JP2009160515A - 電解装置 - Google Patents

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Kenichi Kawahara
健一 川原
Toshiharu Oe
俊春 大江
Kiyotaka Nakano
清隆 中野
Hideo Ogawa
秀夫 小川
Hajime Kosho
一 古庄
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Abstract

【課題】電解ボックス外側と電解ボックス外に配置される電極との間に隙間が生じることを防止するとともに、生じた隙間から漏水があっても、電解ボックス外で電極間に電流が流れることを防止できる電解装置を提供する。
【解決手段】内部に通水路を有する電解ボックスと、該電解ボックスの通水路に面するように配置される陽極と陰極とからなる少なくとも一対の電極とを備えた電解装置であって、前記電極は、前記電解ボックスを貫通し、一部が前記電解ボックス外に配置されるように取り付けられており、前記電解ボックス外における、前記一対の電極間に遮蔽板を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電解装置に係り、特に洗浄水に抗菌性金属イオンを電解混入させて殺菌水を生成する電解装置に関する。
従来、殺菌性物質又はイオンを含有する殺菌水を生成するための殺菌水生成手段と、該殺菌水を浴室内に散布するための殺菌水散布手段とを備える浴室防汚装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この浴室防汚装置は、殺菌水生成手段として、少なくとも一対の電極と、電極間に形成された流路と、該流路に連通する液体流入口及び液体流出口とを有する電解ボックスを備える。
特開平9−220273号公報
ここで、電極は、電解ボックスを貫通し、一部が電解ボックス外に配置されるように取り付けられる。これは、電源部に接続される端子の一端が、電解ボックス外に配置される部分の電極に取り付けられるからである。
この場合、電解ボックス外側と電解ボックス外に配置される電極との間に隙間が生じるおそれがあり、そうすると、電解ボックスから漏水が起きた際に、電解ボックス外で電極間に電流が流れる。そして、電解ボックスの外部で電気分解が発生し、正確な電解濃度を測定できないので、所望の電解濃度を得られない。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、電解ボックス外側と電解ボックス外に配置される電極との間に隙間が生じることを防止するとともに、生じた隙間から漏水があっても、電解ボックス外で電極間に電流が流れることを防止できる電解装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る電解装置は、上述した課題を解決するために、内部に通水路を有する電解ボックスと、該電解ボックスの通水路に面するように配置される陽極と陰極とからなる少なくとも一対の電極とを備えた電解装置であって、前記電極は、前記電解ボックスを貫通し、一部が前記電解ボックス外に配置されるように取り付けられており、前記電解ボックス外における、前記一対の電極間に遮蔽板を備えたものである。
前記遮蔽板は、好適には、前記電解ボックス外に配置される電極と同一高さ、又はそれよりも高くなるように形成されていることが望ましい。
また、好適には、前記電解ボックス外側と前記電解ボックス外に配置される電極との間に生じる隙間には、エポキシ樹脂が充填されていてもよい。
本発明に係る電解装置によれば、電解ボックス外側と電解ボックス外に配置される電極との間に隙間が生じることを防止するとともに、生じた隙間から漏水があっても、電解ボックス外で電極間に電流が印加されることを防止することができる。
本発明に係る電解装置を備える浴室殺菌システムの一実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る浴室殺菌システムの全体的な概要を示すものである。
この浴室殺菌システムは、浴槽2と、浴槽2に隣接する洗い場床3と、浴槽2側から洗い場床3を隔てて浴槽2に対向する壁面4へ横設された浴室カウンタ5と、浴室殺菌装置1とから構成される。
浴室殺菌装置1は、制御ボックス10と、機能ユニット11と、散布ノズル12と、リモコン13とを備える。
制御ボックス10は、浴室の天井裏に設置され、リモコン13からの指示により、機能ユニット11内の後述する電磁弁及び電解ボックスを制御する。
リモコン13は、浴室前の更衣室等の壁面に設置され、スイッチ13aとLED13bとを備える。スイッチ13aをONにすると、浴室殺菌装置1が作動を開始するとともに、LED13bが点灯し、浴室殺菌装置1が作動中であることを表示する。
機能ユニット11は、殺菌水を生成するユニットであり、浴室カウンタ5に内蔵され、その先端には殺菌水を散布する散布ノズル12が接続される。
機能ユニット11は、図2(a)に示すように、ケース20内に、水道水導入管(図示せず)に接続する流入口21を介して順に、電磁弁22、定流量弁23、逆止弁24、大気開放弁25、及び電解ボックス26が連通され、電解ボックス26は、流出口27を介して殺菌水導出管(図示せず)に接続される。
機能ユニット11は、ケース20内にウレタン樹脂28またはエポキシ樹脂が充填されて、防水構造とされている。これにより、電気部品の端子部の防水と、通水部からの漏水が防止される。
また、図2(b)に示すように、機能ユニット11の大きさを最小とすべく、流入ロ21と流出口27の軸が、ケース20の対角に位置するように配設される。
ここで、流入口21および流出口27は浴室カウンタ5の前端部側に配置されるように取設されており、流入口21及び流出口27の軸はそれぞれケース20の対角位置に配置されている。
そして、流入口21から流出口27へと連通する管路36は、流入口21から浴室カウンタ5の後端部側に直進し、電磁弁22及び定流量弁23を含む往路部37と、浴室カウンタ5の後端部側から流出口27に直進し、電解ボックス26を含む復路部38と、往路部37及び復路部38の浴室カウンタ5後端部側の端部を連通するためにU字状に屈曲するとともに、往路部37が復路部38に比べて高い位置に配置されるように取り付けられ、逆止弁24及び大気開放弁25を含む屈曲部39とを有している。
電解ボックス26は、合成樹脂製で、上部が開口した略直方体の箱部(図示せず)と、電極29が取り付けられ箱部の開口を掩蔽する蓋部とが、溶着により一体化されて形成される。図3に電解ボックス26の蓋部30を示す。
平板状の一対の電極29は、電解ボックス26外における、電源部に接続される端子の一端が接続される部分から、電解ボックス26内に入ると拡開し、相互に接近する方向に屈曲されると、さらに拡開して、銀イオン放出面積を確保している。電極29は、相対する面以外は、生成される銀イオンの量を制御するために、蓋部30が延出した延出部30aにより掩蔽される。
電解ボックス26外側においては、端子が取り付けられるよう、一対の電極29の間隔を広く開けておくことが望ましい。他方、通水路に面する電極間距離は、低電圧で高濃度の機能水を効率的に生成するため、間隔は狭い方がよい。そのため、電極29は屈曲して形成されるが、この形状により、テコの原理で、電解ボックス26と電極29の間に隙間が発生してしまう可能性が高くなる。
そこで、図3(a)に示すように、電解ボックス26外側と電解ボックス26外に配置される電極29との間に生じる隙間には、エポキシ樹脂32が充填される。これにより、電解ボックス26内の水が電解ボックス26と電極29との間に生じる隙間から漏水することが防止される。
また、一対の電極29の中間には遮蔽板31が立設される。この遮蔽板31により、万が一電解ボックス26と電極29との間から漏水が起きても、電解ボックス26外で電極29間に電流が流れることが防止される。
特に、遮蔽板31は、電解ボックス26外に配置される電極29と同一高さ、又はそれよりも高くなるように形成されているので、漏水が起きた際も、確実に電解ボックス26外で電極29間に電流が流れることを防止することができる。
リモコン13のスイッチ13aが押されると、制御ボックス10からの指示により電磁弁22が開閉する。そして、電磁弁22が開くことにより通水され、定流量弁23により流量が一定に保たれる。これにより、生成される殺菌水の濃度が一定に保たれると同時に、散布ノズル12から散布される殺菌水の水圧も一定に保たれ、所望の範囲に殺菌水を散布することが可能となる。
通水状態になると、電解ボックス26の電極29に通電が開始され、電極29の電気分解が行われて銀イオンが発生する。銀イオンを含有する水は殺菌水として散布ノズル12へ送られる。こうして生成された殺菌水は、逆止弁24により給水管15へと逆流することが防止される。
大気開放弁25は、通電時(電磁弁開)においては閉止状態になって、原料水が外部に漏出することが防止され、待機時(電磁弁閉)には開放状態になって、逆止弁24より下流側は空気と置換される。これにより、電解ボックス26内に残存水が残ることが防止される。
電解ボックス26の電極29は、銀、銀合金または銀メッキ金属により形成され、電極29の電気分解が行われると銀イオンが発生する。
以上に説明した実施態様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様も本発明の範囲に含まれる。
例えば、本実施形態においては、本発明に係る電解装置が、浴室殺菌システムに使用される場合を例にとって説明したが、本発明に係る電解装置が使用される場合はこれに限られない。
本発明に係る電解装置を備える浴室殺菌システムの一実施形態の全体概要を示す図。 機能部の詳細を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図図。 電解ボックスの蓋部を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図。
符号の説明
1 浴槽殺菌装置
2 浴槽
3 洗い場床
4 壁面
5 浴室カウンタ
10 制御ボックス
11 機能ユニット
12 散布ノズル
13 リモコン
13a スイッチ
13b LED
20 ケース
21 流入口
22 電磁弁
23 定流量弁
24 逆止弁
25 大気開放弁
26 電解ボックス
27 流出口
28 ウレタン樹脂
29 電極
30 蓋部
30a 延出部
31 遮蔽板
32 エポキシ樹脂

Claims (3)

  1. 内部に通水路を有する電解ボックスと、
    該電解ボックスの通水路に面するように配置される陽極と陰極とからなる少なくとも一対の電極と、を備えた電解装置であって、
    前記電極は、前記電解ボックスを貫通し、一部が前記電解ボックス外に配置されるように取り付けられており、
    前記電解ボックス外における、前記一対の電極間に遮蔽板を備えたことを特徴とする電解装置。
  2. 前記遮蔽板は、前記電解ボックス外に配置される電極と同一高さ、又はそれよりも高くなるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の電解装置。
  3. 前記電解ボックス外側と前記電解ボックス外に配置される電極との間に生じる隙間には、エポキシ樹脂が充填されていることを特徴とする請求項1または2記載の電解装置。
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