JP2010264637A - 金型装置 - Google Patents

金型装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010264637A
JP2010264637A JP2009117130A JP2009117130A JP2010264637A JP 2010264637 A JP2010264637 A JP 2010264637A JP 2009117130 A JP2009117130 A JP 2009117130A JP 2009117130 A JP2009117130 A JP 2009117130A JP 2010264637 A JP2010264637 A JP 2010264637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
slide block
mold
base
fixed mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009117130A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Takagi
浩司 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009117130A priority Critical patent/JP2010264637A/ja
Publication of JP2010264637A publication Critical patent/JP2010264637A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】 金型の外部に設けたシリンダユニットの作動で鋳抜ピンを出没させる金型装置を提供する。
【解決手段】 固定金型2の下部にはスライドブロック6が摺動自在に配置され、前記固定金型2の側面には油圧シリンダユニット7が固定金型2の高さ範囲内で取り付けられ、この油圧シリンダユニット7の作動により前記スライドブロック6が固定金型2内で往復動する。前記スライドブロック6の前面は傾斜面8とされ、この傾斜面8の中央に断面T字状をなす突部9が直線状に設けられている。一方、固定金型2の貫通穴10内にピン11が摺動自在に挿入され、このピン11は先部11a及び基部11bからなり、先部11aは鋳抜ピンとして機能するとともに交換可能とされ、基部11bは先部11aよりも大径とされ、この基部11bには前記T字状突部9が係合するアリ溝状の溝部12が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鋳造や射出成形に用いる金型装置に関する。
鋳造品や射出成形品に孔を形成するため 特許文献1に示されるように、キャビティ内に鋳抜ピン(中子ピン)を出没自在とした金型装置が知られている。しかしながら、この先行技術では、シリンダの先端に鋳抜ピンを直接取り付けているため、金型装置の外周にシリンダを取り付けると、シリンダのストロークが長くなるなどの問題があるため、金型装置の内部にシリンダを配置している。その結果、金型の厚さが大きくなり、鋳造機も大きくなってしまう。
そこで特許文献2に開示される金型装置が提案されている。この特許文献2には、型開き方向に対して直角に配置されたスライドコアに傾斜面が形成され、この傾斜面に形成したキー溝に可動ピンの基端部が移動可能に係合し、スライドコアの動きに追従して可動ピンがキー溝を移動して傾斜面を上下することで、可動ピンの先端がキャビティ面から出没する構造が開示されている。
特開昭62−280820号公報 特開2001−287246号公報
特許文献2に開示される構造では、可動ピンを出没させるスライドコアの動きを外部から見ることができないので、可動ピンが実際にキャビティ面から突出しているか否かを確認することができない。
また、比較的細い可動ピンの基部がスライドコアに傾斜面が形成されたキー溝に差し込まれているため、キー溝と可動ピンとの接触面積が小さく、無理な力が接触部に作用するおそれがある。
上記課題を解決すべく本発明は、スライドブロックの移動に伴ってキャビティ内に出没するピンを、鋳抜ピンとして機能する交換可能な先部とこの先部よりも大径の基部に分け、また前記スライドブロックは金型の側面に配置されたシリンダユニットによって移動とし、前記スライドブロックの傾斜面に鋳抜ピンの基部に形成した溝部に係合する突部が形成された構成とした。
前記ピンの基部に形成する溝部はアリ溝形状とし、前記スライドブロックの傾斜面に形成する突部はT字状とすることで、作動に伴ってピンが抜けることがない。
本発明によれば、スライドブロックの移動を金型の外側から確認できるため、装置としての信頼性が高まる。また、金型装置の大型化を招くことなく、しかも確実にピンをキャビティ面から出没させることができる。
特に、ピンとスライドブロックとの接触面積が従来よりも大きくなるので、作動不良を起こしにくく、また金型装置の寿命も延びる。
本発明に係る金型装置の正断面図 図1のA−A方向断面図 図2の要部拡大図 図3のB方向矢視図 ピンが引っ込んだ状態を示す図1と同様の図
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。鋳造機ベース1上に固定金型2が取り付けられ、この固定金型2と可動金型3を合せた状態で、これらの間にキャビティ4が形成され、このキャビティ4内に中子5がセットされる。
前記固定金型2の下部には凹部2aが形成され、この凹部2a内にスライドブロック6が摺動自在に配置されている。ここで、前記凹部2aは固定金型2の前面及び側面まで開放され、正面から凹部2a内のスライドブロック6を目視で確認できる。
また固定金型2の側面には油圧シリンダユニット7が固定金型2の高さ範囲内で取り付けられている。この油圧シリンダユニット7の作動により前記スライドブロック6が固定金型2内で往復動する。尚、油圧シリンダユニット7への作動油の供給は鋳造機ベース1内を介して行われる。
また前記スライドブロック6の前面は傾斜面8とされ、この傾斜面8の中央に断面T字状をなす突部9が直線状に設けられている。
一方、固定金型2にはスライドブロック6の前面の傾斜面8と略直交する貫通穴10が形成され、この貫通穴10内にピン11が摺動自在に挿入されている。このピン11は先部11a及び基部11bからなり、先部11aは鋳抜ピンとして機能するとともに交換可能とされ、基部11bは先部11aよりも大径とされ、この基部11bには前記T字状突部9が係合するアリ溝状の溝部12が形成されている。
尚、ピン11としては図示の2段形状に限らず、3段或いは4段などであってもよい。ただし、最も基部に位置する部分を最も大径とする。
以上において、図1の状態でキャビティ4内に溶湯を供給して鋳造した後、溶湯が凝固したならば、油圧シリンダユニット7を作動させてスライドブロック6を図において右側に引く。すると、ピン11はスライドブロック6に係合しているため、図5に示すように貫通穴10内を下方に移動し、キャビティ4内から抜ける。
上記において、固定金型2の凹部2aは正面にも開口しているため、スライドブロック6を外部から覗くことができる。したがって、簡単にスライドブロック6の作動確認を行うことができる。
本発明に係る金型装置は、鋳抜穴などを有するオイルパンやクランクケースなどの鋳造品を鋳造する場合に利用することができる。
1…鋳造機ベース、2…固定金型、2a…固定金型の凹部、3…可動金型、4…キャビティ、5…中子、6…スライドブロック、7…油圧シリンダユニット、8…スライドブロックの傾斜面、9…断面T字状をなす突部、10…貫通穴、11…ピン、11a…ピンの先部、11b…ピンの基部、12…アリ溝状の溝部。

Claims (2)

  1. スライドブロックの移動に伴ってピンがキャビティ内に出没する金型装置において、前記ピンは鋳抜ピンとして機能する交換可能な先部とこの先部よりも大径の基部を備え、また前記スライドブロックは金型の側面に配置されたシリンダユニットによって移動せしめられ、前記スライドブロックは傾斜面を有し、この傾斜面に鋳抜ピンの基部に形成した溝部に係合する突部が形成されていることを特徴とする金型装置。
  2. 請求項1に記載の金型装置において前記ピンの基部に形成する溝部はアリ溝形状をなし、前記スライドブロックは傾斜面に形成する突部はT字状をなすことを特徴とする金型装置。
JP2009117130A 2009-05-14 2009-05-14 金型装置 Pending JP2010264637A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009117130A JP2010264637A (ja) 2009-05-14 2009-05-14 金型装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009117130A JP2010264637A (ja) 2009-05-14 2009-05-14 金型装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010264637A true JP2010264637A (ja) 2010-11-25

Family

ID=43362073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009117130A Pending JP2010264637A (ja) 2009-05-14 2009-05-14 金型装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010264637A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106079299A (zh) * 2016-08-08 2016-11-09 浙江三雷模塑有限公司 汽车尾翼饰板模具内置式抽孔机构
CN109719907A (zh) * 2019-01-30 2019-05-07 宁波赛福汽车制动有限公司 一种内置仿液压缸结构的模具及其加工方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106079299A (zh) * 2016-08-08 2016-11-09 浙江三雷模塑有限公司 汽车尾翼饰板模具内置式抽孔机构
CN106079299B (zh) * 2016-08-08 2018-05-01 浙江三雷模塑有限公司 汽车尾翼饰板模具内置式抽孔机构
CN109719907A (zh) * 2019-01-30 2019-05-07 宁波赛福汽车制动有限公司 一种内置仿液压缸结构的模具及其加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008119917A (ja) 射出成形用金型
JP2010264637A (ja) 金型装置
JP4274482B2 (ja) ダイカスト装置
JP2008155490A (ja) 射出成形金型のアンダーカット形状形成機構
JP2010274490A (ja) 成形用金型
KR100814930B1 (ko) 금형조립체
JP2016007625A (ja) ダイカスト鋳造装置
CN101531043B (zh) 模具
KR20100002934A (ko) 슬라이드코어 어셈블리
KR20120001855U (ko) 슬라이드 코어 장치
JP2005324516A (ja) 射出成形金型装置および射出成形方法
JP4794586B2 (ja) ダイカスト金型及びダイカスト法
CN107364088B (zh) 防止抽芯后退时注塑件粘模的止退机构
JP2010110893A (ja) 射出成形用金型
RU2316410C1 (ru) Устройство для получения отливок с поднутрениями во внутренней полости
JP5441785B2 (ja) 鋳造用金型及び鋳造法
JP2012106375A (ja) 射出成形用金型
JP5883050B2 (ja) ダイカスト用金型及びダイカスト法
KR20090014660A (ko) 금형조립체
JP2000102953A (ja) 射出成形用金型
JP2023094983A (ja) ダイカスト金型
CN207996978U (zh) 一种冷室压铸机合模机构及其滑脚
CN210547997U (zh) 压铸模架合模的缓冲装置
KR101018674B1 (ko) 주조 장치
JP2014205303A (ja) 金型