JP2009148796A - ホットチャンバーダイカストマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主筒3は、ポット2に収容された溶湯50内に配置されている。この主筒3は、溶湯50が供給されるシリンダ16と、底面部にシリンダ16内へ溶湯50を供給する溶湯供給孔18と、側面部にシリンダから押し出された溶湯50が通過する注湯路19とを有している。更に、シリンダ16内を往復運動するプランジャ4と、注湯路19と金型40の鋳込口43を連結して金型40に溶湯50を注入するノズル5と、プランジャ4の往復運動に連動して溶湯供給孔18を開閉する弁22と、を備えている。これにより、プランジャとシリンダの隙間から酸化物等の不純物が入り込むことを防止または抑制すると共に、シリンダ内に空気が侵入することを防止または抑制する。
【選択図】図1
Description
図9に示すように、従来のホットチャンバーダイカストマシン100は、溶湯50内に配置された主筒101と、この主筒101に設けられたシリンダ103内を往復運動するプランジャ102を有している。主筒101の側面部の上部には、シリンダ103内に溶湯50を供給する溶湯供給孔104が設けられており、主筒101の側面部には、下部から上部に向けて傾斜状に立ち上がった注湯路105が設けられている。そして、主筒101の注湯路105には、金型に溶湯50を注入するノズル106が連結している。
この図1及び図2Aに示すように、本発明の実施の形態例(以下、「本例」という。)であるホットチャンバーダイカストマシン1は、アルミニウムやマグネシウム及びこれらの合金等を鋳造する装置であり、固定型41と可動型42とからなる金型40に溶湯50を高速高圧で鋳込むものである。ホットチャンバーダイカストマシン1は、溶湯50を収容する溶湯収容部であるポット2と、シリンダ16を有する中空の主筒3と、このシリンダ16内を往復運動するプランジャ4と、金型40に溶湯50を注入するノズル5とから構成されている。
この図3A及び図3Bに示すように、弁22は、略円盤状の蓋部23と、蓋部23の略中心から突出する棒状の軸部24とから構成されている。軸部24における蓋部23と反対側の端部には、略円盤状のフィルタ26が取り付けられている。そして、この弁22は、図2Aに示すように、軸部24を主筒3の溶湯供給孔18に昇降自在に挿通して、主筒3の底板17に取り付けられている。なお、この弁22は、逆止弁であり、溶湯50がシリンダ16内から溶湯供給孔18を通ってポット2へ流れることを止める働きを有している。
図4A及び図4Bは、本例のホットチャンバーダイカストマシンの鋳造動作を示す断面図であり、図5A及び図5Bは、本例のホットチャンバーダイカストマシンの鋳造動作における要部を拡大して示す断面図である。
この図6に示すように、第2の実施形態例に係るホットチャンバーダイカストマシン1Aは、主筒3Aの底板17Aに2つの溶湯供給孔18A、18Aと弁22の軸部24が挿通されるガイド孔27を有している。このように、溶湯供給孔18Aとガイド孔27を別々に設けることにより、弁22の軸部24がガイド孔27にガイドされて、弁22が溶湯供給孔18Aから入り込む溶湯50の流れによって傾くことを防止することができる。その結果、弁22を底板17に対して略垂直に昇降動作させることができ、溶湯供給孔18の開閉をスムーズに行うことができる。
この図7に示すように、この実施形態に係るホットチャンバーダイカストマシン1Bは、弁22Bについて第1の実施形態例に係る弁22から軸部24とフィルタ26を除いた構造を有している。ここで、本例では、溶湯供給孔18を、主筒3の底部に設けて、不純物が浮遊している溶湯50表面から遠ざけている。よって、この溶湯供給孔18から取り込まれる溶湯50は、溶湯50表面よりも比較的不純物が少ない。そのため、フィルタ26を設けなくても、不純物の少ない綺麗な溶湯50をシリンダ16内に取り込むことができる。従って、このように、弁22にフィルタ26を設けていないホットチャンバーダイカストマシン1Bによっても、前述したホットチャンバーダイカストマシン1と同様の効果を得ることができる。更に、この実施形態に係る弁22Bによれば、第1の実施形態例に係る弁22よりも、軸部24とフィルタ26の部品点数を減らすことができる。
図8Aに示すシール構造は、弁22aの蓋部23aの一側、即ち、溶湯供給孔18側に同心円状の2つの弁側突条部28を設けている。この2つの弁側突条部28は、断面形状が略半球状をなしている。このように、蓋部23aに弁側突条部28を設けたことにより、弁22aと底板17が面ではなく、線で接触する。そのため、弁22aの蓋部23aに多少の撓みが生じた場合でも、弁側突条部28が底板17と確実に接触する、これにより、弁22aで溶湯供給孔18を閉じた状態のシール効果を向上させることができる。
Claims (6)
- 金型に設けられた鋳込口から溶湯を鋳込むホットチャンバーダイカストマシンであって、
前記溶湯を収容する溶湯収容部と、
前記溶湯が供給されるシリンダと、底面部に前記シリンダ内へ前記溶湯を供給する溶湯供給孔と、側面部に前記シリンダから押し出された前記溶湯が通過する注湯路とを有し、前記溶湯収容部に収容され、かつ前記溶湯内に配置された主筒と、
前記シリンダ内を往復運動するプランジャと、
前記注湯路と前記金型の前記鋳込口を連結して前記金型に前記溶湯を注入するノズルと、
前記プランジャの往復運動に連動して前記溶湯供給孔を開閉する弁と、を備えた
ことを特徴とするホットチャンバーダイカストマシン。 - 前記弁は、前記溶湯供給孔に対して略垂直方向に昇降移動する逆止弁である
ことを特徴とする請求項1に記載のホットチャンバーダイカストマシン。 - 前記弁は、略平板状の蓋部と、該蓋部から突出する軸部とを有し、
前記主筒に、前記弁の前記軸部が挿通されるガイド孔を設けた
ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のホットチャンバーダイカストマシン。 - 前記シリンダ内に、前記弁の開放動作を止めるストッパを設けた
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のホットチャンバーダイカストマシン。 - 前記弁、または、前記主筒の前記溶湯供給孔の周囲に、突条部からなるシール機構を設けた
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のホットチャンバーダイカストマシン。 - 前記主筒の底面部は、前記溶湯供給孔を中心に略曲面をなして凹んでおり、
前記弁の前記溶湯供給孔側は、前記主筒の底面部の凹みに対応して略曲面をなして膨らんでいる
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のホットチャンバーダイカストマシン。
Priority Applications (1)
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JP2007329047A JP2009148796A (ja) | 2007-12-20 | 2007-12-20 | ホットチャンバーダイカストマシン |
Publications (1)
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Family
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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- 2007-12-20 JP JP2007329047A patent/JP2009148796A/ja active Pending
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