JP2009147254A - 電子ビーム描画装置の描画方法及び電子ビーム描画装置 - Google Patents

電子ビーム描画装置の描画方法及び電子ビーム描画装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は電子ビーム描画装置の描画方法及び電子ビーム描画装置に関し、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する時、縮小率の設定に対して最適なフィールド幅の高さ補正係数を算出してフィールド幅に対する描画精度の低下を防止することを目的としている。
【解決手段】ファインピッチコントロール描画機能及び最小インクリメント可変描画機能を用いて試料にパターンを描画する場合において、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する時に、縮小率の設定に対して最適なフィールド幅の高さ補正係数を算出する演算制御手段と、算出した高さ補正係数に基づいて試料に描画を行なう描画手段、とを含んで構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は電子ビーム描画装置の描画方法及び電子ビーム描画装置に関し、更に詳しくはフィールド幅に対する描画精度の低下を防止するようにした電子ビーム描画装置の描画方法及び電子ビーム。
電子ビーム描画装置は、ウェハやマスク上に微細パターンを描画する装置であり、超微細デバイスや量子細線などのナノメートル領域の超微細パターンの描画に不可欠なものである。電子ビーム描画装置は、電子ビーム形状によってスポットビーム方式と、可変成形ビーム方式と、プロジェクションビーム方式に大別される。
通常、電子ビーム描画装置はビーム偏向(走査と位置決め)と材料移動を組み合わせて材料(ウェハやマスク)上に図形を描画する。ここで、描画方式には、ベクタ走査方式とラスタ走査方式とがある。スポットビーム方式におけるベクタ走査方式は、スポットビームを2次元平面の一定範囲(フィールド)内で電気的にランダムにジャンプして図形の位置を決め、その図形(矩形,台形,線)領域をビーム走査して塗りつぶすことにより図形を生成する。
フィールド内全ての図形を塗りつぶし走査している間、材料(試料)は停止している。フィールド内の図形描画が終了後、次のフィールドに材料を移動させる。この方式をステップ&リピート方式という。この走査と移動を繰り返して材料全域を描画するようになっている。
電子ビーム描画装置において、材料全域を描画する時に材料面(描画面)の高さが変化すると、フィールドの幅が変化し、フィールドの回転が生じるため、描画精度が低下する。そこで、描画面の高さを測定する機能を持つ電子ビーム描画装置では、描画面の高さが変化しても、描画面においてフィールド幅と回転が変化しないようにビーム偏向電圧を補正して、描画精度を向上させている。
更に、スポットビーム方式かつベクタ走査方式の電子ビーム描画装置では、描画面の高さに従ってフォーカス補正を行ない、その補正に従って生じるフィールド幅と回転のずれについても同様の方法で同時に補正している。ここで、フォーカス補正のために対物レンズの励磁電流を変化させると、磁界分布の変化によってフィールドの幅と回転が変化するものである。
その補正方法を以下に説明する。ここでは、説明を簡易にするため、4極子の偏向器の場合について説明する。対向する電極にはそれぞれ正と負の等しい電圧がそれぞれ印加されるため、説明は一方の電極に印加する電圧のみについて記述する。また、8極子の偏向器の場合については対角成分への電圧をXY軸上の電圧に対して√2倍するのみで同様である。
先ず、理想のフィールド面内のXY軸上において電子ビームをある位置(x,0),(0,y)に走査するための電圧Vx(x)、Vy(y)を予め決定しておく。フィールド中心を位置(0,0)とすると、理想のフィールドからフィールド幅と回転がずれた場合の走査電圧Vx(x)’、Vy(y)’は以下の式で与えることができる。
Vx(x)’=Vx(x)+(a・Vx(x))+(c・Vy(y)) (1)
Vy(y)’=Vy(y)+(b・Vy(y))+(d・Vx(x)) (2)
ここで、(1)式と(2)式の第2項と第3項はそれぞれフィールド幅と回転の補正の項であり、比例係数a,bとc,dを用いて線形補正を行なっている。比例係数a,b,c,dは描画面の高さhによって決まる値であり、以下のように線形関係で決定することができる。
a=a1・h (3)
b=b1・h (4)
c=c1・h (5)
d=d1・h (6)
ここで、比例係数a1,b1とc1,d1はそれぞれフィールド幅と回転の高さ補正係数として実際の装置で測定して決定している。
ところで、スポットビーム方式且つベクタ走査方式の電子ビーム描画装置において、描画フィールドを縮小して描画するファインピッチコントロール描画機能と最小インクリメント可変描画機能がある。これらの機能により、描画するパターンの間隔、幅、長さ(線パターンの場合は間隔と長さ)、ステージ移動距離をフィールド縮小率の割合で一律に変えた描画ができ、最小走査ステップ以下の分解能でパターン描画が可能となる。
ファインピッチコントロール描画機能と最小インクリメント可変描画機能は、電子ビームの走査電圧とステージ移動距離を変更して行なう。通常、電子ビーム描画装置において、電子ビーム走査はデジタル制御で行なっている。そのため、ビーム走査時の材料面上のビーム位置は図3に示すようにXY面の格子点(デジタル制御によって構成されるもの)にそれぞれ位置する。また、XY面の格子点の間隔は電子ビームの走査電圧の重み(デジタル信号の1ステップ電圧幅)によって決定される。
従って、ある矩形パターン(図3の(a))を電子ビームの走査電圧の重みを変更することによってXY面の格子点の間隔を変更すると、その割合で描画するパターンの間隔、幅、長さ(線パターンの場合は間隔と長さ)を変更できる(図3の(b))。図3はファインピッチコントロール描画機能と最小インクリメント可変描画機能の説明図である。(a)はファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能を使用しない時のパターン図形を、(b)はファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能を使用した時のパターン図形をそれぞれ示している。(b)の方が(a)よりも描画サイズが縮小されていることが分かる。
電子ビームの走査電圧の重みを変更すると、電子ビームのフィールドが変化するため、ステージ移動距離もその割合で変更し、フィールド間に重なりや隙間が生じないようにしている。ファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能の描画においても、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正して、描画精度を向上させている。補正時のフィールド幅と回転の高さ補正係数はファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能を使用しない時(縮小率1の時)の値をそのまま用いている。
従来のこの種の装置としては、電子ビーム描画装置で、図形処理回路に輪郭分解部を設け、輪郭図形と内部図形とに分割し、輪郭部分はショットピッチを細かくし、内部の図形はショットピッチを粗くして描画する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。また、粗動移動手段に対する微動移動手段の相対的な変位を測定すると共に、この変位を利用して移動手段の高精度の位置決めを行ない、オートフォーカス手段で対物レンズをZ方向に移動させることにより、微小スポットの焦点位置を常に加工物の表面位置に維持する技術が知られている(例えば特許文献2参照)。
また、被描画材上にスポットビームで描画する電子ビーム描画装置において、斜め描画パターンの輪郭部を抽出する処理と、該パターン輪郭部の図形配置位置を変更する処理とを設けて、斜め描画パターンを描画する技術が知られている(例えば特許文献3参照)。
特開平8−195339号公報(段落0013〜0015、図1) 特開平8−203810号公報(段落0017〜0025、図1、図2) 特開平11−31651号公報(段落0024〜0040、図1、図2)
前述したファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能を用いて描画する場合において、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する時、フィールド幅の高さ補正係数はファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能を使用しない時(縮小率1の時)の値をそのまま用いている。そのため、実際に描画を行なうと、フィールド幅に対する描画精度が低下している。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、ファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能を用いて描画する場合において、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する時、縮小率の設定に対して最適なフィールド幅の高さ補正係数を算出してフィールド幅に対する描画精度の低下を防止することができる電子ビーム描画装置の描画方法及び電子ビーム描画装置を提供することを目的としている。
(1)請求項1記載の発明は、スポットビーム方式かつベクタ走査方式の電子ビーム描画装置において、描画面の高さ変化に対してフォーカス補正を行なう機能と、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する機能を組み込んだパターンの描画を行なう描画方法であって、ファインピッチコントロール描画機能及び最小インクリメント可変描画機能を用いて試料にパターンを描画する場合において、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する時に、縮小率の設定に対して最適なフィールド幅の高さ補正係数を算出し、算出した高さ補正係数に基づいて試料に描画を行なう、ことを特徴とする。
(2)請求項2記載の発明は、スポットビーム方式かつベクタ走査方式の電子ビーム描画装置において、描画面の高さ変化に対してフォーカス補正を行なう機能と、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する機能を組み込んだパターンの描画を行なう電子ビーム描画装置であって、ファインピッチコントロール描画機能及び最小インクリメント可変描画機能を用いて試料にパターンを描画する場合において、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する時に、縮小率の設定に対して最適なフィールド幅の高さ補正係数を算出する演算制御手段と、算出した高さ補正係数に基づいて試料に描画を行なう描画手段、とを含んで構成されることを特徴とする。
(1)請求項1記載の発明によれば、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する時に、縮小率の設定に対して最適なフィールド幅の高さ補正係数を算出し、算出した高さ補正係数に基づいて試料に描画を行なうことで、ファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能を用いて描画する場合において、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する時、縮小率の設定に対して最適なフィールド幅の高さ補正係数を算出してフィールド幅に対する描画精度の低下を防止することができる電子ビーム描画装置の描画方法を提供することができる。
(2)請求項2記載の発明によれば、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する時に、縮小率の設定に対して最適なフィールド幅の高さ補正係数を算出する演算制御手段と、算出した高さ補正係数に基づいて試料に描画を行なう描画手段、とを含んで構成されることにより、ファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能を用いて描画する場合において、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する時、縮小率の設定に対して最適なフィールド幅の高さ補正係数を算出してフィールド幅に対する描画精度の低下を防止することができる電子ビーム描画装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明は、ファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能の描画において、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のズレを補正する時、縮小率の設定に対する最適なフィールド幅の高さ補正係数を自動的に算出するものである。
本発明は、ファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能の描画において、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のズレを補正する時、縮小率の設定に対する最適なフィールド幅の高さ補正係数を自動的に決めるものである。
図1は本発明の動作説明図である。図において、EBは電子ビーム、31は偏向中心、32は偏向器である。L1は第1の描画面(描画面1)、L2は第2の描画面(描画面2)である。図に示すように電子ビームEBの偏向角をαとして、描画面の高さ変化によって生じるフィールド幅のズレΔを求める。つまり、電子ビームEBが描画面1に焦点を結んだ場合と、描画面2に焦点を結んだ場合の描画面1と描画面2間の距離をhとする。Δは電子ビームEBがL1に焦点を結んだ場合とL2に焦点を結んだ場合のX方向の位置ずれである。
ビーム偏向角αが十分に小さいとすると、Δは以下の式で表すことができる。
Δ=(1−h)・α−1・α=−h・α (7)
ここで、フィールド幅のズレΔは、(1),(2)式の第2項を示している。従って、(3),(4)式のフィールド幅の高さ補正係数a1とb1に対して、
a1∝α
b1∝α
が成立する。
一方、ファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能の描画において、縮小率γ(γ<1とする)とすると、ビーム偏向角はα・γとなる。従って、縮小率γに対する最適なフィールド幅の高さ補正係数a1’、b1’は
a1’=a1・γ (8)
b1’=b1・γ (9)
と算出される。
従って、ファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能の描画において、各々の縮小率の設定に対して最適なフィールド幅の高さ補正係数a1’,b1’を(8),(9)式によって算出し、それを(3),(4)式に適用し、(1),(2)式によって走査電圧を制御して描画を行なうと、理想のフィールドからフィールド幅と回転がずれた場合の走査電圧Vx(x)’とVy(y)’を決定することができ、描画精度の低下を防止することができる。
次に、本発明の実施の形態について説明する。図2は本発明の実施の形態を示す構成図である。XY駆動ステージ1は、架台(真空チャンバ)13内に固定されている。電子ビーム3は電子銃11から照射され、ブランキング電極10、ズームレンズ9、対物絞り7、偏向器5、非点収差補正器6、対物レンズ4を用いて描画材料2上に結像されている。対物レンズ4及び偏向器5、非点収差補正器6は架体13に固定され、描画材料2上に配置されている。
対物絞り7は、対物絞り位置調整機構8に固定され、対物レンズ4及び偏向器5、非点収差補正器6上に配置されている。対物絞り7には1個から複数個の円形孔が開いており、それぞれの円形孔を選択できるようになっている。対物絞り位置調整機構8は、架体13に固定され、対物絞り7の切り替えや位置調整ができるようになっている。
ズームレンズ9は、架体13上に固定され、対物絞り7上に配置されている。ブランキング電極10は、架体13に固定され、ズームレンズ9上に配置されている。電子銃11は架体13に固定され、ブランキング電極10上に配置されている。電子銃11は電子ビーム3を照射している。高さ測定器12は、架体13に固定され、描画材料2上に配置され、描画材料2上の電子ビーム3を照射している位置の高さを測定している。架体13内は真空となっている。
電子銃制御系14は電子銃11を制御している。ビームブランキング制御系15はブランキング電極10を制御して、電子ビーム3を描画材料2上に照射又は非照射している。電子光学系制御系16は、対物レンズ4とズームレンズ9を制御して電子ビーム3の描画材料2上へのフォーカス調整及び縮小比を変更している。ビーム走査制御系17は、偏向器5を制御して電子ビーム3を描画材料2上で走査している。非点収差補正器制御系18は、非点収差補正器6を制御して電子ビーム3の非点収差を補正している。
XY駆動ステージ制御系19は、XY駆動ステージ1を駆動している。信号検出系20は、2次電子や反射電子検出器(図示せず)、高さ測定器などの信号を検出している。制御CPU21は、電子銃制御系14、ビームブランキング制御系15、電子光学系制御系16、ビーム走査制御系17、非点収差補正器制御系18、XY駆動ステージ制御系19を制御している。21aは本発明による電子ビーム描画方法を実現する高さ補正算出プログラムである。描画データファイル22は、矩形、台形、線図形データやチップデータファイル等から構成され、制御CPU21と接続されている。このように構成された装置の動作を説明すれば、以下の通りである。
先ず、図2に示す装置の動作を概説する。電子銃11からの電子ビーム3は、電子銃制御系14の制御の下出射される。途中、ブランキング電極10により電子ビーム3のオン/オフが制御される。該ブランキング電極10は、ビームブランキング制御系15によりそのオン/オフが制御される。ブランキング電極10を通過した電子ビーム3はズームレンズ9に入り、集束される。該ズームレンズ9は、電子光学系制御系16により制御される。ズームレンズ9を通過した電子ビーム3は、対物絞り7により絞られる。この対物絞り7は不要な電子ビームを遮断するためのものである。該対物絞り7は、対物絞り位置調整機構8により、最適な径の絞りが選択される。
対物絞り7を通過した電子ビーム3は、2段の偏向器5によりXY平面上を走査される。偏向器5は、制御CPU21によりビーム走査制御系17に制御信号が送られ制御される。
2段の偏向器5の間には非点収差補正器6が設けられ、電子ビーム3の収差補正を行なう。該非点収差補正器6は、非点収差補正器制御系18により制御される。電子ビーム3は、対物レンズ4により描画材料2上に焦点を結ぶ。この時、XY駆動ステージ1上に載置された描画材料2の高さを高さ測定器12により測定し、信号検出系20に与える。
この場合において、描画データファイル22に格納されている描画データは、制御CPU21により読み込まれ、該制御CPU21は、描画データに基づいて、電子銃制御系14,ビームブランキング制御系15,電子光学系制御系16,ビーム走査制御系17,非点収差補正器制御系18,XY駆動ステージ制御系19を制御する。この結果、描画材料2上には、対物レンズ4で描画材料2に電子ビーム3が焦点を結び描画パターンが描画される。この描画中に、高さ測定器12は描画材料2の描画面を常時測定し、測定結果を信号検出系20を介して制御CPU21に与える。このような描画の過程において、高さ補正係数算出プログラム21aは、後述する高さ補正を行ない、最適なビーム描画を行なうことができる。
先ず、最初に制御CPU21内に、ファインピッチコントロール描画機能の縮小率γに対して自動的に(8),(9)式に従ってフィールド幅の高さ補正係数を算出するプログラム21aを組み込んでおく。また、制御CPU21内にファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能を使用しない時のフィールド幅の高さ補正係数を予め実測によって決めておく。更に、描画データファイル22内にはファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能の縮小率γをパラメータとして組み込んでおく。
この状態で、描画データファイル22に記憶されているデータを制御CPU21に入力して描画を開始すると、制御CPU21内で高さ補正係数算出プログラム21aが最適なフィールド幅の高さ補正係数を(8),(9)式に従って自動的に算出する処理を行なう。その後、電子ビーム3を制御して描画を行なう。描画中、描画材料2上の高さ変化を高さ測定器12と信号検出系20によって測定する。
これにより得られた描画面の高さ変化に対して、電子光学系制御系16は対物レンズ4を制御して描画面上に電子ビーム3をフォーカスする。その後高さ補正係数算出プログラム21aは、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを(1)〜(6)式に従って補正する。ビーム走査制御系17は、(1),(2)式に従って偏向器5を制御して描画を行なう。
このように、本発明によれば、ファインピッチコントロール描画機能や最小インクリメント可変描画機能を用いて描画する場合において、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する時、縮小率の設定に対して最適なフィールド幅の高さ補正係数を自動的に算出してフィールド幅に対する描画精度の低下を防止することができる電子ビーム描画装置の描画方法及び電子ビーム描画装置を提供することができる。
本発明の動作説明図である。 本発明の実施の形態を示す構成図である。 ファインピッチコントロール描画機能と最小インクリメント可変描画機能の説明図である。
符号の説明
1 XY駆動ステージ
2 描画材料
3 電子ビーム
4 対物レンズ
5 偏向器
6 非点収差補正器
7 対物絞り
8 対物絞り位置調整機構
9 ズームレンズ
10 ブランキング電極
11 電子銃
12 高さ測定器
13 架体(真空チャンバ)
14 電子銃制御系
15 ビームブランキング制御系
16 電子光学系制御系
17 ビーム走査制御系
18 非点収差補正器制御系
19 XY駆動ステージ制御系
20 信号検出系
21 制御CPU
21a 高さ補正係数算出プログラム
22 描画データファイル

Claims (2)

  1. スポットビーム方式かつベクタ走査方式の電子ビーム描画装置において、描画面の高さ変化に対してフォーカス補正を行なう機能と、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する機能を組み込んだパターンの描画を行なう描画方法であって、
    ファインピッチコントロール描画機能及び最小インクリメント可変描画機能を用いて試料にパターンを描画する場合において、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する時に、縮小率の設定に対して最適なフィールド幅の高さ補正係数を算出し、
    算出した高さ補正係数に基づいて試料に描画を行なう、
    ことを特徴とする電子ビーム描画装置の描画方法。
  2. スポットビーム方式かつベクタ走査方式の電子ビーム描画装置において、描画面の高さ変化に対してフォーカス補正を行なう機能と、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する機能を組み込んだパターンの描画を行なう電子ビーム描画装置であって、
    ファインピッチコントロール描画機能及び最小インクリメント可変描画機能を用いて試料にパターンを描画する場合において、描画面の高さ変化とそれに伴うフォーカス補正によるフィールド幅と回転のずれを補正する時に、縮小率の設定に対して最適なフィールド幅の高さ補正係数を算出する演算制御手段と、
    算出した高さ補正係数に基づいて試料に描画を行なう描画手段、
    とを含んで構成されることを特徴とする電子ビーム描画装置。
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