JP2009150048A - ピボット蝶番の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】戸パネルの不所望な変形を防止することのできるピボット蝶番の取付構造を提供する。
【解決手段】ピボット蝶番の取付構造10は、開口部12に設けられた枠体14に固定された枠体固定部36を有する枠体側支持部材32と、戸パネル16に固定された戸パネル固定部46を有する戸パネル側支持部材34とを備えており、枠体側支持部材32または戸パネル側支持部材34の一方はピボット40を有しており、かつ、他方はピボット40を回動自在に受け入れる軸受体50を有している。また、戸パネル固定部46は、戸パネル16の下端面に当接される水平板部52と、水平板部52の上面に立設された嵌合凸部18とを有している。そして、戸パネル16の下端面16aには、嵌合凸部18の少なくとも一部の水平断面形状と同じ水平断面形状を有し、かつ、嵌合凸部18が嵌合される嵌合穴20が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、住宅内の部屋または収納等の開口部を開閉する戸パネルを回動自在に支持するためのピボット蝶番の取付構造に関する。
従来のピボット蝶番の取付構造の一例が特許文献1に開示されている。このピボット蝶番の取付構造1は、図10および図11に示すように、開口部2に設けられた枠体3に取り付けられた枠体側支持部材4と、戸パネル5に取り付けられた戸パネル側支持部材6とによって構成されている。
枠体側支持部材4は、枠体3に固定された枠体固定部4aと、枠体固定部4aの下部から水平方向へ延びて形成されたピボット支持部4bと、ピボット支持部4bの上面から上方へ突出して形成されたピボット4cとを有しており、枠体固定部4aが固定ねじ7を用いて枠体3に固定されている。戸パネル側支持部材6は、戸パネル5の下端部に固定された戸パネル固定部6aと、戸パネル固定部6aの下部から水平方向へ延びて形成された軸受体支持部6bと、軸受体支持部6bの上面に取り付けられた軸受体6cとを有しており、軸受体支持部6bには、軸受体6cの内部空間と連通する貫通孔(図示省略)が形成されている。
そして、軸受体6cにピボット4cが下方から嵌入されており、戸パネル固定部6aが戸パネル5の下端面5aおよび幅方向端面5bの両方に開口された掘り込み部9に嵌入されており、戸パネル固定部6aが2本の固定ねじ8を用いて戸パネル5に固定されている。
特開2006−291545号公報
従来のピボット蝶番の取付構造1(図10)では、戸パネル5に形成された掘り込み部9が戸パネル5の下端面5aおよび幅方向端面5bの両方に開口されていたため、戸パネル5の厚み方向において対向する堀り込み部9の2つの壁部9aおよび9bにおいては、それらの下端部および一方側端部を隣接する「壁部」で補強することができなかった。そのため、戸パネル5の開閉動作を繰り返すと、図11に示すように、戸パネル固定部6aから壁部9aおよび9bに作用する力によって壁部9aおよび9bが外側へ変形され、戸パネル5の意匠性が損なわれるという問題があった。
また、壁部9aおよび9bが外側へ変形されると、これらの内面と戸パネル固定部6aの外面との間に隙間が生じるため、堀り込み部9の内部において戸パネル固定部6aに「ガタツキ」が生じるおそれがあった。
それゆえに、本発明の主たる課題は、戸パネルの不所望な変形を防止することによって戸パネルの意匠性が損なわれるのを防止できるとともに、戸パネル固定部の「ガタツキ」を効果的に防止できる、ピボット蝶番の取付構造を提供することである。
請求項1に記載した発明は、「開口部12に設けられた枠体14に固定された枠体固定部36を有する枠体側支持部材32と、戸パネル16に固定された戸パネル固定部46を有する戸パネル側支持部材34とを備え、前記枠体側支持部材32または前記戸パネル側支持部材34の一方はピボット40を有しており、かつ、他方は前記ピボット40を回動自在に受け入れる軸受体50を有している、ピボット蝶番の取付構造10であって、前記戸パネル固定部46は、前記戸パネル16の下端面に当接される水平板部52と、前記水平板部52の上面に立設された嵌合凸部18とを有しており、前記戸パネル16の下端面16aには、前記嵌合凸部18の少なくとも一部の水平断面形状と同じ水平断面形状を有し、かつ、前記嵌合凸部18が嵌合される嵌合穴20が形成されている、ピボット蝶番の取付構造10」である。
本発明では、戸パネル16の下端面16aに嵌合穴20が形成されており、この嵌合穴20に戸パネル固定部46の嵌合凸部18が嵌合されている。嵌合穴20は、戸パネル16の下端面16aにのみ開口された凹部であり、戸パネル16の幅方向端面16bには開口されていない。したがって、戸パネル16の厚み方向において対向する嵌合穴20の2つの壁部20a,20bは、戸パネル16の幅方向端面16bの一部を構成する嵌合穴20の壁部20cによって補強されることになり、厚み方向において対向する2つの壁部20a,20bが不所望に変形されることはない。また、嵌合穴20の水平断面形状は、嵌合凸部18の少なくとも一部の水平断面形状と同じであるため、嵌合穴20の内部における嵌合凸部18の「ガタツキ」は生じない。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した「ピボット蝶番の取付構造10」において「前記嵌合凸部18は、前記水平板部52に固定された固定ブロック58と、前記戸パネル16に固定された可動ブロック60と、前記固定ブロック58または前記可動ブロック60の一方に回転自在に係止され、かつ、前記戸パネル16の幅方向へ延びて配設された雄ねじ部材62とを有しており、前記固定ブロック58または前記可動ブロック60の他方には、前記雄ねじ部材62が螺合される雌ねじ66が形成されており、前記戸パネル16の幅方向端面16bの一部を構成する前記嵌合穴20の壁部20cには、前記雄ねじ部材62を回転操作するための工具22が挿通される貫通孔24bが、前記戸パネル16の幅方向端面16bから前記嵌合穴20に至るように形成されている」ことを特徴とする。
本発明では、固定ブロック58に対する可動ブロック60の位置を雄ねじ部材62と雌ねじ66とで調整することができ、それによって枠体14に対する戸パネル16の位置を調整することができる。
請求項1または2に記載した発明によれば、戸パネル16の厚み方向において対向する嵌合穴20の2つの壁部20a,20bが、戸パネル16の幅方向端面16bの一部を構成する嵌合穴20の壁部20cによって補強されている。したがって、嵌合凸部18から嵌合穴20の壁部20a,20bの内面に力が作用した場合でも、当該2つの壁部20a,20bが外側へ向けて不所望に変形されるのを防止でき、戸パネル16の意匠性が損なわれるのを防止できる。また、嵌合凸部18の少なくとも一部の水平断面形状が嵌合穴20の水平断面形状と同じであることと相俟って、嵌合穴20の内部における嵌合凸部18の「ガタツキ」を効果的に防止できる。
請求項2に記載した発明によれば、貫通孔24bの一端が戸パネル16の幅方向端面16bに開口されているので、貫通孔24bに工具22を容易に挿通することができ、戸パネル16の位置調整作業を容易に行うことができる。また、戸パネル16の幅方向端面16bに開口された貫通孔24bは外部から目立ち難いため、戸パネル16の意匠性が貫通孔24bによって損なわれるのを防止できる。
図1は、本発明が適用されたピボット蝶番の取付構造(以下、「取付構造」と略す。)10を示す斜視図であり、図2は、取付構造10の要部を示す断面図である。この取付構造10は、住宅内の部屋または収納等の開口部12に設けられた枠体14に対して戸パネル16を回動自在に取り付けるものである。
なお、図1および図2には、「前後」,「左右」の方向を示しているが、これらの方向は、以下の説明で用いる「前後」,「左右」の方向に対応するものである。
戸パネル16は、開口部12を閉塞可能な板状部材であり、戸パネル16の幅方向一方端部における下端面16aには、図3に示すように、後述する嵌合凸部18(図5)が嵌合される嵌合穴20が形成されている。嵌合穴20の水平断面形状は、嵌合凸部18の少なくとも一部(上部ブロック60bまたはケース(図示省略))の水平断面形状と同じであり、本実施例では、戸パネル16の幅方向(前後方向)に長く延びた長円形である。
戸パネル16の厚み方向(前後方向)において対向する嵌合穴20の2つの壁部20aおよび20bは、戸パネル16の幅方向端面16bの一部を構成する嵌合穴20の壁部20cによって連結され、かつ、補強されている。そして、この「補強機能」を有する壁部20cには、図2に示すように、工具22(図7)が挿通される2つの貫通孔24aおよび24bと、固定ねじ26がねじ込まれるねじ孔28とが、戸パネル16の幅方向端面16bから嵌合穴20の内面に至るように形成されている。
なお、戸パネル16の構造としては、無垢材からなる「単板構造」や、戸枠の表裏両面に表面板材を接合した「フラッシュ構造」等を任意に選択して用いることができる。
枠体14は、図1に示すように、開口部12の内側縁に配設された「縦枠」であり、枠体14の表面における幅方向中央部には、溝14aが上下方向へ延びて形成されており、この溝14aには、棒状の戸当り30が取り付けられている。
取付構造10は、図1に示すように、枠体14に取り付けられた枠体側支持部材32と、戸パネル16の下端部に取り付けられた戸パネル側支持部材34とによって構成されている。
枠体側支持部材32は、図4に示すように、枠体固定部36と、ピボット支持部38と、ピボット40とを有している。
枠体固定部36は、「縦方向に長い四角形(長方形)」を基本形状とする板状部分であり、枠体固定部36の下部の前後方向幅は、他の部分よりも広く設定されており、枠体固定部36の上部における後側の角部は、斜め(略45度)に傾斜して形成されている。また、枠体固定部36には、固定ねじ42(図1)が挿通される複数(本実施例では4個)の貫通孔44が形成されている。
ピボット支持部38は、図4に示すように、枠体固定部36の下端部から水平方向に延びてこれと一体的に形成された板状部分であり、ピボット支持部38の後端38aは、枠体固定部36の前後方向幅内に位置しており、ピボット支持部38の前端38bは、枠体固定部36の前端36bよりも前方に位置している。そして、ピボット支持部38の前端縁38cは、ピボット40と中心を共通にする半円状に形成されている。
ピボット40は、図4に示すように、ピボット支持部38の前端部上面から上方へ突出して形成された円柱状の突起部であり、ピボット40の上端部は、上端40aへ向かうにつれて縮径する円錐台状に形成されている。
戸パネル側支持部材34は、図5に示すように、戸パネル固定部46と、軸受体支持部48と、軸受体50とを有している。
戸パネル固定部46は、戸パネル16の下端面に当接される水平板部52と、水平板部52の上面に立設され、かつ、戸パネル16の嵌合穴20(図3)に嵌合される嵌合凸部18とによって構成されている。
水平板部52は、戸パネル16を下方から支持する板状部であり、水平板部52の前後方向長さおよび左右方向長さは、水平板部52が戸パネル16の下端面からはみ出すことがなく、かつ、嵌合穴20の開口部を完全に閉塞可能なように設定されている。そして、水平板部52には、図2に示すように、固定ねじ54が挿通される複数(本実施例では2個)の貫通孔56が形成されている。
嵌合凸部18は、図2および図5に示すように、水平板部52に固定ねじ54を用いて固定された固定ブロック58と、戸パネル16に固定ねじ26(図2)を用いて固定された可動ブロック60と、固定ブロック58に回転自在に係止され、かつ、戸パネル16の幅方向(左右方向)へ延びて配設された雄ねじ部材62とを有している。
固定ブロック58は、下部ブロック58aと、上部ブロック58bと、これらを所定の間隔を隔てて連結する連結ブロック58cとによって略コ字状に一体的に形成されたブロック部材である。そして、下部ブロック58aの下端面には、固定ねじ54が螺合される複数(本実施例では2個)のねじ穴64が形成されており、上部ブロック58bには、雄ねじ部材62が螺合される雌ねじ66が形成されており、連結ブロック58cには、貫通孔24aから挿入された固定ねじ68が螺合されるねじ孔70が形成されている。
可動ブロック60は、下部ブロック60aと、上部ブロック60bと、これらを所定の間隔を隔てて連結する連結ブロック60cとによって略F字状に一体的に形成されたブロック部材であり、上部ブロック60bの水平断面形状は、嵌合穴20の水平断面形状と同じに設定されている。そして、下部ブロック60aの先端面には、固定ねじ68が螺合されるねじ穴72が形成されており、上部ブロック60bの先端面には、固定ねじ26が螺合されるねじ穴74が形成されており、連結ブロック60cには、雄ねじ部材62が挿通される貫通孔76と、雄ねじ部材62の頭部62aが回転自在に係止される凹部78とが連続して形成されている。
そして、「固定ブロック58の下部ブロック58a」、「可動ブロック60の下部ブロック60a」、「固定ブロック58の上部ブロック58b」および「可動ブロック60の上部ブロック60b」がこの順に重なるようにして、固定ブロック58と可動ブロック60とが組み合わされている。また、この組み合わせ状態において、固定ブロック58の左側または右側の少なくとも一方には、固定ブロック58に対して可動ブロック60が移動するための空間Sが確保されている。
なお、ねじ孔28,70およびねじ穴64,72,74は、固定ねじ26,54,68がねじ込まれる箇所に予め形成されていてもよいし、固定ブロック58および可動ブロック60が「穴開けが容易な材料」で形成されている場合には、固定ねじ26,54,68がねじ込まれる過程で形成されてもよい。
また、本実施例の嵌合凸部18は、固定ブロック58と、可動ブロック60と、雄ねじ部材62とを構成要素として有しているが、さらに、これらを収容するケース(図示省略)を構成要素として有していてもよい。この場合には、嵌合穴20の内面とケースの外面とが対向するため、ケースの水平断面形状が嵌合穴20の水平断面形状と同じに設定されることになる。
軸受体支持部48は、図5に示すように、戸パネル固定部46を構成する水平板部52の左端部から後方へ延びてこれと一体的に形成された板状部であり、軸受体支持部48の先端部には、ピボット40が挿通される貫通孔48aが形成されており、軸受体支持部48の先端縁48bは、貫通孔48aと中心を共通にする半円状に形成されている。そして、軸受体支持部48の先端部上面には、貫通孔48aと連続する内部空間50aを有する軸受体50が取り付けられている。
軸受体50は、その内部空間50aにピボット40を回動自在に受け入れる円筒状の部材であり、軸受体50の内径(内部空間50aの直径)は、ピボット40の外径よりも僅かに大きく設定されており、軸受体50の外径は、軸受体支持部48における先端縁48bの径とほぼ同じに設定されており、軸受体50の高さは、ピボット40の高さよりも高く設定されている。
取付構造10を用いて枠体14に戸パネル16を回動自在に取り付ける際には、まず、図6に示すように、枠体14の下端部に枠体側支持部材32を取り付けるとともに、戸パネル16の下端部に戸パネル側支持部材34を取り付ける。また、枠体14の上端部に「他の枠体側支持部材」(図示省略)を取り付けるとともに、戸パネル16の上端部に「他の戸パネル側支持部材」(図示省略)を取り付ける。
枠体14の下端部に枠体側支持部材32を取り付ける際には、図6に示すように、ピボット40を枠体14の前端面14bよりも前方に配置するとともに、ピボット支持部38を床面Fに接触するように、或いは、床面Fから僅かに離間するように配置し、その状態で枠体固定部36を枠体14の表面に固定ねじ42を用いて固定する。
戸パネル16の下端部に戸パネル側支持部材34を取り付ける際には、図2および図6に示すように、戸パネル側支持部材34の嵌合凸部18を戸パネル16の嵌合穴20に下方から嵌合するとともに、水平板部52の上面を戸パネル16の下端面16aに当接させ、その状態で戸パネル16を可動ブロック60に固定ねじ26(図2)を用いて固定する。
枠体側支持部材32および戸パネル側支持部材34の取付けが完了すると、図6に示すように、軸受体50をピボット40に上方から被せることによって、戸パネル側支持部材34と枠体側支持部材32とを回動自在に連結する。また、このとき同時に、「他の枠体側支持部材」(図示省略)と「他の戸パネル側支持部材」(図示省略)とを回動自在に連結する。
続いて、図7に示すように、ドライバー等の工具22を上側の貫通孔24bから嵌合穴20内に挿入し、この工具22を用いて雄ねじ部材62を回転させることによって、固定ブロック58に対して可動ブロック60を左右方向へ移動させ、枠体14に対する戸パネル16の位置を左右方向において調整する。
戸パネル16の位置調整が完了すると、図2に示すように、下側の貫通孔24aから固定ねじ68を挿入するとともに、工具22を用いて固定ねじ68をねじ孔70および72に螺合し、これにより固定ブロック58に対する可動ブロック60の動きを固定する。つまり、枠体14に対する戸パネル16の動きを固定する。
なお、本実施例では、図6に示すように、枠体側支持部材32のピボット支持部38に上方へ向けて凸となるピボット40を形成するとともに、戸パネル側支持部材34の軸受体支持部48にピボット40を下方から受け入れる軸受体50を形成しているが、図8に示すように、枠体側支持部材32の軸受体支持部48にピボット40を受け入れる軸受体50を形成するとともに、戸パネル側支持部材34のピボット支持部38に下方へ向けて凸となるピボット40を形成してもよい。
また、上述の各実施例では、戸パネル16に固定された可動ブロック60に雄ねじ部材62を回転自在に係止させるとともに、固定ブロック58に雄ねじ部材62が螺合される雌ねじ66を形成しているが、図9に示すように、固定ブロック58に雄ねじ部材62を回転自在に係止させるとともに、可動ブロック60に雄ねじ部材62が螺合される雌ねじ66を形成してもよい。
図9に示した実施例において、固定ブロック58は、左側ブロック58dと、右側ブロック58eと、これらを所定の間隔を隔てて連結する連結ブロック58fとによって略凹字状に一体的に形成されている。そして、左側ブロック58dに形成された貫通孔80aと右側ブロック58eに形成された貫通孔80bとの間に雄ねじ部材62が架け渡されており、また、左側ブロック58dおよび右側ブロック58eに対して雄ねじ部材62が回転自在に係止されている。一方、可動ブロック60は、上部ブロック60dと、中央部ブロック60eとによって略逆凸字状に一体的に形成されており、上部ブロック60dの水平断面形状は、嵌合穴20の水平断面形状と同じに設定されており、中央部ブロック60eには、雌ねじ66が形成されている。そして、中央部ブロック60eが固定ブロック58の左側ブロック58dと右側ブロック58eとの間に配置されており、中央部ブロック60eの雌ねじ66に雄ねじ部材62が螺合されている。この実施例においても、嵌合凸部18がケース(図示省略)を有していてもよいことは言うまでもない。
ピボット蝶番の取付構造を示す斜視図 ピボット蝶番の取付構造の要部を示す断面図 戸パネルを示す斜視図 枠体側支持部材を示す斜視図 戸パネル側支持部材を示す斜視図 ピボット蝶番の取付構造を示す分解斜視図 枠体に対する戸パネルの位置調整方法を示す断面図 他の実施例(ピボットと軸受体との位置関係が逆)を示す分解斜視図 他の実施例(雄ねじ部材と雌ねじとの位置関係が逆)を示す断面図 従来技術を示す分解斜視図 従来技術において戸パネルが変形した状態を示す斜視図
符号の説明
10… 取付構造
12… 開口部
14… 枠体
16… 戸パネル
18… 嵌合凸部
20… 嵌合穴
24a,24b… 貫通孔
26,42,54,68… 固定ねじ
28,70… ねじ孔
30… 戸当り
32… 枠体側支持部材
34… 戸パネル側支持部材
36… 枠体固定部
38… ピボット支持部
40… ピボット
F… 床面
46… 戸パネル固定部
48… 軸受体支持部
50… 軸受体
52… 水平板部
56,76… 貫通孔
58… 固定ブロック
60… 可動ブロック
62… 雄ねじ部材
64,72,74… ねじ穴
66… 雌ねじ
78… 凹部

Claims (2)

  1. 開口部に設けられた枠体に固定された枠体固定部を有する枠体側支持部材と、戸パネルに固定された戸パネル固定部を有する戸パネル側支持部材とを備え、前記枠体側支持部材または前記戸パネル側支持部材の一方はピボットを有しており、かつ、他方は前記ピボットを回動自在に受け入れる軸受体を有している、ピボット蝶番の取付構造であって、
    前記戸パネル固定部は、前記戸パネルの下端面に当接される水平板部と、前記水平板部の上面に立設された嵌合凸部とを有しており、
    前記戸パネルの下端面には、前記嵌合凸部の少なくとも一部の水平断面形状と同じ水平断面形状を有し、かつ、前記嵌合凸部が嵌合される嵌合穴が形成されている、ピボット蝶番の取付構造。
  2. 前記嵌合凸部は、前記水平板部に固定された固定ブロックと、前記戸パネルに固定された可動ブロックと、前記固定ブロックまたは前記可動ブロックの一方に回転自在に係止され、かつ、前記戸パネルの幅方向へ延びて配設された雄ねじ部材とを有しており、
    前記固定ブロックまたは前記可動ブロックの他方には、前記雄ねじ部材が螺合される雌ねじが形成されており、
    前記戸パネルの幅方向端面の一部を構成する前記嵌合穴の壁部には、前記雄ねじ部材を回転操作するための工具が挿通される貫通孔が、前記戸パネルの幅方向端面から前記嵌合穴に至るように形成されている、請求項1に記載のピボット蝶番の取付構造。
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