JPH07204648A - 連続式電解水生成装置 - Google Patents

連続式電解水生成装置

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JPH07204648A
JPH07204648A JP1495594A JP1495594A JPH07204648A JP H07204648 A JPH07204648 A JP H07204648A JP 1495594 A JP1495594 A JP 1495594A JP 1495594 A JP1495594 A JP 1495594A JP H07204648 A JPH07204648 A JP H07204648A
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JP
Japan
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water
cathode
anode
chamber
diaphragm
Prior art date
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Pending
Application number
JP1495594A
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English (en)
Inventor
Daiji Misawa
代治 三沢
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NIPPON INTEC KK
Original Assignee
NIPPON INTEC KK
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Publication date
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  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 集中流路制御ユニット流入側に陰陽極室に供
給する原水給水量を変える弁体を設けることにより、陰
極室または陽極室から吐出する水量を制御して強電解水
を得る。 【構成】 通常の電解水を得るため原水を流すと、細流
孔53を流れる原水以外に、ダイヤフラム51がバネ5
9の発弾力に抗して水圧により押圧されダイヤフラムの
閉止部58と内管縁部52の接触が解除され、その隙間
を通って弁室55から内管縁部52を経て流出口56に
流出する。強電解水を所望して駆動機構54の励磁を解
除すると水圧に抗する力が働きダイヤフラムの閉止部5
8と内管縁部52は密着し、原水の一部は細流孔53の
孔径で規定される流量で流出口56に流れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般家庭の水道水の
蛇口に接続して使用する連続式電解水生成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より水道水の蛇口に接続して使用す
る連続式電解水生成装置がある。水道水の原水中に含ま
れている汚濁物質や有機物質、更に塩素成分等を吸着し
て除去する浄水器や水道水の電解促進もしくは水道水中
の特定溶解成分を増すための薬剤を添加する助剤添加器
の少なくとも一つを経た原水を密閉した容器の内部にイ
オン透過性の隔膜を設けて陰極室と陽極室に分け、陰極
室内部の陰電極と陽極室内部の陽電極との間に直流電圧
を印加して電気分解し、陰極室から吐出する陰極水を飲
料用として、また、陽極室から吐出する陽極水を洗顔用
水等に用いるものである。
【0003】例えば、図3に示す連続式電解水生成装
置、実開平3−12395の装置においては、箱体5に
収納した給水の流入路、流出路、電解槽への流出入路、
水圧の変化で電解槽の運転操作スイッチを作動させる水
圧感知水路および必要外の水を排除させる排水口等を集
合させてなる集中流路制御ユニット1、原水汚濁物質等
を取り除く浄水器4、浄水器を通過させた原水の一部に
電解促進剤を付加するための助剤添加器6等の構成部品
から原水を電解槽7に給水し、図示しない電解強度を可
変するための電解槽の電極に印加する電圧可変手段や極
性を反転させる機構をもって電解を行い、陰極室から吐
水する陰極水または陽極室から吐水する陽極水を吐水管
3を介して吐水すると共に極室の洗浄等に用いた不要な
水を集中流路制御ユニットを介して排水している。
【0004】図4は上記集中流路制御ユニットの機能を
示す説明図である。図示していない水道蛇口を開くと、
水道水は集中流路制御ユニット1の管口部11から管路
内に流入する。そして、管口部12を出て浄水器4の流
入口から器内に流入し、浄化処理された水は流出口を出
て管口部13に流入する。その水の一部は管口部14を
出て助剤添加器6の流入部から器内に流入し、電解促進
剤が添加された水は流出口を出て電解槽7の陽極室側流
入口15から槽内に送られる。また別の水流は管口部1
6を出て分岐され陰極室側流入口17および陽極室側流
入口15から電解槽内に送られる。電解槽7では電気分
解により陰極水および陽極水が連続的に生成され、陰極
水は流出口18から取り出され、陽極水は流出口19か
ら取り出される。流出口から取り出された夫夫の吐出水
は所望によってそのままで、もしくは図示しない流路を
反転する弁を介して吐水管3から必要とする陰極水また
は陽極水として取り出される。所望されない水は管口部
20から排水される。
【0005】電解槽から吐出する生成水は陰電極または
陽電極に印加する直流電圧を変えることにより陰陽電極
間に流れる電流を変えて電解強度を可変し飲料用または
洗顔液等としての用途に適する生成水となる。電解槽へ
給水する水量を少なくする一方、除剤添加器より電解促
進用の薬液を陽極室に注入したり、電極に印加する電圧
を更に高めて原水の単位電流密度を高め、pHを変える
だけでなく、水中に含まれている塩素もしくは塩素イオ
ンを次亜塩素酸に変え、同時に、溶存酸素を増加させ強
電解水とすることができる。
【0006】臨床学的な研究の結果、上記のようにして
生成、吐出した陽極水は強い殺菌作用等の効果があるこ
とが知られている。電解水生成装置使用者は家庭用の電
解水生成装置であっても従来の生成水以外にこの強電解
水の使用を所望している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、電解
槽への給水を制御する機構を、集中流路制御ユニットに
付設することにより、飲料用または洗顔液等として使う
通常の陰極水または陽極水以外に、所望によって上記付
設機構を作動させ、電解槽から吐出する水量を制御して
電流密度を高め、殺菌作用等に効果のある強電解水を容
易に提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明はその目的
を達成するため、イオン透過性隔膜で分割され、陰電極
を挿入した陰極室と陽電極を挿入した陽極室との陰陽電
極間に直流電圧を印加し、しかも、電解槽の電解強度を
可変する印加電圧可変手段を設け所望のpHの生成水を
上記可変手段をもって生成し、連続して電解槽に流入し
た原水を電解する電解水生成装置において、陰陽極室の
夫々へ給水する集中流路制御ユニット管口部に供給する
給水量を変える弁体を設け陰陽極室からの吐水生成量を
規制することにより強電解水を吐水することを要旨とす
るものである。
【0009】
【作用】集中流路制御ユニットから電解槽へ通常流れる
水流をもって陰極水もしくは陽極水を得ると共に、更に
集中流路制御ユニットに陰陽極室への給水量を絞る弁体
を設け、所望によって陰陽極室から吐出する陰極水また
は酸性水の流量を少なくする。これによって陰極水また
は陽極水の電流密度を高め強電解水を得ることができ
る。
【0010】
【実施例】図1は本発明に関わる原水給水量可変弁体お
よび弁体を収納する収納部材の一実施例で、原水の水圧
に抗して弁を開口した状態を示す図である。図3および
図4と同じ作用・機構を示す部材には同じ符号を表示し
ている。可変部材は集中流路制御ユニット管口部11に
付設して使用され、流量の調節は箱体5外面からこの目
的のみに行うことができる。
【0011】弁体30は管口部11を構成する収納部材
40内に収納された球状体31と球状体への水圧で押圧
され閉止する流出孔32、流出孔32の近傍に穿設され
管口部11と流出口36とをバイパスする細流孔33お
よび球状体31を駆動する駆動機構34から構成されて
いる。
【0012】水道水等の原水は強電解水を所望しない場
合は矢示p方向から入り球状体の流入側への移動を制限
する阻止孔38を通り弁室35の側壁と球状体31の間
隙を通り流出孔32を介して流出口36に達する。強電
解水を所望してプランジャ等の駆動機構34を励磁する
とバネ39の発弾力に抗する力が働き、駆動機構の作動
杆37は戻るので、原水の水圧により球状体31を流出
孔32に押圧する。この結果、球状体31により流出孔
32は閉塞する。この際、原水の一部は細流孔33の孔
径に相当する流量で流出口36に流れ最少流量を確保す
る。
【0013】図2は本発明に関わる可変部材の別な実施
例であり、図は原水の流入がない場合、もしくは強電解
水を生成している場合を示す。この場合、弁体50はダ
イヤフラム51と内管縁部52で構成されている。原水
の流入がない場合は、プランジャ等の駆動機構54をダ
イヤフラムの方向に発弾するバネ59によって駆動機構
の作動杆57が係止された収納部材60で縁部が保持さ
れるダイヤフラム51が内管縁部52方向に押圧し、内
管縁部52とダイヤフラムの閉止部58が接触してい
る。
【0014】通常の電解水を得るため原水をp方向から
管口部11に流すと、原水は細流孔53を流れる以外
に、駆動機構54の励磁によってバネ59の発弾力に抗
する力が働いているため、ダイヤフラム51がバネ59
の発弾力に抗して水圧により押圧されダイヤフラムの閉
止部58と内管縁部52の接触が解除され、その隙間を
通って弁室55から内管縁部52を経て流出口56に流
出する。
【0015】強電解水を所望してプランジャ等の駆動機
構54の励磁を解除すると、バネ59の発弾力によって
水圧に抗する力が働きダイヤフラムの閉止部58と内管
縁部52は密着し、原水の一部は細流孔53の孔径で規
定される流量で流出口56に流れ最少流量を確保する。
【0016】原水給水量可変弁体を動作して原水を絞る
一方、助剤添加器に電解促進用の薬液としてNaClや
KCl等の電解質を入れ電解すれば陽極水の次亜塩素酸
や溶存酸素を更に増加させることができる。これは消毒
や殺菌等に効果的である。このとき、pHは3.0以下
を示す。
【0017】図1および図2では、作動杆の動作方法と
してプランジャ等の駆動部材によるものを示したが箱体
5の外部より手動方法や別なメカニカル的、あるいは電
気的方法を用いても同じ作用効果を得ることができる。
図において、弁体30および50は2つの流量をもつデ
ジタル的な制御をするがアナログ的な流量制御を行うこ
ともできる。これらは例示にすぎず、以上説明した実施
例以外にも本発明の枠を逸脱しない範囲内で各種の変形
実施が可能である。
【0018】
【発明の効果】電解槽に供給する流入水を制御する機構
を集中流路制御ユニットに付設して動作することによ
り、通常の電解水以外の強電解水を得ることができる。
【0019】装置全体をコンパクトに構成することがで
き、しかも設置後の維持管理においても、単一の部品と
して点検修理等が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる弁体および収納部材の一実施例
である。
【図2】本発明に関わる弁体および収納部材の別な実施
例である。
【図3】従来の連続式電解水生成装置の斜視説明図であ
る。
【図4】従来の集中流路制御ユニットおよび分岐管の機
能を示す説明図である。
【符号の説明】
1 集中流路制御ユニット 5 箱体 6 助剤添加器 7 電解槽 11 管口部 30 弁体 31 球状体 32 流出孔 33 細流孔 34 駆動機構 35 弁室 36 流出口 37 作動杆 38 阻止孔 39 バネ 40 収納部材 50 弁体 51 ダイヤフラム 52 内管縁部 53 細流孔 54 駆動機構 55 弁室 56 流出口 57 作動杆 58 閉止部 59 バネ 60 収納部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン透過性隔膜で分割され、陰電極を
    挿入した陰極室と陽電極を挿入した陽極室との陰陽電極
    間に直流電圧を印加し、しかも、電解槽の電解強度を可
    変する印加電圧可変手段を設け所望のpHの生成水を上
    記可変手段をもって生成し、連続して電解槽に流入した
    原水を電解する電解水生成装置において、陰陽極室の夫
    々へ給水する集中流路制御ユニット管口部に供給する給
    水量を変える弁体を設け陰陽極室からの吐水生成量を規
    制することにより強電解水を吐水することを特徴とする
    連続式電解水生成装置。
JP1495594A 1994-01-14 1994-01-14 連続式電解水生成装置 Pending JPH07204648A (ja)

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JP1495594A JPH07204648A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 連続式電解水生成装置

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JP1495594A JPH07204648A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 連続式電解水生成装置

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JPH07204648A true JPH07204648A (ja) 1995-08-08

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ID=11875404

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JP1495594A Pending JPH07204648A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 連続式電解水生成装置

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JP (1) JPH07204648A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6007686A (en) * 1994-08-26 1999-12-28 Medical Discoveries, Inc. System for elctrolyzing fluids for use as antimicrobial agents

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6007686A (en) * 1994-08-26 1999-12-28 Medical Discoveries, Inc. System for elctrolyzing fluids for use as antimicrobial agents

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