JPH045873Y2 - - Google Patents

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JPH045873Y2
JPH045873Y2 JP5852185U JP5852185U JPH045873Y2 JP H045873 Y2 JPH045873 Y2 JP H045873Y2 JP 5852185 U JP5852185 U JP 5852185U JP 5852185 U JP5852185 U JP 5852185U JP H045873 Y2 JPH045873 Y2 JP H045873Y2
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weak
pin
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combustion
thermal power
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は家庭用又は業務用のコンロバーナに関
するものである。
従来の技術 第4図、第5図、第6図に従つて従来の技術を
説明する。各図において1はコツクであり、点火
部2、燃料の流量調整部3等から成り立つてい
る。4は点火つまみであり、シヤフト5に固定さ
れており、シヤフト5の略中間部にバネ座6が設
けられ、コイルバネ7の一端が接している。コイ
ルバネ7の他端は点火部バネ座8に配置されてお
りシヤフト5が軸方向に摺動することによつてコ
イルバネ7は伸縮する。点火部2の他端には安全
弁9が組込まれており、近傍にはガス入口10が
設けられている。11はガス通路である。12は
流量調整部3内のガス通路Aである。15はガス
通路A12に面してニードル13、小孔14を設
けた流量調整シヤフトであり、他端部にピン16
を固定している。17はOリングであり、流量調
整部3の内壁面と流量調整シヤフト15の摺動効
果及び密閉効果を保つている。18は開口部であ
り、ニードル13の進入度合によつて開口面積が
変化する。19はガス通路Bであり、ノズルホル
ダー20へ連通している。21はノズルホルダー
20へ取付られガスを噴出するノズルである。
22は火力コントローラであり、流量調整部3
の上部に設けられ、支持板23に取付けられた支
点軸24を中心として水平方向に摺動する。25
は火力コントローラ22に設けられた溝状のカム
であり、ピン16がカム25内に設置され、火力
コントローラ22を操作すればカム25の形状に
そつてピン16が移動する。S1は「強」燃焼量
の場合のピン16の位置であり、S2は「弱」燃
焼量の場合のピン16の位置を示している。Lは
ピン16のストロークである。
26は混合管であり、一端にノズル21を具備
し、他端上方には複数個の炎孔27を設け、ここ
に火炎28を形成する。29は熱電対であり、火
炎28近傍に設置してある。
次に動作を説明する。
点火つまみ4を押すことによつて安全弁9が
「開」となり、ガス入口10からガスが流入する。
流入したガスはガス通路11、ガス通路A12、
ガス通路B19を通つてノズル21から混合管2
6内へ流入する。(この時一次空気を吸引する。)
点火器(図示なし)の作動により炎孔27へ火炎
28が形成される。火炎27の近傍に設置した熱
電対29は加熱され、起電力を発生する。このた
め安全弁9のコイルが励磁され、弁を吸着してガ
ス通路を「開」の状態に保持する。
さて、燃焼量を調整する場合は火力コントロー
ラ22を水平方向に摺動させる。火力コントロー
ラ22の操作速度はピン16の移動速度と一致し
ている。第5図、第6図において「強」燃焼の場
合火力コントローラ22を矢印「強」へ移動すれ
ばカム25内のピン16はS1の位置へ移動す
る。このため開口部18の開口面積が広がり、こ
こを通過するガス流量を増すことができる。
「弱」燃焼の場合火力コントローラ22を矢印
「弱」へ移動すればカム25内のピン16はS2
の位置に移動する。このため開口部18の開口面
積が小になり、通過ガス量が減少する。小孔14
の径によつて「弱」の燃焼量を設定することがで
きる。
コンロバーナは実使用上、燃焼量の調整を頻繁
に行うケースが多く、火力コントローラの操作も
速くできる構成となつている。流量の調整手段と
しては単一バーナの場合前述のようにガス通路の
開孔面積を増減するのが一般的である。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では火力コント
ローラの操作を急激に行い、「強」から「弱」へ
切換えることによつて「弱」に火炎が消滅するこ
とがあつた。コンロバーナは普通予混合燃焼の形
態が多く、ノズルから噴出されるガス量に応じ
て、周囲から空気を吸引している。「強」、「弱」
燃焼時においても吸引する空気量はそれぞれ適正
に調整されている。しかし、「強」から「弱」へ
急激に切換えた場合(例えば操作速度0.2秒)は
ガス流量の減少に対して吸引空気量の減少が時間
的にやや遅れる傾向にある。
つまりガスの流量は「弱」になつても吸引空気
量は瞬時に、まだ「強」時の流量になつていると
いう現象である。このため「弱」流量の一次空気
比が大になり、混合気の炎孔からの噴出速度が増
し、燃焼速度の小なるガスでは火炎がリフトして
失火へ到り、又、燃焼速度の大なるガスでは混合
管内へ火炎がバツクして失火に到ることがあつ
た。
本考案はかかる従来の問題点を解消するもの
で、火力コントローラの急激操作による「強」か
ら「弱」への切換え時にも火炎の消滅がなく安定
した火炎を形成することを目的としたものであ
る。
問題点を解決するための手段 本考案のコンロバーナは、一端にニードルを設
けた流量調整シヤフトの他端に軸と直交してピン
を固定し、このピンの一端を燃焼量の「強」「弱」
を調整する火力コントローラの溝状カム内に設置
し、前記溝状カムの「弱」燃焼域に前記ピンを
「弱」燃焼側へガイドするバネを設けた構成を備
えたものである。
作 用 本考案は上記した構成によつて次の作用を有す
る。
「強」から「弱」へ燃焼量を変化させる場合、
「弱」燃焼域ではバネの押圧力のみでピンを摺動
させるため、火力コントローラの操作速度が急激
であつても「弱」燃焼域ではピンの摺動速度が比
較的緩やかになるため、ガス流量の急激な変化が
なくなる。そのため、一次空気吸引の追従遅れが
緩和され、「弱」燃焼でリフトやバツク現象のな
い安定した火炎を形成することができる。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面第1図、第2図
にもとづいて説明する。なお、第4図、第5図は
本考案の一実施例でも次に示す点を除き同一なの
で流用し、かつ従来例と同一番号は同一名称、同
一部品であり、詳細な説明は略す。第1図、第2
図において25′は溝状のカム25の「弱」燃焼
域であり、31は「弱」燃焼域25′に設置して
あるバネであり、バネ軸32に固着してある。S
3は「弱」燃焼域25′における燃焼量であり
「弱」燃焼量S2よりやや大きく設定してある。
上記構成において燃焼量を「強」から「弱」へ
急激に操作した場合「弱」燃焼域25′までは火
力コントローラ22の操作速度と連動してピン1
6が移動する。この時の燃焼量はS3であり、S
3は火力コントローラ22の急激操作においても
火炎が消滅しない燃焼量に設定してある。さらに
火力コントローラ22を「弱」側へ操作すればピ
ン16はバネ31に接し、次にS2方向への付勢
力を有するバネ31の押圧力によつてS2の位置
に到達し「弱」燃焼となる。バネ31の押圧力に
よるピン16の移動速度は火力コントローラ22
を急激に操作する速度と比較し小に設定してあ
る。ピン16の移動速度はバネ31の押圧力を調
整することによつて自由に設定できる。
このように、「弱」燃焼域25′(S3)から
「弱」燃焼量S2まではガス流量の急激な変化が
なくなるため、一次空気吸引の追従遅れが緩和さ
れ、火炎28のリフトやバツクの現象がおこりに
くくなる。
火力コントローラ22の操作速度に影響されず
「弱」燃焼量をより低目に設定することができる。
(第3図参照) 考案の効果 以上のように本考案コンロバーナによれば次の
効果が得られる。
(1) 火力コントローラの急激操作による「強」、
「弱」切換えでもガス、空気の混合が適切なた
め安定した火炎を形成できる。
(2) 「弱」燃焼量をより低目に設定できるので煮
込み、保温等の調理対応が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す火力コントロ
ーラ部分の概略平面図、第2図は同主要部の動作
説明図、第3図は同「弱」燃焼時の特性図、第4
図は従来例コンロバーナの要部を欠截した全体概
略図、第5図は同流量調整部の部分断面図、第6
図は同流量調整部の概略平面図である。 13……ニードル、16……ピン、18……開
口、22……火力コントローラ、25……溝状カ
ム、25′……「弱」燃焼域、31……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流量調整部のガス通路に位置させたテーパ状の
    ニードルの摺動によつてガス通路の開口面積を変
    化させ、流量の調整を行うコンロバーナにおい
    て、一端に前記ニードルを設けた流量調整シヤフ
    トの他端に軸と直交して、ピンを固定し、このピ
    ンの一端を燃焼量の「強」「弱」を調整する火力
    コントローラの滑状のカム内に設置し、前記カム
    の「弱」燃焼域に前記ピンを「弱」燃焼側へガイ
    ドするバネを設け、前記カムにより前記ピンを介
    して前記ニードルを摺動させて流量を設定するコ
    ンロバーナ。
JP5852185U 1985-04-19 1985-04-19 Expired JPH045873Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5852185U JPH045873Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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JP5852185U JPH045873Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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Publication Number Publication Date
JPS61175735U JPS61175735U (ja) 1986-11-01
JPH045873Y2 true JPH045873Y2 (ja) 1992-02-19

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JP2691657B2 (ja) * 1992-05-01 1997-12-17 リンナイ株式会社 燃焼制御装置

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