JPH11108204A - ガス器具栓 - Google Patents

ガス器具栓

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JPH11108204A
JPH11108204A JP26847997A JP26847997A JPH11108204A JP H11108204 A JPH11108204 A JP H11108204A JP 26847997 A JP26847997 A JP 26847997A JP 26847997 A JP26847997 A JP 26847997A JP H11108204 A JPH11108204 A JP H11108204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
valve body
valve
passage
valve seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP26847997A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Kawaguchi
洋史 川口
Masao Hara
政雄 原
Hiroyuki Setoguchi
弘幸 瀬戸口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最小ガス量の安定化と、ガス量調節部とガス
閉止部を一体化した構成のガス器具栓を得る。 【解決手段】 シール性を有する弁座6と、弁座6の上
面に円周状の凸形状部8と、弁体13に閉止用シール面
19を設け、ガス量調節とガス閉止を同一機構にて実現
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス調理器などのガ
ス器具栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のガス器具栓では手動あるいは電磁
弁によりガス通路を開閉する閉止機能部と、手動による
弁体、あるいは電磁弁等と最小流量用オリフィスの組み
合わせによる流量調節部がそれぞれ独立して設けられて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のような従
来の構成では、流量調節部において、弁体がボデーに形
成された弁座面にメタル当たりにより最小流量を確保す
る構成の場合、弁座面及び弁体のシール部には高い加工
精度が求められる。
【0004】また、閉止機能部と流量調節部が独立して
設けられている為、部品点数も多く小型化が難しい。
【0005】また、マイコン等により閉止機能部及び流
量調節部の動きを制御し、自動化を行う場合には駆動部
が2箇所必要であり、高コスト,多部品点数,制御の複
雑化、あるいは乾電池使用器具においては電池寿命の確
保が難しい問題を有していた。
【0006】そこで本発明は前記する問題がなく、ガス
の気密性及び操作性が優れ、しかもシンプルな構成のガ
ス器具栓を実現することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する為に
本発明は、先端に凹んだ彫り込みと、外周面にテーパー
部と、前記テーパー部に続くシール部と、そのシール部
に続き彫り込みに連通したオリフィスとを有する弁体
を、弁座と共にガス通路内に配設し、弁体を一定の範囲
で摺動させる駆動部の動作で弁体と弁座との関係位置を
変化させてガス通路の全開,ある程度絞り込んだ通過
量,全閉を行わせるようにしたものである。
【0008】この発明によれば、部品点数が少なくコン
パクトで、しかも信頼性の優れたガス器具栓を得ること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を実施する形態は、各請求
項に記載した構成とすることに達成することができる。
すなわち請求項1に記載したように、先端に凹んだ彫り
込みと、外周面にテーパー部と、そのテーパー部に続く
シール部と、そのシール部に続き彫り込みに連通したオ
リフィスとを有する弁体と、以上の弁体に対向する弁座
とをガス通路内に配設し、その弁体を一定の範囲で摺動
させる駆動部の動作により弁座の通過穴と弁体のテーパ
ー部との隙間を変化させて通過ガス量を調節するように
構成することにより、弁座と弁体との間のシール性を確
実にしてガス量の調節をすることができるものである。
【0010】また、請求項2記載のように弁座と弁体の
シール部との接触の有無により通過する最小ガス量を決
めるように構成することにより、容易に最小ガス量の設
定ができる。
【0011】また、請求項3記載のように通過穴と上面
あるいは下面の両面あるいは片面に円周状の凸形状部を
設けた弁座と、テーパー部に続く閉止用シール面を設け
た弁体とをガス通路内に対向して配設し、その弁体を一
定の範囲で摺動させる駆動部の動作により、弁体を最下
点に押込んだ位置でその弁体の閉止用シール面と、弁座
の凸形状部が密着することによりガス通路を閉止するよ
うに構成することにより、ガス通過を簡単に閉止するこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について図面
を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の実施例1におけるガス器具
栓の構成を示す要部断面図であり、ボデー1の内部には
ガス通路2と、それに続くガス入口3及びガス出口4が
形成している、またガス通路2とガス入口3との間には
中央に円形の通過穴5を設けた弁座6が、押さえ板7に
より固定されている。また弁座6の上面には円周状の凸
形状部8が形成されている。また円形の通過穴5の端面
にはR形状部9が設けられている。
【0014】ガス通路2には、先端部にテーパー部10
とそれに続く円筒状のシール部11、それに続く円周状
の凹部12を形成した弁体13が上下移動可能に設けら
れている。また弁体13の先端には軸方向に凹状の彫り
込み14と、それに通じる最小ガス量を決めるオリフィ
ス15が加工される。また上下の摺動部の気密性確保の
為、Oリング16が装着されている。
【0015】ボデー1の上部にはステッピングモーター
等により駆動される駆動部17が設けられており、接続
部18を介し弁体13を制御部からの指示に従い上下さ
せる。
【0016】図2は弁体13の位置とガス通路2の状態
を示した要部断面図である。(a)に示す状態では、弁
体13が最も上に位置し、矢印で示す通過するガスは最
大量の状態を示す。この状態より弁体13が下降してゆ
くと、弁座6のR形状部9と弁体6のテーパー部10と
の間の通路が狭まり通過ガス量が絞られる。この時ガス
の種類によりテーパーの形状を変える事により適切なガ
ス量を得る事ができる。
【0017】(b)に示す状態は通過ガスが最小の状態
を示す。弁座6に設けられたR形状部9と円筒状シール
部11が接触することにより、通過ガス量はオリフィス
15により一定となる。
【0018】(c)に示す状態は弁体13が最下点に下
がり、ガス通路を閉止した状態を示す。弁座6の上面に
成形された凸形状部8と弁体13に設けられた閉止用シ
ール面19が圧接しガス通路2を閉止する。
【0019】図3は弁体位置とガス量の関係を示す。す
なわち図2の(a)に示す状態では弁体13は全開位置
になってガス量が最大となる。そして図2の(b)に示
す状態では通過ガス量が絞られる弱火位置となり、図2
の(c)に示す状態では閉止位置となる。
【0020】図4は本発明の実施例によるガス器具栓を
用いたガス調理器の概略を示す。操作部20に設けられ
た点火消火ボタン21の操作は記憶部兼演算部22に伝
えられ、ここより元電磁弁制御部23,器具栓制御部兼
位置検出部24,点火器制御部25にそれぞれ指示され
る。元電磁弁26が開き駆動部17が弁体13を引き上
げ、バーナ27にガスが送られると同時に点火器28に
よりスパークが発生しバーナ27に点火する。
【0021】また火力調節ツマミ29を操作すると記憶
部兼演算部22より器具栓制御部兼位置検出部24を通
じ駆動部17が弁体13を上下させ、バーナ27に供給
するガス量を制御する。またバーナへの着火、消火の有
無は熱起電力出力部30により検出する。
【0022】また何らかの理由によってバーナ27の炎
が消火した場合は、該当する器具栓の弁体13を下降さ
せ、ガス通路を閉止する元電磁弁26は全口消火した場
合、あるいは異常が発生した場合サーミスタ出力部31
の信号が記憶部兼演算部22に入力され器具栓制御部兼
位置検出部24の信号によりガス通路を閉止する。
【0023】
【発明の効果】以上の説明より明らかな様に、本発明の
ガス器具栓によれば請求項1,2,3に記載のように強
火,弱火,消火とリニアに変化させることができる。す
なわち、特定したシール性を有する弁座を設けることに
より弁体との気密性を高め、最小ガス量を安定させる事
が出来る。また切削加工にも高い精度が要求されず、し
かも性能も安定するという効果を得ることが出来る。
【0024】さらに、弁座の上面の円周状の凸形状部に
弁体が押し込まれた位置で凸形状部と圧接する閉止用シ
ール面を設ける事により、ガス量調節部とガス閉止部の
一体化が可能となり、ガス器具栓の部品点数の削減、小
型化が可能であるという効果を得ることが出来る。
【0025】さらに、マイコン等によりガスの閉止及び
流量調節を行う機器においても駆動部が一体化出来るた
め省電力であり、乾電池等を用いた機器の実現も可能で
あるという効果を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のガス器具栓の要部断面図
【図2】a,b,cは同実施例の弁体位置によるガス通
路の状態を表したガス器具栓の要部断面図
【図3】同実施例の弁体位置と通過ガス量の関係を示し
たグラフ
【図4】本発明の実施例を用いたガス調理器の一実施例
を示す図
【符号の説明】
1 ボデー 2 ガス通路 5 通過穴 6 弁座 8 凸形状部 9 R形状部 10 テーパー部 11 シール部 13 弁体 14 彫り込み 15 オリフィス 17 駆動部 19 閉止用シール面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に凹んだ彫り込みと、外周面にテー
    パー部と、前記テーパー部に続くシール部と、前記シー
    ル部に続き彫り込みに連通したオリフィスとを有する弁
    体と、前記弁体に対向する弁座とをガス通路内に配設し
    前記弁体を一定の範囲で摺動させる駆動部の動作によ
    り、前記弁座の通過穴と前記弁体のテーパー部との隙間
    を変化させて通過ガス量を調節することを特徴とするガ
    ス器具栓。
  2. 【請求項2】 弁座と弁体のシール部との接触の有無に
    より通過する最小ガス量を決めることを特徴とする請求
    項1に記載のガス器具栓。
  3. 【請求項3】 通過穴と上面あるいは下面の両面あるい
    は片面に円周状の凸形状部を設けた弁座と、テーパー部
    に続く閉止用シール面を設けた弁体とをガス通路内に対
    向して配設し、前記弁体を一定の範囲で摺動させる駆動
    部の動作により、前記弁体を最下点に押込んだ位置で前
    記弁体の閉止用シール面と、前記弁座の凸形状部が密着
    することによりガス通路を閉止するようにしたことを特
    徴とするガス器具栓。
JP26847997A 1997-10-01 1997-10-01 ガス器具栓 Pending JPH11108204A (ja)

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JP26847997A JPH11108204A (ja) 1997-10-01 1997-10-01 ガス器具栓

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009148796A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Gunma Univ ホットチャンバーダイカストマシン
JP2010127337A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Rinnai Corp モータ安全弁
CN102183046A (zh) * 2011-03-16 2011-09-14 诺孚电器股份有限公司 燃气压力自动调节阀及燃气压力自动调节方法

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