検出区間に設定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
- 前記プレイグニッション検出手段は、前記リーク電流検出区間設定手段により設定される検出区間内において前記イオン検出装置により検出される電流に基づいて、前記イオン電流検出区間設定手段により設定される検出区間内でプレイグニッションあるいはプレイグニッションの前兆現象を検出する閾値を設定するプレイグニッション検出閾値設定手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
- 前記プレイグニッション検出閾値設定手段は、前記リーク電流検出区間設定手段により設定される検出区間内において前記イオン検出手段により検出される電流値を記憶し、記憶された電流値に所定の余裕度を設けた値にイグニッションあるいはプレイグニッションの前兆現象を検出する閾値を設定することを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
- 前記プレイグニッション検出閾値設定手段は、前記リーク電流検出区間設定手段により設定される検出区間内において前記イオン検出手段で検出される電流の最大値を記憶し、記憶された最大電流値に所定の余裕度を設けた値にレイグニッションあるいはプレイグニッションの前兆現象を検出する閾値を設定することを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
- 点火プラグにより燃焼室内に吸気した混合気燃料を点火する点火ステップと、
前記点火ステップでの動作を制御するための制御信号を発生する点火制御ステップと、
前記混合気燃料の燃焼の際に発生するイオン電流を検出するイオン電流検出ステップと、
前記イオン電流検出ステップで検出されるイオン電流の検出区間を設定するイオン電流検出区間設定ステップと、
前記イオン電流検出区間設定ステップで設定される検出区間内において検出されるイオン電流に基づいてプレイグニッションあるいはプレイグニッションの前兆現象を検出するプレイグニッション検出ステップと、
前記点火プラグのくすぶりによるリーク電流の検出区間を設定するリーク電流検出区間設定ステップと、
前記リーク電流検出区間設定ステップにより設定される検出区間内において前記イオン電流検出ステップで検出される電流に基づいて点火プラグのくすぶりの有無を判定するリーク電流判定ステップを備える内燃機関の燃焼状態検出方法であって、
前記点火制御ステップは、前記混合気燃料の非燃焼行程において前記点火プラグを点火させる非燃焼行程点火制御ステップを含み、
前記リーク電流検出区間設定ステップで設定するリーク電流検出区間は、前記非燃焼行程内に設定されていることを特徴とする内燃機関の燃焼状態検出方法。
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