JP2009147675A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】露光前後、露光中のそれぞれに適した姿勢検出を行うことができ、且つ、正確な姿勢状態の表示、記録を可能にする。
【解決手段】画像の振れを補正する方向に駆動される可動体と、振れ信号に応じて決定される可動体の振れ補正の目標位置を算出する算出手段203と、可動体の位置が目標位置に収束するように可動体を駆動するための指令信号を生成し、駆動手段に出力する帰還制御手段205と、指令信号の生成時に用いられる駆動に関する信号により撮像装置の姿勢を検出し、撮影設定に反映させるための姿勢情報を出力する姿勢検出手段とを有し、露光前後と露光中とで指令信号を生成する際の帰還制御特性を変更し、帰還制御特性の変更に伴って、姿勢検出の際に用いる前記駆動に関する信号を変更する(408,409)。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像振れを補正する機能を有する撮像装置に関するものである。
従来、撮像装置の振れを検出して、この振れに起因する画像振れを補正するように移動可能な可動体(補正レンズ及びその保持部材)を駆動する振れ補正装置を備えた撮像装置が知られている。上記振れ補正装置では、振れ検出に角速度センサがよく用いられる。この角速度センサでは、圧電素子等の振動材を一定周波数で振動させ、回転運動成分により発生するコリオリ力による力を電圧に変換して角速度情報を得るようにする。そして、得られた角速度に対して積分を行って振れ量を算出し、振れ量に基づいて補正位置制御信号を出力して画像振れをキャンセルする方向に可動体を駆動することにより、画像振れ補正が行われる。
上記可動体の駆動では、可動体の現在位置が可動体位置信号として検出され、これがフィードバックされて補正位置制御信号に反映させるフィードバック制御が行われる。一般にフィードバック制御では、以下のPID制御と呼ばれる制御方法が用いられる。
D制御(微分制御)は、P制御(比例制御)の過制御によるゲイン余裕GM及び位相余裕PMの低下を改善し、フィードバック制御の安定性を向上させるために用いられる。I制御(積分制御)は、フィードバック制御のオフセット特性を改善するために用いられる。これらP制御、I制御及びD制御を、必要に応じて選択して組み合わせるようにしたフィードバック制御をPID制御と呼ぶ。
一方で、画像振れ補正制御の駆動手段に流れる電流に基づいて重力方向を検出するものが、特許文献1に開示されている。
特開平5−215992号公報
上記のような振れ補正装置を具備した従来の撮像装置では、露光前の姿勢判定情報を撮影画像に反映させていた。そのため、露光時に姿勢が切り換わってしまった時に、誤った姿勢判定情報を撮影画像に反映させてしまう問題点があった。
(発明の目的)
本発明の目的は、露光前後、露光中のそれぞれに適した姿勢検出を行うことができ、且つ、正確な姿勢状態を表示、記録することのできる撮像装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、補正手段を保持すると共に、画像の振れを補正する方向に駆動される可動体と、振れを検出して振れ信号を出力する振れ検出手段と、振れ補正時における前記可動体の位置を検出する位置検出手段と、前記振れ信号に応じて決定される前記可動体の振れ補正の目標位置を算出する算出手段と、前記可動体を駆動する駆動手段と、前記可動体の位置が前記目標位置に収束するように前記可動体を駆動するための指令信号を生成し、前記駆動手段に出力する帰還制御手段と、前記指令信号の生成時に用いられる駆動に関する信号により当該撮像装置の姿勢を検出し、撮影設定に反映させるための姿勢情報を出力する姿勢検出手段とを有する撮像装置において、前記帰還制御手段が、露光前後と露光中とで前記指令信号を生成する際の帰還制御特性を変更し、前記姿勢検出手段が、前記帰還制御特性の変更に伴って、姿勢検出の際に用いる前記駆動に関する信号を変更する撮像装置とするものである。
本発明によれば、露光前後、露光中のそれぞれに適した姿勢検出を行うことができ、且つ、正確な姿勢状態を表示、記録することができる撮像装置を提供できるものである。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例1および2に示す通りである。
図1は、本発明の実施例1に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。この撮像装置は、主に静止画像の撮影を行うためのデジタルカメラである。
図1において、101はズームユニットであり、変倍を行うズームレンズを含む。102はズーム駆動制御部であり、ズームユニット101を駆動制御する。103は光軸に対して位置を変更することが可能な補正レンズ(ユニット)である。104は補正レンズ駆動制御部であり、補正レンズ103を駆動制御する。105は絞り・シャッタユニットである。106は絞り・シャッタ駆動制御部であり、絞り・シャッタユニット105を駆動制御する。107はフォーカスユニットであり、ピント調節を行うレンズを含む。108はフォーカス駆動制御部であり、フォーカスユニット107を駆動制御する。
109は撮像部であり、各レンズ群を通ってきた光像を電気信号に変換する。110は撮像信号処理部であり、撮像部109から出力された電気信号を映像信号に変換処理する。111は映像信号処理部であり、撮像信号処理部110から出力された映像信号を用途に応じて加工する。112は表示部であり、映像信号処理部111から出力された信号に基づいて、必要に応じて画像表示を行う。113は電源部であり、システム全体に用途に応じて電源を供給する。114は外部入出力端子部であり、外部との間で通信信号及び映像信号を入出力する。115はシステムを操作するための操作部である。116は記憶部であり、映像情報など様々なデータを記憶する。117は姿勢情報制御部であり、撮像装置の姿勢判定をして姿勢情報を提供する。118はシステム全体を制御する制御部である。
次に、上記構成を持つ撮像装置の概略動作について説明する。
操作部115には、押し込み量に応じて第1スイッチ(SW1)および第2スイッチ(SW2)が順にオンするように構成されたシャッタレリーズボタンが含まれる。シャッタレリーズボタンが約半分押し込まれたときにスイッチSW1がオンし、シャッタレリーズボタンが最後まで押し込まれたときにスイッチSW2がオンする構造となっている。スイッチSW1がオンされると、フォーカス駆動制御部108がフォーカスユニット107を駆動してピント調節を行うとともに、絞り・シャッタ駆動制御部106が絞り・シャッタ105を駆動して適正な露光量に設定する。スイッチSW2がオンされると、撮像部109に露光された光像から得られた画像データが記憶部116に記憶される。
操作部115には、振れ補正(防振)モードを選択可能にする防振スイッチが含まれる。防振スイッチにより振れ補正モードが選択されると、制御部118が補正レンズ駆動制御部104に防振動作を指示し、これを受けた補正レンズ駆動制御部104が防振オフの指示がなされるまで防振動作を行う。また、操作部115には、静止画撮影モードと動画撮影モードとのうちの一方を選択可能にする撮時モード選択スイッチが含まれており、それぞれの撮影時モードにおいて各アクチュエータの動作条件を変更することができる。
操作部115には、またズーム変倍の指示を行う変倍スイッチが含まれる。変倍スイッチによりズーム変倍の指示があると、制御部118を介して指示を受けたズーム駆動制御部102がズームユニット101を駆動して、指示されたズーム位置にズームユニット101を移動させる。それとともに、撮像部109から送られた各信号処理部(110,111)にて処理された画像情報に基づいて、フォーカス駆動制御部108がフォーカスユニット107を駆動してピント調節を行う。
姿勢情報制御部117からの姿勢情報により映像信号処理部111からの画像データの姿勢が決定され、表示部112の画像表示の向きが決定される。
図2は、補正レンズ駆動制御部104の構成を示すブロック図である。
201はピッチ方向のセンサ部(例えば角速度センサ)であり、通常姿勢(画像フレームの長さ方向が水平方向とほぼ一致する姿勢)における撮像装置の垂直方向(ピッチ方向)の振動を検出する。202はヨー方向のセンサ部(角速度センサを例にする)であり、通常姿勢における撮像装置の水平方向(ヨー方向)の振動を検出する。203,204はそれぞれピッチ方向、ヨー方向の防振制御部であり、状況に応じて防振制御、補正レンズ位置制御を行う。
205,206はそれぞれPID制御部であり、ピッチ方向、ヨー方向それぞれの補正位置制御信号と補正レンズ103の位置を示す位置信号とから制御量を求め、位置指令信号を出力する。207,208はそれぞれドライブ(駆動)部であり、PID制御部205,206から送られた位置指令信号に基づき、補正レンズ103を駆動する。209,210はそれぞれホール素子であり、補正レンズ103のピッチ方向、ヨー方向の位置を検出する。211は撮像装置の姿勢を検出する姿勢検出部である。
次に、図2に示す補正レンズ駆動制御部104による補正レンズ103の位置制御について説明する。
補正レンズ103の位置制御では、ピッチ方向のセンサ部201、ヨー方向センサ部202からの撮像装置のピッチ方向、ヨー方向の振れを表す振れ信号(角速度信号)に基づいて、それぞれの方向に補正レンズ103を駆動させる。補正レンズ103には磁石が具備されており、この磁石の磁場をホール素子209,210で検出し、補正レンズ103の位置を示す位置信号がPID制御部205,206へそれぞれ送られる。PID制御部205,206は、これらの位置信号が、防振制御部203,204から送られてくる補正位置制御信号にそれぞれ収束するようなフィードバック制御を行う。
なお、ホール素子209,210から出力される位置信号には個体ばらつきがあるため、所定の補正位置制御信号に対して、補正レンズ103が所定の位置に移動するように、ホール素子209,210の出力調整を行う必要がある。このとき、PID制御部205,206では、P制御(比例制御)とI制御(積分制御)とD制御(微分制御)とを用いたPID制御を行う。また、PID制御部205,206で用いられる積分補償係数により姿勢検出が行われる。
防振制御部203,204は、ピッチ方向のセンサ部201、ヨー方向のセンサ部202からの振れ情報に基づき、画像振れを補正する方向に補正レンズ103の位置を移動させるようにする補正位置制御信号をそれぞれ出力する。これによって、撮像装置に手振れなどが発生しても、画像振れを防止できる。
図3は、防振制御部203の構成を示すブロック図である。なお、防振制御部204も同一の構成を有しており、その説明は省略する。
図3において、301はA/D変換器であり、ピッチ方向のセンサ部201からの角速度信号をデジタル信号に変換する。302はハイパスフィルタ(HPF)であり、DC成分をカットするカットオフ周波数変更可能なフィルタである。303はカットオフ周波数変更可能なローパスフィルタ(LPF)であり、角速度信号を角度信号に変換するためのフィルタである。304はローパスフィルタのカットオフ周波数切換部である。
防振制御部203に入力された角速度信号は、これら一連のフィルタ処理を施されて、補正位置制御信号としてPID制御部205へ入力される。
図4は、PID制御部205の構成を示すブロック図である。なお、PID制御部206も同一の構成を有しており、その説明は省略する。
図4において、401は積分補償器(Ki)、402は比例補償器(Kp)、403は微分補償器(Kd)、404はスイッチ(SW)検出器、405はPID切換器である。406は積分補償係数読出器、407は積分補償係数読出器406で読み出した値を保持できる積分補償係数保持器、408および409は切換スイッチである。410は偏差読出器であり、防振制御部203からの目標位置とホール素子209からの位置信号の差分(偏差)を読み出す。
このPID制御部205では、スイッチ検出器404の検出信号によりPID切換器405が切換スイッチ408,409を動作させて、PID制御またはPD制御を選択的に実行させる。
スイッチ検出器404は、シャッタレリーズボタンのスイッチSW2のオンおよび記録部116への画像データの格納終了(露光終了)を検出する。PID制御時には、切換スイッチ408が閉状態とされ、切換スイッチ409が開状態とされる。また、積分補償係数読出器406には積分補償器(Ki)401の出力値である積分補償係数が入力され、PID制御時の姿勢判定に用いられる。PD制御時には、切換スイッチ408が開状態とされ、切換スイッチ409が閉状態とされ、PD制御に切り換わる直前に406で読み出された積分補償係数が積分補償係数保持器407に保持される。また、姿勢判定には偏差読出器410の偏差が用いられる。
ここで姿勢判定について説明する。露光中のPD制御時にはレンズの自重によりホール素子209および210からの補正レンズ103の位置は防振制御部203からの目標位置に対して重力方向に偏差が生じる。例えばカメラが正位置の場合(横位置に構えた場合)重力による影響でレンズは自重によりピッチ方向(下向き)に偏差が生じる。このようにカメラ姿勢により偏差が生じる向きが決定されるので、ピッチ方向とヨー方向でそれぞれの偏差読出部410から読み出すことによりカメラ姿勢を判定できる。露光前後のPID制御時には、PID制御では偏差を補正するようにPID制御の積分補償係数が作用する。したがって、同様にピッチ方向及びヨー方向で積分補償係数読出器406から読み出し、この係数を観察することによりレンズが重力を受けている方向が分かるので、姿勢判定ができる。
以上のように構成された撮像装置において行われる振れ補正動作と姿勢検出について、図5のフローチャートを用いて説明する。
ステップS101にて、撮像装置の電源がオンされたことを検知するとステップS102へ進み、PID制御を実行する。PID制御は、PID切換器405が、切換スイッチ408を閉状態とし、切換スイッチ409を開状態とすることにより行われる。次のステップS103では、操作部115に含まれる防振スイッチにより振れ補正モードが選択されているか否かを判定する。その結果、振れ補正モードが選択されているならばステップS108へ進み、振れ補正モードが選択されていなければステップS104へ進む。
振れ補正モードが選択されていないとしてステップS103からステップS104へ進むと、PID制御によって補正レンズ103を光軸中心位置に固定する。これにより、オフセットの無い中央固定が可能となる。続くステップS105では、タイマtの計測を行い、計測値が一定周期Tに達しているか否かを判定し、達していなければステップS107へ進む。ステップS107では、撮像装置の電源スイッチがオンのままか否かを判定し、オンのままであればステップS102に戻り、以下の同様の動作を繰り返す。
その後、ステップS105にてタイマtの計測値が一定周期Tに達したことを判定するとステップS106へ進み、PID制御の積分補償係数を用いて姿勢検出部211にて姿勢検出を行う。この時にタイマtは0に初期化される。これにより、姿勢検出は一定周期Tで間欠に行われる。その後はステップS107へ進み、上記のように、撮像装置の電源スイッチの状態を判定し、オンのままであればステップS102へ戻って同様の動作を繰り返す。また、電源スイッチがオフであれば振れ補正動作を終了する。
また、上記ステップS103にて振れ補正モードが選択されていることを判定した場合はステップS108へ進み、後述のスイッチSW2がオンするまでの間、PID制御によって防振制御を行う。PID制御による防振制御はPD制御と比較して補正レンズ103の追従性の観点で防振性能がやや劣るが、この間は画像データを実際に記憶部116に記録するわけではなく、画像を表示部112に表示するだけなので、問題はない。この期間は、光軸中心に対してオフセット無く補正レンズ103を駆動するほうが望ましい。このPID制御による防振制御は次のステップS109にてスイッチSW2がオンしたことが判定されるまで行われる(ステップS109→S105〜S107→S102→S103→S108)。したがって、振れ補正モードが選択されており、スイッチSW2がオンするまでのPID制御による防振時においても、ステップS105でタイマtの計測が行われ、一定周期T毎にPID制御時の積分補償係数を用いて間欠に姿勢検出が行われる。
上記PID制御による防振制御が行われている際に、ステップS109にてスイッチSW2がオンとなったことが判定されるとステップS110へ進み、スイッチSW2がオンになった際のPID制御における積分補償係数を積分補償係数保持器407が保持する。そして、次のステップS111にて、保持された積分補償係数をPD制御の偏差に変換し、オフセット分として姿勢検出閾値に加える。続くステップS112では、スイッチSW2がオンの後はPD制御による防振制御にレンズ制御特性を切り換えるので、スイッチ検出器404からの検出信号を受けたPID切換器405が、切換スイッチ408を開状態とし、切換スイッチ409を閉状態とする。これにより、積分補償係数を固定したPD制御が実行される。この期間は、積分補償係数が固定されるので、光軸中心に対してオフセットが生じるが、補正レンズ103の追従性の観点から、PD制御とすることが望ましい。
次のステップS113では、露光シーケンスを実行し、続くステップS114にて、タイマtの計測を行い、計測値が一定周期Tに達したらステップS115へ進んで偏差を用いて姿勢検出を行う。よって、後述の露光動作が終了するまでの間は、姿勢検出は一定周期Tにて間欠で行われる。これにより、露光中の姿勢情報が撮影画像に反映されることになる。
上記ステップS114にてタイマtの計測値が一定周期Tに達していないと判定した場合はステップS116へ進み、露光期間が終了しているかどうかを判定する。その結果、露光が終了していなければステップS114に戻り、PD制御を基本とした防振制御を継続し、上記のように一定周期Tの間隔で姿勢検出も行う。
一方、ステップS116にて露光期間が終了したことを判定したらステップS117へ進み、記憶部116に対して画像データの格納(露光)を行ってステップS102に戻り、再びレンズ制御特性をPID制御に切り換える。すなわち、スイッチ検出器404からの検出信号を受けたPID切換器405が、切換スイッチ408を閉状態とし、切換スイッチ409を開状態とする。
以上の実施例1によれば、振れ補正モードが選択されていない場合は、PID制御により補正レンズ103をオフセットの除去された光軸中心位置に固定する。また、振れ補正モードが選択され、かつ、スイッチSW2がオンされていない間は、防振性能のやや劣るPID制御による防振動作を行う。また、これらPID制御時においては、積分補償係数を用いて一定周期Tで間欠に姿勢検出を行う。
また、振れ補正モードにおいてスイッチSW2がオンされ、実際に露光シーケンスが実行されるようになると、この露光期間中は、レンズ制御特性が切り換わる前のPID制御時の積分補償係数を保持し、レンズ制御特性はPD制御に切り換えて防振動作を行う。また、積分補償係数を偏差量に変換して姿勢検出閾値へオフセット量として加え、偏差量を用いて一定周期Tで間欠に姿勢検出を行う。つまり、露光開始の前後と露光期間中とでレンズ制御特性が切り換わるので、それに伴って姿勢検出に用いる積分補償係数を変更して、姿勢検出を行うようにしている。
よって、露光前後、露光中のそれぞれに適するようにレンズ制御特性が切り換わった時に、それぞれに適した姿勢検出特性で姿勢検出が行われる。また、露光中の姿勢情報が撮影画像に反映されることにより、より正確な姿勢状態が表示、記録されることになる。
次に、本発明の実施例2に係る撮像装置について説明する。実施例2に係る撮像装置の回路構成は実施例1の構成と同じであるものとする。
図6は本発明の実施例2の撮像装置において行われる振れ補正動作と姿勢検出について説明するためのフローチャートであり、実施例1における図4のフローチャートと同じ部分は同一のステップ番号を付し、その説明は省略する。
ステップS201では、露光後タイマsを設定時間Sと比較し、露光後タイマsの計測値の方が大きかったら、後述のステップS202以降の姿勢検出を行う。
一方、設定時間Sよりも露光後タイマsの計測値の方が小さい場合には、姿勢検出を行わずに直ちにステップS107へ進む。これは、露光中のPD制御から露光終了後のPID制御にレンズ制御特性が切り換ったときの積分補償係数の不連続部分にて姿勢検出が行われないようにするためである。なお、上記露光後タイマsのセットは、ステップS117の露光終了後におけるステップS206にて行われる。
露光後タイマsの計測値の方が設定値Sよりも大きい場合は、上記したようにステップS202にて、初期判定フラグが設定されているか否かを判定し、設定されている場合はステップS204へ進み、一定周期TをT2(<T1)にして姿勢検出間隔を短くする。一方、初期判定フラグが設定されていない場合はステップS203へ進み、通常通りの一定周期T(=T1)の間隔で姿勢検出を行う。なお、初期判定フラグが設定されるのは、例えば電源起動時や再生切換え時の初期画面を表示する際に姿勢情報を早く反映させたい場合である。また再生時の省電力モードなどで像振れ補正機構の通電が遮断された時にリセットされる。
また、ステップS113の露光開始後のステップS205においても、上記ステップS204と同様に、露光中の姿勢情報を早く反映させるために姿勢検出の間隔を短く(T=T2)する。
上記実施例2によれば、設定時間Sが経過するまでは、PD制御からPID制御にレンズ制御特性を切り換えないようにして、積分補償係数の不連続部分にて姿勢検出が行われないようにしている。よって、PD制御からPID制御に切り換わったときの姿勢検出に誤判定がなくなる。また、初期画面表示時などに正確且つ迅速に姿勢情報が反映できることになる。
上記の各実施例では、画像振れを補正するための補正手段として、補正レンズ103を用いているが、本発明は、可変頂角プリズムや光軸と垂直な平面上で移動することにより振れ補正する撮像部109にも適用できる。例えば、光軸と垂直な平面上で移動することにより振れ補正する撮像部109の場合、図7に示すような構成にすることが可能である。
ここで図7に示す、補正手段について説明する。109は撮像部であり、901,902は駆動コイル、903,904は可動部の位置検出を行うホール素子である。ここで可動部とは、撮像部109を含む部分である。905,906,907,908はマグネットである。また、909は第1の保持部、910は第1の保持部909上に設けられた第1の案内部、911は第2の保持部、912は第2の保持部911上に設けられた第2の案内部、913は筐体に固定される第3の保持部を示す。また、914は第1の保持部909と図示しない固定部との間に設けられた第1の弾性体であり、915は第2の保持部911と図示しない固定部との間に設けられた第2の弾性体を示す。第1の案内部910と第2の案内部912が案内する方向は互いに直交している。また、撮像部109を備えた第1の保持部909は第1の弾性体914及び第2の弾性体915によって弾性支持されている。
このように構成することにより、撮像部109を光軸に直交する平面で移動させることが可能となり、実質的に、撮像光学系に含まれる補正レンズ103を移動させる構成と同様なものとなる。
(本発明の実施例の対応)
補正レンズ及びその保持部材(不図示)が本発明の可動体に、振れセンサ201,202が振れ検出手段に、ホール素子209,210が、振れ補正時における可動体の位置を検出する位置検出手段に、それぞれ相当する。また、防振制御部203,204が、本発明の、振れ信号に応じて決定される可動体の振れ補正の目標位置を算出する算出手段に、ドライブ部207,208が可動体を駆動する駆動手段に、それぞれ相当する。
また、PID制御部205,206が、本発明の、位置が目標位置に収束するように可動体を駆動するための指令信号を生成し、駆動手段に出力する帰還制御手段に相当する。この帰還制御手段は、露光前後と露光中とで前記指令信号を生成する際の帰還制御特性を変更する。また、比例制御と積分制御と微分制御を選択的に組み合わせた制御を基本とし、可動体の位置と目標位置との偏差に基づいて、比例補償係数と積分補償係数と微分補償係数とを決定する。また、露光前後の際は、比例補償係数、積分補償係数および微分補償係数による第1帰還制御特性により指令信号を生成し、露光中は、比例補償係数および微分補償係数による第2帰還制御特性により指令信号を生成する。
また、姿勢検出部211が、本発明の、指令信号の生成時に用いられる駆動に関する信号により当該撮像装置の姿勢を検出し、撮影設定に反映させるための姿勢情報を出力する姿勢検出手段に相当する。この姿勢手段は、帰還制御手段での帰還制御特性が、第1帰還制御特性であるときには、このときに用いられる駆動に関する信号に相当する積分補償係数により当該撮像装置の姿勢を検出する。また、第2帰還制御特性であるときには、第1帰還制御特性から第2帰還制御特性に変更される直前に保持される駆動に関する信号に相当する積分補償係数により当該撮像装置の姿勢を検出する。また、前回の露光動作が終了した後、設定される一定時間、姿勢検出を行わない。また、初期画面表示時には、通常の姿勢検出周期よりも早めに姿勢検出を行う。
本発明の実施例1に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 図1の補正レンズ駆動制御部の構成を示すブロック図である。 図2の防振制御部の構成を示すブロック図である。 図2のPID部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る撮像装置において行われる振れ補正動作と姿勢検出の手順を説明するフローチャートである。 本発明の実施例2に係る撮像装置において行われる振れ補正動作と姿勢検出の手順を説明するフローチャートである。 本発明における可動体の他の例を示す斜視図である。
符号の説明
103 補正レンズ
104 補正レンズ駆動制御部
112 表示部
115 操作部
117 姿勢制御部
118 制御部
201 ピッチ方向のセンサ部
202 ヨー方向のセンサ部
203 防振制御部
204 防振制御部
205 PID制御部
206 PID制御部
209 ホール素子
210 ホール素子
211 姿勢検出部

Claims (5)

  1. 補正手段を保持すると共に、画像の振れを補正する方向に駆動される可動体と、
    振れを検出して振れ信号を出力する振れ検出手段と、
    振れ補正時における前記可動体の位置を検出する位置検出手段と、
    前記振れ信号に応じて決定される前記可動体の振れ補正の目標位置を算出する算出手段と、
    前記可動体を駆動する駆動手段と、
    前記可動体の位置が前記目標位置に収束するように前記可動体を駆動するための指令信号を生成し、前記駆動手段に出力する帰還制御手段と、
    前記指令信号の生成時に用いられる駆動に関する信号により当該撮像装置の姿勢を検出し、撮影設定に反映させるための姿勢情報を出力する姿勢検出手段とを有する撮像装置において、
    前記帰還制御手段は、露光前後と露光中とで前記指令信号を生成する際の帰還制御特性を変更し、
    前記姿勢検出手段は、前記帰還制御特性の変更に伴って、姿勢検出の際に用いる前記駆動に関する信号を変更することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記帰還制御手段は、比例制御と積分制御と微分制御を選択的に組み合わせた制御を基本とし、前記位置と前記目標位置との偏差に基づいて、比例補償係数と積分補償係数と微分補償係数とを決定するものであり、
    前記露光前後の際は、前記比例補償係数、前記積分補償係数および前記微分補償係数による第1帰還制御特性により前記指令信号を生成し、前記露光中は、前記比例補償係数および前記微分補償係数による第2帰還制御特性により前記指令信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記姿勢検出手段は、前記帰還制御手段での帰還制御特性が、前記第1帰還制御特性であるときには、このときに用いられる前記駆動に関する信号に相当する前記積分補償係数により当該撮像装置の姿勢を検出し、前記第2帰還制御特性であるときには、前記第1帰還制御特性から前記第2帰還制御特性に変更される直前に保持される前記駆動に関する信号に相当する前記積分補償係数により当該撮像装置の姿勢を検出することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記姿勢検出手段は、前回の露光動作が終了した後、設定される一定時間、姿勢検出を行わないことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記姿勢検出手段は、初期画面表示時には、通常の姿勢検出周期よりも早めに姿勢検出を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の撮像装置。
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