JP3364769B2 - 連続式電解水生成装置 - Google Patents

連続式電解水生成装置

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JP3364769B2
JP3364769B2 JP02311394A JP2311394A JP3364769B2 JP 3364769 B2 JP3364769 B2 JP 3364769B2 JP 02311394 A JP02311394 A JP 02311394A JP 2311394 A JP2311394 A JP 2311394A JP 3364769 B2 JP3364769 B2 JP 3364769B2
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繁夫 河野
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日本インテック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、一般家庭の水道水の
蛇口に接続して使用する連続式電解水生成装置に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】従来より水道水の蛇口に接続して使用す
る連続式電解水生成装置がある。水道水の原水中に含ま
れている汚濁物質や有機物質、更に塩素成分等を吸着し
て除去する浄水器や水道水の電解促進もしくは水道水中
の特定溶解成分を増すための薬剤を添加する助剤添加器
の少なくとも一つを経た原水を密閉した容器の内部にイ
オン透過性の隔膜を設けて陰極室と陽極室に分け、陰極
室内部の陰電極と陽極室内部の陽電極との間に直流電圧
を印加して電気分解し、陰極室から吐出する陰極水を飲
料用として、また、陽極室から吐出する陽極水を洗顔用
水等に用いるものである。 【0003】例えば、図3に示す連続式電解水生成装
置、実開平3−123595号の装置においては、箱体
5に収納した給水の流入路、流出路、電解槽への流出入
路、水圧の変化で電解槽の運転操作スイッチを作動させ
る水圧感知水路および必要外の水を排除させる排水口等
を集合させてなる集中流路制御ユニット1、原水汚濁物
質等を取り除く浄水器4、浄水器を通過させた原水の一
部に電解促進剤を添加するための助剤添加器6等の構成
部品から原水を電解槽7に給水し、図示しない電解強度
を可変するための電解槽の電極に印加する電圧可変手段
や極性を反転させる機構をもって電解を行い、陰極室か
ら吐出する陰極水または陽極室から吐出する陽極水を吐
水管3を介して吐出すると共に極室の洗浄等に用いた
不要な水を集中流路制御ユニットを介して排水してい
る。 【0004】図4は上記集中流路制御ユニツトの機能を
示す説明図である。図示していない水道蛇口を開くと、
水道水は集中流路制御ユニツト1の管口部11から管路
内に流入する。そして、管口部12を出て浄水器4の流
入口から器内に流入し、浄化処理された水は流出口を出
て管口部13に流入する。その水の一部は管口部14を
出て助剤添加器6の流入部から器内に流入し、陰極水を
飲料用として使用するとき、健康によいといわれるシュ
ウ酸カルシウム塩等からなる電解促進剤が添加された水
は流出口を出て電解槽7の陽極室側流入口15から槽内
に送られる。また別の水流は管口部16を出て分岐され
陰極室側流入口17および陽極室側流入口15から電解
槽内に送られる。電解槽7では電気分解により陰極水お
よび陽極水が連続的に生成され、陰極水は流出口18か
ら取り出され、陽極水は流出口19から取り出される。
流出口から取り出された夫夫の吐出水は所望によってそ
のままで、もしくは図示しない流路を反転する弁を介し
て吐水管3から必要とする陰極水または陽極水として取
り出される。所望されない水は管口部20から排水され
る。 【0005】電解槽から吐出する生成水は陰電極または
陽電極に印加する直流電圧を変えることにより陰陽電極
間に流れる電流を変えて電解強度を可変し飲料用または
洗顔液等としての用途に適する生成水となる。電解槽へ
給水する水量を少なくする一方、電極に印加する電圧を
更に高めて原水の単位電流密度を高め強電解水とするこ
とができる。 【0006】更に、助剤添加器よりNaClやKClの
ハロゲン化金属イオンを陽極室に注入し電解を行うと水
中に含まれている塩素イオンが塩素や次亜塩素酸に変わ
り、しかも塩素や次亜塩素酸は酸性領域で安定して存在
し、且つ水中における通電性を増すため、比較的低い電
圧で電極間に電流が流れ強力な殺菌水を生成することが
知られている。 【0007】臨床学的な研究の結果、上記のようにして
生成、吐出した陽極水は強い殺菌作用等の効果があるこ
とが知られている。電解水生成装置使用者は家庭用の電
解水生成装置であっても従来の生成水以外にこの強電解
水の使用を所望している。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、少な
くとも2種類の相異なる種類の薬剤を陽極室に添加する
助剤添加器を設けると共に、電解槽への給水を制御する
機構を、集中流路制御ユニツトに付設することにより、
飲料用または洗顔液等として使う通常の陰極水または陽
極水以外に、所望によって上記給水を制御する機構を作
動させ、電解槽から吐出する水量を制御して電流密度を
高めると同時に上記給水を制御する機構が動作する時、
上記助剤添加器への水流の流路を変える機構を付設して
飲料用に適する陰極水を生成すると共に、所望によって
殺菌作用等に効果のある強電解水を容易に提供しようと
するものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】そこで本発明はその目的
を達成するため、イオン透過性隔膜で分割され、陰電極
を挿入した陰極室と陽電極を挿入した陽極室との陰陽電
極間に直流電圧を印加し、しかも、電解槽の電解強度を
可変する印加電圧可変手段を設け所望のpHの生成水を
上記可変手段をもって生成し、連続して電解槽に流入し
た原水を電解する電解水生成装置において、ハロゲン化
金属塩を含む少なくとも2種類の相異なる種類の薬剤を
陽極室に添加する助剤添加器を設けると共に、上記助剤
添加器への流路を変える弁を設け、また、陰陽極室の夫
夫へ給水する集中流路制御ユニツト管口部に原水の給水
量を変える弁体を設け陰陽極室からの吐水生成量を規制
する機構を設けると共に、上記機構が動作するときハロ
ゲン化金属が装填された助剤添加器水路が開放されるこ
とにより強電解水を吐水することを要旨とするものであ
る。 【0010】 【作用】通常、集中流路制御ユニツトから電解槽へ流れ
る水流をもって陰極水もしくは陽極水を得ると共に、更
に集中流路制御ユニツトに陰陽極室への給水量を絞る弁
体を設け、所望によって陰陽極室から吐出する陰極水ま
たは酸性水の流量を少なくする。同時に上記弁体が動作
するときハロゲン化金属が装填された助剤添加器水路が
開放される。これによって陰陽極管に流れる電流密度を
高めると共に塩素や次亜塩素酸を含む殺菌性のある強酸
性の陽極水を得ることができる。 【0011】 【実施例】図1は本発明に関わる連続式電解水生成装置
の一例を示すブロック図である。図3および図4と同じ
作用・機構を示す部材には同じ符号を表示している。水
道水等の原水は集中流路制御ユニツト21の管口部11
に入る。尚、集中流路制御ユニツト21は図4に描かれ
た実開平3−123595公報の集中流路制御ユニツト
に適応し、後述する強電解水吐出のための給水量を変え
る流量可変部材24を通過した水は浄水器4を通り流量
センサ22を介して分岐され、原水の一部は通常の使用
状態でCaイオンを増強させるための電解促進剤を添加
するための助剤添加器6、給水量を変える流量可変部材
24が動作したときハロゲン化金属イオンを陽極室に添
加する流水の流路を変える弁23を介して上記の別な助
剤添加器26から電解槽7の陽極室流入口15に給水
し、図示しない電解強度を可変するための電解槽の電極
に印加する電圧可変手段や極性を反転させる機構をもっ
て電解を行い、陰陽極室から吐出する生成水を図示しな
い吐水管を介して吐出すると共に、極室の洗浄等に用い
た不要な水を集中流路制御ユニツト21の管口部20よ
り排出する。 【0012】図2は本発明に関わる流量可変部材の一実
施例であり、図は強電解水を生成している場合を示す。
流量可変部材の弁体50はダイヤフラム51と内管縁部
52で構成されている。図ではダイヤフラム51を駆動
する駆動機構54は通常の流水の場合オフされ原水の流
入を制御する場合はオンする構造となっている。原水の
流入がない場合は、プランジャ等の駆動機構54を作動
杆固定板61によって反ダイヤフラムの方向mに発弾す
るバネ59で駆動機構の作動杆57が係止された収納部
材60で縁部が保持されるダイヤフラム51が内管縁部
52と離反し、内管縁部52とダイヤフラムの閉止部5
8に間隙ができるが、原水が流入していないので管口部
11にある水が流出口に向かうことはない。この流量可
変部材の流量の調節は箱体5外面からこの目的のための
みに設定した操作ノブで行う。 【0013】通常の電解水を得るため原水をp方向から
管口部11に流すと、原水は細流孔53を流れる以外
に、ダイヤフラム51がバネ59の発弾力により駆動機
構54を矢示m方向に持ち上げるうえに更に水圧により
押圧されダイヤフラムの閉止部58と内管縁部52間の
隙間が増大し、その隙間を通って弁室55から内管縁部
52を経て流出口56に流出する。 【0014】強電解水を所望してプランジャ等の駆動機
構54を励磁すると、バネ59の発弾力および水圧に抗
する力nが働きダイヤフラムの閉止部58と内管縁部5
2は密着し、原水の一部は細流孔53の孔径で規定され
る流量で流出口56に流れ最少流量を確保する。 【0015】駆動機構がオフのとき助剤添加器6を流水
が流れるようにしていた弁23が、駆動機構がオンする
と切り替わり助剤添加器26を原水が流水するようにな
る。なお、流量可変部材、配管等に滞留する水量に合わ
せ、駆動機構のオンを遅延するようにしてもよい。 【0016】原水給水量可変弁体を動作して原水を絞る
一方、助剤添加器26に電解促進用の薬液としてNaC
lやKCl等の電解質を入れ電解すれば陽極水の次亜塩
素酸や溶存酸素を更に増加させることができる。これは
消毒や殺菌等に効果的である。このとき、pHは3.0
以下を示す。 【0017】図1および図2では、作動杆の動作方法と
してプランジャ等の駆動部材によるものを示したが箱体
5の外部より手動方法や別なメカニカル的、あるいは電
気的方法を用いても同じ作用効果を得ることができる。
図において、弁体50は2つの流量をもつデジタル的な
制御をするがアナログ的な流量制御を行うこともでき
る。これらは例示にすぎず、以上説明した実施例以外に
も本発明の枠を逸脱しない範囲内で各種の変形実施が可
能である。 【0018】 【発明の効果】電解槽に供給する流入水を制御する機構
を集中流路制御ユニツトに付設し、上記機構の動作に合
わせて、助剤添加器を切り換えてハロゲン化金属化合物
を陽極室に添加しながら電解することにより、通常の電
解水以外の強電解水を得ることができる。 【0019】装置全体をコンパクトに構成することがで
き、しかも設置後の維持管理においても、点検修理等が
容易にできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に関わる装置のブロック図である。 【図2】本発明に関わる流量可変部材の一実施例であ
る。 【図3】従来の連続式電解水生成装置の斜視説明図であ
る。 【図4】従来の集中流路制御ユニツトおよび分岐管の機
能を示す説明図である。 【符号の説明】 5 箱体 6 助剤添加器 7 電解槽 11 管口部 20 管口部 21 集中流路制御ユニット 23 弁 24 流量可変部材 26 助剤添加器 50 弁体 51 ダイヤフラム 52 内管縁部 53 細流孔 54 駆動機構 55 弁室 56 流出口 57 作動杆 58 閉止部 59 バネ 60 収納部材 61 作動杆固定板

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 イオン透過性隔膜で分割され、陰電極を
    挿入した陰極室と陽電極を挿入した陽極室との陰陽電極
    間に直流電圧を印加し、しかも、電解槽の電解強度を可
    変する印加電圧可変手段を設け所望のpHの生成水を上
    記可変手段をもって生成し、連続して電解槽に流入した
    原水を電解する電解水生成装置において、ハロゲン化金属塩を含む 少なくとも2種類の相異なる種
    類の薬剤を陽極室に添加する助剤添加器を設けると共
    に、上記助剤添加器への流路を変える弁を設け、また、
    陰陽極室の夫夫へ給水する集中流路制御ユニツト管口部
    に原水の給水量を変える弁体を設け陰陽極室からの吐水
    生成量を規制する機構を設けると共に、上記機構が動作
    するときハロゲン化金属が装填された助剤添加器水路が
    開放されることにより強電解水を吐水することを特徴と
    する連続式電解水生成装置。
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